リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2021年4月30日(金)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

サブドレン他水処理施設、10:26に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、1日の日報より)15:09に排水を停止。排水量は703m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(26日採取)と集水タンクNo.5(24日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1000Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。全β濃度は東電がND(<1.9Bq/L)、第三者機関が0.37Bq/L。5月2日に排水の予定。

東京電力ホールディングスの関係職員1名(1Fの作業に従事)および東京電力パワーグリッドの社員1名(東京都内事業所勤務)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。

3日(月)は祝日のため会見はお休み。



2021年4月29日(木・昭和の日)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

地下水バイパス、10:01に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、30日の日報より)15:51に排水を停止。排水量は1590m3


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。22日採取(24日既報)の第三者機関の分析結果。No.10はポンプ点検のため採取中止。

地下水バイパス一時貯留タンクGrのサンプリング結果
地下水バイパス一時貯留タンク水 排水前分析結果(PDF)
日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(25日採取)と集水タンクNo.4(22日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が830Bq/L、第三者機関が860Bq/L。5月1日に排水の予定。

東京電力ホールディングスの関係職員3名(1Fの作業に従事する1名とKKの作業に従事する2名)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。



2021年4月28日(水)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。26日採取分。
No.10のトリチウムはポンプ点検のため採取中止。

地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
21日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日29日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(24日採取)と集水タンクNo.3(21日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が870Bq/L、第三者機関が910Bq/L。30日に排水の予定。

以下の3名が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。
東京電力ホールディングス 関係職員 2名(柏崎刈羽原子力発電所の作業に従事)
東京電力パワーグリッド  社員   1名(東京都内事業所勤務)





2021年4月27日(火)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

サブドレン他水処理施設、10:03-14:16に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は628m3

09:14、6号機T/B地下1階ヒータールーム内にあるCO2消火設備の配管の下部等に油らしきものがあるのを当社社員が確認、双葉消防本部へ119番通報。
現場を確認した結果、結露水と判断し、10:30に消防により「その他誤報」と判断された。
その後の現場確認において、10:55に同ヒータールーム内にあるITV用端子箱内に油がたまっているのを発見。たまりの大きさは約20cm×約15cm×深さ約3mmで、漏えいは継続していない。油は拭き取り回収をおこない、油の流入がないことを確認。
その後、消防による現場確認の結果、13:00に両事象について「油漏えい事象」と判断された。両事象の発生場所は2-3mの距離にある。
今後、油が漏れた原因について場確認等を行い、原因が分かり次第、適切に再発防止対策を講じる。


その他


1Fにおける新型コロナウイルス対策
24日までに、1F関係の感染者は15名(社員1名、協力企業作業員13名、取引先企業従業員1名)。5日にまん延防止等重点措置が適用されたのを踏まえた対策の見直し(前回は3月25日)。

月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省へ提出。
3月の最大被曝線量は9.47mSv、平均値は0.39mSv(APD値)。四半期ごとの集計あり。

東京電力パワーグリッドの社員1名(神奈川県内事業所勤務)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。


今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第89回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
多核種除去設備等処理⽔の定義⾒直し及びタンクに保管されているトリチウム量について(通しで78頁)ALPS処理水の定義(79頁):ALPS処理で告示濃度比総和1未満(出口7核種推定)がALPS処理水。1回以上ALPS処理をおこない告示濃度比総和1以上(出口7核種推定、汚染されたタンクの再利用で汚染度が上昇したしたもの(2020年7月30日ロードマップ会見参照)を含む)および告示比未評価が処理途上水。ALPS処理水と処理途上水を合わせてALPS処理水等。汚染水-(セシウム吸着装置、淡水化装置)→Sr処理水-(ALPS)→処理途上水-(二次処理設備)→ALPS処理水(80頁)。タンク内トリチウム総量評価(82頁):4月1日時点でタンクに貯留しているALPS処理水等に含まれるトリチウムは約780兆Bq(貯留水量は約125万m3。2019年11月18日ALPS処理水小委に提出した資料の評価(約856兆Bq)より減っているのは、Sr処理水の処理が進んで貯留水の実測が進んだ結果、貯留水量推定が減ったこと、推定に用いたトリチウム濃度が実際の濃度より低かったことが原因)。なお、現在R/B内に存在するトリチウムの推定総量は約1150兆Bq。今後、汚染水の発生量に比例して建屋外に持ち出されるが、移行係数にも依存するので持ち出し量の予想は難しい。
【資料1】プラントの状況(2.96MB)(PDF)
【資料3-1】汚染水対策(6.25MB)(PDF)
プロセス主建屋・高温焼却炉建屋における地下階環境調査の実施について(通しで3頁)
1号機R/Bカバー(残置部)解体の状況について(通しで3頁)。大型カバー設置のため、干渉する建屋カバー(残置部)の解体を2020年12月19日より開始。4月下旬時点で梁・柱(上段部)を解体中(4頁右下写真)。また、大型カバー設置に向けた仮設構台の組み立て作業を構外ヤードで実施中。スケジュールは5頁。9月より大型カバー設置工事に着手予定。
1号機格納容器内部調査アクセスルート構築 ⼲渉物切断作業の状況(通しで3頁)。23-26日の予定で干渉物調査を開始した(22日参照)が、23⽇のカメラ装置インストールに時間を要したこと、また、24⽇に監視⽤カメラの視界不良が発⽣し予備品と交換したことから、日程を23-29⽇の7⽇間に変更。取得した映像データをもとに、干渉物の位置評価を実施中(8頁)。
2号機試験的取出しの準備状況(12頁)。現在、ロボットアームをエンクロージャーに組込み、動作確認を実施中(14頁)。今後、最終動作確認、梱包の後、日本へ輸送予定。年度当初に日本への輸送および性能確認試験等の実施を予定していたが、英国および日本における新型コロナウィルスの感染状況や入国制限、動作確認の対応状況を考慮し、一部の性能確認試験等を英国で実施することとした(英国の状況が改善したので)。輸送時期については精査中(スケジュールは15頁)。
1号機格納容器水位低減計画(16頁)4月19日と同じ資料。
【資料3-5】循環注水冷却(1.98MB)(PDF)
3号機原子炉注水停止試験結果(速報)(通しで4頁)。7-16日(7日間)に注水を停止(試験は23日に終了)。格納容器水位の挙動(6頁):13日までは低下幅が大きかったが、以降は緩やか(水位の低下は全部で約50cm)。水位変化と大気圧変化(7頁):大気圧が大きいと水位が若干低くなる。格納容器温度の推移(8頁):注水停止後、緩やかに温度上昇。圧力容器底部温度の推移(10頁):温度上昇は格納容器温度よりも小さい。ダスト・希ガス(X135)の推移(13頁):有意な上昇なし。格納容器ガス管理システムの試料採取(16頁):試験前および試験中に、ガス管理システムのフィルターを通る前のダストおよび凝縮水を採取(17頁)・分析を実施(17頁にダスト、18頁に凝縮水の結果)。まとめ(19頁):13日以降、水位低下が緩やかになったあたりは主蒸気配管伸縮継手部下端の高さに相当しており、主要な漏えいは当該箇所と推定。注水停止中の水位低下状況を踏まえて、今後の注水のあり方(格納容器(MSIV室)からの漏えいを長期にわたって抑制していく。短期的には現在の注水量3m3/hから減らしていく。並行して、より長い注水停止について、温度やダストへの影響を踏まえつつ計画していく)を検討していく。
3号機原子炉注水停止試験時のMSIV室内の状況(25頁)19日参照。注水再開後(26日)の調査で、主蒸気配管A伸縮継手部下側の水面に漏えいによると考えられる揺れ・波を確認(試験開始前(6日)に同様の事象が確認されたが、注水停止中(14日)には見られなかったもの)。また、主蒸気配管B、C、D(前回2014年調査で漏えいが確認された場所)、主蒸気系ドレン配管については漏えいはなかった(29頁)。現状の調査装置では確認できる範囲が限られていることから、漏えい個所の特定にむけて、対応を検討する。
【資料3-7】労働環境改善(2.65MB)(PDF)
2020年度の災害発生状況と2021年度の安全活動計画(通しで11頁)
【資料4】その他(1.12MB)(PDF)
以下、経産省のサイトから。
言及された話題:ALPS処理水処分方針決定/プロセス主建屋・高温焼却炉建屋地下のゼオライト土のう調査/1号機R/Bカバー残置部解体/1号機格納容器内部調査アクセスルート構築作業/2号機燃料デブリ試験的取出し/1号機格納容器水位低減/3号機注水停止試験速報/3号機MSIV室内調査結果/2020年度災害発生状況




動画

文字起こし、実況など




2021年4月26日(月)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

サブドレン他水処理施設、11:08に一時貯水タンクCから排水を開始
(以下、27日の日報より)15:06に排水を停止。排水量は591m3


その他


昨日25日のFエリアI4・I7タンクフランジ部からの漏えいの件。25日参照。
漏えい箇所については、資機材の準備ができ次第、止水材で補修したのち、貯留水の移送を予定。漏えいの原因は調査中。
I7タンクは2月13日の地震の後にも漏えいがあったが、漏えいした箇所は異なるところ。

魚介類のサンプリング結果

水処理週報

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。15-21日の移送量。
先週公表分について、評価を見直して更新した(3号機原子炉注水停止試験にともなう炉注水停止および再開により、炉注水が建屋へ流出する分が変動する事象を考慮に入れて再評価した。今後、注水停止の際には同様の考え方で評価をしていく。なお、長期で見れば流出量に違いはないので、これまでの分の見直しはおこなわない)。

東京電力ホールディングスの社員1名(東京都内事業所勤務)および東京電力パワーグリッドの社員1名(茨城県内事業所勤務)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。

連休中の会見スケジュール。29日(木)、5月3日(月)は祝日なのでお休み。5月6日より通常通りの開催。

29日(木)は祝日なので、今月のロードマップ会見は明日27日におこなう。



動画



文字起こし、実況など



2021年4月25日(日)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

15:09頃、FエリアI4、I7タンク本体フランジ部の最下部より水が滴下していることを発見。漏えいした水の広がりは、I4タンクで約20cm×10cm×深さ1mm、I7タンクで約60cm×50cm×深さ1mm。水受けを設置し、漏えいした水は堰内にとどまっている。なお、Fエリアのタンク内包水の放射能濃度(3月18日採取分)は、134Csが1.78Bq/L、137Csが4.61×101Bq/L、全βが1.93×103Bq/L


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(21日採取)と集水タンクNo.1(19日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が860Bq/L、第三者機関が880Bq/L。27日に排水の予定。

東京電力ホールディングスの関係職員2名(KKの作業に従事)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。



2021年4月24日(土)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。22日採取分。
No.3は系統点検のため、No.10はポンプ点検のため、いずれも採取中止。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(20日採取)と集水タンクNo.6(18日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電、第三者機関ともに1000Bq/L。26日に排水の予定。


東京電力ホールディングスの関係職員1名(KKの作業に従事)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。



2021年4月23日(金)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

(以下、24日の日報より)3号機原子炉注水停止試験(1、8日参照)。14:56に以下のように注水量を変更し、変更前に戻った: 
給水系     :  0 m3/h → 1.5 m3/h
炉心スプレー系 :3.0 m3/h → 1.5 m3/h

サブドレン他水処理施設、10:19に一時貯水タンクLから排水を開始
(以下、24日の日報より)に14:22排水を停止。排水量は603m3


その他


3月のR/Bからの追加的放出放射能量の評価結果
1-4号機R/Bからの放出は1.7×104Bq/h未満で、放出管理の目標値(1.0×107Bq/h)を下回っていることを確認。また、これによる敷地境界の空気中放射能濃度は134Csが2.3×10-12Bq/cm3(告示濃度:2×10-5Bq/cm3)、137Csが3.2×10-12Bq/cm3(告示濃度:3×10-5Bq/cm3)であり、いずれも告示濃度を下回っている。これが1年間継続した場合の敷地境界における被曝線量は0.05μSv未満となる。評価の詳細は2頁以降。評価方法は2015年4月30日(5/6号機については2019年11月28日)を参照。

1-4号機R/B上部でのダストサンプリング結果(1号機は3月9日、2号機は3月5、10日、3号機は3月15日、4号機は3月2日に実施)と1-3号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリング結果(1号機は3月8日、2号機は3月19日、3号機は3月12日に実施)、および、R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果


東京電力パワーグリッドの社員1名(東京都内事業所勤務)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。


2021年4月22日(木)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

地下水バイパス
、10:33に一時貯留タンクGr2から排水を開始
(以下、23日の日報より)16:18に排水を停止。排水量は1592m3

サブドレン他水処理施設、11:13に一時貯水タンクJから排水を開始
(以下、23日の日報より)15:21に排水を停止。排水量は618m3

12:08に、No.1 C危険物屋外貯蔵所内に保管しているドラム缶の上部キャップから油が漏えいしていることを発見。
漏えいしたのはエンジン作動油(潤滑油)。漏えいした油の広がりは約1m×1m×1mmで堰内にとどまっており、中和処理を実施。12:45に双葉消防本部へ119番通報。当該ドラム缶内の油については、別のドラム缶へ移し替えが完了。なお、No.1 C危険物屋外貯蔵所内に保管している他のドラム缶には、漏えいが無いことを確認。13:49に双葉消防本部より「危険物の漏えい事象」と判断された。
漏えいの原因は調査中。


その他


一時保管エリアW2に保管していたコンテナ37基の調査結果(速報)
物揚場排水路PSFモニターで高警報発生の件の続き。12、19日参照。
外面の目視点検:37基全てで貫通部および漏えい跡はなかった。
内容物:車両解体金属片(33基)、廃石綿(1基。フレキシブルコンテナバッグに収められた状態で保管)、内容物なし(3基)。
著しい腐食が確認された1基(5、12日参照)は、コンテナ3段積みの最上段にあった。その下にあったコンテナの表面汚染密度は、最下段(詳細は3頁)、中段(同4頁)ともに右面が高かった。最上段のコンテナの腐食箇所は同じく右面であり、最上段のコンテナから漏えいした内容物が中段と最下段のコンテナの右面を伝って地表面に移行した可能性がある。
現在、腐食が確認されたコンテナ内から採取された水(12日参照)とW2エリアから回収されたゲル状塊(ゲル上の物質を含んだ土。3月24、25日参照)の性状分析をおこなっており、両者の関連性を評価していく。また、物揚場排水路PSFモニター高警報とW2エリアのゲル状塊との関連性については、上記評価の結果等を踏まえて総合的に評価する。
W2エリアのアスファルトはぎ取りと再舗装・塗装は、汚染の高かった120m2について20日までに完了した。

1号機格納容器内部調査アクセスルート構築作業干渉物調査(2020年12月24日参照)を明日23日より開始する。
1月21日に新規開発したカメラ装置を取り付ける作業中に格納容器圧力低下が発生し、その後、対策を講じていた(4月5日参照)が、この作業が完了したので、明日23日より調査を開始する(26日までの予定)。

プロセス主建屋での身体汚染に関する再発防止対策の追加
3月25日に公表した対策に追加する。当日の時系列に関する情報も追加。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。15日採取(17日既報)の第三者機関の分析結果。ポンプ点検のため採取中止。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(18日採取)と集水タンクNo.5(16日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が940Bq/L、第三者機関が960Bq/L。明日23日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設一時貯水タンクの詳細分析結果。一時貯水タンクAの3月2日採取分。

サブドレン他水処理施設、加重平均サンプル分析結果。2月分。

(ALPS処理水放出に関連して、経産省主催の「多核種除去設備等処理水の取扱いに係る関係者の御意見を伺う場」で魚の飼育についての提案があったが、東電が処理水を使った魚の飼育をすることになった経緯について教えてという質問に応えて)関係者から様々な意見を聞く中で、そのような話もあった。安心につながることは手を尽くしてほしいという意見があったので実施することとした。
第5回「御意見を伺う場」議事録に、そのような提案をした発言がある。

東京電力ホールディングスの関係職員1名(KKの作業に従事)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。



動画



文字起こし、実況など



2021年4月21日(水)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。19日採取分。
No.10はポンプ点検のため採取中止。

地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
14日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日22日に排水の予定。

地下水バイパス一時貯留タンク詳細分析結果。Gr2の3月3日採取分。

地下水バイパス加重平均サンプル分析結果。2月分。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(17日採取)と集水タンクNo.4(15日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が990Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日22日に排水の予定。

以下の3名が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。
東京電力パワーグリッド   社員   1名(茨城県内事業所勤務)
東京電力エナジーパートナー 関係職員 2名(東京都内事業所勤務)




2021年4月20日(火)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

サブドレン他水処理施設、10:28-14:40に一時貯水タンクGから排水を実施。排水量は626m3


その他


東京電力パワーグリッドの社員2名(埼玉県内事業所勤務)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。


2021年4月19日(月)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

サブドレン他水処理施設、10:44に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、20日の日報より)15:12に排水を停止。排水量は666m3

11:52頃、シールド中央制御室建屋脇のエフレックス管から水が漏えいしているのを発見。その後の現場確認で、Cエリアタンク解体後にエリア内にたまった雨水を、水中ポンプを使用して同じCエリアに排水をおこなっており、この水が隣接しているシールド中央制御室建屋脇のエフレックス管の敷設エリアまで流れてきていたことが判明。
12:08に当該水中ポンプを停止し、水の流れは停止。
このことから、13:45に、この漏えいと思われた水は雨水と判断した。
なお、当該水の放射能測定した結果、バックグラウンドと同等だった。また、各排水路モニターの指示値についても有意な変動は見られず。


その他


水処理週報。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(15日採取)と集水タンクNo.3(13日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が950Bq/L、第三者機関が940Bq/L。明日20日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。8-14日の移送量。


今日、規制委の第90回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
Youtube42:00以降、「燃料デブリ、使用済燃料といったリスクの高いものをより安全に保管していくのが廃炉推進カンパニーの重要なミッションである。保管に必要な場所を確保するために、処理水放出で空いたタンクを撤去してできた空き地を有効活用していきたい」との趣旨の発言が松純さんからあり。16日の会見でも同様の発言があったような。デブリを敷地内で保管するという話は、これまではっきりと言われたことはなかったんじゃないかな。
耐震性向上のため、1、3号機格納容器水位を低減する(2号機と同じような「掛け流し」にする)計画(1頁)。1号機では、S/C損傷時に内包水が系外に流出するのを抑制するために、段階的にS/C水位を下げる(2023年以降、漏えいしてもR/B内にとどまるようにT.P. 2860(S/C中央付近)まで低下。2030年度以降は、漏えいしても建屋ーサブドレン水位が逆転しないようにT.P. 60(S/C下部)まで低下。2頁)。水位の監視強化のため、S/Cへの窒素ガス封入ラインに圧力計を追設し、系統圧力を評価することで水位トレンドの確認ができないか検討中、接点式水位系との比較や温度・圧力による水位換算式の補正を行い、5月上旬以降に運開を計画(6頁)。
3号機原子炉注水停止試験結果(速報)(1頁)。停止期間は9-16日。13日頃までは水位低下幅が大きかったが、それ以降は緩やかとなった(主蒸気配管伸縮継手部下端を下回ったあたり)ことから、主な漏えいは当該高さ付近と想定(3頁)。14頁にまとめ。
注水試験時のMSIV室内の状況(19頁)7日参照。2014年調査で漏えいが確認された主蒸気配管Dは、注水停止前には漏えいがなかったが、注水停止中の14日の調査でも同様に漏えいは確認されず(21頁)。また、注水停止前に漏えいが推定されていた主蒸気配管Aからの漏えいは、注水停止中の14日の調査では水面の揺れや流水音は確認されず(23頁。動画が会議中に紹介されていた。Youtube動画1:27:13)。
一時保管エリアWのガレキ類収容コンテナの内部調査(18頁)。9日に調査の完了したコンテナ1基(12日参照)を除く37基のうち、14基について調査が完了。異常はなかった。
固体廃棄物の発生から保管までの流れ(26頁)
ガレキ等の分類と一時保管(27頁)
ガレキ類・使用済保護衣等の管理状況(28頁)
屋外のガレキ類・使用済保護衣等一時保管エリアの点検(30頁)。点検目的:一時保管エリアWでガレキ類を収容したコンテナの腐食部から放射性物質が漏えいした可能性のある事象が発生したことを踏まえ、屋外の一時保管エリアのバウンダリー機能健全性を確認する。実施するのは外観目視点検(30頁)と内容物確認(31頁)。外観目視点検の対象は、保管方法の分類上、バウンダリー機能(容器、シート養生)が必要なもの(2017年12月以前の古い容器(優先順位1)および2017年12月以降の比較的新しい容器(優先順位2))。内容物確認の対象は、2017年12月以前の古い容器(7日参照)
点検スケジュール(32頁)。外観目視点検の優先順位1はすでに開始、終了後、5月に優先順2を開始。内容物確認は7月より実施。容器の内容物はガレキなど固体状のものであるため、容器が破損したとしても直ちに放射性物質が飛散しないと考え、長期保守管理計画として「事後保全(BDM)」としていたが、一時保管エリアWの事象を踏まえ見直す予定。
地震後の確認により、廃炉作業に必要な設備に大きな異常のないことは確認したものの、一部の設備に地震の影響(コンテナ傾き・転倒等)があったことを踏まえ、地震の影響がおよび可能性のある部位に着目した点検を実施する(設備点検の方針書(実施範囲、内容、評価基準、スケジュール等)を策定する。5頁)。代表機器に対しては、2月13日の地震同レベルでの耐震評価を実施する(9頁)。点検結果と耐震評価結果を踏まえて、設備の健全性を評価する。また、知見拡充のため、33.5m盤(Dタンクエリアおよび比較対象エリアで複数箇所を想定)に地震計を設置する(上期中を目途に。38頁)。
以下、規制庁のサイトより。
提出された実施計画の審査は公開の審査会合によりおこなうとのこと。



以下の計3名が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。
東京電力ホールディングス 社員 1名(東京都内事業所勤務)
東京電力パワーグリッド  社員 1名(東京都内事業所勤務)
東京電力パワーグリッド  社員 1名(千葉県内事業所勤務)







動画



文字起こし、実況など



2021年4月18日(日)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(14日採取)と集水タンクNo.2(12日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が980Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日19日に排水の予定。

東京電力ホールディングスの関係職員1名(1Fの作業に従事)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。


今日、廃炉・汚染水対策福島評議会(第22回)があった。以下、経産省のサイトより。



2021年4月17日(土)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

サブドレン他水処理施設、10:36-13:42に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は462m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。15日採取分。
No.10はポンプ点検のため採取中止。




2021年4月16日(金)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

(以下、17日の日報より)3号機原子炉注水停止試験、9日より原子炉注水を停止していたが、15:24に以下の通り注水量を変更して原子炉注水を再開した:
炉心スプレー系:0 m3/h → 3.0 m3/h

サブドレン他水処理施設、10:13に一時貯水タンクCから排水を開始
(以下、17日の日報より)14:22に排水を停止。排水量は620m3


その他


トレンチ内のたまり水の調査(2020年度分)の結果。
2011年12月18日に共用プールダクトのたまり水が発見されたのをきっかけに毎年行っているもの。対象箇所、ずいぶん減ったねぇ。

水処理設備内の処理水分析結果。採取箇所は2011年11月18日の資料を参照。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(12日採取)と集水タンクNo.6(10日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が930Bq/L、第三者機関が960Bq/L。明日17日に排水の予定。

ALPS処理水処分に関する政府の基本方針が13日に発表されたのを受けて、東電の対応を説明する。2020年3月24日、2021年4月13日参照。
ALPS処理水の海洋放出に必要な設備等の設計および運用(3頁)。必要に応じて二次処理を実施した後にサンプルタンクに貯留し、ALPS除去対象の62核種と14Cおよびトリチウムの濃度を測定(第三者による測定も実施。2020年度に実施した二次処理試験の実績では、64核種を測定するには約2ヶ月を要した)。これを大量の海水で希釈(100倍以上)しながら放出する。放出水のトリチウム濃度は1500Bq/L未満(地下水バイパス、サブドレンと同じ運用基準)とする(これを超えないように海水による希釈率を設定する)。放出水に含まれるトリチウムから出るβ線はエネルギーが弱く連続測定ができないため、放出水(および放出後の海水)中のトリチウム濃度の実測値についてはサンプリングの後に測定を実施し、事後的に報告することとなる。開始当初は少量の放出から始める。トリチウムの年間放出量は、当面、事故前の1Fの放出管理目標値の年間22兆Bqの範囲内でおこない、廃炉の進捗等に応じて適宜見直す(廃炉終了までの期間を通じて放出をおこなう予定であり、年間22兆Bqを越えずに放出を完了できるのではないかと予想する)。海洋への放出場所は、5、6号機側放水口を候補として考えている。
現在、タンクに貯留している処理水の量は2020年12月末時点で115m3。このうち、含まれる放射性核種の告示濃度限度比総和が1未満のものが32万m3、1以上が80万m3(その他の貯留水が3万m3)。これらの処理水に含まれるトリチウムの総量は約780兆Bq(四半期ごとに満水になったタンクについて濃度評価をおこなっており、その集計によるもの)。
環境モニタリング(4頁)。海水モニタリングは、これまでの137Cs中心の体制に加えてトリチウムについて採取地点と頻度を強化する。また、魚類・海藻類の採取数を増やす。これを、放出開始予定の1年前に開始。また、ALPS処理水中の放射能に関する実証的な情報を提供するために、魚類等の飼育試験を1F構内でおこなう。
IAEAによる安全性の確認(5頁)。処分の開始前後にレビューを受ける。
風評影響への対応、風評被害への対策(6頁)。コミュニケーション(7頁)、賠償(8頁)。
トリチウム分離技術に関する調査(9頁)。処分期間中も、トリチウム分離技術に関する新たな技術動向について、継続的に注視していく。
今後、この案について関係者の意見を聞いて必要なら修正して細部を詰めていく。その後に実施計画の変更を申請する段取り。スケジュールありきではなく、必要な手順をきちんと踏んでいく、とのこと。
動画1:36:30過ぎ、方針決定に至るまで東電の主体性が見えないという批判に対して、小早川社長「批判があったことについては承知しているが、事故の当事者として、処理水の扱いについて、そのあり方や科学的な安全性についてお願いするような立場にはないと考えていた。」
2:10:40過ぎ、放出終了までの貯留タンクの安全性について、小野さん「溶接タンクの耐用年数は十分にあると考える(例えば、1Fのろ過水タンクは設置からずっと同じものを使用している)が、安全に使い続けるためには保守点検計画が重要。」




風評被害抑制および風評被害が生じた場合の対策について検討するためのワーキンググループを設置し、関係者からのヒアリング等を実施。課題を整理し、年内を目途に中長期的な取り組みの行動計画を策定する。


動画
(02:16:24)多核種除去設備等処理水の処分に関する政府の基本方針を踏まえた当社の対応に関する記者会見(本家動画)

文字起こし、実況など




2021年4月15日(木)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

3号機原子炉注水試験
(1、8日参照)、9日より原子炉注水を停止中

地下水バイパス、09:55に一時貯留タンクGr1から排水を開始
(以下、16日の日報より)16:26に排水を停止。排水量は1759m3

サブドレン他水処理施設、10:33-13:48に一時貯水タンクBから排水を実施。排水量は485m3


その他


2月13日の地震によるタンク滑動の件。2月25日参照。
J5エリアに設置されている連結管総数46カ所のうち、滑動が確認されているタンク7基に接続している連結管14カ所について、保温材を外しての詳細点検が今日15日に完了し、メーカー推奨範囲内であることを確認した。
これにより、Dエリア以外でタンクの滑動が確認されているタンクエリア(B、H1、H4北、H4南、J4、J5)に設置してある連結管320カ所中、滑動が確認されているタンクへ接続されている連結管79カ所について、保温材を外しての詳細点検が完了し、Dエリア以外でメーカー推奨範囲を超えているものがないことを確認した。
Dタンクエリアの連結管でメーカー推奨範囲を超えた12カ所は連結管に接続する弁を閉止しており、漏えい防止のため、これらの連結管を取外して閉止板を取付ける作業を昨日14日までに完了している。今後、新しい連結管への取替えを計画していく。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。8日採取(10日既報)の第三者機関の分析結果。ポンプ点検のため採取中止。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(11日採取)と集水タンクNo.5(9日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が940Bq/L、第三者機関が970Bq/L。明日16日に排水の予定。

東京電力ホールディングスの社員2名(KK勤務)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。

司会の人、今日は新しい人が登場。オカダさん。




動画



文字起こし、実況など



2021年4月14日(水)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

3号機原子炉注水試験
(1、8日参照)、9日より原子炉注水を停止中

サブドレン他水処理施設、10:49-13:34に一時貯水タンクLから排水を実施。排水量は409m3


その他


2月13日の地震によるタンク滑動の件。2月25日参照。
J4タンクエリアに設置されている連結管総数44カ所のうち、滑動が確認されているタンク3基に接続している連結管8カ所について、保温材を外しての詳細点検が昨日13日に完了。メーカ推奨変位値を超えているものはなかった。

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。12日採取分。
No.10はポンプ点検のため採取中止。

地下水バイパス一時貯留タンクGr1のサンプリング結果
7日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日15日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(10日採取)と集水タンクNo.4(8日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が930Bq/L、第三者機関が950Bq/L。明日15日に排水の予定。

東京電力ホールディングスの社員1名(KK勤務)および東京電力ホールディングスの関係職員1名(2Fの作業に従事)の計2名が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。

「原子力規制委員会が柏崎刈羽原子力発電所に対する原子力規制検査の対応区分を第1区分に変更することを通知する日まで、柏崎刈羽原子力発電所において、特定核燃料物質を移動してはならない」とする命令を受領。
KKの核物質防護上の不適合事案の関連。




2021年4月13日(火)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

3号機原子炉注水試験
(1、8日参照)、9日より原子炉注水を停止中

サブドレン他水処理施設、10:11に一時貯水タンクJから排水を開始
(以下、14日の日報より)14:57に排水を停止。排水量は711m3


その他


7日公表資料の固体廃棄物を収容しているコンテナの集計表に誤りがあったので訂正する。
資料4頁(【参考】コンテナの保管状況(2021年2⽉末時点のコンテナ数)の表で、一時保管エリアP1の屋外集積分(不燃物)の内、「内容物を速やかに把握できるコンテナ」の数が誤っていた(誤:760、正:666)。集計の際に一部を二重計上したのが原因。他の数字については誤りがないことを確認した。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(9日採取)と集水タンクNo.3(7日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が860Bq/L、第三者機関が890Bq/L。明日13日に排水の予定。

東京電力エナジーパートナーの関係職員2名(東京都内事業所勤務および大阪府内事業所勤務の各1名)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。

「本日、「廃炉・汚染水・処理水対策関係閣僚等会議(第5回)」が開催され、福島第一原子力発電所における多核種除去設備等処理水の処分に関する政府の基本方針が決定されました。」
「当社は、この基本方針に基づき、国際基準に準拠した原子力安全に係る規制をはじめ各種法令等を厳格に遵守することはもとより、風評影響を最大限抑制するための対応を徹底するべく取り組んでまいります。」
「なお、政府の基本方針を受けた当社の対応方針につきましては、とりまとまり次第、あらためてお知らせしてまいります。」


今日、廃炉・汚染水・処理水対策関係閣僚会議(第5回)があり、ALPS処理水処分について政府の基本方針が示された。
処分方法は、ALPS処理水を希釈の上、海洋放出とする。開始時期は2年後を目途とし、1F敷地から放出する(外部に持ち出さない)。また「ALPS処理水の処分に関する基本方針の着実な実行に向けた関係閣僚等会議」を新たに設置する。
「廃炉・汚染水対策関係閣僚会議」の名称を「廃炉・汚染水・処理水対策関係閣僚会議」に変更(汚染水と処理水を区別するため)。その他の会議等の名称も「廃炉・汚染水対策」を「廃炉・汚染水・処理水対策」に変更。


「東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の処分に関する基本方針の決定を機に、風評被害の防止を目的に、「ALPS処理水」の定義を変更します。
今後は、「トリチウム以外の核種について、環境放出の際の規制基準を満たす水」のみを「ALPS処理水」と呼称することとします。」

2021年4月12日(月)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

3号機原子炉注水試験
(1、8日参照)、9日より原子炉注水を停止中

サブドレン他水処理施設、10:26に一時貯水タンクHから排水を開始
(以下、13日の日報より)14:48に排水を停止。排水量は651m3


その他


3月2日の物揚場排水路PSFモニター高警報の件。3月2、25日、4月5日参照。
一時保管エリアW2に保管していたコンテナのうち、著しい腐食が確認され1日より内部調査をおこなっていたコンテナ1基(5日参照)について、調査が9日に完了したので結果(速報)を報告する。
内容物は、ホース(2本)とゴムシート(1枚)除き、全てが収納袋(約450袋)に収納されていた。主な品目は吸水シート(約250袋)・布や紙のウエス(約80袋)・ビニール類(約60袋)等(4頁)。吸水シートとウエスは水分を含み湿った状態が多かったが、収納袋には損傷を確認せず。内容物の表面線量は4頁。
内側の底面に水(濁りあり)が約2-3mmたまっていた。内側の底面全体にサビを確認したが、補修した箇所以外に貫通孔を確認せず(5頁)。また、ゲル状の物質は確認されず。外面の表面線量率、表面汚染密度は3頁、内面のそれは5頁に記載。
同エリアで全β線量の高かった場所においてあったコンテナの残り37基についても、4月中を目途に調査を継続(5日参照)

サブドレン浄化設備で「供給ポンプ(B)出口圧力高高」警報が発生。
4頁に時系列。
サブドレン浄化設備前処理フィルターB系統でフィルター交換を行うために、フィルターの前後に閉止フランジを設置する作業を4-6日に実施。その後、6日にフィルターA系統の起動にあわせてフィルターB系統の閉止フランジの漏えい確認をおこなうにあたり、16:26に供給ポンプ(B)の起動操作を実施したところ、起動直後に「供給ポンプ(B)出口圧力高高」の警報が発生し、供給ポンプ(B)が自動停止。現場状況を再確認したところ、供給ポンプ(B)からフィルターA系統につながるフィルターユニット連絡弁2カ所を「全開」に操作すべきところ、「全閉」のままになっていた(「しめ切り」の発生)。その後、当該弁2カ所を全開にして供給ポンプ(B)を再起動し、異常、漏えい等のないことを確認し、現在は通常運転している。
推定原因(2頁):現場操作者の思い込み(フィルターB系統の漏えいチェックのためにB系統側に作業者が待機しているのを見て、B系統に通水すると勘違いした)。手順書の操作項目ごとの終了確認が不十分だった。
暫定対策(3頁):今回の事案について周知・注意喚起。各操作項目ごとの終了についても相互確認するよう徹底(従来もこれを実施するルールとなっていたが、実際には徹底されていなかった)。手順書上で使用しない手順は予め削除し、作業終了後はどの系統における手順を実施したかまで確認することをルール化。現場点検を行い、 ヒューマンエラーを誘発する恐れのある箇所について、抽出し改善を図っていく。など。

水処理週報

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(8日採取)と集水タンクNo.2(6日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が850Bq/L、第三者機関が900Bq/L。明日13日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。1-7日の移送量。

東京電力ホールディングスの関係職員1名(2Fの作業に従事)および東京電力パワーグリッドの社員1名(東京都内事業所勤務)の計2名が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。



動画



文字起こし、実況など



2021年4月11日(日)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

3号機原子炉注水試験
(1、8日参照)、9日より原子炉注水を停止中

サブドレン他水処理施設、10:44に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、12日の日報より)16:10に排水を停止。排水量は810m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(7日採取)と集水タンクNo.6(5日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が820Bq/L、第三者機関が840Bq/L。明日12日に排水の予定。

東京電力ホールディングスの社員1名(柏崎刈羽原子力発電所勤務)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。



2021年4月10日(土)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

3号機原子炉注水試験(1、8日参照)、昨日9日より原子炉注水を停止中

サブドレン他水処理施設、10:27に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、11日の日報より)14:51に排水を停止。排水量は655m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。8日採取分。
No.1は系統点検のため、No.10はポンプ点検のため、いずれも採取中止。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(6日採取)と集水タンクNo.5(4日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が860Bq/L、第三者機関が910Bq/L。明日11日に排水の予定。

東京電力ホールディングスの関係職員1名(1Fの作業に従事)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。

廃炉情報誌「はいろみち」第13号を発行した。




2021年4月9日(金)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

3号機原子炉注水停止試験(1、8日参照)。14:15に計画的に運用上の制限外に移行し、14:39に以下のように注水量を変更、原子炉注水を停止
炉心スプレー系 :3.0 m3/h →   0 m3/h

サブドレン他水処理施設、10:15に一時貯水タンクEから排水を開始
(以下、10日の日報より)15:02に排水を停止。排水量は713m3


その他


重機からの抜油作業において危険物の貯蔵に関する届出および許可申請が未実施だった。
構内北側土捨て場の資材ヤードで、使用しなくなった重機6台からの燃料抜取り作業を3月10日-4月2日に実施。
本来、第4類第2石油類の1日の指定数量(1,000L)の1/5以上を取扱う場合、火災予防条例で定められている届出が必要だったが、未届けのままこれを超える軽油の抜油を行っていたことを7日に当社社員が確認。
また、危険物を一時貯蔵する際には、消防法で定められている危険物貯蔵所の許可申請が必要になるが、3月22日-4月8日の間、第4類第2石油類に指定数量(1,000L)を超える量(抜油した軽油2,340L)を貯蔵していたことも7日に確認。抜油した軽油はドラム缶13本に収納し、当該ヤードで保管していたが、昨日8日に構内の危険物屋外貯蔵所へ全量運搬済み。
構内における同種作業の管理状況について改めて確認するとともに、速やかに原因を調査したうえで、対策を検討し、再発防止に努める。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(5日採取)と集水タンクNo.4(2日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が810Bq/L、第三者機関が850Bq/L。明日10日に排水の予定。



2021年4月8日(木)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

地下水バイパス
、09:57に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、9日の日報より)14:53に排水を停止。排水量は1316m3

サブドレン他水処理施設、10:38に一時貯水タンクDから排水を開始
(以下、9日の日報より)15:57に排水を停止。排水量は793m3


その他


3号機原子炉注水停止試験(1日参照)、R/B主蒸気隔離弁室の調査(7日参照)で漏えい箇所と状況の確認を慎重に実施したため、注水量変更の日程(2日参照)を以下の通り1日遅れに変更する:
9日 炉心スプレー系 :3.0 m3/h →   0 m3/h(注水停止)
16日 炉心スプレー系 :  0 m3/h → 3.0 m3/h(注水再開)
23日 給水系     :  0 m3/h → 1.5 m3/h
     炉心スプレー系 :3.0 m3/h → 1.5 m3/h

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。1日採取(3日既報)の第三者機関の分析結果。ポンプ点検のため採取中止。



2021年4月7日(水)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間。前日と変わらず。

サブドレン他水処理施設、09:43に一時貯水タンクCから排水を開始
(以下、8日の日報より)16:13に排水を停止。排水量は970m3


その他


3号機原子炉注水停止試験前の主蒸気隔離弁(MSIV)室内の調査結果1日参照。
5-6日に実施した結果は以下の通り:
・前回(2014年)に確認した主蒸気配管D継手(ベローズ)部からの漏えいはなかった(4頁に写真)。
主蒸気配管A下側の水面がゆれており、また、水流の音が確認されたことから、漏えいの可能性がある(6頁に写真。継手部はカメラの死角で確認できない。主蒸気配管Aはカメラから見て奥にあり、前回は明瞭な画像が得られていないが、今回はカメラの性能が向上(画素数アップ、望遠可)したため確認できたものと推定)。
・主蒸気配管AとDは同じ高さにある(3頁)が、漏えい箇所の高さは異なる可能性がある。現在の格納容器水位は前回調査時よりも低いため、配管Dは漏えいが停止した一方で配管Aでは漏えい箇所がより低いために漏えいが継続している可能性がある。
MSIV室内(MSプロセスモニター管内)および上階の空調室内の線量率は0.4-40.0mSv/h(7頁)。
主蒸気配管Aから新たに漏えいの可能性が確認されたことを受けて、現場状況を慎重に確認していたことから、3号機原子炉注水試験は8日開始の予定を念のため1日遅らせて、2-23日に実施する(2頁にスケジュール)。

2日の物揚場排水路PSFモニター高警報の件。3月24、25日参照。
コンテナに収容している固体廃棄物の管理の概要
構内で発生した廃棄物(ガレキ類、使用済保護衣など)は、実施計画に基づき表面線量率および内容物に応じて保管・管理している。
・表面線量率が30mSv/h超→コンテナ収納の上、固体廃棄物貯蔵庫で保管。
・表面線量率が30mSv/h以下→コンテナ収納の上、屋外集積・一時保管エリア・一時保管エリア・固体廃棄物貯蔵庫で保管する他、屋外集積、テント内集積、シート養生の上に屋外集積、覆土式保管。
保管エリア内に保管しているコンテナは約8.5万基(4頁に一覧と保管場所)、内訳は
  ガレキ類(5.4万基)(可燃(4.7万基)、不燃(0.7万基))
  使用済保護衣(3.1万基)
このうち、ガレキ類(可燃4.7万基)と使用済保護衣(3.1万基)は専用エリアで保管していおり、内容物は速やかに把握できる。また、2017年12月以降はガレキ類等の管理円滑化のためシステム管理をおこなっており、これ以降に保管したガレキ類(不燃0.3万基)についても内容物を速やかに把握できる。
一方で、これ以前に保管したガレキ類(不燃0.4万基)については、実施計画に基づき、コンテナの表面線量率を確認した上で、ガレキ類(不燃)保管エリアへ保管し、保管エリアごとに保管量や空間線量率の管理を実施しているものの、以下の理由により、コンテナの内容物の把握に時間を要する、もしくは困難な状況にある。
・2012年4月-2017年11月の間は、保管記録(紙ベース)がコンテナの番号と内容物を紐付ける運用としていなかった。
・事故-2012年3月の間は、帳票類での管理を行っていなかった。
今回、一時保管エリアW2で保管していたコンテナから内容物が漏えいした可能性があること(4月5日参照)を踏まえると、ガレキ類(不燃0.4万基)のコンテナについても外観点検をおこない、必要に応じて内容物の確認が必要であると考えている。
地元や社会の不安や不信に繋がらないよう、今後、速やかに点検計画を策定・調査を実施した上で管理を強化していく。

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。5日採取分。
No.10はポンプ点検のため採取中止。

地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
31日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日8日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(3日採取)と集水タンクNo.2(31日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が720Bq/L、第三者機関が750Bq/L。明日8日に排水の予定。

下記の計4名が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。
東京電力ホールディングス 社員   1名(福島第二原子力発電所勤務)
東京電力ホールディングス 関係職員 1名(神奈川県内事業所勤務)
東京電力パワーグリッド  社員   1名(神奈川県内事業所勤務)
東京電力ホールディングス 社員   1名(柏崎刈羽原子力発電所勤務)

KKの核物質防護事案関連。



動画




2021年4月6日(火)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)の設置位置の付近(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

サブドレン他水処理施設、10:19に一時貯水タンクBから排水を開始
(以下、7日の日報より)15:24に排水を停止。排水量は757m3

11:30、雑固体廃棄物焼却設備建屋の雑固体焼却炉(B)の二次燃焼器バーナー配管フランジの下部に油の漏えい跡があることを発見。漏えいした油の広がりは約50cm×60cm×1mmで、フランジ下部ドレンパン内にとどまっており、拭き取り処理を実施。11:40に119番通報で双葉消防本部に連絡、12:30に「危険物漏えい事象」と判断された。


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(2日採取)と集水タンクNo.6(30日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が740Bq/L、第三者機関が770Bq/L。明日7日に排水の予定。

東京電力パワーグリッドの社員1名と東京電力エナジーパートナーの関係職員1名(いずれも東京都内事業所勤務)の計2名が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。


実施計画の変更認可申請(2019年12月2日提出)が規制委に認可された。
認可:減容処理設備の設置。





2021年4月5日(月)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。

(以下、6日の日報より)3号機原子炉注水停止試験(1日参照)、15:09に注水量を以下の通り変更(2日参照)
給水系     :1.5 m3/h →   0 m3/h
炉心スプレー系 :1.5 m3/h → 3.0 m3/h

地下水バイパス
、10:02に一時貯留タンクGr2から排水を開始
(以下、6日の日報より)16:18に排水を停止。排水量は1750m3

サブドレン他水処理施設、10:52に一時貯水タンクJから排水を開始
(以下、6日の日報より)16:20に排水を停止。排水量は816m3

3月2日の物揚場排水路PSFモニター高警報の件。
1月25日から3月2日にかけて、一時保管エリアW2から固体廃棄物貯蔵庫第2棟に移動させたコンテナ約270基のうち、腐食が確認されて補修をおこなったコンテナ1基(3月25日参照)について、1日より内部調査をおこなっている。現時点までに明らかになった事項は:
・内容物のうち1/4程度を確認した。吸着材(水を吸い取ったもの)、布や紙のウエス、ゴムマット、養生シート、樹脂製配管等がビニール袋で小分けされた状態で収納されており、吸着材は水分を含んだ状態だった(2頁に写真)。なお、現時点でビニール袋に穴等の損傷は確認されていない。
・上記の吸着材について線量を測定したところ、70μm線量当量率で最大15mSv/h、1cm線量当量率で最大0.2mSv/hを確認した。
・コンテナの内部の底面の一部を確認したところ、底面に錆が確認された他、湿っている状態であることを確認した。
・コンテナ(外面)下部において腐食が確認された場所に、漏えい防止の観点から外側から補修材を塗布しているが、コンテナ内側に補修材らしきものを確認した(=貫通孔が存在した。2頁右下写真)。
以上のことから、コンテナ内の水がコンテナ下部の腐食部から漏えいし、W2エリアの汚染につながった可能性があると推定。
W2エリアで比較的高い線量が確認された箇所(4頁)の付近に保管していたコンテナ38基については、4月中を目途に外観点検等の調査を実施し、異常が確認された場合はコンテナの内部点検等、詳細調査を実施する。
また、敷地内に保管しているコンテナについては、定期的なパトロールで適宜外観点検を実施しているが、今回の事案を踏まえ、速やかに点検計画を作成し、準備が整い次第、調査を実施する。
研修棟東側に置いてあるコンテナについて。
当該コンテナ(4頁に写真。3月25日のロードマップ会見資料で、コンテナ際の70μm線量当量率が比較的高かった)について、福島県から内容物等について問い合わせあり。これを受けて調査を実施。結果は3頁。
今日5日11:20、物揚場排水路PSFモニター指示値が750Bq/Lを超えたため(2頁にグラフ。3月10日参照)、12:00にサンプリングを実施。分析結果は、134CsがND、137Csが8.3、全βが37、214Pbが4.6、214Biが8.5[Bq/L]。
PSFモニター指示値は11:29に最大値800Bq/Lを示した後、降下し現在は平常値にもどっている。A排水路のPSFモニターでも同様のトレンドを確認(4頁)。また、物揚場排水路の弁別型PSFモニターではγ線+β線の値は上昇しているものの、β線の値に有意な変化はなかった(3頁)。以上のことから、今回のPSFモニター指示値上昇は空気中の天然核種(Pb、Bi。半減期は20-30分)が降雨にともない地表面に降下し、当該排水路へと移行したものと推定。


その他


1号機格納容器内部調査アクセスルート構築作業新たに開発したカメラで干渉物調査を実施予定だった(2020年12月24日参照)だったが今年2021年1月21日に調査の準備作業中に格納容器圧力低下が発生(1月21、22日参照)し、作業が中断。原因調査の後、圧力低下への対策を講じて調査を実施予定だった(2月25日参照)が、2月13日の地震の影響で19日に1号機格納容器の水位低下を確認(2月19日参照)。念のため現地作業を中断したが、格納容器圧力低下への対策が格納容器水位低下を助長するものではないことを確認したので、明日6日より対策作業を再開する。

水処理週報

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(1日採取)と集水タンクNo.5(28日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が770Bq/L、第三者機関が790Bq/L。全β濃度は東電がND(<0.66Bq/L)、第三者機関が0.41Bq/L。明日6日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。25-31日の移送量。

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
変更:特定核燃料物質の防護に係る変更。内容は公表せず。

東京電力ホールディングスの社員1名(茨城県内事業所勤務)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。




動画



文字起こし、実況など



2021年4月4日(日)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)の設置位置の付近(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。


その他


地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
26日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日5日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(31日採取)と集水タンクNo.4(28日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が660Bq/L、第三者機関が690Bq/L。明日5日に排水の予定。



2021年4月3日(土)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)の設置位置の付近(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。

サブドレン他水処理施設、09:45に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、4日の日報より)16:19に排水を停止。排水量は980m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。1日採取分。
No.10はポンプ点検のため採取中止。

東京電力ホールディングスの関係職員1名(1Fの作業に従事)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。
5日の会見で詳細について報告あり。




2021年4月2日(金)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。各号機の11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)の設置位置の付近(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。
3号機:プラントパラメータに異常がなく、格納容器水位も安定していることから、今日2日に通常の監視に戻した(1日参照)

サブドレン他水処理施設、10:03に一時貯水タンクHから排水を開始
(以下、3日の日報より)16:48に排水を停止。排水量は1010m3


その他


3号機原子炉注水停止試験(1日参照)に関連し、5-22日に下記の予定で炉注水量を変更する。
5日 給水系     :1.5 m3/h →   0 m3/h
     炉心スプレー系 :1.5 m3/h → 3.0 m3/h
8日 炉心スプレー系 :3.0 m3/h →   0 m3/h(注水停止)
15日 炉心スプレー系 :  0 m3/h → 3.0 m3/h(注水再開)
22日 給水系     :  0 m3/h → 1.5 m3/h
     炉心スプレー系 :3.0 m3/h → 1.5 m3/h
なお、以下の操作は、実施計画を適用し必要な安全措置を定めた上で、計画的に運転上の制限外に移行し操作を実施する。
 ・8日に実施する原子炉注水停止操作は、実施計画に定める運転上の制限「原子炉の冷却に必要な注水量が確保されていること」に関し、計画的に運転上の制限外に移行。
 ・15日に実施する原子炉注水再開操作は、実施計画に定める運転上の制限「任意の24時間あたりの注水量増加幅 1.0m3/h以下」に関し、計画的に運転上の制限外に移行。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(3月29日採取)と集水タンクNo.1(3月26日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が710Bq/L、第三者機関が740Bq/L。明日3日に排水の予定。

東京電力パワーグリッドの社員1名(東京都内事業所勤務)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。





2021年4月1日(木)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。各号機の11:00の格納容器水位は
1号機:温度計T2(T.P.+5,964mm)の設置位置付近(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。
3号機:水位計L3(T.P.+10,064mm)と水位計L2(T.P.+9,264mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,044mm)。前日と変わらず。S/C圧力の水頭圧換算による計算値はT.P.+9,531mm(2月19日17:00時点の計算値:T.P.+9,623mm)。

サブドレン他水処理施設、10:38に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、2日の日報より)17:22に排水を停止。排水量は1003m3


その他


3号機原子炉注水停止試験を8日より実施する。
2019年度に引き続き、3号機でも原子炉注水停止試験を計画していた(2020年7月30日参照)が、2月13日の地震で低下した格納容器水位も安定してきており、燃料デブリの冷却は維持できていることを踏まえ、
試験期間:4月8-22日
注水停止期間:4月8-15日(約7日間、炉心スプレー系単独注水への切替えを5日に実施予定)
の日程(2頁)で試験を実施する。
原子炉注水を7日間停止した場合の温度上昇は格納容器温度で2度程度と評価(3頁)。注水停止により格納容器水位が低下するが、漏えい箇所として確認されている主蒸気配管ベローズ高さよりも下がるか確認する(4頁に前回2019年試験時のデータ)。
また、この試験にあわせて、漏えいが確認されている主蒸気配管やMSIV室内の状況について、前回調査時(2014年5月。10頁。2014年5月15日参照。動画を見ると漏えいの状況がよくわかる)との変化の有無等を確認するために、MSIV室上の空調機械室からMSIV室につながっている主蒸気配管プロセス放射線モニター管(MSプロセスモニター)からカメラを吊り下ろして調査を実施する(8頁)。注水停止前および停止中の計2回実施予定。スケジュールは9頁。
1、3号機格納容器水位低下にともない、1-3号機のプラントパラメータ監視を強化し、地震後に中断していた作業を順次再開してきた。3号機については格納容器水位も安定している状況であることから、明日2日より通常の監視に戻していく(念のため監視強化していた2号機も同日より通常に戻す)。なお、1号機は水位に応じた注水量の調整を継続しており、監視強化を継続する。
燃料デブリの崩壊熱(評価値、2020年7月時点)は1号機が約63kw、2号機と3号機が約76kw。
 
月初なので、温度計の信頼性評価を規制委に提出。
評価区分の変更はなし。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。3月25日採取(27日既報)の第三者機関の分析結果。
ポンプ点検のため採取中止。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(3月28日採取)と集水タンクNo.3(3月16日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が610Bq/L、第三者機関が620Bq/L。明日2日に排水の予定。


実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
変更:瓦礫等一時保管エリアの解除及び変更。(以下5日の会見より)1-4号機周辺防護区域設定にともない、ガレキ類の一時保管エリアとして指定しているエリアの一部の指定を解除し、駐車場に転用する。また、使用済保護衣を保管していた一時保管エリアについて、使用済保護衣の焼却処理が進んでエリアに余裕が出てきたので、これをガレキ類の一時保管エリア(2022年頃には逼迫が予想される)に変更する。




原子力改革委員会にアミール・シャカラミ委員と西澤 真理子(にしざわ まりこ)委員が新しく就任した。
新委員が就任いたしました。(原子力改革委員会のサイト)



動画



文字起こし、実況など