リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2018年9月30日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、09:54-14:55に一時貯水タンクFから排水を実施。排水量は746m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(26日採取)と集水タンクNo.3(24日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が870Bq/L、第三者機関が940Bq/L。明日1日に排水の予定。




おまけ


ALPS処理水にトリチウム以外の放射性物質が含まれている、という件(8月20日参照)。8月30、31日の公聴会でも意見表明者から「東電の情報公開はよろしくない」という評価をもらい、1日の第10回「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会」で、貯留している処理水の分析結果に関する資料を東電が提出することになった。それで、9月28日に資料の公開と説明があったらしい。それを受けて、マスメディアから報道がなされた。

福島第一原発の処理汚染水 8割以上が基準超の放射性物質 | NHKニュース
汚染水、浄化後も基準2万倍の放射性物質 福島第一原発:朝日新聞デジタル
「除去済み」放射性物質、福島第一の処理水に : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
福島第1原発、タンクの大半で基準値超過 汚染水処理後の放射性物質 再浄化の方針 - 産経ニュース

内容としては、
・貯留水の約84%でトリチウム以外の核種が告示濃度限度以上ある。
・処理水の放射能濃度にはこだわらず、敷地境界の被曝線量を抑制できるレベルで多核種除去設備を運用していたため。
・一部、処理中の事故(2014年3月18日のトラブル)により濃度の高いものがある。
・処分の際には、トリチウム以外の放射性物質を水で薄めるのではなく、再び処理設備を運用して基準以下にすることを検討している。
・広報のやり方に問題があった。
ということらしい。
今回、タンクに貯留しているALPS処理水がどういう状況にあるかが分かりやすく示された。それで、なぜこれがマスメディアに載るような話なのかというと、「ALPS処理水には放射性物質としてトリチウムしか含まれない」という評判が関係者に共有されていたのに、実際にはそうでなかったことが明らかになって、「東電は隠していた」というネタになったからだろう。
「なぜ、実際にはそうではなかったのか」「なぜ、齟齬が生じていたのか」に関しては、長い話になるので今はふれない。これらの報道と、それに対する人々の反応(もっぱら、「やっぱり東電は」という類)を見て、「これは、部分最適と全体最適の話だなぁ」と思ったので、それについて書く。
たとえば、子供が夕飯の食卓に嫌いなニンジンが登場しているのを見て「ニンジン嫌いだよー。ニンジンなんか食べない。」と言う。これに対して母親が「好き嫌いはダメよ。なんでも食べないと大きくなれないわよ。」とたしなめる。母親は、子供がニンジンを嫌いなことは知っている。好き嫌いは理屈ではないし、おいしくないものはどうやったっておいしくはならない。一方で、おいしいものを食べる喜びや、おいしいものを家族で囲む食卓の楽しみ、そういう経験が一生の財産になるだろうことも母親は知っている。だから、好き嫌いをなくそうとして嫌いなものを無理やり食べさせることが子供のためになると単純に考えているわけではない。けれども、母親は献立を立案する際に、食事のおいしさだけでなく、家族の健康(特に、子供の肉体的・精神的成長への有用性)、使用する食材の安全性・経済性、準備に要するリソース、などなどを勘案する必要がある。ニンジンは、比較的廉価で価格が安定しており、保存性にも優れ使い回しのきく素材であり、有用な栄養素を含む緑黄色野菜でもある。しかも、ニンジンが好きな家族もいるかもしれない。したがって、母親は子どもがニンジンを嫌っていることは知っていても、だからと言ってニンジンを食卓から追放しようとはしない。家族の食卓を運営する観点から考えれば、子供のニンジン嫌いはニンジンの使用を断念するほどの重みを持たないと評価するからだ。子供にすれば、嫌いなニンジンが食卓にあるのは一大事だろうが(部分最適)、母親から見ればそれは考慮すべき事項のほんの一部に過ぎないわけだ(全体最適)
多核種除去設備は、トリチウム以外の62核種を除去する性能を持つことは確かめられている。だから、今現在貯留している処理水が告示濃度限度以上であっても、処分するまでに再処理をすれば問題はない。したがって、この件に意味があるとすれば、「事実を隠蔽していた東電はけしからん。」と言うことくらいしかないと思う。それで、それを言ったとして、それで?それで、何をしたいの?
ALPS処理水の処分は、汚染水処理の一環である。汚染水処理は、1Fの廃炉事業の一部である。1Fの廃炉事業は、1F事故の後始末であり、誰がどう見たってやらなければならない仕事だ。けれども、汚染水は昨日も今日も増え続けていて、ALPS処理水の処分ができなければ、いずれ廃炉事業は行き詰ることになる。
ALPS処理水の実態がつまびらかにされていなかったことは、ALPS処理水の処分について検討していく上でよくないことだった。それはそうだ。けれども、2011年から継続しているALPS処理水を処分するための一連の問題の中で、この件がこんなふうに突出して取り上げられ、また、受け手に消費されることが、とてもバランスを欠いた、全体を見渡せていない、不毛な態度だとも思った。

28日の報道の中で、これは大事と思ったのは「処分の際には、トリチウム以外の放射性物質を水で薄めるのではなく、再び処理設備を運用して基準以下にすることを検討している」という点。放射性物質の存在が気になる人たちにとって、この点はとても重要なことだろう。でも、これを報道したのはNHKだけだった。

(以下、10月7日追記)上記の大手メディアの記事とソースが同じと思われる福島民友の記事。

トリチウム以外の処理水「再浄化」 東京電力方針、基準値未満に:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

朝日新聞の記事との違いは、どこから生まれるんでしょうね。読者層の違いなのか。

近年、新聞は発行部数が減少の一途をたどっていて、中の人は自分のやってる仕事の意義が適正に評価されていないと思ってるんじゃないか。つまり、日々、自尊心が傷ついている。それで、いわゆる承認欲求が高まっていて、「角度を付けた」記事を書きがちなんじゃないか。そうすれば、みんな読んでくれるし「よく書いてくれた」ってほめてもらえる。なーんてね、思ったりもするんだけど、どうなんだろ。フェイクニュースの話を前に(2017年3月7日、2018年4月4日)書いたけど、新聞だって情報産業の一部だし、売れなきゃ商売にならないからね。




2018年9月29日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:57に一時貯水タンクEから排水を開始
(以下、30日の日報より)14:49に排水を停止。排水量は577m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。27日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1600Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(25日採取)と集水タンクNo.2(23日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が820Bq/L、第三者機関が860Bq/L。明日30日に排水の予定。



2018年9月28日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

地下水バイパス、10:06に一時貯留タンクGr2から排水を開始
(以下、29日の日報より)17:33に排水を停止。排水量は1865m3

サブドレン他水処理施設、11:03-14:20に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は487m3


その他


月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省へ提出。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況(PDF)
8月の最大被曝線量は6.35mSv、平均値は0.25mSv(APD値)。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(24日採取)と集水タンクNo.1(22日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1000Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。明日29日に排水の予定。

(以下、10月1日の会見より)11:25頃、構内の正門付近の駐車場で止まっている自動車の下に油が漏えいしているのを発見。漏えいした油はガソリンで、広がりは約10cm×20cm。自動車整備工による抜油を行い14:51に完了。15:05に現場に異常のないことを確認。12:26に富岡消防署により「破損にともなう滴下事象」と判断された。
10:05頃、5・6号機側の2.5m盤で5号機残留熱除去海水系ポンプのモーターを地面に仮置きした際に潤滑油が漏えいしているのを発見。漏れた油の広がりは約3m×1m。吸着マットおよび中和剤で処理をおこない12:55に完了。浪江消防署により「危険物の漏えい事象」と判断された。




2018年9月27日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(10月18日公開)

サブドレン他水処理施設、10:04-13:24に一時貯水タンクCから排水を実施。排水量は494m3


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。20日採取(22日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(77.6KB)
2015年11月12-16日と2018年8月16日-9月20日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(77.6KB)
24日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF)
20日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日28日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(23日採取)と集水タンクNo.6(21日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1100Bq/L、第三者機関が1200Bq/L。明日28日に排水の予定。

東京電力ホールディングス株式会社 2018年度使用済燃料等の輸送計画変更について(プレスリリース)

東京電力ホールディングス株式会社 執行役人事(プレスリリース)

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第58回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(4.78MB)
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(18.8MB)
【資料3-1】汚染水対策(29.6MB)
【資料3-2】使用済燃料プール対策(5.25MB)
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(118KB)
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(707KB)
【資料3-5】循環注水冷却(2.45MB)
2号機格納容器内圧力の減圧試験(ステップ2)の実施(3頁)6月28日参照。ステップ1の結果(9月6日参照)を踏まえ、ステップ2の減圧幅を約2kPa(1kPa減圧したステップ1からさらに1kPa減圧)とする(7頁)。試験開始は10月1日を予定。ステップ2で運用上の問題がなかった場合は、以降はこの減圧条件で運用する(10頁)。
【資料3-6】環境線量低減対策(7.27MB)
【資料3-7】労働環境改善(473KB)
【資料3-8】5・6号機の現状(1.16MB)
【資料4】その他(2.90MB)





ニコ生
【2018年9月27日】東京電力 「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年09月27日 - Twilog
09/27のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2018年9月26日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

5号機使用済燃料プールは使用済燃料プール冷却浄化(FPC)系で冷却しているが、FPCの弁の肉厚測定のため、10:02-14:59にFPCの運転を停止し、使用済燃料プールの冷却を停止した。FPC起動後のプール水温は27.1℃(停止時は27.3℃)。

サブドレン他水処理施設、10:00-13:33に一時貯水タンクAから排水を実施。排水量は528m3

H6エリアのフランジ型タンク解体が完了
福島第一原子力発電所 H6エリアフランジタンクの解体完了について(990KB)
2017年9月11日より解体作業をおこなっていたが、今日26日に全24基の解体が完了した。H6エリアの運用開始は2011年12月12日。
資料右下写真、現地組み立て式の溶接型タンクの建設中の様子が写っている。
なお、フランジ型タンクの解体作業は2015年5月27日に開始し、2019年度末には概ね完了する見込み(フランジ型タンク全333基中、今日26日時点で221基の解体が完了)。
H6エリアでは、2014年2月20日の晩にRO濃縮水の大漏えい(溢水)が発生している。漏えい量は全部で約110m3、うち約100m3がタンクエリア堰外に流出した。漏えいの原因は移送配管の弁の不適切な操作。人為的とも思われるような操作がおこなわれた理由はまだ不明のまま。これをきっかけに、弁の開閉の管理を強化するために弁の施錠や監視カメラ・夜間の照明の増設などがおこなわれた。2015年1月23日に報告書が出ている。
汚染水の処理水を貯留するための大型タンクは、当初はフランジ型で建設が進められた。2013年8月にH4エリアのタンクで劣化したフランジ接合部から漏えいが発生したため、フランジ型タンクの信頼性は不十分である判断され、その後の建設は漏えいリスクの少ない溶接型タンクに切り替わった。かつて建設されたフランジ型タンクは順次解体され、溶接型へとリプレースされている。事故直後にタンクが必要になった時の話が2013年12月3日にあるけれど、フランジ型タンクは溶接型に比べて建設時間が短くて済むなどのメリットもあり、急いで準備する必要があった当時は妥当な選択だった、というのが東電の見解だったと思う。


その他


昨夜の多核種除去設備ALPS(C)の漏えいの件。水たまりは、当該設備の前処理設備にあるクロスフローフィルター1Cのドレンラインに生じたピンホールから漏えいしたものであることを確認。漏えいは停止しているが、念のため漏えい箇所にビニール養生を実施。漏えいした水は、拭き取り処置を行い、漏えい警報はクリア。漏えいした水は当該設備の処理過程の系統水で、放射能分析結果は以下のとおり。
134Cs:6.9×101 Bq/L
137Cs:6.7×102 Bq/L
・全β:1.3×105 Bq/L
既設多核種除去設備(C)における水たまりの確認について(続報)(報道関係各位一斉メール)
既設多核種除去設備(C)における水たまりの確認について(続報2)(報道関係各位一斉メール)

魚介類のサプリング結果
福島第一原子力発電所港湾内(PDF)
福島第一原子力発電所20km圏内海域(同所港湾内を除く)(PDF)
福島第一原子力発電所20km圏内海域 2018年度 第1四半期採取分(PDF)
2018年4-6月採取分の90Sr(2014年6月13日参照)とトリチウム(2015年2月25日参照)の分析結果。

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。24日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1700Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(22日採取)と集水タンクNo.5(20日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1100Bq/L、第三者機関が1200Bq/L。明日27日に排水の予定。



2018年9月25日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機R/B Xブレース撤去作業、1カ所目の作業を完了。3月1日、9月13日参照。
福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋西面(1面)のXブレース撤去作業を完了(66.4KB)
19日に切断作業を開始、その後、作業を継続していたが、今日25日に西面のXブレース撤去を完了。切断したXブレースはクレーンでヤードに下ろした。作業中はダスト管理・飛散防止対策を徹底し、ダストモニターやモニタリングポストに有意な変動はなかった。引き続き、作業員の安全確保を第一に、残り3カ所(東面2カ所、南面1カ所)の撤去をおこなう予定。

22:06、多核種除去設備ALPS(C)で漏えい検知器が動作したことを示す警報「クロスフローフィルター(C)スキッド1-2漏えい」が発生。現場で漏えい検知器周りに水たまりがあることを確認したため、22:19に多核種除去設備ALPS(C)を停止。状況を確認中。
既設多核種除去設備(C)における水たまりの確認について(報道関係各位一斉メール)

サブドレン他水処理施設、10:11-13:35に一時貯水タンクLから排水を実施。排水量は505m3


その他


5号機使用済燃料プールは使用済燃料プール冷却浄化(FPC)系で冷却しているが、FPCの弁の肉厚測定を実施することから、明日26日10:00-18:00にFPCの運転を停止し、使用済燃料プールの冷却を停止する。冷却停止中のプール水温上昇は約1.6度と評価(温度上昇率:約0.194度/h)。今日25日10:00現在のプール水温は27.6℃。

8月のR/Bからの追加的放出放射能量の評価結果
原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果(PDF)
1-4号機R/Bからの放出は1.4×105Bq/h未満で、放出管理の目標値(1.0×107Bq/h)を下回っていることを確認。また、これによる敷地境界の空気中放射能濃度は134Csが5.4×10-12Bq/cm3137Csが3.1×10-11Bq/cm3であり、これが1年間継続した場合の敷地境界における被曝線量は0.00045mSv未満となる。評価の詳細は3頁以降。評価方法は2015年4月30日を参照。
2号機R/Bでは、R/B排気設備の排気の他に、ブローアウトパネル閉止部(2013年3月6、11日参照)のスキマと西側構台上の前室とのスキマ(前室に面した建屋の壁には開口がある。4月12日の資料参照。開口は必要のないときはシャッターで閉じられている。また、前室の中は換気設備で循環浄化している)から漏えいする気体についても評価をおこなっている。8月23日よりオペフロ内で残置物移動・片付け作業(8月20日参照)をおこなっており、作業時にオペフロ内のブローアウトパネル近傍で実施したダストサンプリングの結果(8月30日実施。PDF資料4頁左下表、「2.開口の隙間及びブローアウトパネルの隙間」に記載)によれば、ダスト濃度の上昇が見られる(通常、オペフロ内のダスト濃度は排気設備のフィルター入り口でサンプリングした空気で測定している(3頁右上図参照)。8月は7日に測定(3頁左下表に記載)しており、オペフロ内作業中に比べて2桁ほど低い。)。8月の放出量評価では、オペフロ内作業をおこなっている間は4頁のオペフロ内ダストサンプリング結果を、作業をしていない間は3頁の排気設備フィルター入り口のダストサンプリング結果を使って、2つのスキマからの漏えいについて評価をおこなった。その結果、オペフロ内作業中のダストサンプリング結果が高いために2号機からの放出量が先月よりも1桁程度増えている。ただし、西側構台上の前室内では連続ダストモニターでダスト濃度をモニターしており、オペフロ内作業にともなうダスト濃度上昇が見られないことから、実際には建屋からのダストの放出はなく、報告した放出量は保守的な評価であると考えている。なお、今後、オペフロ内の作業においては散水などのダスト濃度低減対策を検討する。
3号機では、8月6日より燃料取出し用カバー排気設備が運転開始しており、評価方法が変更になっている。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 371 報)(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(21日採取)と集水タンクNo.4(7日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1000Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。明日26日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。13-19日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)



ニコ生
【2018年9月25日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年09月25日 - Twilog
09/25のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2018年9月24日(月・振替休日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:35-14:04に一時貯水タンクKから排水を実施。排水量は520m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(20日採取)と集水タンクNo.3(18日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が890Bq/L、第三者機関が970Bq/L。明日25日に排水の予定。


2018年9月23日(日・秋分の日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、09:57-13:45に一時貯水タンクJから排水を実施。排水量は564m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクK(19日採取)と集水タンクNo.2(17日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が960Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日24日に排水の予定。



2018年9月22日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:09-14:48に一時貯水タンクHから排水を実施。排水量は544m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。20日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1600Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(18日採取)と集水タンクNo.1(16日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1000Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。明日23日に排水の予定。


2018年9月21日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

12:13頃、多核種除去設備ALPSの前処理設備の供給ポンプ1Bから水が滴下していることを発見。漏えいした水の広がりは約25cm×20cm×深さ3mmでドレンパン内にとどまっている。漏えいした水は、系統水と判断。12:13に当該設備を循環待機とし、12:35に漏えいが停止していることを確認。
既設多核種除去設備における供給ポンプからの水の滴下について(報道関係各位一斉メール)
既設多核種除去設備における供給ポンプからの水の滴下について(続報)(報道関係各位一斉メール)

地下水バイパス、10:23に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、22日の日報より)17:26に排水を停止。排水量は1809m3

サブドレン他水処理施設、11:20に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、22日の日報より)15:20に排水を停止。排水量は595m3


その他


水処理設備内の処理水分析結果。採取箇所は2011年11月18日の資料を参照。
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(17日採取)と集水タンクNo.6(15日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1000Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。明日22日に排水の予定。


本社原子力定例会見開催日(9月25日)のご案内について(報道関係各位一斉メール)


2018年9月20日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:15-14:01に一時貯水タンクFから排水を実施。排水量は561m3


その他


地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(77.6KB)
2015年11月12-16日と2018年8月10日-9月13日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(77.6KB)
17日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF)
13日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日21日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(16日採取)と集水タンクNo.5(14日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1100Bq/L、第三者機関が1200Bq/L。明日21日に排水の予定。



ニコ生
【2018年9月20日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年09月20日 - Twilog
09/20のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2018年9月19日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機R/B Xブレース撤去作業切断作業を開始
福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋 Xブレース撤去(切断)作業の状況について (506KB)
Xブレース撤去にあたっては、遠隔装置を用いての作業となるため、入念なモックアップ作業に取り組み、今日19日から実際の現場における撤去(切断)作業を開始した。
放射線・ダスト管理を徹底の上、今後約4ヶ月にわたり、計4カ所(西面1、東面2、南面1)のXブレース撤去に取り組んでいく予定。
(以下、20日の会見より)今日は、鉄骨1カ所(向かって右下)の切断を実施。作業時間は09:29-10:57。明日は右上1カ所の切断を予定。
PDF資料左下写真、画面左下に2台の緑色のロボットが見える。手前がPackBot、奥がKobra。搭載のカメラで状況を確認するために投入されているのだと思う。

サブドレン他水処理施設、10:09-14:03に一時貯水タンクEから排水を実施。排水量は581m3


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。17日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1700Bq/L。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。13日採取(15日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(15日採取)と集水タンクNo.7(13日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1000Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。明日20日に排水の予定。


2018年9月18日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:07-13:38に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は521m3


その他


14日に構外で建設中の増設雑固体廃棄物焼却炉建屋で作業者が左手の指を負傷した件。コンクリート構造の型枠を解体中に、型枠を支持していた単管がずれ落ちて指を挟んだもの。搬送先の病院で手術をおこない、「左示指末節骨、中指中節骨開放骨折(約3カ月間の加療を要す見込み)」と診断された。作業者は30代男性、1Fでの経験は3カ月。現場は放射線管理区域外なので、装備等は普通の工事現場と同じ。
同様の事象が今後発生しないように現場に周知をし、再発防止対策を進めている。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 370 報)(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(14日採取)と集水タンクNo.3(12日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が960Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日19日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。6-12日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)

ALPS処理水中の129I濃度が高いことが2017年下半期に集中している理由について、質問に答えて)当時は、多核種除去設備ALPSの改良工事が重なって使用できる設備が増設多核種除去設備にかたよっており、使用できる設備に余裕がなかったため、稼働時間を確保するために吸着塔の交換頻度を下げていた(吸着塔の交換作業中は処理ができない)。このため、129Iの濃度が比較的高い処理水が発生していた。吸着塔の交換頻度については、事前に決まった基準はない。処理水中の放射性物質濃度をモニターしながら、諸条件を勘案して決めている。
8月20日、23日参照。



ニコ生
【2018年9月18日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年09月18日 - Twilog
09/18のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)


2018年9月17日(月・敬老の日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、09:58-13:23に一時貯水タンクCから排水を実施、排水量は508m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(13日採取)と集水タンクNo.2(11日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1000Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。明日18日に排水の予定。



2018年9月16日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:21-13:53に一時貯水タンクBから排水を実施。排水量は526m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(12日採取)と集水タンクNo.1(10日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電、第三者機関ともに1100Bq/L。明日17日に排水の予定。




2018年9月15日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:16-14:08に一時貯水タンクAから排水を実施。排水量は575m3

(以下、18日の会見より)入退域管理棟入り口付近で、油の漏えいの跡を発見。降雨があり、1.7m×2mの大きさで水たまりの表面に油が浮いていた。中和剤をまいて、水とともに油を回収した。消防が現場調査した結果、車両からの油漏れ事象と判断された。


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。13日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1600Bq/L。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)(19日公開)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(11日採取)と集水タンクNo.6(9日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1000Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。明日16日に排水の予定。


2018年9月14日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(10月18日公開)

16:15頃、発電所構外で建設中の増設雑固体廃棄物焼却炉建屋において、作業者が型枠解体の作業中、パイプがずれ落ち、荷物との間に挟まれて左手の中指および人差し指を負傷。ただちに、入退域管理棟救急医療室の医師の診断を受けたところ、緊急搬送の必要があると診断されたため、17:34に救急車でいわき市立総合磐城共立病院に向け1Fを出発。
発電所構外で建設中の増設雑固体廃棄物焼却炉建屋における協力企業作業員の負傷について(報道関係各位一斉メール)
発電所構外で建設中の増設雑固体廃棄物焼却炉建屋における協力企業作業員の負傷について(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(10日採取)と集水タンクNo.5(8日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が960Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日15日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設一時貯水タンクの詳細分析結果。一時貯水タンクGの8月1日採取分。
サブドレン・地下水ドレン浄化水の詳細分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、加重平均サンプル分析結果。7月分。
福島第一原子力発電所 サブドレン・地下水ドレン浄化水加重平均サンプル分析結果(PDF)

今日、規制委の第63回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
【資料1-1】建屋滞留水処理及びフランジ型タンク内のSr処理水の処理に関する進捗状況について(PDF)
フランジ型タンク内Sr処理水浄化(6頁)。11月頃完了の見通し。
フランジ型タンク内の水処理と建屋たまり水処理(8頁)。溶接型タンク(400-600m3/日で建設中)は建屋たまり水およびフランジ型タンク内のSr処理水を処理した水を貯留する。2018年度下期は主にフランジ型タンク内Sr処理水を優先して処理。2019年度以降は建屋たまり水を優先的に処理する計画。
建屋たまり水処理の計画(9頁)。ステップ1(2018年度):フランジ型タンク内Sr処理水の処理を優先。ステップ2(2019年度):既設の移送ポンプで建屋たまり水の水位を可能な限り早期に下げる(T.P. -1200mm程度まで)。ステップ3(2020年度以降):床ドレンサンプ等に新たなポンプを設置(2020年度上期)して床面露出まで処理を進め、1-3号機R/B以外の滞留水処理を完了。
建屋の水位低下(14頁)。基本的に約2週間毎に10cm程度の水位低下を計画。
建屋たまり水処理に係る作業(15頁)。たまり水表面上の油分回収、床面露出時のスラッジ等によるダスト対策、ポンプ設置作業の際の作業者被曝低減対策、最下階床面露出のためのポンプ設置。
建屋たまり水の処理ステップ概要(17頁)
山形「Sr処理水より建屋たまり水の方が桁違いに濃度が高いのに、Sr処理水の処理を優先するのは不合理。」
小野「タンクからの漏えいは社会的影響が大きいので、フランジ型タンクをなくすことで漏えいリスクを下げたい。ご理解願いたい。」
山形「理解できない。」
蜂須賀「東電がタンク漏えいをなくそうとしていることは知っているし、ありがたい。」
山形氏は、建屋たまり水が津波の引き波で漏えいすることをリスクとしていたが、東電は、津波による建屋たまり水の漏えいリスクは低いというのが一貫した立場に見える(7月6日の検討会資料でも、建屋たまり水の漏えいリスクについて検討されていて、リスクは低いという結論)。また、建屋たまり水中の放射性物質低減については更田委員からも指摘があり、検討の結果、建屋たまり水を循環浄化する対策を実施することになって、実際にやっている(2016年8月18日参照。処理容量増強のためにSARRYを増設(2016年9月28日参照。現在、試運転中)し、滞留水浄化設備(2018年4月11日参照)で循環浄化をおこなっている)。状況の変化に応じて計画を柔軟に変更せよ、ということなのかもしれないけど、建屋たまり水処理は汚染水処理全体の中で、タンク容量や浄化設備の処理容量などを勘案しながらやっているわけで、今こうだからこうしないのはおかしい、とか急に言うのはどれだけ意味があるんだろう。
【資料1-2】1/2号機山側サブドレンのトリチウム濃度上昇に対する対応状況(PDF)
【資料2】雨水流入抑制対策(タービン建屋雨水排水浄化材設置の進捗状況)(PDF)
【資料3】地震・津波対策の進捗状況(PDF)
建屋開口部閉止の進捗(4頁)。各建屋の状況。
3号機T/B開口部閉止の進捗(13頁)。建屋水位の低下に伴い、工事未完了箇所の空間線量が上昇(3号機T/B内の最下階中間部のスラッジ、機器・配管等の線源が露出したためと考えられる)。遮へい材や遮へいハウス等による追加の被曝低減対策(24-26頁)を実施中で、閉止工事完了予定時期を2018年度上期から2018年度末に見直し(15頁)。
津波による建屋たまり水の増加(16頁)。閉止済み、閉止予定(工事中)、閉止検討箇所、閉止困難箇所、の4段階について、それぞれを実施した場合に建屋への流入量がどうなるかを評価(21頁)。閉止検討箇所の閉止までは効果がある(閉止困難箇所をやってもあまり変わらない)が、その分作業者の被ばく線量が増える。
千島海溝津波に対する防潮堤の設置検討(22頁)。切迫性が高いとされる千島海溝津波(7月6日参照)に対して、T.P. 8.5m盤の浸水を抑制することで、建屋流入によるたまり水増加を防ぐこと、ならびに、重要設備の被害を軽減することを目的として、自主保安として、防潮堤(アウターライズ津波対策として既設の防潮堤を北側に延長する)を設置する工事を検討中。
蜂須賀「防潮堤のように目に見える対策は安心につながる」
【資料4】福島第一原子力発電所3号機燃料取扱設備の不具合について(PDF)
【参考1】福島第一原子力発電所 中期的リスクの低減目標マップを踏まえた検討指示事項に対する工程表(PDF)


本社原子力定例会見開催日(9月18日)のご案内について(報道関係各位一斉メール)


2018年9月13日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

地下水バイパス、10:10に一時貯留タンクGr1から排水を開始
(以下、14日の日報より)17:20に排水を停止。排水量は1808m3

サブドレン他水処理施設、10:44-14:14に一時貯水タンクKから排水を実施。排水量は519m3


その他


昨日のC西タンクエリアからの堰内雨水移送中の漏えいの件。漏えい水のサンプリング結果は、134CsがND(<2.7Bq/L)、137Csが24Bq/L、全βが44Bq/L、トリチウムがND(<86Bq/L)。漏えい量は最大500L(C西エリアの堰の形状から推定)。
昨日、「H4南タンクエリアとH6タンクエリアの間のタンク堰内にたまった雨水」としたのは、「C西タンクエリア堰内にたまった雨水を移送中にH4南タンクエリアとH6タンクエリアの間で漏えい」の誤りだったので訂正。

建屋たまり水水位低下、1、2号機間および3、4号機間の連通部切離しを達成
【汚染水対策】建屋滞留水処理の進捗状況(PDF 100KB)
中長期ロードマップの2020年たまり水処理完了に向けて、建屋たまり水水位を下げてきている。
1号機と2号機の間の連通部(1号機Rw/Bと2号機Rw/Bの間。T.P. -36mm)に対し、1号機側(R/B)と2号機側(Rw/B)のたまり水水位がT.P. 約-100mm となり、安定的に水位を制御できていることを確認したことから、今日13日に、1、2号機間の連通部について切離しを達成したと判断した(なお、連通部に面している1号機Rw/Bの床面レベルは連通部と同じT.P. -36mmだが、この床面は露出せず残水を確認している)。
3、4号機間の連通部切離しは2017年12月の水位低下時に達成しており(2月1日のロードマップ進捗「2-4号機T/B中間地下階露出」参照)、これをもって、中長期ロードマップの2018年内の目標「1、2号機間および3、4号機間の滞留水連通部の切り離し」(2017年9月26日参照)を達成した。

1号機R/Bガレキ撤去作業、Xブレース撤去のモックアップ
(05:58)福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋ガレキ撤去および使用済燃料プールの保護等に向けたXブレース撤去のモックアップの様子(動画)
ガレキ撤去作業に際して使用済燃料プールの養生をおこなうのに必要なアクセスルートを確保するため、Xブレースの撤去をおこなう(作業内容については3月1日参照)
セーバーソーでXブレースの3カ所を切断したのち、把持装置でXブレースを把持。最後の1カ所をバンドソーで切断(ここだけはボルト等があり切断部の厚みがあるので、バンドソーを使う)の後、把持装置ごとクレーンで吊り上げて切り出したXブレースを撤去する。作業は全て、遠隔操作でおこなう。装置に付いているカメラで状況を確認しながら作業していくが、状況をよりよく把握するためにPackBotを補助的に使用する。Xブレースの鉄骨1カ所の切断には約1時間(ダスト発生を抑制するためにゆっくりと切る)、Xブレース1カ所の撤去に1週間くらいかかる見込み。全部で4カ所のXブレースを撤去予定。
01:30- セーバーソーによる切断。
03:59- バンドソーによる切断。
05:45- 吊り上げるクレーン。
02:15- 遠隔操作室。

2号機R/Bオペフロ残置物移動・片付け作業の状況
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋オペレーティングフロア内 残置物移動・片付作業の状況(Warriorの移動)について(PDF 146KB)
8発23日より作業を実施中。今月9月10日に、BROKK400DによるWarriorの移動作業が完了(今後の作業に干渉しないようにオペフロ内南西側に仮置きした。資料に写真あり)。引き続き、Wariorrのあった場所の周辺のフェンスの片付作業を実施中。
片付けた残置物はオペフロに持ち込んでいるコンテナに収容している。コンテナの大きさは1700mm×900mm×1000mm。4日の時点でコンテナ2個分を収容。コンテナは10個を用意している。8月23日の資料にコンテナの写真がある。

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)
共用プール建屋で8月7-9日、20-25日、27-9月1日に実施。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 77.9KB)
2015年11月12-16日と2018年8月2日-9月6日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 77.2KB)
10日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

(以下、9月22日追記。ニコ生9月18日07:12以降実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画 変更認可申請書(PDF)
変更:1号機廃棄物処理建屋における滞留水の扱いに関する変更。13日に1、2号機間の建屋たまり水連通部の切離しを達成し、1号機廃棄物処理建屋(Rw/B)の床面が露出したが、建屋内の3カ所のピットには残水が残っている。これらのたまり水を建屋たまり水から除外する変更。実施計画で、サブドレン水位は建屋たまり水水位よりも高く維持することになっているので、残水を建屋たまり水から除外しないと、サブドレン水位をそれ以上に下げられなくなる。これを避けるための変更。



ニコ生
【2018年9月13日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年09月13日 - Twilog
09/13のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)





6日の地震がきっかけの北海道の大規模停電。1Fの事故以降、原発が次々と止まっていって送電量が余裕のない状態だったのが主要な原因だと考えていいんじゃないか。苫東厚真火力発電所の復旧に時間がかかるため、経産大臣が「2割の節電をお願いしたい」とかいってるんだけれど、こんな状態でこれから北海道は冬を迎えるわけで、どうなることやら。
泊原発は新規制基準適合審査が終わっていないからまだ再稼働してないのだけれど、原発の再稼働についてどこまで規制するか、というのは技術的というよりも政治的なものだと思うので、泊原発を動かすのも選択肢のひとつだと思う。


技術の規制は政治の問題である、ということがもっと広く理解されたらいいのになって思う。「われわれは泊原発を動かすかどうかを選択することができる」ということが広く知られたらいいのにな。




2018年9月12日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:15-13:29に一時貯水タンクJから排水を実施。排水量は479m3

3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系の電動弁・空気作動弁の作動確認、および配管肉厚測定を実施することから、昨日11日より1次系を停止していたが、作業が終了し14:09に起動。冷却起動時のプール水温は31.0℃。10日参照。

10:28よりH4南タンクエリアとH6タンクエリアの間の(14日修正)タンク堰内にたまった雨水の移送を開始したところ、10:38頃に移送ホースから水が漏えいしていることを発見。漏えい範囲した水の広がりは1m×2m×1cm。拡大防止処置として雨水回収装置による移送を停止。移送に使用していた耐圧ホースに5-6cm程度の割れを確認。割れ箇所についてはテープによる養生を実施し、11:18に漏えいの停止を確認。漏えいした水はC西タンクエリアの堰内の水で、直近(6日採取)の同エリアの堰内雨水の分析結果は以下のとおり。
137Cs: 4.3Bq/L
134Cs:検出限界値未満(検出限界値:0.8Bq/L)
・全β :26Bq/L
漏えいした水については、側溝等への流れ込みはなく、排水路側溝放射線モニタにも変動はなし。
タンク堰内に溜まった雨水の移送中における漏えいについて(報道関係各位一斉メール)
タンク堰内に溜まった雨水の移送中における漏えいについて(続報)(報道関係各位一斉メール)


(以下、14日追記)この件、C西エリアの堰内雨水を移送する作業中に、H4南エリアとH6エリアの間で漏えいが発生した、ということみたい(昨日書いてる時は頭がアホで気付かなかった)。上の記述は日報からのコピペをいじったものなのだけれど、「H4南タンクエリアとH6タンクエリアの間のタンク堰内にたまった雨水の…」の「タンク堰内」より前の部分が、昨日は日報にあったのに、今日見たら削除されている。
左上は、東電のサイトにある12日の日報の今日撮ったスクリーンショット。左下は、JPubb(企業のプレスリリースを集めているサイト)に収録された同じ12日の日報。JPubbの方は古いのがそのまま残っているので、東電のサイトにあるオリジナルが書き換わっているのがわかる。
ちょっとしたミスの修正とはいえ、跡を残さない修正のやり方はいかがなものか。


その他


共用プールにおけるダストサンプリング業務の手順見直し
福島第一原子力発電所共用プールにおけるダストサンプリング業務の手順見直しについて(32.0KB)
8月20日-9月5日に、3号機使用済燃料プールからの燃料取り出しに先立ち、共用プール内に保管している使用済燃料の配置変更作業を実施した。燃料取扱い作業中は、放射性物質の管理のためにダストを測定する必要があったが、5日のダストを採取していないことが6日に判明。
東電から委託先に対し、5日分のダストを採取するよう正しく作業依頼が行われていなかったことが原因であったため、再発防止対策(作業予定と作業内容について東電と委託先で相互確認するよう手順を変更/ダスト採取していることを確認の上で燃料取扱作業にかかるよう手順を変更)を実施。
なお、前日までの共用プール建屋オペフロ階のダスト濃度に変動がなく5日も同じ作業をしていること、エリアモニターを設置しており線量率を24時間監視していて5日の測定値においても有意な上昇がないこと、構内ダストモニターおよびモニタリングポストの線量率に有意な上昇がないことを確認しており、環境への影響はないものと考えてている。

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。10日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1700Bq/L。No.2はポンプ点検により採取中止。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。6日採取(8日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)

地下水バイパス一時貯留タンクGr1のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF)
6日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日13日に排水の予定。

地下水バイパス一時貯留タンク詳細分析結果。Gr3の8月2日採取分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク詳細分析結果(PDF)

地下水バイパス加重平均サンプル分析結果。7月分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 加重平均サンプル分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクK(8日採取)と集水タンクNo.3(6日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が930Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日13日に排水の予定。




2018年9月11日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系の電動弁・空気作動弁の作動確認、および配管肉厚測定を実施することから、10:27に1次系を停止(明日12日19:00まで停止の予定)。冷却停止時のプール水温は30.3℃。10日参照。

4号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)(10月18日公開)

サブドレン他水処理施設、10:44-14:01に一時貯水タンクHから排水を実施。排水量は487m3


その他


増設多核種除去設備(B)でクロスフローフィルターの逆洗をおこなう装置から系統水が漏えい
福島第一原子力発電所増設多核種除去設備(B)逆洗を行う装置からの系統水の溢水について(177KB)
増設多核種除去設備では、前処理段階におけるクロスフローフィルターの目詰まりを取り除くために、空気圧縮機を使用した逆洗を行う装置を備えており、当該装置には、系統水や空気を圧縮した際に発生する凝縮水を受け入れるポリタンク用のドレンラインを備えている。8日12:02に漏えい検知器が動作し、当該ポリタンクから凝縮水が溢水(堰内に2.5m×0.2m×2cm)したと判断した。その後、9日に同じポリタンク内に再度、水が溜まっていたことから、水のサンプリングを行ったところ、分析結果は以下のとおり。
134Cs : 2.4×103(Bq/L)
137Cs : 2.7×104(Bq/L)
・全β  : 3.7×105(Bq/L)
再度、逆洗を行う装置の詳細構造を踏まえ確認した結果、その装置のパッキンシール部からの凝縮水ではなく系統水(処理中の水)が漏えいし、ポリタンクに流れ込んだものと推定。よって、8日にポリタンクから漏えいした水も同じ状況であることから、系統水であったと判断。なお、ポリタンクに溜まっていた水については、系統内に戻して処理する運用としており、増設多核種除去設備建屋外への流出はなし。今後、漏えいの原因について調査予定。
増設多核種除去設備(B)における逆洗を行う装置のドレンラインからの系統水の溢水について(報道関係各位一斉メール)
バックパルスポット(クロスフローフィルターを逆洗するために瞬間的にフィルターに圧力をかける装置)については2013年5月17日を参照。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(7日採取)と集水タンクNo.2(5日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が890Bq/L、第三者機関が960Bq/L。明日12日に排水の予定。

実施計画の変更認可申請(2017年11月22日提出、24日参照)が規制委に認可された。
認可:サブドレン浄化設備吸着塔構成の変更。


東京電力ホールディングス株式会社 「発見!ふくしま」キャンペーンの実施について~首都圏の皆さまに福島県産品の美味しさと魅力をお伝えします~(プレスリリース)
東京電力ホールディングス株式会社お知らせ(コメント)「発見!ふくしま」キャンペーンの実施について(お知らせ)




2018年9月10日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(10月18日公開)
1号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(10月18日公開)

サブドレン他水処理施設、10:04-13:20に一時貯水タンクGから排水を実施。排水量は487m3


その他


3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系の電動弁・空気作動弁の作動確認、および配管肉厚測定を実施することから、11日05:00-12日19:00に1次系を停止する。今日10日05:00現在のプール水温は31.2℃であり、放熱を考慮し、停止期間終了時点で約33.8℃と評価。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 369 報)(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(6日採取)と集水タンクNo.1(4日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が940Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日11日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。8月30日-9月5日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)

実施計画の変更認可申請(3月16日提出、19日参照)が規制委に認可された。
認可:Eエリアタンク撤去に伴う変更。

東京商工会議所の福島第一原子力発電所ご視察について(お知らせ)


ニコ生
【2018年9月10日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年09月11日 - Twilog
09/10のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)


2018年9月9日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:11-13:27に一貯水タンクFから排水を実施。排水量は485m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(5日採取)と集水タンクNo.6(3日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1000Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。明日10日に排水の予定。



2018年9月8日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:08-13:31に一時貯水タンクEから排水を実施。排水量は501m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。6日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1600Bq/L。
日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)(12日公開)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(4日採取)と集水タンクNo.5(2日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が960Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日9日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、6日排水時の開始サンプリング結果
福島第一 サブドレン・地下水ドレン浄化水排水に関するサンプリング結果(PDF)





6日未明に最大震度7の「北海道胆振東部地震」が発生。地震の影響で道内の消費電力の約半分を発電していた苫東厚真火力発電所が緊急停止し、需給バランスが崩れたことで北電管内全域の停電が発生(いわゆるブラックアウト)。その後、順次、送電は復旧してきているが、苫東厚真火力発電所の発電機に損傷が確認され、早期の復旧が難しくなったことで、安定的な送電ができるようになるまで、しばらく時間がかかりそうな状況。
こうなると、「泊原発が動いていれば」と思う人が当然にいる。そうすると「原発が動いていればもっとひどいことになったかも」という人も現れる。
また、道内全域で停電した影響で、泊原発の使用済燃料プールを冷却する外部電源が停止、すぐに非常用発電機が立ち上がって冷却を再開したのだけれど、「外部電源喪失・使用済燃料プール・冷却」というキーワードの組合せに反応した人も多かったようで、「やっぱり原発は怖い」と思った人も多数いた模様。
そういう中で、流れてきたツイート達。









科学の公衆理解」においては、「欠如モデル*」が社会科学者から批判されることがあるのだけれど、科学・技術の専門的な知識以前に、まずは事実関係を共有できなければその先の話に進めない。その事実関係の共有ですらこんなに難しいのに、一体どうすればいいんだろう。今回の北海道の地震に関連して、色々なツイートが流れていくけれど、どうしてこんなに話が通じないんだろう、という暗澹とする気持ちが、この7年間感じ続けた気持ちが、ぐっとよみがえってきて、なんだかつらい。

*たとえば、「欠如モデル」と「欠如モデル批判」についての覚書r_shinehaの日記)を参照。

8月末に開かれたALPS処理水の処分に関する公聴会では、地上のタンクで長期保管するのが良いという意見が複数あったのだけれど、その意見の中で、地上保管によるデメリットや予想されるリスクについてきちんと考えた意見はなかった。なぜ処分が必要なのかに対する反論もなかった。こういうところも、事実関係の共有ができてないのが理由なんだと思う。
いろんな価値観があっていいと思うし、原発を使わない道も、処理水を地上保管する道も、ないわけではないんだろう。だけれど、そうしたいからそうする、じゃ、あんまりだ。そうしたらどうなる、他の方法と比べてどこがよくて何を我慢する必要があるのか、そういうところを検討しなければ、現実的な話にならない。そういう話を聞きたい。


2018年9月7日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(10月18日公開)
2号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(10月18日公開)

サブドレン他水処理施設、10:25-14:04に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は543m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(3日採取)と集水タンクNo.4(1日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が930Bq/L、第三者機関が980Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.2Bq/L)、第三者機関が0.42Bq/L。明日8日に排水の予定。


2018年9月6日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

地下水バイパス、09:59に一時貯留タンクGr2から排水を開始
(以下、7日の日報より)16:51に排水を停止。排水量は1757m3
福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果 (南放水口付近)(PDF)(10月22日公開)

サブドレン他水処理施設、10:56-14:53に一時貯水タンクCから排水を実施。排水量は589m3
福島第一 サブドレン・地下水ドレン浄化水排水に関するサンプリング結果(PDF)(8日公開)

09:25頃、5・6号機周辺で絶縁油の漏えいが発生。絶縁油をドラム缶からタンクへ移送する作業中に、タンクへつながる配管の接続部がゆるんで漏えいした。漏えい量は5Lで、すでに回収済み。


その他


T/B地下たまり水の核種分析結果。3号機の8月27日採取分と4号機の8月9日採取分。
福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF)

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(77.1KB)
2015年11月12-16日と2018年7月23日-8月30日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(78.0KB)
9月3日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(2日採取)と集水タンクNo.3(8月31日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が860Bq/L、第三者機関が900Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.4Bq/L)、第三者機関が0.47Bq/L。明日7日に排水の予定。

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第57回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(4.79MB)
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(19.3MB)
【資料3-1】汚染水対策(24.1MB)
【資料3-2】使用済燃料プール対策(15.9MB)
1号機R/Bオペフロ調査結果(通しで4頁)
2号機R/Bオペフロ残置物撤去作業(18頁)。23日に開始。進捗状況は21頁。
2号機R/B排気設備撤去にともなう影響調査(31頁)。2号機R/B周辺の屋根雨水対策(海洋汚染防止対策。2月14日参照)で実施予定のガレキ撤去等の作業が2号機R/B排気設備と干渉するため、この排気設備の撤去が必要。撤去しても敷地境界への影響が小さいことを確認するために、事前に設備を一時停止して放出量評価(オペフロのダスト濃度測定)をおこなう。
3号機燃料取扱機の不具合(38頁)。クレーンの電源電圧設定ミスによるトラブル(6月28日参照)と合わせて、装置の品質管理に問題があったと考えている。この問題の改善ができた後に試運転を再開する。燃料取出し開始を11月に設定していた(7月26日参照)が、現実には難しい。スケジュールについは改めて精査・見直しをおこなう。
3号機クレーンの停止および定格荷重超過(56頁)
1/2号機排気筒の解体(60頁)。遠隔解体の実証試験を8月28日に開始(61頁に写真)。スケジュールは62頁。3月より解体工事に入る予定。
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(123KB)
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(704KB)
【資料3-5】循環注水冷却(2.59MB)
2号機格納容器内圧力の減圧試験の実施状況(速報)(3頁)6月28日参照。7月24日-8月31日にステップ1(約1kPa減圧、圧力調整等はおこなわないで傾向監視)を実施。この間、水素ガス濃度等の監視パラメータに有意な変動は見られていない。格納容器内圧力の変動は、調整をしなくても約2.1-4.0kPaだった。この結果を踏まえ、ステップ2における減圧幅を評価し、10-11月に実施する予定。
【資料3-6】環境線量低減対策(7.01MB)
【資料3-7】労働環境改善(3.90MB)

放射線データの概要 8月分(8月1日~8月31日)(PDF)
A排水路で8月下旬に全βと137Cs濃度が上昇したが、その後、低下している(2頁左図)。トリチウム濃度は変化しておらず、全βと137Cs濃度が同じような挙動で示したことや現場確認の状況などから、フォールアウトにより汚染した土砂が排水路に流入したもとの考える。


ニコ生
【2018年9月6日】東京電力 「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年09月06日 - Twilog
09/06のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2018年9月5日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:13-13:43に一時貯水タンクBから排水を実施。排水量は522m3


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。3日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1600Bq/L。

地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF)
8月30日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日6日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(1日採取)と集水タンクNo.2(8月30日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が910Bq/L、第三者機関が970Bq/L。全β濃度は東電がND(<0.72Bq/L)、第三者機関が0.43Bq/L。明日6日に排水の予定。


2018年9月4日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(10月18日公開)
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(10月18日公開)

サブドレン他水処理施設、10:08-13:36に一時貯水タンクAから排水を実施。排水量は515m3


その他


6号機T/B地下電源ケーブルの是正状況
福島第一原子力発電所6号機タービン建屋地下電源ケーブルの是正状況について(381KB)
6号機T/B地下において、震災以降に敷設した電源ケーブルが一部垂れ下がっている状態となっていたので、上部に架線する是正を実施した。本件を踏まえ、5・6号機建屋の他、免震重要棟、共用プール建屋、新事務本館など(1-4号機は除く)を対象に、同様の箇所が無いか調査し、順次、是正対応していく。また、本件は、労働安全衛生法の違反に該当するものとして9月3日に富岡労働基準監督署から是正勧告を受けている。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。8月30日採取(9月1日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(8月31日採取)と集水タンクNo.1(8月29日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が970Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.1Bq/L)、第三者機関が0.43Bq/L。明日5日に排水の予定。



2018年9月3日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:09-13:36に一時貯水タンクLから排水を実施。排水量は511m3


その他


月初なので、温度計の信頼性評価を規制委に提出。
福島第一原子力発電所第1号機、第2号機及び第3号機の原子炉内温度計並びに原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(PDF)
評価区分の変更はなし。

7月のR/Bからの追加的放出放射能量の評価結果
原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果(PDF)
1-4号機R/Bからの放出は4.8×104Bq/h未満で、放出管理の目標値(1.0×107Bq/h)を下回っていることを確認。また、これによる敷地境界の空気中放射能濃度は134Csが2.7×10-12Bq/cm3137Csが1.2×10-11Bq/cm3であり、これが1年間継続した場合の敷地境界における被曝線量は0.00029mSv未満となる。評価の詳細は3頁以降。評価方法は2015年4月30日を参照。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第 368 報)(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(8月30日採取)と集水タンクNo.6(8月28日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が950Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日4日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。8月23-29日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)

(以下、9月11日追記)実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画 変更認可申請書(PDF)
変更:仮設保管設備の廃止及び平成32年度までの放射性固体廃棄物等の想定保管量と保管容量の反映。一時保管エリアAの仮設保管施設(表面線量が30mSv/h未満のガレキを収容)で保管しているガレキ類を減容の上、覆土式一時保管施設第4槽に搬入する(2014年8月28日参照)。空いた仮設保管施設は廃止して、低線量のガレキ保管施設に転用する。


ニコ生
【2018年9月3日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年09月03日 - Twilog
09/03のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2018年9月2日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:11-13:45に一時貯水タンクKから排水を実施。排水量は529m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(8月29日採取)と集水タンクNo.5(8月27日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1000Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.4Bq/L)、第三者機関が0.42Bq/L。明日3日に排水の予定。




2018年9月1日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:13-13:46に一時貯水タンクJから排水を実施。排水量は528m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。8月30日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1700Bq/L。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)(4日公開)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクK(8月28日採取)と集水タンクNo.4(8月26日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が990Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.4Bq/L)、第三者機関が0.45Bq/L。明日2日に排水の予定。