リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2020年5月31日(日)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機使用済燃料プール養生設置(4月30日参照)にともない、29日よりプールの冷却を停止中5月29日参照。

サブドレン他水処理施設、10:01-14:20に一時貯水タンクGから排水を実施。排水量は646m3

19:53に新事務本館執務室の構内ダストモニター監視端末でデータ収集遅延警報が発生し、19:40頃から構内ダストモニター15カ所すべてのデータが表示できていないことを確認した。
構内ダストモニター15カ所のうち、免震重要棟前に設置してあるモニターは現場での指示値が正常に表示されていることを確認しており、今後残りの14カ所を順次確認していく。
原因については、現在調査中。
なお、モニタリングポスト・敷地境界ダストモニターの指示値に有意な変動がないこと、および、プラントパラメータに異常がないことを確認している。
22:10に構内ダストモニターのデータを転送している無線中継機を予備機へ切替えたところ、新事務本館執務室の監視端末でモニターのデータ表示が15カ所すべてで復帰したことを確認した。なお、指示値に有意な変動がないことを確認している。
構内ダストモニター15カ所の設置位置については、「1号機使用済燃料プールからの燃料取出し」のページの下の方に地図がある。


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(27日採取)と集水タンクNo.1(24日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が900Bq/L、第三者機関が970Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.0Bq/L)、第三者機関が0.39Bq/L。明日1日に排水の予定。



2020年5月30日(土)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機使用済燃料プール養生設置(4月30日参照)にともない、昨日29日よりプールの冷却を停止中
また、07:00に計画的に運転上の制限外に移行し、プール水位の低下操作を開始した。5月28日参照。


その他

護岸地下水の地下水観測孔No.2-6のトリチウム濃度が、至近の分析結果と比較して上昇している。海側遮水壁の外側の海水分析結果に有意な変動はなし。
No.2-6(27日採取分)のトリチウムは12000Bq/Lで過去最高値(これまでの最高値は4400Bq/L(2020年3月20日))。

地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。28日採取分。
No.10のトリチウムは570Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(26日採取)と集水タンクNo.6(23日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が930Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。全β濃度は東電がND(<1.7Bq/L)、第三者機関が0.40Bq/L。明日31日に排水の予定。




2020年5月29日(金)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

(以下、30日の日報より)1号機使用済燃料プール養生設置(4月30日、5月28日参照)にともない、15:08に代替循環冷却装置の運転を停止。停止時のプール水温は26.2℃。

サブドレン他水処理施設
、09:55に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、30日の日報より)16:39に排水を停止。排水量は1005m3


その他


月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省へ提出。
4月の最大被曝線量は9.73mSv、平均値は0.34mSv(APD値)。

政府による「緊急事態宣言」が解除されたが、東京会場(本社本館1階会見室、4月8日より閉鎖中)での広報対応については、社会や地域の情勢、感染状況等をふまえながら、早期再開に向け、検討を進めていく。
6月1日以降に開催する定例会見における東京会場の扱いについては、当面、東京会場(臨時)を設けることとする。場所は、これまでの「別会場」と同じ。





2020年5月28日(木)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

地下水バイパス
、10:16に一時貯留タンクGr2から排水を開始
(以下、29日の日報より)15:57に排水を停止。排水量は1732m3

サブドレン他水処理施設、10:16に一時貯水タンクEから排水を開始
(以下、29日の日報より)14:58に排水を停止。排水量は700m3


その他


1号機使用済燃料プール養生設置(4月30日参照)にともない29日09:00-6月18日23:00に代替循環冷却装置の運転を停止する。28日05:00現在のプール水温は25.6℃、停止期間終了時点で約41.4℃と評価。
また、養生設置にともない、30日から6月18日までの期間、プール水位を低下させる予定(4月30日参照)。このため、特定原子力施設に係る実施計画「III 特定原子力施設の保安」第1編に定める運転上の制限第20条(使用済燃料プールの水位がオーバーフロー水位付近にあること)を満足できなくなることから、計画的に運転上の制限外に移行し操作を実施する。なお、「使用済燃料プールの水位がオーバーフロー水位付近にあること」を満足できない期間は、仮設水位計または、水位監視用カメラによる遠隔での水位監視を行い、1日に1回の記録確認を実施。
遠隔での水位監視に不具合を生じた場合は、作業床より直接目視での水位確認を実施。

3号機燃料取出し作業、3月30日よりクレーンの点検等で作業を休止していた(4月30日参照)が、26日に再開している(18回目)。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
2015年11月12-16日と2020年4月16日-5月21日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
25日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(24日採取)と集水タンクNo.5(22日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が820Bq/L、第三者機関が920Bq/L。明日29日に排水の予定。

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第78回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料3-1】汚染水対策(PDF 14.1MB)
屋根⾬⽔対策の進捗状況(通しで3頁)
【資料3-5】循環注水冷却(PDF 8.48MB)
窒素ガス分離装置(B)指⽰不良に関する不具合の原因と対策について(通しで53頁)4月24日のLCO逸脱の件。4月30日参照。その後の調査により判明した原因と対策。吸着槽に充填されている活性炭が輸送・運転の振動により詰まって充填高さが下がった結果、活性炭を押さえつけて拘束するために活性炭の上に入れてあるスポンジが効かなくなり、吸着槽上部に遊びができて活性炭にフレッティング(fretting。接触する二物体間に微小な往復滑りが繰返し作用して表面損傷が生じる現象)が生じ、細粒化が起きた(60頁)。この活性炭が細粒化したものが下流側に排出され、AD変換器内に侵入して回路が短絡しヒューズが解放(58頁)。このAD変換器の不具合により、計器からの信号を変換・伝送できず、不具合発⽣時の信号がシーケンサに保持された状態となったため、免震棟集中監視室に伝送される指⽰値が⼀定になったと推定(57頁)。対策として、活性炭を十分に詰めて充填し、充填高さの確認と補充を実施する/活性炭細粒化の可能性を排除できないので、サイレンサー(細粒化した活性炭の出口となった)の排気ガスを装置の外部に出すよう改造する/装置の現場警報を免震棟集中監視室に発報または検知されるよう改造する(運転停止に関するものだけを免震等に伝送していた)(62頁)。
なお、装置内に放出された活性炭の細粒は、フィルターにより装置の下流には出ていない(装置から供給される窒素ガスには含まれていなかった。59頁)。また、事象後におこなった装置の機能確認で、供給する窒素ガスの濃度は100%であることが確認され、指示不良が起きていた4月21-24日において格納容器内の不活性雰囲気は保たれていたと考える。
内閣府「日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震モデル検討会」公表内容を踏まえた対応(通しで1頁)
地震・津波対策の基本的な考え方(1頁)。検討対象の地震は「基準地震動(600Gal)」と「検討用地震動(900Gal)」。津波は「アウターライズ津波(T.P. 12.7m)」「千島海溝津波(T.P. 10.3m)」「3.11津波(T.P. 13.5m)」「検討用津波(T.P. 24.9m)」。対策として、アウターライズ津波対策は防潮堤設置済、千島海溝津波は防潮堤設置を実施中、3.11津波は各建屋の開口部兵士を実施中/メガフロートの移動・着底を実施中、検討用津波は建屋たまり水処理を実施中/除染装置スラッジ高台移送を検討中。
千島海溝津波の検討経緯(2頁)。1F検討用津波策定の一環として、千島海溝沿いの地震に伴う津波(千島海溝津波)について検討を実施(第27回特定原子力施設監視・評価検討会(2014年10月3日)で報告)。地震調査推進本部は千島海溝沿いの地震活動の長期評価(第三版)を2017年12月19日に発表、切迫している可能性が高いとした。この報告を受け、1F検討用津波検討で考慮した波源の設定に大きな課題はないと判断、アウターライズ津波防潮堤のモデル化をおこない津波解析を実施した結果、1-4号機エリア(T.P. 8.5m盤)は浸水し、5・6号機エリア(T.P. 11.5m盤)は浸水せず、という結果。切迫している可能性が高いとされたので、対応が必要と判断し、防潮堤設置中(2020年上期完了予定)。
内閣府検討結果発表(2020年4月21日)(3頁)。内閣府が「日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震モデル」を公表。日本海溝北部沿い(日本海溝モデル)と千島海溝沿い(千島海溝モデル)に区分けして検討され、いずれのモデルも最大クラスの津波の発生が切迫しているとされた。1F周辺では日本海溝モデルの影響が大きいため、日本海溝モデルを中心に再評価することとする。再評価では、千島海溝と日本海溝北部が連動するとし、岩手県中部までの全長約1400km、Mw9.4の波源を考える(4頁。2018年12月17日参照。内閣府の日本海溝モデルでは千島海溝とは連動せず、地震規模をMw9.1と評価。ただし、津波の発生が切迫しているとした領域は、当社評価とは異なり岩手県南部に及んでいる)。
今後のスケジュール(5頁)。内閣府公表の津波計算の条件等を確認し、1F周辺の最新の海底地形や震災以降に建設した設備を反映した津波再評価を実施中。2020年度上期を目標に津波再評価を実施し、その結果を踏まえて追加対策を講じていく。
以下、経産省のサイトから。
3号機燃料取出し、ハンドル変形燃料吊上げ試験の関連。燃料の重さは約300kg、チャンネルボックス重量が約100kg、合わせて燃料1体の重量は約400kg。
WBC身代わり受検の関連。入退域管理棟の入域管理では、IDカード確認のほかに、指を使って静脈認証をおこなっており、IDカードを不正使用しても他人が入域することはできない。静脈認証は入退域管理棟の運用を開始した2013年6月以降、実施している。




動画


文字起こし、実況など




2020年5月27日(水)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点


その他


魚介類のサンプリング結果

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。25日採取分。
No.10のトリチウムは650Bq/L。No.4はポンプ点検により採取中止。

地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
20日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日28日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(23日採取)と集水タンクNo.4(21日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が830Bq/L、第三者機関が940Bq/L。全β濃度は東電がND(<1.8Bq/L)、第三者機関が0.54Bq/L。明日28日に排水の予定。


実施計画の変更認可申請(2018年12月3日提出)が規制委に認可された。
変更:大型廃棄物保管庫第一棟の設置。セシウム吸着装置などから発生する使用済吸着塔は、現在、セシウム吸着塔一時保管施設で一時保管しているが、これを本保管するための保管庫(2015年11月26日の「大型保管庫」を参照)を新設するもの。2018年12月3日参照。



2020年5月26日(火)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:04-13:43に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は543m3


その他


護岸地下水の地下水観測孔No.0-1-2の全β濃度が、至近の分析結果と比較して上昇している。海側遮水壁の外側の海水分析結果に有意な変動はなし。

No.0-1-2(25日採取分)の全βは250Bq/Lで過去最高値(これまでの最高値は86Bq/L(2015年2月15日))。


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。21日採取(23日既報)の第三者機関の分析結果。



2020年5月25日(月)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

3号機燃料取出し作業ハンドル変形燃料を新たに1体確認した。
今日25日01:00頃、燃料健全性確認治具(4月30日参照)を用いて判定した結果、新たなハンドル変形燃料を1体確認(写真あり)。当該の燃料のハンドル変形は軽微(傾きは数度)であり、通常の掴み具で把持ができると評価している。吊上げ試験(下記参照)は今後実施する。
これで、これまでにハンドルの変形を確認した使用済燃料は16体となった。

サブドレン他水処理施設、09:56-13:36に一時貯水タンクかCら排水を実施。排水量は547m3


その他


3号機燃料取出し作業ハンドル変形燃料の吊上げ試験(4月30日、5月21日参照)の結果。
21日の8体(21日参照)に続き、22日に残り3体の試験を実施した。その結果、2体は制限荷重(700kg)内で吊上がらなかった。また、残り1体はハンドルが北側に倒れており、掴み具をそれに合わせると燃料上方にあるキャスク洗浄装置配管と燃料取扱機マストが干渉してしまう(1頁右写真)ため、ハンドルを把持できなかった。
資料2頁に結果まとめ。対象計11体のうち。7体は吊上げ可能(うち3体は通常より高い位置で着座(1頁中央左写真。燃料の下にガレキが回り込んだと推定。21日参照))、3体は制限荷重内で吊上がらず、1体は機器の干渉で把持できず。制限荷重内で吊上がらなかった燃料は、チャンネルボックス変形による燃料ラックとの干渉、または、ガレキによるかじり・固着と推定しており、対応方法については今後検討する。把持できなかった燃料については、把持する方法について今後検討する。
燃料取扱機等の点検や作業員増員のための追加訓練(4月30日参照)も終了したことから、26日以降、準備が整い次第、第18回目となる燃料取出しを再開する予定。

22日のサブドレン浄化装置前処理フィルタ2B保温材下部から滴下の件。22日参照。
漏えい水のトリチウム濃度は941Bq/L。原因について調査する。

水処理週報

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(21日採取)と集水タンクNo.3(19日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が920Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日26日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。14-20日の移送量。
先週も言及したが(21日参照)、建屋への流入量については実測ができず評価で算出しており、このところの大きな増減は評価上の誤差が影響しているものと考えている。これについては、今後ひょうk

2月19日のWBC身代わり受検(2月20日参照)の件を受けて富岡労働基準監督署からあった依頼(7日参照)に対して報告した。
夜間作業やサマータイムでの早朝作業等があることをふまえ、2016年4月1日から大型休憩所1階に設置しているホールボディーカウンター(WBC)について、24時間無人で測定できる運用に変更した。このため、本人確認なしにWBC測定が行える環境となっていた(システム上、WBC受検には管理区域立入許可証が必要だが、許可証さえあれば記名者とは別の人が受検することが可能だった)。WBCのある大型休憩所は入退域管理棟のゲートを通らないと行けないので、ゲート通過記録とWBC測定記録を照合した結果、無人測定を実施していた2016年4月1日-2020年2月20日の間に、WBCの測定記録があるにも関わらず同日のゲートの通過記録が確認できない件数が30件あることを確認。該当する人数は14名(重複がいる)で、その所属企業の元請に聴取を実施。その結果、14名の測定は、14名とは別の8名(重複あり)が代わってWBCを受検していたことを確認した(2頁に表)。身代わり受検があったことを本人が知っていたのは14名のうちの3名(D社とH社)。身代わり受検をした人は、自分の許可証で入域した後に、他人の許可証でWBC受検していた、ということ。
身代わり受検の原因(3頁):様々な事情で1Fに来ることが困難な作業員がおり、不適切とは認識しながら身代わり受検がおこなわれた。また、3カ月以上管理区域への入域がない場合はWBC測定を省略できることを知らずに、仕事をするために無理をしてでも継続登録をしなければとの誤った認識があった。許可証は、元請企業が適切に管理することが求められている(厚労省の「東京電力福島第一原子力発電所における安全衛生管理対策のためのガイドライン」)が、実際には記名者本人以外にも持ち出せる状態だった。また、2016年4月1日以降は本人確認なしにWBC受験が可能となっていた。
再発防止対策:安全衛生推進協議会会員企業に対し、周知徹底、許可証管理の具体的な実施事項の例示、3カ月入域がない場合はWBC受検が不要であることを周知済み(20日)。1Fの掲示板等に掲載済(21日)。放射線防護教育で被曝管理の重要性に関して本事案を取入れる。元請企業に対して、厚労省ガイドラインに基づき許可証を適切に管理・指導するよう指示(18日に実施確認済み)。WBC測定室に係員を配置して本人確認を実施(2月20日より)。



ヤギさん、資料の左右が混乱しているけど、いつもそうだったかしら。今まで気づかなかったけど、もしかして左右盲なの?



動画


文字起こし、実況など



2020年5月24日(日)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(20日採取)と集水タンクNo.2(18日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が880Bq/L、第三者機関が930Bq/L。全β濃度は東電がND(<0.65Bq/L)、第三者機関が0.42Bq/L。明日25日に排水の予定。



2020年5月23日(土)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、11:07-14:55に一時貯水タンクAから排水を実施。排水量は567m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。21日採取分。
No.10のトリチウムは670Bq/L。



2020年5月22日(金)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

5号機使用済燃料プールは、R/B補機冷却系の弁点検においてR/B補機冷却系の停止をともなう作業をおこなうことから、18日にプールの冷却を使用済燃料プール冷却浄化系(FPC系)から残留熱除去系(RHR系)に切替えた。作業が終了したので、11:30にRHR系非常時熱負荷モードを停止し、12:06にFPC系に切替えた。この間、プールの冷却が停止した。停止時のプール水温は19.2℃、切替え後は19.0℃。15日参照。

サブドレン他水処理施設、09:47-13:22に一時貯水タンクLから排水を実施。排水量は532m3
17:05頃、サブドレン浄化装置前処理フィルタ2B保温材下部からの結露水が通常より多く(1秒に1滴)堰内に滴下していることを発見。滴下箇所の下に受けを設置。当該装置の運転を一旦停止し、前処理フィルター2Bの隔離を実施。18:50時点で滴下が9秒に1滴程度に減少しており、滴下している水は受け内にとどまっている。その後、系統の切り替えを実施し運転を再開している。
滴下水の分析結果は、134Csが7.2Bw/L、137Csが97Bq/L。系統内の137Cs濃度(約100Bq/L)と同等であることから、漏えいの可能性が高く、今後、詳細調査をおこなう。当該フィルター部は隔離ののち水抜きを実施した。


その他


T/B地下たまり水の核種分析結果。3号機の4月14日採取分。

水処理設備内の処理水分析結果。採取箇所は2011年11月18日の資料を参照。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(18日採取)と集水タンクNo.1(16日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が960Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日23日に排水の予定。

「災害対策基本法」等の法令に基づき、東京電力ホールディングス株式会社から東京電力リニューアブルパワー株式会社への再生可能エネルギー発電事業承継に伴う態勢の見直しなど、必要な事項を定めた「防災業務計画」「国民の保護に関する業務計画」「新型インフルエンザ等対策業務計画」について修正・変更し、本日までに経済産業大臣を経由して内閣総理大臣に受理された。
【修正要旨】
・再生可能エネルギー発電事業の分社化に伴う修正
・南海トラフ地震防災対策推進基本計画の変更に伴う修正





2020年5月21日(木)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

3号機燃料取出し作業
ハンドル変形燃料吊上げ試験を今日21日と明日22日に実施する。試験の内容については4月30日を参照。
ハンドルの変形が確認された燃料15体のうち、小変形燃料(4月30日参照。変形の大きさがチャンネルボックスの外径を超えないもの)11体が今回の対象(大変形燃料4体は、12月に大変形用FHM掴み具の準備ができてから試験を実施する)。今日は、このうち8体で実施した。7体は予定の高さ(10cm。チャンネルファスナーがラックから出きるところ)まで燃料が吊上げられることを確認したが、1体は制限の700kgまで力をかけても持ち上げられなかった。ガレキの噛み込みが原因と推定。ハンドルは40°くらい傾いていたのが、試験後は5°ほど元に戻った(変形したことになるが、強度上は問題ない)。今後、固着の状況などを確認し、対応を検討する。吊上げられた7体のうち3体で、試験後に燃料を下ろした際に元の高さから数cm高い状態となった。吊上げた時にガレキが燃料とラックの間に入り込んでかさ上げされたものと推定。燃料取出しには支障ないと考える。
明日、残り3体の試験を実施する。その後、準備でき次第、来週以降に18回目の燃料取出し作業を再開する。

地下水バイパス、09:54に一時貯留タンクGr1から排水を開始
(以下、22日の日報より)16:15に排水を停止。排水量は1761m3

サブドレン他水処理施設、10:16-14:27に一時貯水タンクKから排水を実施。排水量は621m3


その他


地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
2015年11月12-16日と2020年4月9日-5月14日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
18日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(17日採取)と集水タンクNo.6(15日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1000Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。明日22日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設一時貯水タンクの詳細分析結果。一時貯水タンクKの4月1日採取分。

サブドレン他水処理施設、加重平均サンプル分析結果。3月分。

サブドレン他水処理施設、排水の確認結果(2019年度第4四半期分)。
実測値あるいは実測値を元に評価した3か月平均濃度の評価値(41核種)。2019年度第4四半期分のサブドレン他水処理施設からの排水(浄化水)について、告示濃度限度に対する比の和が実施計画に定める値(0.20)を下回ることを確認した。前回は3月10日(2019年度第3四半期分)。

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
変更:放射性廃棄物処理の運転操作を行う協力企業従業員の教育内容明確化。




動画


文字起こし、実況など




2020年5月20日(水)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点


その他


水処理週報

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。18日採取分。
No.10のトリチウムは630Bq/L。No.4はポンプ点検により採取中止。

地下水バイパス一時貯留タンクGr1のサンプリング結果
13日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日21日に排水の予定。

地下水バイパス一時貯留タンク詳細分析結果。Gr1の4月2日採取分。

地下水バイパス加重平均サンプル分析結果。3月分。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクK(16日採取)と集水タンクNo.5(13日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1000Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。明日21日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。7-13日の移送量。
(以下、21日の会見より)建屋への流入量がこれまでに比べて非常に小さくなっているが、評価における誤差と考えている。

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
変更:放射性分析施設第2棟設置。JAEA大熊分析・研究センター第2棟の設置。



2020年5月19日(火)

12:17に浜通りで震度4の地震。震源地は福島県沖、震源の深さは50km、地震の規模(マグニチュード)は5.4。


今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。

12:17の地震の影響:パトロールの結果、1F・2Fについて各設備に異常がないことを確認した。ケガ人なし。


12:11頃、Dタンクエリア北西側ポンプ室内に水がたまっていることを発見。水たまりの大きさは約2m×1m×深さ1mm。
当該水たまり箇所のサーベイを行った結果、バックグラウンドと同等であり、配管等からの漏えいがないこと、配管等に結露水が付着していたこと、雨水の流入も確認していることから、結露水と雨水によるものと判断した。

サブドレン他水処理施設、09:51-14:08に一時貯水タンクJから排水を実施。排水量は637m3


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。14日採取(16日既報)の第三者機関の分析結果。




動画

文字起こし、実況など



2020年5月18日(月)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

5号機使用済燃料プールは使用済燃料プール冷却浄化系(FPC系)で冷却しているが、R/B補機冷却系の弁点検においてR/B補機冷却系の停止を伴う作業を行なうことから、10:15にFPC系を停止し、11:11にプール冷却を残留熱除去系(RHR系)に切替えた。この間、プールの冷却が停止した。停止時のプール水温は22.0℃、切替え後は22.4℃。
22日に再び冷却をRHR系からFPC系に戻す予定。15日参照。


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(14日採取)と集水タンクNo.4(12日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1000Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。全β濃度は東電がND(<1.9Bq/L)、第三者機関が0.42Bq/L。明日19日に排水の予定。

「楢葉町営多目的駐車場における原状回復工事および線量低減措置」にいて、3月26日にお知らせしているが、工事内容についてあらためてお知らせするもの。

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
変更:高性能多核種除去設備/サブドレン浄化設備使用済吸着塔の再利用。両設備で使用した吸着塔をSARRYおよびSARRY II(第三セシウム吸着装置)で再利用するようにする。

2020年5月17日(日)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:08に一時貯水タンクH排水を開始
(以下、18日の日報より)14:35に排水を停止。排水量は663m3




2020年5月16日(土)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

(以下、17日の日報より)サブドレン他水処理施設、10:33-15:05に一時貯水タンクGから排水を実施。排水量は676m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。14日採取分。
No.10のトリチウムは690Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(12日採取)と集水タンクNo.3(10日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が890Bq/L、第三者機関が950Bq/L。明日17日に排水の予定。



2020年5月15日(金)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

4号機R/B上部でダストサンプリングを実施。


その他


昨日14日21:32、A排水路に設置している簡易放射線検知器(PSFモニター)のサンプル圧力異常の警報が発生・復帰を繰り返していることを確認した。これをうけ、系統の切替え操作等を実施したが状況に回復が見られないため、測定は継続できているものの点検のため今日15日00:12に系統を停止した。これ以降、PSFモニターは欠測。
なお、系統停止時点でモニターの指示値は正常であることを確認した。
当該排水路については、PSFモニターとは別に1回/日の手分析を実施しており、今後もこれにより監視を継続する。

トレンチ内のたまり水の調査(2019年度分)の結果。
2011年12月18日に共用プールダクトのたまり水が発見されたのをきっかけに毎年行っているもの。

5号機使用済燃料プールは使用済燃料プール冷却浄化系(FPC系)で冷却しているが、R/B補機冷却系の弁点検においてR/B補機冷却系の停止を伴う作業を行なうことから、プール冷却をFPC系から残留熱除去系(RHR系)による冷却に切替え、点検後はRHR系からFPC系による冷却に戻す。これらの切替え時にプール冷却が停止する。
プール冷却切り替え予定は以下のとおり:
18日09:00-16:00(約7時間停止)
・FPC系からRHR系非常時熱負荷モードに切替え
・冷却停止中のプール水温上昇は約1.3度と評価(温度上昇率:約0.183度/h)
22日09:00-16:00(約7時間停止)
・RHR系非常時熱負荷モードからFPC系に切替え
・冷却停止中のプール水温上昇は約1.3℃と評価(温度上昇率:約0.183℃/h)
今日15日13:00現在のプール水温は21.0℃。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(11日採取)と集水タンクNo.2(9日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が860Bq/L、第三者機関が910Bq/L。明日16日に排水の予定。



2020年5月14日(木)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

地下水バイパス
、09:18に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、15日の日報より)15:38に排水を停止。排水量は1754m3

サブドレン他水処理施設、09:50に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、15日の日報より)15:28に排水を停止。排水量は841m3


その他


地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
2015年11月12-16日と2020年3月26日-4月30日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
5月4日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
7日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
11日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

2020年5月13日(水)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、09:58に一時貯水タンクEから排水を開始
(以下、14日の日報より)16:42に排水を停止。排水量は1004m3


その他


2号機使用済燃料プール内調査水中ROV操作訓練の様子。4月30日、5月12日参照。
動画については14日の会見で解説があった。
00:10- 遠隔操作室内部を再現した状況。実際の調査では、R/B西側構台上に設置した遮蔽コンテナ内に遠隔操作室を設ける。水中ROVは有線で操作する。
動画の最後、水中ROV運搬装置でROVを回収するところが映っている。

1-4号機R/B上部でのダストサンプリング結果1-3号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリング結果。1号機は4月6日、2号機は4月10日、3号機は4月3日、4号機は4月13日に実施。

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果

水処理週報

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。11日採取分。
No.10のトリチウムは580Bq/L。No.4はポンプ点検により採取中止。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。7日採取(9日既報)の第三者機関の分析結果。

地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
6日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日14日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(9日採取)と集水タンクNo.1(7日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が860Bq/L、第三者機関が890Bq/L。明日14日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。4月23-29日および4月30日-5月6日の移送量。




2020年5月12日(火)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。


その他


2号機使用済燃料プール内調査に向けた水中ROV操作訓練を実施する。4月30日参照。
作業環境を模擬した状況での作業内容の確認ならびに当社社員の水中ROVの遠隔操作技術力向上を目的に、福島ロボットテストフィールドにて、5月13-15日の3日間、水中ROV操作訓練を実施する。
本訓練では、水中ROVの基本操作を行い、力量確認試験を実施したうえで、6月中旬の調査を安全最優先で実施する。
福島ロボットテストフィールド」というのは福島イノベーション・コースト構想推進機構がやってる事業のひとつで、南相馬市にある。「福島イノベーション・コースト構想推進機構」は、国がやってる復興事業で、自治体、復興庁、経産省などが関係しているらしい。

T/B地下たまり水の核種分析結果。2号機の3月19日採取分。

水処理設備内の処理水分析結果。採取箇所は2011年11月18日の資料を参照。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。4月30日採取(5月2日既報)の第三者機関の分析結果。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(8日採取)と集水タンクNo.6(6日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が860Bq/L、第三者機関が900Bq/L。明日13日に排水の予定。





2020年5月11日(月)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機R/B上部でダストサンプリングを実施。

サブドレン他水処理施設、10:20に一時貯水タンクDから排水を開始
(以下、12日の日報より)17:06に排水を停止。排水量は1008m3


その他


新型コロナ感染症対策の件。透湿性防水スーツについては在庫がなくなった2月17日にアノラックに切替えていた(2月17日、3月23日参照)が、透湿性防護服を確保できたので、現在ではそれを使用している。


多核種除去設備等処理水の取扱いに係る関係者の御意見を伺う場第3回がWEB会議で開かれた。以下、経産省のサイトから。

議事次第(PDF)




動画


文字起こし、実況など




2020年5月10日(日)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:11に一時貯水タンクCから排水を開始
(以下、11日の日報より)16:53に排水を停止。排水量は1001m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(6日採取)と集水タンクNo.5(4日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が790Bq/L、第三者機関が820Bq/L。明日11日に排水の予定。





2020年5月9日(土)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。7日採取分。
No.10のトリチウムは590Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(5日採取)と集水タンクNo.4(3日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が720Bq/L、第三者機関が750Bq/L。明日10日に排水の予定。



2020年5月8日(金)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

地下水バイパス
、10:17に一時貯留タンクGr2から排水を開始
(以下、9日の日報より)16:30に排水を停止。排水量は1749m3

2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
2号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。

サブドレン他水処理施設、09:56に一時貯水タンクAから排水を開始
(以下、9日の日報より)16:38に排水を停止。排水量は1000m3


その他


新型コロナ感染症拡大を受けて東京都に出されている緊急事態宣言が5月31日まで延長されたのを踏まえて、東京会場の閉鎖を5月31日まで延期する。これにともない、11日以降の会見において東京会場は前回までと同様に別会場を設けることとする。




2020年5月7日(木)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、09:57に一時貯水タンクLから排水を開始
(以下、8日の日報より)16:39に排水を停止。排水量は1001m3


その他


5日18:41にA排水路と物揚場排水路に設置してあるPSFモニター指示値が免震棟で監視できなくなった。現場確認の結果、データは取得できているが免震棟への伝送に不具合のあることが判明。また、B・C排水路のPSFモニターでも同様に伝送不良を確認。A排水路と物揚場排水路については、今日11:42にソフトウェアを立上げ直して復旧した。B・C排水路では復旧に向けて対応中。なお、B・C排水路については、PSFモニターの下流に設置してある側溝放射線モニターでの監視は継続できている。また、K排水路のPSFモニターには問題ない。
B・C排水路で不具合が起きているのは、どの時点で判明したのか?
PSFモニターについては2014年7月14日、12月19日を参照。K排水路以外にも設置されてるんだ。知らんかった。K排水路のPSFモニターについては2019年8月22日に参照記事をまとめてある。
22日追記。2月19日の現地調整会議資料に、K・A・物揚場排水路にPSFモニターを設置する件について記載あり。

2月19日にあったWBCの身代わり受検(2月20日参照)について、富岡労基から依頼の文書を5月1日に受け取った。依頼の内容は、当該事例の発生原因の分析、同種事案がないかどうかの確認、適切な受験の体制の構築、について報告すること。期限は5月末。

4月30日の会見で、5月7、8日に1Fの救急医療室の医師の手当ができず不在となるかもしれない、ということを報告していたが、関係医療機関等との調整の結果、医師の確保ができた。関係各所にお礼申し上げる。

地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
4月29日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日8日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(3日採取)と集水タンクNo.3(1日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が660Bq/L、第三者機関が690Bq/L。明日8日に排水の予定。


今日より1Fからの定例会見を新しく担当するマツオさん。4月から廃炉推進カンパニーの広報担当、それまでは1Fで保全、技術品質安全などを担当。事故時は本社勤務だったとのこと。最近の人は、苗字だけしかわからなかったりする。

2020年5月6日(水・振替休日)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。4日採取分。
No.10のトリチウムは640Bq/L。No.4はポンプ点検により採取中止。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(2日採取)と集水タンクNo.2(4月30日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が710Bq/L、第三者機関が760Bq/L。明日7日に排水の予定。




2020年5月5日(火・子供の日)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:12に一時貯水タンクKから排水を開始
(以下、6日の日報より)16:54に排水を停止。排水量は1000m3



2020年5月4日(月・みどりの日)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、09:57に一時貯水タンクJから排水を開始
(以下、5日の日報より)16:44に排水を停止。排水量は1011m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクK(4月30日採取)と集水タンクNo.1(4月28日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が840Bq/L、第三者機関が850Bq/L。明日5日に排水の予定。



2020年5月3日(日・憲法記念日)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(4月29日採取)と集水タンクNo.6(4月27日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が900Bq/L、第三者機関が920Bq/L。明日4日に排水の予定。



2020年5月2日(土)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

地下水バイパス
、10:11に一時貯留タンクGr1から排水を開始
(以下、3日の日報より)16:24に排水を停止。排水量は1705m3

サブドレン他水処理施設、11:04に一時貯水タンクHから排水を開始
(以下、3日の日報より)17:48に排水を停止。排水量は1005m3


その他


護岸地下水の地下水観測孔No.1-11(134Cs、137Cs、全β)において、至近の分析結果と比較して上昇した値を確認したが、海側遮水壁の外側の海水分析結果に有意な変動はなし。
No.1-11(1日採取分)の134Csは20Bq/L、137Csは330Bq/L、全βは7900Bq/Lでいずれも過去最高値(これまでの最高値は134Csが4.7Bq/L(2015年3月16日)、137Csが16Bq/L(2015年3月16日)、全βが2300Bq/L(2013年12月26日))。

地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。30日採取分。
No.10のトリチウムは710Bq/L。




2020年5月1日(金)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1/2号機排気筒解体作業、筒身頂部に雨水侵入防止のフタを設置し、今日1日に予定していた一連の作業を完了した。
高さ約120mあった排気筒は解体により約59mとなり、耐震上の裕度が確保され、1Fにおけるリスクを低減することができた。今回の一連の作業を通じて、敷地境界を含め、敷地内ダストモニターのダスト濃度に有意な変動は確 認されなかった。

サブドレン他水処理施設、10:13に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、2日の日報より)16:57に排水を停止。排水量は1004m3


その他


24日の窒素ガス分離装置(B)の運転上の制限逸脱の件。
これまでの調査状況等を整理した結果、今日1日13:30、本件については、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3に基づき制定された、東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則第18条第5号「発電用原子炉施設の故障(発電用原子炉施設の運転に及ぼす支障が軽微なものを除く。)により、運転上の制限を逸脱したとき、又は運転上の制限を逸脱した場合であって、当該逸脱に係る実施計画で定める措置が講じられなかったとき。」に該当すると判断。
なお、現在の窒素ガス分離装置の運転状態に異常なし。また、プラントパラメータ、モニタリングポスト、構内敷地境界連続ダストモニタの指示にも有意な変動なし。
福島第一原子力発電所 原子炉格納容器内窒素封入設備における運転上の制限を満足していないことの判断と復帰について(続報)(報道関係各位一斉メール)

月初なので、温度計の信頼性評価を規制委に提出。
評価区分の変更はなし。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
2015年11月12-16日と2020年3月19日-4月23日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
27日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

地下水バイパス一時貯留タンクGr1のサンプリング結果
4月24日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日2日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(4月27日採取)と集水タンクNo.5(4月25日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が620Bq/L、第三者機関が650Bq/L。明日2日に排水の予定。

次回の定例会見は7日(4日は祝日なので開催しない)。7日の定例会見では、先週と同様に東京会場は報道関係者用の別会場を設ける。