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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年6月30日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 123KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、22日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、昨日29日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

4号機からの燃料取出し作業、今日までに54回のキャスク移動を実施。共用プールへ移送した燃料は1188/1533体(使用済燃料が1166/1331体、新燃料が22/202体)。
4号機R/Bおよび共用プールの天井クレーンと燃料交換機の年次点検を実施するため、明日7月1日より9月上旬まで燃料取出し作業を中断する。今年中の取出し完了の予定に変更はない。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、19日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、6月22日より運転中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は、クロスフローフィルターの交換および追加腐食対策(17日参照)を講じて6月22日に運転再開。今後、A、B系でも同様の追加腐食対策を実施する計画。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 483KB)


その他


地下水バイパス、26日排水時の海水サンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果(南放水口付近)(PDF 118KB)

月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省に提出。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について(プレスリリース)
被ばく線量の分布等について(117KB)
5月の外部被曝線量の平均値は0.82mSv、最大値は20.70mSv(いずれもAPD値)。最大値は、建屋周辺の高線量エリアで地下水のくみ上げ井戸の作業に従事していた作業者(現在は1Fでの作業はしていない)。

2013年8月19日に確認されたH4エリアNo.5タンクからのRO濃縮水漏えいに関する最終報告書を規制委に提出。
福島第一原子力発電所H4エリアのタンクにおける汚染水の漏えいに関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出について(プレスリリース)
発電用原子炉施設故障等報告書(PDF 7.24MB)
中間報告に追加された内容は以下の通り。
福島第一原子力発電所汚染水貯留設備RO濃縮水貯槽からの漏えいに関する環境影響評価について(PDF 3.01MB)
漏えい水の流出状況の推定まとめ(PDF資料1頁):コンクリ堰のドレン弁が開いていたところから堰外(北東側)に流出。堰周辺の土壌に浸透しつつ広がり、土堰堤の切れ目から北東側に流出し、B排水路脇の土手付近まで到達。一部は土手を超えて排水路に流入した。コンクリ堰の外側へ流出したうちの一部は、コンクリ下の砕石層を通じて基礎の下へ入り込み、砕石層直下の土壌へ浸透(タンクの下まで到達)。基礎下の土壌から検出されたCsは、全β濃度に関係なく異なる場所で同程度で検出される事から、フォールアウト起源であると考える。
汚染土壌回収による放射能回収量の推定(2-4頁):回収した土壌の全β放射能分析から、7.4×1013Bqの全β放射能を回収したと評価。
漏えいした放射能量の評価(5頁):No.5タンク水の核種分析と漏えい量(300m3)から、90Sr(最も濃度が高く環境への影響が大きいと考えられる)の漏えい量は4.5×1013Bqと評価。
回収率の試算結果(6頁):土壌回収により回収された7.4×1013Bqのうち、半分が90Sr、半分が90Yと仮定すると、90Srの回収率は約80%。
まとめ(7頁):残り20%の90Srの多くは、タンクエリア基礎下や近くの無線局舎の下など、回収困難な土壌にとどまっているものと考える(B排水路東側の地下水からは全βの上昇がほとんど見られないので)。南放水口付近の海水モニタリングから、海へ流出した分の海洋への影響は小さいと考える(16頁)。H4エリア基礎下の土壌については、今後のタンクリプレースの際に調査し回収に努める。無線局舎は現在も使用中であり、局舎下の土壌回収は困難だが、H4エリア基礎下の土壌の調査結果によっては対応を検討するかもしれない。地下水の監視、ウェルポイントからのくみ上げ、フェーシングによる雨水浸透防止などを引き続き行い、汚染拡大防止に努める。
中間報告書は2013年12月6日に出ており、その際には、漏えい発生の時期と流出経路についてはまだ検討中との事だった。この最終報告書では、流出経路については上記の通り。漏えいの発生時期については報告書の18頁(報告書PDFファイルの39頁)にある。漏えいの確認された8月19日以前にはタンクパトロールにより明らかな漏えいは確認されていない。漏えい確認後のタンク水位低下の様子から漏えい率は当時5m3/6hであり、これが継続して300m3漏えいしたとすれば15日を要する。また、近くの無線局舎で作業していた人のβ線被曝線量が7月下旬より確認されており、7月中からすでに漏えいが発生していた可能性も否定できない、というもの。
なお、この報告書の提出により、報道配布資料のページに掲載していたモニタリングのデータは掲載を終了する。今後は、発電所周辺の放射性物質の分析結果(大気、海水、海底土、水処理設備など)のページへの掲載のみとなる。

焼却工作建屋へのたまり水誤移送に関する報告書を規制委に提出。
福島第一原子力発電所プロセス主建屋内滞留水の焼却工作建屋内への流入に関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出について(プレスリリース)
発電用原子炉施設故障等報告書(PDF 1.57MB)
4月14日に発見されたプロセス主建屋から焼却工作建屋へのたまり水誤移送の件。
たまり水の様子、移送設備の写真あり。

淡水化装置処理水の移送配管にあるストレーナの差圧指示計からの漏えいに関する報告書を規制委に提出。
福島第一原子力発電所淡水化装置処理水移送配管ストレーナ差圧指示計からの漏えいに関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出について(プレスリリース)
発電用原子炉施設故障等報告書(PDF 1.36MB)
2月6日に発生した漏えい。淡水化装置処理水をCST(および炉注水用バッファタンク)へ移送する配管の途中にあるストレーナに付いている差圧指示計で、凍結による漏えいが発生した。
毎年、凍結防止対策実施フローにより凍結防止対策をしており、当該個所には保温材を取付けてあったが対策として不十分であった。これにより、フローの見直し(凍結する可能性のある流体を内包している計器類については、凍結防止用ヒータの取り付け、または計器本体及び計装配管内の水抜きを行う旨を記載する)をH26年度冬季前までに行う。

以前に説明していた通り、明日7月1日より、会見は週2回、月曜日と木曜日に実施することになる。次回は3日(木曜日)に現地からの会見を行う。4月4日参照。

(7月3日追記)6月28日の作業者負傷の件。その後も痛みが続いたことから、今日、福島労災病院にて受診し、医師より右足関節果部骨折と診断された。


ニコ生
【6月30日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.6.30(月)17時30分 ~

2014年6月29日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、22日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、27日より継続していたが09:13に停止。移送先を3号機T/B地下へ切替えて09:52に再開。

3号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、19日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、6月22日より運転中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は、クロスフローフィルターの交換および追加腐食対策(17日参照)を講じて22日に運転再開。今後、A、B系でも同様の追加腐食対策を実施する計画。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2014年6月28日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、22日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、昨日27日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、19日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、6月22日より運転中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は、クロスフローフィルターの交換および追加腐食対策(17日参照)を講じて22日に運転再開。今後、A、B系でも同様の追加腐食対策を実施する計画。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 518KB)

(7月3日追記)11:00頃、1号機取水口付近において作業者が仮設昇降足場を降りる際に足を滑らせ右足を負傷したため、入退域管理棟救急医療室にて医師の診察を受けたところ、右足関節捻挫と診断され、湿布による処置を行った。


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番とNo.12)の分析結果。26日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.12のトリチウムは1,500Bq/L。

雨水処理設備の処理水排水に関する測定結果
雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水分析結果(PDF 16.7KB)
雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水散水場所における空気中放射性物質濃度および周辺の空間線量率測定結果(PDF 11.4KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2014年6月27日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 17.2KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、22日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、23日より停止していたが10:16に再開。移送先は雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)。移送先が3号機T/B地下ではなくて高温焼却炉建屋なのは、海水配管トレンチ凍結止水工事で凍結がなかなか進まない件によるものか。6月16日参照。

3号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、19日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、6月22日より運転中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は、クロスフローフィルターの交換および追加腐食対策(17日参照)を講じて22日に運転再開。今後、A、B系でも同様の追加腐食対策を実施する計画。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
タービン建屋東側における 地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について(PDF 980KB)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 468KB)


その他


雨水処理設備の処理水排水に関する測定結果
雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水散水場所における空気中放射性物質濃度および周辺の空間線量率測定結果(PDF 13.4KB)

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第7回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
議事概要(112KB)
【資料1】プラントの状況(2.10MB)
【資料2】中長期ロードマップ進捗状況(概要版)(5.74MB)
平均1日あたりの作業員数は5月実績が4840人、7月予想が5080人(8頁)。
【資料3-1】循環注水冷却(306KB)
2号機格納容器内監視計器設置の作業結果(3頁)。5、6日に温度計と水位計の再設置を実施した(6日参照)。今回測定したたまり水水位(約300mm)と前回(2012年3月26日)測定の水位(約600mm)との比較(7頁)。これまでの2号機原子炉格納容器調査結果(8頁)。今回使用した計器の先端部構造(写真あり、9頁)。
【資料3-2】滞留水処理(2.75MB)
タンク計画の進捗(3頁)
凍土遮水壁工事(5頁)。4週間工程表。
多核種除去設備ALPS第2回C系腐食対策有効性確認結果(7頁)。第1回の腐食対策有効性確認は約1ヶ月運転後に実施。今回の第2回は約8ヶ月後に実施した。17日に報告したすきま腐食の件の詳報(15頁)およびガスケット型犠牲陽極の寿命評価(16頁。腐食進展の早い領域で約40ヶ月)。今回、対策の有効性が確認できたので、次回点検は約1年後を計画。
H4、H6エリアタンク漏えいのモニタリングまとめ(27頁)。追加ボーリング(Eシリーズ、Gシリーズ、28頁)、地下水バイパス調査孔(32頁)、地下水バイパス揚水井(33頁)、排水路(34頁)、海水(35頁)。
地下水バイパスの運転状況(37頁)。5月21日の排水以降、本格運転を開始。3mづつ段階的に揚水井(35m盤)の水位を下げるように揚水量を設定(揚水井No.12はトリチウム濃度が高いので1mづつ)。元々O.P. +12-25mあった揚水井水位は現在O.P. +9-10mで、これを維持している(現在の揚水量は約300m3/day。解析より推定していた揚水量と、実際の揚水量に大きな違いはない)。観測孔A-C(10m盤)の水位は降雨の影響を受けて変動するため、地下水バイパスの効果はまだ明確ではない。急激な地下水位の低下は建屋地下たまり水の流出を招く可能性があるので、今後は観測孔水位を見ながら慎重に水位を低下させていく。
1-4号機サブドレンピット水質調査結果(44頁)
【資料3-3】環境線量低減対策(6.55MB)
T/B東側のモニタリングまとめ(3頁)。地下水のトリチウム(9頁)、地下水の全β・90Sr(13頁)、海水(20頁)、取水口付近海水と降雨の関係(134頁)、観測孔位置図(34頁)。
海側遮水壁工事進捗にともなうシルトフェンス撤去と海水採取点の見直し(27頁)
港湾内海底土被覆工事(その2)の概要(36頁)。1-4号機および5、6号機の取水路開渠ではすでに実施済み。残りの部分を4つのエリアに分けて実施する。物揚場前を含むエリア1では浮泥(浮遊性の高い泥)の堆積を確認しており、ここは浮泥と密度が同程度の被覆材A(ベントナイトスラリー+セメント)で被覆した後に、耐久性向上のため被覆材B(山砂スラリー+セメント)を被覆する。エリア2、3、4では被覆材Bのみ。作業は30日より開始。H26年度末までに、エリア1では被覆材A、エリア2-4では被覆材Bで全域の被覆を実施、その後、耐久性向上のための追加被覆をH27年度に実施する予定。
Jタンクエリアの線量低減(41頁)。Jエリアの伐採・表土除去を実施、目標線量率(平均5μSv/h)を達成した。整地前(林)の状態では100μSv/h以上だった。
今月の追加的放出放射能量評価(45頁)。前月と変わりなく0.1億Bq/h(1号機0.04億Bq/h、2号機0.0004億Bq/h、3号機0.00009億Bq/h、4号機0.0009億Bq/h)。これによる敷地境界における被ばく線量は0.03mSv/yearと評価。評価の詳細(ダスト測定値、流量、建屋カバーの漏えい率など)つき。
【資料3-4】労働環境改善(1.18MB)
暫定事務棟1期工事(3頁)。6月末に1期工事が完成、7月には2Fから400人が移転する予定。残りの部分は9月に完成予定で、この秋にはさらに600人が2Fから移転し、最終的に約1000人が1Fで執務する体制となる。これにより、現場機能の一体化、集中化を図る。
【資料3-5】使用済燃料プール対策(5.14MB)
3号機R/B上部除染・遮へい工事(4頁)
使用済燃料の保管状況(5頁)
1号機R/Bカバーの解体(6頁)。使用済燃料プールの燃料取出しに向けた第1ステップとして、オペフロ上に堆積したガレキを撤去するためにR/Bカバー(2011年10月完成)を7月より解体する(2013年5月10日参照)。去年、3号機のオペフロガレキ撤去作業であったダスト飛散のような事を避けるために、飛散抑制対策(飛散抑制剤の散布、建屋の開口部の閉塞(6月4日に機器ハッチにバルーンを設置済み)、ガレキ・ダストの吸引、散水)を徹底する。また、ダスト濃度を監視し、警報発生時は作業を中断して対応する。
3号機オペフロの除染・遮へい作業の進捗(34頁)。燃料取出しに向けて、有人作業エリアで1mSv/h以下を目標として線量低減対策(コンクリート表層の切削除去や遮へい設置)を実施中。作業完了したC-1工区(36頁に図。床面の損傷が比較的小さいエリア)で効果を評価した所、作業前の1/100以下になると想定していた線量が1/3程度までしか下がっていない(37、43頁)。高圧水はつりで床面のコンクリートを削った後、削られたコンクリートをはつり水と一緒に回収するが、床面が損傷しているためにしみ込んでしまい、回収が不十分なのが原因と推定。他の床面損傷の激しいエリアでは、除染効果はさらに小さくなると推定。遮へい体設置後の線量について評価を実施した(39頁)が、設置後も目標より大幅に高い線量となるという結果。オペフロ北西側の崩落部からの線量の影響が大きいと推定、十分な遮へいをすると、目標値に近づく。今後は、オペフロ北西崩落部の既存躯体の状況を調査して追加の除染・遮へい対策を検討。また、除染の効果が上がらない原因の究明や、追加対策を検討、工程影響についても検討する。
3号機使用済燃料プール内大型ガレキ撤去作業の進捗(64頁)。現在、クレーンの年次点検を実施中で、ガレキ撤去作業はお休み中。点検終了後は3号機周辺のサブドレンの復旧工事があるので、ガレキ撤去作業はその後(9月下旬)に再開する予定。
【資料3-6】燃料デブリ取り出し準備(15.8MB)
PCV上部貫通部(ベローズ、機器ハッチ)補修技術の開発状況(41頁)。IRIDの報告。
模擬デブリ性状把握・処置技術の開発(51頁)。IRIDの報告。
燃料デブリ収納・移送・保管技術開発(67頁)。IRIDの報告。
【資料3-7】放射性廃棄物処理・処分(216KB)
ガレキ・伐採木の管理状況(2頁)
【資料4】放射性物質の分析・研究施設の立地場所に関する候補地の評価結果(815KB)
【資料5】東京電力(株)福島第一原子力発電所の廃止措置等研究開発の加速プラン(467KB)
【資料6-1】廃炉・汚染水対策福島評議会(第3回)(126KB)
【資料6-2】汚染水対策事業の採択者決定(10.8KB)
【資料6-3】廃炉対策事業(燃料デブリ取出し代替工法の概念検討と要素技術の実用化検討)公募の開始(665KB)


ニコ生
【6月27日】東京電力「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.6.27(金)17時30分 ~

2014年6月26日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 16.8KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、22日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、23日より停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、19日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。フィルター洗浄のため08:26-12:08に停止。起動後12:46に定常流量に到達。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、6月22日より運転中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は、クロスフローフィルターの交換および追加腐食対策(17日参照)を講じて22日に運転再開。今後、A、B系でも同様の追加腐食対策を実施する計画。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 720KB)

地下水バイパス、10:18-17:36に一時貯留タンクGr1から排水を実施。排水量は1,829t。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr1)からの排水について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr1)からの排水について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果(南放水口付近)(PDF 118KB)(6月30日公開)


その他


福島県漁連組合長会議説明資料(PDF 1.94MB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2014年6月25日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、22日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、23日より停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、19日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、6月22日より運転中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は、クロスフローフィルターの交換および追加腐食対策(17日参照)を講じて22日09:00に運転再開。今後、A、B系でも同様の追加腐食対策を実施する計画。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 171KB)


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第156報)(プレスリリース)

地下水バイパス一時貯留タンクGr1のサンプリング結果(15日採取)。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 8.83KB)
東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標を下回った。これにより、明日26日午前中に準備でき次第、排水を実施する(約1,900m3を排水予定)。

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
23日採取分。No.12のトリチウムは2,100Bq/L(過去最高)。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 76.2KB)
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 76.9KB)
(その2)は23日採取分の分析結果のもとづく評価を追加したもの。運用目標を満足する事を確認した。

地下水バイパス揚水井No.12の第三者機関による分析結果
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.12分析結果(PDF 120KB)
19日採取分。トリチウムは2,000Bq/L。東電の結果は1,800Bq/Lだった。No.12のトリチウムが運用目標を超えているので、12日採取分(18日公表)以降の木曜日の採取分について第三者機関での分析を実施している。

実施計画の変更認可申請および一部補正を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請ならびに変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(PDF 609KB)
2.11 使用済燃料プールからの燃料取り出し設備(PDF 22.9MB)
別冊7 使用済燃料プールからの燃料取り出し設備に係る補足説明(PDF 316KB)
変更認可申請は、3号機の燃料取出し設備について。燃料取出し設備は、燃料取扱設備(燃料取扱機(FHM)+クレーン)、構内輸送容器、燃料取出し用カバーで構成される。
FHM(5頁)は門型架構。クレーン(6頁)は、カバー内で構内用輸送容器の移送を行う門型クレーンで、容量は50t。FHMおよびクレーンの走行レールは燃料取出し用カバーに設置する(カバーの基礎はR/Bの下層部に置く事で、損傷している上層部には荷重を負担させない。2012年11月14日参照)。FHMおよびクレーンでは燃料集合体の落下防止対策を講じている(8頁)。FHMには燃料把持機のほかに補助ホイストやテンシルトラスと呼ぶ機器が付いている(使用済燃料プール内の小型ガレキの撤去等に使用する)。構内用輸送容器(9頁)は7体の燃料集合体を収納する(4号機で使用しているのは22体。3号機ではクレーンの容量が小さいため)。FHMおよびクレーンの操作は事務本館(免震重要棟の隣の建物)から遠隔操作する(3号機ではオペフロの除染等をおこなっているが、それでも線量が高いため)。オペフロにはエリア放射線モニターを2個設置する(7頁)。
カバーの振動を抑えるためのストッパー等の設置個所が固まったので、これについての評価を追加(水平振れ止め装置、制振装置の事?2012年11月14日参照)。また、R/B躯体調査の結果(2月14日参照)を反映してカバーの構造強度および耐震性評価を更新。
1.13 緊急時対策(PDF 140KB)
第1編(1号炉,2号炉,3号炉及び4号炉に係る保安措置)(PDF 156KB)
補正は、緊急時対策施設の一部として通信要設備を増強。

実施計画の変更が認可された。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の認可について(プレスリリース)
2.6 滞留水を貯留している(滞留している場合を含む)建屋(PDF 3.81MB)
2.10 放射性固体廃棄物等の管理施設(PDF 329KB)
2.18 5・6号機に関する共通事項(PDF 681KB)
2.29 5・6号機 非常用ガス処理系(PDF 243KB)
2.32 5・6号機 電源系統設備(PDF 260KB)
2.33 5・6号機 放射性液体廃棄物処理系(PDF 985KB)
2.1 放射性廃棄物等の管理(PDF 307KB)
2.2 線量評価(PDF 1.19MB)
3.1 放射線防護及び管理(PDF 681KB)
4.2 5・6号機 滞留水の影響を踏まえた設備の保守管理について(PDF 71.4KB)
2013年12月18日の変更認可申請(3月26日と6月20日に補正)と2月10日の変更認可申請(6月20日の補正)の分。

7月8日(火)に現場公開をおこなう。主な取材予定場所は暫定事務棟と凍土遮水壁設置工事現場。今回は、半面マスクで視察してもらう。
福島第一原子力発電所の現場公開について(お知らせ)


ニコ生
【6月25日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.6.25(水)17時30分 ~


2014年6月24日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 17.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、22日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、昨日23日より停止中。

3号機使用済燃料プール代替冷却系、凍土遮水壁の準備作業の一環として変圧器受電ケーブルを移設するため、06:10-16:46に停止。停止時プール水温は23.5℃、起動後のプール水温は24.3℃(運転上の制限値は65℃)。
3号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、19日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、6月22日より運転中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は、クロスフローフィルターの交換および追加腐食対策(17日参照)を講じて22日に運転再開。今後、A、B系でも同様の追加腐食対策を実施する計画。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 722KB)


その他


T/B地下たまり水の核種分析結果。3、4号機の12日採取分。
福島第一タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF 7.94KB)

T/B東側下部透水層の水質調査
福島第一原子力発電所タービン建屋東側(海側)下部透水層の水質調査状況について(PDF 831KB)
(以下26日追記)この資料については、24日に規制庁の記者室で解説があったがどこも中継しなかったので、その内容については不明。25日の会見によると以下の通り:
上部透水層と下部透水層の地下水位について、T/B海側の10m盤では当初想定していたのとは逆(下部透水層のほうが上部透水層よりも地下水位が1mほど低い)になっている場所があることが判明した。このような場所では、海水配管トレンチなど下部透水層に達する深さの地下構造物と地盤の間のスキマにそって上部透水層の汚染された地下水が下部透水層に流れ込んでいる可能性がある。下部透水層の水質調査で一部にトリチウムなどが検出されているのは、これが原因かもしれない。今回は、H25J⑦(10日採取)で揚水量を振って(30Lと120L。前回5月19日と同様の試み)2回サンプリングを実施。いずれもトリチウムが検出(120と140[Bq/L])された。
凍土遮水壁工事においては、凍結管を入れるための削孔によって同様の事象により下部透水層に汚染が広がるのを防ぐために、スタンドパイプを必要に応じて設置することにする(4月14日参照)。スタンドパイプとケーシングの間には熱伝導を良くするためのものを充填する事で凍結効率が落ちないようにする。スタンドパイプ設置により工程が増えることになるが、複数のブロックで同時に作業を進める事で工期には影響が出ないようにする。

2号機トーラス室壁面(東壁面北側)でトーラス室壁面調査装置の実証試験をおこなう。
研究開発「格納容器漏えい箇所特定技術・補修技術の開発」にて開発中のトーラス室壁面調査装置実証試験の実施について(PDF 5.59MB)
「格納容器漏えい箇所特定技術・補修技術の開発」の一環。装置は2つ、水中遊泳ロボット(げんごROV、カメラ映像取得)と床面走行ロボット(トライダイバー、超音波ソナーによるドップラー計測画像取得)。水中遊泳ロボットでたまり水の流れの有無を確認し、結果から貫通部1ヵ所を選定して、床面走行ロボットでさらに水の流れを確認する。アクセスルートとして、R/B1階北東エリアの床面に615mm×615mmの角穴を窄孔し、ここから装置を吊り下ろす。明日25日より窄孔作業を開始、7月16日より調査開始の予定。2月27日、4月24日参照。

実施計画の変更申請が認可された。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の認可について(プレスリリース)
1.3 地震及び津波への対応(PDF 100MB)
4月16日に変更、6月9日に補正を出していた分。

雨水処理設備の処理水排水に関する測定結果
雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水分析結果(PDF 19.0KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2014年6月23日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 23.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、昨日22日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、16日より継続していたが10:13に停止。

3号機R/B1階で遠隔除染装置(MEISTeRに吸引除染装置を搭載)による建屋内除染を開始(20日参照)。粉塵吸引などをおこなう。
3号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

4号機からの燃料取出し作業、今日までに51回のキャスク移動を実施。共用プールへ移送した燃料は1122/1533体(使用済燃料が1100/1331体、新燃料が22/202体)。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、19日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、6月22日より運転中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は、クロスフローフィルターの交換および追加腐食対策(17日参照)を講じて昨日22日09:00に運転再開。今後、A、B系でも同様の追加腐食対策を実施する計画。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 (PDF 173KB)

4号機取水口前面に設置してあったシルトフェンスを撤去した。海側遮水壁工事の埋め立てにより不要になったため。


その他


地下水バイパス、20日の排水時の海水サンプリング結果。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果(南放水口付近)(PDF 118KB)

サブドレン復旧に向けた建屋周辺の地下水調査結果(2013年8月23日、11月25日参照)
福島第一原子力発電所1~4号機建屋周辺地下水の詳細分析結果(PDF 66.6KB)
新設のサブドレンN13(4号機R/B山側)の分析結果(20日採取分)。134CsがND、137Csが1.2、全βがND、トリチウムが240[Bq/L]など。N13はトリチウムが10,000Bq/L以上出たN14よりちょっと山側。

3号機使用済燃料プール代替冷却系、明日24日に約10時間停止する。凍土遮水壁の準備作業の一環として変圧器受電ケーブルを移設するため。使用済燃料プール水温は11:00で24.1℃、冷却停止時のプール水温上昇率評価値は0.117度/h、停止中のプール水温上昇は約2度の見込み(運転上の制限値は65℃)。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2014年6月22日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、14日より停止していたが09:34-18:28に実施。移送先は1号機廃棄物処理建屋。

2号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、19日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、6月22日より運転中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。
C系は、クロスフローフィルターの交換および追加腐食対策(17日参照)を講じて今日22日09:00に運転再開。今後、A、B系でも追加腐食対策を実施する計画。
福島第一原子力発電所 多核種除去設備(ALPS)C系の処理運転再開について(報道関係各位一斉メール)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2014年6月21日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、14日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、19日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、5月20日より停止中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は22日に運転再開の予定。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 271KB)


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番およびNo.12)の分析結果。19日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 154KB)
No.12のトリチウムは1,800Bq/L。

9日の5、6号機RO装置からの漏えいの件。その後の調査で、漏えいした原因は、5月15日の当該装置からの漏えい時に戻りラインで確認された析出物が剥離し、逆止弁に堆積し閉塞したことにより圧力が上昇したため、導電率計フランジ部が圧力に耐えられず漏えいに至ったものと推定。なお、以前の漏えい時の対策検討においては、戻り水ラインの堆積物は強固であり短期間での剥離・閉塞はないものと判断し、圧力計による監視を予定していた(5月23日参照)が、今回の漏えいは、その対策を完了する前(圧力計準備中)に発生していることから、以下のとおり再発防止を図ることとする。
<再発防止対策>
・閉塞が確認された逆止弁および近傍配管内の析出物を除去。(実施済み)
・戻り水ライン逆止弁上流部のPE管の交換を実施。(実施済み)
・戻り水ラインに圧力計を設置したうえで、監視カメラによる常時監視。(実施済み)
・析出物の付着・剥離状況を確認するため、当面の間、1週間程度の周期で開放点検を実施。
・安全弁を設置し、圧力上昇防止対策を実施。(7月上旬予定)
また、恒久対策として薬液洗浄、戻り水ラインの鋼管化、滞留水処理戻り水専用タンクの設置等を検討。今後、準備が出来次第、当該RO装置の運転を再開する。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2014年6月20日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 17.2KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、14日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

5号機で原子炉を冷却している残留熱除去系原子炉停止時冷却モード(B)を11:32-12:19に停止。原子炉保護系M-Gセット点検にともなう電源切替えをおこなうため。原子炉水温は、冷却停止時、再開時のいずれも30.0℃だった(運転上の制限値は100℃)。

6号機T/B地下たまり水移送、昨日19日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、5月20日より停止中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は22日に運転再開の予定。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について(PDF 1.06MB)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 267KB)

地下水バイパス、10:11-17:16に一時貯留タンクGr2から排水を実施。排水量は1,765t。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr2)からの排水について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr2)からの排水について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果(南放水口付近)(PDF 118KB)(6月23日公開)


その他


3号機R/B1階で遠隔除染装置による建屋内除染を開始する。
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋1階の遠隔除染装置による建屋内除染の開始について(PDF 66.9KB)
ASTACO-SoRaによる3号機R/B1階障害物撤去は3月に終了した(実績は資料2頁)。次の段階として、MEISTeRに吸引除染装置を搭載して床面の粉塵吸引などの作業を23日より開始する。操作は免震重要棟から有線で行う。

1-4号機R/B上部でのダストサンプリング結果と1-3号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリング結果。1号機は2日と16日、2号機は10日、3号機は9日、4号機は6日に実施。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF 84.1KB)
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 80.7KB)
1号機で2日に実施した際に、通常より高く一部は過去最高に近い結果だったので、16日に再度実施したが、1回目と変わらず。今のところ、原因は不明。状況を監視していく。
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 74.9KB)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 76.6KB)
福島第一原子力発電所 4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 79.4KB)
福島第一原子力発電所 1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.4KB)
福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.4KB)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.4KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF 86.9KB)
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 77.0KB)
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(3)(PDF 76.9KB)
福島第一原子力発電所 建屋開口部等における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 111KB)
共用プール建屋5月分。

海側遮水壁工事の進捗にともない、4号機取水口前のシルトフェンスを23日に撤去する。これにともない、海水サンプリング地点の「4号機スクリーン(シルトフェンス外側)」と「1-4号機取水口南側(遮水壁前)」を24日に廃止する。

実施計画の変更認可申請の補正を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
敷地境界での追加的被曝線量評価の更新で、2013年12月18日の変更認可申請、2014年3月6日の一部補正について、再補正を提出。
地下水バイパス放出分(約0.22mSv/年)、堰内雨水処理水の構内散水分(約0.042mSv/年)、5、6号機たまり水の構内散水分(約0.033mSv/年)を追加。気体廃棄物、液体廃棄物、敷地内の放射性物質による直接線・スカイシャイン線の合計で約10.06mSv/年と評価(3月6日の評価では9.73mSv/年だった)。また、RO濃縮水貯槽以外に起因する線量は約0.98mSv/年と評価。左写真は、今回の補正の内容をまとめた資料。HPに掲載されてるのが見つけられなかったので、公式動画のスクリーンショットを掲載。あと、この資料の3月6日(前回補正提出日)は3月26日(プレスリリースは3月27日)の間違いじゃないの?


全β放射能分析の数え落としの件。4月11日に補正方法などについて報告した内容が確定した。確定後のデータは以下の資料の通り。内容は4月11日の報告と変わりない。これで、173件すべての補正が終了した。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(全β補正版)(PDF 272KB)
地下貯水槽関連分析結果(全β補正版)(PDF 193KB)
福島第一2,3号機海側配管トレンチ滞留水分析結果(全β補正版)(PDF 49.1KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(全β補正版)(PDF 45.9KB)
福島第一原子力発電所構内H5エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(全β補正版)(PDF 43.2KB)

敷地内外の降下物測定結果
福島第一原子力発電所敷地内外における降下物中の放射性物質の核種分析結果(PDF 46.7KB)

雨水処理水の処理水排水に関する測定結果
雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水散水場所における空気中放射性物質濃度および周辺の空間線量率測定結果(PDF 11.2KB)



ニコ生
【6月20日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.6.20(金)17時30分 ~


2014年6月19日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.1KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、14日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、昨日18日に続き10:00-15:00に実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。フィルター洗浄のため08:23-12:09に停止。起動後12:55に定常流量に到達。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、5月20日より停止中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は22日に運転再開の予定。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 648KB)


その他


地下水バイパス一時貯留タンクGr2の分析結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 8.85KB)
9日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標を超えず。これにより、明日20日午前中に準備でき次第排水を実施する。

5号機は残留熱除去系原子炉停止時冷却モード(B系)で原子炉水を冷却中だが、原子炉保護系M-Gセット(原子炉保護系における電動機で発電機を駆動する装置)点検終了に伴う電源切替を行うため、明日20日に約3時間、冷却を停止する予定。なお、5号機原子炉水温は11:00時点で30.0℃、冷却停止時の原子炉水温上昇率評価値は0.398度/h、停止中の原子炉水温上昇は約2度の見込み(運転上の制限値は100℃)。

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)
2.3.4 5・6号機の炉内及び使用済燃料プールの燃料(PDF 90.9KB)
2.18 5・6号機に関する共通事項(PDF 302KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2014年6月18日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、14日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、昨日に続き10:00-15:00に実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、5月20日より停止中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は22日に運転再開の予定。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 270KB)


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第155報)(プレスリリース)

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
16日採取分。No.12のトリチウムは2,000Bq/L(過去最高値)。No.12の一時貯留タンクへの影響は評価しており(下の資料参照)、監視を強化しつつ揚水は継続する。

地下水バイパス揚水井No.12の分析結果
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.12 分析結果(PDF 120KB)
12日採取分、第三者機関の分析結果は1,600Bq/L。今後、毎週木曜日採取分を第三者機関に分析を依頼する。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 75.8KB)
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 75.2KB)
(その2)は16日採取分の分析結果のもとづく評価を追加したもの。運用目標を満足する事を確認した。

4号機燃料取出し作業で、新燃料の移送先を6号機へ変更する
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールからの燃料取り出し作業における一部計画の変更について(訂正版)(PDF 187KB)
共用プールにもともとあった燃料は順次、乾式貯蔵キャスクに装填してキャスク仮保管施設へ移送して、4号機から取出した燃料を保管する場所を確保している。この作業に使用するキャスクについては調達に努めてきたが、一部のもので許認可手続きが長期化しており予定どおりの入手が困難な見通しとなった。これにより、4号機からの全燃料取出しを2014年中に完了するには、共用プールで157体分の空きが不足することになった。このため、4号機使用済燃料プールにある新燃料180体を6号機の使用済燃料プールへ移送して一時保管することにする。
6号機では原子炉の燃料をすべて使用済燃料プールへ移動しており、180体の燃料を受入れる余裕がないため、すでに使用済燃料プールにある新燃料230体を6号機R/Bにある新燃料貯蔵庫に移動して場所を確保する。この作業に入るために、プールゲートを閉めて原子炉を仮閉鎖する(現在はどちらも開いている)。
新燃料は発熱がないので通常はキャスクに入れずに輸送するが、4号機から移送する新燃料はガレキ等による放射能汚染があるためキャスク(いつも使っている22体入るやつ)に入れて移送をおこなう。4号機から6号機までの移送距離は約1.3km。
今後、実施計画の変更認可申請をおこなう予定。
(資料4頁右上の燃料加工メーカーへの搬出について。燃料集合体は、プラントごとに濃縮度などによりオーダーメイドでくみ上げられており、他のプラントで使用するには、あらためて燃料を組み直す必要がある。6号機の新燃料は全く損傷がないので、これを有効活用するために他のプラントで使用する事も検討している。その場合には、加工メーカーに出して燃料の組み直しをすることになる。なお、核燃料は事業者の所有である。)

2日の4000m3ノッチタンク群からの漏えいの件。
福島第一原子力発電所4000トンノッチタンク群からの水漏れに関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の提出について(プレスリリース)
事象の発生から応急対策までを報告した。漏えい範囲の土壌の回収を5-7日に実施、回収量は31m3、回収後の地表面線量は70μm線量等量率(β線)で0.010mSv未満まで低下した。

魚介類のサンプリング結果
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF 11.5KB)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20㎞圏内海域>(同所港湾内を除く)(PDF 25.6KB)

明日19日より4号機R/B健全性確認を実施する。H26年度1回目(通算9回目)。点検内容は今までと同じ。結果は7月10日頃まとまる予定。

雨水処理設備の処理水排水に関する測定結果
雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水分析結果(PDF 16.6KB)



ニコ生
【6月18日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.6.18(水)17時30分 ~

2014年6月17日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、14日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、16日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、5日より停止していたが、10:00-15:00に実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。ベッセル交換のため、08:26-17:50に停止。起動後18:22に定常流量に到達。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、5月20日より停止中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は下記のように22日に運転再開の予定。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 460KB)

15:31頃、屋外にある5号機残留熱除去系海水ポンプ(A)のモータ下部軸封部より油が漏えいしていることを発見。漏えいした油は、床面に約3m×約0.5m×深さ最大約2mmの大きさでたまっている。その後、当該ポンプを停止したことにより油の漏えいは停止。15:46に双葉消防本部へ連絡。当該ポンプ停止前に残留熱除去系海水ポンプ(C)を起動したことにより、原子炉の冷却は継続している。
福島第一原子力発電所 5号機残留熱除去系海水ポンプのモータからの油漏れについて(報道関係各位一斉メール)

サブドレン他浄化設備一体型タンク設置工事で起重機船を出港させるため、1-4号機取水口のシルトフェンスを10:00-10:34に開放した。昨日の続き。


その他


(以下、18日の会見より)多核種除去設備ALPSの点検状況
多核種除去設備(ALPS)の 点検状況について(PDF 213KB)
クロスフローフィルターの分解点検の結果。A系(CFF5A)およびC系(CFF7C、8C)で、今まで見られたのと同様のプレートガスケットの脆化と欠損等を確認(資料3頁に写真)。これらは改良型CFFと交換した。
C系では、CFF交換と合わせて腐食対策有効性確認を実施。吸着塔2C(アルカリ性領域)の点検口フランジ部に微小なすきま腐食を確認。追加点検により、吸着塔2C出口弁フランジにも微小なすきま腐食を確認。今までの点検ではアルカリ性領域でのすきま腐食は確認されておらず、アルカリ性による腐食抑制効果もあると推定されるが、今回確認されたすき間腐食は吸着塔2Cに充填された活性炭の影響によると推定(高い腐食電位を示す活性炭がステンレス鋼と接触した場合、ステンレス鋼の腐食電位が上昇)。対策として、活性炭を充填している吸着塔1C、2C周りのフランジ部(約40ヵ所)にガスケット型犠牲陽極を設置する。このため、C系の運転再開は予定の19日から22日に延期。また、A、B系でも同様の対策を計画中。
前処理の段階で沈殿を生じさせるために添加する薬剤により液性はアルカリ性となっている。これが吸着塔シリーズの途中で中和され、吸着塔6以降は液性が中性となる。以前にA系で、中性領域にある活性炭を充填した吸着塔(6A)で腐食が確認された際には、アルカリ性領域にある活性炭充填吸着塔では腐食が見られなかったため、アルカリ性の液性が腐食を抑制していると考えて、中性領域での活性炭充填吸着塔は廃止、アルカリ性領域へ活性炭充填吸着塔を追加していた(2013年8月29日、9月25日参照)。

実施計画の変更が認可された。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の認可について(プレスリリース)
2.7 電気系統設備(PDF 942KB)
所内共通M/C 5A、5Bの新設ほか。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2014年6月16日(月)

05:14に浜通りで震度4の地震。震源地は福島県沖、震源の深さは52km、地震の規模(マグニチュード)は5.8。
気象庁 地震別検索結果


今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 102KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

今朝の地震について、パトロールを実施し異常ない事を07:05に確認した。
平成26年6月16日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)(報道関係各位一斉メール)
平成26年6月16日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)<続報>(報道関係各位一斉メール)
平成26年6月16日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)<続報2>(報道関係各位一斉メール)

1号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 80.7KB)
2日に実施した際に通常より高い値だったので、再度実施した。
1号機T/B地下たまり水移送、14日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、9日より継続していたが14:53に停止。移送先を3号機T/B地下へ切替えて16:00に再開。

3号機T/B地下たまり水移送、9日より継続していたが15:02に停止。雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)への移送を14:42に開始。

4号機からの燃料取出し作業、今日までに49回のキャスク移動を実施。共用プールへ移送した燃料は1078/1533体(使用済燃料が1056/1331体、新燃料が22/202体)。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、5日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、5月20日より停止中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は19日に運転再開の予定。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 174KB)

サブドレン他浄化設備一体型タンク設置工事で起重機船を入港させるため、1-4号機取水口付近のシルトフェンスを09:35-10:03に開放した。4m盤に設置する集水タンクの工事。集水タンクの設置位置については、実施計画2.35 サブドレン他水処理施設(PDF 2.28KB)の20頁を参照。


その他


14日の地下水バイパス排水時の海水サンプリング結果。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果(南放水口付近)(PDF 335KB)

今日、廃炉・汚染水対策現地調整会議(第10回)があった。その際の資料。
【資料1】汚染水に関わる現場進捗状況(6.02MB)
海水配管トレンチ凍結止水工事(5頁)。4月28日より2号機立坑Aで凍結運転を開始しているが、凍結に時間を要しているので促進対策(凍結管の追加、T/B地下たまり水移送による水位変動の抑制)を実施。凍結管の並びの北端は下部のみのパッカー、南端はパッカー無しなので、この部分の測温管(S-7とS-8、資料5頁)を凍結管に変更(4日より運転中)。また、T/B地下たまり水移送によるたまり水水位の変動により水の流れが生じているのが凍結を阻害していると考えて、T/B地下たまり水移送先を3号機T/Bからより遠い高温焼却炉建屋へ切替えて、移送速度を遅くして水位変動の抑制を実施(9-16日)。もうしばらく測温管による温度観測を継続し、追加の対策(建屋-パッカー間にグラウト充填、凍結管の追加設置)について検討する。2号機開削ダクトでは13日より凍結運転を開始した。3号機では、立坑Aで準備作業中、立坑Dで削孔作業中、7月末より凍結運転開始予定。
海水配管トレンチの水抜きと内部充填(11頁)。凍結完了後の地下水流入に応じた工事方法を検討中。
4m盤フェーシングの実施状況(12頁)。1-2号機間、2-3号機間、3-4号機間のフェーシングはすでに終了。また、ウェルポイント周囲に仮堰を設置して雨水が当該個所から地中へ浸透するのを抑制。現状では、フェーシング部中央にはフェーシングをまだ実施していない通路部があり、海側遮水壁と護岸の間の埋立て地も未舗装(13頁)。ここにフェーシングおよび舗装を実施して、最終的には4m盤への降雨と4m盤地下水は隔離される(H27年3月末予定、15頁)。
海側遮水壁工事進捗(18頁)
地下水バイパス(19頁)。5月21日の排水開始以降、24時間連続くみ上げを開始(現時点で300m3/日程度)。No.1-11の揚水井は水位を3m低下させ、観測井(+O.P. 9-10m)程度に達している。建屋サブドレン、観測井水位にはまだ変化は見られない。
護岸エリア地下水モニタリングまとめ(25頁)
港湾内外海水モニタリングまとめ(30頁)
降雨による海水中放射能濃度への影響(33頁)。12日の大雨の際に5、6号放水口北側と南放水口付近で海水をサンプリングし評価。
1-3号機放水路の水質調査(35頁)5月29日のロードマップ進捗の口を参照。追加調査の結果(36頁)。90Sr分析の結果は、全βの数分の一から数十分の一であり、全β放射能の大部分はCsによるものと考える。1号機放水路下流側での水質調査では、上流側に比べて放射能濃度は低く塩分濃度は高く、海水や地下水の影響を受けている可能性あり。各号機放水路の上流側で3日にも採取・分析を実施。前回(4月23日)と比べて全体に濃度が下がっており、降雨による流れ込み水の調査を継続する。
地下水バイパス揚水井モニタリングまとめ(43頁)
H4、H6タンクエリア追加ボーリング、放水路モニタリングまとめ(44頁)
土壌中Sr捕集工事(47頁)。7月より土壌改良工事を開始する。場所はH4エリア東側(49頁)、80mにわたって千鳥配置とする。工事では、直径1.5m、深さ20mの穴を掘って、中に改良材(重量比で砕石:アパタイト:ゼオライト=100:5:30)を充填する。9月末に完成の予定。
多核種除去設備ALPSの処理再開(53頁)。5月17日(A系)と20日(C系)の炭酸塩スラリー流出時のブースターポンプ出口水の写真。若干の白濁を認める。
増設/高性能多核種除去設備(56頁)。工事進捗など。写真あり。
サブドレン他浄化設備の工事進捗(59頁)
H6エリアタンク上部天板部からの漏えい、および、焼却工作建屋へのたまり水誤移送の対策の進捗状況(62頁)
4000m3ノッチタンク群からの漏えい(70頁)。ノッチタンク天板開口部のシール、堰カバー(堰の排水弁を5日に閉じたことで、堰内に雨水がたまらないようにするための対策)、堰外へ漏えいした範囲の土壌回収状況、の写真(77頁)。
【資料2】現地調整会議で提示された課題への対応の検討状況(1.36MB)
タンクエリア堰二重化工事の進捗(4頁)。全エリアの内堰、外周堰の設置は完了。浸透防止の被覆工事は遅れているが6月末までには完了予定(降雨があると遅延の可能性)。内堰の高さは、エリア内のタンクのうち20個に1個の割合で全量が漏れても中に貯められるように設定している。
タンク建設の状況(9頁)。新たに30,000m3のタンクを新設する計画。正門東側の駐車場の半分に現地溶接型のタンクを設置する。基礎工事をして12月からタンク設置作業を開始する予定。建設の遅れ等を反映した水バランスシミュレーション(15頁)。
HTI(高温焼却炉)建屋/プロセス主建屋バイパス計画の検討状況(16頁)。キュリオンセシウム吸着装置を使って両建屋地下の汚染水を処理する(2013年10月9日、2014年1月20日の汚染水対策現地調整会議の項を参照)。まずHTI建屋を循環ループから外し(プロセス主建屋だけをバッファとする)、地下の汚染水の処理を11月より開始する。次に、SPT(A)を1-4号機T/Bからの水を受けるバッファにしてプロセス主建屋を循環ループから外し、地下の汚染水を処理する(プロセス主建屋のほうのスケジュールはSPT(A)等の水抜きの進み具合による)。
建屋内たまり水移送装置の設置計画(16頁)。凍土遮水壁の造成開始にむけて、建屋内たまり水の水位制御をより精密に行えるようにする(6月6日の第23回特定原子力施設監視・評価検討会の項を参照)。このため、移送ポンプの設置等をおこなう。
側溝放射線モニター(20頁)。藻・水垢等によるバックグラウンド指示値の上昇が認められ、定量性に課題があるが、高濃度汚染水の漏えい検知は可能であることから、手順書等の準備が整い次第、運用を開始する。
排水路ゲート(26頁)。B、C排水路に6ヵ所設置する。
B、C排水路出口付け替え工事の進捗(27頁)。1条目は14日に完成している。2条目は7月下旬に完成予定。今後、徐々に水を流して漏えい確認等をおこなう。


ニコ生
【6月16日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.6.16(月)17時30分 ~

2014年6月15日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、昨日14日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、9日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、9日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、5日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、5月20日より停止中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は19日に運転再開の予定。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2014年6月14日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、5月31日より停止していたが09:50-18:31に実施。移送先は1号機廃棄物処理建屋。

2号機T/B地下たまり水移送、9日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、9日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、5日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、5月20日より停止中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は19日に運転再開の予定。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 169KB)

地下水バイパス、10:10-16:02に一時貯留タンクGr3からの排水を実施。排水量は1,443t。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr3)からの排水について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr3)からの排水について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果(南放水口付近)(PDF 335KB)(6月16日公開)


その他

地下水バイパス揚水井(奇数番とNo.12)のサンプリング結果
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 153KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2014年6月13日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、5月31日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、9日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、9日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、5日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、昨日12日より停止中。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、5月20日より停止中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は19日に運転再開の予定。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について(PDF 551KB)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 650KB)
観測孔No.1-17(12日採取分)の全βが63,000Bq/Lと過去最高(今までの最高は9日の32,000Bq/L)。No.1-16では以前から高い濃度が観測されており、ウェルポイントの地下水くみ上げによりNo.1-16周辺の濃度の高い地下水がNo.1-17まで吸い寄せられてきているのかもしれない(No.1-17はNo.1-16よりもウェルポイントに近い)。
海水サンプリングでは、海側遮水壁と護岸の間で採取したものに過去最高を更新しているのがあるが、海側遮水壁工事の進捗にともない遮水壁と護岸の間の埋め立てが進んで海水の量が減ってきているため、陸側から汚染された地下水の供給が一定程度あれば濃度が上昇する可能性はあると考える。


その他


サブドレン復旧に向けた建屋周辺の地下水調査結果(2013年8月23日、11月25日参照)
福島第一原子力発電所1~4号機建屋周辺地下水の詳細分析結果(PDF 128KB)
新設サブドレンピットN5、N9、N14の90Srの結果が出た。

凍土遮水壁設置工事に関連して実施している下部透水層下水調査(4月14日参照)の結果。
福島第一原子力発電所タービン建屋東 側(海側)下部透水層 の水質調査状況について(PDF 252KB)
観測孔Fz-5の4日採取分。ここは、1回目(5月28日採取)でトリチウムが3,100Bq/Lと高かった(134Cs、137Cs、全βはND。6月4日参照)ので、再度サンプリングした。今回は134Cs、137Cs、全βがND、トリチウムが4,700Bq/L。今後も調査を継続する。

地下水バイパス一時貯留タンクGr3の分析結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 53.6KB)
3日採取分。東電、第三者機関、いずれの結果も運用目標を満足したので、明日14日午前中に、準備でき次第排水を実施する。

魚介類のサンプリング結果

福島第一原子力発電所20km圏内海域における魚介類調査報告(H26年1月~3月採取分)(PDF 348KB)
2014年1-3月のまとめ。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20㎞圏内海域>平成25年度 第4四半期採取分(PDF 8.32KB)
2014年1-3月の90Sr分析結果。110mAgを検出した試料はなかった。90Srの分析対象は、四半期ごとに採取されたもののうちCs濃度の高いものから順に2個体を選んでいたが、H25年度第2四半期よりこれを5個体に増やしている(貯留タンクからの汚染水漏えいを受けて、魚介類のモニタリングを強化した)。

1号機トーラス室壁面調査の結果
福島第一原子力発電所1号機トーラス室壁面調査結果について(PDF 1.42MB)
福島第一原子力発電所1号機トーラス室壁面調査(3:42)(動画)
詳細は11日を参照。

凍土遮水壁工事を行っているエリアの空間線量率はどのくらいか、という質問に答えて)第4ブロックでは0.3-0.4mSv/h、第8ブロックでは0.03-0.1mSv程度。場所によって違う。

H6エリアタンクからの漏えいを受けて実施している追加ボーリングでの地下水サンプリングで、各井戸の高さについての質問に答えて)観測孔G-1とG-2がおよそO.P. +37m、G-3がおよそO.P. +36m。井戸の深さは、G-1とG-2が約10m、G-3が約20m。漏えい個所からの距離は、G-1が約20m、G-2が約70m、G-3が約160m。G-3は海からの距離が450m。

雨水処理装置の処理水排水に関する測定結果
雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水散水場所における空気中放射性物質濃度および周辺の空間線量率測定結果(平成26年6月12日採取・測定分)(PDF 11.6KB)
12日に測定を実施。

経済産業省の「原子力の自主的・継続的な安全性向上に向けた提言」を踏まえた当社における原子力の安全性向上に向けた取り組みについて(プレスリリース)
今日の会見の前半は、これについての説明だった。質疑の中で、確率論的リスク評価(PRA)について話があった。PRAなんて私にはよく分からないんだけれど、福島の事故前からPRAを事業に取り入れていたという姉川さんの説明に関連していくつかやり取りがあって、「PRAでは影響の大きさはハザードの大きさとそのハザードの発生頻度の積で求められる。発生頻度の小さいハザードは、非常に大きくても影響としては小さくなる。しかしながら、自然現象のように発生頻度の見積りについて不確かさが大きい場合、影響の大きさを小さくしている発生頻度が不確かなのだから、値が小さいから良しとするのはよろしくない。そういう種類のハザードについては、ストレステストのようなもので対策に抜けがない事を確かめる(クリフエッジの特定・把握)ことをPRAと組み合わせるのがよろしいと考える。福島事故の前に、政府の地震調査研究推進本部から福島県沖を震源とする地震の可能性を提示された際に、そのような波源モデルの妥当性(発生頻度)を検討するのに時間をかけすぎた。自然現象のモデルの妥当性について正しい評価は簡単にできるものではなかったのに、実際にはそこに時間をかけすぎたことについて、今から見ればもうすこしやりようがあったかな、という思いはある」というような話があった(間違ってるかも)。


ニコ生
【6月13日】東京電力「原子力の安全性向上に向けた取り組み」に関する記者…

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.6.13(金)17時30分 ~


2014年6月12日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.2KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、5月31日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、9日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、9日より継続中。

4号機燃料取出し作業で発生するキャスク内包水および洗浄水を貯めている共用プール低電導度廃液受タンクが満水になったので、10:06-12:20に高温焼却炉建屋へ移送を実施した(1月28日参照)
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、5日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、5月19日より運転していたが、09:43に停止(9日参照)
水処理装置、SARRY、9日より運転中。フィルター洗浄のため、08:27-12:48に停止。起動後、14:15に定常流量に到達。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、5月20日より停止中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は19日に運転再開の予定。

焼却工作建屋へのたまり水誤移送の件(4月14日、5月2日参照)
焼却工作建屋東側サブドレン水の追加サンプリング結果(PDF 39.5KB)
当該のたまり水はプロセス主建屋へ移送が完了(焼却建屋は10日、工作建屋は5月16日)したので、サブドレン水の分析(焼却工作建屋東側サブドレン水の追加サンプリング)は今日の報告(11日採取分)で終了する。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 466KB)

地下水バイパス揚水井No.12からのくみ上げを19:20に再開。
揚水井No.12では、5月26日採取分のトリチウムが1,700Bq/Lで運用目標(1,500Bq/L)を超えたため、27日よりくみ上げを停止している。それ以降の週2回の分析でも運用目標を継続して超えており、一時貯留タンクの貯留水のトリチウム濃度への影響を評価した。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 75.2KB)
その結果、一時貯留タンクの貯留水のトリチウム濃度は運用目標を超えない事を確認した。これにより、No,12のくみ上げを再開した。今後も、No.12の監視強化を継続し、一時貯留タンクへの影響を確認していく。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス揚水井No.12のくみ上げ再開について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 地下水バイパス揚水井No.12のくみ上げ再開について(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


雨水処理設備の処理水排水に関する測定結果
雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水分析結果(PDF 16.7KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2014年6月11日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

「格納容器水張りに向けた調査・補修(止水)技術の開発」で開発中のS/C上部調査装置の実証試験を1号機で実施中(5月19日参照)。9日より今日まで、トーラス室壁面調査を行った。トーラス室とT/Bとの間の貫通部(たまり水水面下)にカメラを下ろして観察したが、水の流れは確認されなかった。また、5月30日にキャットウォーク上に保温板金が落ちていたために調査できなかった南-南東側について、反対側からアプローチして調査したが、漏えい等の異常は確認されず。
(以下、13日の会見より)
福島第一原子力発電所1号機トーラス室壁面調査結果について(PDF 1.42MB)(6月3日公開)
トーラス室東側壁面(T/Bと隣接する側)の配管貫通部(たまり水の水面下)で、キャットウォーク上の調査装置から調査カメラを貫通部まで下ろし、貫通部の外観確認、および、トレーサー(粘土系粒子)を水中に散布してその動きから貫通部周辺の水の動きを観察して漏えいの有無を確認した。
福島第一原子力発電所1号機トーラス室壁面調査(3:42)(動画、6月13日公開)
最初は貫通部①、2分過ぎからは貫通部②(貫通部の場所は資料3頁)。ゆっくり落ちてくる白いのがトレーサー。予定していた貫通部のうち、北側の2ヵ所(①と②)では貫通部のシール材に著しい損傷はなく、トレーサーの流れから貫通部周辺での流れは確認されなかった(T/B側への漏えいがあれば、その場所へ吸込まれるような流れが確認できるはず)。南側の3ヵ所では、干渉物によりカメラを水中に入れられなかった。5つの貫通部の上方のたまり水水面で、浮遊物の動きは確認されず。
今回水中で確認できなかった貫通部3ヵ所については、2号機で実証予定の水中壁面調査装置を用いて調査をおこなう。また、ソナー調査(5月19日参照)は不調で、実施要否について再検討する。
S/C上部調査でキャットウォーク上の保温板金が障害となっていたエリアについて、逆回りで調査をおこなったが、S/C上部で漏えい等は確認されなかった。
1号機T/B地下たまり水移送、5月31日より停止中。

2号機R/B内で実施している除染・遮へいによる線量低減対策に、新しい除染装置(ハスクバーナ DXR-140改造品)を投入して作業を開始した(6日参照)。9日より開始の予定だったが、雨天のため延期していた。
2号機T/B地下たまり水移送、9日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、9日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、5日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、5月19日より運転中。明日、停止の予定。
水処理装置、SARRY、9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、5月20日より停止中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は19日に運転再開の予定。

焼却工作建屋へのたまり水誤移送の件(4月14日、5月2日参照)
焼却工作建屋東側サブドレン水の追加サンプリング結果(PDF 39.5KB)
たまり水はプロセス主建屋へ移送した(焼却建屋は10日に、工作建屋は5月16日に移送を完了)。移送に合わせて、ろ過水で床の清掃等を実施した。焼却建屋では、以前に地下水の流入によるたまり水が確認されているので、今後はたまり水の状況を監視していく。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 465KB)
海側遮水壁工事の進捗(遮水壁と護岸の間の埋め立て)にともない、1、2号機取水口間の海水サンプリングは今日で終了する。

完成型タンクの搬入があった。
福島第一原子力発電所 完成型溶接タンクの搬入について(PDF 247KB)
完成型溶接タンクが5基、水揚げされた。容量1,235m3、高さ約14m、直径約11m、重量約70t。東芝製。J5エリアに設置して、処理水貯槽(ALPS処理水用)およびサブドレンの集水用タンクとして使用する。サブドレンの集水タンクはJ5エリアじゃなくて海際に設置するんじゃなかったっけ?


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第154報)(プレスリリース)

サブドレンの水質調査でCs濃度の上昇を確認した。
集中廃棄物処理施設周辺のサブドレン水
雑固体廃棄物減容処理建屋北(⑧)の10日採取分で、134Csが0.17、137Csが0.46[Bq/cm3]。いずれも前日採取分はNDだった。降雨の影響と考えるが、引き続き監視を継続する(従来より毎日サンプリングしているところ)。

地下水バイパス揚水井(偶数番)サンプリング結果
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
9日採取分。No.12は1,700Bq/L。昨日報告した第三者機関による分析結果(5日採取分)の結果とそれまでの分析結果から、No.12の揚水を再開したいと考えており、昨日より関係個所に説明をしている。揚水井で運用目標を超えた場合の手順は5月20日の資料を参照。

凍土遮水壁工事、第4ブロックで3本のボーリングが終了。今日より第8ブロックで4本のボーリングを開始した。

T/B地下たまり水核種分析結果。1、2号機5月15日採取分。
福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF 7.95KB)

H6エリアタンクからの漏えいの件(2月20日参照)
福島第一原子力発電所構内H6エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H6エリア周辺)(PDF 96.2KB)
福島第一原子力発電所構内H6エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H6エリア周辺)(その2)(PDF 96.2KB)
観測孔G-2の10日採取分で全βが260Bq/L(9日分はND)と上昇している。降雨の影響と考えるが、今後の状況を監視していく。

6月6日の規制委の面談資料に「2号機 RPV フランジ温度計(TE2-3-69B3)が乱点」とあるが、詳細を教えて、という質問に答えて)6日朝の時点で当該温度計の指示値が不安定であり、点検を実施した。2号機の中央制御室で温度計をデジタルレコーダーに接続してデータを採録しているが、その接続部(端子台)の清掃や増締めをして、指示値は安定した。その後は問題ない。当該温度計は、監視対象ではない。


ニコ生
【6月11日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.6.11(水)17時30分 ~


2014年6月10日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 22.8KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

「格納容器水張りに向けた調査・補修(止水)技術の開発」で開発中のS/C上部調査装置の実証試験を1号機で実施中(5月19日参照)。昨日9日より、トーラス室壁面調査を行っている。
1号機T/B地下たまり水移送、5月31日より停止中。

2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 74.9KB)(6月20日公開)
2号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.4KB)(6月20日公開)
2号機T/B地下たまり水移送、昨日9日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日9日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、5日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、5月19日より運転中。
水処理装置、SARRY、昨日9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、6月9日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、5月20日より停止中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を、6月9日にA系を起動。C系は19日に運転再開の予定。

焼却工作建屋へのたまり水誤移送の件(4月14日、5月2日参照)
焼却工作建屋東側サブドレン水の追加サンプリング結果(PDF 39.5KB)
焼却建屋のたまり水をプロセス主建屋へ5月26日より移送していたが、11:01に作業が完了した。工作建屋は5月16日に移送を完了。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 467KB)


その他


地下水バイパス、8日排水時の海水サンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果(南放水口付近)(PDF 381KB)

地下水バイパス揚水井No.12の第三者機関分析結果(5日採取分)。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.12分析結果(PDF 80KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2014年6月9日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 189KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

「格納容器水張りに向けた調査・補修(止水)技術の開発」で開発中のS/C上部調査装置の実証試験を1号機で実施中(5月19、27日参照)。今日より、トーラス室壁面調査を開始。調査カメラを水面下に下ろして調査をおこなう予定(5月19日参照)だが、干渉物の影響があり、慎重を期して今日は水面の手前までで終了している。引き続き調査を進めていく。
1号機T/B地下たまり水移送、5月31日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、5日より停止していたが16:30に再開。移送先は雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)。

3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 76.6KB)(6月20日公開)
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.4KB)(6月20日公開)
3号機T/B地下たまり水移送、5日より停止していたが16:50に再開。移送先はプロセス主建屋。

4号機からの燃料取出し作業、今日までに47回のキャスク移動を実施。共用プールへ移送した燃料は1034/1533体(使用済燃料が1012/1331体、新燃料が22/202体)。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、5日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、5月19日より運転中。下記のようにSARRYが起動したが、吸着塔の有効利用のため12日まで運転を継続する。
水処理装置、SARRY、ブースターポンプ交換のため5月26日より停止中(5月14、22日参照)だったが、作業が終了し12:38に起動した。13:29に定常流量に到達。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。5月17日より停止していたが、下記のように今日6月9日に処理運転を再開した。
B系:2013年6月13日に開始。現在、5月23日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、5月20日より停止中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
B系でのクロスフローフィルターのガスケット損傷による炭酸塩スラリー流出のため、A、B、C系すべて3月18日に停止。A、C系は3月25日に運転再開。3月27日にA系で同じ原因により処理運転を停止、対策を講じて4月23日に処理運転を再開。5月17日にA系で、20日にC系で、再び同じ原因で処理運転を停止。対策を講じて5月23日にB系を起動。
10:14にA系で処理運転を再開した。系統内除染と吸着塔の交換、およびクロスフローフィルター6台(CFF3A-CFF8A)の改良型への交換を実施(6日参照)。C系は19日に再開の予定。
福島第一原子力発電所 多核種除去設備(ALPS)A系の処理運転再開について(報道関係各位一斉メール)

焼却工作建屋へのたまり水誤移送の件(4月14日、5月2日参照)
焼却工作建屋東側サブドレン水の追加サンプリング結果(PDF 39.5KB)
焼却建屋のたまり水をプロセス主建屋へ5月26日より移送中(日中のみ実施、6月上旬までの予定)。工作建屋は5月16日に移送を完了。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 301KB)

10:15頃、5・6号機北側FタンクエリアのRO装置で、濃縮水がトレーラー内に漏えいして いることを当社社員が発見。処理装置自体は専用のトレーラーに積載されており、漏えい水はトレーラー上の堰の中に約1.5m×約5m×深さ約3mmの大きさで広がっている。10:20に装置を停止して装置からの漏えいは停止したが、トレーラー上の堰から1秒に2滴 程度漏えいがあり、ビニール袋にて養生を実施。トレーラーは地面に設けた堰の中に設置されており、トレーラーから漏えいした水はこの堰の中にとどまっている。装置の導電率計のフランジ部から漏えいしたことを確認。漏えい原因を調査中。
11:55頃に漏えい個所の線量率測定を実施。雰囲気線量(地面から約100cm離れた位置)は70μm線量当量率(β線)が0.000mSv/h、1cm線量当量率(γ線)が0.003mSv/hで、バックグラウンドの0.003mSv/h(γ線+β線)と同等だった。
漏えい水の分析結果は、134Csが3.6×102137Csが1.0×103、全βが9.3×103[Bq/L]。漏えい量は、トレーラー上の堰内に約23L、トレーラーを囲む堰内に約44L、合わせて約67Lと推定。
福島第一原子力発電所5・6号機北側Fタンクエリア滞留水処理装置からの水漏れについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所5・6号機北側Fタンクエリア滞留水処理装置からの水漏れについて(続報)(報道関係各位一斉メール)
5・6号機RO装置については、例えば2013年9月13日の資料を参照。5・6号機の建屋地下のたまり水を浄化するもの。
(以下、11日の会見より)当該のRO装置はトレーラー2台(1台はRO装置、もう1台は前処理装置)で1系統を構成しており、1系統しかない。

Bタンクエリアで配管寸法確認を行っていた作業者が、11:55頃に免震重要棟で汚染検査を受けたところ、顔面および鼻腔内に放射性物質の付着が確認された。WBCを受検した結果、預託実効線量は0.51mSv(記録レベル(2mSv)未満)。作業中に全面マスクの曇りが発生したため、マスクの装着状況を手直しした際に現場作業を行ったゴム手袋を交換しておらず、全面マスク内部に汚染が入り込んだものと推定。
福島第一原子力発電所 作業員における微量な放射性物質の体内取り込みの確認について(Bタンクエリア)(報道関係各位一斉メール)


その他


4000m3ノッチタンク群からの漏えいの件。この件は、堰内にたまった雨水が流れ出たものと判断していたが、関係箇所に確認した結果、過去の漏えいの影響で雨水の放射能濃度が高くなっており、「核燃料物質により汚染された水の漏えい」と考えられることから、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3に基づき制定された、 東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則の第18条第12号「発電用原子炉施設の故障その他の不測の事態が生じたことにより、核燃料物質等(気体状のものを除く)が管理区域内で漏えいしたとき。」に該当すると16:20に判断した。
ノッチタンクの天板部の開口は、その後、シールなどで閉鎖し、その上から足場とシートで雨よけを設置している。
福島第一原子力発電所汚染水タンクエリアに設置してある4,000トンノッチタンク群からの水漏れについて(続報3)(報道関係各位一斉メール)

2号機格納容器内監視計器再設置作業について。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器内監視計器再設置作業結果(PDF 83.1KB)
5、6日に新規計器の挿入、設置作業をおこなった。詳細は6日を参照。

実施計画の変更認可申請の一部補正を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
4号機のR/B点検(健全性確認として年4回やってるやつ)の実施周期を変更(点検項目の内、建屋の垂直性の確認とコンクリートの強度確認を年1回に減らす)。その他に変更があるかどうかは分からない。何を変えるのか、一言書いてくれたら良いのにね。

ニコ生
【6月9日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.6.9(月)17時30分 ~