リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2013年3月31日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、28日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、21日から停止中。
水処理装置、SARRY、22日から運転中。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(3月31日 午後3時00分現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年3月30日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、28日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、21日から停止中。
水処理装置、SARRY、22日から運転中。

多核種除去設備ALPSのホット試験をA系で09:56より開始


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(3月30日 午後3時00分現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年3月29日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 16.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、昨日28日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、21日から停止中。
水処理装置、SARRY、22日から運転中。


その他


多核種除去設備ALPSのホット試験を明日からA系で開始する予定。
福島第一原子力発電所多核種除去設備(ALPS)の概要等(PDF 593KB)
処理水を使って放射性物質の除去性能(1000-2000m3処理後に判断)および除去性能が維持されること(30000m3処理(約121日)後に判断)を確認する。運転にともなうリスクへの対応、実験室での処理能力など記載あり。

月末なので、作業者の被ばく状況評価を厚労省へ提出。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について (プレスリリース)

実施計画の補正を規制委へ提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の補正について (プレスリリース)
福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画の一部補正について(PDF 37.5KB)
22日に出した補正に続いて、2回目の補正を出した。
施設運営計画や保安規定は実施計画に統合され、認可後は実施計画で運営されることになる。

建屋内遠隔除染技術の開発」で2Fで実施している実証試験(2012年12月25日の中長期対策会議の項を参照)の様子。
日立GEニュークリア・エナジー株式会社(2:40)(動画)
株式会社東芝(4:08)(動画)
三菱重工業株式会社(3:49)(動画)

2Fの復旧計画書の改訂(1号機の海水系配管のゴムライニングの補修(3月6日参照)の追加)。2号機(2月15日に復旧作業完了)の実施状況報告に実績を反映。
福島第二原子力発電所原子力事業者防災業務計画に基づく復旧計画書(改訂4)の提出ならびに2号機復旧完了に伴う復旧計画に係る実施状況報告(中間報告)の再提出について (プレスリリース)

27日に予告したテレビ会議映像のマスキングしたものを公開した。
追加で提供させていただくテレビ会議録画映像一覧(PDF)
「TV会議録画映像」の録画内容(PDF)
テレビ会議録画映像(事故発災~平成23年3月15日:113箇所)(映像へのリンク)

(18日夜の停電の復旧作業で、仮設3/4号M/C (A)周辺でPHSが不通だったという話があるが、という質問に答えて)構内のPHSの中継局は津波の影響で機能していないものがあり、これを順次復旧している。ただし、建屋内でほとんど人の行かない場所は、現在、復旧の対象としていない。


今日、第3回原子力改革監視委員会があった。
第3回原子力改革監視委員会(改革監視委員会のサイト)
改革監視委員会は、原子力改革特別タスクフォースの提出した改革プランを妥当なものと評価する。ただし、「国会事故調への虚偽説明」および「福島第一停電事故(18日夜の停電)」での対応をみると、このプランの組織への浸透を一層加速する必要を感じる。今後はこれについて定期的にチェックし、結果を公表したい。
第三回原子力改革監視委員会資料の配布について (プレスリリース、改革プランの資料)
18日夜の停電では、事態の進展を恐れた人たちが避難にそなえてガソリンスタンドに待ち行列を作るということもあったようで、使用済燃料プールの冷却は数日停止しても問題ないという技術的な判断とは別に、周辺地域の人々の心情に配慮する必要があるのだという認識を社長自らが持つに至ったらしい。改革プランには、リスクコミュニケーター(RC)を導入すること、RCが原発プラントのもつリスクを正面から社会に向け発信すること、RCが社会の反応を経営層に伝えることで社会からどう見られているのかという感覚を社内で共有すること、などが盛り込まれている。これらのプランは18日以前から考えられてたんだろうけれど、今回の停電を経て、さらに実感を持ってその必要性が理解されたのではないか。


今日、規制委の特定原子力施設監視・評価検討会(第7回)があった。


ニコ生
【3/29 17:30開始】東京電力 記者会見

Twilog/Togetter
ドラえもん(@jaikoman)/2013年04月01日 - Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年04月02日 - Twilog
2013年3月29日『東京電力 第3回原子力改革監​視委員会&原子力改革特別タス​クフォース 記者会見』実況まとめ


2013年3月28日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 17.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 75.1KB)(4月10日公開)
3月11日のブローアウトパネル閉止後、初めて排気設備で実施した。131I、134Cs、137CsのいずれもND。
2号機T/B地下たまり水移送、25日から停止していたが10:22に再開。

3号機T/B地下たまり水移送、22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、21日から停止中。
水処理装置、SARRY、22日から運転中。


その他


今日、廃炉対策推進会議事務局会議第1回会合があった。ここで、中長期ロードマップの進捗について報告した。
【資料1】プラントの状況(1.25MB) 
【資料2】中長期ロードマップ進捗状況(概要版)(1.95MB) 
【資料3】個別の計画毎の検討・実施状況(9.38MB) 
炉注水と汚染水処理の循環ライン縮小の検討(通し番号で3頁)。現状の大循環は今年6月末に運転開始予定のCST循環へと短縮され、さらにH28年度末に炉注水の建屋内循環を開始する予定だが、汚染水処理の循環の短縮も含めて早期の循環ライン縮小について検討した。この結果、建屋内循環の開始をH26年度末に前倒しする、汚染水処理の循環ラインの短縮はこれに合わせて行うのが有効である、と結論。
3号機使用済燃料プール浄化(塩分除去)の終了(14頁)
多核種除去設備ALPSのホット試験と本格運転のスケジュール(19頁)。30日にホット試験開始の見込み。7月末まで実施予定(実働121日)。6月中に除去性能の確認・評価をおこない、改善策をまとめる。8月中に除去性能維持の確認・評価をおこない、B系のホット試験を開始。
地下水バイパスの進捗(22頁)。水質検査の結果について経過報告あり。4月上旬にA系(揚水井No.1-4)の水質分析を完了、4月下旬に試運転を開始して稼働開始前の水質確認を完了する予定。
タンク増設計画の半期報告(40頁)。現在実施中の増設計画でH25年度上期中を目途に約12.6万m3を追設して約45万m3まで増やす予定。H27年中頃までに最大で必要となる70m3を確保するために、敷地南側エリア(10m2)に最大約30m3追設する。このため、地質調査、地形測量と計画検討を実施中。また、増設と並行して、地下水流入量の抑制(地下水バイパス)、RO濃縮水の低減(ALPS)、循環ループの縮小を早期に実現し、たまり水の発生量を抑制・低減する。
敷地境界における追加的被ばく線量の低減策(55頁)。3月末時点で1mSv/yearを達成。タンク類の線量評価法を見直し(これまでは複数のタンクをまとめて1個と見なして簡易評価をしていたが、実際の個数、形状、配置を模擬した詳細評価を実施中)。
2号機R/Bブローアウトパネル開口部閉止と排気設備調整運転(58頁)。11日に閉止完了。その後、排気設備の調整運転に入り、4月から運用開始の予定。
今月の追加的放出放射能量評価(64頁)。前月と変わりなく0.1億Bq/h(1号機0.003億Bq/h、2号機0.006億Bq/h、3号機0.02億Bq/h)。これによる敷地境界の空気中濃度は134Cs、137Csともに1.4×10-9Bq/cm3(実測値はともにND、検出限界は134Csが1×10-7Bq/cm3、137Csが2×10-7Bq/cm3)、敷地境界における被ばく線量は0.03mSv/yearと評価。2号機はブローアウトパネル開口部閉止により、放出量測定が排気設備の出口に変更となる、変更後の評価は4月に公表予定。
港湾内への繊維状吸着材浄化装置の設置(67頁)。1-4号機取水路開渠内を浄化するために運転してきた循環型海水浄化装置は、開渠内の海水量(約16万m3)に対して処理流量が少なく(約20m3/h)、十分な浄化効果は確認できていない(性能の実績や改善については2012年4月23日、7月30日も参照)。1-4号機取水路開渠内では一部、告示濃度を超えているエリアがあり、これを改善するために繊維状吸着材浄化装置を導入する。モール状繊維にCs吸着材(フェロシアン化合物)を付加したものをアングル鋼で組んだ枠内につり下げ、これを海中に沈めて水中ポンプで水流を付与し、海水中のCsを吸着させる。まず、Cs濃度の高い3号機取水口前面のシルトフェンス内側に設置(3月末着手)、続いて2、4号機取水口前面シルトフェンス内側(6月末目途)、2、3、4号機スクリーンポンプ室やその他、海水の濃度を見ながら設置していく予定。
港湾内海水の放射能濃度低減に関する専門科による検討会の設置(77頁)。港湾内の一部で放射能濃度が告示濃度を超えている件について、その要因や対策について信頼性のある形で検証をおこなうために、専門家による検討会を4月上旬に設置し、5月末までを目途に検証結果を示す。
事務本館休憩室・免震重要棟前休憩室および免震重要棟の線量低減対策(80頁)。屋上のコンクリート撤去、床・壁遮蔽など、建物ごとに影響が高い放射線源を抑制する対策を実施。25%以上の低線量化が図られ、目標線量の10μSv/hを達成した。
3号機R/B上部ガレキ撤去作業の進捗(89頁)
4号機R/Bカバーリング工事進捗(90頁)
3号機使用済燃料プール内調査結果(91頁)。2月14-18日に実施。プール内のガレキの状況を見える範囲で把握した(写真あり)。燃料交換機の東側は5階床面に支持され、西側は燃料ラック5基(推定)の上にのっている。これらの燃料ラックの耐荷重は燃交機などの荷重より十分に大きい。また、水質測定の結果から、現時点で燃料集合体が大量に損傷している可能性は低いと推定。なお、当面は使用済燃料プールを養生してオペフロ上のガレキ撤去をおこなう。
4号機燃料取出し用カバー鉄骨建方工事の進捗(98頁)
乾式貯蔵キャスク1基目の点検結果報告(100頁)
R/B小部屋内調査の計画・実施(116頁)。R/Bの格納容器に隣接する小部屋(1階はパーソナルエアロック室、MSトンネル室、SHCポンプ室、TIP室、2階はPS室、CUW Hx室、3階はFPCポンプ室など)をロボットで調査し、格納容器の調査・補修方法へ反映する。ロボットはPackBot、Quince2、FRIGO-MAを使い、雰囲気線量や映像データの取得をおこなう。今回計画しているのは、1号機パーソナルエアロック室(4月9日予定)と2号機MSトンネル室(4月16日予定)。残りの部屋は、建屋内線量低減の進捗を踏まえつつ、2014年度中の完了を目指す。
ガレキ・伐採木の保管状況(129頁)
ガレキ・伐採木の線量低減対策の進捗(130頁)
放射性廃棄物の処理・処分に関する研究開発計画(137頁)
放射性廃棄物に関する中長期的な保管計画(146頁)
構内で採取したガレキ・伐採木の放射能分析(148頁)
2号機ベント管下部周辺調査結果について(PDF形式:1,768KB)
2号機ベント管下部周辺調査の結果。今後は、調査装置の開発を待って(2014年2月以降)水没部からの漏えい個所特定をおこなう。それまでは既存技術による調査について引き続き検討する。
PCV下部補修(止水)のための止水材基礎試験の結果について(PDF形式:2,531KB)
PCV下部補修(止水)のための止水材基礎試験の結果。PCVからの水漏れを止めるために、ベント管バウンダリ工法(ベント管の途中を止水材でふさぐ)とダウンカマバウンダリ工法(S/C底部に止水材を貯めて、ダウンカマ出口をふさぐ)について検討中。このなかで、止水材の要素実験を実施した。
18日夜の停電の件で、原因と再発防止対策などについて、報告。
福島第一原子力発電所1~4号機所内電源系の停止事故について【概要】(PDF 553KB)
福島第一原子力発電所1~4号機所内電源系の停電事故について(PDF 534KB)
福島県の申し入れに対する回答(PDF 15.8KB)
電源関係の対策:共用プールの電源二重化を前倒す検討をする、高圧電源盤のケーブル貫通部の開口部閉止、など。遠隔監視設備の対策:停電により使用済燃料プールの遠隔監視が不能になり復旧に時間を要する原因となったので、対策を検討する。また、復旧時間短縮のため、手順の整備や訓練などを検討する。
関連して、原子炉注水、格納容器ガス管理システム、窒素ガス封入、共用プール冷却設備での事故時の早期復旧対策(設備の多重化など)についてまとめあり。
使用済燃料プール冷却機能の復旧に最長29時間かかったことについて、保安規定の制限値を超えるまでに時間的余裕(4日以上)があったので安全かつ確実な復旧方策をとったが、原因調査と復旧作業を並行することでより短時間の復旧も可能であった。また、通報連絡や公表の初期に時間を要したことについては、社会的な不安を引き起こしたことを反省している。燃料の冷却機能の計画外停止、所内電源の広範囲の停電、汚染水の敷地外漏えいの懸念など「社会的不安を惹起する事故」が社会に与える影響について、感度を上げて対応していく必要があると考えており、広報のやり方について今後検討していく。
(以下、3月29日の会見より)復旧作業に時間を要した一番の要因は、事故点を確定するのに時間がかかったこと。停止した電源装置に再び通電する前には、問題のある個所を切り離す必要がある。今回の事故では、短絡の原因となったネズミが導電部から離れてしまったので、事故後の調査でどこが短絡したのかを確定するのに手間がかかった。

ノーマスクエリアの拡大
放射線防護装備の適正化に係る運用変更について(ノーマスクエリアの拡大)(PDF 809KB)
多核種除去設備建設エリア(4月上旬)、キャスク仮保管設備建設エリア(4月上旬)、構内車両駐車場、構外車両駐車上建設エリア(4月下旬)、焼却炉設備建設エリア(4-5月)を順次ノーマスクエリア(全面マスク着用省略可)に設定する。また、車両汚染検査場の連続ダストモニターを設置していないレーンもノーマスク化する。

福島第一原子力発電所1~4号機における滞留水貯留タンク増設計画の原子力規制委員会への報告について(平成25年3月時点) (プレスリリース)

3月13日に川内博史・前衆院議員が1号機のIC周辺を視察した際に随行者がビデオ撮影に失敗した(詳細は3月15日参照)ため、今日、再度の視察が行われた。
平成25年3月28日、川内博史前議員 福島第一原子力発電所1号機 原子炉建屋4階ご視察時の映像 動画 (1)【31分58秒】 動画 (2)【32分07秒】

ニコ生
東京電力「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記者会見

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月29日 - Twilog

2013年3月27日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 16.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機格納容器への窒素ガス封入を14:12-14:20に停止。電源切替え作業のため。圧力容器への封入は継続した。

2号機T/B地下たまり水移送、25日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、21日から停止中。
水処理装置、SARRY、22日から運転中。フィルター洗浄のため07:54-14:23に停止。起動後15:00に定常流量に到達。


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第92報)(プレスリリース)

21日に共用プールへ輸送した乾式キャスク1基目の点検が終了した。
福島第一原子力発電所乾式貯蔵キャスク1基目の点検結果報告(PDF 851KB)
キャスク本体、中の使用済燃料(代表として3体を取出して点検)、ともに異常なし。今後は、キャスク仮保管設備へ移動して保管する。

今日おこなった漁業関係者への説明会の資料。
魚介類のサンプリング結果。20km圏内(2月28日、3月8日採取)、港湾内(2月22、25、27、28日、3月1、4、5日採取)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 1.40MB)
通し番号で7頁以降はこれまでのまとめで、魚種毎の最大値、最小値(7、8頁。2012年3-9月期と比べて2012年10月-2013年3月期のほうが100Bq/kg超が減っている)、港湾内の魚類捕獲状況(13頁。漁法、日時、場所別の捕獲数、核種分析結果など)、魚類対策(14頁。魚類移動防止や捕獲のための各対策の実施状況。東波除堤(1-4号機取水路開渠の東側を区画する堤)の海側に魚類移動防止のための仕切り網を23日に設置した)、海域サンプリングH25年度計画(16頁。海水、海底土、魚類のサンプリング計画)、海水中のCs濃度経時変化(17頁)、海底土のCs濃度経時変化(18頁)、港湾口に設置予定のブロックフェンスの案(19頁。現在、港湾口に設置している底刺し網は、船舶の運航にともない開閉する必要あり。これに代わって恒久的に魚類の出入を抑制するものとしてブロックフェンスの設置を検討した。大型船舶の航行水深(7.3m)を確保するため高さは1.5m。波浪で移動しないよう鋼材を使って重量を確保。奥行き2.2m、長さ9mのブロックに60cmのひさしを付け、これを港湾口に並べて隙間をチェーンのすだれでふさぐ。などなど)。
地下水バイパスの進捗
地下水バイパスの進捗状況について(PDF 1.34MB)
4月上旬に水質分析を完了し、下旬に試運転に入る予定。水質検査の結果(9-11頁)あり。
福島第一原子力発電所の港湾利用について(海上輸送の必要性)(PDF 249KB)

1月23日から3期目の公開をしているテレビ会議映像(3月23-29日と4月6-11日の分。1月18日参照)のなかから、報道関係から希望のあった部分について顔への追加マスキングをしたものを29日に公開する。6日に公開した分の追加分。
追加で提供させていただくテレビ会議録画映像一覧(予定)(PDF 16.0KB)


ニコ生
【3/27 17:30開始】東京電力 記者会見

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月27日 - Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月28日 - Twilog

2013年3月26日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 106KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度A系、作業にともない13日11:00-今日26日11:00まで欠測
1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置の電源二重化工事にともない、06:35-15:30に停止。停止時プール水温は14.0℃、再開時は14.5℃(停止中のプール水温上昇率評価値は0.076度/h運転上の制限は65℃)。

2号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度A系、作業にともない25日17:00-今日26日11:00まで欠測
2号機T/B地下たまり水移送、昨日25日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、21日から停止中。
水処理装置、SARRY、22日から運転中。


その他


24、25日実施の2号機トーラス室調査のための穿孔作業について資料を公開。
福島第一原子力発電所2号機トーラス室調査に伴う穿孔作業結果について(PDF 124KB)

明日、電源関係の工事にともない、1号機格納容器への窒素ガス封入を一時的に停止する予定。圧力容器への封入は継続する。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(3月27日 午後3時00分現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年3月25日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 126KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度A系、作業にともない13日11:00以降欠測

2号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度A系、作業にともない25日17:00以降欠測
2号機格納容器ガス管理システムの希ガスモニターB系、作業のため10:00-15:00に欠測
2号機トーラス室調査のため、R/B1階床で穿孔作業(22日参照)を実施。
福島第一原子力発電所2号機トーラス室調査に伴う穿孔作業結果について(PDF 124KB)(3月26日公開)
直径200mmの穴が貫通した。トーラス室のたまり水水面まで調査に支障となる干渉物のないことを確認した。計画線量3mSv、最大被ばく線量2.04mSv。
2号機T/B地下たまり水移送、22日から継続していたが09:55に停止。

3号機T/B地下たまり水移送、22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、21日から停止中。
水処理装置、SARRY、22日から運転中。

1-4号機取水路開渠北側のシルトフェンスを開閉した。遮水壁設置工事で実施中の先行削孔作業が物揚場付近から1-4号機取水路開渠内に移動するので、作業船を入れるため。


その他


18日夜に発生した停電の件。調査結果がまとまった。
福島第一原子力発電所における電源設備の停止に関する調査状況(PDF 350KB)
ネズミの死骸から電撃痕が確認された。また、死骸のあった場所の近くにネズミの糞とみられる異物を確認。このことから、小動物がM/Cの内部に入りうる状況があったと考えられる。仮設3/4号M/C (A)のすすけていた(5A)ユニット以外のユニットは非常にきれいな状態を保っていて異常なかった。
電源設備の遮断器や継電器の作動状況などから、原因は仮設3/4号M/C (A)であると推定。このM/Cの(5A)ユニット裏面側の導体部(端子)に短絡痕を確認したこと、同ユニット床面にネズミの死骸を確認したこと、他のユニットおよび母線には短絡痕がないことから、小動物(ネズミ・全長25cm)が(5A)ユニットの導体部に接近したことによりアークが発生し、相間短絡から伸展し三相短絡に至ったと推定される。これにより、プロセス後備M/C-プロセス常用M/C-仮設3/4号M/C(A)間に過電流が発生して、これらのM/Cで遮断器が作動して電源停止し、3、4号機使用済燃料プールや共用プールの冷却が停止、さらに他のM/Cも瞬停による電位変動の影響を受け、1号機使用済燃料プール2次系や窒素ガス分離装置(B)が停止したものと推定。
仮設3/4号M/C(A)のケーブル入線個所はシート養生で隙間をふさいでいるが、この養生が一部はがれてネズミが侵入した可能性がある。停電後の調査でこの養生をはがしてしまったので、侵入の跡があったかどうかは不明。このM/Cは毎週巡視点検をおこなっており、最後の3月18日午前中の点検時にはシート等の外観の異常は確認されなかった(ただし、確認項目として小動物の侵入路の有無というようなものはなかった)。なお、この巡視点検は、通電した状態で点検用の扉を開けずに外観および操作パネル(トラックに搭載しているコンテナの、点検用扉がついている側の反対側に入口があって、そこからコンテナの中に入って操作パネルにアクセスできるようになっている。28日のPDF資料11頁に写真がある)を目視で点検するもの。
本設の電源盤のケーブル入線個所では、太い配線用の管の中をケーブルが通っていて、管とケーブルの間の隙間をパテで埋めている。所内の本設化した電源盤ではこのパテ埋めを順次おこなっているが終わっていない場所もある。
各設備の停止を確認した時刻は以下の通り(すべて18日)。
・キュリオンセシウム吸着装置 18:59
・3号機格納容器ガス管理システムA系 19:43
・窒素ガス分離装置(B) 19:43
・1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置2次系 19:45
・3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置1・2次系 19:52-55の間
・4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置1・2次系 20:00
・共用プール冷却浄化系 20:02
(以下、3月27日の会見より)M/Cを停止しておこなう点検は、通常、6年に1回というタイミングでやる。事故後に設置したM/Cはすべて、6年を経過していないため、停止しての点検をおこなったことはない。

3号機格納容器ガス管理システムでのフィルターによるガスサンプリングの結果。3月17日採取分。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.4KB)
今月3回もやってるのはなんで?

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 97.0KB)
福島第一原子力発電所 建屋開口部等における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 88.9KB)

12日提出の保安規定変更の申請が認可された。
当社福島第一原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可について (プレスリリース)
これにより、多核種除去設備ALPSの運転を開始するための手続きが終了。今後は、最終的な準備などをおこない、今月中にも試運転に入りたい。

1Fの作業に従事した人の情報を放射線従事者中央登録センターに登録するのが遅れていたが、今日、平成22、23年度分を取りまとめて引き渡した。


ニコ生
【3/25 17:30開始】東京電力 記者会見

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月25日 - Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月26日 - Twilog

2013年3月24日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

3号機の原子炉注水量が低下したので、22:52に調整
給水系1.9m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系3.3m3/h→3.5m3/h。

1号機格納容器ガス管理システムAB両系を電源関係移設および制御系改造工事のため停止した。このため、09:25-13:33に計画的に運転上の制限外に移行。工事は26日までの予定だったが今日で終了した。
上記作業のため、排気中水素ガス濃度と希ガスモニターのAB両系で10:00-13:00が欠測
1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度A系、作業にともない13日11:00以降欠測

2号機トーラス室調査のため、R/B1階床で穿孔作業(22日参照)を実施。明日終了の予定。(以下、26日のPDF資料より)計画線量3mSv、最大被ばく線量1.65mSv。
2号機T/B地下たまり水移送、22日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、21日から停止中。
水処理装置、SARRY、22日から運転中。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(3月24日 午後3時00分現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年3月23日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度A系、作業にともない13日11:00以降欠測

2号機T/B地下たまり水移送、昨日22日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、21日から停止中。
水処理装置、SARRY、昨日22日から運転中。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(3月23日 午後3時00分現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年3月22日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 108KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムAB両系を電源関係移設および制御系改造工事のため停止した。このため、09:43-18:03に計画的に運転上の制限外に移行。
上記作業のため、排気中水素ガス濃度と希ガスモニターのAB両系で10:00-18:00が欠測
1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度A系、作業にともない13日11:00以降欠測

2号機T/B地下たまり水移送、17日から停止していたが14:48に再開。

3号機T/B地下たまり水移送、20日から継続していたが10:12に停止。移送先を雑固体廃棄物減容処理建屋へ変更して14:16に再開。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、昨日21日から停止中。
水処理装置、SARRY、信頼性向上工事など(13日参照)のため15日から停止していたが、工事は昨日21日に終了した。今日12:06に起動、13:00に定常流量(35.5m3/h)に到達。


その他


18日夜に発生した停電の件で、規制委に報告した際の資料。
仮設3/4号M/C(A)他の電源停止事象について(PDF 1.56MB)
問題の端子周辺のくわしい写真、電源系統図などあり。

海水のモニタリングで、北迫川南側付近(T-4-2)を新設する。
当社における海域モニタリングに係る採取位置に関する情報(PDF 190KB)
浅見川北側付近(T-4-1)へアクセスする道路が復旧作業で通行止めになるため、代替として新設。

建屋内サーベイマップを公開
建屋内サーベイマップ(PDF)
1-6号機R/B・T/B・廃棄物処理建屋・サービス建屋、集中廃棄物処理施設(プロセス主建屋、焼却工作室建屋、雑固体廃棄物減容処理建屋、サイトバンカ建屋)、サプレッションプール水サージタンク建屋、運用補助共用施設(共用プール建屋)。

2号機トーラス室調査のための穿孔作業を24、25日に実施する。
福島第一原子力発電所2号機トーラス室調査に伴う穿孔作業について(PDF 125KB)
1月27、28日に開けた穴からは干渉物を確認。穿孔場所を再検討(施行情報を再確認し、さらにベント管下部周辺調査で取得した映像を確認)して新たな候補を決定した。

遮水壁設置工事で、現在、先行削孔を物揚場付近で行っているが、これが1-4号機取水路開渠内に移動する。このため、作業船が25日に1-4号機取水路開渠内に入るので、シルトフェンスの開閉を行う。

核種分析スペクトル生データ帳票を原子力情報コーナーで公開。何月分?

実施計画の補正を規制委に提出。
福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画の一部補正について(PDF 132KB)
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の補正について (プレスリリース)
2012年12月7日に規制委へ提出した実施計画について、特定原子力施設監視・評価検討会による審議と規制委との面談による個別指摘事項の内容などを踏まえて、補正したものをできたところから提出していく。今後、規制委による評価を経て実施計画の認可となる。


ニコ生
【3/22・17:30開始】東京電力 記者会見

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月22日 - Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月23日 - Twilog

2013年3月21日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 24.6KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1-3号機の原子炉注水量が低下したので、16:45に調整
1号機:給水系2.3m3/h→2.5m3/h、炉心スプレーは2.0m3/hで継続。
2号機:給水系1.8m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系3.3m3/h→3.5m3/h。
3号機:給水系1.8m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系3.3m3/h→3.5m3/h。

1号機格納容器ガス管理システムAB両系を電源関係移設および制御系改造工事のため停止した。このため、09:42-13:48に計画的に運転上の制限外に移行。
上記作業のため、排気中水素ガス濃度と希ガスモニターのAB両系が10:00-13:00に欠測
1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度A系、作業にともない13日11:00以降欠測

2号機T/B地下たまり水移送、17日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日20日から継続中。

4号機たまり水水位(R/B地下)、停電の影響で07:00が欠測
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、下記のようにSARRYが工事等で停止するため15日から運転していた(18-19日に停電の影響で停止)が、工事が終了したので09:28に停止した。
水処理装置、SARRY、15日から停止中。信頼性向上工事など(13日参照)をおこなっていたが今日終了した。明日22日に起動の予定。

キャスク保管建屋に貯蔵している乾式貯蔵キャスク9基のうち、最初の1基を共用プール建屋へ輸送した。
福島第一原子力発電所キャスク保管建屋から共用プール建屋への乾式貯蔵キャスクの輸送について(PDF 400KB)
今後、共用プールの施設で、点検および部材の交換をおこなう。また、最初の1基なので収納燃料3体を代表として取出し、外観点検をおこなう。内部ガスサンプリングにより燃料被覆管の損傷が疑われる場合は、中の燃料を取出して共用プール内の燃料と交換する。作業終了後は、キャスク仮保管設備へ輸送して、そこで保管する。
点検などの作業の詳細は2012年11月14日の施設運営計画を参照。乾式キャスクは2重蓋になっていて、内側の1次蓋と外側の2次蓋の間はHeガスを充填して加圧してある(本体内部にもHeガス(不活性で熱伝導にすぐれる)を充填してあるが、蓋間よりも圧が低い)。ここの圧力(蓋間圧力)をモニターすることで二つの蓋の気密が保たれているかどうかが分かる。


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第91報) 


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(3月21日 午後3時00分現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年3月20日(水・春分の日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

18日夜に発生した停電のその後。
福島第一原子力発電所における電源設備の不具合について(続報6) 
その後復旧した設備。
・共用プール冷却浄化系(00:12冷却再開、再開時プール水温31.8℃)
これで、停電により停止した9設備がすべて復旧した。
(以下、午前の会見より)
福島第一原子力発電所における電源設備の不具合について(3月20日 10時00分時点)(PDF 26.4KB)
復旧の状況は以下の通り。
・窒素ガス分離装置(B)(19日03:00起動、03:10窒素供給開始)
・プロセス建屋常用M/C(19日09:03受電)
・所内共通M/C 4A(19日10:01受電)
・キュリオンセシウム吸着装置(19日12:01起動、12:17定常流量到達)
・1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置(19日14:20冷却再開)
・3号機格納容器ガス管理システムA系(19日17:00インサービス)
・4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置(19日仮復旧16:13、復旧22:26)
・3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置(19日22:43冷却再開)
・共用プール冷却浄化系(20日00:12冷却再開)
仮設3/4号M/C (A)だけ、停止したまま。今日から本格的に原因調査を開始する。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv130737546#21:11
津波対策のための電源の信頼性向上対策工事を実施中で、現在、所内共通M/C(2A)からプロセス建屋常用M/Cに下りてくる線(左写真の手書き赤矢印)が一時的に不通になっており、プロセス建屋常用M/Cにはプロセス建屋後備M/Cからタイラインでつないで給電していた。A系は大熊線3L、B系は大熊線4Lにつながっていて、本来、A系とB系は独立しているが、このタイラインによってA系とB系がつながっていたため、A系のトラブルがB系にも波及してしまった。
福島第一原子力発電所における電源設備の不具合に関する時系列(通報連絡、メール実績)(PDF 11.8KB)
福島第一原子力発電所における電源設備の不具合について(続報7) 
福島第一原子力発電所における電源設備の不具合について(続報8) 
(以下、夕方の会見より)
原因調査のために仮設3/4号M/C (A)の中を見たところ、すすけた跡と小動物の死骸を発見した。
福島第一原子力発電所における電源設備の不具合調査状況について(3月20日 16時30分時点)(PDF 81.8KB)
この仮設のM/Cはトラック搭載式で大きさは5.2m×2.3m×1.8m、雨よけ養生をしてある(M/Cは屋外で使用する規格のもので、屋内に設置するよりも過酷な環境ではあるが、特に問題のあるような設置状況ではない)。
12:36頃に点検用の扉を開けて中を見たところ、計器用変流器の端子(三相交流、6.9kV)周辺とすぐそばの壁面がすすけているのを確認した。また、この部分の直下に長さ15cm(尾の先端までが25cmくらい)の小動物の死骸があった。端子同士の間隔は15cmほどであり、この小動物が端子に接触して短絡が起きた可能性もあるが、まだ結論は出ていない。さらに調査を進める。
接続している電源ケーブルを引き込むために、扉は完全に閉めることができず隙間を養生している(資料1頁上段中央の写真。右下の写真は扉を開けて養生をはいだところ)が、小動物が出入できるような隙間が残っている可能性はある。
すすけているので双葉消防署に確認を要請し、13:57に火災ではないと判断された。
(以下、22日の会見より)仮設3/4号M/C (A)を停電後に最初に調査した際は、点検用の扉の下の段だけを開けて見たので、すすけている部分は見えていなかった。このM/Cは3ヶ月毎に通電した状態で扉を開けて外観点検をおこなっており、最後にやったのは2月25日で異常なしだった。毎週の巡視点検で、通電した状態で点検用扉は閉めたままで外観および操作パネル(点検用扉のある側の反対側にあるコンテナの入口から中に入ったところにある)の目視点検をおこなっている。最後にやったのは3月18日朝で異常なしだった(25日の会見で訂正。詳しくは25日を参照)。この時に、小動物が入れるような隙間があったかどうかは不明。
18日の瞬停の直後から免震重要棟のテレビ会議システムがダウンしていた。再起動によって約11分後に正常に復帰した。

1号機格納容器ガス管理システムAB両系を電源関係移設および制御系改造工事のため停止した。このため、10:20-11:50に計画的に運転上の制限外に移行。
上記作業のため、排気中水素ガス濃度と希ガスモニターのAB両系が11:00に欠測
1号機格納容器ガス管理システムの希ガスモニターA系、作業にともない13日11:00-今日20日01:00まで欠測
1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度A系、作業にともない13日11:00以降欠測

2号機T/B地下たまり水移送、17日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、停電の影響でたまり水水位の監視が不能のため昨日19日に停止していたが、監視が復旧したので09:56に再開。移送先はプロセス主建屋のままで変わらず。

4号機たまり水水位(R/B地下)、停電の影響で欠測
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、昨日19日から運転中。下記のようにSARRYが停止しているため。
水処理装置、SARRY、15日から停止中。信頼性向上工事などのため(13日参照)。22日に起動の予定。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(3月20日 午後3時00分現在)(PDF、1Fプレスリリース)


ニコ生・Ust
【福島第一原発で停電・全面復旧】東電 臨時会見
130320 東電臨時会見 16:30 (124:01)

Twilog・Togetter
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月20日 - Twilog(午前の分)
2013年3月18日発生の東京電力福島第一原子力発電所における電源設備の不具合に関するまとめ(20日夕方会見) - Togetter(午後の分)

2013年3月19日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(PDF 21.8KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

昨夜発生した停電のその後。
福島第一原子力発電所における電源設備の不具合について(続報)
(以下、午前の会見より)
福島第一原子力発電所における電源設備の不具合について(PDF 22.7KB)
以下の3つのM/Cが停止していることを確認。
・プロセス建屋常用M/C
・所内共通M/C 4A
・仮設3/4号M/C (A)
これらにぶら下がっていて停止しているもののうち、主要な設備は以下の通り。
・キュリオンセシウム吸着装置(SARRYはもともと15日から停止しており、これにより現在、たまり水処理が停止している)
・3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置1次系
・3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置2次系
・4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置1次系
・4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置2次系
・共用プール冷却浄化系
・3号機格納容器ガス管理システムA系
また、停止したM/Cの負荷ではないが停止を確認したもの(電圧の変動により保護装置が作動して停止したと思われる)
・1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置2次系
・窒素ガス分離装置(B)(03:00起動、03:10窒素供給を開始。並行稼働している窒素ガス分離装置(A)は問題なく、原子炉への窒素供給は継続している)
また、
・1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置1次系
は、系統のポンプ保護のため18日21:10に手動停止した。
その後の復旧作業で、
・プロセス建屋常用M/C(09:03)
・所内共通M/C 4A(10:01)
は受電完了。仮設3/4号M/C (A)は詳細を確認中、早期の復旧が難しい場合には、負荷設備(3、4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、共用プール冷却浄化系)を別の電源につないで復旧することも考えている。このうち、3、4号機プール冷却装置の分は、そもそも3月中におこなうことを予定して準備していた配線。今回の停電の原因は仮設3/4号M/C (A)にあるかもしれない。この仮設M/Cはトラック搭載で、3、4号機開閉所のそばの屋外(高台の上)に置いてある。
各プールの水温が65℃に達するまでの時間は、1号機26.86日、3号機14.6日、4号機4.52日、共用プール7.34日。代替循環冷却装置の代替手段としては消防ポンプによる注水があるが、仮にプール水温が65℃に達してもこの温度ではプール水量は減少しておらず、注水してもあふれるだけなので、実際には状況を見ながら注水をすることになる。
なお、今回の停電の影響を受けていない他の作業はすべて、予定通りおこなっている。
福島第一原子力発電所における電源設備の不具合について(続報3) 
(以下、夕方の会見より)
福島第一原子力発電所における電源設備の不具合について(3月19日16時30分時点)(PDF 25.7KB)
その後の調査で、仮設3/4号M/C (A)の内部を見たが、目視では目立った損傷はない。電気的な確認をする必要があるので、ここの負荷になっている装置は他の電源につないで復旧することにした。それ以外の装置はすでにほぼ復旧している。復旧した設備は以下の通り。
・キュリオンセシウム吸着装置(12:01起動、12:17定常流量到達)
・1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置2次系(14:20冷却再開)
・4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置1次系(13:20復旧)
・4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置2次系(16:13に非常用D/Gにつないで復旧、4号機プール冷却再開。プロセス建屋常用M/Cにつなぐ工事を並行して実施中、完了したらこっちにつなぎ変える)
今後の見通しは、3号機格納容器ガス管理システムが17:00にインサービス、3号機使用済燃料プール冷却と4号機冷却装置2次系電源のつなぎ変えが20:00、共用プールは明日08:00までに復旧の予定。
最新のプール水温は、1号機17℃(14:20起動後の実測値)、3号機16.8℃(16:00の評価値)、4号機30℃(16:30の実測値)、共用プール29.9℃(16:00の評価値)。
なお、事故後に設置された仮設のM/Cでまだ使用しているのは、仮設3/4号M/C (A)だけ。
(夕方の会見ここまで)
福島第一原子力発電所における電源設備の不具合について(続報4)
福島第一原子力発電所における電源設備の不具合について(続報5) 
その後復旧した設備。
・4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置2次系(非常用D/Gですでに復旧していたがプロセス建屋常用M/Cからの受電準備ができたので、18:48に一旦停止し22:26に切替えた電源で運転再開)
・3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置1・2次系(22:43冷却再開)
冷却再開時のプール水温は4号機が31℃、3号機が17℃。


1号機S/Cへの窒素ガス連続封入(2月26日に再開していた)を10:18に停止。
1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度A系と希ガスモニターA系、作業にともない13日11:00以降欠測

2号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度A系B系と希ガスモニターB系、作業にともない11:00-13:00に欠測
2号機格納容器内部調査(3回目)(1日参照)を実施した。計画線量3mSv、最大被ばく線量1.95mSv。
2号機PCV内部調査の結果について(PDF 98.3KB)
CCDカメラを挿入してCRD交換レールにそってペデスタル開口部付近まで見る予定だったが、CRD交換レールが確認できず、カメラは1階グレーチング上部に到達。PCV内部の水滴は1回目(2012年1月19日)と比べて少なかった。1階グレーチング付近で雰囲気線量は約1Sv/h、温度は約34℃。
ガイドパイプ(多関節ガイドパイプ。調査機器をCRD交換レールに導くためのもの)を抜き取って作業完了の予定だったが、引っかかってしまい被ばく線量の制限もあったので、ガイドパイプを設置したまま作業を終了した。引き抜き方法を早期に確立して引き抜く予定。PCVのシールはOリングにより確保されている。
予定していた滞留水採取や常設監視計器の設置は、再調査もふくめて日程検討中。
2号機T/B地下たまり水移送、17日から停止中。

3号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度A系と希ガスモニターA系、停電のため18日19:00-今日19日16:00に欠測
3号機たまり水水位(トレンチ立坑、T/B地下、R/B地下)、停電のため欠測
3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続していたが10:34に停止。停電の影響でたまり水水位が監視できないので念のため。

4号機たまり水水位(T/B地下、R/B地下)、停電のため欠測
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、SARRYが工事のため停止しているので15日から運転していたが、昨夜の停電で昨夜-12:01に停止。起動後、12:17に定常流量に到達。
水処理装置、SARRY、15日から停止中。信頼性向上工事などのため(13日参照)。22日に起動の予定。
水処理施設たまり水水位(プロセス主建屋、高温焼却炉建屋、サイトバンカ建屋)、停電のため欠測

5号機R/B天井部に開けた穴(2011年3月18日に水素爆発防止のために開けた)をふさぐ作業を今日実施し、13:00に完了した。


その他


1号機原子炉格納容器ガス管理システムについて、電源関係移設および制御系改造工事を行うため、20-22日と24-26日にAB両系を1日あたり3-8時間停止する予定。当該期間は、保安規定第136条第1項(保全作業を実施するため計画的に運転上の制限外へ移行)を適用 して作業を行う。

柏崎刈羽原子力発電所における燃料集合体ウォータ・ロッド曲がりに関する調査状況について(続報)(プレスリリース)


ニコ生
【福島第一原発が停電】 東京電力 臨時記者会見
【福島第一原発で停電・進捗】東京電力 臨時会見

Togetter
2013年3月18日発生の東京電力福島第一原子力発電所における電源設備の不具合に関するまとめ(第一報から翌日午前の会見まで)
2013年3月18日発生の東京電力福島第一原子力発電所における電源設備の不具合に関する記者会見実況まとめ(19日夕刻実施)

2013年3月18日(月)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

18:57頃、免震重要棟で電源が瞬時停止する事象が発生。所内の設備状況を確認したところ、一部の電源設備の停止により下記の設備が停止していることを確認(21:38時点)。
・水処理装置キュリオンセシウム吸着装置
・1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置2次系(1次系はポンプ保護のために21:10に手動停止)
・3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置1・2次系
・4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置1・2次系
以下の設備は異常ないことを確認している。
・1-3号機原子炉注水
・モニタリングポスト
・1-3号機格納容器ガス管理システム
・2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置


1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度A系と希ガスモニターA系、作業にともない13日11:00以降欠測。

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、電源二重化工事のため06:35に停止。停止時プール水温は15.0℃、停止時のプール水温上昇率評価値は0.19度/hで停止中のプール水温上昇は2.3度の見込み(運転上の制限は65℃)。
(以下、19日の会見資料より)作業終了により18:38に装置を起動。起動時プール水温は16.4℃。
2号機T/B地下たまり水移送、昨日17日から停止中。

3号機使用済燃料プールでの塩分除去作業を終了した。
福島第一原子力発電所 3号機使用済燃料プール塩分除去作業の完了(PDF 46.8KB)
塩分除去装置(RO膜、2012年4月11日-7月11日)、イオン交換装置(7月12日-8月27日)、モバイルRO装置(9月22日-2013年3月18日)と塩分除去を実施(イオン交換装置での塩分除去は線量が高いために不調で、代わりにモバイルRO装置による作業を行っていた)。除去作業開始前に1600ppmあった塩化物イオン濃度は、15日採取のプール水分析では5ppmまで低下。保安規定制限値の100ppmに対して十分に低くなったので、今日、作業を終了した。今後は、定期的にサンプリングおよびヒドラジン注入を実施し、必要に応じてイオン交換装置などを利用して水質を維持する。PDF資料に1-4号機のプール水の
分析結果あり。
3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、15日から運転中。下記のようにSARRYが停止しているため。
水処理装置、SARRY、15日から停止中。信頼性向上工事などのため(13日参照)。22日に起動の予定。


その他


1号機S/Cへの窒素ガス連続封入(2月26日に再開していた)を明日19日に停止する予定。

電源二重化工事のため、1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置を明日19日に停止予定。停止時のプール水温上昇率評価値は0.08度/h、停止中のプール水温上昇は0.8度の見込み(運転上の制限は65℃)。

2号機格納容器内部調査(3回目)(1日参照)を19日から実施する予定。

5号機R/B天井部に開けた穴(2011年3月18日に水素爆発防止のために開けた)をふさぐ作業を明日19日より実施する。5号機は冷温停止が維持されていてプラントの状態も安定しており、建屋の気密性を回復するため。


ニコ生
【3/18・17:30開始】東京電力 記者会見

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月20日 - Twilog

2013年3月17日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度A系と希ガスモニターA系、作業にともない13日11:00以降欠測

2号機T/B地下たまり水移送、12日から継続していたが09:32に停止。

3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.4KB)(3月25日公開)
3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、15日から運転中。下記のようにSARRYが停止しているため。
水処理装置、SARRY、15日から停止中。信頼性向上工事などのため(13日参照)。22日に起動の予定。

6号機R/B天井部穴の閉止(8-11日に実施)について、閉止個所の健全性を確認するため、13:51-14:23にR/Bの気密性確認を実施し、異常がないことを確認。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(3月17 日 午後3時00分現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年3月16日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度A系と希ガスモニターA系、作業にともない13日11:00以降欠測。

2号機T/B地下たまり水移送、12日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、昨日15日から運転中。下記のようにSARRYが停止しているため。
水処理装置、SARRY、昨日15日から停止中。信頼性向上工事などのため(13日参照)。22日に起動の予定。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(3月16日 午後3時00分現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年3月15日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 112KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2、3号機の原子炉注水量が低下したので調整
2号機:00:10に炉心スプレー系5.1m3/h→5.5m3/h(給水系は10日から停止中)。
3号機:00:14に給水系1.8m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系3.4m3/h→3.5m3/h。
2号機の信頼性向上工事が終了したので、17:02-22:18の間に注水量を変更
給水系0m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系5.5m3/h→3.5m3/h。

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度A系と希ガスモニターA系、作業にともない13日11:00以降欠測

2号機原子炉注水設備の給水系の信頼性向上工事(2月19日参照)を10日より実施していたが今日終了した。このため、上記のように注水量を元に戻した。
2号機S/Cへの窒素ガス連続封入(2012年12月25日の中長期対策会議の項参照)を実施するため、窒素封入ラインの配管・ホース設置を開始。
2号機ベント管下部周辺調査。12日に中断した北北西の1本を見た。これで全部終了。
福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について(PDF 118KB)
ベント管スリーブ端部、サンドクッションドレン管端部、ベント管ベローズカバー下部のいずれも漏水を確認せず。
8本全部調査して、漏水は全く確認されなかった。構造的に弱く漏えいの疑われていたベローズ部で漏えいはなかった。また、PCVで漏えいが起きていればベント管スリーブ端部またはサンドクッションドレン管端部から漏水が確認できるはずであり、ここで漏水が確認されなかったことから漏えいはPCVではなくてS/Cで起きている可能性が高くなった(このことは、漏えい個所の止水を考えると悪いことではない)。S/Cは下半分が水没しており、この部分の漏えい調査には技術開発が必要。
2号機T/B地下たまり水移送、12日から継続中。

3号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度B系が11:00、A系が17:00、作業にともない欠測
3号機格納容器ガス管理システムの希ガスモニターB系が08:00-11:00、A系が15:00-20:00、作業にともない欠測
3号機T/B地下たまり水移送、2月28日から継続していたが09:52に停止。移送先をプロセス主建屋へ変更して10:27に再開。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2月15日から停止していたが11:43に起動、12:02に定常流量に到達。下記のようにSARRYが停止するため。
水処理装置、SARRY、2月28日から運転していたが07:32に停止。信頼性向上工事などのため(13日参照)。22日に起動の予定。


その他


昨日14日実施の2号機ベント管下部周辺調査の動画を公開。
福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について ダイジェスト版(1:19)(動画)
福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について 全編(1:10:42)(動画、公開は22日まで)

R/B上部でのダストサンプリング格納容器ガス管理システムでのガスサンプリングの結果。1号機が1日、2号機が6日、3号機が7日。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 84.4KB)
2号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 73.6KB)
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 77.0KB)
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.4KB)
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 44.3KB)
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 50.5KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 119KB)

魚介類のサンプリング結果。20km圏内海域の2月10、18、20、21、26日採取分と、1F港湾内の2月19、20、21日採取分。
魚介類の核種分析結果(PDF 185KB)
2月21日に1-4号取水路開渠付近(っていうか開渠内)のカゴ漁で採取されたアイナメがCs合計で740,000Bq/kg、これは今までの最高値。このアイナメを200g食べると預託線量として2.2mSv。港湾内のカゴ漁と刺し網漁について、場所、捕獲高などのまとめあり。港湾口以外の港湾内での底刺し網漁を2月27日以降実施している。

1号機R/Bサーベイマップ(2月27日公開)に過去の測定値と測定日を追加。
1号機原子炉建屋内サーベイマップ【2月14日測定】(PDF 126KB)
2月14日に測定した場所とおおむね一致する場所の以前の測定値を追加記載した。全体の傾向としてはCsの半減期にそって線量が減衰しているが、4階および3階の南東角のように大きく減衰している場所もある。本来の線量測定では測定場所にテープで印をつけ、測定時の向きもそろえて(人体による遮蔽の影響があるので)測定するが、今回のものは移動しながら測定値を読み上げたのを後でまとめており、精度は良くない。

11日に閉止作業の完了した6号機R/B天井部穴について、閉止個所の健全性を確認するため、R/Bの機密性確認を17日に実施する予定。

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置を電源工事のため18日に停止する。

核種分析確報版(2月16-28日分)を公開。
当社福島第一原子力発電所における核種分析結果の確報版について(2月16日~2月28日公表分)

平成25年3月13日福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋4階視察時の撮影ミスについて(PDF 124KB)
3月13日に川内博史・前衆院議員をふくむ民主党の一行が1Fの視察をおこない、川内氏のみが1号機のICまわりの視察をした。その際に随行した東電社員が担当したビデオ撮影が不調に終わった件についての解説。13日の視察にいたる経緯については13日の会見で言及されている。こんなの、当事者同士で個別にやればいいじゃんって思うんだけれど、なんでこんなところにこんな詳細が出てくるんだろ。政治の話は難しくてよくわからん。随行した東電社員は4人、被ばく線量は4-5mSv/人とのこと。
川内博史前議員 福島第一原子力発電所1号機4階ご視察時の映像について
↑このページに、撮り損なった映像が全部アップされている。こんなもの置いとくくらいなら、公開期間限定の動画を残してほしいよ。


ニコ生
【3/15・17:30開始】東京電力 記者会見

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ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月17日 - Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月18日 - Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月19日 - Twilog

2013年3月14日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 112KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度A系と希ガスモニターA系、作業にともない13日11:00以降欠測

2号機原子炉注水設備の給水系の信頼性向上工事(2月19日参照)を10日より実施中。16日までの予定。このため、原子炉への注水は給水系を停止して全量を炉心スプレー系から入れている。
2号機ベント管下部周辺調査。西北西の1本を見た。
福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について(PDF 118KB)
福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について ダイジェスト版(1:19)(動画、3月15日公開)
福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について 全編(1:10:42)(動画、3月15-22日公開)
ベント管スリーブ端部、サンドクッションドレン管端部、ベント管ベローズカバー下部のいずれにも漏水は確認されなかった。また、12日に調査を中断した北北西のベント管にもカメラを向けてみたが、遠くて確認できなかった。ここは、明日15日に調査をおこなう予定。
2号機T/B地下たまり水移送、12日から継続中。

3号機格納容器ガス管理システムの希ガスモニターA系、作業にともない10:00-16:00が欠測
3号機T/B地下たまり水移送、2月28日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2月15日から停止中。
水処理装置、SARRY、2月28日から運転中。

1月30日に発生したRO膜型淡水化装置RO2の安全弁(高圧ポンプ出口安全弁)出口側からの漏えいの件。必要な対策を講じ、今日、試運転を実施。異常なかったので待機状態とした。
漏えい発生後の調査で、RO膜の入口圧力が上昇した際に警報を出して高圧ポンプを停止するRO膜入口圧力スイッチが設定値(6.1-6.3MPa)通りに作動すること、高圧ポンプ出口安全弁が設定値6.6MPaに対して6.2MPaで作動する場合があることを確認した。漏えい発生当時はRO膜の交換時期が近く、高圧ポンプ出口圧力が6.2MPa付近で運転していたことから、RO膜入口圧力スイッチが作動する前に出口安全弁が作動して漏えいに至ったものと推定。対策として、RO膜入口圧力スイッチの設定値を5.5MPaに下げ、出口安全弁の設定値を6.6MPaに再校正した。さらに、出口安全弁が作動しても汚染水が床に流れないように安全弁排出側にドレンラインを設置した。


その他


昨日13日実施の2号機ベント管下部周辺調査の動画を公開。
福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について ダイジェスト版(0:57)(動画)
福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について 全編(39:55)(動画、公開は21日まで)

2号機S/Cへの窒素封入ラインの配管・ホースの設置を明日15日に開始する。2号機も1号機と同じように、たまっている水素ガスを排出するためにS/Cに窒素ガス封入を実施する。2012年12月25日の中長期対策会議の項を参照。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(3月14日 午後3時00分現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年3月13日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 17.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度B系、電源停止作業にともない2日17:00-今日13日05:00が欠測
1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度A系と希ガスモニターA系、作業にともない今日11:00以降欠測

2号機格納容器ガス管理システムの希ガスモニターA系、作業にともない10:00-16:00が欠測
2号機原子炉注水設備の給水系の信頼性向上工事(2月19日参照)を10日より実施中。16日までの予定。このため、原子炉への注水は給水系を停止して全量を炉心スプレー系から入れている。
2号機ベント管下部周辺調査。今日は南南西と西南西のベント管2本を見た。
福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について(PDF 107KB)
福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について ダイジェスト版(0:57)(動画、3月14日公開)
福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について 全編(39:55)(動画、3月14-21日公開)
いずれも、ベント管ベローズカバー下部からの漏水は確認されず。ベント管スリーブ端部とサンドクッションドレン管端部は、直接確認していないが直下のコンクリートステージには流水等は確認されず。今後、取得した映像と音を詳細に確認する。残りは2本。うち、昨日調査を中断した北北東の1本については、今後、対応を検討する。
2号機T/B地下たまり水移送、昨日12日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、2月28日から継続中。

4号機燃料取出し用カバー設置工事、第3節までの鉄骨建方が終了。
福島第一原子力発電所4号機 燃料取り出し用カバー鉄骨建方工事における第3節部分の建方終了について(PDF 56.4KB)
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2月15日から停止中。
水処理装置、SARRY、2月28日から運転中。


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第90報) (プレスリリース)

信頼性向上のためSARRYを15-21日に停止(15日停止、22日起動)して作業をおこなう。この間はキュリオンセシウム吸着装置でたまり水処理をおこなう。
信頼性向上工事・非破壊検査等に伴う第二セシウム吸着装置(サリー)停止について(PDF 193KB)
実施する作業は3つ。
高温焼却炉建屋地下の滞留水をSARRYへ移送するポンプの増設。ここのポンプは定期的なメンテナンスが難しいので、既にある2台(1台は予備)にさらに2台追加して冗長性を高める。2月12-14日の第1期工事で、ポンプ増設用の配管・弁は設置済み。今回の第2期工事でポンプを増設する。
非破壊検査(放射線透過検査、RT(Radiographic Testing))。2012年2月25日の配管腐食による漏えいを受けて、2012年9月25日-10月3日に第1期、2013年1月15-23日に第2期の検査を実施。その際、溶接部に5ヵ所のへこみを確認しており、今回の停止期間中に経過観察として半年経過した第1期分の3ヵ所のへこみについて検査をおこなう。
ベント配管の改造。2012年11月20日のベント口からの漏えい(吸着塔の頭についているオートベント弁からつながるベントラインとドレンラインのうち、ドレンラインを工事のために閉止したところ、ドレン水が逆流してベント口からあふれた)を受けて、ベント口の手前にドレンラインを設ける。また、ドレンラインの排水状況を確認するためのサイトグラス(配管内の流れを見る覗き窓)をドレン配管に設置する。
なお、処理水の水質がSARRY運転開始当初と比べて変化している(放射能濃度、塩化物イオン濃度が低下)ので、吸着塔配列を変更する(高塩化物イオン濃度用の吸着塔を通常のものに変更)。

国会事故調への誤った報告(2月8日参照)について検証する第三者委員会(2月18日参照)から報告書が出た。
国会事故調への東京電力株式会社の対応に関する第三者検証委員会「検証結果報告書」の配布について (プレスリリース)
担当者が事実に反する説明をしたのは誤解にもとづくものであり、会長、社長をふくめた上司の関与はない。担当者が事前に社内関係者とやり取りしたメールから、担当者の誤解を解消する機会があったことがうかがわれるが、実際にはそうならなかったこと、現場の意向を受けて調査の随行を拒否するという方針が上司との相談なしに担当者によって決められていたこと、この2点について、今回のような誤りの再発を防ぐために改善が望まれる。などなど。


ニコ生
【3/13・17:30開始】東京電力 記者会見

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月13日 - Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月15日 - Twilog

2013年3月12日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度B系、電源停止作業にともない2日17:00以降欠測
1号機格納容器ガス管理システムの希ガスモニターB系、電源停止作業にともない2日14:00-今日12日01:00が欠測

2号機原子炉注水設備の給水系の信頼性向上工事(2月19日参照)を10日より実施中。16日までの予定。このため、原子炉への注水は給水系を停止して全量を炉心スプレー系から入れている。
2号機ベント管下部周辺調査。5本目について実施したが、S/C上の干渉物に阻まれて小型走行車をS/C上に設置できなかったため、調査を中断。ロボットには不具合は発生していない。明日、別のベント管2本の調査をおこなう予定。今日中断した分については、いつやるか調整中。
2号機T/B地下たまり水移送、7日から停止していたが10:22に再開。

3号機T/B地下たまり水移送、2月28日から継続中。

4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置の制御回路の修理工事のため、09:07-14:08に冷却を停止。停止前後でプール水温は23℃と変わらず(運転上の制限は65℃)。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2月15日から停止中。
水処理装置、SARRY、2月28日から運転中。


その他


施設運営計画の補正。
福島第一原子力発電所1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書の補正について 
『福島第一原子力発電所第1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書』の補正内容について(PDF 91.5KB)
・汚染水の処理水を貯留するタンクの増設について追加(2012年9月7日の信頼性向上対策を反映)
・使用済セシウム吸着塔一時保管施設の増設(HIC用の第3施設(建設予定)と、第1施設に保管しているキュリオンとSARRYの分を敷地境界から離すための第4施設(建設中))について追加(以上2点がその1の5章)
・多核種除去設備ALPSのホット試験実施に向けた安全性評価の概要を追加(その3の5章)

上記の施設運営計画の補正を受けて、保安規定の変更を申請。
当社福島第一原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可申請について (プレスリリース)

福島第一原子力発電所および福島第二原子力発電所の「原子力事業者防災業務計画」の修正ならびに届出について (プレスリリース)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(3月12日 午後3時00分現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年3月11日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度B系と希ガスモニターB系、電源停止作業にともない2日14:00以降欠測

2号機原子炉注水設備の給水系の信頼性向上工事(2月19日参照)を昨日10日より実施中。16日までの予定。このため、原子炉への注水は給水系を停止して全量を炉心スプレー系から入れている。
2号機R/Bブローアウトパネル開口部を閉止した。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋ブローアウトパネル開口部閉止について(PDF 135KB)
閉止パネルを架台に設置し、閉止を完了。排気ダクトを通じた排気設備の試運転(3月6日参照)を昨日から行っており、開口部閉止によって排気設備による建屋内部の換気が開始している。今後、試運転を継続して必要なデータを取得し、保安規定の変更などの手続きを経て本格運転に入る。
2号機T/B地下たまり水移送、7日から停止中。

3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 50.5KB)(3月15日公開)
3号機T/B地下たまり水移送、2月28日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2月15日から停止中。
水処理装置、SARRY、2月28日から運転中。

8日から6号機R/B天井の穴をふさぐ作業を実施していたが、13:00に完了した。


その他


4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置の制御回路の修理工事のため、明日12日に約4時間、冷却を停止する予定。 プール水温は11:00で25℃、停止時のプール水温上昇率評価値は 0.369度/h、停止中のプール水温上昇は約2度の見込み(運転上の制限は65℃)。


ニコ生
【3/11・17:30開始】東京電力 記者会見

2013年3月10日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機原子炉注水設備の給水系の信頼性向上工事(2月19日参照)をおこなうため、14:21に2号機の注水量を変更。
給水系1.9m3/h→0m3/h、炉心スプレー系3.5m3/h→5.5m3/h。

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度B系と希ガスモニターB系、電源停止作業にともない2日14:00以降欠測

2号機原子炉注水設備の給水系の信頼性向上工事(2月19日参照)を開始。工期は16日までの予定。このため、上記のように炉心スプレー系からの全量注水を開始。
2号機T/B地下たまり水移送、7日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、2月28日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2月15日から停止中。
水処理装置、SARRY、2月28日から運転中。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(3月10日 午後3時00分現在)(PDF、プレスリリース)

2013年3月9日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度B系と希ガスモニターB系、電源停止作業にともない2日14:00以降欠測

2号機T/B地下たまり水移送、7日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、2月28日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2月15日から停止中。
水処理装置、SARRY、2月28日から運転中。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(3月9日 午後3時00分現在)(PDF、プレスリリース)

2013年3月8日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.1KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

3号機原子炉注水設備の給水系の信頼性向上工事が完了したので、15:37に注水量を変更
給水系0m3/h→1.0m3/h、炉心スプレー系5.5m3/h→4.5m3/h。

4日からおこなっていた高台窒素ガス分離装置の点検が終了。その後の試運転も問題なし。待機状態に復帰し、09:52に運転上の制限外の適用を解除した。

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度B系と希ガスモニターB系、電源停止作業にともない2日14:00以降欠測

2号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度、電源停止作業にともないB系が11:00に欠測
2号機T/B地下たまり水移送、昨日7日から停止中。

3号機原子炉注水設備の給水系の信頼性向上工事(2月19日参照)を3日より実施していたが、今日、完了した。工事後の漏えい確認も問題なし。段階的に原子炉注水を元に戻していく。今日は上記のように変更。
3号機T/B地下たまり水移送、2月28日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2月15日から停止中。
水処理装置、SARRY、2月28日から運転中。フィルター洗浄のため08:25-14:16に停止。起動後15:37に定常流量に到達。

6号機R/B天井部に2011年3月18日に水素爆発防止のために穴を開けたが、建屋の気密性維持のためにこれをふさぐ作業を今日から開始した。現在、6号機は冷温停止にあり、プラントの状態も安定しているので。


その他


2号機ベント管下部周辺調査、6日に撮影した動画を公開。
福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について ダイジェスト版(2:18)(動画)
福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について 全編(36:12)(動画、公開は17日まで)

来週11日に2号機ブローアウトパネル開口部閉止作業を実施する予定。

モニタリングポストの校正点検を11日から31日まで、08:00から17:00の時間帯で1局ずつ実施していく。この点検の間は欠測となる。2月15日に2月中にやるって言ってたのに。

1月11日に申請、2月1日に補正した保安規定の変更申請が認可された。
当社福島第一原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可について(プレスリリース)

2F4号機圧力抑制室にダイバーが入って目視点検を実施した(2月28日-3月6日)。塗装の剥離やサビがあったが、機能に影響するような異常は見られなかった(写真あり)。
福島第二原子力発電所 プラント状況等のお知らせ(日報:平成25年3月8日)(PDF 340KB)

今日、規制委の特定原子力施設監視・評価検討会(第6回)があった。

2013年3月7日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度B系と希ガスモニターB系、電源停止作業にともない2日14:00以降欠測

2号機T/B地下たまり水移送、2日から継続していたが09:50に停止。

3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 77.0KB)(3月15日公開)
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 50.5KB)(3月15日公開)
3号機原子炉注水設備の給水系の信頼性向上工事(2月19日参照)を3日より実施中。このため、原子炉への注水は給水系を停止して全量を炉心スプレー系から入れている。工事完了は9日の予定だったが明日8日に前倒し。工事完了後に漏えい確認を行い、問題なければ原子炉注水を元に戻す予定。
3号機T/B地下たまり水移送、2月28日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2月15日から停止中。
水処理装置、SARRY、2月28日から運転中。


その他


去年までの中長期対策会議に代わって、今日、廃炉対策推進会議第1回があった。
東京電力福島第一原子力発電所廃炉対策推進会議(第1回)(PDF)
議長の経産大臣から、6月中を目途に中長期ロードマップの改訂を行うこと、研究開発拠点の整備を進めること、ロードマップ第1期の目標である使用済燃料の取出しや滞留水への対応など主要な課題に万全を期すこと、社会の関心に応じて適切な情報を発信すること、などの指示があった。
この会議で、ロードマップの進捗について報告した。
福島第一原子力発電所1~4号機の廃炉措置等に向けた取り組みの進捗状況(PDF)
CSTからの原子炉注推計等設置工事の工期見直し(通し番号で24頁)。2号機CSTの水抜き・点検作業が滞留水処理計画の遅延により当初計画より遅れている。このため、当初予定の2013年3月末までの工期を13年6月末に見直し。
1-3号機原子炉注水点(給水(FDW)系)の信頼性向上工事(28頁)
2号機TIP案内管健全性確認結果(37頁)
2号機PCV内調査と情勢監視計器設置(47頁)
地下水バイパス(59頁)
多核種除去設備の運転開始にあたっての安全性評価(75頁)。汚染水(RO濃縮水)の総量と貯蔵容量の見通し(77頁)。ALPS運転によるリスク低減(78頁)。運転にともなうリスク評価と対策(81頁)。ALPSの概要(86頁)。HIC取り扱い作業概要(92頁)。HIC落下時健全性評価(97頁)実際の運用で想定される落下形態で複数回の落下試験(参考8、143頁)を追加で実施、補強た作の信頼性を確認した。HICから漏えいした場合の対応(112頁)。漏えい物回収訓練を実施、作業の状況から回収作業における総被ばく線量は40mSv・人程度と評価。トレーラーヤードにおける漏えい物の飛散防止対策(121頁)。設備全体を覆う上屋根を3月上旬を目処に設置中。壁面膜材も3月下旬に設置予定。これにより、設備全体が覆われる。さらに、HICを運び出すトレーラーが取り付くトレーラーヤードの入口に膜をはって飛散防止対策とする。これは、あとで仮設搬入口、本設搬入口と改良してく予定。
遮水壁設置工事(144頁)。先行削孔を2012年6月から実施しているが、ある程度完了したので、3月19日から鋼管矢板の打設を開始する。
敷地境界での線量低減対策(145頁)うわぁ、全然きびしいじゃん。
今月の追加的放出量評価(146頁)。前月と変わりなく0.1億Bq/h(1号機0.003億Bq/h、2号機0.05億Bq/h、3号機0.005億Bq/h)。これによる敷地境界の空気中濃度は134Cs、137Csともに1.4×10-9Bq/cm3(実測値はともにND、検出限界は134Csが1×10-7Bq/cm3137Csが2×10-7Bq/cm3)、敷地境界における被ばく線量は0.03mSv/yearと評価。
3号機R/B上部ガレキ撤去工事(154頁)
4号機R/Bカバリング工事(155頁)3月5日のNHKニュースで見た映像では、カバー用の鉄骨は第2節までなんだけど、R/Bに直接取付ける燃料取扱機支持用架構がすでに付いているように見えたよ。
2号機R/Bオペフロのガンマカメラによる調査(速報)(156頁)
3号機R/B上部ガレキ撤去工事の工程見直し(161頁)。当初予定では2012年度末で完了の予定だったが、9月22日の鉄骨水没を受けて計画を見直し、2013年度第2四半期末頃完了へ変更。今後は東側残存柱→屋根鉄骨トラス→床上ガレキ→天井クレーン→燃料プール内大型ガレキと撤去作業を進めていく。ガレキ撤去と干渉しない作業を並行して進めることで、全体の工期(燃料取出し開始時期)は遅れないようにしたい。2月6日の鉄骨トラスガレキとそれに先行する鉄骨ガレキの撤去について資料あり(167頁)。
「建屋内の遠隔除染技術の開発」汚染サンプルの分析結果(177頁)。2012年に1-3号機R/B内から遊離性汚染(ハケ、ウェスで粉塵を採取)、固着性汚染(ストリッパブルペイントで汚染を採取)、壁・床のコンクリートコアの3種の試料を採取、一部をJAEA大洗研究開発センターへ送って詳細分析を行っていた。汚染の核種はCsがほとんど(α核種は検出されず)。汚染は一様に分布、高濃度な特異点は観察されず。2号機で最大1mm、1、3号機で0.5mmの深さ(いずれもコンクリ表面のエポキシ塗装膜厚以内)に汚染が確認されたが、これらは経年劣化によるエポキシ塗装表面の微小な傷に汚染が固着しているもので、塗装そのものへの浸透はほとんどないと考えられる。1号機は遊離性汚染が支配的で、2、3号機は固着性汚染の割合が相対的に高い。2号機では上層階ほど汚染密度が高い傾向がある。今後の遠隔除染技術開発に反映する。
2号機ベント管下部周辺調査の再開(194頁)。遠隔タスクフォース 4足歩行ロボット技術WGの検討内容の資料(202頁)あり。
1、3号機R/B1階フロアのガレキ等障害物の撤去(208頁)。PCV内部調査を始める前の除染作業をおこなうために、1階の床・壁(高さ2mまで)にある障害物を撤去する。1号機は9月まで、3号機は6月中までに実施。作業は遠隔操作重機(日立エンジニアリング・アンド・サービスのASTACO-SoRa。幅980mm、長さ2580mm、高さ1500mm、重さ2.5t、双腕で吊上げ荷重は片腕150kg×2、作業高さは2480mm)を使い、免震重要棟から操作する。
1号機トーラス室調査結果(219頁)
ガレキ・伐採木の管理状況(230頁)
ガレキ・伐採木の覆土対策の進捗(231頁)。覆土式一時保管施設(ガレキ)と伐採木一時保管槽の様子。
ガレキ・伐採木の放射能分析(235頁)(2012年6月25日、7月30日の中長期対策会議の項に今までの経過あり。JAEAが行っている)1、3、4号機周辺のガレキ(塊状および粒状のコンクリート、金属)、4号機の使用済燃料プールから回収された新燃料のカバーの中から出てきたコンクリ片、伐採木(伐採した枝葉、生えている松の細枝)を採取。核種分析を実施中、ガンマ核種は結果が出てきている。今後の事故廃棄物の処理処分法の検討に資する。

敷地全体のサーベイマップ(3月6日現在)を公開。
敷地全体サーベイマップ【3月6日現在】(PDF 112KB)


ニコ生
東電「中長期ロードマップの進捗状況」臨時会見
原発事故 収束の行方~東電・松本純一氏に聞く

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月07日 - Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月09日 - Twilog


2013年3月6日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度B系と希ガスモニターB系、電源停止作業にともない2日14:00以降欠測

2号機R/Bブローアウトパネル開口部でダストサンプリングを実施。
2号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 73.6KB)(3月15日公開)
2号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 44.3KB)(3月15日公開)
2号機ベント管下部周辺調査。今日は東北東の1本を見た。
福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について(PDF 196KB)
ベント管スリーブ端部、サンドクッションドレン管端部、ベント管ベローズカバー下部を目視で確認、いずれも漏水は無かった。これで4本終了。残りは来週実施する。ロボットの不具合で調査を中断している間に、4足歩行ロボット技術WG(1月31日参照)を立ち上げて制御プログラムや機構の改造を行い、また、操作にも習熟して、今のところ調査は順調に進んでいる。
福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について ダイジェスト版(2:18)(動画、3月8日公開)
福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について 全編(36:12)(動画、3月8-17日に公開)
2号機T/B地下たまり水移送、2日から継続中。

3号機原子炉注水設備の給水系の信頼性向上工事(2月19日参照)を3日より実施中。9日までの予定。このため、原子炉への注水は給水系を停止して全量を炉心スプレー系から入れている。
温度に関するパラメータ(グラフ)3号機(PDF)
3号機T/B地下たまり水移送、2月28日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2月15日から停止中。
水処理装置、SARRY、2月28日から運転中。

昨日の1F構内道路に軽油の滴下痕が発見された件。その後の調査で、タンクローリー上部にあるマンホールの締め付けハンドルに若干のゆるみを確認した。マンホールの周囲には防護枠がついていてその中に雨水がたまっており、マンホールのゆるみからにじみ出た軽油と雨水が、走行中に路上に滴下したものと推定。漏えい量は約8L(軽油が約5L、雨水が約3L)と推定。


その他


2号機ブローアウトパネル開口部閉止作業と排気設備の試運転について。
福島第一原子力発電所 第2号機原子炉建屋ブローアウトパネル開口部閉止と排気設備調整運転の実施について(PDF 132KB)
排気設備の設置が7日に完了し、8日から試運転を始める予定。ブローアウトパネルの閉止作業は11日から。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第89報)(プレスリリース)

水処理設備内の処理水分析結果。採取個所は11月18日の資料を参照。
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF 10.2KB)

昨日実施した2号機ベント管下部周辺調査で撮影した動画を公開。
2号機ベント管下部周辺調査結果について ダイジェスト版(2:03)(動画)
2号機ベント管下部周辺調査結果について 全編(1:18:30)(動画、公開は11日まで。それ以降はtrikokoさんのチャンネルで)

汚染水や処理水を貯留するタンクの種類などについて質問に答えて)タンクの種類は主に2種類、青い横置き型のタンク(容量100t)と丸型のタンク(容量1100t)がある。横置き型のタンクは主に高濃度滞留水用、丸型タンクは淡水や濃縮塩水用。用途別に見ると、高濃度滞留水用タンクが28個、淡水受けタンクが295個、濃縮塩水受けタンクが396個、濃縮廃液用タンクが100個、低濃度滞留水用タンクが58個。その他に中間受けタンク、地下貯水槽などがある。地下貯水槽は7個で55,700m3と容量が大きい。以上で、現在32万m3分のタンクがあり、これらを166,000m2の敷地に設置している。

4日に予告したように、マスキング処理したテレビ会議映像を公開した。
テレビ会議録画映像の開示(第2回)(155箇所)

2F復旧作業の進捗
福島第二原子力発電所復旧計画の進捗状況について(平成25年2月)(PDF、2Fプレスリリース)
2-4号機はすでに終了。1号機の復旧作業は3月末に終了の予定だったが、先日、残留熱除去系の海水系配管でゴムライニング(海水を通すのでサビを防止するためについている)の破損が見つかり、この補修のために2013年度の上期に終了予定を修正。


ニコ生
【3/6・17:30開始】東京電力 記者会見

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月06日 - Twilog

2013年3月5日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 155KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度B系と希ガスモニターB系、電源停止作業にともない2日14:00以降欠測

2号機ベント管下部周辺調査を今日から再開。
福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について(PDF 104KB)
キャットウォークの南東側に4足歩行ロボットをとめて小型走行車を繰り出して、東南東と南南東の2本のベント管を見た。いずれも結果は以下の通り。ベント管ベローズカバー下部からの漏水は確認されず。ベント管スリーブ端部とサンドクッションドレン管端部は直接確認していないが、それらの下にあるコンクリートステージ(ベント管がスリーブから出たところの下方で壁のコンクリが段になってるところ)には流水などは確認されず。今後、取得した映像と音(今回から小型走行車に録音装置を搭載している)を詳細に確認する。前回は2012年12月11日に1回目を実施。それ以降、ロボットの不具合等で中断していた。
2号機ベント管下部周辺調査結果について ダイジェスト版(2:03)(動画、3月6日公開)
2号機ベント管下部周辺調査結果について 全編(1:18:30)(動画、3月6-11日公開。それ以降はtrikokoさんのチャンネルで)
2号機T/B地下たまり水移送、2日から継続中。

3号機原子炉注水設備の給水系の信頼性向上工事(2月19日参照)を3日より実施中。9日までの予定。このため、原子炉への注水は給水系を停止して全量を炉心スプレー系から入れている。
温度に関するパラメータ(グラフ)3号機(PDF)
3号機T/B地下たまり水移送、2月28日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2月15日から停止中。
水処理装置、SARRY、2月28日から運転中。

12:50頃、1F構内道路に軽油の滴下痕を発見。現場を確認したところ、軽油タンク点検のため軽油を入れたタンクローリー車から滴下したことを確認。現在、タンクローリー車からの滴下は停止。また、 道路に滴下した軽油については乾燥しており、滴下痕が確認された個所については砂をかけた。 軽油が滴下した原因については今後調査する。13:23、富岡消防署へ連絡。


その他


当社原子力発電所で確認された燃料集合体ウォータ・ロッドの曲がりに係る福島第二原子力発電所における点検について(プレスリリース)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(3月5日午後3時00分現在)(PDF、プレスリリース)


2013年3月4日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 115KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

高台窒素ガス分離装置(PSA-5、常用の窒素ガス分離装置(A)と(B)の予備機で待機中)を本格点検のため08:55に停止(保全作業のため08:55に計画的に運転上の制限外に移行して、高台窒素ガス分離装置を待機除外とした)。原子炉への窒素ガス封入は、常用の2台で継続する。

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度B系と希ガスモニターB系、電源停止作業にともない2日14:00以降欠測

2号機格納容器内部調査(3回目)を実施するために、既設の雰囲気温度計(2012年9月19日設置)を撤去した。
2号機T/B地下たまり水移送、2日から継続中。

3号機原子炉注水設備の給水系の信頼性向上工事(2月19日参照)を昨日3日より実施中。9日までの予定。このため、原子炉への注水は給水系を停止して全量を炉心スプレー系から入れている。
温度に関するパラメータ(グラフ)3号機(PDF)
3号機T/B地下たまり水移送、2月28日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2月15日から停止中。
水処理装置、SARRY、2月28日から運転中。


その他


3号機廃棄物地下貯蔵建屋の止水工事が完了した。
福島第一原子力発電所3号機廃棄物地下貯蔵建屋への水流入部止水工事完了について(PDF 182KB)
2012年5月24日にたまり水が発見され、6月26日から工事をおこなっていたのが3月1日に完了した。

1号機トーラス室調査1日目(2月20日実施)で撮影した動画を全編公開。今日から11日まで。
福島第一原子力発電所1号機 トーラス室調査(1日目)について 全編(1:56:05)

4足歩行ロボットを使った2号機ベント管下部周辺調査を明日5日から再開する。

1月23日から3期目の公開をしているテレビ会議映像(3月23-29日と4月6-11日の分。1月18日参照)のなかから、報道関係から希望のあった部分について顔への追加マスキングをしたものを6日に公開する。全部で155ファイル、12時間47分。これに加えて、すでに要望のあったものを公開している3月15日までの映像の中から、さらに要望のあった部分を同様に公開する。優先してという要望のあった49分、12ファイルを6日に、残りは3月中に提供する予定。
追加で提供させていただくテレビ会議録画映像一覧(予定)(PDF 18.9KB)


ニコ生
【3/4・17:30開始】東京電力 記者会見

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月04日 - Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月05日 - Twilog

2013年3月3日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1、2号機の原子炉注水量が低下したので、14:23に調整
1号機:給水系2.3m3/h→2.5m3/h、炉心スプレー系1.9m3/h→2.0m3/h。
2号機:給水系1.9m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系3.3m3/h→3.5m3/h。

3号機原子炉注水設備の給水系の信頼性向上工事をおこなうため、10:09に3号機の注水量を変更。
給水系1.9m3/h→0m3/h、炉心スプレー系3.5m3/h→5.5m3/h。

11:14頃、常用高台炉注水ポンプ(B)のグランド水を受けているドレン受けからグランド水が地面(アスファルト)へ漏水していることをパトロールが発見。グランド水が漏れた原因は、ドレン受けからの排水ホースが資材に挟まれて閉塞状態となったことで排水できず、グランド水がドレン受けから溢れ、排水ホースを伝って地面へ滴下したものと推定。そのため、排水ホースの位置を手直しして排水ホースの閉塞状態を改善し、11:33にドレン受けからの漏えいが停止したことを確認。漏れた水の範囲は約2m×約4m×約1mmで、漏えい量は約8L。漏れた水は土のうによる堰内にとどまっており、堰外への流出はない。漏えい箇所付近の雰囲気線量率を測定した結果、γ線が0.12mSv/h、 γ・β線が0.15mSv/h。漏れた水を核種分析した結果は、134Csが4.1×10-2Bq/cm3137Csが9.0×10-2Bq/cm3125Sbが1.8×10-1Bq/cm3であることを確認。これによる原子炉注水への影響はない。

2号機T/B地下たまり水移送、2日から継続中。

3号機原子炉注水設備の給水系の信頼性向上工事(2月19日参照)をおこなうため、上記のように炉心スプレー系からの全量注水を開始。
3号機T/B地下たまり水移送、2月28日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2月15日から停止中。
水処理装置、SARRY、2月28日から運転中。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(3月3日 午後3時00分現在)(PDF、プレスリリース)

2013年3月2日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、2月24日から停止していたが10:12に再開。

3号機T/B地下たまり水移送、2月28日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2月15日から停止中。
水処理装置、SARRY、2月28日から運転中。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(3月2日 午後3時00分現在)(PDF、プレスリリース)

2013年3月1日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

3月分の原子炉の冷却に必要な注水量について、1号機2.6m3/h 、2号機3.6 m3/h、3号機3.5m3/hと定め、運用を開始。

1号機R/Bカバーでダストサンプリングを実施。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 84.4KB)(3月15日公開)
1号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.4KB)(3月15日公開)

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置の弁点検のため、09:50-12:42に停止。停止時プール水温は12.3℃、起動時は12.5℃。
23日に発見された2号機T/B1階ヒータールーム中央付近の水たまりの件。2階タービン排気フィルタ室の床のたまり水と1階ヒータールームで滴下している水を分析した。2階の水たまりは134Csが2.7×100Bq/cm3137Csが5.1×100Bq/cm3。1階の滴下水は134Csが2.8×10-2Bq/cm3137Csが6.5×10-2Bq/cm3。1階の水たまりは2階の水たまり以外に源になるようなたまり水がないので、1階の水たまりも2階と同じく雨水であると判断。
2号機T/B地下たまり水移送、2月24日から停止中。

3号機R/B地下たまり水水位、監視カメラ不調のため18:00が欠測
3号機T/B地下たまり水移送、昨日2月28日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2月15日から停止中。
水処理装置、SARRY、昨日2月28日から運転中。

08:50頃、1F構内のふれあい交差点付近で、ダンプ車両運転中の30代作業者が体調不良を訴えたため、5、6号機側緊急医療室で医師の診察を受けたところ緊急搬送の必要があると判断。09:30に急患移送車で出発、09:53に富岡消防署で救急車に乗せ替え、総合磐城共立病院へ搬送。11:15に到着、診断を受け、2-3日間経過観察のために入院することとなった。


その他


2号機TIP案内管健全性調査の結果。
福島第一原子力発電所2号機炉内調査・温度計設置のためのTIP案内管健全性確認結果について(PDF 465KB)
案内管4本ともファイバースコープを途中までしか挿入できず。DラインはTIP索引装置のリミットスイッチのローラーが押し上がらず、他の3ラインはいずれも配管内面の付着物(B、Cラインは付着物が管全体をふさいでいる)が障害となった。現状では計測機器を挿入するのは不可能と判断。今後、リミットスイッチのローラーを押し上げる方法、付着物を回収・除去する方法を検討する。

月初めなので、温度計の信頼性評価を規制委に提出。
福島第一原子力発電所1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(平成25年3月提出)(プレスリリース)
2号機のTE-2-3-69D1(圧力容器上部、監視に使用可)とTE-16-114R#2(格納容器、参考に使用)を故障と判定(いずれも保安規定の監視用計器ではない)。温度トレンド評価で特異な挙動があったので直流抵抗値を測定した結果、定検平均値比で1.15および1.13だった。

過去の温度計信頼性評価の報告書に誤りが見つかったので規制委に報告。
「福島第一原子力発電所第1号機、第2号機及び第3号機の原子炉内温度計並びに原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について」の一部補正について(プレスリリース)
温度計信頼性評価の報告における補正版の提出について(PDF 263KB)

魚介類のサンプリング結果。20km圏内(1月29、31日、2月4、7日)と港湾内(1月30日、2月12、13、15、16、17日)採取分と、2012年9月15日以降に20km圏内で採取されたもののうち110mAgと90Srが検出されたもの。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 33.4KB)(2月28日公開)
2月17日に港湾口付近で採れたアイナメのCs合計510,000Bq/kgが最高値(これは今まで採れたものの中でも最高)。
魚介類のサンプリング結果2012年3月以降のまとめと、港湾内のカゴ漁および刺し網による魚類駆除、魚類の移動防止対策。
福島第一原子力発電所20km圏内海域における魚介類の測定結果(PDF 366KB)(2月28日公開)
魚介類調査のまとめ
福島第一原子力発電所20km圏内海域における魚介類調査報告(H24年10月~12月採取分)(PDF 248KB)(2月28日公開)
魚種によりCs濃度が違う。沖合の底曳き網が沿岸の刺し網より低濃度。経時的に減少する魚種と減少が見られない魚種がある。などなど。当面、11地点の採取を月1回継続していく。

地下水バイパスの進捗など。
地下水バイパスの進捗状況および稼働に向けた準備について(PDF 1.36MB)(2月28日公開)
A系統の工事が3月いっぱいで終了し試運転を4月から実施予定。その後B、C系統と続く。A系統で試運転・水質調査が終わる4月下旬に関係者の了解を得て稼働開始の見込み。
揚水井とサブドレンの間に観測孔を3本新設し、揚水井、観測孔、サブドレン、建屋地下のそれぞれの水位を観測して建屋地下のたまり水が漏れ出ないように管理しながら、段階的に建屋周辺の地下水位を下げていく。

T/B地下たまり水移送ラインのPE管化工事で、2号機から3号機へ移送するラインと3号機から4号機および弁ユニットへのラインとをつなげる部分が完了(2号機と弁ユニットが直接つながった)。これで、T/B地下たまり水移送ラインのPE管化がすべて終わった。
福島第一原子力発電所2-4号機滞留水移送ラインの信頼性向上工事完了について(PDF 14.5KB)

原子炉注水設備の給水系の信頼性向上工事(2月19日参照)を2号機で10-16日、3号機で3-9日に実施する。2月末に炉心スプレー系からの全量注水を試験的に実施して、原子炉等の冷却状態に有意な変動のないことが確認できたので。

2号機格納容器内部調査(3回目)を実施する。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器(PCV)内常設監視計器の設置および内部調査の実施について(PDF 177KB)
すでに常設の雰囲気温度計を設置しているX-53ペネの穴を直径23cmから50cmに拡張して、更なる調査を行う。いままで(1回目2012年1月19日、2回目3月26、27日)に実施していない格納容器内のたまり水採取と、CRD(制御棒駆動装置)交換レールおよびペデスタル開口部近傍の調査を実施する。
X-6ペネ(X-53ペネの下2mで横に1mずれたところにある)の直下にはCRD交換レール(定検時に点検をおこなうため、CRD(制御棒駆動装置)を取り外して格納容器の外へ運び出すためのレール)がある。このレールはペデスタルの開口部を抜けてペデスタル内側に通じている。今後、このX-6ペネからペデスタルの内側を調査することを考えており、今回は予備調査としてペデスタル開口部まで調査装置を入れることを試みる。X-53ペネはCRD交換レールと横方向に1mほどずれているので、多関節ガイドパイプを用いて調査装置をレールに誘導する。順調に行けば、3月後半には調査を始められる見込み。
この調査のため、現在設置している常設温度計は撤去(4日に実施予定)し、調査後に1号機と同じような温度計・水位計(ペネの高さからPCV底部まで垂直に複数の計器を配置させる)を設置する。

待機中(動作可能状態)の窒素供給装置について、本格点検を4-8日に実施する予定。窒素ガス分離装置はAとBを並列運転(2012年4月20日参照)していて長期メンテナンスができないので、窒素供給の信頼性向上のためにCを新設するという話があった。2012年12月25日の中長期対策会議の項参照。

核種分析確報版(2月1-15日分)を公開。
当社福島第一原子力発電所における核種分析結果の確報版について(2月1日~2月15日公表分)(PDF)

公開しているプラントパラメータのうち、計器不良となっているデータの扱いについては、今後、不良と判定された時点で表示を停止するようにする。そうでもないみたいだけれど。←4日からそうなってる。「変更履歴等」にも書いてある。

今日、1Fの現場公開がおこなわれた。
ニコ生 福島第一原子力発電所の内部取材!~震災から約2年の現状をノーカット放送~
1:01:00過ぎ:共用プール3階オペフロの様子。燃料交換機で作業中。共用プールの動画は初めてじゃね?
2:57:00過ぎ:多核種除去設備ALPSの外観。屋根(雨囲い?←始め、A系だけに雨囲いしてたんだけど、結局、全体に屋根を付けることになったらしい)建設中。
3:15:00過ぎ:免震重要棟で所長さん囲み取材
3:49:45過ぎ:協力企業の方の囲み取材

今日、規制委の特定原子力施設監視・評価検討会(第5回)があった。


ニコ生
【3/1・17:30開始】東京電力 記者会見


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ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月01日 - Twilog