リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2019年11月30日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:20-14:16に一時貯水タンクEから排水を実施。排水量は585m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。28日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1200Bq/L。No.7と9はポンプ不具合のため採取中止。No.1と3は水位計故障のため10月31日採取分から採取できていなかった(11月2日参照)が、復旧したらしい。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(26日採取)と集水タンクNo.2(24日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が790Bq/L、第三者機関が690Bq/L。明日1日に排水の予定。



2019年11月29日(金)

今日のお仕事




プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:12-14:01に一時貯水タンクCから排水を実施。排水量は570m3


その他


月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省へ提出。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況(PDF)
10月の最大被曝線量は6.92mSv、平均値は0.33mSv(APD値)。四半期ごとの集計あり。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(25日採取)と集水タンクNo.1(23日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が650Bq/L、第三者機関が690Bq/L。明日30日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、排水の確認結果(2019年度第1四半期分)。
サブドレン・地下水ドレン浄化水の排水に関する確認結果(2019年度第2四半期分)(PDF)
実測値あるいは実測値を元に評価した3か月平均濃度の評価値(48核種)。2019年度第2四半期分のサブドレン他水処理施設からの排水(浄化水)について、告示濃度限度に対する比の和が実施計画に定める値(0.21)を下回ることを確認した。
前回は9月12日(2019年度第1四半期分)。



2019年11月28日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:03に一時貯水タンクBから排水を開始
(以下、29日の日報より)14:56に排水を停止。排水量は728m3

1/2号機排気筒ドレンサンプピットで水位低下を確認した件(27日参照)。当該ピットの水位低下については、ピット外への漏えいが否定できないことから、核燃料物質等の管理区域内での漏えいに該当すると考え、今日28日10:30、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3に基づき制定された、福島第一規則第18条第12号「発電用原子炉施設の故障その他の不測の事態が生じたことにより、核燃料物質等(気体状のものを除く)が管理区域内で漏えいしたとき」に該当すると判断した。
福島第一原子力発電所 1/2号排気筒ドレンサンプピット水位低下傾向の確認について(続報)(報道関係各位一斉メール)
水位低下はピット底部から325mm程度までは比較的顕著で、それ以降はゆるやか。水位低下分が漏えいしたとして、漏えい量は300-400L。ピットの水を移送する自動ポンプの起動・停止設定値は、現在、起動340mm、停止320mmとしている。さらに低下できないか検討中。周辺での作業のうち、排気筒解体作業の落下物、周辺の地盤改良、凍土壁については、この事象と因果関係のないことを確認した。この他にも可能性のある作業等を抽出し関係を調査する。下記のロードマップ会見資料を参照。


その他


1/2号機排気筒解体作業チップソーの噛み込みが発生
福島第一原子力発電所 1/2号機排気筒解体作業におけるチップソーの噛み込みについて(165KB)(PDF)
昨日27日の筒身切断作業中に、内周切断装置チップソーの刃の筒身への噛み込みが発生し、作業を中断。クレーンで解体装置ごと筒身を吊り上げて荷重調整するなどの作業を実施したが解消に至らず、この作業の過程でチップソーモーターの傾きや旋回機構の動作不良も発生。
時系列は1頁。26日に鉄塔解体装置の吊り上げを開始。27日に主柱4本の切断を完了後、10:44に筒身の残り50%の切断を開始。12:00に3カ所目(南西)の切断中に噛み込み発生(筒身の85%まで切断済)。その後、18:00まで噛み込み解消作業を実施、その際にチップソーモーターの傾き(17:25)、旋回機構の動作不良確認(18:00)、18:00に作業中断を判断した。
噛み込みの状況(2頁)。筒身の切断面の上下がずれて、刃がはさまれた。
対応策の検討(3頁)。4つの案について検討したが、噛み込みを解消して解体装置による切断を再度おこなう(噛み込み解消作業で解体装置がさらに故障して有人での対応が必要になる可能性あり)よりも、作業者が人力で筒身切断する方が、作業者の高所作業時間短縮になるという判断から、④案(作業員が昇筒し、人力で残りの筒身を切断する。)を採用する。具体的には、クレーン吊りの搭乗設備を使って作業者が解体装置に乗り移り、解体装置に付属の昇降設備を使って作業者が筒身に取り付いて磁石で体を筒身に固定し、ディスクグラインダーで残っている切断長さ1.3mを切断する(4頁)。切断終了後は、搭乗設備で作業者が退避したのちに、解体装置と切断した筒身を一体で吊り下ろす。作業者の装備はY装備、3人(切断作業1名、補助1名、搭乗装置に監視1名)で作業を実施する。作業する高さ(地上110m)の排気筒周辺の雰囲気線量は0.08mSv/h。実施日時は明日29日の夕方以降、天候や検討状況などを踏まえて決める。
この方法(作業者の筒身へのアクセス、人力での筒身切断作業)の訓練は実証試験で実施済(1月17日参照)。搭乗設備による有人作業は、筒身解体装置の発電機で燃料切れが発生した際に、給油をおこなった実績がある(9月2日参照)。昇降設備の使用は今回が初めて。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その1)(79.4KB)(PDF)
2015年11月12-16日と2019年10月17日-11月21日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(79.4KB)(PDF)
25日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(24日採取)と集水タンクNo.6(22日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が640Bq/L、第三者機関が660Bq/L。明日29日に排水の予定。

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第72回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(PDF 5.03MB)
1-3号機の状況(圧力容器・格納容器内の温度推移)、たまり水の貯蔵および処理の状況、たまり水貯蔵状況の推移、エリア別タンク一覧(基数、容量、タンクのタイプ、貯留水の種別)、たまり水の貯蔵状況(長期グラフ)、汚染水等構内たまり水の状況(リスク総点検より抜粋)。
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(PDF 6.53MB)
要員管理(8頁左)。10月の1日あたり作業員数は平均で3,790人(実績)。12月の想定は約3,770人。
熱中症発生状況(8頁左)。11月25日までの熱中症は13人(2018年度は11月末時点で8人)発生。詳細については下記を参照。
インフルエンザ・ノロウイルスの発生状況(8頁右)。11月18-24日にインフルエンザ感染者3人、ノロウイルス感染者0人(昨シーズン同時期はインフル0人、ノロ3人)。
対策の一環として協力企業作業員を対象に11月13日-12月13日に1Fでインフルエンザ予防接種を無料で実施中(11月22日時点で1565人に接種)。近隣医療機関でも同様に実施予定(12月2日-1月30日)。
プロセス主建屋、高温焼却炉建屋地下階におけるゼオライト安定化に向けた検討状況(通しで3頁)。プロセス主建屋地下階のゼオライト土嚢が線源となる放射線について、プロセス主建屋のたまり水処理が進んで床面露出した際に地上階開口部の最寄りとなる敷地境界評価点における線量への影響を評価した(5頁)。その結果、床面露出時に最寄り敷地境界評価点における実効線量は10-4mSv/yオーダーの増加であり、ほとんど影響はない。1階開口部では現在の線量率(11mSv/h程度)に加えて14mSv/h上昇。1階廊下での上昇分は0.7μSv/h。今後の計画(6頁):プロセス主建屋でゼオライトのサンプリングを計画(2020年1月実施予定)。高温焼却炉建屋でも水中の現場調査を2019年12月に実施予定、その結果から床面露出時の影響評価を実施する。両建屋について、追加調査(追加サンプリング等)、線量再評価等を必要に応じて計画し、並行して対応方針の検討も進める。ゼオライト安定化検討内容(7頁):遠隔回収(ゼオライトを吸引回収し、容器等で保管)・遠隔集積(ゼオライトを地下階で集積し、容器等で地下階に保管)・固化(ゼオライトをモルタル等で固化)の3案に加え、それぞれの組み合わせ等について実現可能性を含めて検討中。
1/2号排気筒ドレンサンプピット水位低下傾向の確認(8頁)
水バランスシミュレーション(17頁)
タンク建設進捗状況(19頁)。フランジ型タンク/溶接型タンクの運用状況(21頁。フランジ型タンクの淡水は、現在Sr処理水が貯留されている溶接型タンクを再利用して貯留する計画であり、26日より移送を開始、12月頃に完了の見込み)。
汚染⽔発⽣量の予測と実績(23頁)
サブドレン他水処理施設の運用状況(24頁)。運転状況(26頁):5月30日よりL値T.P. 550mm(台風19号対策として10月12-15日に一時的に全ピットのL値をT.P. 1400mmに変更。また、10月25日の大雨によるLCO逸脱対応で1号機Rw/Bおよび2号機T/B付近の⼀部サブドレンピットでT.P.1300mmに設定、11月25日よりT.P.+1.000mmに変更している。今後、降⾬による建屋⽔位上昇等を確認しながら、周辺のサブドレンの設定⽔位まで低下させることを計画)、至近1カ月の平均くみ上げ量約779m3/日。排水実績(27頁):11月25日までに1158回排水。1/2号機排気塔周辺トリチウムの濃度上昇への対応(28頁)。
建屋周辺の地下⽔位、汚染⽔発⽣の状況(30頁)。建屋周辺の地下水位の状況(32頁)。サブドレン・護岸エリアのくみ上げ量推移(33頁)。汚染水発生量推移(34頁)。凍土遮水壁の状況(35頁)。
H4・H6タンクエリアモニタリング(48頁)。H4エリア周辺(49頁)。地下水バイパス調査孔・揚水井(52頁)。排水路(54頁)。海水(55頁)。
多核種除去設備ALPS A系クロスフローフィルター二次側絞り弁のにじみ事象(57頁)。11月7日の件。当該弁は二次側流量調整等を実施することから操作頻度が高いため、グランドのゆるみが発生したと考えられる。グランド部の増し締め実施後滲みが停止していることから、養生を実施して継続監視を行い、必要に応じて増し締めを実施する。
1号機燃料取り出しプランの検討状況(通しで4頁)。1号機は2018年1月よりオペフロの瓦礫撤去作業に着手。オペフロ北側および中央の屋根スラブ撤去は概ね完了したが、オペフロ南側については天井クレーンおよび燃料取扱機が損傷して残置している状況であり、調査を進めてきた(9月26日参照)。また、原子炉ウェルプラグのズレや汚染状況についても調査を進めてきた(9月26日参照)。今後、オペフロ南側の崩落屋根等の撤去を進めるために、これらの調査結果を踏まえ、ダスト飛散に留意したより慎重な作業が求められる。このため、これまで検討してきた「ガレキ撤去完了後に燃料取り出し⽤のカバーを設置する」プラン(プランA)に加えて、ダスト⾶散対策の信頼性向上等の観点から「原⼦炉建屋を覆う⼤型カバーを設置し、カバー内でガレキ撤去をおこなう」プラン(プランB)の2案について検討中(6、8頁)。検討にあたっては、ダスト飛散対策・作業員被爆・雨水対策(雨水流入抑制により汚染水発生低減)・周辺工事との干渉の4点を中心に、総合的に評価する(7頁)。3号機の際と異なり、1F周辺地域で帰還が進んでいることから、より充実したダスト飛散対策を取るため、とのこと。1号機は3、4号機と違って水素爆発による建屋のダメージが小さいことを確認済なので、大きなカバーを設置することが可能。
3号機燃料取扱設備の状況(通しで9頁)。マニピュレーター左腕の動作不良(11頁。10月16、31日参照):当該の関節を固定してガレキ撤去作業を実施していたが、動作不良が発生していないことから使用を継続することとした(マニピュレーターの予備品は納入済みで、不具合時は交換可能)。フランジプロテクターの設置は燃料取扱機補助ホイストを用いる代替策で対応可能であり、新規フランジプロテクターを製作中。燃料取扱機マストワイヤーロープの乱巻(12頁。10月31日参照):ロープの交換を12月中に予定。また、乱巻きの再発防⽌対策として、マストの荷重検知装置設定値変更を12⽉中に実施予定。
予備品の手配状況(14頁)。
ガレキ撤去状況(15頁)。ガレキ撤去により26日までにハンドルが確認できた燃料は286/566体。9月2日のガレキ撤去再開以降、新たに6体のハンドルが変形しているのを確認した(16頁。うち2体について14日に報告済み)。これにより、2015年に確認された6体と合わせて全部で12体の燃料のハンドル変形を確認。また、2015年にハンドル変形が確認された燃料6体について周囲のガレキ撤去後に撮影したところ、うち1体でチャンネルボックスの変形を確認した(17頁)。現在、プール水質等に変動はなく、環境への影響はない。今後、ガレキ撤去を進め、燃料上部の変形状態を確認し、燃料被覆管や燃料取出しへの影響を評価する。今後の予定は18頁。
1/2号機排気筒解体の進捗状況(20頁)。先月以降、これまでのまとめ。
1号機飛散防止剤散布実績と予定(49頁)
3号機オペフロ連続ダストモニター計測値(50頁)
使用済燃料等の保管状況(51頁)
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(PDF PDF 4.98MB)
1号機格納容器内部調査アクセスルート構築作業(通しで3頁)。アクセスルート構築のためのX-2ペネAWJ穿孔作業においてダスト濃度が上昇した件(6月10、27日、7月25日、8月29日、10月31日参照)。作業監視用ダストモニターを原子炉キャビティー差圧調整ラインに設置する作業を10月25日に開始(9月26日、10月31日参照)。配管内の汚染を確認したため汚染拡大防止対策を施したのち、配管内部が閉塞せずに原子炉キャビティー内に通じていることを11月6日に確認。7日に配管内にモニター用ホースの敷設を完了(12、13頁。13頁に写真あり)。25日よりデータ拡充作業(6頁。10月31日参照)を実施中。今後、試料の分析およびデータ評価を進め、周辺環境への影響が出ないよう切削時間の適正化をおこなう予定。これまでのAWJ作業では、格納容器ガス管理システムの本設ダストモニター(フィルターの下流側)および敷地境界ダストモニター等には有意な変動は見られない。また、新設の作業監視用ダストモニター(格納容器ヘッド近傍)にもAWJ作業中に有意な変動は見られなかった(8頁)。切削時間の適正化と並行して、ダスト低減策についても検討を進める。今後のスケジュールは9頁。
1号機原⼦炉格納容器上蓋の状況確認(15頁)。1号機格納容器内部調査のアクセスルート構築のため、格納容器(PCV)上蓋近傍に作業監視用ダストモニターを11月7日に設置した(上記参照)。この設置作業時に、設置環境を確認するために挿入したカメラを活用して、事故時に主要な漏えい経路になったと推定されているPCV上蓋のフランジ部(17頁右下図)の状況確認を実施した。PCV上蓋等の著しい損傷は確認されず(18頁)、フランジ部も塗装の劣化はあるものの著しい損傷や変形は確認されず(19頁)。映像のホワイトノイズからは高い汚染が推定されるため、事故時にPCV圧力が高かった際にはフランジ部から漏えいがあったものと考える。現在のフランジ部の漏えい孔面積は、真空破壊弁配管からの漏えい孔面積よりも小さい(23頁。格納容器内水位が真空破壊弁配管を下回ると、急激に格納容器圧力が低下する→水封されている真空破壊弁配管が解放されると真空破壊弁配管から漏えいが発生して圧力低下→フランジ部からの漏えいはこの圧力低下分よりも小さい)。
福島第一原子力発電所 1号機PCV上蓋の状況確認(02:36)(動画)会見動画での解説は16:17過ぎから。
00:00- 上蓋の上に設置してある柵など。
00:16- 上蓋の表面。塗装のはげが見られるが、大きな損傷はない。
00:33- フランジ部を上から見ている。
00:50- フランジと格納容器の壁(原子炉ウェルの壁)の間にある水たまり。周囲に小さなガレキが落ちているのが見える。このたまり水については、ウェルプラグ調査の際に発見されている。雨水等がたまったものという見解(8月29日参照)。
01:09- 上を見ている。ウェルプラグの下面が見えている。茶色っぽい格子は、プラグの鋼製のフレーム(灰色のところはコンクリート)。01:20あたりにプラグがずれてスキマができているのが見える。
01:29- 白いホースが、今回設置した作業監視用ダストモニターのサンプリングホース。
02:13- ホースと一緒にカメラをさらに下に降ろしたところ。フランジ部のボルト、水たまり、小ガレキの様子がわかる。
原子炉ウェルと原子炉キャビティーは違うの?同じなの?
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(685KB)
ガレキ・伐採木・使用済保護衣の管理状況(通しで3頁)
水処理2次廃棄物の管理状況(3頁)
ガレキ・伐採木・使用済保護衣・水処理2次廃棄物の保管量推移(4頁)
【資料3-5】循環注水冷却(PDF 130KB)
【資料3-6】環境線量低減対策(PDF 7.94MB)
「1-4号機原⼦炉建屋からの追加的放出量の評価結果」の変更について(通しで2頁)。放出に伴う影響を理解いただくために、公表資料をわかりやすくする⼯夫が必要であり、記載内容を⾒直すこととした。主な変更箇所:⼀般公衆への影響が理解しやすくなるように、被ばく線量基準値と⽐較した記載とし、被ばく線量のグラフに変更した/別紙を⼀覧表形式に変更するとともに、⼀覧表の解説を作成した/被ばく線量評価の計算⼿法を5/6号機の寄与(年間稼働率80%の運転時の推定放出量で評価したもの)を⼀律加算する⽅法から、測定結果を元にした被ばく線量を評価する⼿法に変更した。5/6号機の寄与は、運転時の想定放出量から評価して約0.17μSv/年として加算していたが、最近では放出量全体の80%を占めており、1-4号機からの放出の影響がわかりにくくなっていた。これを実態に近づけるため、5/6号機も1-4号機と同様に粒⼦状物質の測定結果を元にした被ばく線量を評価し、検出された場合は、1-4号機による被ばく線量評価に加算することとする(4、5頁)。
T/B東側地下水および海水のモニタリング(14頁)。地下水(20-27頁)、排水路(29-31頁)、海水(34-42頁)、港湾口海水モニター(海水放射線モニター)(43頁)。
【資料3-7】労働環境改善(PDF 7.03MB)
管理対象区域の運用区分(通しで2頁)
2019年度 福島第⼀原⼦⼒発電所における熱中症予防対策実施状況(3頁)。至近の発症数はやや増加傾向(4頁)。2019年度の発症状況(5頁)。2019年度の熱中症対策と評価(9頁):梅⾬明け後の急激な気温上昇、⽇差しが強くなる午前の気温上昇時、前⽇と当⽇の気温差などが熱順化不⾜の要因となり、熱中症が発症したと考えられる。また、全⾯マスクを着⽤し、年齢40〜50才代で、作業時間(移動時間含む)1.5時間を超えると熱中症を発症しやすい特徴がみられた。参考資料(ER利用の促進活動、労災隠し防止活動)。
【資料4】その他(PDF 2.22MB)
6号機 RHRポンプ(B)圧⼒抑制室吸込弁駆動部シャフト折損について(通しで1頁)11月19日の件。11月26日参照。3頁に時系列。10月17日に当直の依頼により直営にて1回目の増し締めを実施したが、シートリークが継続。11月19日14:30頃2回目の増し締めを実施、15:00頃シャフト折損。繰り返し増し締めを実施した際に、過⼤な⼒がシャフトに加わり折損したことが考えられることから、今後詳細調査を実施する。
6号機新燃料除染作業における燃料棒の曲げ事象について(7頁)11月25日の件。10頁に燃料棒の曲がりの状況(13頁に写真)。⼀つ前の燃料棒が燃料棒自動除染装置に⼊り燃料棒供給装置のローラ上に無いことを確認した後に、次の燃料棒を送り出す操作を⾏う⼿順(9頁)であったが、確認前に燃料棒を送り出してしまい、⼿順を守れていなかった。リフターが下降中に次の燃料棒がリフターの下に⼊り込む状態となり、リフター下部にある空気供給ラインに燃料棒が押し下げられた(11頁)。燃料棒が所定の位置(⻘⾊ストッパー⼿前)にあるとセンサーが感知しリフターが下降しないインターロックは存在したが、燃料棒がセンサーの感知範囲に到達する前にリフターが下がり、リフター下部にある空気供給ラインが燃料棒と⼲渉したことからインターロックは動作しなかった。設備⾯による対策および作業プロセスの⾒直しを検討中。今後の対応は12頁(模擬燃料棒で試験を⾏い、燃料棒の曲げ戻し⽅法を評価、確認する/曲げた燃料棒の保管⽅法を検討する/など)。
以下、エネ庁のサイトより。
福島第一原子力発電所配置図(PDF形式:2,536KB)


実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
変更:特定核燃料物質の防護に係る変更。内容は公開されない。




動画
2019/11/28(木) 中長期ロードマップ進捗状況について(2:29:42)

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年11月28日 - Twilog
11/28のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年11月27日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:03に一時貯水タンクAから排水を開始
(以下、28日の日報より)16:47に排水を停止。排水量は1003m3


その他


1/2号機排気筒ドレンサンプピットで水移送時以外の水位低下を確認
福島第一原子力発電所 1/2号機排気筒ドレンサンプピット水位低下傾向の確認について(723KB)(PDF)
1/2号機排気筒ドレンサンプピットは排気筒内に入った雨水を貯めるためのもの。現在、仮設排水設備(1頁)により水位400mmを超えたタイミングでポンプを自動起動して水を移送し、330mmまで水位を下げる運用としている。
最近の降雨による水位変動の傾向把握のために、水位データの推移を確認していたところ、水の移送をしていないときにピット水位が約325mmまで低下する傾向を昨日26日に確認した。その後、過去にさかのぼって確認したところ、10月12日の台風19号接近以降に同様の水位低下が全部で8回(2頁)あることが今日27日に判明。
直近(3月5日)のピット水の分析結果は、134Csが1.5×106Bq/L、137Csが2.0×107Bq/L、全βが2.8×107Bq/L。排水路モニター、海水放射線モニター、周辺のサブドレンピットの放射能濃度に有意な変動はなく、現時点で外部環境への影響は確認されていない(3、4、5頁)。
今後の対策。この水位低下について、ピットからの流出の可能性を踏まえた影響緩和対策を以下のように取る:
・ピット水位を325mm以下で管理することを検討(移送ポンプの設定を現状の400mm起動・330mm停止から可能な限り低い水位管理となるような設定値を検討する)。
・特異な事象の確実な検知および設定変更後の傾向の把握のため、24時間のトレンドデータの確認を1回/日の頻度で実施。
また、周辺での作業等(排気筒解体作業の落下物、周辺の地盤改良、凍土壁)と本事象との因果関係の有無について確認、他に可能性のある作業等を抽出して調査する。
なお、排気筒解体作業完了後に排気筒上部にフタをする計画となっており、フタ設置後は排気筒からピットへの雨水流入はなくなるものと考える。
福島第一原子力発電所 1/2号排気筒ドレンサンプピット水位低下傾向の確認について(報道関係各位一斉メール)

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。25日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1200Bq/L。No.2と4は水位計故障のため採取中止。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(23日採取)と集水タンクNo.5(21日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が660Bq/L、第三者機関が690Bq/L。明日28日に排水の予定。



2019年11月26日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:12に一時貯水タンクLから排水を開始
(以下、27日の日報より)14:52に排水を停止。排水量は695m3


その他


6号機残留熱除去系(B)圧力制御室吸込弁の手動操作ハンドルの軸を折損
19日に圧力抑制室吸込弁(MO-E12-F004B)に弁体のシートリークが確認されたことから、当該電動弁を手動操作で閉側に増し締めを実施したところ、手動操作ハンドルの軸を折損した。そのため、残留熱除去系(B)は、経済産業省告示327号に定める「安全上重要な機器等」の要求機能の内、燃料プール水の補給機能を満足しないことを確認した。
以上のことから、今日26日15:00に6号機残留熱除去系(B)は福島第一規則第18条第4号「安全上重要な機器等の点検を行った場合において、発電用原子炉施設の安全を確保するために必要な機能を有していないと認められたとき。」に該当すると判断した。
なお、6号機の原子炉内には燃料はなく、6号機残留熱除去系(A)および補給水系による使用済燃料プールへの補給は可能な状態。使用済燃料プールの運転状態は異常なし。
福島第一原子力発電所 6号機残留熱除去系(B)圧力制御室吸込弁の手動操作ハンドルの軸折損について(報道関係各位一斉メール)

10月のR/Bからの追加的放出放射能量の評価結果
1-4号機原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果(PDF)
1-4号機R/Bからの放出は3.5×104Bq/h未満で、放出管理の目標値(1.0×107Bq/h)を下回っていることを確認。また、これによる敷地境界の空気中放射能濃度は134Csが2.7×10-12Bq/cm3(告示濃度:2×10-5Bq/cm3)、137Csが7.1×10-12Bq/cm3(告示濃度:3×10-5Bq/cm3)であり、いずれも告示濃度を下回っている。これが1年間継続した場合の敷地境界における被曝線量は0.09μSv未満となる。評価の詳細は2頁以降。評価方法は2015年4月30日を参照。
今回から評価方法が変更になっている(5/6号機の寄与分の評価方法を変更)。11月28日参照。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。21日採取(23日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(22日採取)と集水タンクNo.4(20日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が670Bq/L、第三者機関が700Bq/L。明日27日に排水の予定。



2019年11月25日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

5号機使用済燃料プールは使用済燃料プール冷却浄化系(FPC系)で冷却しているが、補助海水系のストレーナ点検にともない、プールの冷却をFPC系から残留熱除去系(RHR系)へ切替えを実施(10:22にFPC系停止、11:11にRHR系非常時熱負荷モードに切替え)。この切り替えの間、プールの冷却が停止した。切替え後のプール水温は19.5℃(停止時は19.6℃)。
12月6日に元に戻す際に、再び冷却停止の予定(23日参照)

サブドレン他水処理施設、10:25に一時貯水タンクKから排水を開始
(以下、26日の日報より)15:14に排水を停止。排水量は716m3


その他


1/2号機排気筒解体作業で遠隔操作車両が意図せず移動
福島第一原子力発電所 1/2号機排気筒解体工事における遠隔操作車両の不具合について(257KB)(PDF)
22日14:40頃、作業再開準備として遠隔操作に使用するバス(解体作業で使用する装置の遠隔操作をバス内部の設備でおこなう)のエンジンを始動したところ、当該バスが約16m移動する不具合が発生。これにともない、敷設してある電源ケーブル等が引っ張られて一部損傷や線抜けが発生したが、けが人はなく、他の設備への影響もなかった。
当該バスは通常の停車位置から移動せずに使用しているもので、車両のエンジンは車内の照明および空調のために使用する。
当該バスは23日に元の位置に戻し、電源ケーブル等の復旧も完了したが、悪天候(降雨)により復旧後の動作確認等が遅れていることから、23、24日の解体作業は中止。今日25日に準備作業完了後、天候を見ながら解体装置の吊り上げをおこなう予定。
事象の時系列は4頁。22日10:00頃、バスのバッテリー上がりがあり、バッテリーを交換。その後、14:40頃にエンジンを始動してバスが走行(駐車時は輪留めを左後輪に取付け、ギアはニュートラル、サイドブレーキを引いていた。走行中はフットブレーキ、サイドブレーキ、クラッチが効かず、運転者はエンジンを停止して車両を停止させた。2頁)。翌23日、整備によりバスを牽引して元の位置に戻し、19:19にケーブルの再接続を完了。走行時のスピードは、運転者の体感でおよそ10km/h程度だったとのこと。当時、バスには運転者1名と作業者1名の計2名が搭乗していた。
不具合の原因は電気系統の不良やマグネットクラッチの故障と推定しているが、詳細については現在調査中。今後、当該バスのエンジンは始動しない(照明は外部から電源を取る)。
挿入ガイド損傷の件(18日参照)。先週末納品予定だった部品はまだ調達できていない(明日納品予定)。現在、挿入ガイドは3つついており、対角の2つがあれば安全に挿入できると評価している。先週末より評価を実施、今日の作業再開に問題ないと判断した。

1号機格納容器内部調査アクセスルート構築作業に向けたAWJによるデータ拡充作業を今日より再開する。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉格納容器内部調査にかかるアクセスルート構築作業に向けたAWJによるデータ拡充作業の再開について(163KB)(PDF)
PCVヘッドフランジ近傍(原子炉キャビティ内)のダスト濃度を監視するための作業監視用ダストモニター設置(10月24、31日参照)が完了し、原子炉キャビティー内のバックグラウンド測定等の準備作業が完了したので、今日25日よりAWJによるダスト舞い上がり後のダスト濃度低減効果・状況等(10月31日参照)を確認するデータ拡充作業を再開する。

6号機 新燃料棒1本が変形するトラブルが発生
福島第一原子力発電所 6号機新燃料棒の変形について(110KB)(PDF)
今日25日10:50頃、6号機R/Bオペフロで新燃料の解体・除染作業を実施していたところ、新燃料棒(長さ約4m)を除染装置へ運ぶためのリフトの下側に新燃料棒1本がはさまり2カ所で変形した(1頁に写真)。変形はあったが被覆管に破損は確認されず(燃料棒には被覆管内部にヘリウムガスが充填されており、破損が生じるとガスが漏れる音で判別できる)。表面汚染密度測定に異常なし(変形箇所で35cpmおよび41cpm。他のものと同レベル)。6号機オペフロのエリアモニター、建屋周辺のダストモニター等にも有意な変動はない。作業は中止している。
作業は半自動でおこなっている。原因については調査中。
6号機R/Bに保管している新燃料は、製造メーカーの工場へ搬出するために順次除染作業を実施しており、この作業の一環として燃料の解体をおこなっている。
新燃料の燃料加工メーカーへの搬出については2018年3月29日、その後、メーカー側で受け入れ態勢が整わないので搬出を延期する話があったと思うけど、見つからない。

魚介類のサンプリング結果
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く)(PDF)

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第 428 報)(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(21日採取)と集水タンクNo.3(19日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が650Bq/L、第三者機関が700Bq/L。明日26日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。14-20日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)



動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年11月25日 - Twilog
11/25のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年11月24日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:05に一時貯水タンクJから排水を開始
(以下、25日の日報より)15:19に排水を停止。排水量は780m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクK(20日採取)と集水タンクNo.2(18日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が610Bq/L、第三者機関が670Bq/L。明日25日に排水の予定。



2019年11月23日(土・勤労感謝の日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:15に一時貯水タンクかHら排水を開始
(以下、24日の日報より)15:46に排水を停止。排水量は822m3

その他


5号機使用済燃料プールは使用済燃料プール冷却浄化系(FPC系)で冷却しているが、補助海水系のストレーナ点検にともない、プールの冷却をFPC系から残留熱除去系(RHR系)へ切替えをおこない、点検後は、RHR系からFPC系による冷却に戻す。これらの冷却切替時にプールの冷却が停止する
使用済燃料プール冷却切替え予定は以下のとおり:
11月25日(月)09:00-16:00(約7時間冷却停止)
・FPC系からRHR系非常時熱負荷モードに切替え
・冷却停止中のプール水温上昇は約1.4度と評価(温度上昇率:約0.186度/h)
12月6日(金)09:00-16:00(約7時間冷却停止)
・RHR系非常時熱負荷モードからFPC系に切替え
・冷却停止中のSFP水温度上昇は約1.4度と評価(温度上昇率:約0.186度/h)
今日22日14:00現在のプール水温は19.5℃。

地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。21日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1200Bq/L。No.1と3は水位計故障のため、No.7と9はポンプ不具合のため、いずれも採取中止。No.7も停止。これで、No.1-4とNo.7、9の計6台が停止、全12台中の半分となった。どうなってるの?

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(19日採取)と集水タンクNo.1(17日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が640Bq/L、第三者機関が660Bq/L。明日24日に排水の予定。



2019年11月22日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:19に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、23日の日報より)17:07に排水を停止。排水量は1014m3


その他


T/B地下たまり水の核種分析結果。2号機の9月18日採取分。
福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(18日採取)と集水タンクNo.6(16日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が660Bq/L、第三者機関が710Bq/L。明日23日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設一時貯水タンクの詳細分析結果。一時貯水タンクGの10月1日採取分。
サブドレン・地下水ドレン浄化水の詳細分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、加重平均サンプル分析結果。9月分。
福島第一原子力発電所 サブドレン・地下水ドレン浄化水加重平均サンプル分析結果(PDF)



2019年11月21日(木)

今日のお仕事



福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

地下水バイパス、12:45-14:50に一時貯留タンクGr1から排水を実施。排水量は544m3

サブドレン他水処理施設、11:22に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、22日の日報より)15:27に排水を停止。排水量は606m3


その他



1/2号機排気筒解体作業、15日に鉄塔解体装置から挿入ガイドが落下した件。
福島第一原子力発電所 1/2号機排気筒解体作業における挿入ガイドの落下について(1.68MB)(PDF)
当日の状況(3頁):鉄塔解体装置を排気筒の上まで吊り上げたが、一時的な強風により装置が回転したためいったん待機。その後、風が弱まったタイミングで作業を再開したが、装置の設置作業中に再び風が強まって装置が回転、姿勢制御ファン(吊り下げケーブルの上部に取付けてあり、ファンで装置の回転を抑制する)で回転を止められなかったため、挿入ガイドを筒身に当てて回転を止めようとしたところ、挿入ガイドが筒身に強く当たって変形・破損し落下した。落下時のクレーン風速計では平均風速が5-6m/s(作業基準:平均10m/sで作業中止)。
挿入ガイドは解体装置に4カ所取付けてあり、バー部とボール部から成る(1、3頁)。装置からのびる金属シャフトに樹脂製のバーを差し込み、バーの先端にボールを差し込んで、ボールの下部を解体装置に取り付けたワイヤーロープで吊っている(3頁右上図)。挿入ガイドが変形した際に、このワイヤーロープがバー部の内側で金属シャフトの端部と擦れ合って損傷・破断したために、挿入ガイド全体が落下した(4頁)。今回落下したのは4カ所のうちの1カ所だが、残りの3カ所でも金属シャフトと同じ高さでワイヤーロープに傷みが見られている。落下した挿入ガイドはバー部とボール部に分離し、バー部は排気筒グレーチング上に、ボール部は筒身内に落下した(1頁)。この落下による作業者や設備への影響はない。
ボール部には落下防止ワイヤーを取付けてあるが、解体装置の回転を止めようとした際に、筒身の切断面(ギザギザしている)に押し当てられた状態で装置が回転しながら擦れたために、挿入ガイド内部のワイヤーロープよりも先に破断していた(5頁)。
落下の原因:モックアップでの実証試験において、挿入ガイドを筒身と接触させるのが風による解体装置の揺れ・回転の制止に有効であった(実証試験の際の最大風速は8m/s)ことから、今回のトラブル時も同様の運用をおこなっていた。今回は挿入ガイドに過大な変形が発生して損傷に至った。
対策:管理的対策として、挿入ガイドを本来の用途以外に使用しないことを手順に明記する、装置の吊上げ設置時に風による装置の揺れや回転が制御出来ない場合は装置を安全な位置まで退避させる。物的対策として、挿入ガイドを固定するワイヤーが切れ難い構造とする(金属シャフト端部をクッション材で保護する。7頁)、落下防止ワイヤーを二重化する。また、挿入ガイドを振れ止めとして使用する為の改良についても、今後検討する。

1号機ウェルプラグ調査スミア採取データ(α線放出核種)の記載箇所の一部訂正
福島第一原子力発電所 1号機ウェルプラグ調査スミア採取データ(α線放出核種)の記載箇所の一部訂正について(212KB)(PDF)
9月26日のロードマップ会見で公開した「1号機原子炉建屋ガレキ撤去関連調査結果及び北側屋根鉄骨の切断開始について」資料内の「ウェルプラグ調査結果(スミア採取)」データのうち、α線放出核種の記載箇所(「上段プラグ下面」と「中段プラグ上面」)が入れ違っていた。公表資料作成の元になった測定記録用紙の様式と公表資料の様式の対応がわかりにくかったために、ミスが発生した(2頁)。
調査の元請企業から最終報告書を受け取り、公表資料を確認している際に発見した。当該の資料については訂正版をホームページに掲載した。
再発防止対策として、測定記録用紙は紛らわしい様式を使用しない、所内に周知・注意喚起する。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その1) (78.7KB)(PDF)
2015年11月12-16日と2019年10月10日-11月14日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2) (78.7KB)(PDF)
18日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(17日採取)と集水タンクNo.5(15日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が710Bq/L、第三者機関が770Bq/L。明日22日に排水の予定。



動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年11月21日 - Twilog
11/21のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年11月20日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)(12月27日公開)

サブドレン他水処理施設、10:03に一時貯水タンクEから排水を開始
(以下、21日の日報より)16:43に排水を停止。排水量は995m3


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。18日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1100Bq/L。No.2と4は水位計故障のため採取中止。

地下水バイパス一時貯留タンクGr1のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF)
13日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日21日に排水の予定。

地下水バイパス一時貯留タンク詳細分析結果。Gr1の10月2日採取分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク詳細分析結果(PDF)

地下水バイパス加重平均サンプル分析結果。9月分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 加重平均サンプル分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(16日採取)と集水タンクNo.4(14日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が690Bq/L、第三者機関が730Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.0Bq/L)、第三者機関が0.35Bq/L。明日21日に排水の予定。



2019年11月19日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:03に一時貯水タンクDから排水を開始
(以下、20日の日報より)16:44に排水を停止。排水量は996m3


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。14日採取(16日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(15日採取)と集水タンクNo.3(13日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が660Bq/L、第三者機関が690Bq/L。明日20日に排水の予定。



2019年11月18日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:02に一時貯水タンクCから排水を開始
(以下、19日の日報より)16:44に排水を停止。排水量は1000m3


その他


1/2号機排気筒解体作業、15日に鉄塔解体装置の挿入ガイドが損傷・落下して作業を中断している。詳細は21日参照。
現在、4ブロック目の解体作業を実施中。鉄塔解体装置(主柱切断装置)で主柱切断および筒身の残り50%の切断を実施するために15日(金)に装置を吊り上げたが、若干風があったため排気筒の上で待機。その後、風が弱まったので装置を排気筒頂部に設置する作業をしていたところ、装置の四隅に付属する挿入ガイド(装置を筒身内に挿入する際に、装置と筒身が接触して故障するのを防ぐために、装置挿入時に装置に先立ち筒身と接触して安全に装置を挿入するためのもの。2019年1月17日参照)が筒身とぶつかって損傷・落下した。その後、解体装置は地上に下ろしている。今後、損傷の原因・対策を講じて作業を再開する。損傷した挿入ガイドは現在、部品の調達中で、今週末には入手予定。これを交換後に作業再開の予定。4ブロック目の解体は今月下旬に終了の予定。
当日は風が強く(最大で風速8m/秒。なお、作業中止の目安は風速10m/秒(10分間平均))、風にあおられて筒身にガイドが強く当たったのかもしれない。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第 427 報)(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(14日採取)と集水タンクNo.2(12日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が610Bq/L、第三者機関が660Bq/L。明日19日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。7-13日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)
この週の降水量も少なく、台風19号、および、台風21号にともなう大雨の影響で大幅に増えていた建屋への流入量は落ち着き、2.5m盤からの移送量は大きく減少した。

今日、規制委の第76回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
【資料1】2号機燃料取り出し工法の検討状況について(PDF)
燃料取扱設備はブーム型クレーンを使用することなり、燃料取出しで2、3、4号機全てが違う形式になるのが心配、という指摘に対して、2号機で使うクレーンは汎用品(ただしメーカーは海外)を使うので信頼性はある、との回答。
【資料2】福島第一原子力発電所 1号機オペレーティングフロアのガレキ撤去の進捗状況(PDF)
SFPの養生について、工程が複雑なことから、うまくいかない可能性が比較的高いと想定されいろいろと指摘(必要性について評価はどうなっているか、途中で失敗した場合の回復策はどうか、など)あり。それらに答えて小野さん曰く「3号機のガレキ撤去作業中に鉄骨などが落下した際には、社会的に大きな関心を呼んだ。今度はそういうことがないように、できることは全てやっておきたい」。これに対して、安井さんが「それは論点がずれている」と指摘(技術的な話をしているのだ、ということ)。結局、次回にやり直しとなった。
【資料3-1】建屋滞留水処理の進捗状況について(PDF)
【資料3-2】露出水位計の指示値上昇について【LCO逸脱事象】(PDF)
【資料4】3号機燃料取扱設備の状況について(PDF)
【参考1】福島第一原子力発電所 中期的リスクの低減目標マップを踏まえた検討指示事項に対する工程表(PDF)


今日、多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会(第15回)があった。以下、経産省のサイトより。
資料1 多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会議事録(第14回)(案)(PDF形式:336KB)
資料2  東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故に伴う土壌の取扱いについて(PDF形式:112KB)
資料3 ALPS処理水の放出による放射線の影響について(PDF形式:397KB)
資料4 多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会 これまでの議論の整理(PDF形式:128KB)
資料4(別紙) 多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会 これまでの議論の整理(詳細版)(PDF形式:276KB)
資料5 多核種除去設備等処理水の貯蔵・処分の時間軸
議事概要




動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年11月18日 - Twilog
11/18のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年11月17日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:56に一時貯水タンクBから排水を開始
(以下、18日の日報より)17:40に排水を停止。排水量は1004m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(13日採取)と集水タンクNo.1(11日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が610Bq/L、第三者機関が660Bq/L。明日18日に排水の予定。



2019年11月16日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:29に一時貯水タンクAから排水を開始
(以下、17日の日報より)17:15に排水を停止。排水量は1008m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。14日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1100Bq/L。No.1と3は水位計故障のため、No.9はポンプ不具合のため、いずれも採取中止。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(12日採取)と集水タンクNo.6(10日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が660Bq/L、第三者機関が710Bq/L。明日17日に排水の予定。



2019年11月15日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:15に一時貯水タンクLから排水を開始
(以下、16日の日報より)17:00に排水を停止。排水量は1009m3


その他


地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その1) (79.5KB)(PDF)
2015年11月12-16日と2019年10月3日-11月7日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2) (79.4KB)(PDF)
11日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。
No.1-4とNo.9でくみ上げを中止しているとのこと。それで、排水量も減ってるし、トリチウム濃度も高くなっているらしい(南側の番号の大きい揚水井でトリチウム濃度が高い)。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(11日採取)と集水タンクNo.5(9日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が730Bq/L、第三者機関が800Bq/L。明日16日に排水の予定。



2019年11月14日(木)

今日のお仕事




プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1/2号機排気筒解体作業、鉄塔解体装置と吊り上げ用ワイヤーの一部が破損した件(11日参照)については装置の修理およびワイヤーの交換を実施中で、今日これから動作確認をおこなう予定。問題なければ作業を再開する。4ブロック目の解体作業の完了は17日の見込み。その後、1週間ほどかけて作業の振り返りをおこなう。その間に、停止しているサブドレンピットNo.208(5月30日、7月25日、9月2日参照)を復旧する。

地下水バイパス、10:03-12:30に一時貯留タンクGr3から排水を実施。排水量は659m3

サブドレン他水処理施設、10:37に一時貯水タンクKから排水を開始
(以下、15日の日報より)17:19に排水を停止。排水量は1001m3


その他


3号機使用済燃料プール内ガレキ撤去作業の進捗
福島第一原子力発電所 3号機使用済み燃料プール内ガレキ撤去の進捗状況について (218KB)(PDF)
9月2日の作業再開後、13日までに燃料集合体109体についてハンドルの状態を確認した(燃料総数:566体、13日時点でハンドル確認済:278体)。このうち、13日に新たに2体の燃料についてハンドルの変形を確認した(資料右下写真)。ハンドル変形を確認した燃料は、この2体を含めて全部で8体。これらの燃料については、外部環境に影響するような損傷はなく、問題なく取り出せるものと評価している。
燃料取出し作業再開の見通し:マストホイストのワイヤーロープ乱巻きの件(10月31日参照)で、ロープの交換をおこなう予定(現在、交換品の手配中)。交換後に動作確認ののち作業再開するが、日時はまだわからない。

「地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果」の資料の一部で誤記を確認した。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その1) (79.5KB)(PDF)
誤りのあった資料(2018年12月13日-2019年11月8日に公開した47日分(1日に2件の資料を公開)のうちの19日分)について、訂正後のものを今日14日にホームページに再掲載した。
至近の傾向を見るために掲載している過去のデータ部分について、コピー&ペーストで資料を作成していたが、コピーする範囲を誤り、一部に古いデータが残ったままになっていた(2頁に例)。最新の評価については、正しい値を記載していた。
従来「古い行の削除、新しい行の作成」でおこなっていたものを、業務効率化のために「過去データのコピー&ペーストでの更新」へ手順変更していたが、新しい手順でミスが発生したので、元の手順に戻す。また、審査者が資料の誤りを発見できなかったので、今後は全ての記載箇所の確認を実施する(これまでは、最新の評価の部分のみを確認していた)こととする。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(10日採取)と集水タンクNo.4(8日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が710Bq/L、第三者機関が770Bq/L。明日15日に排水の予定。



動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年11月14日 - Twilog
11/14のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年11月13日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

4号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)(12月27日公開)

サブドレン他水処理施設、10:09に一時貯水タンクJから排水を開始
(以下、14日の日報より)16:52に排水を停止。排水量は1001m3


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。11日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1100Bq/L。No.2と4は水位計故障のため採取中止。

地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF)
6日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日14日に排水の予定。
トリチウム濃度、このところ大体100Bq/L台だったのが、今日は250Bq/L。揚水井の分析では、揚水井No.1-4が水位計の故障でサンプリングできない状態が続いているが、そもそもNo.1-4で揚水できていない?(番号の大きい南側の揚水井でトリチウム濃度が高くなっている)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクK(9日採取)と集水タンクNo.3(7日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が690Bq/L、第三者機関が590Bq/L。明日14日に排水の予定。



2019年11月12日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)(12月27日公開)
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF)(12月27日公開)

サブドレン他水処理施設、10:11に一時貯水タンクHから排水を開始
(以下、13日の日報より)16:18に排水を停止。排水量は914m3


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。7日採取(9日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(8日採取)と集水タンクNo.2(6日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が720Bq/L、第三者機関が770Bq/L。明日13日に排水の予定。


東京電力ホールディングス株式会社 「原子力安全改革プラン進捗報告(2019年度第2四半期)」について(プレスリリース)
「原子力安全改革プラン進捗報告(2019年度第2四半期)」の概要(1.80MB)(PDF)
「原子力安全改革プラン進捗報告(2019年度第2四半期)」(2.99MB)(PDF)




動画
2019/11/12(火) 原子力安全改革プラン進捗報告(2019年度第2四半期)

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年11月12日 - Twilog



2019年11月11日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1/2号機排気筒解体作業、鉄塔解体装置と吊り上げ用ワイヤーの一部が破損
福島第一原子力発電所 1/2号機排気筒解体作業における鉄塔解体装置フレームの一部破損について (2.26MB)(PDF)
4ブロック目の解体を実施中。斜材の切断(step2、10月25日参照)を7日に完了後、装置のメンテナンスや段取り替え等を実施し、今日11日00:10より鉄塔解体装置(主柱切断装置)を排気筒頂部に取付けるために鉄塔解体装置を吊っているワイヤーの整線作業を実施中、ワイヤーを巻き上げた際(地切り前)に鉄塔解体装置とワイヤーが接触し、装置とワイヤーが損傷した。
ワイヤー(4組8本)を750tクレーンに取付けて展張させる作業において、4組同時に展張しようとした際にワイヤーが装置の一部(緊急昇筒用パイプ。トラブル時に有人で対応する(1月17日参照。9月1日に実際に実施している。9月2日参照)ために、作業者を積んだゴンドラを解体装置まで吊上げて作業者が装置に乗り移る。その際に、ゴンドラが装置に寄り付くのに使う)に引っかかっていたのに気づくのが遅れ、ワイヤーの展張で力が加わりパイプのサポート破損、ワイヤーの曲がりが発生(3頁に写真)。
対策として、70tクレーンを使ってワイヤーを1組づつ750tクレーンのフックに取付けることで、1組づつワイヤーの状態を確認するようにする(4頁。従来は4組一緒に750tクレーンフックに取付けて、いっぺんに展張するようにしていたが、このやり方では目が行き届かないと判断した)。
今後、鉄塔解体装置の修理、および、吊り上げワイヤーの交換をおこなう。作業再開には4日程度かかる見通し。
10月27日のクランプ落下の件(10月28日参照)。クランプ側にゴムが付けてあり、これをアームで挟む形となっていたが、挟み方が不均一だったためにゴムが外れてクランプが落下したと推定。対策として、ゴムを外してクランプに溝を切り、アームの挟み具と噛み合うように改良した。

サブドレン他水処理施設、09:54に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、12日の日報より)16:38に排水を停止。排水量は1003m3


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 426 報)(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(7日採取)と集水タンクNo.1(5日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が700Bq/L、第三者機関が770Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.1Bq/L)、第三者機関が0.42Bq/L。明日12日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。10月31-11月6日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)
この週は降水がなく、建屋への流入量が大幅に下がっている。

労働安全衛生法に基づく水処理装置点検期限の超過について(PDF)
1Fで使用しているろ過水ならびに純水を製造する水処理装置のうち、純水を製造するためのイオン交換樹脂の機能回復(洗浄)で硫酸を使用している。この硫酸の保管等をおこなう硫酸貯槽、硫酸計量槽、硫酸希釈槽については、労働安全衛生法に基づき、2年以内に1回の自主検査をおこなう必要があるが、この点検がおこなわれていなかった。
前回は2017年9月7日に実施、今回は2019年9月6日までに実施すべきところ、実際に実施されたのは10月30日だった。11月7日に当社監理員が労働安全衛生法に基づく定期自主検査実施計画・実績表を確認中、これに気付き、本日、富岡労働基準監督署に報告した。
原因、再発防止対策は資料1頁参照。





動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年11月11日 - Twilog
11/11のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年11月10日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、09:59に一時貯水タンクEから、10:12に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、11日の日報より)16:45に一時貯水タンクEの、17:00に一時貯水タンクFの排水を停止。排水量は一時貯水タンクEが1009m3、一時貯水タンクFが1018m3

その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(6日採取)と集水タンクNo.6(4日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が760Bq/L、第三者機関が830Bq/L。明日11日に排水の予定。



2019年11月9日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:07に一時貯水タンクCから、10:19に一時貯水タンクDから排水を開始
(以下、10日の日報より)16:50に一時貯水タンクCからの、17:05に一時貯水タンクDからの排水を停止。排水量は一時貯水タンクCが1000m3、一時貯水タンクDが1010m3

11:19に高温焼却建屋北側の共用プール廃液移送配管のカバー継ぎ目から3秒に1滴の滴下があることを発見。11:33に、15秒に1滴の滴下であること、および、当該配管の下に5cm×5cm×1mmの水たまりがあることを確認。なお、当該漏えい箇所については、ビニール袋で滴下を受けている。その後、当該配管カバーの他の継ぎ目4カ所からも滴下していることを確認。同配管カバーを開けたところ、カバー内に水がたまっていたことから、滴下していた水はこのカバー内にたまっていた水と判断し分析を行った。
たまっていた水の分析結果は以下の通り:
134Cs:検出限界値未満(4.3Bq/L)
137Cs:5.0Bq/L
60Co :検出限界値未満(6.0Bq/L)
直近(10月28日)で同配管を使って移送した水の分析結果は以下の通りで、これと比較して、今回配管カバー内にたまっていた水は雨水と判断した。
137Cs:120Bq/L
60Co :1200Bq/L
福島第一原子力発電所 高温焼却建屋北側の共用プール廃液移送配管からの漏えいについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 高温焼却建屋北側の共用プール廃液移送配管からの漏えいについて(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。7日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1200Bq/L。No.1と3は水位計故障のため、No.9はポンプ不具合のため、いずれも採取中止。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)(12日公開)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクEおよびF(5日採取)と集水タンクNo.4および5(3日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。一時貯水タンクEのトリチウム濃度は東電が720Bq/L、第三者機関が770Bq/L。一時貯水タンクFのトリチウム濃度は東電が790Bq/L、第三者機関が820Bq/L。いずれも明日10日に排水の予定。

3号機窒素ガス封入ライン増設(8日参照)にともない、公開しているプラントパラメータの項目を更新
総括表
「窒素封入流量」の「RPV」→「RPV-A」(変更)
「RPV-B」(追加)
3号機 6時間毎データ(CSV):
「RPV側N2流量」→「RPV側(A)N2流量」(変更)
「RPV N2圧力」→「RPV側(A)一次N2圧力」(変更)
「N2注入圧力」→「建屋入口N2圧力」、単位「kPa」→「MPa」(変更)
「RPV側(B)N2流量」(追加)
「RPV側(A)二次N2圧力」(追加)
「RPV側(B)一次N2圧力」(追加)
「RPV側(B)二次N2圧力」(追加)



2019年11月8日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)(12月27日公開)
2号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF)(12月27日公開)

3号機で新設した圧力容器ライン(二重化)を用いた窒素封入設備の通気試験を5日より実施中。11月1日参照。1-3号機窒素封入設備他取替工事(1月31日参照)の一環。
今日8日14:40に、一部使用前検査合格にともない運転上の制限内に復帰。これで試験は終了?

(以下、9日の日報より)5号機使用済燃料プール、使用済燃料プール冷却浄化系を冷却する原子炉補機冷却系でRCW側出口弁肉厚測定のため停止するのにともない、09:52-15:27に冷却が停止した。冷却停止時のプール水温は21.9℃、再開後は22.5℃。7日参照。

サブドレン他水処理施設、10:11に一時貯水タンクBから排水を開始
(以下、9日の日報より)16:59に排水を停止。排水量は1013m3


その他


地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その1)(79.5KB)(PDF)
2015年11月12-16日と2019年9月26日-10月31日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(79.4KB)(PDF)
11月4日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクCおよびD(4日採取)と集水タンクNo.2および3(2日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。一時貯水タンクCのトリチウム濃度は東電が570Bq/L、第三者機関が620Bq/L。一時貯水タンクDのトリチウム濃度は東電が660Bq/L、第三者機関が700Bq/L。いずれも明日9日に排水の予定。



2019年11月7日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1/2号機排気筒解体作業、6日より鉄塔解体装置で鉄塔の斜材切断作業を開始、今日7日に8本の斜材の切断を完了し、装置を地上に下ろしている(6日12:45に解体装置吊り上げを開始、14:43-15:12に南面の東側の斜材を切断。以降、15:19-15:38に北面の西側、16:32-19:14に北面の東側と南面の西側(対面する2本を同時に切断。装置には向かい合わせに切断装置がついているので、対面する2本の斜材を同時に切断することが可能)、21:36-22:14に西面の北側、22:23-23:46に東面の南側の斜材を切断。翌7日04:02-04:29に西面の南側、05:47-06:11に東面の北側の斜材を切断)。今後、鉄塔解体装置の斜材切断用の機材を主柱切断用に換装後、残りの切断作業(主柱4本と筒身の残り50%)を実施する予定。

3号機で新設した圧力容器ライン(二重化)を用いた窒素封入設備の通気試験を5日より実施中。11月1日参照。1-3号機窒素封入設備他取替工事(1月31日参照)の一環。

10:24頃、多核種除去設備ALPS(A)のクロスフローフィルター流量調整弁の後弁(2カ所)グランド部から水がにじんで滴下していることを発見。
福島第一原子力発電所 既設多核種除去設備(A)クロスフローフィルタ二次側絞り弁グランド部からの漏えいについて (155KB)(PDF)
漏えいした水は2カ所の水たまりとなり、いずれも約10㎝×5㎝×深さ1㎜で、堰内にとどまっており外部への影響なし。漏えいしたのは系統水(前処理設備で処理が終わったもの。資料左下に系統図)で、当該弁を養生し、グランド部の増し締めをおこなって11:27ににじみの停止を確認した。滴下した水は拭き取り完了。当該設備は停止中。
C系統の同一箇所の至近の分析値(10月7日採取)は、134Csが4.24×102Bq/L、137Csが5.81×103Bq/L、全βが1.17×104Bq/L。
福島第一原子力発電所 既設多核種除去設備(A)における水たまりの確認について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 既設多核種除去設備(A)における水たまりの確認について(続報)(報道関係各位一斉メール)

地下水バイパス、10:12-15:19に一時貯留タンクGr2から排水を実施。排水量は1387m3

サブドレン他水処理施設、11:56に一時貯水タンクAから排水を開始
(以下、8日の日報より)。18:40に排水を停止。排水量は1004m3


その他


5号機使用済燃料プール、使用済燃料プール冷却浄化系を冷却する原子炉補機冷却系でRCW側出口弁肉厚測定のため8日09:00-18:00に停止するのにともない、冷却が停止する予定。
冷却停止中のプール水温上昇は約1.7度と評価(温度上昇率:約0.186度/h)。今日7日14:00のプール水温は21.9℃。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(3日採取)と集水タンクNo.1(1日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が550Bq/L、第三者機関が590Bq/L。明日8日に排水の予定。

放射線データの概要 10月分(10月1日〜10月31日)(PDF)



動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年11月07日 - Twilog
11/07のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)




2019年11月6日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1/2号機排気筒解体作業の様子(4ブロック目解体)(写真)
鉄塔解体装置吊り上げ、および、位置合わせの様子。

3号機で新設した圧力容器ライン(二重化)を用いた窒素封入設備の通気試験を昨日5日より実施中。11月1日参照。1-3号機窒素封入設備他取替工事(1月31日参照)の一環。
(以下、7日の日報より)14:25に以下の窒素ガス封入量変更を実施:
新設圧力容器ライン:0 Nm3/h→16 Nm3/h
格納容器ライン  :16 Nm3/h→0 Nm3/h

サブドレン他水処理施設、10:09に一時貯水タンクLから排水を開始
(以下、7日の日報より)16:54に排水を停止。排水量は1006m3。。


その他


1-4号機R/B上部でのダストサンプリング結果(1号機は10月8日、2号機は10月11、24日、3号機は10月3、4日、4号機は10月10日に実施)と1-3号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリング結果(1号機は10月8日、2号機は10月11日、3号機は10月3日に実施)。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF)
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF)
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF)
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF)

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。4日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1400Bq/L。No.2、4は水位計故障のため採取中止。No.2、4が採取できないのは前回10月30日から。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。10月31日採取(11月2日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)

地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF)
10月30日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日7日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(2日採取)と集水タンクNo.7(10月31日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が710Bq/L、第三者機関が770Bq/L。明日7日に排水の予定。



2019年11月5日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)(12月27日公開)
1号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF)(12月27日公開)

3号機で新設した圧力容器ライン(二重化)を用いた窒素封入設備の通気試験を今日より開始。11月1日参照。1-3号機窒素封入設備他取替工事(1月31日参照)の一環。
10:17に運転上の制限外に移行、10:33に以下の窒素ガス封入量変更を実施:
圧力容器ライン:16.5 Nm3/h→0 Nm3/h
格納容器ライン:0 Nm3/h→16.5 Nm3/h

サブドレン他水処理施設、10:16-14:00に一時貯水タンクKから排水を実施。排水量は555m3


その他


1/2号機排気筒解体作業、4ブロック目の解体を実施中。筒身の切断は50%まで完了している(28、31日参照)。明日、鉄塔解体装置を吊り上げて頂部に設置後、鉄塔の斜材の解体を開始する予定。解体手順については10月25日参照。

福島第一原子力発電所ライブカメラ4号機側の映像配信、所内の電源停止作業にともない、明日6日10:30-11:30に停止する予定。電源復旧後は速やかに再開する。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第 425 報)(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(1日採取)と集水タンクNo.6(10月30日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が810Bq/L、第三者機関が870Bq/L。明日6日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。10月24-30日の移送量。資料にこの日付が記載されてない。中継の映像だと、資料の日付は入ってたけどな。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)
25日に降った大雨の影響で、建屋への流入量、2.5m盤からの移送量、共に増加している。この週の降水量は158mm。



動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年11月05日 - Twilog
11/05のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年11月4日(月・振替休日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、09:32に一時貯水タンクHから、09:35に一時貯水タンクJから、排水を開始。
(以下、5日の日報より)16:15に一時貯水タンクHの、16:24に一時貯水タンクJの、排水を停止。排水量は一時貯水タンクHが1002m3、一時貯水タンクJが1018m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクK(10月31日採取)と集水タンクNo.5(10月29日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が780Bq/L、第三者機関が850Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.0Bq/L)、第三者機関が0.42Bq/L。明日5日に排水の予定。



2019年11月3日(日・文化の日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:06に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、4日の日報より)16:47に排水を停止。排水量は998m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクHおよびJ(10月30日採取)と集水タンクNo.3および4(10月28日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。一時貯水タンクHのトリチウム濃度は東電が760Bq/L、第三者機関が830Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.3Bq/L)、第三者機関が0.51Bq/L。一時貯水タンクJのトリチウム濃度は東電が820Bq/L、第三者機関が860Bq/L。明日4日に排水の予定。

東京電力ホールディングス株式会社お知らせ梶山経済産業大臣による福島第一原子力発電所ご視察について(お知らせ)



2019年11月2日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:02に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、3日の日報より)16:44に排水を停止。排水量は1000m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。10月31日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1400Bq/L。No.1、3は水位計故障のため採取中止。No.2と4も水位計故障で前回採取できていない。10月30日参照。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(10月29日採取)と集水タンクNo.2(10月27日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が850Bq/L、第三者機関が920Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.2Bq/L)、第三者機関が0.41Bq/L。明日3日に排水の予定。



2019年11月1日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

5号機使用済燃料プール、5号機取水路内部調査にともない、使用済燃料プール冷却浄化系を冷却する原子炉補機冷却系の補助海水ポンプが以下の期間停止するため、09:58-14:31に冷却が停止。停止時のプール水温は22.9℃、再開後は23.4℃。10月4、31日参照。

サブドレン他水処理施設、10:30に一時貯水タンクEから排水を開始
(以下、2日の日報より)17:12に排水を停止。排水量は1000m3


その他


3号機は、圧力容器および格納容器内の不活性化のため、圧力容器ラインより窒素封入を実施しているが、窒素封入ラインの信頼性向上を目的として新規に設置した圧力容器ライン(二重化)を用いた窒素封入設備の通気試験を、5日から実施する。1-3号機窒素封入設備他取替工事の一環。1月31日参照。
この通気試験にともない3号機の窒素封入量を以下のとおり変更:
(5日)
・圧力容器ライン    16 Nm3/h → 0 Nm3/h 
・格納容器ライン     0 Nm3/h → 16 Nm3/h
(6日)
・新設圧力容器ライン   0 Nm3/h → 16 Nm3/h
・格納容器ライン    16 Nm3/h → 0 Nm3/h
新設原子炉圧力容器ラインの通気試験に伴い、原子炉圧力容器への窒素封入を一時的に停止する。このため、運転上の制限「窒素ガス分離装置1台が運転中であること及び他の窒素ガス分離装置1台が専用ディーゼル発電機により動作可能であること」を満足できなくなる(作業にともない、必要な窒素封入量が確保されていることを満足できなくなることから、窒素ガス分離装置としての機能がないと等しいため、運転中の窒素ガス分離装置が1台もないと判断する)ことから、必要な安全措置を定めた上で計画的に運転上の制限外に移行し操作を実施する。
なお、圧力容器への窒素封入を停止している間は、格納容器ガス管理システムの水素濃度が水素濃度管理値(1.0%)以下であることを1時間に1回確認を行う。

月初なので、温度計の信頼性評価を規制委に提出。
福島第一原子力発電所第1号機、第2号機及び第3号機の原子炉内温度計並びに原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(PDF)
評価区分の変更はなし。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(10月28日採取)と集水タンクNo.1(10月26日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が910Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日2日に排水の予定。

東京電力ホールディングス株式会社お知らせ福島県知事の福島第一・第二原子力発電所ご視察について(お知らせ)