リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2018年8月31日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、09:57-13:56に一時貯水タンクHから排水を実施。排水量は593m3


その他


月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省へ提出。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況(PDF)
6月7月の最大被曝線量は9.08mSv、平均値は0.28mSv(APD値)。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(27日採取)と集水タンクNo.7(25日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が920Bq/L、第三者機関が980Bq/L。全β濃度は東電がND(<0.79Bq/L)、第三者機関が0.51Bq/L。明日9月1日に排水の予定。

(以下、9月4日追記)実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画 変更認可申請書(PDF)
変更:雨水RO濃縮水処理装置の新設、雨水処理設備の増設。従来、タンクエリアの堰内にたまった雨水は雨水処理設備で淡水と濃縮水に分離した後、濃縮水はT/B地下に移送して建屋たまり水と一緒に処理をしていた。これを、多核種除去設備に直接移送してT/B地下を経由せずに処理をすることにする。このための配管新設についての申請。来年3月に運用開始の予定。


今日は「多核種除去設備等処理水の取扱いに係る説明・公聴会」の2日目。
郡山会場では09:30-12:00に開催。動画へのリンクは https://www.youtube.com/watch?v=0m_xUbuuMog&list=PLcRmz7bR5W3m2sPFq-96ZV2J6Pd4gpibB&index=7
東京会場で15:30-18:00に開催。動画へのリンクは https://www.youtube.com/watch?v=EV73cFZSl50&index=1&list=PLcRmz7bR5W3m2sPFq-96ZV2J6Pd4gpibB 。
また、「書式による意見表明」は締切を8月31日から9月7日に延期したそうですから、まだ間に合いますよー。
(2020年5月9日追記)寄せられた「書面による意見表明」(PDF)に対する小委員会の回答が公表されている。
説明・公聴会でいただいた御意見への回答(PDF形式:639KB)



2018年8月30日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

地下水バイパス、10:12に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、31日の日報より)17:10に排水を停止。排水量は1778m3

サブドレン他水処理施設、11:05に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、31日の日報より)14:52に排水を停止。排水量は593m3


その他


地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(78.3KB)
2015年11月12-16日と2018年7月16日-8月23日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(77.7KB)
27日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(26日採取)と集水タンクNo.2(24日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が950Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。31日に排水の予定。

(以下、9月4日追記)実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画 変更認可申請書(PDF)
変更:2号原子炉建屋滞留水移送ポンプの追設。建屋たまり水水位を下げるために設置してある仮設ポンプのうち、干渉物があるために深いところまで降ろせていないポンプについて、より深いところまで届く新たなポンプを設置するもの。




ニコ生
【2018年8月30日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年08月30日 - Twilog
08/30のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



今日は「多核種除去設備等処理水の取扱いに係る説明・公聴会」の1日目。富岡会場で10:00-12:30に開催。動画へのリンクは https://www.youtube.com/watch?v=m7gQWTtyDyc&list=PLcRmz7bR5W3m2sPFq-96ZV2J6Pd4gpibB&index=7



2018年8月29日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:12-13:44に一時貯水タンクFから排水を実施。排水量は526m3


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。27日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1600Bq/L。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。23日採取(25日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)

地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF)
日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日30日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(25日採取)と集水タンクNo.1(23日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が950Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日30日に排水の予定。

中長期ロードマップ進捗会見、いつもは月末だが、次回は来週の9月6日(木)。
「中長期ロードマップの進捗状況」に関する会見開催(9月6日)のご案内について(報道関係各位一斉メール)
「8月30,31日は、「多核種除去設備等処理水の取扱いに係る説明・公聴会」が開催されることもあり、廃炉・汚染水対策チーム会合 事務局会議が通例の月末ではなく9月6日に予定されているため、本日お知らせしております。」


2018年8月28日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点 URLが変更になっている

サブドレン他水処理施設、10:00-14:05に一時貯水タンクEから排水を実施。排水量は610m3


その他



サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(24日採取)と集水タンクNo.7(22日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が870Bq/L、第三者機関が940Bq/L。明日29日に排水の予定。

「廃炉プロジェクト」ホームページをリニューアルした。東京電力ホールディングス株式会社お知らせ「廃炉プロジェクト」ホームページのリニューアルについて(お知らせ)
サイトの構成が変更になったので、以下の2件のデータの採録を停止する。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF)(2015年3月4日参照)
 →「福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果ー周辺の分析結果」の「福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータ」の項に掲載
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF)(1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇<した件(2015年5月14、15日、6月22日参照))
 →「福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果ー周辺の分析結果」の「福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果」の項に掲載

これまでの「報道配布資料」のページに掲載されていたものは「ニュースリリース」で見られる。ただし、定例の各種分析結果は福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果ー周辺の分析結果」のみの掲載になっている。

その他、新しくできたのは
実施計画
会議体等資料」これまでの「中長期ロードマップ
福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果ー各モニタリング結果」モニタリングポスト、敷地境界のダストモニター、排気筒モニター、海水放射線モニター、雑個体廃棄物焼却設備建屋排気筒モニターの計測結果

以下のページは新しくなったが内容はほぼ同じ。
福島原子力事故に関する定期更新 2018年
プラント関連パラメータ
福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果
サーベイマップ
福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果
不適合の公表
などなど。


30、31日に「多核種除去設備等処理水の取扱いに係る説明・公聴会」をやるわけですが。これ、ずっと思ってるんですけど、そもそもトリチウム水タスクフォースも「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会」も、ALPS処理水の処分をすることを前提として話をしていると思うんですよ。でも、処分に反対の人っていうのはいるわけで(例えば、漁連の人とか)、そういう人にとっては、タスクフォースの検討結果も、小委員会の話も、そもそも前提が共有できないのであって、なんというか、公聴会では実のある話が聞けるといいなぁと思います。
この点は、高レベル放射性廃棄物の地層処分をやる場所を決めようという話も同じで、どこでやるか、という話の前に、そもそもやるかやらないか、という話があってよかったんじゃないか、と思う。もちろん「やらない選択肢なんかないよ」という立場も当然ありましょう。でも、「やりたくない」「やらないで済むならその方がいい」と思っている人が実際には非常にたくさんいるんだろうと思うので、そういう人たちに「やらない選択肢はない」というふうに思ってもらうためにこそ、「やる/やらない」というところから話を始める方がよかったんじゃないのかなぁと思うんだけれど、どうなんだろう。ここは、まさに「身を捨ててこそ」という局面なんじゃないだろうか。ALPS処理水の処分については、今更なんだけれど……




2018年8月27日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:04-14:19に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は633
m3


その他


1-4号機R/B上部でのダストサンプリング結果1-3号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリング結果。1号機は3日、2号機は7日、3号機は10日、4号機は13日に実施。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 9.06KB)
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 8.92KB)
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 8.86KB)
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 9.11KB)
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.06KB)
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 70.5KB)
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.05KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF 16.6KB)
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 8.91KB)

魚介類のサンプリング結果
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF 92.7KB)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く)(PDF 134KB)

水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第367報)(プレスリリース)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(23日採取)と集水タンクNo.5(21日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が900Bq/L、第三者機関が960Bq/L。明日28日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。26日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.2KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。16-22日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 85.8KB)

東京電力ホールディングス株式会社 原子力防災訓練に関する改善計画の提出について(プレスリリース)

東電のウェブサイトをより見やすい構成に変更する。明日28日より運用を開始する。




ニコ生
【2018年8月27日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年08月27日 - Twilog
08/27のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2018年8月26日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:17-14:46に一時貯水タンクCから排水を実施。排水量は666m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(22日採取)と集水タンクNo.4(20日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 47.4KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が900Bq/L、第三者機関が970Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.2Bq/L)、第三者機関が0.42Bq/L。明日27日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。25日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.1KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。24日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)



2018年8月25日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:05-14:49に一時貯水タンクBから排水を実施。排水量は704m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。23日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1600Bq/L。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)(29日公開)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(21日採取)と集水タンクNo.3(19日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が850Bq/L、第三者機関が920Bq/L。明日26日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。24日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 10.8KB)


2018年8月24日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:12に一時貯水タンクAから排水を開始
(以下、25日の日報より)15:28に排水を停止。排水量は785m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(20日採取)と集水タンクNo.2(18日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.2KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が850Bq/L、第三者機関が910Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.6Bq/L)、第三者機関が0.49Bq/L。明日25日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。23日採取分の分析結果と22日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 10.7KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。22日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.43KB)

実施計画の変更認可申請(4月25日提出と5月23日提出の2件)が昨日23日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
認可1:中低濃度タンク(H3エリア、H6(II)エリア)の設置
認可2:特定核燃料物質の防護。



2018年8月23日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

2号機R/Bオペフロ内の残置物移動・片付け作業を開始した。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋 オペレーティングフロア内残置物移動・片付作業の状況について(PDF 43.9KB)
今日の作業は09:40-14:00に実施。Brokk400D(7月19日参照)(長さ4.5m、幅1.6m、高さ2.5m、重さ6800kg)でオペフロ内にコンテナを持ち込み、ガレキをコンテナに収容する作業をおこなった。
7月19日に紹介した動画ではBrokk400Dは黄色だったが、その後、除染しやすいようにコーティングしたため今日の資料では青くなっている。

地下水バイパス、10:02に一時貯留タンクGr1から排水を開始
(以下、24日の日報より)17:21に排水を停止。排水量は1853m3

サブドレン他水処理施設、11:09に一時貯水タンクLから排水を開始
(以下、24日の日報より)17:02に排水を停止。排水量は878m3


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。10日採取(12日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 8.75KB)

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 77.1KB)
2015年11月12-16日と2018年7月2日-8月10日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 77.2KB)
13日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その3)(PDF 77.9KB)
16日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その4)(PDF 77.9KB)
20日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(19日採取)と集水タンクNo.1(17日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が870Bq/L、第三者機関が930Bq/L。全β濃度は東電がND(<0.71Bq/L)、第三者機関が0.44Bq/L。明日24日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。22日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.5KB)

実施計画の変更認可申請(3月16日提出)の一部補正を昨日22日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:中低濃度タンク(Eエリアフランジタンク)及びRO濃縮水移送ポンプの一部撤去。

(「ALPS処理水に含まれる129Iの濃度が告示濃度限度を超えているのが2017年度に約60回あったという報道は本当か」という質問に答えて)既設および増設の多核種除去設備で処理後の分析をしているが、この分析結果のうち129Iが告示濃度限度を超えていたのが65回あった。各タンクの貯留水については分析はおこなっていない。告示濃度限度超過は129Iと90Srであった。
2014年3月18日のB系出口水濃度上昇と下流の汚染を受けて、多核種除去設備ALPSで処理した水は、一旦サンプルタンクで受けて、放射能濃度を測ったのちに貯留タンクへと移送する、という話だった。2014年3月26日参照。増設ALPSも同じなんじゃなかろうか。
(以下、ニコ生1:12:30過ぎ)現在、多核種除去設備の処理水の処分については議論する段階にない。したがって、東電としては、この処理水を敷地内のタンクできちんと貯留していくというのがやるべき作業である。この際に、敷地境界における被曝線量が1mSv/年を超えないように、貯留水に含まれる放射性物質を多核種除去設備を使って除去している。現状では、この敷地境界1mSv/年は守られており、処理水からこれ以上の放射性物質の除去をおこなうことは考えていない。
処分については考えていないので、処分のための処理はおこなっていない。現在おこなっているのはタンクへ貯留するための処理である。なので、敷地境界1mSv/年が守れるレベルで処理をしている。告示濃度限度云々は処分のための議論であり、我々はそれには関与しない。というロジック。敷地境界1mSv/年を守るために稼働率を上げる必要があって吸着塔の交換ペースを落としている結果として告示濃度限度を超過する(20日参照)のではなくて、告示濃度限度にかかわらず敷地境界1mSv/年を守れる濃度まで処理をするという運用をやっている、ということ。
東電がALPS処理水の処分について一歩引いて自主的な関与をやめたのは、東電の出すプラン(あるいは、東電がプランを出すこと自体)がどうしても関係者に受け入れられなかったという過去があるからなんだろう。その結果がこういうことになってるのかな。先週末にこの件についての報道が出て以来、東電が公式に見解を出さないのは、この理路によるんだな。

今日、廃炉・汚染水対策現地調整会議(第45回)があった。その際の資料。
【資料1-1】汚染水対策に関わる対応状況について(21.0MB)
サブドレンNo.206ピット水位計位置ずれにともなう水位監視不能の件(通しで33頁)。34頁に時系列(12日10:08に水位計偏差大警報、10:14にNo.206ピットくみ上げ停止、11:15に当直長がLCO逸脱と判断、12:03に全ピットのくみ上げ停止、23:23に水位計を復旧。翌13日、14:00にLCO逸脱宣言を取り下げ、16:01-16:56に全ピットのくみ上げを再開)。推定原因(37頁):水位計固定金具の内側にある緩衝材が接着力低下によりケーブルおよび検出部の自重ではがれ落ちために締付け力が低下し、水位計の検出部が下にずれた(当該箇所の写真あり)。今後の対応(40頁):全ピット水位計について応急措置として結束バンドによる固縛を13日に実施済み、恒久対策として固定箇所(治具)をこれまでの垂直方向1カ所に水平方向2カ所を加え3カ所に強化、固定も2系統別にする(1-4号機周辺42カ所は10月までに実施)、今後は1回/24カ月以内に実施している点検時に緩衝材も交換する。12日以前から水位計が2系統のうち片側だけ下にずれる事象が発生しており、2系統の独立性を確保するために系統ごとに固定する金具に変更しようとしていたところだった。
【資料1-2】使用済燃料プールからの燃料取り出しに関わる対応状況について(7.27MB)
3号機燃料取出し用カバーの燃料取扱機の不具合の調査結果(通しで33頁)。9日の件。制御ケーブルに不具合を確認、このケーブルの接続部を分解し内部を確認した結果、片側(オス側)の接続部内部に断線と異物を確認した(47頁右下写真。右上写真の異常なかったメス側と比べると、オス側には、被覆で覆われている電線の間に、無いはずのものが何やらあるのがわかる)。異物が何かはまだわからない。今後、破面の調査をおこない、破断したのか、異物による腐食なのか、などを調べる。
3号機燃料取出し用カバーのクレーンにおける定格荷重超過(38頁)。15日の件。20日の会見で「模擬燃料の重さは0.4t」と報告していたが、「約0.3t(310kg)」に訂正(模擬燃料自体の重さは290kg、固縛材などが20kgで合計310kg。固縛材の重さを多く見積もりすぎていた)。
【資料1-3】燃料デブリ取り出しに関わる対応状況について(2.67MB)
【資料1-4】廃棄物対策に関わる対応状況について(1.68MB)
【資料2】福島第一原子力発電所の敷地境界外に影響を与えるリスク総点検に関わる対応状況(1.20MB)





ニコ生
【2018年8月23日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年08月23日 - Twilog
08/23のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2018年8月22日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:15に一時貯水タンクKから排水を開始
(以下、23日の日報より)16:33に排水を停止。排水量は941m3


その他


水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第366報)(プレスリリース)

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。20日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1700Bq/L。

地下水バイパス一時貯留タンクGr1のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 8.97KB)
16日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日23日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(18日採取)と集水タンクNo.6(16日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が920Bq/L、第三者機関が970Bq/L。明日23日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。21日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.4KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。20日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.46KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。9-15日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 546KB)

実施計画の変更認可申請(8月1日提出)が昨日21日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第366報)(プレスリリース)
認可:高性能多核種除去設備処理済水の移送配管の追設。



2018年8月21日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、09:51に一時貯水タンクJから排水を開始
(以下、22日の日報より)15:38に排水を停止。排水量は864m3


その他


水処理設備内の処理水分析結果。採取箇所は2011年11月18日の資料を参照。
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF 10.0KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクK(17日採取)と集水タンクNo.5(15日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が830Bq/L、第三者機関が890Bq/L。明日22日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。20日採取分の分析結果と3-9日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 16.4KB)


2018年8月20日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点


その他


2号機R/Bオペフロ内残置物の移動・片付け作業(5月31日、6月21日参照)を開始する。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋 オペレーティングフロア内残置物移動・片付作業の開始について(PDF 100KB)
7月2-18に実施したオペフロ調査の結果(7月26日参照)、オペフロ内の空間線量率や汚染は今後実施する遠隔無人ロボットの作業(「オペフロ内残置物移動・片付け」および「オペフロ内残置物移動・片付け後調査」)に支障を与えるものではないことを確認できたため、準備ができ次第、オペフロ内の残置物移動・片付け作業を開始する。作業は2-3ヶ月の見込み。その後、オペフロ内残置物移動・片付け後調査を検討していく。
移動・片付けの対象は資料2頁左写真。遠隔無人ロボットとしてBROKK400D(Warriorの移動・フェンスの切断・片付等)、BROKK100D(残置物(小物)の片付・フェンスの切断・片付等)を使用する。また、BROKKが作業する上で死角になる箇所へのカメラワーク(作業状況により導入)でKobraとPackbotを使用する。
BROKKについては7月19日を参照。

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果
福島第一原子力発電所 建屋開口部等における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 92.4KB)
7月10-11日、11-12日、24-25日、25-26日に実施。共用プールから使用済燃料をキャスクに移す作業(3号機使用済燃料プールから取り出す燃料を共用プールで収容するための空きを作っている)の際に実施したもの。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(16日採取)と集水タンクNo.3(14日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が700Bq/L、第三者機関が760Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.3Bq/L)、第三者機関が0.45Bq/L。明日21日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。19日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.1KB)

ALPS処理水にトリチウム以外の放射性核種が含まれているという報道について、質問に答えて)多核種除去設備ALPSおよび増設多核種除去設備は、トリチウム以外の核種について告示濃度限度未満まで除去する性能を有していることを確認している(既設の多核種除去設備ALPS B系だけは、装置のトラブルの影響でこの確認ができていない)。ただし、129Iについては除去性能を維持するために装置を停止して頻繁に吸着塔の交換をする必要がある。敷地境界における追加的被曝線量を1mSv/年に抑えるために装置を停止せずに水処理を進めることを優先する運用をおこなっているため、告示濃度限度を超える濃度の129Iを含むALPS処理水が、既設および増設の多核種除去設備のいずれの処理水にも一部存在する。
ALPS処理水の処遇については、国の委員会の結論を待って対応を決めることにしており、まだ処分方法等については決まったものはない。
多核種除去設備ALPS(既設ALPS)は、RO濃縮水に含まれる放射性核種を除去する装置として導入された。2013年3月30日にA系でホット試験と称して実質的な水処理を開始。当初は、トリチウム以外の62核種で検出限界値未満までの除去性能達成を目指していた。その後、処理水中に4核種(60Co、106Ru、125Sb、129I)が検出され(2013年5月17日参照)、これらの除去についての検討が進められた。その結果、吸着塔の構成を変更することで、これら4核種についても十分な除去性能を達成できる見込みを得た(2014年9月22日参照)。ただし、129Iだけは吸着塔の吸着性能が短期間で低下するため、除去性能を維持するためには吸着塔を短期間で交換する必要があるという課題が残された(2014年7月31日参照)。
除去性能向上の見込みを得た後は、この吸着塔構成変更を既設ALPSに導入後、2014年12月よりホット試験から本格運転への移行が予定された(2014年7月31日参照)が、2013年9月19日に公表された「2014年度末までに汚染水(タンクに貯留しているRO濃縮水)の全量処理を完了する」という目標(2013年9月19日参照。このために既設ALPSに加えて増設ALPSと高性能多核種除去設備を増強することになった)を達成する必要から、変更のための工事は全量処理完了後へ先送りすることとなった(汚染水全量処理は2ヶ月遅れの2015年5月27日に達成された)。一方、増設ALPSは2014年9月17日よりA系のホット試験を開始した(2014年9月22日参照)が、当初から変更後の塔構成を導入して運転をおこなっていた。
当時、汚染水全量処理の他に、RO濃縮水の処理を急がなければならない理由がもう一つあった。それは、敷地境界における追加的被曝線量を、2014年度末で2mSv/年まで、2015年度末で1mSv/年まで低減するという目標の達成を規制委から要求されていたこと。タンクに貯留しているRO濃縮水に多量に含まれる90Srの崩壊で生じる放射線が敷地境界における被曝線量に影響を及ぼしており、タンクの貯留水(RO濃縮水)から90Srを除去するのを急ぐ必要があった。このため、増設ALPSでも、129Iを除去するために頻回の吸着塔交換をおこない稼動率を下げるよりも、吸着塔の交換回数を減らして処理量を稼ぐという運用方針が取られた(2014年12月19日参照。なお、敷地境界での追加的被曝線量を2015年度末で1mSv/年まで低減するという目標は達成された。2016年2月25日参照)。
以上のようないきさつにより2015年頃までは、既設ALPS、増設ALPSによるRO濃縮水の処理において、129Iは必ずしも告示濃度限度未満まで除去されているわけではないらしい。しかしながら、セシウム除去設備にSr除去性能が追加(SARRYが2014年12月、キュリオンが2015年1月。2015年1月19日参照)されて、新たにタンクに貯留される水にSrが含まれなくなったんだから、汚染水全量処理完了(2015年5月27日)以降、2015年度末の敷地境界における被曝線量1mSv/年を達成した後は、1mSv/年を維持するためにALPSの稼働率を上げる必要はなくなったんじゃないのかなぁ。
報道によれば、2017年度の処理水中の129Iの最大値が62.2Bq/Lということなので、割と最近まで(てか、今でも?)吸着塔の交換頻度を上げて129Iを告示濃度限度未満まで除去するという運用はされていないらしい。もしかすると、129Iだけのために吸着塔の交換をするのは合理的ではないという判断があるのかもしれない。増設ALPSは2017年10月16日にホット試験を終了して本格運転へ移行した(2017年1月16日、10月26日参照)のに対して、既設ALPSは依然としてホット試験中の扱いなのも謎だったんだけれど、ここら辺のこと(62核種を告示濃度限度未満まで除去するという実施計画の内容に沿った運用をしない理由があって、このためにホット試験から本格運転へ移行できない?)も関係しているのかしら。増設ALPSが本格運転へ移行する際の除去性能の確認試験結果(2017年1月16日参照)を見ると、129Iだけは告示濃度限度ギリギリ(他の核種は二桁以上低い)で、当初目標としていた「62核種で検出限界値未満」は最終的に達成できなかったことがわかる。
今日の会見では「ALPSには129Iの除去性能があるのは確かなのだから、必要があれば処理をするので問題ない」というのが東電の見解らしい。129Iについては、今後決定される処分法にしたがってしかるべき処理をすれば良い(例えば、希釈するとか)のであり、また、処理は可能であるから問題ない、処分法方が決まるまでは今以上の処理をおこなうつもりはない、ということみたいだった。けど、それでいいのかしらねぇ。今まで散々、「ALSP処理水にはトリチウムしか含まれない」って言ってきたのにねぇ。実際は、検出限界値未満だって含まれないわけではないから、ある/なしの話ではない。十分に濃度を低くできれば良い、ということなんだけれど(だから、東電の見解はこの意味においては筋が通っている)、そう簡単にことが運ばないから今まで色々苦労してきたのにね。

(以下、23日に追記)Kontan_Bigcat@Kontan_Bigcat さんがデータの海*へダイブしてグラフを作ってくれた。これを見ると、2015年度の後半からは出口水(処理水)中の129I濃度はほぼ告示濃度限度未満なのに、2017年度以降になるとむしろ濃度が上昇して頻繁に告示濃度限度を超えているのがわかる。それから、この間、入口水(処理前の水)の129I濃度は上昇傾向にある。

*東電のウェブサイトの福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果』というページに、1Fで採取された試料が分析されたデータが全て採録されている(らしい)。CSVファイルやPDFで見やすいものではないし、どこに何があるのかも探しに行かないとわからない。




(以下、28日追記)現在の東電の見解は、「多核種除去設備での処理は、処理水(ALPS処理水)をタンクで貯留するためにおこなっている。敷地境界での追加的被曝線量が1mSv/年を超えないように、処理水の濃度を調整する運用をおこなっている。」「多核種除去設備には、トリチウム以外の放射性核種を告示濃度限度未満まで除去する性能がある。」というもの(23日参照)。
じゃ、「一体いつから、多核種除去設備で告示濃度限度まで放射性核種の除去をおこなうと錯覚していた?」というと、多分最初から。
多核種除去設備の話が最初に出たのは多分2011年12月8日の会見*1。施設運営計画*2(その2)に液体廃棄物関連の内容として処理水の海洋放出のことを記載する予定があって、それについて漁連等に説明したところ12月6日に全漁連から抗議文*3を出されたということがあった。それで、液体廃棄物に関する部分は(その2)から分離して(その3)として12月15日に保安院に提出する*4ことになるんだけれど、12月8日の会見でこの経緯についての話が出ている。この時には「セシウム吸着装置の処理水をさらに処理する設備(のちの多核種除去設備)を作って処理をおこない、告示濃度限度を十分に下回る濃度にしてから海洋放出する」という話だった。当時は「タンクを未来永劫作り続けることはできない以上、施設運営計画の中で処理水の処分について方針を示す必要がある」「いずれは海洋放出することはあり得る」というのが東電の見解で、施設運営計画(その3)にはALPS処理水の海洋放出に関する記述が存在する。しかし、その後、関係者の反発が収まらないためか、「ALPS処理水の処分について決まったものはない」とトーンダウンしていく(会見で松本純一氏がこれを言っていた記憶があるので、遅くとも2012年9月までにはここまで後退していたことになる)。
さらにその後も、現在に至るまで、漁業関係者からALPS処理水の海洋放出について同意が得られることはなかった。特に、2013年はタンクからの大漏えいなどが重なり、全漁連からは度重なる抗議文*5が東電に提出された。そういう経過の中で、汚染水処理対策委員会の下にALPS処理水の処分方法を検討するトリチウム水タスクフォースが設置されることとなり*6、2013年12月25日に第1回会合が開かれる*7。これ以降、東電は、ALPS処理水の処分についてはこのタスクフォースとそれに引き続く「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会*8」の結論を待つとして、海洋放出を含む処分については完全に言及しなくなる。
また、2014年には地下水バイパス(2014年5月21日参照)、2015年にはサブドレン他水処理施設(2015年9月14日参照)と、くみ上げた地下水を海に放出する設備が運用を開始したが、これらを開始するときには、福島県漁連と長い話し合いを重ねることになった。というのも、地下水バイパスの時は汚染された護岸地下水の港湾への漏出問題(2013年7月22日参照)、サブドレンの時はK排水路排水問題(排水の汚染濃度が高いことについての情報公開が不十分とされた。2015年2月24、25日参照)と、運用開始に向けた話し合いが終盤に差し掛かったところで問題が持ち上がり、開始が大きく遅れることとなった。サブドレン運用開始の際には「原子力災害対策本部の「中長期ロードマップ」における、汚染水の海への安易な放出を行わないとする方針を今後も遵守し、漁業者、国民の理解を得られない汚染水の海洋放出は絶対に行わないこと」という全漁連の申し入れに対して、東電は「関係者の皆さまのご理解を得ながら対策を実施することとし、「海洋への安易な放出は行わない」との方針を今後も堅持してまいります」と回答している(2015年8月28日参照)*9
この間、上記のように、多核種除去設備ALPSは2013年3月にホット試験として処理を開始、性能向上のための改修を継続して2014年にはトリチウム以外の62核種について告示濃度限度未満まで除去できる見通しを得る。けれども、上に書いたような事情によって、実際に告示濃度限度未満までの処理が行われるようになったのは、Kontanさんのグラフを見ると、2015年度中旬以降らしい。その後、どのような運用がされていたのかについて、詳しくはよくわからないが、現状では冒頭に書いたような運用方針なのだそうだ。
まとめると、多核種除去設備は「告示濃度限度を十分下回る除去性能」を持つものとして設計され、ほぼそのような性能のものができ上がったが、実際にはその除去性能を100%使っていない運用がされている、ということ。東電は、そういう機械を作るとは言ったが、そういう処理水を作る運用をするとは言っていない(なぜなら、処理水の処分をする計画が存在しないから)、というわけ。
多核種除去設備について当初から「告示濃度限度を十分下回る除去性能」って言ってたし、その達成に向けて苦労してたので、当然にそういう運用をしてるんだろうと思っていたんだけれど、実は私がそう思っていただけだった、ということになる。「ALSP処理水にはトリチウムしか含まれない」と東電がいつ言ったか、いつまで言っていたか、改めて考えると、よく覚えていない。もしかしたら、もうずっと言ってなかったのかもしれないな。

*1 https://f1nps.blogspot.com/2011/12/2011128.html
*2 「事故の終息に向けた道筋」ステップ2終了から原子炉の廃止に向けての作業開始までの準備期間(3年程度以内)における1Fの安全を確保するための基本目標及び要件として示された「中期的安全確保の考え方」を実現するための計画。http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3487098/www.meti.go.jp/press/2011/10/20111003007/20111003007-1.pdf
https://f1nps.blogspot.com/2011/10/2011103.html
*3 https://web.archive.org/web/20150519185258/http://www.zengyoren.or.jp/cmsupload/press/60/20111208toudenhonsyakougi2.pdf
*4 https://f1nps.blogspot.com/2011/12/20111215.html
*5 https://web.archive.org/web/20141014120322/https://www.zengyoren.or.jp/cmsupload/press/69/20130125toudenkougi.pdf(1月25日)、https://web.archive.org/web/20141014120303/https://www.zengyoren.or.jp/cmsupload/press/71/20130307osennsuihousyutukizi.pdf(3月7日)、https://web.archive.org/web/20141014120252/https://www.zengyoren.or.jp/cmsupload/press/73/20130408toudenkougi.pdf(4月8日)、https://web.archive.org/web/20141014120234/https://www.zengyoren.or.jp/cmsupload/press/76/20130725gennpatuosennsuiyoubou.pdf(7月25日)、https://web.archive.org/web/20160415125409/http://zengyoren.or.jp/cmsupload/press/76/20130725gennpatuosennsuikougi.pdf(7月25日)。
ちなみに全漁連の最初の抗議文は2011年4月6日の https://web.archive.org/web/20160305113721/http://www.zengyoren.or.jp/oshirase/pdf/toudenkougibun.pdf 。
*6 【資料2】トリチウム水タスクフォースの設置について(案) (261KB)
*7 http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/20131225_01.html
*8 http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/osensuitaisaku/archive/task_force4.html
*9 http://www.tepco.co.jp/news/2015/images/150828a.pdf

(以下、29日追記)2011年12月に東電が「タンクを未来永劫作り続けることはできない以上、施設運営計画の中で処理水の処分について方針を示す必要がある」と言っていたのは、当事者として責任ある態度だったと私は思う。でも、東電はこの当初の姿勢を貫くことができなかった。そのことをとても残念に思うし、そうせざるを得なかった事情を解決していく道のりは、これからが正念場になるんだろうか。明日、明後日に行われる説明・公聴会が実りあるものとなりますように。

(以下、10月28日追記)2015年3月16日に、当時進めていた汚染水全量処理の見通しについての報告があり、それについての記載の中に「現在、告示濃度限度を十分に下回らない4核種が処理水に含まれている(2013年5月17日参照)が、これについてはALPS処理水(いわゆるトリチウム水)の最終処分の方法の検討にあわせて再処理を検討する(この4核種を除去する対策は検討が済んでいる(2014年9月22日参照)が、これを実際に行うと吸着塔の交換が頻回になり処理能力が低下することが予想されること、および、対策のための工事期間中は処理が停止することから、RO濃縮水の処理を進めてリスク低減を図ることを優先して、既設/増設多核種除去設備での4核種除去の対応は延期された。2014年7月31日、12月19日参照)」とあった(自分で書いておいて、もう全然覚えてないわ)。当時、ALPSで処理した水の中には告示濃度限度を超えるものがあること、および、それらについては処分方法の検討に合わせて再処理を検討する(処分にかなう形になるように再処理をおこなうつもりである)ことが言われていたわけだ。


ニコ生
【2018年8月20日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年08月20日 - Twilog
08/20のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2018年8月19日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:00に一時貯水タンクHから排水を開始
(以下、20日の日報より)16:25に排水を停止。排水量は958m3


その他


構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。18日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.0KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。17日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)


2018年8月18日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:19に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、19日の日報より)17:05に排水を停止。排水量は1010m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。16日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1600Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(14日採取)と集水タンクNo.2(12日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が720Bq/L、第三者機関が770Bq/L。明日19日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。17日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 10.8KB)






2018年8月17日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

地下水バイパス、09:45に一時貯留タンクGr2から排水を開始
(以下、18日の日報より)16:44に排水を停止。排水量は1809m3

サブドレン他水処理施設、10:34に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、18日の日報より)16:55に排水を停止。排水量は946m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(13日採取)と集水タンクNo.1(11日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.8KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が630Bq/L、第三者機関が680Bq/L。明日18日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設一時貯水タンクの詳細分析結果。一時貯水タンクAの7月1日採取分。
サブドレン・地下水ドレン浄化水の詳細分析結果(PDF 8.81KB)

サブドレン他水処理施設、加重平均サンプル分析結果。6月分。
福島第一原子力発電所 サブドレン・地下水ドレン浄化水加重平均サンプル分析結果(2018年6月分)(PDF 14.5KB)

サブドレン他水処理施設、排水の確認結果(2018年度第1四半期分)。
サブドレン・地下水ドレン浄化水の排水に関する確認結果(2018年度第1四半期分)(PDF 14.4KB)
実測値あるいは実測値を元に評価した3か月平均濃度の評価値(48核種)。2017年度第4四半期分のサブドレン他水処理施設からの排水(浄化水)について、告示濃度限度に対する比の和が実施計画に定める値(0.21)を下回ることを確認した。前回は5月09日(2017年度第4四半期分)。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。16日採取分の分析結果と15日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.7KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。15日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.42KB)



2018年8月16日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

10:27に多核種除去設備ALPS(C)で「多核種吸着塔(C)スキッド2漏洩」の警報が発生。現場調査の結果、吸着材交換のため水張りを実施していたところ、吸着塔上部マンホールから水があふれたことを確認。水張弁を閉めて漏えいは停止。漏えいした水の広がりは1m×1m×1cmで、漏えい量は約12L。漏えいした水は堰内にとどまっており、外部への影響はなし。漏えい水は14:20までに回収を実施。
なお、同系統水の分析結果(16日採取分)は以下のとおり。
134Cs:検出限界値未満(検出限界値8.4Bq/L)
137Cs:26Bq/L
・全β:20,000Bq/L
福島第一原子力発電所既設多核種除去設備の漏えい検知器の作動について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所既設多核種除去設備の漏えい検知器の作動について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所既設多核種除去設備の漏えい検知器の作動について(続報2)(報道関係各位一斉メール)
(以下、20日の会見より)吸着塔のなかの吸着材を交換するには、吸着塔の中にろ過水を注ぎ、ある程度の水がたまったところで水ごと吸着材を吸い出す。このろ過水を注いでいる最中にあふれてしまったもの。作業者がすぐに気づいて注水を手動で停止し、漏えいは停止した。原因・対策について検討中。

サブドレン他水処理施設、10:16-14:46に一時貯水タンクEから排水を実施。排水量は671m3


その他


地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 8.97KB)
9日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日17日に排水の予定。

地下水バイパス一時貯留タンク詳細分析結果。Gr1の7月5日採取分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク詳細分析結果(PDF 8.78KB)

地下水バイパス加重平均サンプル分析結果。6月採取分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 加重平均サンプル分析結果(2018年6月分)(PDF 9.29KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(12日採取)と集水タンクNo.6(10日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が630Bq/L、第三者機関が670Bq/L。明日17日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。15日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.7KB)


2018年8月15日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

3号機燃料取出し用カバーのクレーンで制御系の異常を示す警報が発生
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋 オペレーティングフロアに設置してあるクレーンにおける試運転中の警報発生について(PDF 33.3KB)
09:10頃、R/B1階(大物搬入口付近)に置いてある資機材をクレーンで吊り上げたところ、制御系の異常を示す警報が発生。警報をリセット後、無負荷ではクレーンが正常に動作することを確認できたため、13:35に吊り上げかけた資機材を元の位置に着座し、14:30に無負荷状態でクレーンを巻き上げ、オペフロ上の大物搬入口ハッチを閉止した。クレーンはオペフロ上の元の位置に移動している。
警報発生の設定を見直す等の作業も含め、原因を調査していく。
「大物搬入口」とあるのは、取出し予定の使用済燃料を詰めたキャスクをオペフロから1階まで下ろすためのシャフトのことみたい。7月26日の資料を参照。このシャフトはR/B東側に隣接する構台の中に構築されている。
(以下、20日の会見より)資機材を床から20mmほど吊り上げたところでインバーターの異常を示す警報が発生して自動停止した。警報をリセットした後に吊っていた荷をそのまま下に降ろし、無負荷の状態でクレーンが正常に動作することを確認。フックを巻き上げて元の状態に戻した。警報の発生原因については調査中。
吊ろうとしていた資機材は、テスト・ウェイト(48.8t)とウェイトを置く台座(1.4t)、模擬燃料(0.4t)。これらをワイヤーロープ(0.5t)で吊ろうとしていた。このうち、テスト・ウェイトと台座は荷重試験のために用意されたもので、ワイヤーロープで吊り上げること(総重量50.7t)は事前に予定され、実績もあったが、これに模擬燃料を合わせて吊り上げること(総重量51.1t)は想定されていなかった。
このクレーンの定格荷重は50tで、定格125%(62.5t)までは吊り上げることができるのを確認しており、資機材+ワイヤーロープの重さ(51.1t)が定格荷重より大きかったこと自体は警報の原因ではないと考える。ただし、本来、一緒に吊り上げることを想定していなかった模擬燃料を加えた吊り荷の重量が定格荷重を超えており、クレーンを使った揚重を規制する労働安全衛生法に抵触すると判断して労基署へ報告をおこなっている。この点についても、調査および対策を検討中。
このクレーンで吊り上げる予定の貯蔵・輸送用キャスクの重量は、燃料を入れた状態で46.3t。
(「インバーターとは何か」という質問に答えて)直流電流を交流電流に変換する機械。変換した交流の周波数を調整することができる。これにより、モーターの回転数を制御するのに使う。へ〜〜、そうなんだ。

サブドレン他水処理施設、10:14-13:59に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は557m3


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。13日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1700Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(11日採取)と集水タンクNo.5(9日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が770Bq/L、第三者機関が830Bq/L。明日16日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。14日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.6KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。13日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.46KB)




2018年8月14日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:09-13:00に一時貯水タンクCから排水を実施。排水量は424m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(10日採取)と集水タンクNo.4(8日採取)の分析結果
福島第一 サブドレン・地下水ドレン浄化水排水に関するサンプリング結果(PDF 7.42KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が900Bq/L、第三者機関が950Bq/L。全β濃度は東電がND(<69Bq/L)、第三者機関が0.43Bq/L。明日15日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設10日排水時の海水サンプリング結果
福島第一 サブドレン・地下水ドレン浄化水排水に関するサンプリング結果(PDF 7.42KB)

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。13日採取分の分析結果と7月27日-8月2日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 16.3KB)


2018年8月13日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

4号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 9.11KB)(8月27日公開)

昨日12日のサブドレンNo.206ピット水位計位置ずれにともなう水位監視不能の件。
福島第一原子力発電所サブドレンNo.206ピット水位計位置ずれに伴う水位監視不能について(PDF 134KB)
昨日12日に水位計の位置調整が完了した後、当該水位計の指示値に問題がないことを確認。水位計の指示値をもとに、警報発生時の12日10:08から今日13日13:26の間、建屋たまり水水位がサブドレン水位を超えていないことを確認。これにより、14:00に昨日の運転上の制限の逸脱(LCO逸脱)宣言の取り下げを判断した。なお、No.206以外のサブドレンピットの水位計についても、念のため水位計の設置状態を含めた点検を実施し、健全な状態であることを15:15に確認。準備が整ったことから、16:01にサブドレンのくみ上げを順次再開。
11日に地震あったけど、それのせいなのかしら?
(以下、20日の会見より)水位計のケーブルは金属製の金具で固定していた(PDF資料2頁、左上写真)。金具のずれ・ゆるみはなかったが、金具とケーブルの間に入れてあるゴムのような部品がゆるみ、ケーブルが下にずれた。これを復旧し、さらに、より上側のケーブルについてもインシュロックで固定した(右上、左下写真)。
(さらに、20日の会見より)(「去年2017年8月3日のサブドレンピットNo.51の「水位低低」警報のトラブル(水位計が2つとも異常な値を示したのに、故障と判断してしまった)の際に、監視・評価検討会(2017年8月30日)で水位計やその他の計器についての実質的な多重化を検討するという話があったが、今回の件を見ると多重化ができていないようだが」という質問に答えて)水位計は、計測システムとしては2つの独立した系統となっていたが、2系統を「共締め」してあったために、今回は両系とも同時に測定不能となってしまったことは、十分、反省の余地がある。実質的な多重化について、検討していきたい。

サブドレン他水処理施設、10:47-14:01に一時貯水タンクBから排水を実施。排水量は480m3


その他


水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第365報)(プレスリリース)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(9日採取)と集水タンクNo.3(7日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が850Bq/L、第三者機関が900Bq/L。明日14日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。12日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.3KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。2-8日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 84.4KB)

実施計画の変更認可申請(2017年2月10日提出)の一部補正を10日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:放射性液体廃棄物等の評価対象核種の選定。
10日の監視・評価検討会を参照。



2018年8月12日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

10:08に免震重要棟において、1号機R/B周辺に設置しているサブドレンピットNo.206内に設置している2つの水位計の差が大きくなっていることを示す水位計偏差大の警報が発生
・警報発生前 水位差 約150mm
・警報発生後 水位差 水位計偏差警報設定値200mmを超えた
サブドレン水位と近傍の1号機R/B内水位との水位差は約3100mm。示している水位計の値は、近傍のR/Bの水位よりも高い値であるものの、サブドレン水位の上昇幅等から水位計が故障している可能性もあると考え、11:15に実施計画第1編第26条(建屋に貯留する滞留水)表26-2で定める運転上の制限「各建屋の滞留水水位が近傍のサブドレン水の水位を超えないこと」の監視が出来ない状態であると判断した(LCO逸脱)
念のため、10:14に1号機R/B周辺の揚水ポンプを停止。プラントパラメータ、モニタリングポスト、排水路モニタなどについては異常なし。当該サブドレンのくみ上げは12:03に停止。←10:14の揚水ポンプ停止と別なの?←23日に時系列あり。
その後、現場で当該サブドレンピットの水位を実測したところ、各建屋のたまり水水位より高いことを確認。15:20時点の状況については以下のとおり。サブドレンの実測値と建屋たまり水の補正値を使った水位の比較については2015年4月9日の1号機T/B地下所内ボイラー室のたまり水の項を参照(サブドレン水はほぼ淡水なのに対し、建屋たまり水は津波や炉注水経由で塩分を含む)。
・サブドレンNo.206水位 T.P. 5,161mm(実測値)
・1号機R/Bたまり水水位 T.P. 156mm(塩分補正後)水位差 5,005mm
・1号機廃棄物処理建屋たまり水水位 T.P. 176mm(塩分補正後)水位差 4,985mm
また現場調査の結果、サブドレンピットNo.206の水位計の位置が下にずれている状態が確認された。22:26にNo.206の水位計を元の位置へ戻す調整が完了。
福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋周辺のサブドレンの水位計偏差大の警報の発生について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋周辺のサブドレンの水位計偏差大の警報の発生について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋周辺のサブドレンの水位計偏差大の警報の発生について(続報2)(報道関係各位一斉メール)
サブドレンNo.206は1号機R/B東側にある。

サブドレン他水処理施設、10:49-14:06に一時貯水タンクAから排水を実施。排水量は488m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。10日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1600Bq/L。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 8.75KB)(23日公開)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(8日採取)と集水タンクNo.2(6日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 10.6KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が770Bq/L、第三者機関が840Bq/L。明日13日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。11日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.2KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。10日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)



2018年8月11日(土・海の日)

06:11に浜通りで震度4の地震。震源地は福島県沖、震源の深さは20km、地震の規模(マグニチュード)は5.0。
気象庁 震度データベース検索 (地震別検索結果)


今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

今朝の地震の影響:パトロールを実施した結果、各設備に異常がないことを確認した。
2018年8月11日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)(報道関係各位一斉メール)
2018年8月11日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)(続報)(報道関係各位一斉メール)

サブドレン他水処理施設、10:34-14:03に一時貯水タンクLから排水を実施。排水量は516m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(7日採取)と集水タンクNo.1(5日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 64.0KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が770Bq/L、第三者機関が820Bq/L。明日12日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。9、10日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 53.8KB)


2018年8月10日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 8.86KB)(8月27日公開)
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)(10月18日公開)
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.05KB)(8月27日公開)

サブドレン他水処理施設、10:23-13:50に一時貯水タンクKから排水を実施。排水量は513m3
福島第一 サブドレン・地下水ドレン浄化水排水に関するサンプリング結果(PDF 7.42KB)(14日公開)


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(6日採取)と集水タンクNo.6(4日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が760Bq/L、第三者機関が830Bq/L。明日11日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。9日採取分の分析結果と8日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 11.1KB)
9日は悪天候のため試料を回収できず。分析結果は11日に公表の予定。

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。8日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)

実施計画の変更認可申請(2017年11月22日提出)の一部補正を今日10日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:サブドレン他浄化設備の吸着塔構成の変更。

今日、規制委の第62回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
(第62回特定原子力施設監視・評価検討会)福島第一原子力発電所 中期的リスクの低減目標マップを踏まえた検討指示事項に対する工程表(PDF 5.03MB)
(第62回特定原子力施設監視・評価検討会)福島第一原子力発電所3号機 使用済燃料プールからの燃料取り出し工程について(PDF 1.21MB)
(第62回特定原子力施設監視・評価検討会)原子炉格納容器内部調査,サンプリング及び分析の検討状況について(PDF 492KB)
(第62回特定原子力施設監視・評価検討会)1~3号機原子炉格納容器内部調査関連サンプル等の分析結果(PDF 675KB)
(第62回特定原子力施設監視・評価検討会)小規模取り出しまでの進め方(PDF 263KB)
(第62回特定原子力施設監視・評価検討会)評価対象核種を4核種とした根拠について(PDF 374KB)

廃炉情報誌「はいろみち」第9号[2018年8月10日発行] (PDF 13.4MB)


東京電力ホールディングス株式会社 「原子力安全改革プラン進捗報告(2018年度第1四半期)」について(プレスリリース)
「原子力安全改革プラン進捗報告(2018年度第1四半期)」の概要(PDF543KB)
「原子力安全改革プラン進捗報告(2018年度第1四半期)」(PDF2.35MB)
5月31日のロードマップ会見で、小野さんが「廃炉の定義とは何か」という質問に答えていた。今日も同じ質問が同じ記者からあったけど、牧野さんは「それは哲学的な問いですね」みたいな感じで軽く笑いながらお茶を濁してて、その対応は少し真摯さを欠いているように見えた。
いつ誰が言ったのか思い出せないんだけれど、廃炉に関わる東電社員へ向けた「こうべを垂れて胸を張れ」という言葉を聞いた覚えがある。事故を起こしたことについては、謝罪するほかはない。けれども、今やってる廃炉の作業については胸を張って誇りを持って取り組め。そういう意味なんだろうと思う。この先東電社員としてやっていく上で、こうべを垂れることも、胸を張ることも、どっちも必要なんじゃないだろうか。
原子力・立地本部長が姉川さんから牧野さんへ、廃炉カンパニーのトップが増田さんから小野さんへ交代して、少しずついろんなことが変わっていくんだろうけれど、「こうべを垂れる」ことに対する真摯さが後退しているように感じるのは気のせいなのかな。姉川さんは、原子力改革特別タスクフォースの会見で「福島原子力事故を決して忘れることなく、昨日よりも今日、今日よりも明日の安全レベルを高め、比類無き安全を創造し続ける原子力事業者になる」という決意表明を毎回必ず唱えていたけれど、今日の牧野さんはとうとうこれを言わなかった。中長期ロードマップの会見も、増田さんは必ず事故に対する謝罪から始めてたけど、小野さんはこの冒頭の謝罪をやらない。
取ってつけたような一言にどれだけ価値があるのか、そんなの口先だけじゃないか、私も以前はそう思っていた。だけど、最近は、言葉の力ってものもあるんじゃないかと感じている。
たくさんの人の前で発言する。謝罪する。それを繰り返す。そうやって口から出た言葉がそれを言う人を変えていく。そういうことはあるんじゃないかと思う。だから、形だけでも言葉を発し続けることには充分に価値があるんじゃなかろうか。毎月の増田さんの謝罪は、はじめのうちは気持ちが入りすぎてうわすべった感じだったけれど、終わりの頃は気持ちと形がぴったりと沿っているように見えて、とても自然なものに感じた
牧野さんも、小野さんも、心のうちではいつもこうべを垂れているんだろう。でも、姉川さんや増田さんを見習って、謝罪や決意を人前で声に出して発言したほうがいいんじゃないかな。具体的な相手を前にして発言を繰り返すことで、自分の気持ちをうまく外に出すことができるようになる。そして、それを見た人の反応をきちんと受け止められるようになる。そうやって、自分の心が外に向かって開いていくんじゃないかのかな。そういうことをしないと、その人の気持ちや心が他人に見えるようにならないんじゃないかな。そして、そういう変化は発言する側だけじゃなくて、それを聞いている側にもあるのかもしれない。
「いつまで謝れば済むんだ?」という発想とは全然別に、謝り続けることに価値があるんじゃないかなーと思ったという話。



2018年8月9日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

地下水バイパス、10:04に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、10日の日報より)16:35に排水を停止。排水量は1657m3

サブドレン他水処理施設、11:03-14:27に一時貯水タンクJから排水を実施。排水量は506m3


その他


昨日8日15時頃、3号機燃料取出しのための燃料取扱機(FHM)で不具合が発生。
FHMで使用済燃料プールの中のダミー燃料をつかみに行く途中で、FHMのマスト(先端に付いているつかみ具で燃料のハンドルをつかんで持ち上げる)を上下させるロープが破断したことを示す警報が発生し、FHMが自動停止した。当該のロープは実際には破断しておらず、警報の原因については調査中。自動停止の後、制御回路の一部をバイパスしてFHMをプールの外側へ移動させ、オペフロ上に着座させた。
FHMは3月16日より試運転をしてきており、ダミー燃料を移動させる作業はこれまで4回実施したが異常なかった。昨日8日より2日間の日程でクレーンとともに使用前検査を受検している最中で、警報が発生した際は、FHMでつかんだ燃料を電源喪失時に保持できるかどうかを確認する項目の検査をしていた。
予定では、使用前検査に合格の後、お盆明けから実機訓練に入る予定だった(7月26日参照)が、今回の問題が解決するまでは使用前検査に合格できない。なお、クレーンの検査はこれまでのところ問題ないが、検査の申請をFHMとクレーンで一括しておこなっているので、クレーンだけ合格することはできない。今後の予定は未定だが、11月の燃料取出し開始に向けて鋭意努力していく。クレーンのトラブルでは思い込みから真の原因に到達するのに時間を要してしまったので、今回は予断を持たずに調査をおこなって行きたい。
昨日のトラブルなのに今日の報告となった、資料の準備もない、報告の内容もあいまい、ということで、記者の皆様おかんむり。「使用済み燃料プールの直上で発生したトラブルなのに、このような報告なのは、周辺住民の感覚にそぐわない」という指摘も。FHMはすぐにプールの上から移動したんだし、急いでどうこうというトラブルでもないんだろうけれど、気持ち的にはそういうこともあるのかもね。報告の遅れについて「担当者は、まずはクレーンの検査受検に注力していて原因調査まで十分に手が回らなかった」という背景説明があったが、東電の広報の人がフォローして資料作るなりすればいいわけだし、なんだかね。こういう時にいつも思うんだけれど、現場の人と広報の人の意思疎通ってどうなってるんだろう。広報の人の要求がきちんと現場に通るようになってるのか、心配になっちゃう。

7日の4号機R/B地下たまり水移送ポンプ(A)の過負荷トリップの件。現場調査の結果、当該ポンプの故障により地絡が発生してトリップしたものと判明。今後、当該のポンプを予備品に交換する。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 77.5KB)
2015年11月12-16日と2018年6月25日-8月2日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 77.7KB)
6日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクK(5日採取)と集水タンクNo.5(3日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が850Bq/L、第三者機関が910Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.1Bq/L)、第三者機関が0.59Bq/L。明日10日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。8日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.8KB)

実施計画の変更認可申請(2月28日提出)の一部補正を昨日8日に、変更認可申請(3月16日提出)の一部補正を今日9日に、規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正1:サブドレンピット(No.30、37、57)の復旧。
補正2:中低濃度タンク(Eエリアフランジタンク)及びRO濃縮水移送ポンプの一部撤去。

1Fオリジナルグッズ(7月31日参照)の販売中止について。
7日までで販売を一旦中止。1-7日(4、5日は販売店舗が休業)の間に販売されたのは数百セット。1-3日の間に電話で来たクレームは10件未満。様々な意見があるのは承知している。ローソンの店舗は視察の動線から離れており、また、視察者には金銭を持ち込まないようにお願いしているため、販売形態として再考の必要があると考えている。その他にもいただいた批判に対して、どのような形がふさわしいかを検討する。批判があったので取りやめたわけではない。
つまり、最初から、とりあえず1週間やってみるという予定だったらしい。アドバルーンをあげるってやつ?



ニコ生
【2018年8月9日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年08月09日 - Twilog
08/09のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)




1Fオリジナルグッズをめぐる人々の気持ちについて。
事故の被害者にすれば1Fは憎しみと恨みの対象であって、そこを訪れた人のためのお土産なんてものが存在すること自体があり得ない話だという気持ちは、ごく普通の感覚だと思う。一方で、1Fを職場にする人たちから見ると、1Fは自分の努力の成果が存在する場であり、そこで働いていた記念を手元においておきたいと思う気持ちもまた、ごく自然なものだと思う。
事故から7年以上が経過して、廃炉作業はまだまだ緒に就いたばかりだけれど、爆発の跡も生々しかった3、4号機R/Bの上部はすっかりキレイになってしまったし、津波と爆発のせいで散乱していたガレキもほとんど片付いてしまった。その代わりに、廃炉作業を進めるために設置された設備やタンクが敷地を覆ってしまった。事故後に建てられたものの方が、事故時にあったものよりも、もうずっと多くなっているのである。
1Fはもはや、被害者の被害感情が向けられるだけの場所ではない。その被害を回復しようとする努力を実践する場でもあるのだ。
1Fを見る人々の気持ちがどのようなものであろうとも、廃炉作業はこの先も粛々と続けられて行く。1Fが今、どのような姿であるのか。それを踏まえずに語られる気持ちたちは、そっとそのままにそこに置いておこう。被害者ではない私は、1Fでおこなわれてきて、この先もおこわれて行くであろう廃炉作業を、ただ畏敬の念をもって見ていきたいと思っている。




2018年8月8日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:28-14:02に一時貯水タンクHから排水を実施。排水量は530m3


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。6日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1700Bq/L。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。2日採取(4日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 7.46KB)

地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 8.94KB)
2日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日9日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(4日採取)と集水タンクNo.4(2日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が830Bq/L、第三者機関が870Bq/L。明日9日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。7日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.6KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。6日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.46KB)



2018年8月7日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 8.92KB)(8月27日公開)
2号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 70.5KB)(8月27日公開)

16:55に4号機R/Bから高温焼却炉建屋へのたまり水移送ポンプ(A)が過負荷トリップで停止。18:43に移送ポンプ(B)を起動し、たまり水の移送を再開。その後、移送状況に異常ないことを確認した。
ポンプ(A)が過負荷トリップした原因については調査中。
福島第一原子力発電所4号機滞留水移送ポンプの過負荷トリップについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所4号機滞留水移送ポンプの過負荷トリップについて(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(3日採取)と集水タンクNo.3(1日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が830Bq/L、第三者機関が860Bq/L。明日8日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。6日採取分の分析結果と7月20-26日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 16.0KB)


2018年8月6日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:15-13:57に一時貯水タンクGから排水を実施。排水量は549m3


その他


水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第364報)(プレスリリース)

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。5日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.1KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。7月26日-8月1日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 44.2KB)

福島第一原子力発電所における不適合発生・処理状況について(2018年度第1四半期)(PDF)(8月3日公表)
2018年4月1日-6月30日の不適合は101件、2017年8月1日(震災後の不適合の公表再開)-2018年3月31日の不適合は210件。
発災後の不適合管理の運用については、事故対応を優先して従来と同様の運用が困難な中、廃炉作業の進捗に応じてその運用を変更してきた。2017年4月からは、重要案件の処理が滞ることのないように、軽微なもの(故障が発生した後で部品を交換するすれば良いもの)について管理対象外としていた。しかしながら、設備や業務の安全性・信頼性向上のために軽微な不適合の情報についても収集・蓄積し評価していくことが望ましいと判断し、2018年6月より軽微なものを再び管理対象に変更している。このため、2018年度第1四半期の不適合件数は、2017年度よりも早いペースで発生している。
発災後から2017年4月まではどういう運用をしていたのかについては説明がなかったけど、多分、2017年4月以降よりもさらにゆるい運用だったんだろう。

お盆休み期間中は定例の作業(汚染水処理、凍土遮水壁管理、モニタリングなど)以外の作業が休止となるので、この期間の会見(13、16日)はお休み



ニコ生
【2018年8月6日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年08月06日 - Twilog
08/06のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2018年8月5日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:21-14:32に一時貯水タンクFから排水を実施。排水量は625m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(1日採取)と集水タンクNo.2(7月30日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 10.6KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が790Bq/L、第三者機関が860Bq/L。全β濃度は東電がND(<0.64Bq/L)、第三者機関が0.54Bq/L。明日6日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。4日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.0KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。3日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.46KB)



2018年8月4日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:26-13:46に一時貯水タンクEから排水を実施。排水量は493m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。2日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1600Bq/L。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 7.46KB)(8日公開)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(7月31日採取)と集水タンクNo.1(7月29日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が770Bq/L、第三者機関が730Bq/L。明日5日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。3日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 10.8KB)


2018年8月3日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 9.06KB)(8月27日公開)
1号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.06KB)(8月27日公開)

サブドレン他水処理施設、10:16-12:31に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は336m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(7月30日採取)と集水タンクNo.6(7月28日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が830Bq/L、第三者機関が910Bq/L。明日4日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。2日採取分の分析結果と1日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 10.8KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。1日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)

実施計画の変更認可申請を1日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)
変更:高性能多核種除去設備処理済水の移送配管の追設。



2018年8月2日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

地下水バイパス、10:23に一時貯留タンクGr1から排水を開始
(以下、3日の日報より)17:49に排水を停止。排水量は1886m3

サブドレン他水処理施設、11:03-13:13に一時貯水タンクCから排水を実施。排水量は321m3


その他


T/B地下たまり水の核種分析結果。2号機の7月24日採取分。
福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF 10.6KB)

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 79.0KB)
2015年11月12-16日と2018年6月21日-7月30日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。
7月28日採取分ではNo.10はタンク点検により採取しなかったので、30日分のみの評価。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(7月29日採取)と集水タンクNo.5(7月27日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が900Bq/L、第三者機関が970Bq/L。明日3日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。1日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.5KB)

放射線データの概要 7月分(7月1日~7月31日)(PDF 1.97MB)

東京電力ホールディングス株式会社お知らせ「廃炉の現場の今」をお伝えするWEBコンテンツ「INSIDE FUKUSHIMA DAIICHI~廃炉の現場をめぐるバーチャルツアー~」がコードアワード2018ベストキャンペーン賞を受賞しました(お知らせ)




ニコ生
【2018年8月2日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年08月02日 - Twilog
08/02のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2018年8月1日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、09:55-11:55に一時貯水タンクBから排水を実施。排水量は297m3


その他


月初なので、温度計の信頼性評価を規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(2018年8月提出)(プレスリリース)
評価区分の変更はなし。

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。7月30日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1600q/L。

地下水バイパス一時貯留タンクGr1のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 9.03KB)
7月26日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日2日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(7月28日採取)と集水タンクNo.4(7月26日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が840Bq/L、第三者機関が910Bq/L。明日2日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。7月31日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 50.5KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。30日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.46KB)

実施計画の変更認可申請(2017年10月6日提出)が昨日7月31日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
認可:窒素ガス分離装置A及びBの取替及び原子炉圧力容器窒素封入ライン二重化。