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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2017年2月28日(火)

16:49に浜通りで震度5弱の地震。震源地は福島県沖、震源の深さは52km、地震の規模(マグニチュード)は5.7。
気象庁 震度データベース検索 (地震別検索結果)


今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 22.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

夕方の地震について。主要設備の異常、プラントパラメータの異常、モニタリングポストの指示値およびダストモニタの指示値に有意な変動は確認されず。地震後の現場のパトロールで、各設備に異常がないことを確認した。
2017年2月28日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)(報道関係各位一斉メール)
2017年2月28日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)(続報)(報道関係各位一斉メール)
地震発生後の福島第一原子力発電所の状況について(午後5時10分現在、第一報)(1Fプレスリリース)
地震発生後の福島第一原子力発電所の状況について(午後8時56分現在、第二報・最終報)(1Fプレスリリース)

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は07:58-13:59。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:30-14:00)。

2号機格納容器ガス管理設備、ホース交換のため10:07より計画的に運用上の制限外に移行して作業開始。27日参照。作業中に設備が停止する。
(以下、3月1日の会見資料より)作業終了し13:42に設備を起動。その後、当該設備の動作確認において異常がないことおよび短半減期核種の指示値に有意な変動がないことから、19:00に運転上の制限内に復帰。なお、当該設備の停止中に関連監視パラメーターの異常はなかった。

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)、8日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを8、15、22日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.0m3/h。プラントパラメータを監視し、冷却状態が安定していることが確認されれば3月1日に作業終了の予定。

4号機使用済燃料プール代替冷却系1次系、22日より点検のため停止していたが、作業が終了し他ので起動した。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

地下水バイパス、11:00に一時貯留タンクGr1から排水を開始
(以下、3月1日の会見資料より)20:16に排水を停止(17:10-19:25に地震により中断)。排水量は1787m3

サブドレン他水処理施設、10:00に一時貯水タンクEから排水を開始
(以下、3月1日の会見資料より)16:13に排水を停止。排水量は902m3


その他


月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省へ提出。
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について(プレスリリース)
1月の外部被曝線量の最大値は10.98mSv、平均値は0.37mSv(APD値)。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。23日採取分(25日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 120KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(24日採取)と集水タンクNo.3(22日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が900Bq/L、第三者機関が960Bq/L。明日3月1日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。27日採取分の分析結果と10-16日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.32MB)

「通報基準・公表方法」を更新
福島第一原子力発電所における事故・トラブル等に関する「通報基準・公表方法」の更新について(PDF 449KB)
12月4日に発生した使用済燃料プール2次系冷却停止時の通報公表に関する反省および県・自治体からの意見を踏まえたもの。更新箇所は以下の通り:
・使用済燃料プール冷却系ポンプ停止時の対応について
・けが人、傷病者の診断結果について


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)




2017年2月27日(月)

00:03に浜通りで震度4の地震。震源地は福島県沖、震源の深さは50km、地震の規模(マグニチュード)は4.9。
気象庁 震度データベース検索 (地震別検索結果)


今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 22.2KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は08:17-14:06。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:30-14:00)。

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)、8日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを8、15、22日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.0m3/h。プラントパラメータを監視し、冷却状態が安定していることが確認されれば3月1日に作業終了の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:10に一時貯水タンクDから排水を開始
(以下、28日の会見資料より)15:10に排水を停止。排水量は724m3

(以下、28日の会見資料より)24日に乾式キャスク仮保管設備で3Bキャスクの蓋間圧力を測る圧力計が故障した件。25日に当該計器を交換し、今日27日に2系統の圧力監視状態に復帰した。

メガフロートの水位上昇の件。16、23日参照。
メガフロートNo.5VOID(北側)水位上昇に係る内部調査結果について(PDF 275KB)
水中カメラの調査(23日参照)で、北西側の区画で2カ所の割れらしきものを確認した。2カ所目は資料のII部(資料左写真)。(1カ所目(I部)はすでに報告済み。21、23日参照)。他の区画は異常なかった。今後、補修方法を検討し対応する。22日以降実施している海水サンプリング(23日参照)では、有意な変動は確認せず。
(以下、28日の会見資料より)割れらしきものを確認した区画の北西側外壁面に接触痕があることを確認。引き続き、メガフロートの外観点検を実施。


その他


1号機格納容器内部調査(B2調査)の測定予定地点の参考映像。5号機の相当する箇所の動画を公開する。
5号機格納容器内部映像(1) (0:57)
ペデスタル内地下階から上を見上げたところ。2号機A2調査で脱落しているのが確認されたグレーチングが見える。グレーチングの向こうにCRDレールがある(見えないけど)。そこからカメラを振って、向こう側に開口部(作業員アクセス口)が見えてくる。ペデスタルの壁(厚さ約1m)を切り欠いてあるだけで、扉などはない。開口部の高さは約1.7m。00:33あたりから見えてくる、軽め穴みたいな丸い穴の空いているのは、CRD交換機の下に付いている部分。これの直下にある丸いのはファンネルで、ここから排水した水を奥のドレンサンプに貯める。ファンネルとドレンサンプは(4)と(5)の方がよくわかる。
5号機格納容器内部映像(2) (0:31)
ペデスタル外地下階で、開口部(作業員アクセス口)の正面に立って、上方から正面へカメラを振っている。B2調査では、この場所の上方のグレーチングから計測ユニット(カメラ+線量計)を吊り下ろす。
5号機格納容器内部映像(3) (0:23)
ペデスタル外地下階。最初のところ、左側の格納容器の壁に"でべそ"みたいになってるところがジェットデフレクターなのかしら?
5号機格納容器内部映像(4) (0:37)
ペデスタル内地下階。最初のところ、CRD交換機の"脚"の直下にある丸いの(小さな穴の空いたフタがしてある)がファンネル、右奥の縞鋼板のフタがしてあるところがドレンサンプ。
5号機格納容器内部映像(5) (0:43)
ペデスタル内地下階。ドレンサンプが中央をはさんでもう一つあるのがわかる。

2号機格納容器ガス管理設備2月28日と3月3日に停止の予定。当該設備の予防保全を目的に、配管の一部に使用しているホースを交換するため。当該のホースはAB両系で使用しているため、交換作業にともない設備を停止する。当該作業において、運転上の制限「PCVガス管理設備の放射線検出器が1チャンネル動作可能であること」を満足できない状態となることから、計画的に運転上の 制限外に移行して作業を実施する。停止予定日には、作業日毎に当該設備を停止し、作業終了後に復旧する。

1-4号機R/B上部でのダストサンプリング結果1-3号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリング結果。1号機は3日、2号機は6日、3号機は9日、4号機は1日に実施。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 11.7KB)
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 11.4KB)
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 11.5KB)
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 16.0KB)
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.17KB)
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.36KB)
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.17KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF 19.0KB)
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 11.6KB)

地下水バイパス一時貯留タンクGr1のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 11.7KB)
15日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(23日採取)と集水タンクNo.2(20日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 17.0KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が860Bq/L、第三者機関が900Bq/L。明日28日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。26日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 286KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。16-22日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 280KB)

実施計画の変更認可申請(2016年11月14日提出)の一部補正を24日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:「瓦礫等一時保管エリアの新設・変更・廃止及びドラム缶等仮設保管設備の廃止に伴う変更」の件名だが、実際の内容は、2号機海水配管トレンチの関する実施計画の変更が先週(24日)認可されたことにともなう保安措置の変更。


ニコ生
【2017年2月27日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.2.27(月)17時 ~




2017年2月26日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)、8日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを8、15、22日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.0m3/h。プラントパラメータを監視し、冷却状態が安定していることが確認されれば3月1日に作業終了の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(22日採取)と集水タンクNo.1(19日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 67.1KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が930Bq/L、第三者機関が980Bq/L。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。25日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 286KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。24日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 190KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)

2017年2月25日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は07:53-11:06。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
27日(月)の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:30-14:00)。

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)、8日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを8、15、22日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.0m3/h。プラントパラメータを監視し、冷却状態が安定していることが確認されれば3月1日に作業終了の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:09に一時貯水タンクCから排水を開始
(以下、26日の日報より)15:52に排水を停止。排水量は828m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。23日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは1800Bq/L。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。24日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.28MB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)

2017年2月24日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は08:33-13:02。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:30-14:00)。

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)、8日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを8、15、22日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.0m3/h。プラントパラメータを監視し、冷却状態が安定していることが確認されれば3月1日に作業終了の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:04に一時貯水タンクBから排水を開始
(以下、25日の日報より)16:47に排水を停止。排水量は976m3

12:00頃、使用済燃料を保管している乾式キャスク仮保管設備の3Bキャスクにおいて、1次蓋と2次蓋間の圧力計の指示が1系統で上昇し、その後変動を繰り返していることを確認。圧力監視は2系統で行っており、もう1系統については変動はない。
圧力計の指示は以下のとおり。
1系:390kPa(変動なし)
2系:390kPaから635kPaに変化し、その後変動を繰り返している。
なお、当該キャスク近傍のエリア放射線モニタおよびモニタリングポスト指示値に有意な変動はない。
現場で測定器を用いて当該キャスクの蓋間圧力を測定したところ、測定値は396kPaであり、変動がなかった計器(1系)の指示値と同等の圧力であることを確認。このため、圧力計指示値の変動原因は、計器(2系)の故障であると判断。今後、準備が整い次第、当該計器の点検を実施。
福島第一原子力発電所構内乾式キャスク仮保管設備における圧力の異常について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所構内乾式キャスク仮保管設備における圧力の異常について(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第292報)(プレスリリース)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(20日採取)と集水タンクNo.3(17日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が860Bq/L、第三者機関が920Bq/L。明日25日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。23日採取分の分析結果と22日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 325KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。22日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況について(PDF 3.36MB)

実施計画の変更認可申請(2015年3月19日提出)が昨日23日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
認可:2号炉及び3号炉海水配管トレンチ閉塞工事の進捗に伴う変更。1月27日の2号機海水配管トレンチ立坑C閉塞の件?

今日、多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会(第3回)があった。以下、エネ庁のサイトから。
資料2 福島県産品に対する風評の実態と農業再生に向けた取り組み(PDF形式:2,220KB)
資料3-1 風評・風化対策強化戦略【現状と課題】(PDF形式:909KB)
資料3-2 風評・風化対策強化戦略【強化すべき取組】(PDF形式:849KB)
資料3-3 風評・風化対策強化戦略【各分野の分析】(PDF形式:2,774KB)
資料3(参考資料) 復興の歩み概要版(PDF形式:3,772KB)
資料4 福島県水産業の現状について(PDF形式:2,492KB)
資料5 地下水バイパス・サブドレンの運用状況について(PDF形式:1,579KB)
議事概要(PDF形式:257KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)


2017年2月23日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は07:56-13:46。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:30-14:00)。

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)、8日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを8、15、22日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.0m3/h。プラントパラメータを監視し、冷却状態が安定していることが確認されれば3月1日に作業終了の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、09:45に一時貯水タンクAから排水を開始
(以下、24日の会見資料より)15:53に排水を停止。排水量は890m3


その他


電源工事にともない、4号機側のライブカメラの映像配信を停止する。期間は26日09:00-3月3日12:00。なお、天候等によりスケジュールが変更となる場合あり。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 78.9KB)
2015年11月12-16日と2017年1月2日-2月16日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 79.9KB)
20日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(18日採取)と集水タンクNo.2(16日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が790Bq/L、第三者機関が830Bq/L。明日24日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。22日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.28MB)

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第39回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(3.17MB)
1-3号機の状況(原子炉・格納容器内の温度推移)、たまり水処理水/廃スラッジ/使用済ベッセル/濃縮廃液の貯蔵状況、たまり水貯蔵状況の推移、エリア別タンク一覧(基数、容量、タンクのタイプ、貯留水の種別)、汚染水等構内たまり水の状況(リスク総点検より抜粋)。
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(8.59MB)
サブドレン強化(4頁右)。No.2中継タンクへの配管を単独化(10日より運用開始)、前処理設備(1月30日より運用開始)、浄化設備の2系列化工事を実施中(10日に実施計画認可)、集水タンク・一時貯水タンクの増設に向けエリア整備中。
1号機R/Bカバー解体工事(6頁左)。クレーンの年次点検を実施中(11月23日-2月末予定)。
2号機燃料取り出し準備(6頁左)。構台設置は21日に完了。前室設置の準備作業を実施中(4月下旬完了予定)。
要員管理(7頁右)。1月の1日あたり作業員数は平均で5,850人(実績)。3月の想定は約5,950人。凍土遮水壁設置工事が終了しフェーシング工事が一段落したため、一時期と比べて少なくなっている。
インフル・ノロウィルス予防(8頁左)。インフルエンザ:1月31日までに8,206人に予防接種、19日までの感染者は362人(昨年度同時期+234人)。ノロウィルス:感染者15人(同+5人)。
【資料3-1】汚染水対策(19.7MB)
凍土遮水壁の状況(通しで2頁)。山側未凍結箇所で凍結開始予定の4カ所について、凍結前から補助工法を実施する(11頁)。1月の4m盤のくみ上げ量は136m3/日(20頁)。4m盤地下水収支(21頁)、10m盤地下水収支(22頁)。
タンク建設進捗(23頁)
水バランスシミュレーション(30頁)
サブドレン他水処理施設の状況(33頁)。くみ上げ状況(35頁)、稼働状況(36頁)、排水実績(37頁)、地下水ドレン水位と港湾内海水の放射能濃度(38頁)、海側遮水壁のたわみ(39頁)、地下水ドレン稼働状況(40頁)、サブドレン稼働後の建屋流入量評価(42頁)。
H4・H6タンクエリアモニタリング(44頁)。H4エリア周辺(45頁)。観測孔E-1の放射能濃度と降水量、地下水位(48頁)。地下水バイパス調査孔・揚水井(49頁)。排水路(51頁)。海水(52頁)。
2号機海水配管トレンチ立坑C閉塞(54頁)。立坑Cは上部を閉塞せずに残し、監視してきた。その結果、立坑Cの水位上昇は地下水の流入によるものと推測。監視を終了し、今後、水抜きと閉塞作業をおこなう。スケジュールは56頁。水移送を実施中、3月より充填を開始。充填完了後に凍結止水を解除する。
【資料3-2】使用済燃料プール対策(4.62MB)
3号機燃料取出し用カバー等設置工事進捗(4頁)。7日に西側ストッパー、10-13日に東側ストッパーを設置。ステップ3(ストッパー設置)の作業概要(9頁)。ステップ4・5の作業概要(10頁。3月-今年度中頃実施予定)。ステップ3・4・5の線量低減対策(11頁。事前の作業訓練、オペフロ場ではタングステンベストの着用および仮設遮へい体の利用)。
1号機飛散防止剤散布実績および予定(18頁)
3号機オペフロ連続ダストモニター計測値(21頁)
1号機R/Bカバー解体工事(22頁)
使用済燃料等の保管状況(23頁)
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(8.05MB)
2号機格納容器内部調査(A2調査)の結果(通しで3頁)。これまでのまとめ。
1号機格納容器内部調査(B2調査)(17頁)。前回のB1調査は2015年4月に実施(2015年4月6、30日参照)。ペデスタル外1階グレーチング上の状況を調査した。
B2調査では、ペデスタル外地下階への燃料デブリ広がり具合と、格納容器シェルへの燃料デブリの到達有無を確認する(19頁)。このために、X100Bペネから自走式調査装置を投入し、ペデスタル外1階グレーチングのスキマからカメラと線量計を吊り下ろし,ペデスタル外地下階とペデスタル開口部近傍の状況を確認する。工程はステップ1(格納容器内常設監視計器(2015年5月28日参照)の取外しとガイドパイプの取替え)、ステップ2(自走式調査装置による内部調査)、ステップ3(堆積物のサンプリングと計器の再設置)。スケジュールは29頁、ステップ2は3月中旬から下旬に実施予定。
ステップ1(21頁):常設監視計器(温度計・水位計)を巻き取って回収し、ガイドパイプを取替える(B1調査時に、ガイドパイプ先端のジャバラ部に若干の段差を認めており、自走式調査装置が通過する際に引っかかるのを防止するため、ジャバラ部のないものと交換する)。
ステップ2(22頁):自走式調査装置(B1調査で使用したのと同じクローラー調査装置(2015年4月6日参照)をB2調査向けに改造したもの。IRIDのサイト(PCV内部調査/1号機原子炉格納容器内部調査(ペデスタル外側地下階調査:B2調査)用ロボット「PMORPH(ピーモルフ)」の開発について[開発担当:日立GE](2017年2月3日))に資料と動画がある)に計測ユニット(線量計と水中カメラを一体化。線量計の計測範囲は10-1 - 104Gy/h、カメラは35万画素で耐放射線性は1000Gy)を搭載(24頁)。計測ユニットはグレーチングの下へケーブルで吊り下ろす。グレーチングから格納容器床面までは約3.5m、たまり水の深さは約2.5m。格納容器の床面から40cmのところまで計測ユニットを下ろし(床面の堆積物を巻き上げないように、これ以上は下ろさない)、5cm刻みで線量率を測定しながら引き上げていく。取得した線量率が床面からの距離によりどう変化するかを見て、その場所に燃料デブリがあるかどうかを評価する(22頁右図)。圧力容器底部から落下した燃料デブリがペデスタルの外に出ている可能性のある場所は2カ所、ドレンサンプ(23頁の測定点D0。ペデスタルにはドレンサンプが掘ってあり、定検時などにペデスタル内で発生した水をそこに貯める。そこからペデスタル外のサンプ(ここにポンプを投入して水をくみ上げる。3月21日追記:このポンプは必要な時に投入するんじゃなくて常設のものみたい。19日参照)に水を導くための細い流路があり、その流路を伝わってデブリがペデスタルの外に出られる。18頁の右図、ペデスタル内の床に掘ってある四角い枡がドレンサンプ)と開口部(作業員アクセス口。測定点D1、D2)。また、開口部からペデスタルの外に出た燃料デブリが格納容器シェルに到達しているかどうかを見る(測定点D3)。また、線量率評価の基準値(バックグラウンドレベル)を測定する(測定点BG)。調査は数日(4日程度か)かけておこなう。B1調査での経験を踏まえた改善点(26頁):調査装置がグレーチング溝にはまり走行不能→装置前方にレーザーガイドを取付て空間認知能力を向上させるとともに、障害物や開口を確認しながら走行する手順を採用。俯瞰カメラ(監視カメラ)が放射線劣化により使用不能→調査を実施しない間は俯瞰カメラをガイドパイプ内に回収する運用とする。
ステップ3(27頁):B1調査で、格納容器内たまり水の底に堆積物があり、それが舞い上がるのが確認されている。この堆積物の同定と回収・処分方法を検討するために、たまり水のサンプリング(50cc)をおこなう。サンプリングした堆積物は、グローブボックス内で簡易蛍光X線による分析をおこない成分を調査する。サンプリング実施後、監視計器(温度計・水位計)を再設置する。サンプリングに使用するホース用ドラムおよび堆積物採取ユニットの写真が3月9日に公開された
各ステップにおいて、ガイドパイプにシールボックスを取付けてバウンダリーを構築、格納容器内の気体が漏れ出ないようにする(21、25、28頁)。また、作業中はダストサンプラーによるダスト濃度測定をおこなう。X100Bペネ前の雰囲気線量は約4mSv/h。
1号機はサンドクッションドレン管からの漏えいが確認されており(2013年11月13日参照)、このことから格納容器シェルの破損が想定されている。この破損の原因として可能なシナリオが、ペデスタル開口部からペデスタルの外へ出た燃料デブリがシェルと接触したというもので、それでその有無を確認したい、ということだと思う。1号機では燃料のほとんどがペデスタルに落下していると評価されていて(2011年11月30日参照)、一部が開口部を抜けてペデスタル外へ出ていることはその際に想定されている。
B1調査では、先日の2号機A2調査で見られたような気中の堆積物は見られなかった。何が違うんだろうか。2号機の格納容器内の温度計が次々壊れるのは、これのせいなんだろうか。
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(3.51MB)
ガレキ・伐採木・使用済保護衣の管理状況(通しで3頁)。
水処理2次廃棄物の管理状況(3頁)。
雑個体廃棄物焼却設備の対応状況(5頁)。年次点検のため2月12日より停止中(運転再開は6月の予定)。2016年8月に発生した配管等の孔⾷や応力腐食割れ等の対策(2016年10月21日参照)について、停止している間に信頼性向上対策(10頁。前回対策では配管内の結露等を防ぐためにヒーターを設置したが、より高温での運転を想定して、ヒーターが不要となる非金属素材の配管に交換する、など)を実施する。この停止期間に、使用済保護衣の保管量は保管容量を超えることはない(9頁)。
廃棄物資料の分析結果(12頁)。IRID/JAEAの報告。2、3号機格納容器内たまり水(14頁。2号機は2013年8月7日、3号機は2015年10月22日に採取)。1号機T/Bスラッジおよびたまり水(18頁。スラッジは2015年9月30日と10月7日、たまり水は9月30日に採取)。1号機R/B内ガレキ(25頁。カバー解体工事のガレキ先行調査で2016年4月に採取した試料)。
【資料3-5】循環注水冷却(4.46MB)
1-3号機原子炉注水量低減の進捗(3頁)。3号機で実施中。2号機は3月から開始予定(スケジュールは9頁)。3号機格納容器内水位の推移(8頁)。3号機R/Bたまり水の分析結果(2月7日採取)、134Csが6.8×107Bq/L、137Csが4.3×108Bq/L、90Srが4.0×107Bq/L、トリチウムが5.0×106Bq/L。3号機格納容器ガス(ダスト・ドレン)分析結果(1月27日採取分。15、17頁)。2号機格納容器ガス(ダスト・ドレン)分析結果(2月15日採取分。18、20頁)。
建屋内RO循環設備の漏えい対策の実施および運転の再開(23頁)。12月14日の件(12月22日参照)。ジョイント部へのサポート設置、ゴムリングの交換(EPDMからシリコンゴムへ。適用温度が-8 - 40℃から-30 - 40℃へ拡張)を実施し、A系は6日より、B系は17日より運転開始している。
1号機格納容器ガス管理システム核種分析装置(A)機器異常発生(28頁)。2月10日の件。時系列は29日(12日に復旧している)。今後の対応として、当該事象が発⽣した場合は、今回同様に定められた対応⼿順に則り速やかに復旧操作を⾏う。また、冷却装置の不純物が凍結したことによる詰まりが原因と考えられることから、抜本対策を検討中。これまでも同様の事象が数回発生している。2月12日参照。
【資料3-6】環境線量低減対策(7.29MB)
T/B東側地下水および海水のモニタリング(通しで2頁)。2016年11月22日の地震による津波で破損した1-4号機取水路開渠入口のシルトフェンス(11月22日参照)は、1月25日に新しいフェンスで復旧。破損したシルトフェンスは底部の錘部分にも損傷が見られたが、これは、撤去したカーテンウォール(取⽔路の海⽔上層を壁で仕切ることで⽐較的温度の低い下層の海⽔を取⽔するための鉄筋コンクリート構造物。開渠への作業船航⾏の⽀障となるため発災後に撤去した)の基礎部分が残存していたのに接触したためと推定。復旧の際に、シルトフェンスの保護対策として設置位置を南側に約30m移動した(20、21頁)。この変更にともない、海水のサンプリングポイント「東波除堤北側」がシルトフェンスの外側となってしまったので、当該ポイントを約50m移動し、11日よりサンプリングを開始している(21頁)。地下水(4-15頁)、排水路(16-18頁)、海水(22-32頁)、港湾口海水モニター(海水放射線モニター)(33頁)。
【資料3-7】労働環境改善(3.03MB)
管理対象区域の運用区分(通しで1頁)
企業等の運用開始(3頁)。20日より各企業が順次移転し利用を開始している。
【資料3-8】5・6号機の現状(1.69MB)
メガフロート⽔位上昇の点検状況と今後の対応(1頁)。16日にNo.5 VOID区画の水位上昇が確認された件。17日に、隣接する区画へ水を移送して水位を0.1m低下させ、その後の水位上昇を監視。20日までに平均2cm/日の水位上昇(約18m3の流入)を確認した。海水流入箇所を確認するため、21日より上部甲板のマンホール等の開口部から水中カメラを中に入れて調査を実施した結果、北西側の下部に補強板の変形と10cm程度(推定)の割れらしきものを確認(5頁に写真。21日参照)。今後、補修方法を検討し、対応を図る。また、メガフロート北側3カ所で海水サンプリングを1日1回実施する(場所は6頁)。水中カメラによる調査は27日に終了の予定。補修は3月上旬に実施の予定。海水サンプリングは補修が終わるまで継続する(スケジュールは7頁)。8頁にメガフロート設備の概要。2011年5月-2012年11月に物揚場に係留して5、6号機T/Bたまり水を貯留していた。物揚場への船舶入港の障害になるので2012年12月に現在の港湾内北側に移動、その際に貯留していた水を抜き取って、その後にバラスト水としてろ過水約8000m3を貯留している(2012年11月21日参照)
【資料4-1】立体的な線量評価が可能なマルチコプター「RISER」の適用性試験について(908KB)
【資料4-2】研究開発プロジェクトの進捗状況及び次期計画の方向性(14.9MB)

放射線データの概要2月分(1月26日~2月22日)(PDF 3.20MB)
4頁に、2号機原子炉格納容器内部調査における線量低減対策についてのまとめあり。



ニコ生
【2017年2月23日】東京電力 「中長期ロードマップの進捗状況」 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.2.23(木)17時45分 ~





2017年2月22日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は08:21-14:08。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:30-14:00)。

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)、8日より実施中。今日22日10:04-10:09に3回目の操作(ステップ3)を実施し、注水量を3.5m3/hから3.0m3/hに減らした(1回目は8日、2回目は15日に実施)。これで、最終的に予定していた注水量まで到達した。操作前後において、圧力容器底部温度、格納容器内温度、格納容器ガス管理システムのダストモニター等のプラントパラメータに有意な変動がないことを確認。引き続き、プラントパラメータを監視し、冷却状態が安定していることの確認をおこなう。
福島第一原子力発電所3号機原子炉注水量低減の進捗状況について(PDF 757KB)
15日の低減操作から1週間経過したが、圧力容器底部温度、格納容器内温度、格納容器ガス管理システムのダストモニターに大きな上昇はなく、冷却状態に異常ない。

(以下、23日の会見資料より)4号機使用済燃料プール代替冷却系、点検のため今日22日より1次系を停止

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:02に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、23日の会見資料より)14:45に排水を停止。排水量は706m3


その他


マルチコプター「RISER」の適用性試験20日参照。
福島第一原子力発電所 3号機タービン建屋オペフロにおけるマルチコプター「RISER」による適用性試験の状況(PDF 236KB)
今日実施した3号機T/Bオペフロでの適用性試験の様子。

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。20日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは1900Bq/L。No.2とNo.6はポンプ点検により採取中止。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(17日採取)と集水タンクNo.1(14日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.8KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が800Bq/L、第三者機関が840Bq/L。明日23日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。21日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.31MB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。20日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)



2017年2月21日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.8KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):作業中止(強風【最大瞬間風速18m/s】のため)。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:00-14:00)。

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)、8日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを8、15日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.5m3/h。問題なければ、次の低減操作は22日の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

地下水バイパス、10:22に一時貯留タンクGr2から排水を開始
(以下、22日の会見資料より)17:22に排水を停止。排水量は1798m3

16日に確認されたメガフロートのバラスト水の水位上昇の件。水位上昇が確認された区画内の状況について水中カメラにより調査を実施したところ、メガフロート北西側の下部に、補強板の変形と、10cm程度(推定)の割れらしきものがあることを確認。22日以降、当該区画付近の海水を採取・分析し、監視強化をする。

その他


マルチコプター「RISER」の適用性試験20日参照。
福島第一原子力発電所 3号機逆洗弁ピットにおけるマルチコプター「RISER」による適用性試験の状況(PDF 737KB)
今日実施した3号機逆洗弁ピットでの試験の様子。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。16日採取分(18日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 120KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(16日採取)と集水タンクNo.3(13日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が830Bq/L、第三者機関が860Bq/L。全β濃度は東電がND(< 0.75Bq/L)、第三者機関が0.40Bq/L。明日22日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。20日採取分の分析結果と3-9日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.32MB) target="_blank"

実施計画の変更認可申請(2016年11月14日提出)の一部補正を昨日20日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:瓦礫等一時保管エリアの新設・変更・廃止及びドラム缶等仮設保管設備の廃止に伴う変更。


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)

2017年2月20日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 22.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は09:38-13:36。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:30-14:00)。

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)、8日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを8、15日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.5m3/h。問題なければ、次の低減操作は22日の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。


その他


マルチコプター「RISER」の適用性試験。
立体的な線量評価が可能なマルチコプター「RISER」の適用性試験について(PDF 442KB)
英国Createc社とBlue Bear社の共同開発によるマルチコプター「RISER」で、3次元的な線量評価をおこなうための適用試験を実施する。同機は、カメラと線量計(10mSv/hまで測定可)、センサー(LiDER(Light Detection and Ranging。例えば、https://ja.wikipedia.org/wiki/LIDAR、加速度センサー、ジャイロセンサー)を搭載し、空間における線量率の分布を3次元で計測する。さらに、Createc社のN-Visageシステムを使うことで、遮蔽効果を加味した詳細解析が可能。英国大使館が主催した技術情報提供の会において、情報提供を受け採用に至ったもの。
今日は、楢葉南小学校で飛行性能のテストを実施。明日より3号機逆洗弁ピット(構造の入り組んだところ)および3号機T/Bオペフロ(広い空間)で試験をおこなう。
N-Visageシステムを搭載したγカメラはすでに使っている。2014年1月24日、4月28日など参照。
Createc社のサイト:RISER with Blue Bear

協力企業棟の運用を20日より開始する。
協力企業棟の運用開始について(PDF 1.57MB)
新事務棟(2014年7月24日運用開始。2013年11月8日参照。新事務本館(2013年11月8日、2016年9月30日参照)が完成して、それまで東電が使用していた新事務棟(旧称暫定事務棟)を改修して協力企業の事務所とする計画だった。2016年9月29日参照)の改修工事が10日までに概ね終了し、当初の計画通り、20日より各企業が順次移転し、利用を開始する。改修前に運用していた食堂は、再開に向けて調整中。

16日に確認されたメガフロートのバラスト水の水位上昇の件。バラスト水の分析結果、90SrはND(< 0.599Bq/L)。トリチウムはND(< 80Bq/L)。17日参照。

1月のR/Bからの追加的放出放射能量の評価結果
原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果(2017年1月)(PDF 469KB)
1-4号機R/Bからの放出は4.5×104Bq/h未満で、放出管理の目標値(1.0×107Bq/h)を下回っていることを確認。また、これによる敷地境界の空気中放射能濃度は134Csが3.5×10-12Bq/cm3137Csが1.0×10-11Bq/cm3であり、これが1年間継続した場合の敷地境界における被曝線量は0.00029mSv未満となる。評価の詳細は3頁以降。評価方法は2015年4月30日を参照。

地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 11.7KB)
8日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日21日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。19日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 221KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。9-15日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 280KB)

今日、規制委の第51回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
(第51回特定原子力施設監視・評価検討会)建屋滞留水処理の今後の進め方について(PDF 1.31MB)
今後の進め方(2頁)。建屋周辺地下水位(サブドレンでコントロールする)と建屋内たまり水水位の差を1m程度に保ちながら、たまり水水位を低下させていき、R/Bとの連通部より下がったところのたまり水を移送して床面を露出させる。最初に処理が完了するのは、もっとも床面レベルの高い1号機T/B。その後、順次処理を進め、最終的には1-3号機R/B以外の建屋(1-4号機T/BとRw/B、および、4号機R/B)で処理を完了する。完了予定は2020年度(資料の最後2頁に各建屋の処理ステップ)。処理を進めるにあたり、各建屋のポンプ設置やダスト抑制等を実施し、床面露出後に安定的にその状態を維持できることを確認して次工程に進めていく。たまり水中の放射性物質量の推移は7頁。
1号機T/Bたまり水処理後の状況(8頁)。床面露出後も、建屋壁面の配管貫通部等から雨水や地下水の流入は継続する。他の建屋からの流入はない(連通していないため)。 現在の1号機T/Bへの地下水他流入量(平均約1m3/h、最大5m3/h)に対してポンプの排水容量(約18m3/h)が十分なので、大量の流入水が床面に滞留することはない。 床面露出後、現場を調査し、安定的に排水できること等を確認するとともに、必要に応じて、流入箇所の止水やスラッジ除去・固着化等の措置を実施していく。
1号機T/Bのダスト抑制対策実績(10頁)
3号機R/Bたまり水のサンプリング結果(11頁)。HPCI室で事故直後のレベルの濃度を確認(134Csが6.8×107Bq/cm3137Csが4.3×108Bq/cm390Srが4.0×107Bq/cm3、2月7日採取)。
1-3号機復水器内貯留水サンプリング結果(11頁)
建屋の止水(13頁)。処理完了後の地下水等の流入は設置する移送ポンプで排水可能な見込み。建屋地下は線量が高く完全な止水は困難。地下水位低下による流入抑制を基本とし、可能な場所から止水を検討していく。排水した水はどうするんだろう。今まで同様の汚染水処理にのせるのかしら。
T/Bへのポンプ設置イメージ(16頁)
(第51回特定原子力施設監視・評価検討会)福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋 燃料取り出し用カバー等設置工事について(PDF 7.75MB)
6方位線量測定結果のまとめ(10頁)。使用済燃料プール上の線量率が高いのは、プールに線源があるのではなく、プールゲート付近からの線量寄与が大きい(プール側から見える原子炉ウェルと遮へい体の隙間から抜けてくる放射線)と推定。12月22日には取り残しのガレキの影響という話だった。
ステップ2(移送容器支持架台設置)の作業概要(実績)(16頁)。11月28日実施。1班11人の1班、作業時間は60分、空間線量は0.05-30mSv/h。計画線量は17.18人mSv、実績は4.98人mSv、個人の最大被悪線量は0.70mSv。
ステップ3(ストッパー設置)の作業概要(実績)(18頁)。1月17日-2月末。6-12人/班で2班/日。作業時間は50-140分/班・日。空間線量率は0.2-8.4mSv/h。計画線量は0.90人mSv、実績は0.26人mSv(2月8日まで)、個人の最大被曝線量は1.45mSv/日。
ステップ4、5(FHMガーダー、作業床、走行レール設置)の作業概要(計画)(19頁)。計画線量は1.7人mSv。
(第51回特定原子力施設監視・評価検討会)2号機原子炉格納容器内部調査について(PDF 8.89MB)
調査結果(X6ペネ〜CRDレール)(4頁)。X-6ペネ内に想定通りCRD交換機のケーブルがあることを確認。ケーブル被覆(クロロプレンゴム)が消失していることから熱分解温度を考慮すると300℃を超えたと想定。
調査結果(ペデスタルないぶCRDハウジング近傍)(6頁)。写真にはっきり写っているU字型をしたケーブルはPIPケーブルで、ケーブル被覆はシリコン系のゴム、耐熱温度は200-300℃だが、溶けてはいない。X6ペネの中のケーブルは溶けてるのに、こっちは溶けてないんだ。
調査時の周辺環境(12頁)。X6ペネ近くでの線量率とダスト濃度。堆積物除去装置はチャンバーユニットのアクリル配管内に密閉保管している(2号機R/B1階南西コーナーに仮置き中)。アクリル配管表面の線量率は120mSv/h、養生後30cm離れて測定した線量率は15mSv。
画面ノイズによる線量評価について、松本さん自ら「±30%の誤差と言いながら有効数字2桁を出しているのがのもそも矛盾していた」ですって。あと、積算線量計による線量調査では、調査の時間が経過するにつれて装置の汚染が進み、雰囲気線量の測定が難しくなっている、とのこと。
プラットホームを支えているH鋼(フラットバーの付いているところや、スロット部の両側)が変形していないように見えること、格子の変形が確認できるグレーチングがあることから、プラットホームに落ちてきたものの温度はあまり高くないのではないか(グレーチングに落ちてきた物の温度が高ければ、落ちてきた物と同じ大きさの穴があいてその物は落下してしまうはず)。圧力容器の底部にたまった損傷燃料では、燃料の酸化物が溶融するより低い温度で共晶系の金属が溶融して、圧力容器にできたスキマからペデスタルに落下したのではないか(溶融した金属は粘性が低い)。グレーチングの損傷が中央から外れた周辺部に見られるのは、燃料の融点よりも低い温度で溶けた金属が原因ではないか。というような妄想推測が指摘されていた。酸化物である燃料より溶融金属の方が密度が低ければ、溶けた金属は燃料の上にたまって、圧力容器の一番低いところよりも高いところから外に出たりするのかしら。
燃料の溶融する温度については、2016年2月24日に関連のツイートを採録している。

実施計画の変更認可申請(1月5日提出)の一部補正を17日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:地下貯水槽の一部撤去(No.5(未使用)を撤去する)、ブルータンク(ブルータンクエリアA)とモバイル型ストロンチウム除去装置(A系統)の移設に関する記載の変更および地下水ドレンの運転管理に関する記載の適正化。



ニコ生
【2017年2月20日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.2.20(月)17時 ~




2017年2月19日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)、8日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを8、15日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.5m3/h。問題なければ、次の低減操作は22日の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:09に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、20日の会見資料より)15:50に排水を停止。排水量は825m3


その他


構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。18日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.28MB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。15日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 190KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)


2017年2月18日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は07:55-14:20。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
20日(月)の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:30-14:00)。

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)、8日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを8、15日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.5m3/h。問題なければ、次の低減操作は22日の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

09:00頃、J8タンクエリアの西側エリア付近の移送配管のエルボー部下部に約20cm×20cmの水たまりがあるのをタンクパトロールが発見。現場状況を確認したところ、水たまり付近の配管からの水の滴下は確認されず、水たまりの水をスミヤ測定した結果、バックグラウンドと同等であることを確認。発見された水たまりは、当該配管保温材にしみこんだ雨水等と判断し、拭き取りを実施した。
福島第一原子力発電所構内J8タンク西側エリアにおける水溜まりについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所構内J8タンク西側エリアにおける水溜まりについて(続報)(報道関係各位一斉メール)
保温材にしみ込んだ雨水がしたたって水たまりになるのがこの冬が何回か報告されているけれど、保温材がぬれてると保温の効率が落ちるんじゃないのかな。そもそもぬれちゃって良い物なんだろうか。


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。16日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 76.4KB)
No.10のトリチウムは1900Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(14日採取)と集水タンクNo.2(11日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 17.1KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が830Bq/L、第三者機関が870Bq/L。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。17日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.28MB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)

2017年2月17日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):飛散防止剤散布、オペフロ調査。作業時間は08:05-12:46。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:30-14:00)。

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)、8日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを8、15日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.5m3/h。問題なければ、次の低減操作は22日の予定。
福島第一原子力発電所3号機 原子炉注水量低減の進捗状況について(PDF 877KB)
8日の低減操作(ステップ1)から1週間が経過したが、監視パラメータ(圧力容器底部温度、格納容器内温度、格納容器ガス管理システムダストモニター)に有意な上昇はなく、冷却状態に異常なし。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
14:19頃、増設多核種除去装置A系のブースターポンプ付近から1秒に1滴程度で水が滴下していることを発見。14:20に当該ポンプを停止、その後、滴下は停止。滴下した水は堰内にとどまっている。現場確認で、滴下した水が当該ポンプのメカニカルシール部からのリーク水であることを確認。メカニカルシール部にはリーク水を受ける養生がしてあったが、養生部以外にリーク水が滴下していた。滴下した水は、当該ポンプ周りの堰内(20cm×100cm)に深さ1cm程度でたまっており、滴下量は約2Lと推定。15:45に滴下した水の拭き取りを完了した。養生の手直しを実施し、その後、準備ができ次第、当該ポンプを再起動する。
メカニカルシールは調整が不十分だと漏れが起きるものなので元から養生がしてあった、という話だと思う。
福島第一原子力発電所増設多核種除去装置A系のブースターポンプ付近からの水漏れについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所増設多核種除去装置A系のブースターポンプ付近からの水漏れについて(続報)(報道関係各位一斉メール)
(以下、20日の会見資料より)養生の手直しを実施後、当該ポンプを再起動し、養生部以外への滴下がないことを確認。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、09:52-15:21に一時貯水タンクEから排水を実施。排水量は794m3

昨日16日にメガフロートの北側区画でバラスト水の水位が上昇しているのを確認した件。水位上昇の原因は、当該区画に周辺の海水が流入したものと推定。海水の流入状況を調査するため、10:50に当該区画から隣接区画へバラスト水の移送を実施。
昨日採取したバラスト水のトリチウムの分析結果はND(< 80Bq/L)。

その他


水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第291報)(プレスリリース)

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。16日採取分の分析結果と15日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 286KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。15日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況について(PDF 3.68MB)

『新潟県技術委員会』福島第一原子力発電所1号機水素爆発解析結果
1号機水素爆発解析について(PDF 2.74MB)
新潟県技術委員会 福島事故検証課題別ディスカッション 「地震動による重要機器の影響」における議論を踏まえて実施したもの。
福島第一原子力発電所1号機 水素爆発解析結果~ケース①:5階漏えい・5階着火~(動画)
福島第一原子力発電所1号機 水素爆発解析結果~ケース②:5階+4階漏えい・4階着火~(動画)
福島第一原子力発電所1号機 水素爆発解析結果~ケース③:5階+4階漏えい・5階着火~(動画)
福島第一原子力発電所1号機 水素爆発解析結果~ケース④:5階漏えい・4階着火~(動画)
動画は、1号機原子炉建屋で生じた水素爆発の特徴を調べるため,爆発に至る典型的な条件を複数想定して、解析した結果の一つ。
以上は、新潟県で行われている福島事故検証課題別ディスカッション【地震動による重要機器の影響】第10回(平成29年2月9日開催)での資料。

福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)



2017年2月16日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 22.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール代替冷却系、1次系冷却ポンプ点検のため14:26-15:52に停止。停止時のプール水温は21.8℃、起動後は21.9℃。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は08:15-14:08。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:飛散防止剤散布、オペフロ調査(作業予定時間:07:30-14:00)。

2号機格納容器内部調査(A2調査)、ステップ7(自走式調査装置による調査)を実施。
2号機原子炉格納容器内部調査について ~自走式調査装置による調査結果~(PDF 473KB)
作業時間は05:40-17:40、計画線量は3mSv、被曝線量の実績は平均で0.31mSv/人、最大で1.56mSv。
CRDレール上に調査装置が着座した地点から2mまではステップ6で堆積物の除去ができており、そこまでは順調に走行。その先は堆積物が残っており、その上を走行して吊り天秤の近くまで(着座地点から2-3mの地点。詳細は評価中)行ったが、その後、左側のクローラーベルトが動かなくなったため、停止した状態でカメラ撮影をおこない(最後まで放射線によるカメラの劣化は見られなかった)、装置は回収せずにCRDレール上に残置(レールの端に寄せて置き、ケーブルを切断した。5頁)。時系列は以下の通り:
05:40 作業開始
06:10 ガイドパイプ挿入
07:50 調査装置投入
08:00-08:10 温度、線量率測定(下記参照)
08:10-08:50 堆積物上を走行
08:50-12:00 クローラー不具合発生、走行を試行
12:00-13:00 対応協議し以降のカメラ撮影と装置の残置を決定
13:00-14:30 停止状態でカメラ撮影
17:07 ケーブル切断
17:40 作業終了
福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器内部調査について ~自走式調査装置による調査結果~(6:26)(動画)
00:00 堆積物を模擬したモックアップの様子(調査装置はプロトタイプを使用)
00:36 ガイドパイプからCRDレールに装置が着座する様子(俯瞰カメラ、15日参照
00:57 堆積物の上を走行する様子(俯瞰カメラ)
02:28 堆積物の状況(前方カメラ、15日参照
02:49 正面のペデスタル開口部からカメラを上へ振っていくと、吊り天秤の金具の後に格納容器内の構造物が見えてくる。03:57に見える明かりは俯瞰カメラについている照明(後方カメラ、15日参照
04:20 上方から右へかけて格納容器内の構造物(後方カメラ)
04:44 同様に上方から左へ。構造物の様子はかなりはっきりと見える(後方カメラ)
05:13 左側クローラーが不調の様子(俯瞰カメラ)
ステップ6で雰囲気線量率650Sv/hという値を得た(9日参照)のとほぼ同じ場所で、4分間停止して積算線量計により測定した雰囲気線量率は約210Sv/hだった(3頁)。同じ場所で前方カメラでの画像ノイズによる線量評価では約5-13Sv/h(ただし、照明が残っている状態で撮影した画像を元にしているため、値の質は悪い。照明があると、放射線による白いノイズが照明の色と混じって区別がつかないので、ノイズのカウントが難しい)。また、同じ場所での温度は16.5℃だった(格納容器内温度計 TE-16-114C(ペデスタルの外側)の温度は18.6℃)。
クローラーベルトの不具合については、モニターしていた制御信号のデータ(電流、モーターの回転、トルクのかかり具合、ベルトの回転など)から、モーターは回っているがベルトが回らない状態であり、堆積物に含まれていた小石のような物がはさまったのが原因(不具合は左側のみであり、放射線の影響とは考えにくい)と推定している。
今日の調査では、可能な範囲でCRDレール上の温度や線量情報、周辺構造物の状況を調査しており、今後、得られた情報を評価していく。A2調査は、これで終了。
有識者のご意見(2号機PCV調査)(PDF 16.4KB)
ペデスタルどころかCRDレールの端までも行けなかったもんだから、調査は失敗って東電に言わせたい記者がいっぱいいたけれど、A2調査について実施計画の変更を申請した時の資料2/3号機PCV内部調査の実施並びに3号機PCV内常設監視計器設置に係わる実施計画変更申請について(PDF 536KB)(2015年3月12日)を見ると、予定調査範囲の映像はだいたい取得できたわけで、大成功だったじゃん。
2号機格納容器内部調査計画
むしろ問題なのは、2015年8月に実施予定だったA2調査が1年半遅れたこと。これは、X6ペネ周辺の線量低減対策に時間がかかったため。この遅れが、今後のスケジュールにどう影響するんだろうか。中長期ロードマップ(2015年6月25日改定)では、燃料デブリ取り出しに関する次のマイルストーンは「号機毎の燃料デブリ取り出し方針の決定 2年後を目途」となっている。「原子炉建屋内の状況(特に原子炉格納容器内部の状況)については多くの不確定要素があり、今後2年間で全てが明らかになることは考えにくいため、方針決定に当たっては、それまでに判明した情報をもとに、リスク低減の考え方(略)に基づき判断することとする。(16頁)」とのこと。今日の会見ではマイルストーンについて「今の所、変更はない」という話だった。デブリ取出しの今後については、デブリの状況よりも取り出し工法の検討の方が大事な気もするけれど、そっちの話は東電の会見にはあまり出てこないんだよな。
あと、サソリはもうちょっと頑張ってほしかった。今回の立役者はテレスコピック式のカメラだったと思う。カメラ撮影と画像処理の技術もA1調査の時より向上してるんだろう。クローラー式が難しいとなると、今後はどうやって中に入っていけるんだろうか。BigDog的な何か?
4足歩行ロボット以前、S/Cの調査に足で歩くロボットがいたよなぁと思って探してみたら、こいつ。2号機のS/Cに接続するベント管の周りを子機で調査したときに子機を運搬した4足歩行ロボット(2012年12月3日の資料【資料3】個別の計画毎の検討・実施状況134頁)。これも東芝のだった。こんなの、大きすぎてペネからなんて入れられないわ。



3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)9日8日より実施中。元々の注水量4.5m3/hを9日8日と昨日15日に0.5m3/hずつ減らし、現在の注水量は約3.5m3/h。問題なければ、次の低減操作は22日の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:05-14:56に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は703m3

午前中に実施した定期パトロールにおいて、港湾内に係留しているメガフロートの9区画あるうちの北側1区画(No.5 VOID)のバラスト水(船体を安定させるために船底のタンク等に貯留する水)の水位が前回(1月19日)測定した値より45cm上昇し、海水面と同じ高さにあることを確認。
福島第一原子力発電所 メガフロートNo.5VOID(北側)水位上昇について(PDF 73.6KB)
前回(2015年9月19日)測定したバラスト水の分析結果は、134CsがND(< 0.72Bq/L)、137Csが1.99Bq/L、90SrがND(< 0.38Bq/L)、トリチウムがND(< 106Bq/L)。
メガフロート近傍の港湾内北側における海水核種分析結果について、前回(1月19日)パトロール以降で有意な変動はない。
今日採取したバラスト水の分析結果は、134CsがND(< 0.63Bq/L)、137Csが2.72Bq/L、90Srとトリチウムは分析中。
福島第一原子力発電所メガフロート貯留水位の上昇について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所メガフロート貯留水位の上昇について(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 79.3KB)
2015年11月12-16日と2017年1月2日-2月9日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 79.6KB)
13日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

地下水バイパス14日排水時の海水サンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果 (南放水口付近)(PDF 118KB)

魚介類のサンプリング結果
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF 83.7KB)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く)(PDF 137KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(12日採取)と集水タンクNo.1(10日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.8KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が920Bq/L、第三者機関が960Bq/L。明日17日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。15日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.31MB)

凍土遮水壁の状況
陸側遮水壁の状況(第二段階)(PDF 1.22MB)



ニコ生
《2号機 原子炉格納容器内部調査》【2017年2月16日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.2.16(月)20時30分 ~




2017年2月15日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は08:15-14:04。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:30-14:00)。

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)9日8日より実施中。予定通り、10:12-10:25に2回目の操作を実施注水量を4.1m3/hから3.5m3/hに減らした。操作前後において、圧力容器底部温度、格納容器内温度、格納容器ガス管理システムのダストモニター等のプラントパラメータに有意な変動がないことを確認。
引き続きプラントパラメータを監視し、圧力容器底部温度および格納容器内温度の上昇が想定の範囲(低減操作前と比較して7℃以内)で安定したことを確認の後、22日に3回目の低減操作を実施予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:11-12:43に一時貯水タンクCから排水を実施。排水量は364m3


その他


2号機格納容器内部調査(A2調査)明日16日にステップ7(自走式調査装置による調査)を実施する。
2号機PCV内部調査について~自走式調査装置による調査~(PDF 1.05MB)
調査は明朝05:00に着手、ガイドパイプ挿入から開始する。
ステップ5で取得した画像の解析から、ペデスタル内プラットホームのグレーチングがなくなっている範囲が改めて判明した(6ページ写真、10頁図)。30日の時点で手前の欠落は確認されたが奥がどうなっているかわからなかった部分(2日参照)について、区画全体がなくなっていることを確認した。6頁写真では、この欠落部分の左側に何かが落下しているようにも見えるが、詳細は不明。CRDレールとプラットホームの間のスキマは想定通り約150-40mm(5頁上写真)。調査装置はこのスキマを超えてプラットホームに進入することになるが、その先のグレーチングがなくフラットバーも超えられないので、進路を右に向ける必要があり、慎重な操作が要求される(6頁。装置の幅は約9cm(7頁)。モックアップでは走破可能であることを確認しているが、練習ではスキマに落ち込むこともあった)。CRDレール端部(ペデスタル側)には全面に堆積物が乗っていて、一部はCRDレールの縁(高さ30mm)を乗り越えている(5頁下写真の右側。青点線に注目)。
また、ステップ6の結果を精査し、堆積物の除去を行った範囲を1mから2m(8頁左図)に訂正。CRDレール状の堆積物は、黒いペースト状のものと、薄い破片状の物体や小石状の物体が混ざり合っていることを確認。
自走式調査装置については7頁を参照。装置全体の長さは約59m、幅は約9cm。前半分(約26cm)にクローラーが付いていて(クローラー部)、後ろ半分は屈曲する。カメラは装置の前方・後方に搭載。それぞれ照明を持ち、後方のカメラおよび照明は屈曲して前後を向くことができる(前方カメラの照明としても使える)。また、屈曲部を利用して横転した状態から正位置に戻ることができる。さらに、温度計と積算線量計を搭載。温度計は熱電対式でクローラー部に付いている。積算線量計は、半導体素子が放射線で壊れていくのをモニターすることで線量を計測するもの(誤差±20%)で、装置を操作するケーブルを収納するコルゲートチューブ(蛇腹のチューブ)の中に入れてある。CRDレール上の堆積物は全てを除去できていないので、堆積物が線量計付近に付着した場合は雰囲気線量を計測できない可能性がある。温度計と積算線量計の計測値は、画像データと同様にリアルタイムで有線により取得する。装置周辺の雰囲気線量率は、積算線量計の計測値と装置の移動の状況から、調査終了後に評価する。
通常使っている空間線量率計は1Sv/h程度までしか測れなかったのではないか。線量率のもっと高いところでは、今回使用したような線量計を用いる必要があるんだろうか。小型であることも必要だな。CAMSの線量計とか、どういうものなんだろう。
明日の調査では、まずCRDレール上を端部まで走行し、レール上や周辺構造物およびペデスタル入口の状況を調査する(8頁)。レール上は、除去が完了した2mより先には堆積物が残っているため、端部まで到達できない可能性もある。堆積物除去装置で堆積物上を走行した際には、装置が堆積物の上に乗り上げて走行不能になることがあったが、ケーブルを引っ張って装置を引き戻すことで回復した。自走式調査装置は堆積物除去装置よりもクローラー部が長く重量もあり、屈曲部の変形により重心を移動することができるので、より踏破性にすぐれると考える。
CRDレール端部まで到達できた場合は、さらにプラットホームへ進入する(9頁)。進入の際は、上記のようにレールとプラットホームのスキマに落下する可能性がある。また、俯瞰カメラ(ガイドパイプ先端に付いているカメラで、装置の状況を俯瞰する)からは見えないので、装置のカメラの映像のみで操作することになる。スキマに落下した場合は、装置が引っかかってケーブルを引っ張っても回収できない可能性がある。なお、調査を優先するため回収時間を確保できない場合は装置を残置する。
以上の調査により、ステップ6で到達できなかった部分のCRDレールの調査をおこない、温度・線量のデータを追加してより詳しい情報を得る。また、プラットホームに到達できれば、ステップ5よりもより広範囲でより詳細な映像を取得できる。グレーチングの下の状況についても撮影できるかもしれない(グレーチングの下は深さ約3mの空間があり、その下に深さ約30cmで冷却水がたまっている)。
CRDレールを使って機器を格納容器の外へ運ぶ際はCRD交換機をレール側に移動させてCRDレールと連結する。通常はレールとプラットホームの間にはスキマがある(ないとプラットホームを回転することができない)。という話が確か6日にあった。
2号機格納容器内部調査(放射線防護について・推定された線量について)(PDF 110KB)
一連の調査で数百Sv/hという高い雰囲気線量率を報告しているが、これは2号機格納容器の内部での線量率であり、発電所敷地周辺に影響を与えるものではない(格納容器内部から敷地境界までは遮へい(格納容器のまわりの生体遮へい、X6ペネ前面の遮へい、建屋のコンクリート)があり、距離も十分に離れている)。また、このような高い線量率は、事故後の状況が変化して新たに発生しているものではなく、事故の影響が残っているものである(原子炉の温度や放射能のモニタリング、敷地境界のモニタリングポストの計測値などから、原子炉の状況に変化はないことを確認している)。
海外で「線量率が上昇して敷地周辺に影響を与えている」という報道があったので、英語のレポートを10日に出していた。国内でも、特に1F周辺で同様の見方が広がっていたとのこと。
Recent Topics:TEPCO HOLDINGS SENT ROBOT INTO FUKUSHIMA DAIICHI UNIT 2 REACTOR TO CLEAR PATH FOR LATER INVESTIGATION WITH "SCORPION" ROBOT 

1号機使用済燃料プール代替冷却系、1次系冷却ポンプ点検のため明日16日14:00-17:00に停止の予定。

水処理設備内の処理水分析結果。採取個所は2011年11月18日の資料を参照。
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF 10.0KB)

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。13日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは1900Bq/L。No.6はポンプ点検により採取中止。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(11日採取)と集水タンクNo.3(8日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 17.0KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が910Bq/L、第三者機関が970Bq/L。明日16日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。14日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.32MB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。13日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)



福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)

2017年2月14日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.8KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点0時時点2018年1月3日訂正。14日よりデータの採録時刻が12時から0時に変更になった。この日以降、2017年12月31日まで同様の誤記が有るが、訂正するのが手間なので、そのままとする。

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は09:04-13:58。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:00-15:00)。

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)9日8日より実施中。9日8日に0.5m3/h減らし、現在の注水量は約4.1m3/h。問題なければ、次の低減操作は15日の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

地下水バイパス、10:16に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、15日の会見資料より)16:56に排水を停止。排水量は1673m3
福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果 (南放水口付近)(PDF 118KB)(2月16日公開)


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。9日採取分(11日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 120KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(10日採取)と集水タンクNo.2(7日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が880Bq/L、第三者機関が920Bq/L。明日15日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクの詳細分析結果。一時貯水タンクEの1月1日採取分。
福島第一原子力発電所 サブドレン・地下水ドレン浄化水の詳細分析結果(PDF 13.9KB)

サブドレン他水処理施設、加重平均サンプル分析結果。12月分。
福島第一原子力発電所 サブドレン・地下水ドレン浄化水 加重平均サンプル分析結果(2016年12月分)(PDF 14.2KB)

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。13日採取分の分析結果と1月27日-2月2日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.32MB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)


2017年2月13日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点データ採録時刻が12:00(12日まで)から00:00(14日より)に変更になるのにともない、13日は欠測となっている。3月13日訂正。

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は08:07-13:40。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:00-15:00)。

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)9日8日より実施中。9日8日に0.5m3/h減らし、現在の注水量は約4.1m3/h。問題なければ、次の低減操作は15日の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、09:59-14:29に一時貯水タンクBから排水を実施。排水量は654m3


その他


2号機格納容器内部調査(A2調査)。9日に実施したステップ6(9日参照)で取得した映像から、CRDレール上の雰囲気線量の評価を進めている。ステップ6で調査したのはCRDレールの長さ1mの範囲だが、この範囲で8カ所程度の評価を実施中。調査に使用した機材のうち、ガイドパイプは長いので物揚場の西側にある乾式キャスク保管庫(もともとあった乾式貯蔵キャスク保管建屋のこと?)に、堆積物除去装置は2号機R/B内に仮置きしてある。
9日に報告のあったCRDレール上の650Sv/hという線量について、10日の原子力改革タスクフォースの会見で姉川さんは「揮発したCsが格納容器内に付着しており、それを線源と考える場合に数百Sv/hの雰囲気線量は十分にありうる数字」という趣旨の発言をしていた。

地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 11.7KB)
1日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日14日に排水の予定。

地下水バイパス一時貯留タンク詳細分析結果。Gr1の1月4日採取分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(詳細)(PDF 11.5KB)

地下水バイパス加重平均サンプル分析結果。12月分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 加重平均サンプル分析結果(2016年12月分)(PDF 12.1KB)

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。12日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.28MB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。2-8日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 282KB)
安定して徐々に低下している。

実施計画の変更認可申請および変更認可申請(1日提出)の一部補正を10日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請および一部補正について(プレスリリース)
変更:放射性液体廃棄物等の評価対象核種の選定。サブドレン他水処理施設からの排水については四半期ごとに48各種の濃度を確認しているが、事故後5年経過後の減衰等を考慮した見直しとして、半減期が短く濃度が十分に低くなっているもの(89Sr、91Y、124Sb、153Gd、242Cm)、および、137Csの同位体と娘核種(135Csと137mBa。これらも濃度が低く、137Csの分析値から濃度の推定が可能)を確認対象から除外し、41核種とする(これまでにも同様の絞り込みをおこなってきている)。
補正:陸側遮水壁山側未凍結箇所の一部閉合。凍土遮水壁の凍結は12月3日より第二段階を開始し、第一段階の山側未凍結箇所7カ所のうち2カ所の凍結を実施しているが、残り5カ所のうち4カ所の凍結を開始する。1月27日の監視・評価検討会の結果を受けたもの。

実施計画の変更認可申請(2016年10月21日提出)が10日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
認可:サブドレン他水処理施設のサブドレン他浄化装置2系列目設置。設備は今年夏には完成の予定。2016年1月25日、10月24日参照。



ニコ生
【2017年2月13日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.2.13(月)17時 ~




2017年2月12日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

10日の1号機格納容器ガス管理システムA系の放射線検出器が故障した件。状況確認したところ、当該検出器を冷却する装置において、冷媒中の不純物が凍結したことによる詰まりが発生したことで、放射能測定が出来ない状態になっていたことを確認。その後、冷却装置の点検を実施し、当該検出器の指示値に異常がないことを確認したことから、09:42に当該検出器は監視可能な状態に復帰したと判断。2016年8月7日と2015年6月12日にも同様の事象が発生している。2016年8月9日参照。
1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)9日8日より実施中。9日8日に0.5m3/h減らし、現在の注水量は約4.1m3/h。問題なければ、次の低減操作は15日の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(8日採取)と集水タンクNo.1(5日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が890Bq/L、第三者機関が950Bq/L。全β濃度は東電がND(< 0.83Bq/L)、第三者機関が0.40Bq/L。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。11日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 324KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。10日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 191KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)



2017年2月11日(土・建国記念の日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール代替冷却系1次系、冷却ポンプ点検のため1月24日より停止中(2月11日05:00まで停止の予定)。停止時のプール水温は17.7℃、停止期間のプール水温上昇率は0.052度/h、冷却再開までのプール水温上昇は23.1度の見込み(運転上の制限値は60℃)。1月20日参照。
(以下、12日の日報より)点検作業が終了したので、15:11に代替冷却系を起動。起動後のプール水温は23.0℃。
1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)9日8日より実施中。9日8日に0.5m3/h減らし、現在の注水量は約4.1m3/h。問題なければ、次の低減操作は15日の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:04-14:23に一時貯水タンクAから排水を実施。排水量は627m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。9日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは1900Bq/L。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。10日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 285KB)



福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)

2017年2月10日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

06:35頃、1号機格納容器ガス管理システムA系の放射線検出器が故障し、A系監視不能と判断。B系は正常に動作しており、指示値に異常はなく、 プラントデータ監視に支障はない。また、プラントデータ(原子炉圧力容器底部温度、格納容器内温度等)の異常、モニタリングポスト指示値の有意な変動はない。今後、原因の調査および当該設備の点検を実施。
1号機使用済燃料プール代替冷却系1次系、冷却ポンプ点検のため1月24日より停止中(2月11日05:00まで停止の予定)。停止時のプール水温は17.7℃、停止期間のプール水温上昇率は0.052度/h、冷却再開までのプール水温上昇は23.1度の見込み(運転上の制限値は60℃)。1月20日参照。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は07:57-12:41。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日13日(月)(12日訂正)の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:30-14:00)。

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)9日8日より実施中。9日8日に0.5m3/h減らし、現在の注水量は約4.1m3/h。問題なければ、次の低減操作は15日の予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、09:57-13:49に一時貯水タンクGから排水を実施。排水量は560m3


その他


水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第290報)(プレスリリース)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(6日採取)と集水タンクNo.3(4日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.8KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が890Bq/L、第三者機関が950Bq/L。全β濃度は東電がND(< 2.5Bq/L)、第三者機関が0.44Bq/L。明日11日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。9日採取分の分析結果と8日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.31MB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。8日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況について(PDF 3.50MB)

今日、規制委の第5回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会があった。その際の資料。
(第5回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会資料)福島第一原子力発電所 保管管理計画の概要と更新方法について(PDF 975KB)
(第5回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会資料)水処理二次廃棄物の処理にむけた検討状況(PDF 2.16MB)
(第5回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会資料)検討会におけるコメントの回答(PDF 771KB)


東京電力ホールディングス株式会社 「原子力安全改革プラン進捗報告(2016年度第3四半期)」について(プレスリリース)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)


ニコ生
【2017年2月10日】東京電力 原子力安全改革プラン進捗報告 記者会見

2017年2月9日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.6KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール代替冷却系1次系、冷却ポンプ点検のため1月24日より停止中(2月11日05:00まで停止の予定)。停止時のプール水温は17.7℃、停止期間のプール水温上昇率は0.052度/h、冷却再開までのプール水温上昇は23.1度の見込み(運転上の制限値は60℃)。1月20日参照。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):オペフロ調査。作業時間は07:53-13:30。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:オペフロ調査(作業予定時間:07:30-14:00)。

2号機格納容器内部調査(A2調査)ステップ6(堆積物除去装置による堆積物除去、6日参照)を実施した。
2号機 原子炉格納容器内部調査における堆積物除去作業の実施結果(PDF 321KB)
今日の現場作業の計画線量は3mSv/人、被曝線量の実績は平均0.28mSv/人、最大1.66mSv。堆積物除去装置の遠隔操作は事務本館のリモート室で実施。
2時間ほど堆積物除去作業をしたところで、堆積物除去装置の前方カメラの画像が暗くなってきた(放射線によるカメラの劣化と考える)ので、監視不能となる前に装置を回収し、本日の作業を終了した。
除去作業は、CRDレール上の着座地点から約1mの範囲で実施した。装置のカメラから見た堆積物はゴツゴツした感じで、厚みは厚くて1cm程度(動画を参照)。高圧水噴射による堆積物除去は、手前の方では比較的に簡単にできていたが、奥に進むと固着が強くなり時間を要した。
クローラーによる走行の具合を見るために堆積物の上を走行して見たが、装置本体の下の空間が高くないために堆積物の上に乗り上げてクローラーが浮き走行不能になる場面もあった(ケーブルを引っ張って装置を引き戻すことで回復した)。
着座地点から1mより少し手前のところで、装置の前方カメラで画像ノイズによる線量評価を実施した結果、650Sv/hという値を得た。2日に報告した530Sv/h(ペデスタルまで2.3mの地点、6日の資料参照)とほぼ同じ値であり、カメラの劣化の状況とも整合的である(カメラの耐放射線性は積算1000Gy)。
今日の結果およびモックアップ(A2調査で判明した堆積物の状況を模擬)の結果を踏まえて、ステップ7(自走式調査装置による調査)の実施について検討する。
福島第一原子力発電所2号機格納容器ペデスタル内事前調査について(堆積物除去)(動画)
装置に搭載のカメラ(前方・後方)の映像。
00:00 ガイドパイプからCRDレールに降りるところ。
00:32 高圧水噴射による堆積物の除去。割と簡単に吹き飛ばしている。
00:51 少し進んだところでの除去。さっきよりも除去に時間を要しているが、表面から徐々にはがれていき、最終的には下からめくれ上がるように吹き飛ばしている。
01:49 堆積物の上を走行してみたところ。
02:10 後方カメラの映像。画面右上に高さ8mmのレール(6日参照)が見えている。堆積物の厚みは、厚くてもこれよりやや厚いくらい。
02:33 装置回収時の映像。それまでの映像に比べて、ノイズが多く全体に暗くなっている。
回収した堆積物除去装置はガイドパイプからチャンバー(1月23日資料参照)へ引き込んで、チャンバーの中で洗浄している。洗浄水は回収できるので、装置に付着していたものがあれば試料として採取できるかもしれない。試料の回収はもともと計画がなかったが、検討する。
事故の際に、溶融した燃料は炉内構造物を巻き込みながら下方へと落下し、圧力容器の底を突き破ってペデスタル下方へとさらに落下したと想定されている。したがって、線源となるものはペデスタルの下方にある(なので、格納容器内ではペデスタル内部がもっとも雰囲気線量が高い)と想定していたが、A2調査のこれまでの結果では、ペデスタル入口の雰囲気線量が20Sv/hであるのに対し、ペデスタルの外側で500Sv/h以上が観測されている。この高線量の線源がどこにあるか、ものは何なのか(燃料だけでなく、シュラウドなど金属製の炉内構造物も放射化により線量が高くなっているので、線源となりうる)については、まだわからない(線源がレール上の堆積物であるならば、2日に報告した530Sv/h(レールの少し上方)に対してレール直上の値として650Sv/hは小さすぎると思うので、線源は他にあると思う)。
本日の2号機PCV内部調査(堆積物除去)の作業業況について(報道関係各位一斉メール)
本日の2号機PCV内部調査(堆積物除去)の作業状況(続報)および会見のご案内について(報道関係各位一斉メール)

3号機原子炉注水量の低減(11月24日、2月6日参照)、昨日9日8日より実施中。9日8日に0.5m3/h減らし、現在の注水量は約4.1m3/h。問題なければ、次の低減操作は15日の予定。
3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 11.5KB)(2月27日公開)
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.17KB)(2月27日公開)

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:07-12:35に一時貯水タンクFから排水を実施。排水量は356m3


その他


地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 79.1KB)
2015年11月12-16日と2017年1月2日-2月3日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 79.3KB)
6日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(5日採取)と集水タンクNo.2(2日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が870Bq/L、第三者機関が890Bq/L。明日10日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。8日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.28MB)

凍土遮水壁の状況
陸側遮水壁の状況(第二段階)(PDF 7.56MB)
測温管25-6S(9頁下段)で0.数度の温度上昇を確認している。監視を継続する。そのほかには変わりない。



ニコ生
《2号機 原子炉格納容器内部調査》【2017年2月9日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2017.2.9(木)19時30分 ~