リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2012年6月30日(土)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、26日から継続中。

4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、06:24に警報が発生して自動停止。その後。現場で漏えいのないことを確認。停止時プール水温は31℃、プール水温上昇率は0.486度の見込み。原因を調査中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(6月30日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年6月29日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 86.1KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機T/B地下たまり水を2号機T/B地下へ移送。17:16に開始。

2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続中。 

3号機T/B地下たまり水移送、26日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。

5号機の補機冷却海水系、18日からやっていたストレーナ駆動部修理が終了したので、22:34に補機冷却海水系による冷却を再開。再開時の使用済燃料プール水温は29.0℃(6月30日プレスリリースより)。

海側遮水壁設置工事、今日29日から先行掘削(秋から実施予定の鋼管矢板打設に先立って、打設しやすくするためにボーリング装置のようなもので地盤をもみほぐすような作業)を行う。先行掘削は来年秋頃まで実施する予定。工程に大きな変更はない。26年夏頃に竣工予定。


その他

魚介類サンプリング結果。6月14日の底曳き網漁の分。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 221KB)

昨日28日実施の2号機R/B地下たまり水調査でサンプリングの結果。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋地下階の滞留水サンプリング結果について(平成24年6月28日採取)(PDF 11.2KB)

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.0KB)

海水の分析結果で、2号機シルトフェンス内側で以前に比べて少し上昇傾向。引き続き観察していく。
発電所1~4号機側取水口付近の海水(PDF)

2011年10月23日に確認された野鳥の森の4号機主変圧器の絶縁油を貯めている仮設タンクからの油漏れの件(2011年10月24日参照)で、その後、防油堤にたまっている水の抜き取り作業を実施、タンク底部の油面計下部シール部から漏えいしていることを確認。漏れた水(たまっていた水のこと?)904m3は専用タンクに保管している。その後、防油堤内の水の排水処理及び油の吸着処理に伴い、防油堤内の水位が低下したことから、水没していたタンクの状況を確認したところ、6月25日、9基中1基のタンク油面計下部から油が漏れていること、その他4基のタンクの油面が低下していることを確認。現在は、全てのタンクの油面計元弁を閉止したことで油漏れは止まっており、漏れていた油も防油堤内に溜まっている。また、防油提内に溜まった水面に油膜があることを確認してから、これまでの期間にタンクより漏れた油量は、約39kLと推定。他の箇所からの漏えいについても現在調査中。6月30日プレスリリースより。関連で、漏れた絶縁油のPCB含有量の調査について1月23日、2月1日に記載あり)

外部電源の開閉所、変圧器の耐震性評価作業について、保安院に進捗を報告。
原子力発電所等の外部電源の信頼性確保に係る開閉所等の耐震性評価の進捗状況の経済産業省原子力安全・保安院への報告について(平成24年度 第1四半期報告)

月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省に報告。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について
経過措置適用者(事故時の積算で上限250mSvを適用した人)は適用期限が終了したので、今回の報告から削除、放射線作業従事者の資格を解除した。

「■お知らせ(1/2)■報道機関が福島第一原子力発電所近くに設置しているWebカメラの映像に、4号機原子炉建屋付近で白い煙のようなものが確認されておりますが、これは原子炉建屋の解体時の粉じんの舞い上がりを防止するために散布してる飛散防止剤と思われます。」
「■お知らせ(2/2)■4号機原子炉建屋5階のガレキ撤去工事で柱等の解体を行う際は、飛散防止剤を噴霧しながら、粉じんの舞い上がりを可能な限り抑制し、作業を進めております。」
TEPCO_Nuclearさんのtweetその1その2
2012.06.26_13.00--14.00(TBS_JNN)LIVECAMERA CHECKERより)が言及されている映像か。
福島第一原子力発電所1号機 タービン建屋への飛散防止剤散布風景動画、2011年5月28日公開の東電資料ご参考に。


ニコ生
【6/29・18:00開始】​東京電力 記者会見

Togetter
2012/6/29・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月28日(木)

14:52に浜通りで震度4の地震。震源地は福島県沖、震源の深さは63km、地震の規模(マグニチュード)は5.2。
震度分布図(気象庁)

今日のお仕事
 福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 103KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

窒素ガス分離装置(A)(PSA-4)を定例のフィルター清掃のため11:02-12:02に停止。並列運転している窒素ガス分離装置(B)(PSA-3)は運転を継続。

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、「1次系差流量大」警報で昨日27日から停止している件。計器等の点検を実施、健全性が確認されたので14:46に循環冷却を再開。再開時プール水温は26.4℃。17:00は26.7℃で上昇しているが、プール水が撹拌されたためと見ている。11:00のプール水温25.9℃はどうやって測ったの?循環が停止した状態でいつもの温度計で測ったのかしらん? 
2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続中。
2号機R/B地下のたまり水水位・温度測定を実施。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋地下階の滞留水水位・温度測定結果について(PDF 26.4KB)
三角コーナー4ヵ所で水位・温度測定とサンプリングを実施。作業者6名、作業時間11:00-13:00、計画線量8.7mSv、最大被曝線量4.02mSv。O.P. +4000mmの手すりから巻き尺を水面まで下ろして水位を測定。最大と最小で14cm差があるが、測定誤差か、津波の浸水の影響がまだ残っているのか、今後調査していく。水温は赤外線温度計で水面の温度を測定。たまり水の分析結果は明日。
(以下29日の会見より)
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋地下階の滞留水サンプリング結果について(平成24年6月28日採取)(PDF 11.2KB)(6月29日公開)
 採取したたまり水の分析の結果(131I、134Cs、137Cs、塩素濃度)。4ヵ所ともほぼ同じ。6月6日採取のトーラス室たまり水ともほぼ同じ。4月20日採取の北西側三角コーナーのたまり水の約半分の濃度なのは、漏れてきている炉注水によって薄まっていると考えている。格納容器からの漏えい個所特定につながる情報は無し。

3号機使用済燃料プールへヒドラジンを注入。
3号機T/B地下たまり水移送、26日から継続中。
7月3日18:30追記。twitterからお越しの皆様へ。使用済燃料プールへのヒドラジン注入は定期的に行われています。T/B(タービン建屋)地下たまり水の移送も、ほぼ毎日の作業です。3号機使用済燃料プールについて、異常な事態は今のところ報告されていません。よろしければ他の日付もご覧下さいませ。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。

5号機の補機冷却海水系、ストレーナ駆動部修理のため18日から今日まで停止の予定(6月18日参照)だったが、作業が終わらないので明日29日まで延長。

建屋内遠隔除染技術開発のための調査(4月23日参照)。今日28日に2号機で遊離性および固着性表面汚染の調査を実施。明日29日に3号機で同様の作業を実施予定。

その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.7KB)
通常は08:00前後に採取しているが、今日は12:40に採取したもの。1回目の測定で検出器の汚染のためうまく測れなかったので採取しなおした。

明日の予定:1号機T/B地下たまり水を2号機T/B地下へ移送。


ニコ生
【6/28・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/6/28・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月27日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 99.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1-3号機の格納容器ガス管理システム希ガスモニターで135Xeが再臨界判定基準1Bq/cc以下であることを確認(1号機 1.6-2.6×10-3Bq/cm3、2号機 <2.3-2.4×10-1Bq/cm3、3号機 <3.4-3.5×10-1Bq/cm3)。

2号機格納容器ガス管理システムで生ガスサンプリング実施。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(PDF 12.0KB)(6月28日公開)
135Xeは検出限界未満、再臨界判定基準以下。
2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、「1次系差流量大」警報で14:01に自動停止。14:40に現場で漏えいのないことを確認。当時、流量計のデジタルレコーダー設置作業をおこなっており、その際にケーブルを短絡させたために誤信号が発生したものと推定。停止時プール水温は22.9℃、上昇率は0.24度/hの見込み。流量計の健全性等を確認の上、明日中には冷却を再開させる予定。
2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続中。

3号機格納容器への窒素ガス封入量を10:48に8m3/hから0へ変更(圧力容器への窒素ガス封入は16m3/hで継続)。封入量と排気量のバランスをとるため。
3号機T/B地下たまり水移送、昨日26日より継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。フィルター洗浄のため08:30-17:33に停止。


その他

昨日26日実施の1号機トーラス室調査結果。
福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋トーラス室内調査結果について(PDF 383KB)
福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋トーラス室内調査結果について(R/B1階床配管貫通部からの調査:平成24年6月26日実施)(39:21)(動画)

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第53報)(プレスリリース)
来週もキュリオンセシウム吸着装置は停止、SARRYは75%で稼働の予定。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)

海底土の調査、南放水口付近は遮水壁工事のため前回(6月11日)採取中止(6月13日参照)。今回(6月25日採取)は採取地点を300mほど南に変更して採取した。湿土でのデータだが、乾土のデータがでたら差し替える(6月中はこの体制で)。
 海底土(PDF)

7月4日に新会長、新社長が2Fに行くので、その様子と現場の公開をおこなう。

明日の予定:窒素ガス分離装置(A)(PSA-4)をフィルター清掃のために一時停止(並列運転しているPSA-3は運転を継続)。2号機R/Bで建屋内遠隔除染技術開発の調査(遊離性および固着性表面汚染)を追加実施。2号機R/B三角コーナー(東西南北4ヵ所全部)で水位と温度の測定およびたまり水サンプリングを実施。


ニコ生
【6/27・18:00開始】​東京電力 記者会見

Togetter
2012/6/27・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月26日(火)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 83.4KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機トーラス室調査(1階床貫通部から内視鏡を入れる)を実施。作業時間は12:00-15:30。計画線量は8mSv、最大被曝線量は4.87mSv/h。1号機R/Bはたまり水水位が高くて2、3号機のように中地下階のトーラス室入口から入ることができないので、まずはこの方法で調査を実施した。1階床面の配管貫通口の5cmのスキマから内視鏡を挿入。トーラス室のたまり水水面はO.P. +4m、地下1階床面から5m20cmの高さ(内視鏡の繰り出し長さで測っているので、曲がり・たるみなどで長めに出ている可能性あり。三角コーナーの水位より60cm低い)。たまり水の水面直上の気温は28.8℃。たまり水の温度は上のほうで37℃、下のほうで34℃。たまり水サンプリングは採水器の挿入がうまく行かなかったので中止。線量と内視鏡の映像は明日。
(以下27日の会見より)
 福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋トーラス室内調査結果について(PDF 383KB)(6月27日公開)
内視鏡はひもを引いてカメラの向きを調節する(2頁中央の絵)。トーラス室の天井から挿入して水没している床面まで動画撮影と線量・温度を測定。線量は水面のすぐ上が10300mSv/hで最高。たまり水中で108-109オーダーの指示値が出たが106mSv/hまでしか測れない線量計なので故障したと考えている。水中でも使用可、温度の制限は50℃で、故障の原因は今のところ不明。それまでに測ったデータの健全性については検討するが、たまり水の放射能濃度からは特に矛盾のある数字ではない。たまり水の透明度は約60cm(カメラでケーブルを振り返って見える距離から)。トーラス室床面にはサビのようなものが堆積しており、カメラが近づくと舞い上がる。たまり水表面を見る限り、流れのようなものは確認できず。水没していないところの配管や手すりにも腐食が見られたが、大きな破損・変形は確認されなかった。格納容器からの漏えい個所の特定につながる情報は無し。
福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋トーラス室内調査結果について(R/B1階床配管貫通部からの調査:平成24年6月26日実施)(39:21)(動画、6月27日公開)
ときどき真っ暗になるのは、照明とカメラの向きが合っていないため。12分30秒過ぎに水面の中へ入っていく。30分頃に床面に到達。

2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続中。

3号機圧力抑制室の放射線モニター(CAMS)の指示値が上昇している件。11:00で39Sv/hと指示値は依然高い状況。
3号機T/B地下たまり水移送、昨日25日からプロセス主建屋へ移送していたのを10:00に停止。移送先を雑固体廃棄物減容処理建屋へ変更して10:14に再開。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)

写真集を公表。
写真でお示しする福島第一原子力発電所の現状(PDF 554KB)
一般排水路で雨水と排水を隔離するためのPE管設置の状況、遮水壁用の杭打船、その他。

20日に公表した事故報告書に訂正があり、プレスリリースのページで差し替えと正誤表を公開。

明日の予定:2号機格納容器ガス管理システムでガスサンプリング。3号機格納容器への窒素ガス封入量を8m3/hから0へ変更(圧力容器への窒素ガス封入は継続する)。SARRYでベッセル2塔交換とフィルターの逆洗で一時停止。


ニコ生
【録画放送 6/26・18:00開始】 東京電力 記者会見

Togetter
2012/6/26・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月25日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 99.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続中。

3号機圧力抑制室の放射線モニター(CAMS)の指示値が上昇している件。36-37Sv/hと指示値が高い状況が続いている。 
3号機T/B地下たまり水移送、23日から停止していたが10:13に再開。プロセス主建屋へ。

4号機防災ピット内のたまり水(6月22日参照)を10:15-13:50に4号機T/B地下へ移送。移送量は約23m3

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。

10:00-17:00にサイトバンカ建屋からプロセス主建屋へたまり水を移送

6号機補機冷却海水系ポンプ(B)の復旧作業が完了。10:12に試運転を開始、11:40に運転状態に異常がないことを確認。13:11にポンプを停止、待機状態にはいった。
6号機T/B地下たまり水移送を10:00-16:00に実施。22日に仮設タンク間のポンプにトラブルがあったが、今日は問題なく予定どおり実施。


その他

5月24日に発見された3号機廃棄物地下貯蔵建屋のたまり水の件で、流入個所の止水工事を明日から実施する。
福島第一原子力発電所3号機廃棄物地下貯蔵建屋への水流入部止水工事について(PDF 66.4KB)
配管ダクトの上部を解体して開口部を設け、そこからコンクリートを充填する。明日26日に本工事着手、7月中旬に本工事終了予定。

21日実施の2号機格納容器ガス管理システムでのフィルターによるガスサンプリングの結果。
福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.20KB)

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)

今日、中長期対策会議運営会議第7回会合その他の資料はこちら
【資料3】個別の計画毎の検討・実施状況
2号機代替温度計設置(3頁、頁数は通し番号)。第2候補のJP計装配管は、90˚のエルボーが多いためモックアップ試験で目標のN8ノズルの30cm手前までしか行かれなかった。解析によるとこの位置では圧力容器底部温度をモニターできないので、JP計装配管は候補から除外。今後は第2候補としてTIP案内管を検討する。今までの調査で爆発弁が開であることは確認できたが、索引装置が選択しているチャンネルがどれかは特定できていない。第1候補のSLC(硼酸水注入系)では、配管を切った後に隔離する工法の成立性について検討を進めている。
多核種除去設備ALPS(16頁)。β核種(89Sr、90Sr、90Y)の測定結果を評価中(濃度が低いので時間を要している)。早期設置のため、ABC3系統(1系統50m3/h)のうちA系統を先行して施行、8月中旬には運用開始したい。廃棄物のうち、スラッジはHIC(廃棄物保管容器、ポリエチレン製)に詰めて、吸着材はカラムごとまたはHICに詰めて、いずれも一時保管施設(ふた付コンクリートカルバート)で保管。
地下貯水槽の進捗状況(42頁)。送電線があってタンクの吊り込みができない場所に、穴を掘って地下貯水槽を設置する。穴を掘ってPEシートを敷設、貯水枠を設置し上盤PEシート敷設の後、覆土して完成(写真あり)。27m×42m、容量4000m3。試験貯水の後に運用開始の予定。(以下27日の会見で)底にPEシートを2重に敷いて間に検知器を入れて漏えいを検知する。
ガレキ・伐採木の管理状況(54頁)
伐採木の夏期防火対策(55頁)。通常、週1の巡視と堆積内部の温度測定を実施。6-9月は巡視回数を週3回に、内部温度測定ポイントを6ヵ所から50-60ヵ所に増やす。内部温度40℃以上で散水頻度を増やすことにしているが、6月の最高で36℃。
敷地内除染技術の適用性試験(56頁)。舗装面では集塵システム(ワイヤブラシでこすった後集塵)、ドライアイスブラスト、超高圧水切削の3種類で比較。低減率は超高圧水切削が63%、ドライアイスブラストが22%、集塵システムが8%。草地では表土はぎと天地返しで効果を確認。GPS走行サーベイ(車両にGPSと線量計を積んで走行しながら測定)と歩行サーベイ(人がGPSと線量計をしょって測定)の比較、除染効果予測計算プログラム(DeConEP)の適用など。詳しくは6月15日「当社のモニタリング・除染に関わる取り組みとその技術開発について」参照。
海底土の被覆による港湾の水質への影響(72頁)
今月の追加的放出量評価(73頁)。先月と同じ、0.1億Bq/h(1号機0.002億Bq/h、2号機0.08億Bq/h、3号機0.003億Bq/h)、これによる敷地境界での被曝線量は0.02mSv/year。2号機が先月より増えているのはダストサンンプリング時に測っている風量の変動によるものと考えている。0.01億Bq/hを切ってくると計測方法の検討が必要。
敷地境界における被曝線量評価(75頁)。最大値は北エリアの6.40mSv/year。ガレキ、伐採木等の適切な保管で年度末までに1mSv/year未満を目指す。
3、4号機R/B上部ガレキ撤去の状況(86頁)
4号機R/B外壁の局所的ふくらみを考慮した耐震安全製評価(88頁)。5月25日に公表した4号機R/B健全性調査での外壁のふくらみについて、保安院の指示により追加の調査・評価を実施した。外壁の測定点を増やした結果、最大で46mmのふくらみ(写真、前回は別の測定点で33mm、いずれも機器ハッチの吹き抜けのところ)を確認。シュミットハンマーによるコンクリート強度点検では設計基準(22.1N/mm2)の1.5-2倍の強度があった。ひび割れの目視点検も異常なし。さらに、当該外壁が耐力を負担しないとして基準地震動Ssで耐震性を評価した結果、十分な余裕があることを確認(当該外壁は地震力を負担する割合がもともと10%程度と小さい。また、使用済燃料プールを主に支えているのは外壁ではなくてシェル壁(格納容器の壁)やプール下部の壁であるため)。詳細は下記の保安院に提出した報告書を参照。
3号機使用済燃料プール内調査(94頁)。4月13日に1回目を実施。秋にかけて2、3回目を実施予定。方法は1回目と同じ(クローラークレーンで吊った水中カメラを免震重要棟から遠隔操作)。
乾式キャスク仮保管設備(98頁)。使用済燃料プール内の燃料を共用プールへ移すために、現在共用プールにある燃料を乾式キャスクで保管するための仮保管設備(80m×100m)を構内のグラウンドに作る。核物質防護のための柵で囲い、キャスクごとにコンクリートモジュールで覆う。キャスク50基分。25年12月には4号機使用済燃料プールから共用プールへ燃料の搬出が始まるので、それまでに共用プールにある6840体のうちの40%をこの設備へ移動させる。
1号機トーラス室調査(1階床貫通部から内視鏡を入れる)(110頁)。1階西側床配管貫通口スリーブのスキマから内視鏡、温度計、線量計を入れる。また、たまり水の採取をする。作業者6名、待機2名、計画線量8mSv。明日26日実施予定。
汚染水の分析について(117頁)。汚染水分析をやっているJAEAからの報告。
ガレキ・伐採木の分析資料採取(125頁)。発生元が明らかなものを試料として採取。分析をおこなって今後の保管、処分に役立てる。
【資料4】東京電力(株)福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ進捗状況(概要版)
燃料デブリ取出計画(2頁左)。1号機:明日26日に1階床貫通部から内視鏡挿入。3号機:ロボットによるトーラス室調査(7月に実施予定)。2、3号機:トーラス室の水位・温度測定、サンプリングを継続的に実施。
作業安全確保(2頁右)。通気性の良いカバーオールの配備を6月24日に開始。

5月25日の4号機R/B健全性確認のための点検で、外壁の一部が外側にふくらんでいることがわかったが、これについて建屋の耐震性評価をしなおすよう保安院から指示を受けており、それに対する報告書を提出した。
福島第一原子力発電所4号機における耐震安全性評価の経済産業省原子力安全・保安院への報告について


ニコ生
【6/25・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/6/25・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月24日(日)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日23日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(6月24日 午後3時00分現在(PDF)

2012年6月23日(土)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 11.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続中。

3号機圧力抑制室の放射線モニター(CAMS)の指示値が上昇している件。15:00で39.76Sv/h。他のCAMSの指示値は2.56Sv/h、1.61Sv/h、0.21Sv/hで特段の変動はない。 
3号機T/B地下たまり水移送、10日から継続していたが09:50に停止。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。

RO膜型淡水化装置のRO2、No.4スキッドで、高圧ポンプグランド水(ポンプ軸封部のグランドシールの摩耗を防ぐためにわざと漏らしているもの)を受けている20Lポリタンから水があふれているのを、10:15頃にパトロールで確認。漏れた水は床面に幅20cm×長さ33m×深さ1mmで広がっており、漏えい量は約6.6L、装置の堰内にとどまっている。10:30にRO2を停止し当該のポンプを隔離。漏えい水の放射能濃度は131Iが検出限界(7.0×10-1Bq/cm3)未満、134Csが2.6×100Bq/cm3137Csが3.9×100Bq/cm3、全βが9.0×104Bq/cm3で、水処理装置で浄化後、塩分除去する前のもの。RO3は運転継続中。1日1回のパトロール時に適宜ポリタンを交換することで今までは対応できていた。何らかの原因で水の量が増えたと考えている。
福島第一原子力発電所淡水化装置(逆浸透膜式)2設置エリアにおけるポリタンクからの溢水について(PDF 129KB)

10:05頃、作業者が発電所構外での作業中にトラック荷台より降りる際、足を滑らせ落下し左足かかとを負傷。5、6号機緊急医療室で診察、左足かかと骨折の疑いがあるため、Jヴィレッジ経由で総合磐城共立病院へ救急搬送。左足かかと骨折、全治3ヶ月との診断。なお、身体に放射性物質の付着はない。


その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.8KB)

土曜日のブリーフィングは来週以降は実施しない。

「ちなみに今日配られた防護服は3M製で確かに風通しはよいけど前線作業は砂ぼこりが多いし、コンクリノロで滑って転んだら確実に身体汚染しちゃいそう。作業場所ごとにタイベックと使い分けたら良さそうかな。」
「なんだろ写真が乗らない?右が冷んやり涼しい3M製で左がタイベック。 http://twitpic.com/9zuuss
terarin__さんのtweetその1その2通気性の良いカバーオールは7月1日からって言ってたけど、もう使ってるみたい。


ニコ生
【6/23・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/6/23・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月22日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 100KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機格納容器温度が上昇している件。現時点では落ち着いている。
温度に関するパラメータ(グラフ)1号機(PDF)
1号機格納容器ガス管理システム排気中の水素ガス濃度が若干上昇した件。11:00でA系0.00%、B系0.01%。

2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続中。

3号機圧力抑制室の放射線モニター(CAMS)の指示値が上昇している件。昨晩23:00で54.44Sv/h(今までで最高)、今日11:00で49.26Sv/h。50Sv/h前後で推移。
3号機T/B地下たまり水移送、10日から継続中。

4号機燃料取出し用カバー設置のための地盤改良工事の一環で、4号機R/B南側にある防災ピットを撤去するために現場確認をしたところ、中に海水または雨水と思われるたまり水(約90m3)を確認。ピット撤去のためにこのたまり水をT/B地下へ今後1週間ほどかけて移送する。今日は14m3移送を実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、昨日21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。装置の洗浄のために一時停止した。

6号機T/B地下たまり水の仮設タンクへの移送
10:00に開始の予定だったが移送ポンプの不具合により中止。10:00に開始したが移送ポンプの不具合により10:45に停止。不具合のあったのは、A、B、Cとある仮設タンクのうちAからBへ移送するポンプで、起動操作したが動かなかった。電源は異常なし、その後の動作確認でモーターは問題なく動作したので、一過性の不具合と考えている。次回移送は25日10:00からの予定で確認運転をする(23日会見で訂正)。


その他

魚介類サンプリング結果。6月4日底曳き網漁、6月6日刺し網漁の分。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 467KB)

海底土の分析は、乾燥機が放射性物質によって汚染されて使えなかったために今まで湿土で測定していたが、乾燥機の修理が終了したので4月分から乾土での測定値となっている。
海底土(乾燥率測定結果:4月分)(PDF)

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.8KB)
4月5日採取分の全βの値(5月31日公開)は検出限界未満だったが、検出限界を下げて再測定した結果、2.0×10-2Bq/cm3検出された。同じ試料で90Srが1.0×10-2Bq/cm3検出されており、検出限界が異なるのでそういう結果もありうると当時は説明したが、念のため再測定した。これにより、Srの合計が全βより少ない事を確認できた。

KKでの津波対策の実施状況について説明をしたので、ご紹介。これの資料がどこにあるかわからない。防潮堤、淡水貯水池、非常用ガスタービン発電機車用の地下軽油タンクについて。


ニコ生
【6/22・18:00開始】​東京電力 記者会見

Togetter
2012/6/22・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月21日(木)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 104KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1-3号機の格納容器ガス管理システム希ガスモニターで135Xeが再臨界判定基準1Bq/cc以下であることを確認(1号機 1.3-3.2×10-3Bq/cm3、2号機 <2.3-2.4×10-1Bq/cm3、3号機 <3.4×10-1Bq/cm3)。

1号機格納容器温度が少し上昇している。昨日20日に台風の影響で窒素ガスの封入量が一時的に大きくなった影響ではないか。
温度に関するパラメータ(グラフ)1号機(PDF)
1号機格納容器ガス管理システム排気中の水素ガス濃度が昨日20日に若干上昇した件。現在、低下傾向。

2号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.20KB)(6月25日公開)
2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続中。

3号機圧力抑制室の放射線モニター(CAMS)の指示値がステップ状に上昇。いままで0.20Sv/hだったのが今日21日05:00で17.59Sv/h、17:00で47.01Sv/h。他の3つの放射線モニター(ドライウェルに2つ、圧力抑制室にもう1つ)には変化なし。端子台から中操までのケーブルには異常なく、検出器側の異常と見ている。検出器はトーラス室の南側壁にあり、点検は難しい。今後の扱いについて検討中。
3号機T/B地下たまり水移送、10日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12:05に停止。信頼性向上対策の一環として、H1スキッド内のバルブ交換を実施するため、約1ヶ月停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

昨日20日実施の2号機格納容器ガス管理システムでの生ガスサンプリング結果。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(PDF 11.2KB)

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への 移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.7KB)

3号機シルトフェンスの内側の海水、2号機T/Bサブドレン水の放射能濃度がやや上昇しているが、台風の影響と考えている。今後推移を見ていく。
発電所1~4号機側取水口付近の海水(PDF)
タービン建屋付近のサブドレン水(PDF)

2月の保安検査で指摘された保安規定違反について4月19日に報告書を提出しているが、さらに4点の追加指示が出た。この4点については今後の保安検査で確認が行われる。
福島第一原子力発電所における保安規定違反に関する経済産業省原子力安全・保安院からの追加指示文書の受領について(プレスリリース)

核種分析生データスペクトル帳票5月分を原子力情報コーナーで公開。

明日の予定:SARRYでフィルターの逆洗。


ニコ生
【6/21・18:00開始】​東京電力 記者会見

Togetter
2012/6/21・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月20日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料) (PDF 93.6KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

台風4号の影響のまとめ。
1F:1号機格納容器ガス管理システムで「検出器異常」警報発生、排気ガス中の水素ガス濃度が若干上昇(詳細は下記)。1、2号機サービス建屋屋上にのっているガレキのずれ・落下。4号機使用済燃料プールスキマーサージタンクの水位上昇(雨水がプールに侵入したため)。5、6号機T/Bに地下水の流入。
2F:1号機サービス建屋地下2階で電線管からの地下水流入。ビジターズハウスと正門へ電源を供給する配電線が4時間停電。


1号機格納容器ガス管理システムで00:00頃「検出器異常」警報(排気風量の計測値が設定してある上限を超えた)が発生。系統パラメータを確認し問題がなかったので、11:00頃手動で警報をリセット。その後は正常動作となっている。台風の通過に伴い気圧が低下したために排気風量が増えたものと推定(今年の2月20日頃にも低気圧の影響で同様の事象が発生している)。また、この影響で格納容器ガス管理システム排気中の水素ガス濃度が若干上昇したが、その後は下がってきている。

2号機格納容器ガス管理システムで生ガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(PDF 11.2KB)(6月21日公開)
<sup>135</sup>Xeは検出限界未満、再臨界判定基準以下。
2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続中。

3号機格納容器への窒素ガス封入量を13:14に18m3/hから8m3/hへ変更。圧力容器および格納容器への封入量と格納容器ガス管理システムからの排気量のバランスをとるため。
3号機T/B地下たまり水移送、10日から継続中。

4号機T/B地下たまり水水位、カメラ不調のため欠測

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第52報)(プレスリリース)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 20.9KB)

敷地内外の水盤による降下物測定
敷地内外における降下物中(PDF)

事故調査委員会最終報告書を公表
福島原子力事故調査報告書の公表について(プレスリリース)

明日の予定:4号機使用済燃料プールにヒドラジン注入。キュリオンセシウム吸着装置を停止。


ニコ生
東京電力福島第一原発事故調査委員会(社内事故調)最終報告書に関する記者会見
【6/20・19:30開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/6/20・15:00開始 東京電力による「原発事故調査委員会(社内事故調)最終報告書」に関する記者会見
2012/6/20・19:30開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月19日(火)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 113KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

原子炉注水設備に対する夏期対策(5月28日参照)としてバッファタンクの水を冷凍機で冷却するための工事を、今日から開始する。7月下旬にインサービスの予定。

2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続中。

3号機格納容器ガス管理システムの配管で異音がしているのを、12:19頃に定例パトロールで確認。T/B1階給水加熱器室入口付近にある配管(ジャバラ状のダクト)の90°に曲がっているところに傷が8ヵ所あり、そこから音がしていた。この配管を通じて抽気ファンにより格納容器内のガスを引いており、傷のあるところは負圧になっている(インリークしている)事を14:40に確認。格納容器圧力・水素ガス濃度、格納容器ガス管理システム排気ガス流量に変化なし。粘着テープで応急処置をした。
 福島第一原子力発電所3号機 原子炉格納容器ガス管理システムのダクト損傷について(PDF 60.4KB)
3号機使用済燃料プール、塩分除去装置の電気透析装置が5月27日に停止した件。原因は析出物が発生して陽極液流路を閉塞し、陽極液流量が低下したためと判明。析出物発生の原因は膜の性能低下と推定(15日の説明と微妙に違うような)。析出物を除去し15日から試運転を実施していたが、問題ないので今日12:00から本格運転へ移行
3号機T/B地下たまり水移送、10日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。
水処理装置、SARRY、運転中。

5号機R/Bオペフロで仮設除湿機の確認運転実施。問題ないので10:00から本格運転。

10:30頃、4号機R/Bカバーリング工事のボーリング作業で、50代男性作業者がボーリングマシーンのドリルビット交換作業中に、固定していたケーシング(直径14.5cm、長さ4m、重さ89kg)が落下して架台との間に手をはさまれ、両手を負傷。5、6号機側緊急医療室で応急処置の後、Jビレッジ経由で磐城共立病院へ救急搬送。身体に放射性物質の汚染なし。左手中指中節骨開放骨折、右手擦り傷、全治3ヶ月(まだ診断書は出ていないと聞いている)。


その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.0KB)

明日の予定:2号機格納容器ガス管理システムでガスサンプリング。3号機格納容器への窒素ガス封入量と排気量のバランス調整のため、排気流量を18m3/hから8m3/hへ変更。15:00より事故調査委員会最終報告書について調査委員会委員長副社長山崎が会見。


ニコ生
【6/19・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/6/19・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月18日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 111KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続中。

3号機圧力容器温度、夏期に向けた注水量変更(5月25日参照)でゆるやかに低下している。11:00で53.0℃。
温度に関するパラメータ(グラフ)3号機(PDF)
3号機T/B地下たまり水移送、10日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。
水処理装置、SARRY、運転中。


5号機の補機冷却海水系を09:54に停止。今日18日-28日の予定でストレーナ(海水中のゴミや藻を取除く)駆動部の修理をおこなう。これにより使用済燃料プール冷却系が停止するため、この間は残留熱除去系で原子炉と使用済燃料プールの冷却を交互に行う。予想される原子炉水温は最高で60℃、使用済燃料プールは31℃。

09:00頃、1号機取水設備付近で土木工事(コンクリートの舗装を壊す工事)に使っていたバックホーのアーム油圧部から油が漏えいしていることを確認。漏えい量は約1-2リットル程度、現在漏えいは止まっている。漏れた油は、一部地面にしみ込んでしまったものの、拭き取れる部分については拭き取りを実施。10:40頃富岡消防署に連絡し、12:30に消防による現場確認で危険物施設からの漏えいではないと判断された。今後、原因調査を実施する予定。6月1日にも重機からの油漏れがあった。


その他

水処理装置、アレバ除染装置の単独循環運転が漏えいで14日から停止している件。
除染装置からの水の漏えい(6月14日発生)に関する調査結果について(PDF 170KB)
15日の調査で廃液貯留タンクの水位計に不具合のある事を確認。今日の調査で廃液貯留タンク上面の配管貫通部のスキマからの漏えい痕を確認。不具合のあった水位計は、タンク内の水位を一定の範囲に保つために廃液貯留タンクの出口弁と連動しており、この水位計の指示値が瞬間的に低下して出口弁が閉められた状態で上流側からの供給が続いたために水があふれたものと推定。今後、この水位計の修理をおこなう予定。

今日の福島県漁連組合長会議で建屋への地下水流入対策(地下水バイパス、サブドレン浄化試験)魚介類サンプリング結果まとめを報告。
「原子炉建屋等への地下水流入に対する抜本的対策」の検討状況について(PDF 712KB)
地下水バイパスは現在詳細な設計を進めている。9月中旬稼働の予定で工事を進めていく。揚水井は14から12ヵ所へ変更(シミュレーションにより12ヵ所で効果が期待できるのを確認)。汲み上げた水はいったんタンクへ貯めて水質確認の後に海へ放出。この1サイクルを3日でおこない、3系統に分けたタンクで順番に揚水-海洋放出をおこなっていく。タンクは1200tのものを9基設置する。3つある調査孔から汲み上げた水の134Cs、137Csは検出限界(1Bq/L)以下で、周辺の河川水とほぼ同じ。1ヵ所からトリチウムが告示濃度(60,000Bq/L)の数百分の一程度検出されたが、地下水試料に環境の汚染がコンタミしたものと思う。水質については検出限界を下げて調査を継続。
初期段階では2000-3000m3/day、安定後は1000m3/dayを汲み上げる予定。ポンプ1台の能力は30m3/h、これを12本で24時間とすると、全体で8640m3/day。
サブドレン浄化試験の進捗状況、5、6号機側は1Bq/Lまで下げられる見通し。1-4号機側は引き続き試験を継続していく。3号機で浄化試験を実施していないのは周辺の線量が高いからで、サブドレン水の放射能濃度が高いというわけではない。
福島第一原子力発電所20km圏内海域における魚介類の測定結果(PDF 257KB)
3月29日-5月30日採取分のまとめ。7月から刺し網漁を1ヵ所追加して、調査を継続する。

建屋内遠隔除染技術開発のための調査(4月23日参照)の進捗。2号機での表面汚染調査は終了。明日、浸透汚染調査のためのコンクリートサンプリングを実施。3号機はロボットによる線量・線源調査を11−15日に実施した。

T/B地下たまり水の核種分析結果。6月15日採取、3、4号機分。
福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF 8.07KB)

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)

明日の予定:2号機使用済燃料プールにヒドラジン注入。


ニコ生
【6/18・18:00開始】​東京電力 記者会見

Togetter
2012/6/18・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月17日(日)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、昨日16日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、10日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.0KB)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(6月17日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年6月16日(土)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 71.2KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、14日から停止していたが15:12に再開。雑固体廃棄物減容処理建屋へ。

3号機T/B地下たまり水移送、10日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。
水処理装置、SARRY、運転中。フィルターの洗浄のため08:18-12:25に一時停止。

海側遮水壁設置作業のため、1-4号機側のシルトフェンスを09:00-09:35に開閉。


その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)


ニコ生
【6/16・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/6/16・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月15日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 69.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機格納容器ガス管理システム排気中の水素ガス濃度が上昇していた件。11:00でA系B系ともに0%。

2号機T/B地下たまり水移送、昨日14日から停止中。

3号機圧力容器温度、夏期に向けた注水量変更によりゆるやかに低下中。11:00で53.5℃。
温度に関するパラメータ(グラフ)3号機(PDF)
3号機使用済燃料プール、塩分除去装置の電気透析装置が5月27日から停止している件、今日運転再開した。停止の原因は、膜の劣化により陽極へ不純物が付着していたため(膜って5月9日の話に出てくるイオン交換膜の事?)。この不純物を掃除して運転再開した。なお、RO膜による塩分除去は継続している。
3号機T/B地下たまり水移送、10日から継続中。


4号機使用済燃料プールの防護構台設置作業を実施した。
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールへの防護構台設置状況(PDF 568KB)
安全確認のための手順確認、工程調整が終わったので、11:00-12:00に作業者12名、750tクローラークレーンで吊り上げと設置作業を実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。
水処理装置、SARRY、運転中。
水処理装置、アレバ除染装置単独循環運転が漏えいで昨日14日から停止している件。堰内にたまっている水の水位に変化なし。今日、漏えい個所の調査をしたが特定には至っていない。


その他

魚介類サンプリング結果。5月30日の刺し網漁での採取分。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 541KB)

宮城県沖合の海水サンプリング結果。太田川沖合1kmと小高区沖合3kmは今回初めて。検出限界を下げるために、試料の量を2Lから20Lへ、測定時間を3000秒から80000秒へ変更。これにより10-2-10-3Bq/LのCsが検出されている。
宮城沖県沖における海水(PDF)

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.0KB)

5月16-31日の核種分析確報板
当社福島第一原子力発電所における核種分析結果の確報版について(5月16日~5月31日公表分)(PDF)

国の実施しているモニタリングと除染事業における東電の取り組みと技術開発について。
当社のモニタリング・除染に関わる取り組みとその技術開発について~(1)放射性物質汚染対処特措法・除染に関わる動向について~(PDF 198KB)
当社のモニタリング・除染に関わる取り組みとその技術開発について~(2)モニタリング・除染に関わる取り組みについて~(PDF 771KB)
当社のモニタリング・除染に関わる取り組みとその技術開発について~(3)モニタリング・除染に関する技術開発について~(PDF 1.63MB)

明日の予定:SARRYのフィルター逆洗。海側遮水壁設置工事で作業船が1-4号機取水路前面エリアに入域するためシルトフェンスを開閉。


ニコ生
【6/15・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/6/15・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見




おまけ

プラントの作業と全然関係ないんだけど、一言。
今日の会見で朝日新聞のキムラ記者という人が、例の社内会議の録画ビデオを東電が社内資料だからという理由で公開しないのはけしからんと噛み付いていた。「あれだけの事故を起こしておいて、しかも、税金が投入される会社が、社内資料を公開するかどうかを自分で判断するのはいかがなものか。東電の事故調の報告書が正しいかどうかを国民が判断するために、東電は社内資料は公開すべきである。」ということらしい。私は会社運営の難しい事なんてわからないけれど、それでも、社内資料を公開するかどうかの判断はその会社がするのが当たり前、国有化したってそれは同じだと思うのだけれど、違うの?だからこそ、政府事故調とか国会事故調は強制力を与えられて調査してるんじゃん。そのビデオそんなに見たかったら、そっちにお願いすればいいじゃん。アクシデントマニュアルだって東電は公開しなかったけれど保安院から出てきたじゃん。国民の声(と称するもの)を笠に着て人の弱みに付け込むとか、嫌がらせ以外に何の意味があるの?正義の味方のつもりなら、かんべんしてくれ。人々の直感的な不安や怒りを共有し、それらによって歪められた報道をして、読者を誤った未来へと誘導する。それじゃ、反省したはずの戦時中の報道と同じじゃないか。それが全国紙のやる事かね(てか、もうすでにやってるけどさ)。そうじゃなくて、その直感的な感情がもたらすものを事実関係にもとづいて合理的に評価し、今後どうするべきかの判断基準を根拠とともに提供するのが報道の役割なんじゃないの?ああ、気分わるっ。

2012年6月14日(木)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 96.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1-3号機の格納容器ガス管理システム希ガスモニターで135Xeが再臨界判定基準1Bq/cc以下であることを確認(1号機 1.5-2.7×10-3Bq/cm3、2号機 <2.3-2.4×10-1Bq/cm3、3号機 <3.4-3.5×10-1Bq/cm3)。

2号機格納容器圧力が昨日と比べて下がっているが、昨日、格納容器ガス管理システムからの排気量を増やしたため。 
2号機T/B地下たまり水移送、5月27日から継続していたが14:16に停止。

3号機T/B地下たまり水移送、10日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、昨日13日から運転中。
水処理装置、SARRY、運転中。
水処理装置、アレバ除染装置は5月21日から単独循環運転を実施中だが、06:58に「流量バランス異常」警報が発生、監視カメラで漏えいの疑いがあると判断し08:14に停止。12:20に現場で堰内の床面に水が広がっている事を確認。循環を停止し漏えい水表面も動きがない事から漏えいは停止しているものと判断。室内の西側は水の深さが約1cm、東側が約0.5cm、漏えい量は約3m3と推定。西側が深いのでこちらに漏えい個所があるのではないかと思っているが、まだ確認できていない。漏えい水の核種分析結果は全ガンマが4.8×102Bq/cm3134Csが1.8×102Bq/cm3137Csが2.6×102Bq/cm3で、装置内の系統水と推定。詳細を確認中。室内の雰囲気線量はおよそ50mSv/hと比較的高いので、調査および修理は計画的に行いたい。


その他
昨日13日実施の2号機格納容器ガス管理システムでの生ガスサンプリング結果。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(PDF 11.2KB)

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)

沖合の海水からPuが検出されているが、過去の測定の範囲内であり今回の事故由来かどうかは判別できない。
発電所付近の海水(PDF)


ニコ生
【6/14・18:00開始】​東京電力 記者会見

Togetter
2012/6/14・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月13日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 96.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機格納容器ガス管理システム排気中の水素ガス濃度が上昇していた件。ほぼ以前の状態に戻ったと思う。
1号機R/Bで建屋内遠隔除染技術開発(4月23日参照)のために汚染形態の調査(遊離性、固着性)を7日からやっていたが今日終了した。14、15日に浸透汚染調査のためコンクリートサンプリングを実施の予定。

2号機格納容器ガス管理システムでガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(PDF 11.2KB)(6月14日公開)
135Xeは検出限界未満、再臨界判定基準以下。
2号機格納容器ガス管理システムからの排気量を24m3/hから34m3/hへ変更。窒素ガス封入の封入量と排気量のバランスをとるため。
2号機R/B内のQuince2による調査を実施。作業時間(Quince2がR/Bに入ってから出るまで)10:35-14:43、作業者9名、最大被曝線量3.95mSv、Quince2の被曝線量505.6mSv。予定のルートをこなしてきた。原子炉の真上で880mSv/h。
(以下14日の会見より) 資料、動画を公開。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋内調査結果(3階~5階)(平成24年6月13日実施)(PDF 161KB)(6月14日公開)
 以下、6月14日公開の動画。
クインス2 福島第一原子力発電所2号機 原子炉建屋内調査(1)(7:30)
クインス2 福島第一原子力発電所2号機 原子炉建屋内調査(2)(7:30)
クインス2 福島第一原子力発電所2号機 原子炉建屋内調査(3)(7:30)
クインス2 福島第一原子力発電所2号機 原子炉建屋内調査(4)(7:30)
クインス2 福島第一原子力発電所2号機 原子炉建屋内調査(5)(7:31)
クインス2 福島第一原子力発電所2号機 原子炉建屋内調査(6)(7:30)
クインス2 福島第一原子力発電所2号機 原子炉建屋内調査(7)(7:30)
クインス2 福島第一原子力発電所2号機 原子炉建屋内調査(8)(7:30)
クインス2 福島第一原子力発電所2号機 原子炉建屋内調査(9)(1:03)
クインス2 福島第一原子力発電所2号機 原子炉建屋内調査(10)(7:30)
クインス2 福島第一原子力発電所2号機 原子炉建屋内調査(11)(7:30)
クインス2 福島第一原子力発電所2号機 原子炉建屋内調査(12)(7:30)
2号機は事故当時、燃料交換機の点検を実施中で、 オペフロ(5階)には着替えのための場所があり、長靴等の装備が置いてある(5番のファイル)。オペフロで使用済燃料プールの水面を確認、特に異常は認められず(7番のファイル)。原子炉ウェルの上(11番のファイル)が一番線量が高く、最高がウェルの真ん中あたりで880mSv/h。事故当時、ウェルカバーの隙間を通って格納容器から漏れた蒸気が漏出していたと考えている(写真)。線量計は床面の表面線量ではなくて雰囲気線量を計っているので、この線量率の空間分布は床面の汚染を反映しているわけではなく、周囲の汚染状況によるもの。3階で不具合で止まっているQuinceを確認(1番のファイル。01:00過ぎ、感動の対面)。3-5階に目立った損傷は見られない。
2号機T/B地下たまり水移送、5月27日から継続中。
2号機R/Bで建屋内遠隔除染技術開発(4月23日参照)のために汚染形態の調査(遊離性、固着性)を開始。1週間ほどの予定。

昨日実施した夏期に向けた注水量変更により、3号機圧力容器下部温度はゆるやかな低下傾向
温度に関するパラメータ(グラフ)3号機(PDF)
3号機格納容器への窒素ガス封入量を28m3/hから18m3/hへ変更。窒素ガス封入の封入量と排気量のバランスをとるため。
3号機T/B地下たまり水移送、10日から継続中。

4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置2次系循環ポンプ(A)の電源ケーブル引替えとモーター取替え作業が終了(11日から実施していた)。11:27-11:32に2次系の循環を停止してB系を停止、A系を起動。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、5月15日から実施していた信頼性向上工事(ポンプスキッドの追設)が昨日までに終了、14:44に運転を再開。
水処理装置、SARRY、運転中。
水処理装置、アレバ除染装置は単独循環運転中だが、10:00過ぎに監視カメラで廃液受けタンクに水たまりらしきものを確認、運転を停止。現場で水たまりはなく、漏えいの痕跡もない事を確認して14:47に運転再開。


その他

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第51報)(プレスリリース)
来週の稼働率はキュリオン30%、SARRY75%の見込み。濃縮塩水受けタンクの増設工事で7月下旬に205,000tまで増設の予定だったが、時間的に余裕があるので、8月末までに延期。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.7KB)


海底土の調査、南放水口付近の採取地点で海側遮水壁の工事が行われているため採取中止。今後、代替の場所を検討する。
 海底土(PDF)

明日の予定:4号機使用済燃料プールにヒドラジン注入。

ニコ生
【6/13・18:00開始】​東京電力 記者会見

Togetter
2012/6/13・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月12日(火)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 86.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機原子炉注水量、給水系を3.3m3/hから3.5m3/hへ、炉心スプレー系を1.8m3/hから2.0m3/hへ調整。

夏期に向けた原子炉注水量変更(5月25日参照)で、2、3号機の注水量を変更
2号機原子炉注水量、炉心スプレー系を6.0m3/hから5.5m3/hへ変更(給水系は2.7m3/hから3.0m3/hへ調整)。
3号機原子炉注水量、給水系を2.8m3/hから3.5m3/hへ変更(炉心スプレー系は5.0m3/hで継続)。

2号機圧力抑制室の赤外線カメラ撮影による水位測定を実施。
福島第一原子力発電所2号機圧力抑制室内の赤外線カメラによる水位測定結果(PDF 364KB)
作業者4名、作業時間は10:30-11:30の1時間(準備と後片付けを含めて)、計画線量8mSvで最大被曝線量が2.39mSv。
圧力抑制室の表面温度から中の水位を見られないか(液相部と気相部で温度が違えば境界がわかる)やってみたが、明瞭な温度差は見られなかった。上部ほど温度が高く、最高で38℃、下のほうは36℃ほど、トーラス室の室温は35℃。格納容器内の水温は50℃ほどなので、あり得る状況。圧力抑制室がほぼ水で満たされている可能性もある。他の水位を推定する方法を検討する。
2号機T/B地下たまり水移送、5月27日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、10日から継続中。

4号機使用済燃料プールの防護構台据え付け作業は、今日はやっていない。作業手順の安全確認を念入りに行って、準備でき次第実施する予定。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、4月27日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他


キュリオンセシウム吸着装置で信頼性向上工事(ポンプ水キッドの追設)が終了した。
セシウム吸着装置信頼性向上工事施工状況(PDF 358KB)
もともとは各スキッド内に移送ポンプが入っていて(作業スペースの問題で)保守性が悪い。追設したポンプスキッドは比較的メンテナンスしやすいので、作業者の被ばく低減につながる。

明日、2号機R/B内の目視点検と雰囲気線量調査をQuince2で実施する。前回は2月27日に実施(資料)。2011年10月20日にはQuinceが5階まで行き(1、2、4階は2月27日のQuine2と同じコース、3階と5階東側はQuinceのみが調査している)、帰りに3階で頓挫している(資料。今回は、3階南西側、4階西側通路、5階の原子炉ウェル上に初めて行く。
福島第一原子力発電所2号機 原子炉建屋内調査(6月13日実施予定)関連 ロボット(クインス2)アクセス予定ルート(PDF 128KB)

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.8KB)

明日の予定:2号機格納容器ガス管理システムで生ガスサンプリング。格納容器への窒素ガス封入量と排気量のバランス調整で、2号機の排気流量を24m3/hから35m3/hへ、3号機の封入流量を28m3/hから18m3/hへ変更。建屋内遠隔除染技術開発の調査で明日から1週間サンプリング調査を実施(PackBotによる線源・線量調査は5月28-31日に実施済み)。


ニコ生
【6/12・18:00開始】​東京電力 記者会見

Togetter
2012/6/12・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月11日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 86.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機格納容器温度が変動している件。福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器内温度の状況(6時間データ)(PDF 14.8KB)
温度に関するパラメータ(グラフ)2号機(PDF)
この4つの温度計(TE-16-114A、114D、114F#1、114H#1)について信頼性評価(3月2日参照)の結果、3つ(114A、114D、114H#1)を「監視に使用可」から「参考に使用」へ変更、114F#1は以前から「参考に使用」で変わらず。温度計の直流抵抗値は5月29日に測定、以前の測定値に比べてあまり変化は無かったが、温度トレンドから判断した。温度計指示値が変動している期間中、注水量や窒素ガス封入量などは変更していない、同じタイミングで4つの温度計の指示値が上昇または下降しているなどから、実際の格納容器内温度は変化しておらず、指示値変動の原因は格納容器内の湿度が高いために端子台などで混触が発生しているのではないかと考えている。
これにより、見合わせていた2、3号機原子炉注水量の変更(5月25日参照)を明日以降実施の予定。
2号機T/B地下たまり水移送、5月27日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日10日から継続中。

4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置で4日に2次系循環ポンプ(A)がモーター端子箱の焦げで停止した件、ポンプの交換作業を今日11日から3日間実施する。このため、今日と13日に2次系の循環を一時的に停止する。今日の停止時間は7分間。
4号機使用済燃料プール防護構台の据え付け作業、今日11日にやると言たが実施していない。手順の安全性の確認をして明日以降実施の予定。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、4月27日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

明日、2号機トーラス室で圧力抑制室を赤外線カメラで撮影し、中の水面を確認できるか試みる。北東コーナーのトーラス室入口から入って、圧力抑制室(トーラス)の頂部を撮影、中の気相部と液相部に温度の違いがあれば水面がどこにあるかわかる。損傷箇所の推定に役立てたい。作業者3名、作業時間2時間、計画線量8mSv。

1-3号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリングR/Bダストサンプリングの結果。1号機は1日、2号機は5日、3号機は7日に実施した。1号機ガスサンプリングは4日にも実施しているが、水素ガス濃度の上昇があったため念のためにしたもの。5月と比べて大きな変動はない。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 79.3KB)
福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.6KB)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.6KB)
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 84.6KB)
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 79.3KB)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 80.0KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 78.8KB)

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.8KB)

明日の予定:建屋内遠隔除染技術開発のための調査で、3号機R/Bでロボットによる線量・線源調査。


ニコ生
【6/11・18:00開始】​東京電力 記者会見

Togetter
2012/6/11・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月10日(日)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機格納容器温度が変動している件。
福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器内温度の状況(6時間データ)(PDF 15.4KB)
温度に関するパラメータ(グラフ)2号機(PDF) 
2号機T/B地下たまり水移送、5月27日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、7日から停止していたが08:26に再開。雑固体廃棄物減容処理建屋へ。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、4月27日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。



その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.7KB)



福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(6月10日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年6月9日(土)

今日、東北南部が梅雨入り。

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 69.2KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機格納容器温度が変動している件。
福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器内温度の状況(6時間データ)(PDF 14.4KB)
温度に関するパラメータ(グラフ)2号機(PDF)
2号機T/B地下たまり水移送、5月27日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、7日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、4月27日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)


ニコ生
【6/9・18:00開始】東​京電力 記者会見

Togetter
2012/6/9・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月8日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 83.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機格納容器ガス管理システム排気中の水素ガス濃度が上昇している件。11:00でB系が0.06%、昨日より若干下がり傾向。

2号機格納容器温度が変動している件。温度は安定している。この件で様子を見ているために、2、3号機の原子炉注水量の変更作業(5月25日参照)を見合わせている。
福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器内温度の状況(6時間データ)(PDF 14.0KB)
温度に関するパラメータ(グラフ)2号機(PDF)
2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置で、10:14頃「1次系ポンプ(A)吸込み圧低」の警報でポンプを手動停止。現場確認で漏えいなし、ポンプの吸込み側ストレーナの詰まりもなかったので、11:32にポンプを再起動。この間(1時間18分)循環冷却が停止し、プール水温は24.4℃から24.5℃へ上昇した(冷却停止時の2号機プール水温上昇率は0.1度/hの見込み)。現在2号機使用済燃料プールではイオン交換樹脂による塩分除去をおこなっており、このイオン交換樹脂の交換作業を実施、その後、水張りをする際にポンプ入口側から水を引いた際に影響が出たものと判断している。
2号機T/B地下たまり水移送、5月27日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日7日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、4月27日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。フィルター洗浄のため、08:21-12:05の間停止。


その他

6日に運転を再開した4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置の2次系ポンプ(B)の絶縁養生の修正前後の写真。
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プール循環冷却システム二次系循環ポンプ(B)モータケーブル接続部の状況について(PDF 107KB)

4号機使用済燃料プールに防護構台を設置する。
福島第一原子力発電所4号機 使用済燃料プールの防護構台の追加について(PDF 163KB)
4号機オペレーションフロアではガレキ等の撤去を進めているが、今後、比較的重量の大きい柱や梁を移送するため、これらがプール内に落下する可能性を考えて、プールを鉄板で覆ってしまう予定。プールはすでにフロートを浮かべてシートで覆ってあり、また、ガレキの移送はプールの上を通らないように実施するが、念のための処置。11m×13.7m、厚みが40mm、重さ約60t、地組したのをクローラクレーンで吊り上げ、プールの上に設置する。月曜日頃に据え付け作業の予定。構台の4隅にところどころ切り欠きがあるので、この上から水をかけるとプールの中に入ってく構造になっている。もともと、原子炉ウェルとプールの上には燃料交換機とシュラウド交換用の作業架台があったのを撤去している。これらの重量が60t程度であり、このくらいの重量は建物への影響はない。構台設置によるプールの冷却への影響もない(循環冷却は変わらず継続される)。7月に新燃料を取出す計画があるが、その際はいったん構台をクレーンで地上に降ろす。

魚介類のサンプリング結果。5月21日の底曳き網漁と5月25日の刺し網漁の分。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 386KB)

(質問に答えて)現在、アレバ除染装置は、機器配管に滞留しているスラッジを溶け出させて配管内の水の放射能を低減させるために単独循環運転を5月21日から行っている。このため、廃スラッジが毎週3m3ずつ発生している。循環運転をする前の配管内たまり水は5×105Bq/cm3だったがゆるやかに低下しており現在は102Bq/cm3程度。引き続き循環運転を継続していく。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.8KB)
昨日は海が荒れていてサンプリングできず。

2011年3月11日以降の2Fの不適合情報について、とりまとめて公開。本来、不適合が発生すると報告、審議、再発防止対策、水平展開とPDCを回す仕組みになっているが、3月11日以降は復旧作業を優先させたため滞っていた。
福島第二原子力発電所 不適合の公表

明日の予定:3号機T/B地下たまり水移送を再開。


ニコ生
【6/8・18:00開始】東​京電力 記者会見

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2012/6/8・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月7日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 107KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1-3号機の格納容器ガス管理システム希ガスモニターで135Xeが再臨界判定基準1Bq/cc以下であることを確認(1号機 1.6-3.5×10-3Bq/cm3、2号機 <2.3-2.4×10-1Bq/cm3、3号機 <3.4-3.5×10-1Bq/cm3)。

1号機格納容器ガス管理システム排気中の水素ガス濃度が上昇している件。11:00でA系が0.06%、B系が0.10%。昨日より若干下がり気味。

2号機格納容器温度が変動している件。温度変化は落ち着いている。福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器内温度の状況(6時間データ)(PDF 14.3KB)
温度に関するパラメータ(グラフ)2号機(PDF)
2号機T/B地下たまり水移送、5月27日から継続中。

3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。 
 福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 80.0KB)(6月11日公開) 
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
 福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.6KB)(6月11日公開) 
3号機T/B地下たまり水移送、3日から継続していたが08:25に停止。

4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、昨日6日に2次系の循環を再開して17:00のプール水温は38℃。
4号機使用済燃料プール、ヒドラジンを注入。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、4月27日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。

2011年12月18日に発見されたプロセス主建屋と雑固体廃棄物減容処理建屋の間のトレンチ(共用プールダクト)のたまり水の移送を昨日6日から実施していたが、08:04に停止。移送先は雑固体廃棄物減容処理建屋。


その他

昨日6日実施の2号機格納容器ガス管理システムでの生ガスサンプリング結果。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(PDF 11.2KB)

昨日6日実施の2、3号機トーラス室水位測定の結果、写真、2号機でサンプリングしたたまり水の核種分析。
福島第一原子力発電所2、3号機トーラス室の水位測定結果(PDF 376KB)
原子炉建屋地下滞留水の放射能濃度等の測定結果(PDF 7.96KB)

2号機増設廃棄物地下貯蔵建屋にたまり水があるのを昨日6日に確認。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(PDF 11.2KB)


ニコ生
【6/7・18:00開始】東​京電力 記者会見

2012/6/7・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月6日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 91.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機格納容器ガス管理システム排気中の水素ガス濃度が上昇している件。11:00でB系0.14%と少し上昇。

2号機格納容器温度が変動している件。
福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器内温度の状況(6時間データ)(PDF 14.1KB)
温度に関するパラメータ(グラフ)2号機(PDF)
2号機格納容器ガス管理システムで生ガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(PDF 11.2KB)(6月7日公開)
135Xeは検出限界未満、再臨界判定基準以下。
2号機T/B地下たまり水移送、5月27日から継続中。
(以下7日の会見より) 2号機増設廃棄物地下貯蔵建屋にたまり水があるのを14:30頃確認。
福島第一原子力発電所2号機増設廃棄物地下貯蔵建屋において確認された溜まり水について(PDF 166KB)(6月7日公開)
廃スラッジ貯蔵タンク室の2号機オフガス配管ダクト貫通部から、2秒に1滴(約20L/day)で水がしたたっている。地下水または雨水と思われる水が約830m3たまっていると推定。今後、現場確認の上、止水工事を実施する予定。

3号機T/B地下たまり水移送、3日から継続中。

2、3号機トーラス室で水位測定を実施。2号機:三角コーナーの階段室がO.P. +3260mm、トーラス室がO.P. +3270mmで10mmの差。3号機:三角コーナー階段室がO.P. +3150mm、トーラス室がO.P. +3370mmでトーラス室のほうが220mm高い(水はトーラス室から三角コーナーへと流れているので、トーラス室のほうが水位は高くなる)。巻き尺で測っているので、数cmの誤差はあると思う。2号機のたまり水サンプリングはできている。計画線量9mSvで最大被曝線量が6.49mSv。
(以下7日の会見より)福島第一原子力発電所2、3号機トーラス室の水位測定結果(PDF 376KB)(6月7日公開)
階段室とトーラス室の写真。
原子炉建屋地下滞留水の放射能濃度等の測定結果(PDF 7.96KB)(6月7日公開)
2号機トーラス室たまり水の核種分析結果。R/BやT/Bのたまり水とほぼ同じ。

4号機R/B三角コーナー階段室の水位測定は、30mmほど低い結果が出ている。引き続き継続的に計測、評価していく。
4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、2次系の循環が昨日5日から止まっているのでプール水温は上昇している。17:00で42℃、昨日の停止時は34℃だった。
A系ポンプの端子箱内の調査結果。端子接続部の施行不良を確認。3相交流で結線されていて、端子の終端部をビニールテープ等で養生するが素線が一部はみ出ており、そこでショートしたのではないかと考えている。1号機の類似箇所は問題なかった。
B系ポンプの端子箱内の結線も終端部の養生が不十分なことを確認、養生を直して18:16に運転再開した。
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プール循環冷却システム二次系循環ポンプ(B)モータケーブル接続部の状況について(PDF 107KB)(6月8日公開)
芯線が一部露出していたので、絶縁養生をやり直した。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、4月27日から停止中。5月15日から実施していた信頼性向上工事が終了し、今日から試運転を実施。今後、準備が整い次第、水バランス状況に応じて起動を検討する。
水処理装置、SARRY、運転中。

2011年12月18日に発見されたプロセス主建屋と雑固体廃棄物減容処理建屋の間のトレンチ(共用プールダクト)のたまり水の移送を17:27に開始。移送先は雑固体廃棄物減容処理建屋。


その他

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第50報)
アレバ除染装置の単独循環運転をおこなっており、廃スラッジが新たに発生している。来週もSARRYのみ運転、75%稼働率を予定。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)

(質問に答えて)可搬型モニタリングポストのメーカー型式は、日立アロカメディカル(株)のDAM-102。

明日の予定:3号機で格納容器ガス管理システムでのガスサンプリングとR/B上部でのダストサンプリング。3号機T/B地下たまり水移送を停止。建屋内の遠隔除染技術開発のための調査で、1号機で汚染形態の調査(遊離性、固着性)を開始。


ニコ生
【6/6・18:00開始】東​京電力 記者会見

Togetter
2012/6/6・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月5日(火)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 91.4KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機格納容器ガス管理システム排気中の水素ガス濃度が上昇している件。B系で0.08%、だいたい落ち着いてきている。

2号機R/Bブローアウトパネル開口部でダストサンプリングを実施。 
 福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 79.3KB)(6月11日公開) 
2号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
 福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.6KB)(6月11日公開) 
2号機格納容器温度が再び変動している件。TE-16-114Aが63.5-64℃、114Dが47.3℃(この2つは温度が上昇)、114F#が35℃、114H#1が38℃ほど(この2つは下降)でほぼ安定している。
福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器内温度の状況(6時間データ)[HP掲載:プラント関連パラメータの抜粋](PDF 13.7KB)
温度に関するパラメータ(グラフ)2号機(PDF)
2号機使用済燃料プール、ヒドラジンを注入。
2号機T/B地下たまり水移送、5月27日から継続中。

3号機圧力容器温度は、5月29日に実施した夏期に向けた注水量変更(5月25日参照)によりゆるやかに低下傾向。
温度に関するパラメータ(グラフ)3号機(PDF)
3号機T/B地下たまり水移送、3日から継続中。

4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、2次系循環ポンプ(A)のモーター端子箱が焦げた件。 
4号機 使用済燃料プール代替冷却系 二次系の循環ポンプ(A)モーター端子箱付近の焦げ痕の状況(PDF 603KB)
予備の循環ポンプ(B)も点検のために10:30に停止。このため、2次系の循環が停止している。ポンプ停止中のプール水温上昇率は0.3度/hの見込み。また、類似箇所の1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置の2次系ポンプ2台も今後点検の予定。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、4月27日から停止中。5月15日から信頼性向上工事を実施中。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

1号機R/Bカバーで、排気を浄化するフィルターの上流側のガスサンプラーで異常が発生。5月29、30日、今日と不調が続いているので、明日システムを停止して確認する。サンプリングに使うろ紙を巻き取るモーターの不調ではないかと見ている。排気設備の出口側にモニタリング装置があるので、排気のモニタリングはできている。

明日、2、3号機トーラス室の水位測定とたまり水サンプリングを実施する。巻き尺を下ろして水位を測り、三角コーナーの水位(R/B地下の水位として毎日測定している)と違いがあるかを確認する。2号機ではたまり水をサンプリングして分析(3号機は4月20日に実施済み)。

明日、4号機R/B地下たまり水水位を巻き尺を下ろして測定し、日々測っている水位の信頼性を評価する。

施設運営計画(その2)(改訂2)と(その3)(改訂)の補正
福島第一原子力発電所1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書(その2)(改訂2)および(その3)(改訂)の補正について
3号機R/B解体で発生する高線量ガレキを固体廃棄物貯蔵庫に保管するために、すでにあるドラム缶入り廃棄物を蛇腹ハウスの仮置保管設備に仮置する(仮置するドラム缶の表面線量は0.1mSv/h以下)。伐採木一時保管エリアを拡大する。

1、2号機格納容器窒素ガス封入圧力の測定点を変更している。これまで、流量調節弁の下流側から測定していたが、3号機にあわせて流量調節弁の上流側からに変更。このため、今日のデータから少し値が変わっている。

海底土被覆工事を5、6号機側で実施しているので、海水サンプリングに5号機周辺を追加している。
発電所1~4号機側取水口付近の海水(PDF)

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.8KB)

2F復旧計画の進捗状況、5月末現在。
福島第二原子力発電所復旧計画の進捗状況について(平成24年5月)(PDF)


ニコ生
【6/5・18:00開始】東​京電力 記者会見

Togetter
2012/6/5・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年6月4日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料) (PDF 87.1KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機格納容器ガス管理システム排気中の水素ガス濃度が上昇している件。依然、若干上昇気味。5月上旬の際は、数日程度で下がってきた。様子を見ていく。
1号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 79.3KB)(6月11日公開)

2号機格納容器温度が再び変動している。5月28日の際と同じ温度計が同じように変動している。様子を見ていく。
福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器内温度の状況(6時間データ) (PDF 13.6KB)
温度に関するパラメータ(グラフ)2号機(PDF)
2号機T/B地下たまり水移送、5月27日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日3日から継続中。

4号機使用済燃料プールのモバイルRO装置が5月26日から停止している件、10:20に運転再開
(以下5日の会見より)4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置で、 20:03に「エアフィンクーラー盤異常」の警報が発生、2次系の循環ポンプ(A)が過負荷トリップしていること、ポンプモータ端子箱付近に焦げあとのあることを確認。20:27に予備の循環ポンプ(B)を起動、プール水温に有意な変動なし。21:27に富岡消防署(楢葉分署)に連絡、23:30に「火災ではない」との判断。
4号機 使用済燃料プール代替冷却系 二次系の循環ポンプ(A)モーター端子箱付近の焦げ痕の状況(PDF 603KB)(6月5日公開)
左上の写真、モーター本体からのびている黒いのが電源ケーブル。このケーブルとモーター本体をつなぐ端子箱が焦げている。端子箱の大きさは15cm×15cm。絶縁不良でショートして加熱したのではないか。結線の様子を見て原因を調べる。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、4月27日から停止中。5月15日から信頼性向上工事(ポンプスキッドの追設)を実施中。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

夏期に向けた注水量変更(5月25日参照)で、今日、2、3号機の原子炉注水量を変更する予定だったが、2号機格納容器温度が変動しているので、明日以降に延期。

水処理設備内の処理水分析結果。測定個所は11月18日の資料を参照。
水処理設備の放射能濃度測定結果 (PDF 10.3KB)

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果 (PDF 10.9KB)

6月を迎えて本格的な夏対策として、クールベスト着用の呼びかけ、休憩所の設置、通気性の良いカバーオール(通気量25%増)の運用を7月1日より開始など。4、5月の熱中症発生は0件。


ニコ生
【6/4・18:00開始】東​京電力 記者会見

Togetter
2012/6/4・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見