リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2018年7月31日(火)

17:42に浜通りで震度4の地震。震源地は福島県沖、震源の深さは21km、地震の規模(マグニチュード)は5.8。
気象庁 震度データベース検索 (地震別検索結果)


今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ
(PDF) 午前11時時点

夕方の地震の影響:現場パトロールの結果、1F、2Fともに各設備に異常なし。2F4号機(R/B地下2階)で「床漏えい警報」が発生したが、現場確認の結果、漏えいはなかった。
2018年7月31日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)(報道関係各位一斉メール)
2018年7月31日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)(続報)(報道関係各位一斉メール)
2018年7月31日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)(続報2)(報道関係各位一斉メール)

地下水バイパス、10:12に一時貯留タンクGr2から排水を開始
(以下、1日の日報より)17:30に排水を停止。排水量は1852m3

サブドレン他水処理施設、11:03に一時貯水タンクAから排水を開始
(以下、1日の日報より)14:19に排水を停止。排水量は484m3


その他


1Fオリジナルグッズの販売を明日8月1日より開始。
「1Fオリジナルグッズ」の販売について(PDF 113KB)
クリアファイル(A4サイズ)・3枚セット(税込300円)をローソン東電福島第一新事務本館店と東電福島第一大型休憩所店で販売する。
「「『大型休憩所店』の記載のあるレシートを記念に持って帰っている」との声が寄せられていた」とのこと。本当に1Fに行った証拠ということなのかしら。無料にしないのは、「そんな金があったら」云々と言われないためみたい。
下に関連の追記した。

月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省へ提出。
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について(プレスリリース)
6月の最大被曝線量は6.28mSv、平均値は0.25mSv(APD値)。四半期ごとの集計あり。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(27日採取)と集水タンクNo.3(25日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が900Bq/L、第三者機関が980Bq/L。全β濃度は東電がND(<0.79Bq/L)、第三者機関が0.50Bq/L。明日8月1日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。30日採取分の分析結果と13-19日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 18.8KB)



おまけ


以下、8月2日追記。

「<福島第1原発>視察に記念品? 東電、グッズ販売」(8月1日付河北新報ONLINE NEWS)
未曽有の事故を起こし、今も住民に避難を強いる第1原発に「記念品」がふさわしいかどうか議論を呼びそうだ。
ツイッターでも、感情を逆なでされるという意見はいくつもあった。一部の被害者の感情にそぐわないことくらい、東電もわかってやってると思うよ。それにしても、ニーズに応える形でやってることにこういう意見が出るの、この先どうしていくのがいいんだろうかと思う。どっちの気持ちも尊重されるべきだと思うけど、折り合いをつけるのは難しい。たがいの意見に不快感を感じれば、両者の気持ちはますます遠ざかって行ってしまう。どっちの人たちも、最終的に目指すのは廃炉の完遂という点で一致できるだろうにね。





2018年7月30日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:05-13:45に一時貯水タンクLから排水を実施。排水量は546m3


その他


魚介類のサンプリング結果
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF 92.0KB)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く)(PDF 137KB)

水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第363報)(プレスリリース)
第3Cs吸着装置の試運転をおこなっており、20-26日の処理量は200m3

地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 8.95KB)
24日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日31日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(26日採取)と集水タンクNo.2(24日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が860Bq/L、第三者機関が920Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.0Bq/L)、第三者機関が0.53Bq/L。明日31日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。29日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.2KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。19-25日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 43.2KB)


ニコ生
【2018年7月30日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年07月30日 - Twilog


2018年7月29日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(25日採取)と集水タンクNo.1(23日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が830Bq/L、第三者機関が900Bq/L。明日30日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。28日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.0KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。27日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)



2018年7月28日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:28-14:16に一時貯水タンクKから排水を実施。排水量は566m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。26日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.3KB)
No.5、7、9、10は揚水タンク点検により採取中止。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。27日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 10.8KB)


『Jヴィレッジが7年4カ月ぶりに再始動へ! 「復興のシンボル」としての施設が公開』(Soccer KING)
1F廃炉の後方基地として転用されていたJビレッジが、サッカーのための施設としての稼働を今日28日に再開した。
Jビレッジはもともと東電が建設して福島県へ寄贈していたが、事故の後には東電が使っていた事故対応に使われてきた(←ここ、誰がどういう形で使用していたのか、事実関係はよく知らない。)。ここで作業者の人たちは防護装備を身に付け、バスで1Fへ向かっていた。サッカー場は駐車場になり、単身寮が作られ、建物は入退域管理などに使われていた。診療所や売店、食堂、車両のスクリーニング場もあった。毎週木曜日の現地会見も、最初はJビレッジで始まった(その後、富岡町の旧エネルギー館に移り、現在は1Fの新事務本館からおこなっている)。東電のJビレッジ使用終了については2016年12月1日を参照。


2018年7月27日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:26-14:37に一時貯水タンクJから排水を実施。排水量は623m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクK(23日採取)と集水タンクNo.6(21日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が830Bq/L、第三者機関が890Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.1Bq/L)、第三者機関が0.46Bq/L。明日28日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。26日採取分の分析結果と25日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 10.7KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。25日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)

東京電力ホールディングス株式会社 「東京電力廃炉資料館」の設置について(プレスリリース)
「東京電力廃炉資料館」を旧エネルギー館(福島県双葉郡富岡町)に設置し、2018年11月末(予定)に開館する。

2018年7月26日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:03-14:15に一時貯水タンクHから排水を実施。排水量は625m3


その他


1-4号機R/B上部でのダストサンプリング結果(1号機は3日、2号機は9日、3号機は6日、4号機は19日に実施)と1-3号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリング結果(1号機は2日、2号機は11日、3号機は6日に実施)。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 11.1KB)
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 8.92KB)
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 8.67KB)
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 9.09KB)
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.06KB)
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.05KB)
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.14KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF 16.3KB)
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 8.89KB)

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 77.7KB)
2015年11月12-16日と2018年6月14日-7月19日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 77.7KB)
23日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(22日採取)と集水タンクNo.5(20日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が890Bq/L、第三者機関が940Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.0Bq/L)、第三者機関が0.41Bq/L。明日27日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。25日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.4KB)

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第56回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(4.83MB)
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(18.7MB)
【資料3-1】汚染水対策(23.8MB)
大雨時における建屋流入量の考察(通しで3頁)
プロセス主建屋、高温焼却炉建屋周辺サブドレン水位監視不能にともなうLCO逸脱(25頁)。昨日25日の件。
凍土遮水壁の状況(40頁)。気温の上昇により地表面近くで温度上昇が見られるが、遮水性能に影響はない。
【資料3-2】使用済燃料プール対策(12.5MB)
1号機R/B Xブレース撤去に向けた準備状況(通しで4頁)
2号機R/Bオペフロ調査結果(8頁)
3号機使用済燃料プールからの燃料取出し(25頁)。燃料取り出し開始時期は11⽉中の予定。
1/2号機排気筒解体の実証試験(モックアップ)(47頁)2017年5月22日参照。現在、解体装置の製作など、実証試験開始に向けた準備を進めている。8月より実証試験で解体装置の性能確認試験を実施、10月より解体工事施工計画の確認作業を進め、実証試験が完了する12⽉より1F構内での準備作業(解体装置の組⽴等)に着⼿する計画(スケジュールは53頁)。排気塔解体計画概要(49頁)。解体装置政策進捗(50頁。筒⾝解体装置と鉄塔解体装置を組み⽴て中、95%完了。写真あり)。
実証試験概要(51頁):代表的な作業⼯程を検証可能な⾼さ18mの模擬施設(6月15日に設置完了。52頁に写真)を設置し、遠隔操作でおこなう解体作業における解体装置の性能検証(STEP1)、施工計画の検証(STEP2)、作業手順の確認(STEP3)をおこなう。結果を受けて、解体工事の工事工程を最終確定する。
筒身解体装置概要(54頁):筒身解体ツールを筒身内に差し込み、把持装置で把持し装置を固定、内側からチップソーで筒身を切断する。筒⾝切断時に⼲渉する付属品(梯⼦など)は、六軸アームロボットで撤去する。
鉄塔解体装置概要(55頁):筒身解体ツール(筒身解体装置と同じ)を筒身内に差し込み、把持装置により旋回台(クロスハンガーユニット)を固定、旋回台の四隅から吊り下げた切断/把持装置により、主柱材および斜材を把持して切断する。
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(5.13MB)
格納容器内部調査、サンプリングおよび分析の検討状況(通しで3頁)。1-3号機格納容器内部調査の今後の計画および採取したサンプルの分析計画。1号機(5頁。2019年度上期)。2号機(7頁。2018年度下期)。サンプルの分析(10頁)。
燃料取出しに向けて、格納容器内部調査(含むサンプリング)→小規模なデブリ取出し、大規模なデブリ取出しと段階的に規模を拡大していく。現在、1-3号機でさらなる調査を検討中(1、2号機では2019年度にサンプリングを計画)。
1号機(2019年度上期。5頁):X-2ペネ(R/B1階)を穿孔して構築したアクセスルートから、潜水機能付ボート(開発中)を使って調査する。主に、ペデスタル外にある構造物や堆積物(2017年3月の調査では、堆積物は水中にある事を確認している)の分布などの把握を目指す。調査装置、アクセスルート(シールボックス、インストール装置など)のイメージ図あり。潜水機能付ボートは機能ごとに6種類用意する。ROV-A(ガイドリング取付:ケーブル絡まり防止策)、ROV-A2(詳細目視:パンチルトカメラによる格納容器内状況確認)、ROV-B(堆積物3次元形状測定:走査型超音波距離計で堆積物の3次元形状を測定)、ROV-C(堆積物厚さ測定:高出力超音波センサーで堆積物厚さを測定)、ROV-D(中性子束測定:検出器で堆積物表面の中性子束を測定)、ROV-E(堆積物サンプリング:吸引式の採取装置で採取)。
2号機(2018年度下期。7頁):前回2018年1月の調査で確認されたペデスタル底部の堆積物の性状(硬さ、もろさ、など)を把握するため、前回使用したガイドパイプを利用した装置(テレスコピック調査装置)の先端に取付ける調査ユニットを変更し、堆積物に機械的な⼒を加えて挙動を確認することを検討中。
2号機(2019年度下期。8頁):アクセス性向上、ペイロード増加を考慮してアーム型のアクセス・調査装置を開発中。X-6ペネを開放して構築したアクセスルートから調査を実施する計画。アクセス・調査装置の先端には計測器等を取り付けるワンドを設けており、調査内容に応じて必要な計器等を付け替える(9頁)。また、ワンドに少量サンプリング⽤の⼯具を取り付けてペデスタル内堆積物の少量サンプリングを検討中。多関節型のブームは伸展すると約12m、先端のテレスコアーム+ワンドを足すと最大で約22mで、ペデスタル底部への到達を目指す。搭載予定の計測装置はパンチルトカメラ、気中レーザ光切断計測装置、ガンマカメラ等。
3号機(4頁):3号機は格納容器内部の水位が高く、これの低下⽅策を検討中。これと並⾏して、前回調査(2017年7月)で使⽤した⽔中遊泳式調査装置(水中ROV。例えば、2017年6月28日参照)を活⽤した更なる調査の必要性を検討中。
サンプルの分析(10頁):燃料デブリの分析は放射性物質分析・研究施設の第2棟(現在、詳細設計中)で実施する予定だが、第2棟運用開始前のサンプリングでは、1F事故由来のサンプルの取り扱い経験を有する茨城県内の機関へ構外輸送して分析を進めることを検討。少量のサンプルはA型輸送(数g以下程度。2019年度のサンプリング)、量が増える場合はB型輸送(数十 - 数百g程度。2020年度)で対応するべく準備を進めていく(11頁)。
今後のスケジュール(12頁)。サンプル分析の目的(13頁)。輸送物の法令基準(14頁)。
「調査でのサンプリングと燃料デブリ取出し初期の少量の取出しは何が違うのか」という質問に対して、小野さんの答えは「サンプリングしたものは原則として分析に回る。デブリ取出しは、少量ではあっても取出したものの保管についての対応を取る。保管について対応するかどうかが違う」ということだった。
1-3号機格納容器内部調査関連サンプル等の分析結果(15頁)
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(2.84MB)
【資料3-5】循環注水冷却(1.33MB)
【資料3-6】環境線量低減対策(7.00MB)
【資料3-7】労働環境改善(811KB)
【資料4-1】福島第一廃炉国際フォーラムについて(594KB)




ニコ生
【2018年7月26日】東京電力「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年07月26日 - Twilog
07/26のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)





2018年7月25日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:09-14:18に一時貯水タンクGから排水を実施。排水量は618m3

11:08、免震重要棟においてプロセス主建屋および雑固体廃棄物減容処理建屋近傍のサブドレン水位の監視が出来なくなった。これにより11:19、実施計画第1編第26条(建屋に貯留する滞留水)表26-2で定める運転上の制限「各建屋の滞留水水位が近傍のサブドレン水の水位を超えないこと」の監視が出来ない状態であると判断した(LCO逸脱)。応急措置として11:20にたまり水移送を停止。プラントパラメータ、モニタリングポスト、排水路モニタなどについて異常なし。
その後、現場記録計にて各建屋のたまり水水位が近傍のサブドレン水位を超えていないこと、たまり水水位とサブドレン水位の水位差について、監視不能前とほぼ同等の水位差であることを確認。
各水位については以下のとおり。
【現場記録計指示値】
雑固体廃棄物減容処理建屋〔12:47〕
・滞留水水位 T.P -119mm
・サブドレン水位 T.P 7,153mm
・水位差 7,272mm
プロセス主建屋〔12:59〕
・滞留水水位 T.P 2,448mm
・サブドレン水位 T.P 6,873mm
・水位差 4,425mm
【監視不能前水位】
雑固体廃棄物減容処理建屋〔10:52〕
・滞留水水位 T.P -119mm
・サブドレン水位 T.P 7,153mm
・水位差 7,272mm
プロセス主建屋〔10:54〕
・滞留水水位 T.P 2,449mm
・サブドレン水位 T.P 6,874mm
・水位差 4,425mm
現場記録計を再起動したところ、14:23、免震重要棟においてサブドレン水位の連続監視が可能となった。また、免震重要棟においてプロセス主建屋および雑固体廃棄物減容処理建屋近傍のサブドレン水位の連続監視が可能になったことから、14:48、運転上の制限「各建屋の滞留水水位が近傍のサブドレン水の水位を超えないこと」の監視が出来る状態であると判断(LCO復帰)
福島第一原子力発電所プロセス主建屋および雑固体廃棄物減容処理建屋近傍のサブドレン水位の監視不能に伴う運転上の制限の逸脱について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所プロセス主建屋および雑固体廃棄物減容処理建屋近傍のサブドレン水位の監視不能に伴う運転上の制限の逸脱について(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。23日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1600Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(21日採取)と集水タンクNo.4(19日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が900Bq/L、第三者機関が980Bq/L。明日26日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。24日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.3KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。23 日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)

実施計画の変更認可申請(2件)を今日25日に、変更認可申請(2017年10月6日提出)の一部補正を昨日24日に、規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請および一部補正について(プレスリリース)
変更1:1号機原子炉格納容器内部の詳細調査。
変更2:2号機原子炉格納容器内部の詳細調査。
補正:窒素ガス分離装置A及びBの取替及び原子炉圧力容器窒素封入ライン二重化。



2018年7月24日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

2号機格納容器内圧力の減圧試験(6月28日参照)を10:00に開始した。大気圧力+3.0kPa - 5.5kPaの範囲での運用から1.0kPa程度減圧した運用をおこない、傾向を監視する。減圧後の傾向監視結果を踏まえ、引き続き、さらなる減圧を検討。なお、減圧作業にあたっては、大気圧変動、水素濃度等の減圧による影響を確認しながら、慎重に行う。

地下水バイパス、10:16に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、25日の日報より)17:17に排水を停止。排水量は1731m3

サブドレン他水処理施設、11:10に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、25日の日報より)15:34に排水を停止。排水量は655m3


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。19日採取(21日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 7.46KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(20日採取)と集水タンクNo.3(18日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が890Bq/L、第三者機関が950Bq/L。明日25日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。23日採取分の分析結果と6-12日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 16.2KB)

実施計画の変更認可申請を昨日23日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)
変更:中低濃度タンク(Cエリアフランジタンク)の撤去及びRO濃縮水移送ポンプの一部撤去。





2018年7月23日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:11に一時貯水タンクEから排水を開始。
(以下、24日の日報より)14:47に排水を停止。排水量は685m3

11:45頃、2Fで作業者が体調不良を訴え、発電所内の診療室で受診後に救急車でふたば医療センター付属病院に搬送。熱中症の疑いとの診断。
福島第二原子力発電所構内における体調不良者の発生について(PDF)(2Fプレスリリース)


その他


21日に体調不良者が発生。01:09に作業者が作業終了後に体調不良により救急医療室を受診。01:35に救急医療室の医師が救急車を要請、02:25に出発しふたば医療センターへ搬送、そのまま入院し、翌日22日昼に退院した。
ふたば医療センター付属病院は福島県が運営する病院で、今年2018年4月6日に開院。富岡町の役場近くにあり、1Fからは約12km、車で20分くらいで行けるらしい。診療科は救急と内科で、「放射性物質による汚染や被ばくを伴う患者への初期診療」もするんだって。

6月のR/Bからの追加的放出放射能量の評価結果
原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果(PDF 731KB)
1-4号機R/Bからの放出は2.2×104Bq/h未満で、放出管理の目標値(1.0×107Bq/h)を下回っていることを確認。また、これによる敷地境界の空気中放射能濃度は134Csが1.3×10-12Bq/cm3137Csが5.1×10-12Bq/cm3であり、これが1年間継続した場合の敷地境界における被曝線量は0.00022mSv未満となる。評価の詳細は3頁以降。評価方法は2015年4月30日を参照。

水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第362報)(プレスリリース)

地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 8.95KB)
14日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日24日に排水の予定。

地下水バイパス一時貯留タンク詳細分析結果。Gr2の6月7日採取分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク詳細分析結果(PDF 8.78KB)

地下水バイパス加重平均サンプル分析結果。5月採取分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 加重平均サンプル分析結果(2018年5月分)(PDF 9.30KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(19日採取)と集水タンクNo.2(17日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が870Bq/L、第三者機関が940Bq/L。全β濃度は東電がND(<0.74Bq/L)、第三者機関が0.40Bq/L。明日24日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。22日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.1KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。12-18日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 44.3KB)

実施計画の変更認可申請を20日に規制委に提出した。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)
変更:中低濃度タンク(G6エリア)の設置。フランジ型タンク撤去後、同じエリアに新たにタンクを設置する。また、設置位置に少し変更があり、第二モバイル型Sr除去装置などが干渉するため、これを移設する。

今日、規制委の第7回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会があった。その際の資料。
(第7回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会資料)リスクマップの検討指示事項に対する対応状況(PDF 862KB)
(第7回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会資料)固体廃棄物の保管管理計画(2018年度改訂について)(PDF 1.82MB)
(第7回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会資料)除染装置スラッジ、ALPSスラリーの安定化処理に向けた検討状況(PDF 944KB)
(第7回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会資料)可燃性廃棄物の追加火災対策の進捗状況について(PDF 616KB)
(第7回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会資料)放射性固体廃棄物(ドラム缶等)の保管状況について(PDF 1.18MB)




ニコ生
【2018年7月23日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年07月23日 - Twilog
07/23のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2018年7月22日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、09:58-14:37に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は693m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(18日採取)と集水タンクNo.1(16日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 10.6KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が860Bq/L、第三者機関が910Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.5Bq/L)、第三者機関が0.37Bq/L。明日23日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。21日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.0KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。20日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)



2018年7月21日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:10に一時貯水タンクCから排水を開始
(以下、22日の日報より)15:04に排水を停止。排水量は729m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。19日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 41.8KB)
No.10のトリチウムは1600Bq/L。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 7.46KB)(24日公開)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(17日採取)と集水タンクNo.6(15日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 64.1KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が870Bq/L、第三者機関が930Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.4Bq/L)、第三者機関が0.54Bq/L。明日22日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。20日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 45.6KB)



2018年7月20日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(16日採取)と集水タンクNo.5(14日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が970Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日21日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設一時貯水タンクの詳細分析結果。一時貯水タンクGの6月1日採取分。
福島第一原子力発電所 サブドレン・地下水ドレン浄化水の詳細分析結果(PDF 8.84KB)

サブドレン他水処理施設加重平均サンプル分析結果。5月分。
福島第一原子力発電所 サブドレン・地下水ドレン浄化水加重平均サンプル分析結果(2018年5月分)(PDF 14.5KB)

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。19日採取分の分析結果と18日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 10.7KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。18日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.42KB)



2018年7月19日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

4号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 9.09KB)(7月26日公開)

6号機使用済燃料プール、昨日10:11より停止していた冷却を13:49に再開。スキマーサージタンク点検および使用済燃料プール冷却浄化系(FPC系)弁点検にともなうもの。冷却再開後のプール水温は29.0℃。17日参照。

16:50にRO膜型淡水化装置RO3スキッド2で配管ジョイント部から水が漏えいしていることを運転員が発見。漏えいした水の広がりは約20cm×約10cm×深さ約1mmで、漏えいは停止しており、漏えい水は堰内にとどまっている。
漏えいした水はRO3-2で処理された系統水。この系統水の過去の分析結果(10日採取)は:
134Cs:ND(< 1.2Bq/L)
137Cs: 4.3Bq/L
90Sr:ND(< 31Bq/L)
漏えい水の回収は完了している。
福島第一原子力発電所RO設備3(ROスキッド2)における漏えいについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所RO設備3(ROスキッド2)における漏えいについて(続報)(報道関係各位一斉メール)

サブドレン他水処理施設、10:17-14:28に一時貯水タンクBから排水を実施。排水量は624m3


その他


2号機オペフロ調査(6月21日参照)、スミア測定とダストサンプリングは終了し、採取した試料の分析をおこなっているところ。
現在、残置物の移動・片付け作業で使用する遠隔操作重機(Brokk 100Dと400D)の習熟訓練を実施中。また、オペフロ調査で問題となった遠隔操作における無線障害(電波干渉。6月25、28日、7月2日参照)について、同様の問題が発生しないように調整中(通信設備を重層的に配置する)で、この調整が終了したら作業に着手する。作業は、オペフロ内に設置したカメラで状況を確認しながら重機単体でおこなう(PackBotはサポートに入らない予定)。
(02:15)福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋オペレーティングフロア調査装置の遠隔操作訓練の様子(動画)
00:00 Brokk 400D。重量物を持ち上げるときは、アウトリガーを展開して安定させる。
00:13 コンテナのフタを開けている所。オペフロにコンテナを持ち込み、撤去する残置物はこれに収納する。
00:26 移動の際はアウトリガーをたたむ。
00:37 小さいガレキをつかむ。
01:03 つかんだガレキをコンテナまで運んで入れる。
01:32 アームの先端に付けるアタッチメント。100D用。右側と左側は物をつかむためのもの。
01:42 400D用のアタッチメント(カッター)。
01:50 遠隔操作設備。左側が400D用、右側が100D用。
02:06 Brokk 100D。
Brokk社のサイトBrokk 400Dのページ。Brokk 400Dはディーゼルエンジン駆動の解体作業用遠隔操作重機。ブロックというのは、北欧神話に出てくるトールハンマーを鍛造したドワーフの名前なんだって。遠隔操作重機は以前に建屋内の除染のためにハスクバーナDXR-140とDXR-250が導入されたことがある。2013年12月26日、2014年6月6日参照。

3号機燃料取出し用カバーのクレーンの試運転は11日より再開している。クレーン不具合にともなう工程の見直しについては精査中。

2日の熱中症の件。当該の作業者が休憩に入ったのは07:10、その後、休憩所に戻る途中にルートを誤り、6号機T/Bで倒れているのを別の作業に従事していた作業者によって08:27頃に発見された。当該作業者が属していた作業チームでは、この作業者が休憩所に帰還しないために現場にいた人員が捜索に出たが、発見できなかった。

水処理設備内の処理水分析結果。採取箇所は2011年11月18日の資料を参照。
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF 10.0KB)

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。12日採取(14日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 7.48KB)

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 77.7KB)
2015年11月12-16日と2018年6月7日-7月12日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 77.3KB)
16日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。18日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.5KB)

実施計画の変更認可申請(4月18日提出)が昨日18日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
認可:建屋最下階の滞留水の残水箇所の扱い方に関する変更。建屋地下たまり水の水位低下にともない発生している孤立した残水のうち、サンプピット等の残水は建屋外への漏えいの可能性がないので、建屋たまり水の分類から除外する(建屋たまり水が建屋外へ漏えいするのを防ぐために、建屋周辺地下水位は建屋たまり水の水位よりも高く維持しなければならない。したがって、建屋たまり水の水位を低下させる作業をさらに進めるために、孤立した残水のうち建屋の構造的に建屋外への漏えいの可能性がないものについては、建屋たまり水としての扱いから除外する)。これらの残水は抜取りが困難な場所にあり、抜取り方法を今後検討していく。4月19日参照。



ニコ生
【2018年7月19日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年07月19日 - Twilog
07/19のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)


23日追記。毎週木曜日に地下水バイパスの排水をしてるけど、この週は排水がなくて、その後も今日まで排水されていない。運用状況のページを見るとGr3の採水を14日にしているけど、まだ分析結果は公表されていない。

2018年7月18日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

6号機使用済燃料プールの冷却を10:11に停止。スキマーサージタンク点検および使用済燃料プール冷却浄化系(FPC系)弁点検にともなうもの。明日19日16:00まで(約31時間)停止の予定。冷却停止時のプール水温は25.7℃。17日参照。

09:44頃、免震重要棟の集中監視室において「RO設備漏えい監視装置異常」の警報が発生。その後、RO装置3(RO膜型淡水化装置RO3)の周囲に水たまりがあるとの連絡が入る。漏えいした水の広がりは約10m×5m×深さ1mmで、堰内にとどまっており漏えい継続はなし。
その後、RO装置のフィルター空洗用エアホースが破断し、そこから系統水(RO装置処理前の水)が漏えいしたことを確認した。フィルターの前後弁を全閉し、漏えいは停止している。漏えい量は約50Lで、今後回収の予定。漏えい水の分析結果は、
134Cs:1.1×102Bq/L
137Cs:1.0×103Bq/L
・全β:8.5×104Bq/L
エアホースの破断は、ホースの劣化によるものと推定。
福島第一原子力発電所RO設備3における漏えいについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所RO設備3における漏えいについて(続報)(報道関係各位一斉メール)
RO膜型淡水化装置のRO3のこと?←その通り。高台にあるやつ。

サブドレン他水処理施設、11:07に一時貯水タンクAから排水を開始
(以下、19日の日報より)15:39に排水を停止。排水量は674m3


その他


6月22日の5・6号機RO装置、逆浸透モジュール2Bの閉止板近傍から漏えいの件。その後、当該の逆浸透モジュールを分解した結果、モジュール2B入口の閉止板Oリングに線状のへこみ、および、その付近に糸くずを確認。糸くずがOリングシール面に挟まった状態で取付けたことから、シール機能が損なわれ漏えいに至ったものと推定。昨日17日に、当該逆浸透膜とOリングの交換をおこない、漏えいのないことを確認し、運転を再開。

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。16日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1500Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(14日採取)と集水タンクNo.4(12日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が1000Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.3Bq/L)、第三者機関が0.45Bq/L。明日19日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。17日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.3KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。16日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.46KB)

実施計画の変更認可申請(4月25日提出)の一部補正を昨日17日に寄生位に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:中低濃度タンク(H3エリア,H6(II)エリア)の設置。



2018年7月17日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:35に一時貯水タンクLから排水を開始
(以下、18日の日報より)15:27に排水を停止。排水量は724m3


その他


(「13日のトリチウム水タスクフォースで開催が公表された公聴会に対して東電はどのような姿勢で臨むのか」という質問に答えて)
以前からの繰り返しだが、多核種除去設備の処理水の扱いについては、科学的・技術的な側面だけでなく、社会的な安心や福島の復興推進に十分配慮する必要があると考えている。今後の処理水の扱いについては、事故の当事者である当社の立場や風評の影響を踏まえると、一方的に当社が判断するのは適切ではない。丁寧かつ慎重な判断プロセスが重要と考えている。この公聴会もこのようなプロセスの一つであり、今後ともこのようなプロセスの中で、地元を始め関係の皆様からご意見をうかがいつつ、丁寧なプロセスを踏みながら、適切に対応して参りたいと考えている。
ALPS処理水の処分については、規制委から「主体的に判断して取り組め」(=合理的な処分方法は海洋放出一択なのだから、東電自身が速やかに実施を決断して実行するべし)と言われ続けているのに対して、東電の返事は一貫して「国の会議(トリチウム水タスクフォース)の結論を待って方針を決定する」というものだった(例えば2018年5月30日参照)。だから、「一方的に当社が判断するのは適切ではない」という発言にはちょっと驚いた。今までも東電はそう考えていたんだろうけれど、内容としては規制委に喧嘩売るようなものだから、発言するのは自粛していたんじゃないか。東電の人が公式にこれを言うのはこれが初めてなんじゃないだろうか。少なくとも、この原子力の定例会見では、ここまではっきり言うのは初めて聞いたと思う。

13日19:50頃、入退域管理施設前に駐車中のバスから油が漏れているのを発見。20:14に双葉消防本部に通報。油はバスの燃料タンクのキャップから漏れており、漏れた油の広がりは1m×50cmで、受けパンを設置し吸着マットで処理済み。給油口の上部まで油が入っており、一部を抜き取ることで漏えいは停止した。21:41に富岡消防署により「車両からの燃料漏れ事象」と判断された。

6号機使用済燃料プールは使用済燃料プール冷却浄化系(FPC系)で冷却しているが、スキマーサージタンク点検およびFPC系弁点検にともない、明日18日09:00-翌19日16:00(約31時間)に冷却を停止する。冷却停止中のプール水温上昇は約6.2度と評価(温度上昇率:約0.200度/h)。今日17日10:00時点のプール水温は25.2℃。

水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第361報)(プレスリリース)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(13日採取)と集水タンクNo.3(11日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が920Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日18日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。16日採取分の分析結果と6月29日-7月5日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 16.1KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。5-11日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 43.5KB)



ニコ生
【2018年7月17日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年07月17日 - Twilog
07/17のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2018年7月16日(月・海の日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:06に一時貯水タンクKから排水を開始
(以下、17日の日報より)15:27に排水を停止。排水量は798m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(12日採取)と集水タンクNo.2(10日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が890Bq/L、第三者機関が950Bq/L。明日17日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。15日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.1KB)


2018年7月15日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:26に一時貯水タンクJから排水を開始
(以下、16日の日報より)16:00に排水を停止。排水量は829m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクK(11日採取)と集水タンクNo.1(9日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 10.6KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が780Bq/L、第三者機関が850Bq/L。明日16日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。14日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.0KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。13日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)


2018年7月14日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:14-14:17に一時貯水タンクHから排水を実施。排水量は604m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。12日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.3KB)
No.10のトリチウムは1200Bq/L。No.9はポンプ点検により採取中止。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 7.48KB)(19日公開)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(10日採取)と集水タンクNo.6(8日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が770Bq/L、第三者機関が820Bq/L。明日15日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。13日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 10.8KB)


2018年7月13日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:18-12:38に一時貯水タンクGから排水を実施。排水量は347m3

03:57頃、Cs吸着塔一時保管施設第3施設内で漏えい警報が発生。警報のあったボックスカルバート内の漏えい検知器にたまった水をスミア測定した結果、BG相当(250cpm)であったことと、ボックスカルバート内壁面等に水滴が付着していたことから、06:12に、たまった水は結露水と判断した。
モニタリングポストNo.1-8近傍のダストモニタの結果に変動はなかった。
福島第一原子力発電所第3セシウム吸着塔一時保管施設内からの漏えい警報の発生について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所第3セシウム吸着塔一時保管施設内からの漏えい警報について(第二報)(報道関係各位一斉メール)


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(9日採取)と集水タンクNo.5(7日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が890Bq/L、第三者機関が960Bq/L。明日14日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。12日採取分の分析結果と11日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.6KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。11日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)

来週月曜日16日は祝日なので、月曜日の定例会見は翌日17日におこなう。
本社原子力定例会見開催日(7月17日)のご案内について(報道関係各位一斉メール)


今日、多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会(第9回)があった。
資料1 多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会議事録(第8回)(案)(PDF形式:398KB)
資料2 「原子力災害による風評被害を含む影響への対策タスクフォース(平成30年7月5日開催)」について(PDF形式:1,048KB)
資料3 前回の小委員会の振り返りについて(PDF形式:1,083KB)
資料4-1 説明・公聴会について(PDF形式:143KB)
資料4-2 多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会 説明・公聴会 説明資料(案)(PDF形式:4,945KB)
説明・公聴会を8月30日(富岡町)、31日(郡山、東京)で実施するとのこと。意見表明者を募集、来場が難しい方や選定に漏れた方に向けて、紙による意見募集も実施、ですってよ。



2018年7月12日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

3号機燃料取出し用カバーのクレーン不具合の件(6月28日参照)。損傷していた部品が到着し、今日、取替え作業を終了、その後、通電して動作確認をしている。準備出来次第、試運転を再開する。

地下水バイパス、09:59に一時貯留タンクGr1から排水を開始
(以下、13日の日報より)17:25に排水を停止。排水量は1800m3

サブドレン他水処理施設、11:11-15:10に一時貯水タンクFから排水を実施。排水量は592m3

今日朝方、構外の焼却炉(紙ゴミなどを焼却する)に停めてあったトラックから軽油漏れ。油は1m×1mに広がったが、吸着剤で処理済。


その他


2号機R/Bオペフロ調査(6月21日参照)で取得した動画を公開。
(02:41)福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋オペレーティングフロアにおける残置物の調査について(動画)
(02:41)福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋オペレーティングフロアにおける残置物の調査について(撮影方向表示あり)(動画)Kobraに搭載したカメラで取得したもの。
00:02 正面の床の上に置いてある緑色のものは、ロボットを制御する無線の中継局。その向こうに見えるのは、定期検査に使用する機材の置き場を囲むフェンス。
00:05 Kobraとコンビを組むPackBot。
00:10 フェンスに倒れかかっているWarrior。フェンスに倒れているだけで、ケーブルが絡んだりはしていないことを確認した。
00:30 北側の天井。湿気の多い環境が続いてきたために、塗装が剥げている。
01:21 床の上には、剥げた塗装片が散らばっている。
01:34 正面に見えるのは、新燃料にチャンネルボックスを取付ける機械(チャンネル着脱器。緑色の箱は操作盤)。
01:47 正面は東側の壁。手前のフェンスは原子炉ウェルを囲んでいる。フェンスが一部ないのは、2014年にWarriorが撤去したところ。
01:49あたり、フェンスがなくなっているところに、向こうから手前に斜めになっている板(横に筋が入ってる)が見えるけど、これ、2014年にWarriorをブローアウトパネル開口部からオペフロに入れた時の進入路ではないか。2014年1月24日参照。板と床との角度は、資料によれば30度なので、カメラのせいで奥行きが実際よりも近く見えている感じなのかしら。
02:20 画面右側に燃料取扱機、その下に使用済燃料プール。
02:30 手すりに囲まれているのは1階の大物搬入口につながる機器ハッチ。
全体に、大きな損傷や亀裂などは確認されず。

10日の多核種除去設備ALPS(C)での漏えいの件。系統に圧力をかけて確認した結果、弁からのシートパスを確認した。

前処理過程において、供給ポンプ(供給タンクから処理する水を流す)が詰まった際に洗浄するため、硝酸溶液を供給するタンクへつながるラインがある。このラインにある弁にシートパスがあり、そこから漏えいが発生していた。この硝酸タンクは運転中は使用しないため、タンクにつながるねじ込み部を閉止した。
漏えいした水は、多核種除去設備ALPSで処理する前の系統水だったが、セシウム吸着装置ですでにCsとSrを除去してあり、通常の表面線量はバックグラウンド以下のレベル(今回は測定していない)。
図を見ると、シートパスのあった弁は閉止したねじ込み部よりも主系統に近いじゃん。なんでねじ込み部を閉止するとシートパスが止まるんだろ??

2日に熱中症で入院した作業者は、昨日11日に退院した。具合が悪くなったのは休憩時間に入って休憩所に戻る途中で、その際は一人で行動していたが、本来はこの時点でも二人で行動しているべきであり、今後この点について周知徹底する。

サブドレン他水処理施設、10日排水時の海水サンプリング結果。
福島第一 サブドレン・地下水ドレン浄化水排水に関するサンプリング結果(PDF 7.40KB)

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 78.3KB)
2015年11月12-16日と2018年5月31日-7月5日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 78.4KB)
9日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(8日採取)と集水タンクNo.4(6日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が920Bq/L、第三者機関が990Bq/L。明日13日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。11日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.6KB)




ニコ生
【2018年7月12日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年07月12日 - Twilog
07/12のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2018年7月11日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

2号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.05KB)(7月26日公開)

その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。9日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1300Bq/L。

地下水バイパス一時貯留タンクGr1のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 8.95KB)
5日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日12日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(7日採取)と集水タンクNo.3(5日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が970Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日12日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。10日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.5KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。9日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)

実施計画の変更認可申請(4月25日提出)の一部補正を昨日10日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:中低濃度タンク(H3エリア,H6(II)エリア)の設置。

2018年7月10日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

11:14頃、多核種除去設備ALPS(C)供給用ポンプ下部に水たまりがあることを発見。漏えいした水の広がりは約20cm×30cm×深さ1mm。漏えいした水は堰内に留まっており、漏えい継続はなし。水たまりの水のpH測定の結果は11であり、多核種除去設備の処理過程において薬液の注入によりアルカリ性となった系統水と推定。
なお、漏えいした水については拭き取りを実施し、ドレン弁下部付近に受けパンを設置した。
福島第一原子力発電所既設多核種除去設備C系からの漏えいについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所既設多核種除去設備C系からの漏えいについて(続報)(報道関係各位一斉メール)

サブドレン他水処理施設、10:33-13:48に一時貯水タンクEから排水を実施。排水量は484m3
福島第一 サブドレン・地下水ドレン浄化水排水に関するサンプリング結果(PDF 7.40KB)(12日公開)


その他


昨日9日の2号機格納容器ガス管理システムA系電源喪失の件。原因について現場調査を行ったところ、システムの放熱器ファン回路の絶縁抵抗低下による、当該系統分電盤の漏電遮断器の動作であることを確認。今後、当該原因について調査し、是正措置を実施する。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。5日採取(7日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 7.46KB)

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。9日採取分の分析結果と6月22-28日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 16.3KB)

2018年7月9日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

05:56、2号機格納容器ガス管理システムで「電源喪失」警報が発生、A系の電源が喪失したことによりB系機器が自動起動した。B系は正常に動作しており、システムの機能に支障はない。分電盤にある漏えい遮断機が落ちているのを確認しているが、遮断機が落ちた原因については調査中。なお、プラントデータ(原子炉圧力容器底部温度、格納容器内温度等)の異常、モニタリングポスト指示値の有意な変動はない。
2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 8.92KB)(7月26日公開)

サブドレン他水処理施設、10:13-13:37に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は506m3


その他


2号機R/Bオペフロ調査(6月21日参照)。コリメート付線量率計による表面線量率測定の結果。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋 西側壁開口後オペフロ調査の表面線量率測定状況について(PDF 97.7KB)
線量率計を床面および壁面から10mm離した位置で測定した。3日にγ線測定を、4、5日にγ+β線測定を実施。2日(空間線量率測定)-5日の作業者の最大被曝線量(4日間累積)は0.27mSv。
γ線では数-数十mSv/h(最大で50.0mSv/h。左図)だったのに対し、γ線+β線では数十-数百mSv/h(最大で630.0mSv/h。右図)で線量率の高い場所も異なっていた。γ線+β線で630.0mSv/h、175.0mSv/h、285.0mSv/hと高かった地点は排水口の近くであり、オペフロに侵入した雨水(6月14日参照)が汚染を集めた影響かもしれない。
今後、スミア測定、ダスト濃度測定を実施予定。また、今日は動画を撮影しており、準備出来次第公開する。

水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第360報)(プレスリリース)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(5日採取)と集水タンクNo.2(3日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が910Bq/L、第三者機関が980Bq/L。明日10日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。8日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.4KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。6月28日-7月4日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 43.6KB)

実施計画の変更認可申請(2017年12月18日提出)が6日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
認可:処理水バッファタンク取替。処理水バッファタンクはフランジ型タンクを使用していたが、これを溶接型に取替える。2017年10月26日、12月19日参照。処理水バッファタンクとは、高台炉注水ラインで使用しているタンクで、炉注水に使用する処理水(セシウム吸着装置とRO膜型淡水化装置でT/B地下たまり水を処理した水。いわゆる淡水)を貯めておくもの。高台炉注水ラインは、現在は使っていない(待機状態)、バックアップの設備。




ニコ生
【2018年7月9日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年07月09日 - Twilog
07/09のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2018年7月8日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、09:52-13:25に一時貯水タンクCから排水を実施。排水量は529m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(4日採取)と集水タンクNo.1(2日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 10.6KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が950Bq/L、第三者機関が960Bq/L。明日9日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。7日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.2KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。6日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.46KB)



2018年7月7日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:28-14:26に一時貯水タンクBから排水を実施。排水量は589m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。5日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.3KB)
No.10のトリチウムは1400Bq/L。No.9はポンプ点検により採取中止。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 7.46KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(3日採取)と集水タンクNo.6(1日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が900Bq/L、第三者機関が920Bq/L。明日8日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。6日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 10.9KB)










昨日、オウム真理教の一連の事件の死刑囚数人の刑が執行されたもんだから、関連のツイートが賑わっていた。その中で、松本サリン事件の捜査の初期に誤認逮捕された方の話があった。彼は、自宅の納屋に農薬などを置いていたことから、サリンを合成したことを警察に疑われたのだけれど、化学に詳しい人たちは「きちんとした設備なしに合成は不可能だ」ということが最初から分かっていたんだな。
今も同じようなことは起きているけど、あの時と違うのは、SNSの発達でシロウトの私でも詳しい人のコメントを見聞きできること。おかげで、自分が詳しく知らないことに関しても、メディアの記事を眉唾で読むことができる。警察やマスメディアが自分の都合の良い情報だけを流すことがあるということを、多くの人が知るところとなったという点は、IT技術がもたらした革新なんじゃないかと思う。活版印刷が世界を変えたみたいな。


こんなツイートも。1F事故も、「まだ原因は明らかになってない」みたいなことを言う人はいるし、歴代の新潟県知事(元・泉田、前・米山の両氏)なんかはそれを理由に県独自の調査委員会を設けて結果が出るまではKKの再稼働は認めないとか言ってた。
原因とか真相とかそういうものは一言でまとめられたり簡単に把握できたりするものではない。本当に理解したければ、それなりに調査・勉強する必要がある。そういうことをするのが面倒だったり、能力が不足してたりすれば、判明している部分があっても理解することはできないんだろう。

2018年7月6日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 8.67KB)(7月26日公開)
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.14KB)(7月26日公開)

サブドレン他水処理施設、10:13-14:06に一時貯水タンクAから排水を実施。排水量は577m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(2日採取)と集水タンクNo.5(6月30日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が960Bq/L、第三者機関が960Bq/L。明日7日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。5日採取分の分析結果と4日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 10.8KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。4日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)

実施計画の変更認可申請、および、変更認可申請(2月28日提出、2017年10月16日提出、2017年12月18日提出の3件)の一部補正を昨日5日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請および一部補正について(プレスリリース)
変更:1/2号機共用排気筒の上部解体。
補正1:サブドレンピット(No.30、37、57)の復旧。
補正2:窒素ガス分離装置A及びBの取替及び原子炉圧力容器窒素封入ライン二重化。
補正3:処理水バッファタンク取替。

実施計画の変更認可申請(2017年10月6日提出)が昨日5日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
認可:中低濃度タンク(G4南エリアフランジタンク)、雨水回収タンク及びRO処理水移送ポンプ、RO濃縮水貯槽移送ポンプ、RO濃縮水移送ポンプ、集水ピット抜出ポンプ、雨水回収タンク移送ポンプの一部撤去。

今日、規制委の第61回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
(第61回特定原子力施設監視・評価検討会)東京電力福島第一原子力発電所中期的リスクの低減目標マップを踏まえた主な検討指示事項の対応状況について(PDF 483KB)
燃料デブリ空冷の検討状況(7頁)。炉注水停止で想定される影響(デブリの温度上昇、ダストの再浮遊、再臨界)について検討中。簡易的な熱バランスによる評価を実施中で、炉注水停止による温度上昇は暫定結果として0.1-0.2度/h程度と推定。短時間の注水停止では温度上昇は小さく、湿潤環境は維持されるのでダスト再浮遊の可能性は低い。また、燃料の溶融や形状変化に至るほどの高温にならないので、再臨界のリスクは低い。これまでの炉注水量低減の実績(9頁)。
山形さんが「これまでこの検討会で空冷の話が出ていたのは、炉注水による汚染水発生を抑制する目的だったが、これは何を目的にしているのか」みたいに言ってたけど、この日の話はデブリ取出し作業にともなう炉注水停止なんでないの、もしかして?
(第61回特定原子力施設監視・評価検討会)建屋滞留水等処理の進捗状況(PDF 2.68MB)
フランジ型タンクで貯留しているSr処理水の処理状況(1頁)。処理完了時期は、第56回検討会では2018年10月頃の見通しだったが、これが11月頃になる。
1/2号機山側サブドレンのトリチウム濃度上昇への対応状況(6頁)
建屋たまり水処理の進捗状況(17頁)
(第61回特定原子力施設監視・評価検討会)3号機燃料取扱設備クレーンの不具合原因調査状況(PDF 1.34MB)
(第61回特定原子力施設監視・評価検討会)雨水流入対策の進捗状況(PDF 938KB)
(第61回特定原子力施設監視・評価検討会)地震・津波対策の進捗状況(PDF 1.09MB)
千島海溝沿いの地震に伴う津波対策
(第61回特定原子力施設監視・評価検討会)福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋西側外壁の開口設置について(PDF 546KB)
(第61回特定原子力施設監視・評価検討会)福島第一原子力発電所ERSS伝送計画について(PDF 23.3KB)
(第61回特定原子力施設監視・評価検討会)福島第一原子力発電所の放出管理、モニタリングの状況(PDF 47.5KB)
以下は規制庁のサイトから。
資料2-1:フランジ型タンクで貯留しているSr処理水の処理状況について[東京電力]【PDF:695KB】
資料2-2:1/2号山側サブドレンのトリチウム濃度上昇に対する対応状況[東京電力]【PDF:2MB】
資料5:千島海溝沿いの地震に伴う津波対策[東京電力]【PDF:1MB】
参考1:東京電力福島第一原子力発電所の中期的リスクの低減目標マップ(平成30年3月版)[原子力規制庁]【PDF:322KB】
検討会におけるこれまでの審議状況等について[原子力規制庁]【PDF:287KB】
蜂須賀氏が「数日前に1Fに視察に行った時(管理人注:これは多分4日のこと)、東電社員にあいさつをしたが返事の返ってこないことがあった。以前に視察した際にはこんなことはなかった。大丈夫なのか。」と言っていた。これを受けて、今井室長も「自分もその傾向を感じる。あいさつをしても返事がないことが繰り返されて、こちらも口をつぐんでしまうことがある」とのこと。ふたりも同じことを言うのだから、きっと本当にそうなんだろう。去年、社長と会長が交代して、利益を出すことに重点を置く経営方針に変わったみたいだけれど、経費削減のために担当者の数が減らされてあいさつする元気もなくなっているなら、それは困ったことなのではないかなーと思った。



2018年7月5日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

2号機R/Bオペフロ調査(6月21日参照)。今日はコリメート付線量計による線量率測定を実施した。
今日の作業の後でPackBotが撮影した画像を公開。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋西側壁開口後オペフロ床面線量率測定時のオペフロの状況
いずれも2日のPDF資料右図の線量率17.5mSv/hの地点から撮影。
オペフロの状況(オペフロ中央)(写真)
ほぼ東側を向いたところ。フェンスにWarriorが倒れかかっている状況。
オペフロの状況(天井クレーン)(写真)
線量率22.4mSv/h地点の上方にある天井クレーン。塗装がはげているのは、湿度が高い状況での経年劣化ではないか。
オペフロの状況(燃料取扱機)(写真)
使用済燃料プールの上にある燃料取扱機。

地下水バイパス、09:59に一時貯留タンクGr2から排水を開始
(以下、6日の日報より)17:13に排水を停止。排水量は1769m3

サブドレン他水処理施設、10:38-14:57に一時貯水タンクLから排水を実施。排水量は643m3


その他


2日に5号機廃棄物処理建屋プリコートポンプ室で火災警報が発生した件。
福島第一原子力発電所5号機廃棄物処理建屋火報の発報に関する調査状況について(PDF 34.9KB)
プリコートポンプ室(使用済燃料プール水等を浄化するための樹脂をろ過器に付着させるためのポンプ等が設置されている部屋)での調査結果:天井、壁面、床の変色(焦げ跡など)は確認されず。3日14:00頃の室温は27.6℃、湿度72%で結露なし。室内の機器を調査したところ、AO弁の駆動用エアラインにあるルブリケーター(駆動部の潤滑を目的に、油を霧状にしてエアラインに送り込む機器)の上蓋部でパッキンの劣化によるエアリークを確認。ここから霧状の潤滑油が室内に漏れて、火災報知器(煙感知式)が反応したものと考える。

2日に熱中症で病院搬送された作業者は、まだ入院を継続しているが容体は安定しているとのこと。

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果
福島第一原子力発電所 建屋開口部等における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 17.1KB)
運用補助共用施設(共用プール建屋)で6月11-12日、12-13日、25-26日、26-27日に実施。
3号機から取出した使用済燃料を共用プールで受け入れるために、共用プールに開きを作るため、もともとあった使用済燃料を乾式キャスク仮保管設備に移送している。2017年5月25日参照。燃料の移送を実施する際には、ダストサンプリングをおこなうのが定例。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 77.7KB)
2015年11月12-16日と2018年5月24日-6月28日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 77.8KB)
7月2日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(1日採取)と集水タンクNo.4(6月29日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が920Bq/L、第三者機関が980Bq/L。明日6日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。4日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.5KB)

放射線データの概要6月分
放射線データの概要6月分(5月31日~6月30日)(PDF 282KB)
水(海水、排水路、地下水など)、空間線量率(モニタリングポストNo.1-8)、空気中ダスト濃度(敷地境界ダストモニター、MP No.1-8近傍)、サブドレン・地下水ドレンくみ上げ水。
この資料は、以前はロードマップ会見の際に公表していたが、今回から月初の福島第一会場からの会見で公表する(5月31日参照)




ニコ生
【2018年7月5日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年07月05日 - Twilog
07/05のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2018年7月4日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

3号機原子炉注水設備の信頼性向上対策として炉心スプレー系(CS系)ラインの取替工事(2017年10月26日参照)をおこなうため、6月27日より給水系による単独注水を実施していた(6月27日参照)が、工事終了にともない10:44に元の注水(給水系、CS系ともに1.5m3/h)に戻した
給水系による単独注水期間中、原子炉の冷却状態に異常はなし。

サブドレン他水処理施設、09:46に一時貯水タンクKから排水を開始
(以下、5日の日報より)14:32に排水を停止。排水量は709m3


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。2日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1700Bq/L。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。6月28日採取(30日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 7.48KB)

地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 8.95KB)
6月28日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日5日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(6月30日採取)と集水タンクNo.3(6月28日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.8KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が970Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日5日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。3日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.4KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。2日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)

実施計画の変更認可申請(2017年10月6日提出)の一部補正を今日4日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:中低濃度タンク(G4南エリアフランジタンク)、雨水回収タンク及びRO処理水移送ポンプ、RO濃縮水貯槽移送ポンプ、RO濃縮水移送ポンプ、集水ピット抜出ポンプ、雨水回収タンク移送ポンプの一部撤去。

実施計画の変更認可申請(3月16日提出)が2日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
認可:特定核燃料物質の防護。6月6日参照。


今日、廃炉・汚染水対策福島評議会(第17回)があった。
資料3-1 東京電力ホールディングス(株)福島第一原子力発電所の廃炉のための技術戦略プラン2018の検討状況について(PDF形式:732KB)
資料3-2 東京電力ホールディングス㈱福島第一原子力発電所の戦略プラン2018 骨子案(PDF形式:237KB)
1F廃炉の基本方針を「事故により発生した通常の原子力発電所にはない放射性物質に起因するリスクを、継続的、かつ、速やかに下げること」とし(1頁)、放射性物質に起因するリスクの大きさ(リスクレベル)を表現するために英国原子力廃止措置機関が開発した Safety and Environmental Detriment をベースとした手法を用いる(3頁)としている。このリスクレベルは、内部被曝の影響度を示す指標である「潜在的影響度」と起こりやすさを示す指標である「管理重要度」の積によって表されるが、一般に工学的に実現しやすいものは潜在的影響度よりも管理重要度の低減であり、まずはリスク源を「十分に安定管理がなされている状態」に持ち込むことを当面の目標とする、とのこと。
1Fに存在するリスクの評価について、これまで東電や規制庁が示してきたものよりも定量的なものが出てくるのかしら。
資料4 多核種除去設備等処理水の取り扱いに関する検討状況について(PDF形式:576KB)
参考資料 第16回 廃炉・汚染水対策福島評議会 議事録(PDF形式:520KB)
会議の後、1Fの視察へ行ったらしい。


2018年7月3日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 11.1KB)(7月26日公開)

3号機原子炉注水設備の信頼性向上対策として炉心スプレー系(CS系)ラインの取替工事(2017年10月26日参照)をおこなうため、6月27日より給水系による単独注水を実施中(7月4日までの予定)。6月27日参照。
なお、給水系による単独注水については、事前に実施した単独注水試験の結果、原子炉の冷却状態に異常がないことを確認している(2017年9月28日参照)

サブドレン他水処理施設、10:14に一時貯水タンクJから排水を開始
(以下、4日の日報より)16:57に排水を停止。排水量は1002m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクK(6月29日採取)と集水タンクNo.2(6月27日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が950Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日4日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。2日採取分の分析結果と6月15-21日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 16.4KB)


2018年7月2日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.06KB)(7月26日公開)

2号機R/Bオペフロ調査(6月21、25日参照)を今日より開始した。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋西側壁開口後オペフロ調査の測定結果(速報)について(PDF 50.2KB)
操作系の無線の不具合で25日より延期になっていたが、その後の調査・対策(無線機の交換、使用する周波数帯の変更)で実施可能と判断した。他の作業等で発生する電波との干渉が原因と推定しているが、何の電波と干渉しているかは判明しなかった。
今日の作業時間は05:30-07:30。作業体制は、調査現場が8名×2班、遠隔操作室(免震重要棟)が4名×1班。19カ所の空間線量率を測定して予定通り終了した(21日には20カ所って言ってたのに)。資料に、遠隔操作室での作業と調査中のロボット(Kobra、PackBot)の様子(線量率21.5mSv/hの測定点付近にいるのを撮影)の写真あり。Kobraで測定した線量率が表示されるモニターの表示をPackBotがカメラで取得した(6月21日の動画を参照)ロボットの写真は、開口設置作業で開けた穴から撮影しているとかいう話だったけど、イマイチはっきりせず。6月14日の2号機オペフロ雨水流入の件で、オペフロ内の写真を撮ったカメラと同じカメラで撮ってるのかしら?
調査エリア(オペフロ南西側。資料右図)の空間線量率(床面から高さ1.5m)はおよそ10-60mSv/hで東側ほど高く、ウエルプラグ直近が一番高くて59.0mSv/h。2012年の前回調査(2012年6月13日参照)では、この地点に一番近い測定点で230mSv/hだった。低減の理由としては、放射能の減衰の他に、オペフロに流入する雨水(6月14日参照)による洗い流しもあるかもしれない。
明日は、コリメート付線量計による線量率測定を実施する。調査全体は7月下旬までの予定(6月28日参照)
2号機R/Bオペフロは2012年2月27日と6月13日にQuince2で調査に入っている。2012年2月28日、6月13日参照。その時の測定によれば、ウェルプラグ中央での線量率は880mSv/h。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋5階オペレーティングフロアロボット(クインス2)による調査結果(PDF267KB)(2012年2月28日公開)
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋内調査結果(3階~5階)(平成24年6月13日実施)(PDF 161KB)(2012年6月14日公開)
発災当時、2号機では燃料取扱機の点検をやっていたんだって(2012年6月13日参照)。

3号機原子炉注水設備の信頼性向上対策として炉心スプレー系(CS系)ラインの取替工事(2017年10月26日参照)をおこなうため、6月27日より給水系による単独注水を実施中(7月4日までの予定)。6月27日参照。
なお、給水系による単独注水については、事前に実施した単独注水試験の結果、原子炉の冷却状態に異常がないことを確認している(2017年9月28日参照)

05:49に5号機廃棄物処理建屋プリコートポンプ室で火災警報が発生。06:09に双葉消防本部に連絡。06:34に東電社員が現場で、炎および発煙はないが、現場内に白いモヤが発生しているのを確認し、プリコートポンプ室とその周辺を入域規制。08:40に公設消防の現場確認で「火災ではない」と判断された
モヤを採取・分析したが、塩酸などの化学物質は検出されず。現場の酸素濃度は21%で正常範囲内。調査は継続しているが、入域規制はプリコートポンプ室のみに縮小した。
福島第一原子力発電所 5号機廃棄物建屋より火災警報発生について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所5号機廃棄物処理建屋における火災警報発生について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所5号機廃棄物処理建屋における火災警報発生について(続報2)(報道関係各位一斉メール)

08:27頃、6号機タービン建屋地下1階ヒータールームで作業者が倒れているとの連絡が免震重要棟緊急時対策本部に入った。ただちに、入退域管理棟救急医療室にて医師の診察を受けたところ、緊急搬送の必要があると判断されたため、09:33に救急車を要請。その後、病院に搬送され、医師により熱中症と診断された
当該の作業者は50代男性で、1Fでの経験は2年6カ月。上記の5号機廃棄物処理建屋プリコートポンプ室での火災警報の件で、自衛消防隊として現場の確認等の作業に従事し、その後、交代で休憩所に向かう途上だったと思われる。当日の作業時間は、06:11に事務所を出発、06:19に5号機に到着、06:22に現場着、その後、作業を開始していた。装備は、全面マスク、カバーオール(クールベスト使用)の上に消防服とヘルメットを装着していた。5、6号機の建屋内には空調が入っている。倒れていたのを発見したのは、他の作業に従事する作業者だった。救急医療室では熱中症(重症度2(中等度))と診断されていた。
福島第一原子力発電所における体調不良者の発生について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所における体調不良者の発生について(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


月初なので、温度計の信頼性評価を規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(2018年7月提出)(プレスリリース)
評価区分の変更なし。

水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第359報)(プレスリリース)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(6月28日採取)と集水タンクNo.1(6月26日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.8KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が930Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日3日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。1日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.1KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。6月21-27日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 43.1KB)



ニコ生
【2018年7月2日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年07月02日 - Twilog
07/02のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2018年7月1日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

3号機原子炉注水設備の信頼性向上対策として炉心スプレー系(CS系)ラインの取替工事(2017年10月26日参照)をおこなうため、6月27日より給水系による単独注水を実施中(7月4日までの予定)。6月27日参照。
なお、給水系による単独注水については、事前に実施した単独注水試験の結果、原子炉の冷却状態に異常がないことを確認している(2017年9月28日参照)

サブドレン他水処理施設、10:18に一時貯水タンクHから排水を開始
(以下、2日の日報より)17:01に排水を停止。排水量は1001m3


その他


構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。6月30日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.1KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。6月29日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)