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2013年3月7日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度B系と希ガスモニターB系、電源停止作業にともない2日14:00以降欠測

2号機T/B地下たまり水移送、2日から継続していたが09:50に停止。

3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 77.0KB)(3月15日公開)
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 50.5KB)(3月15日公開)
3号機原子炉注水設備の給水系の信頼性向上工事(2月19日参照)を3日より実施中。このため、原子炉への注水は給水系を停止して全量を炉心スプレー系から入れている。工事完了は9日の予定だったが明日8日に前倒し。工事完了後に漏えい確認を行い、問題なければ原子炉注水を元に戻す予定。
3号機T/B地下たまり水移送、2月28日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2月15日から停止中。
水処理装置、SARRY、2月28日から運転中。


その他


去年までの中長期対策会議に代わって、今日、廃炉対策推進会議第1回があった。
東京電力福島第一原子力発電所廃炉対策推進会議(第1回)(PDF)
議長の経産大臣から、6月中を目途に中長期ロードマップの改訂を行うこと、研究開発拠点の整備を進めること、ロードマップ第1期の目標である使用済燃料の取出しや滞留水への対応など主要な課題に万全を期すこと、社会の関心に応じて適切な情報を発信すること、などの指示があった。
この会議で、ロードマップの進捗について報告した。
福島第一原子力発電所1~4号機の廃炉措置等に向けた取り組みの進捗状況(PDF)
CSTからの原子炉注推計等設置工事の工期見直し(通し番号で24頁)。2号機CSTの水抜き・点検作業が滞留水処理計画の遅延により当初計画より遅れている。このため、当初予定の2013年3月末までの工期を13年6月末に見直し。
1-3号機原子炉注水点(給水(FDW)系)の信頼性向上工事(28頁)
2号機TIP案内管健全性確認結果(37頁)
2号機PCV内調査と情勢監視計器設置(47頁)
地下水バイパス(59頁)
多核種除去設備の運転開始にあたっての安全性評価(75頁)。汚染水(RO濃縮水)の総量と貯蔵容量の見通し(77頁)。ALPS運転によるリスク低減(78頁)。運転にともなうリスク評価と対策(81頁)。ALPSの概要(86頁)。HIC取り扱い作業概要(92頁)。HIC落下時健全性評価(97頁)実際の運用で想定される落下形態で複数回の落下試験(参考8、143頁)を追加で実施、補強た作の信頼性を確認した。HICから漏えいした場合の対応(112頁)。漏えい物回収訓練を実施、作業の状況から回収作業における総被ばく線量は40mSv・人程度と評価。トレーラーヤードにおける漏えい物の飛散防止対策(121頁)。設備全体を覆う上屋根を3月上旬を目処に設置中。壁面膜材も3月下旬に設置予定。これにより、設備全体が覆われる。さらに、HICを運び出すトレーラーが取り付くトレーラーヤードの入口に膜をはって飛散防止対策とする。これは、あとで仮設搬入口、本設搬入口と改良してく予定。
遮水壁設置工事(144頁)。先行削孔を2012年6月から実施しているが、ある程度完了したので、3月19日から鋼管矢板の打設を開始する。
敷地境界での線量低減対策(145頁)うわぁ、全然きびしいじゃん。
今月の追加的放出量評価(146頁)。前月と変わりなく0.1億Bq/h(1号機0.003億Bq/h、2号機0.05億Bq/h、3号機0.005億Bq/h)。これによる敷地境界の空気中濃度は134Cs、137Csともに1.4×10-9Bq/cm3(実測値はともにND、検出限界は134Csが1×10-7Bq/cm3137Csが2×10-7Bq/cm3)、敷地境界における被ばく線量は0.03mSv/yearと評価。
3号機R/B上部ガレキ撤去工事(154頁)
4号機R/Bカバリング工事(155頁)3月5日のNHKニュースで見た映像では、カバー用の鉄骨は第2節までなんだけど、R/Bに直接取付ける燃料取扱機支持用架構がすでに付いているように見えたよ。
2号機R/Bオペフロのガンマカメラによる調査(速報)(156頁)
3号機R/B上部ガレキ撤去工事の工程見直し(161頁)。当初予定では2012年度末で完了の予定だったが、9月22日の鉄骨水没を受けて計画を見直し、2013年度第2四半期末頃完了へ変更。今後は東側残存柱→屋根鉄骨トラス→床上ガレキ→天井クレーン→燃料プール内大型ガレキと撤去作業を進めていく。ガレキ撤去と干渉しない作業を並行して進めることで、全体の工期(燃料取出し開始時期)は遅れないようにしたい。2月6日の鉄骨トラスガレキとそれに先行する鉄骨ガレキの撤去について資料あり(167頁)。
「建屋内の遠隔除染技術の開発」汚染サンプルの分析結果(177頁)。2012年に1-3号機R/B内から遊離性汚染(ハケ、ウェスで粉塵を採取)、固着性汚染(ストリッパブルペイントで汚染を採取)、壁・床のコンクリートコアの3種の試料を採取、一部をJAEA大洗研究開発センターへ送って詳細分析を行っていた。汚染の核種はCsがほとんど(α核種は検出されず)。汚染は一様に分布、高濃度な特異点は観察されず。2号機で最大1mm、1、3号機で0.5mmの深さ(いずれもコンクリ表面のエポキシ塗装膜厚以内)に汚染が確認されたが、これらは経年劣化によるエポキシ塗装表面の微小な傷に汚染が固着しているもので、塗装そのものへの浸透はほとんどないと考えられる。1号機は遊離性汚染が支配的で、2、3号機は固着性汚染の割合が相対的に高い。2号機では上層階ほど汚染密度が高い傾向がある。今後の遠隔除染技術開発に反映する。
2号機ベント管下部周辺調査の再開(194頁)。遠隔タスクフォース 4足歩行ロボット技術WGの検討内容の資料(202頁)あり。
1、3号機R/B1階フロアのガレキ等障害物の撤去(208頁)。PCV内部調査を始める前の除染作業をおこなうために、1階の床・壁(高さ2mまで)にある障害物を撤去する。1号機は9月まで、3号機は6月中までに実施。作業は遠隔操作重機(日立エンジニアリング・アンド・サービスのASTACO-SoRa。幅980mm、長さ2580mm、高さ1500mm、重さ2.5t、双腕で吊上げ荷重は片腕150kg×2、作業高さは2480mm)を使い、免震重要棟から操作する。
1号機トーラス室調査結果(219頁)
ガレキ・伐採木の管理状況(230頁)
ガレキ・伐採木の覆土対策の進捗(231頁)。覆土式一時保管施設(ガレキ)と伐採木一時保管槽の様子。
ガレキ・伐採木の放射能分析(235頁)(2012年6月25日、7月30日の中長期対策会議の項に今までの経過あり。JAEAが行っている)1、3、4号機周辺のガレキ(塊状および粒状のコンクリート、金属)、4号機の使用済燃料プールから回収された新燃料のカバーの中から出てきたコンクリ片、伐採木(伐採した枝葉、生えている松の細枝)を採取。核種分析を実施中、ガンマ核種は結果が出てきている。今後の事故廃棄物の処理処分法の検討に資する。

敷地全体のサーベイマップ(3月6日現在)を公開。
敷地全体サーベイマップ【3月6日現在】(PDF 112KB)


ニコ生
東電「中長期ロードマップの進捗状況」臨時会見
原発事故 収束の行方~東電・松本純一氏に聞く

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月07日 - Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年03月09日 - Twilog


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