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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2013年5月31日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、28日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、28日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
G6エリアタンクへの移送は昨日30日より停止。移送元をNo.3に切替えて6月1日に再開の予定。
地下貯水槽水位データ(PDF 71.6KB)
地下貯水槽水位データ(至近24時間データ)(PDF 12.2KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/31 16:00現在)(PDF 27.4KB)
No.1の水位が100m3ほどで変わらないのは、水位計の指示値がそうであるだけで、実際にはすべての水の移送は完了している(ポンプでは完全に水を吸い上げるのは難しく、内部が乾燥しているという状態にはなっていない)。
No.1、No.2、No.3の漏えい検知孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月31日)(PDF 16.8KB)(6月1日公開)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報186)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報187)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


キュリオンセシウム吸着装置で13日よりバルブの交換を実施していた(10日参照)が、これが終了した。いつ?予定では30日までだったけど。

海側遮水壁の設置工事で、1-4号機取水路開渠で鋼管矢板の打設を実施するために工作船が開渠内に入る。このため、6月3-5にシルトフェンスの開閉をおこなう。海側遮水壁設置工事の概要は4月2日の資料を参照。

T/B地下たまり水の核種分析結果。1、2号機22日採取分。
福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF 7.53KB)

水処理設備内の処理水核種分析結果。採取個所は2011年11月18日の資料を参照。
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF 10.1KB)

月末なので、作業者の被ばく線量評価を厚労省に提出。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について (プレスリリース)
4月の外部被ばく線量最大値は14.57mSv(CST原子炉注水のライン敷設工事の作業者)。東電の出している作業者の被ばく線量と、作業者の所属する企業の出している線量の確定値との間に差があるので、これについて厚労省が確認を進めている(6月いっぱいの予定)。この結果により数字が変わる場合がある。
(ガラスバッジの評価について質問に答えて)東電社員の場合、月末に回収して業者に提出、評価が出るのは1ヶ月半後。

保安規定の変更認可申請を規制委に提出。
当社原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可申請について (プレスリリース)
組織変更にともなう変更など。

魚介類のサンプリング結果。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 282KB)
20km圏内(5月10、18日採取分)、港湾内(5月9、10、14、16日採取分)。港湾内のムラソイNo.4がCs合計152,000Bq/kgで最高。
110mAgと90Srの結果(2012年12月13日-2013年3月27日、20km圏内)が出た(通し番号で8頁)。
1-3月のまとめ(9頁)。

昨日、いわき市で漁業関係者に地下水バイパスの説明をした。
汚染水対策ならびに地下水バイパスについて(PDF 425KB)
地下水バイパスでくみ上げる地下水は汚染される前の地下水であること、バイパスによって地下水が汚染水に変わるのを防ぐことで汚染水の発生を抑制する仕組みであること、などをポイントとして説明した。引き続き丁寧に説明させていただきたいと思っている。

ウォーターロッドの曲がりについて、中間報告を規制委に提出。
当社原子力発電所における燃料集合体ウォータ・ロッドの曲がりに係る原因調査結果に関する原子力規制委員会への報告について(中間報告)(プレスリリース)
当社原子力発電所における燃料集合体ウォータ・ロッドの曲がりに係る原因調査結果について(中間報告)(概要)(PDF 1.05MB)
点検結果(途中経過)の他に、モックアップ試験の結果と原因解明、対策、影響評価、今後の改善点など。今後、点検がすべて終わった時点で最終報告を提出する。

2Fの復旧計画が完了したので、6月7日に現場を公開する。

(質問に答えて)規制委(東京電力福島第一原子力発電所における事故分析に係る検討会)の現地調査が昨日、今日とおこなわれた。今日は1号機4階に立ち入って調査が行われたと聞いている。


ニコ生
【5/31・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
平成25年 5月31日(金)17時30分~ 東電会見 質疑: H25

2013年5月30日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.8KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機の原子炉注水量が低下したので、16:32に調整
給水系2.2m3/h→2.5m3/h、炉心スプレー系1.9m3/h→2.0m3/h。

2号機T/B地下たまり水移送、28日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、28日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
No.6からG6エリアタンクへの移送を昨日28日より実施していたが16:00に停止。移送元をNo.3に切替えて6月1日に再開の予定。
地下貯水槽水位データ(PDF 71.1KB)
地下貯水槽水位データ(至近24時間データ)(PDF 12.3KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/30 16:00現在)(PDF 27.3KB)
地下貯水槽の移送状況について(PDF 16.5KB)
No.1、No.2、No.3の漏えい検知孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月30日)(PDF 19.1KB)(5月31日公開)
地下貯水槽トリチウム分析結果(採取日:5月22日)(PDF 11.0KB)
ドレン孔、漏えい検知孔のトリチウム分析結果(22日採取分)が出た。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報183)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報184)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報185)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


今日、廃炉対策推進会議事務局会議第3回会合があった。ここで、中長期ロードマップの進捗について報告した。
【資料1】プラントの状況(1.73MB) 
1号機格納容器内温度の変動(通し番号で5頁)。注水量と関係のない温度上昇について、今までのまとめ。滞留水温とは連動せず、窒素ガス封入量・格納容器ガス管理システム排気風量・大気圧と連動する(グラフあり)ことから、格納容器内のガスの流れの変動が起因している可能性がある。このメカニズム推定のため、観察を継続し、さらに窒素ガス封入量を変えて応答を見る試験の検討を進める。(参考:5月10日のガス管理システム排気のドレン量から格納容器内全体の平均温度を推定すると約26℃であり、今回の変動で50℃近くに上昇した温度計(Supply12C)の値は局所的であると推定される)。つまり、冠水していない燃料デブリがあって、それが格納容器内の一部の温度計のみに感知されるような場所にある、ということだよねぇ。デブリはペデスタルの内側にあるとして、空気の通る穴でもあるんだろうか。
【資料2】中長期ロードマップ進捗状況(概要版)(2.21MB) 
【資料3】個別の計画毎の検討・実施状況(8.40MB) 
CST原子炉炉注水系の運用開始(3頁)。6月から耐圧漏えい試験・系統試験を実施する見込み。1、2号機のCSTは水抜きや内部点検ができていない(地下貯水槽からの漏えいの影響で水処理の計画が変更になったので)ため、当面は3号機CSTを水源として使用する。
1、3号機圧力容器代替温度計挿入先候補の絞り込み(9頁)。1号機では机上評価、現場調査、モックアップ試験の結果、1位がJP計装A系、2位がJP計装B系、3位が差圧検出・SLC系となった。今後は配管改造工法についてモックアップ試験をおこない、10月を目途に工法を確立する。3号機は机上評価で、再循環ライザー計装、JP計装A、B系を候補として選定。今後はR/B内の環境改善の実施後に現場調査をおこない、来年3月を目途に候補を具体化する。
2号機S/Cへの窒素封入試験の結果(29頁)。S/Cへの窒素封入によるD/W側の水素濃度の変動が見られなかった。S/CからD/Wへの空気の流れがすでに形成されている(したがって、S/C内に高濃度の水素は残留していない)可能性もあるが、さらに今後の検証方法について検討する。
窒素ガス分離装置の今後の運用(36頁)。21日より窒素ガス分離装置(C)の運用を開始した。今後はA、B、Cの内、2台を運転、1台を待機とし、約1ヶ月ごとに運転号機を切替えていく。系統概略図あり。
多核種所設備ALPSのホット試験の実施状況と今後の対応(41頁)。A系で確認された改善の必要な事象と対策について記載あり。
地下水バイパスの進捗状況と稼働に向けた準備(68頁)。C系統(揚水井No.11、12)の水質確認を完了した(A、B系統はすでに完了)。
地下貯水槽からの漏えい事故に係る当面の対応(83頁)。No.2の周辺でおこなった追加の斜めボーリングの結果、2-10と2-11で全β核種を検出。この結果から、周辺土壌の汚染範囲は限定的であると考えており、汚染の確認された個所にケーシングを差し込んで中の土壌を取除き充填材で埋めるという方法を実施する。No.1の周辺についてもNo.2と同様に斜めボーリングを実施し汚染の状況を確認、ドレン設備からの水の回収を準備でき次第実施する。
1F正門周辺の線量低減(89頁)。正門警備員の被ばく線量低減のため、正門周辺エリアの除染を2012年12月10日-2013年4月30日に実施した。舗装部は超高圧水切削、緑地(土壌)は天地返しやアスファルト舗装などをおこない、平均線量率が除染前の13.6μSv/hから3.8μSv/hに低減した(目標は5μSv/h)。
港湾内海水中放射性物質濃度低減に関する専門家による検討会(93頁)。27日に第2回検討会があった。考えられる汚染源として、建屋内たまり水(これは護岸までの距離が遠く考えにくい)、トレンチ内のたまり水、地中に残留した放射性物質、地表面に沈着した放射性物質、スクリーンポンプ室の底泥、がある。降雨による地表面からの洗い出し、潮位変動による護岸付近の地中からの溶出(粒子に付着した放射性物質は海水中では溶出しやすくなる)やスクリーンポンプ室底泥の舞い上がりなど、気象・海象などを要因とする事象について検証するために、測定を継続して実施する。また、海水・地下水のSr測定を継続して低下傾向にあるCsと同様の推移を示すかどうかを確認し、移行経路の検証に用いる。
海水のCs濃度と降雨との関係では相関が見られ、地表面または地中に残留した放射性物質が雨水により海へ流される可能性が考えられる。潮位とは相関のある場合とない場合があり、さらに長期間にわたって確認する。などなど。
今月の追加的放出放射能量評価(110頁)。前月と変わりなく0.1億Bq/h(1号機0.006億Bq/h、2号機0.0002億Bq/h、3号機0.002億Bq/h)。これによる敷地境界の空気中濃度は134Cs、137Csともに1.3×10-9Bq/cm3(実測値はともにND、検出限界は134Csが1×10-7Bq/cm3、137Csが2×10-7Bq/cm3)、敷地境界における被ばく線量は0.03mSv/yearと評価。
全面マスク着用省略エリアの拡大(115頁)
労働環境に関わるアンケート(第3回)結果と今後の改善の方向性(122頁)
入退域管理施設の運用開始(127頁)。6月30日午前0時に運用開始の予定。これにより、Jビレッジの出入管理機能が1Fに移転する。Jビレッジ診療所は楢葉町に返還。5、6号機側緊急医療室は入退域管理施設に移転して1F救急医療室(仮称)となる。
3号機R/B上部ガレキ撤去工事(137頁)ガレキがだいぶ減ってきた。
4号機R/Bカバーリング工事(138頁)
使用済燃料の保管状況(139頁)
乾式貯蔵キャスクの点検終了報告(140頁)。二次蓋金属ガスケットは海水に侵入により外周部に腐食が見られたが貫通はなく、気密は保たれていた(二次蓋金属ガスケットは全基で交換)。
4号機燃料取出し用カバー鉄骨建方工事の完了(153頁)
4号機R/B健全性確認(第5回目)(156頁)
3号機R/B上部ガレキ撤去工事、プールとスキマーサージタンクハッチの養生(173頁)
1号機燃料取出し向けたR/Bカバーの解体(176頁)
水中遊泳ロボットWG進捗状況(192頁)。トーラス室や格納容器の中などを水中で調査することが想定されている。この際に必要となる、狭隘、閉所、濁水などの環境下での自己位置検知技術や長尺ケーブル処理技術などの基盤的な技術開発をおこなっていく。
1、2号機建屋内たまり水水位計の設置(199頁)
ガレキ・伐採木の管理状況(208頁)
滞留水および処理水の放射能分析(JAEA報告)(209頁)
【資料4】IAEAレビューミッションの報告書(1.11MB) 

今日、廃炉対策推進会議の汚染水処理対策委員会の第3回会合があった。
【資料1】地下水流入抑制のための対策(1.78MB) 
東電の進めている現行の地下水抑制対策(地下水バイパス、サブドレンによる地下水位管理、建屋の止水など)は、想定どおりに機能すれば汚染水の増加を十分に抑制できるものである。しかし、想定どおりに機能しない場合、汚染水の行き場がなくなる事態となるリスクがある。したがって、時間軸上での事態推移の幅広い想定を踏まえた全体計画を策定した。具体的には、追加の項目として、凍土方式による陸側遮水壁の設置、貯留タンクの増設(H28年度中に80万m3へ)、トーラス室のグラウト充填による止水、海水配管トレンチの水抜き(海洋への汚染水流出リスクを低減するためにT/B側の水抜きに先駆けて対策する)などを実施する。これらの項目を実施し組み合わせることで、重層的な対策を構築できる(全体計画のスケジュールは42頁)。凍土遮水壁についてはH25年度末までにフィージビリティ・スタディを実施し、H27年度上期を目途に運用開始する。チャレンジングな取り組みであり、政府の支援が必要(委員会はこれを案として了承したが、いくつかコメントがついたので、事務局で修正の後に最終版が出されることになっている。)。
【資料2】汚染水処理対策委員会の報告書に対しての見解(192KB) 
【資料3】参考資料集(3.71MB) 

2Fの復旧計画が完了した。
福島第二原子力発電所冷温停止維持に係わる設備等の復旧完了について(PDF、2Fプレスリリース)
最後まで残っていた1号機の作業が完了。これで、1-4号機の冷温停止維持に関わる設備がすべて本設設備へと復旧した(ただし、発電に関する設備はこの復旧計画の対象ではなく、現状では復旧の見通しはない)。これを説明する時の尾野さんはいつも悲しそうだ。


ニコ生
東京電力「中長期ロードマップ」臨時記者会見

文字起こし、実況など
平成25年 5月30日(木)18時30分~ 東電臨時会見 質疑 (第3回 廃炉推進対策会議 / 汚染水対策委員会) : H25

2013年5月29日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.1KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、計器の定期点検のため27日から停止していたが、作業が終了し10:34に起動した。起動時のプール水温は27.3℃(運転上の制限値は65℃)。
2号機T/B地下たまり水移送、昨日28日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機燃料取出し用カバーの鉄骨建方作業が今日完了した。
福島第一原子力発電所4号機燃料取り出し用カバー鉄骨建方工事の完了について(PDF 325KB)
外壁パネルの取付けも一部並行して実施してきた。今後は、準備ができ次第、天井クレーン上架作業を開始する予定(6月初旬予定)。4月10日までにR/Bに並立する部分が完成。その後、R/B上部に張り出す部分を作っていたが、それが完成した。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、昨日28日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
No.6からG6エリアタンクへの移送を昨日28日より実施中。
地下貯水槽水位データ(PDF 69.5KB)
地下貯水槽水位データ (至近24時間データ)(PDF 12.3KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/29 16:00現在)(PDF 27.3KB)
No.1、No.2、No.3の漏えい検知孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月29日)(PDF 19.1KB)(5月30日公開)
地下水バイパス、海側観測孔 トリチウム分析結果(採取日:5月20,21日)(PDF 11.3KB)
地下水バイパス調査孔、揚水井1-4、海側観測孔1-4(21日採取)、海側観測孔5-8(20日採取)のトリチウム分析結果が出た。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報181)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報182)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)

14:30頃、正門外側(発電所敷地内)の駐車場でのコンクリートポンプ車("ゾウ")の月例点検において、アウトリガー(転倒防止用装置)の圧力計器チューブから制御油が漏えいしていることについて、協力企業作業員から当社社員に連絡。
福島第一原子力発電所正門外側の駐車場におけるコンクリートポンプ車からの油漏れについて(PDF 120KB)
直ちに当該コンクリートポンプ車のエンジンを停止し、油の漏えいが停止していることを確認。漏えいした油はペール缶(小型のドラム缶であり、容量18-20L程度の取っ手付きのもの)で受けており、缶で受けた量が約18L、地面に漏えいした量が約2Lの合計約20Lと推定しており、拭き取りなどによる回収を実施。現場はアスファルト上であるため土壌への浸透はなく、海までの距離が離れていることから、海洋への流出もないと考えている。漏えいの原因については、今後調査していく。なお、13:57頃に消防へ連絡し、現場確認が実施され、15:10に漏えいが停止していることを消防にて確認。コンクリートポンプ車(事故直後のように使用済燃料プールに水を供給する。今使ってる設備にトラブルがあった時のためのバックアップ)の月例点検ってやってるんだ。
福島第一原子力発電所正門外側におけるコンクリートポンプ車からの油漏れについて【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第101報) (プレスリリース)
地下貯水槽に貯めていた水を移送するG6エリアのタンクは、計画の19,000m3の内、7,000m3以外は完成している。

先週の水処理週報(第100報)を訂正した。

4号機R/B健全性確認の点検結果。
福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋の健全性確認のための定期点検結果(第5回目)について(PDF 1.16MB)
今回で5回目。特に異常は認められず。今回および前回、調査に立ち会った2人の社外専門家のコメントあり。

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 77.2KB)

30、31日に規制委の「東京電力福島第一原子力発電所における事故分析に係る検討会」が1Fの現地調査をおこなう。

6月11日に1Fの現場公開をおこなう。
福島第一原子力発電所の取材案内について (お知らせ)

地下水バイパスの取り組みについて~汚染水を増やさないために~(東京電力からのお知らせ)この資料については今日の会見で言及されなかった。


ニコ生
【5/29・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年05月29日 - Twilog
平成25年 5月29日(水)17時30分~ 東電会見 質疑: H25


2013年5月28日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1-3号機の原子炉注水量が変動したので、15:36に調整
1号機:給水系2.2m3/h→2.5m3/h、炉心スプレー系1.9m3/h→2.0m3/h。
2号機:給水系1.8m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系は3.5m3/hで継続。
3号機:給水系は2.0m3/hで継続、炉心スプレー系3.6m3/h→3.5m3/h。

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、計器の定期点検のため昨日27日から停止中。30日まで停止の予定。
2号機T/B地下たまり水移送、24日から停止していたが13:44に再開。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転していたが、淡水化装置制御盤のタンク水位監視ソフトウェアの改造にともない、08:23-13:38に停止。起動後、14:16に定常流量に到達。

多核種除去設備ALPSのホット試験を3月30日よりおこなっているが、淡水化装置制御盤のタンク水位監視ソフトウェアの改造にともないRO膜型淡水化装置が停止しRO濃縮水(濃縮塩水)の供給が止まるため、05:30頃-14:30頃に停止しその後再開した。

地下貯水槽からの漏えいの件。
No.3からG6エリアタンクへの移送を25日から実施していたが09:05に停止。移送元をNo.6に切替えて09:54より移送を開始
地下貯水槽水位データ(PDF 68.9KB)
地下貯水槽水位データ(至近24時間データ)(PDF 12.4KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/28 16:00現在)(PDF 26.9KB)
地下貯水槽の移送状況について(PDF 16.6KB)
No.1、No.2、No.3の漏えい検知孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
地下貯水槽・貯水槽観測孔・地下水バイパス、海側観測孔分析結果(採取日:5月28日)(PDF 22.4KB)
ドレン孔、漏えい検知孔、地下貯水槽観測孔の他、地下水バイパス調査孔、揚水井No.1-4、海側観測孔1-4で採水・分析を実施。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報178)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報179)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報180)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)

(以下29日の会見より)6号機使用済燃料プール内の燃料ラックの点検を20日よりおこなっているが、23日に発見されたアイナットを16:50に回収した。 SFP(使用済燃料プール)冷却浄化系運転状態、SFP温度、水位に異常はない。
福島第一原子力発電所6号機使用済燃料プールでの異物の確認・回収について(PDF 91.3KB)(5月29日公開)

福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(5月28日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年5月27日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 22.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置を06:32に停止。計器の定期点検のため。停止期間は約83時間(30日まで)を予定。停止時プール水温は21.4℃、停止時のプール水温上昇率評価値は0.183度/hで停止中の温度上昇は15.2度の見込み(運転上の制限値は65℃)。
2号機T/B地下たまり水移送、24日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
No.3からG6エリアタンクへの移送を昨日25日より実施中。
No.1、No.2、No.3の漏えい検知孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
地下貯水槽・貯水槽観測孔・地下水バイパス、海側観測孔分析結果(採取日:5月27日)(PDF 17.6KB)(5月28日公開)
ドレン孔、漏えい検知孔、地下貯水槽観測孔の他に、海側観測孔5-8で採水・分析を実施。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報176)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報177)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


3号機使用済燃料プールとスキマーサージタンクハッチの養生
福島第一原子力発電所 第3号機 原子炉建屋上部瓦礫撤去工事 使用済燃料貯蔵プール養生ならびにスキマサージタンクハッチ養生の更新について(PDF 224KB)
25日に第2段階の養生を完了。4月22日に第1段階の養生をしていた。使用済燃料プールは欠けていた北側の部分を完全に覆った。スキマーサージタンクのハッチは、東側のみ仮養生していたが、今回、西側とあわせて本養生を実施。

18日の3号機R/B上部ガレキ撤去作業で使用していた無人重機から制御油が漏れた件。再発防止対策として、外れた油圧ホースに防護カバーを取付ける。準備ができ次第、この重機によるガレキ撤去作業を再開する。18日以降、ガレキ撤去作業は無人クレーンでできる作業を行っている。

タンク水位監視用ソフトウェアの改造を行うため、淡水化装置を28日に停止する予定。これに伴い、処理水を受け入れるタンク(SPT(B))の水位監視ができなくなるためSARRYを停止する。また、RO濃縮水を供給できなくなることからALPSを停止する。設備停止の期間は 5/28 9:00~14:00頃を予定。なお、T/B等のたまり水水位には余裕があり、バッファタンクには淡水化処理した水が十分あることから、各建屋の水位管理や原子炉注水への影響はない。
Cエリアのタンク増設を進めており、この増設分をソフトウェアに組み込むもの。


ニコ生
【5/27・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年05月27日 - Twilog
平成25年 5月27日(月)17時30分~ 東電会見 質疑 : H25

2013年5月26日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、24日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
No.3からG6エリアタンクへの移送を昨日25日より実施中。
No.1、No.2、No.3の漏えい検知孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月26日)(PDF 19.0KB)(5月27日公開)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報174)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報175)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(5月26日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年5月25日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、昨日24日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
No.3からG6エリアタンクへの移送を10:25に再開。
No.1、No.2、No.3の漏えい検知孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月25日)(5月26日公開)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報171)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報172)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報173)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(5月25日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年5月24日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

17:33に浜通りで震度3の地震があったが、1F、2Fともに異常なし。

2号機T/B地下たまり水移送、18日から継続していたが09:30に停止。
2号機トレンチ立坑水位で、今日07:00のデータから-100mmの補正を解除2012年7月19日07:00より-100mmの補正をおこなっていた(2012年7月18日参照)。なんでやめるのかな。ちなみに3号機のトレンチ立坑水位も同じく2012年7月19日07:00より-100mmの補正をしている。もしかしていつのまにか解除になってるのかも。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
G6エリアタンクへの移送は昨日から停止中。移送元をNo.3に切替えて25日に再開の予定。
地下貯水槽水位データ(PDF 61.4KB)
地下貯水槽水位データ(至近24時間データ)(PDF 11.8KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/24 16:00現在)(PDF 25.3KB)
No.1、No.2、No.3の漏えい検知孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
追加の斜めボーリング調査について今後の計画。
地下貯水槽周辺のボーリング調査と今後の計画について(PDF 40.1KB)
No.2の2-1から2-13まで結果が出たが、さみだれ式だったので、今日、すべての観測孔であらためて採水・分析を実施。また、No.1でも北東側で斜めボーリングをおこなう。No.1は漏えいが確認された当初から漏えい検知孔水のくみ上げをおこなっていて、このボーリングで漏えい個所の特定は困難と考えており、漏えいの拡散程度を確認するために実施する。No.3ではベントナイトシートの外側で有意な漏えいは検知されていないので、斜めボーリングは実施せず、当面はドレン孔のサンプリングを継続する。
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月24日)(PDF 18.0KB)(5月25日公開)
地下貯水槽ii観測孔分析結果(採取日:5月24日)(PDF 10.6KB)(5月25日公開)
地下貯水槽No.2観測孔(追加の斜めボーリング)を全部測定(上記参照)。結果は2-10、2-11、2-12で全β核種を検出、それ以外はND。
(以下27日の会見より)前に検出された場所と同じ場所から同じ程度が検出された。値が非常に小さく、この結果から漏えい個所を特定できるか検討中。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報169)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報170)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


1、2号機の建屋内たまり水を測る水位計を追設する。
福島第一原子力発電所1,2号機 建屋内滞留水水位計の設置について(PDF 47.9KB)
建屋内のたまり水の水位を継続監視することで、地下水の流入が支配的な号機および建屋の絞り込みや、建屋間の流出個所について、何か分かることを期待して建屋地下に水位計を追設する。従来のたまり水水位計はwebカメラでモニターしているが、追設する分はデジタルレコーダーで連続的に記録する。まずは線量の低い1、2号機で先行し、結果をみて3号機に拡張する(ただし、1号機R/Bの南西と南東の三角コーナーはアクセスルートの線量が非常に高いので対象とせず)。27日から作業を始め、6月にデータ採取・分析を開始する予定。

全面マスク着用省略可のエリアを拡張する。
福島第一原子力発電所構内における全面マスク着用省略エリアの拡大について(PDF 163KB)
30日より、1-4号機周辺・タンクエリア・ガレキ保管エリアを除くエリアを全面マスク着用省略可とする。このエリアでの作業において、高粉塵作業では全面マスクまたは半面マスク+ゴーグル、それ以外の作業では使い捨て防塵マスク(補修効率95%以上のもの)を着用する。なお、正門および入退域管理施設周辺はサージカルマスクも可。

魚介類のサンプリング結果、今までの20km圏内まとめと港湾内の魚類捕獲実績など。福島県漁連の組合長会議で報告した際の資料。
福島第一原子力発電所20km圏内海域における魚介類の測定結果(PDF 235KB)

計器の定期点検のため、2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置を27-30日(約83時間)に停止する予定。プール水温は今日13:00で21.5℃、停止時のプール水温上昇率評価値は0.183度/hで停止中の温度上昇は15.2度の見込み(運転上の制限値は65℃)。

フランジ式の丸型鋼製タンクの漏えい対策について質問に答えて)フランジ式はパッキンに寿命があり、ここから漏えいする可能性がある。水を貯めた状態でパッキンの交換はできないので、タンクの外側から補修材をつけることで対応しようと考えている。現在、この補修方法について試験などして検討している。

今日、規制委の第11回特定原子力施設監視・評価検討会があった。ここで、ALPSのB、C系ホット試験の前倒し実施が了承された(ALPSのB、C系ホット試験の前倒しについては17日参照)。


ニコ生
【5/24・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年05月24日 - Twilog
平成25年 5月24日(金)17時30分~ 東電会見 質疑 : H25

2013年5月23日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、18日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
No.6からG6エリアタンクへの移送を21日より実施していたが16:02に停止。移送元をNo.3に切替えて25日に再開の予定。
地下貯水槽水位データ(PDF 63.1KB)
地下貯水槽水位データ(至近24時間データ)(PDF 12.3KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/23 16:00現在)(PDF 25.9KB)
地下貯水槽の移送状況について(PDF 16.6KB)
No.1、No.2、No.3の漏えい検知孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
No.2の北東側でおこなっている追加の斜めボーリングの結果。
地下貯水槽No.2周辺のボーリング調査について(PDF 36.7KB)
地下貯水槽ii観測孔分析結果(採取日:5月23日)(PDF 10.5KB)
地下貯水槽No.2観測孔2-8と2-13はND。昨日全β核種が検出された2-10と2-11の今日の再測定で、2-10は昨日と同じレベルが検出され、2-11はNDとなった。明日は2-1から2-13まですべてで採水・分析を実施する予定。
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月23日)(PDF 16.1KB)(5月24日公開)
地下貯水槽トリチウム分析結果(採取日:5月15日)(PDF 11.0KB)
ドレン孔水と漏えい検知孔水のトリチウム分析結果(15日採取分)。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報166)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報167)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報168)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)

6号機使用済燃料プール内の燃料ラックの点検を20日よりおこなっているが、今日15:10頃、燃料ラックの点検記録ビデオの確認中にプールの東側底部にアイナットのような異物を発見。今後、回収する予定。
福島第一原子力発電所6号機使用済燃料プールでの異物の確認について(PDF 15.4KB)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(5月23日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)


2012年5月22日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.2KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1、2号機の原子炉注水量が低下したので、14:19に調整
1号機:給水系2.2m3/h→2.5m3/h、炉心スプレー系1.8m3/h→2.0m3/h。
2号機:給水系1.8m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系3.4m3/h→3.5m3/h。

2号機T/B地下たまり水移送、18日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
No.6からG6エリアタンクへの移送を昨日より実施中。
地下貯水槽水位データ(PDF 62.5KB)
地下貯水槽水位データ(至近24時間データ)(PDF 12.3KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/22 16:00現在)(PDF 25.6KB)
No.1、No.2、No.3の漏えい検知孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
No.2の北東側でおこなっている追加の斜めボーリングの結果。
地下貯水槽No.2周辺のボーリング調査について(PDF 46.6KB)
地下貯水槽ii観測孔分析結果(採取日:5月22日)(PDF 10.6KB)
地下貯水槽No.2観測孔2-10と2-11で全β核種を検出、昨日検出の2-12は今日の採水・分析でも昨日と同じレベルで検出された。明日は2-8と2-13で分析の予定。今日、全β核種が検出された2-10と2-11を、明日再度採水・分析する予定。検出値は小さく、16日の漏えい量評価に影響するものではない。
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月22日)(PDF 19.2KB)(5月23日公開)
地下水バイパス、海側観測孔 トリチウム分析結果(採取日:5月13日~5月14日)(PDF 11.4KB)
地下水バイパス調査孔、揚水井1-4、海側観測孔1-4(以上、5月14日採取分)、海側観測孔5-8(5月13日採取分)のトリチウムの分析結果が出た。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報164)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報165)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第100報) (プレスリリース)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 87.0KB)

第4回廃炉対策推進会議があった。
東京電力福島第一原子力発電所廃炉対策推進会議(第4回)(持ち回り開催)(762KB) 


ニコ生
【5/22・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年05月22日 - Twilog
平成25年 5月22日(水)17時30分~ 東電会見 質疑: H25


2013年5月21日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.8KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

窒素供給の信頼性向上のために新設した窒素ガス分離装置C(2012年12月25日の中長期対策会議の項参照)について、運用準備が整ったので10:59に装置を起動し、11:11に窒素供給を開始。今後は3台の窒素ガス分離装置のうち2 台を運転状態、1台を待機状態とし、運転する装置を定期的に切り替える運用とする。

2号機T/B地下たまり水移送、18日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
No.3からG6エリアタンクへの移送を18日からおこなっていたが、09:00に一旦停止。移送元をNo.6に切替えて、No.6からG6エリアタンクへの移送を10:19に開始した。
地下貯水槽水位データ(PDF 60.9KB)
地下貯水槽水位データ(至近24時間データ)(PDF 12.3KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/21 16:00現在)(PDF 25.2KB)
地下貯水槽の移送状況について(PDF 16.5KB)
No.1、No.2、No.3の漏えい検知孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送(今日からNo.3の分もノッチタンクへ)。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
No.2の北東側でおこなっている追加の斜めボーリングの結果。
地下貯水槽No.2周辺のボーリング調査について(PDF 46.6KB)
観測孔2-9はND(検出限界値は2.8×10-2Bq/cm3)、2-12で全β核種濃度が2.9×10-1Bq/cm3(追加の斜めボーリングで初めて全β核種が検出された)。明日は2-10と2-11で分析の予定で、これにあわせて2-12(今日検出された分)を再度採水・分析する予定。
地下貯水槽・貯水槽観測孔・地下水バイパス、海側観測孔、地下貯水槽ⅱ観測孔分析結果(採取日:5月21日)PDF 25.7KB)(5月22日公開)
ドレン孔、漏えい検知孔、地下貯水槽観測孔のほかに、地下水バイパス調査孔、揚水井No.1-4、海側観測孔1-4で採水・分析を実施。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報160)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報161)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報162)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報163)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
地下貯水槽・貯水槽観測孔・地下水バイパス、海側観測孔、地下貯水槽ⅱ観測孔分析結果(採取日:5月21日)PDF 25.7KB)

キャスク保管建屋に保管していた既設の乾式貯蔵キャスク9基を、順次、共用プール建屋へ輸送し、点検を行っていたが、18日に全9基の乾式貯蔵キャスクの点検が終了し、今日21日にキャスク仮保管設備への輸送が終了した。なお、点検の結果、全9基の乾式貯蔵キャスクにおいて、安全機能に問題がないことを確認。1基目を3月21日に共用プール建屋へ搬入し点検(結果は27日)、4月4日にキャスク仮保管設備へ輸送していた。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(5月21日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年5月20日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.4KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、18日から継続中。

18日の3号機R/B上部ガレキ撤去作業で使用していた無人重機から制御油が漏れた件。
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋上部ガレキ撤去中の無人重機からの油漏れについて(PDF 44.0KB)
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋上部ガレキ撤去中の無人重機からの油漏れについて(5月20日 17時30分時点)(PDF 45.5KB)
今日、600tクレーンで重機を吊り下ろして点検を実施した結果、油圧カッター先端の制御用油圧ホースがはずれて制御油が漏えいしたことを確認し、このホースの取付けを実施。他には異常なし。また、構台の上に漏えいした油は作業者が油吸着マットとウェスで拭き取りを実施した(最大被ばく線量0.46mSv)。
原因は調査中だが、ガレキなどに干渉したのではないか。現在、再発防止対策を検討中。今後は、対策を講じた後に動作確認を行い、当該の重機でガレキ撤去作業を再開する予定。
3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
地下貯水槽水位データ(PDF 60.4KB)
地下貯水槽水位データ (至近24時間データ)(PDF 12.4KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/20 16:00現在)(PDF 25.1KB)
地下貯水槽の移送状況について(PDF 15.7KB)
No.3からG6エリアタンクへの移送を昨日18日から実施中。明日21日に移送元をNo.3からNo.6へ切替えて、No.6からG6エリアタンクへの移送を開始する予定。
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施(No.1とNo.2はノッチタンクへ移送、No.3は貯水槽に還流)。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
地下貯水槽・貯水槽観測孔・地下水バイパス、海側観測孔分析結果(採取日:5月20日)(PDF 17.8KB)
ドレン孔、漏えい検知孔、地下貯水槽観測孔のほかに、海側観測孔5-8で採水・分析を実施した。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報158)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報159)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)

6号機使用済燃料プール内の燃料ラックの点検を、今日、開始した。

その他


3月に新設した窒素ガス分離装置(C)(2012年12月25日の中長期対策会議の項参照)が明日21日に運用開始の予定。これにより、窒素ガス分離装置は2台並列運転、1台待機になり、信頼性を高められると考える。

4号機R/Bの健全性確認を明日より開始する。3ヶ月に1回行っているもので、今年度は初めて。4号機R/Bではカバーリング工事が進んでいるので、壁面測定は測定点が減る予定。評価については学識経験者の意見をうかがう。まず、千葉工業大学の田村教授の立ち会いを頂く。結果については東京工業大学の竹内名誉教授の確認を頂く予定。前回は2月4-12日に実施した(結果は2月13日)。通算5回目。


ニコ生
【5/20・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年05月20日 - Twilog
平成25年 5月20日(月)17時30分~ 東電会見 質疑: H25


2013年5月19日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、昨日18日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

5、6号機RO処理水タンクD7で昨日の地震後にオーバーフロー配管より滴下があった件。今日、11:16-12:04に他の処理水タンクへ移送を実施してD7タンクの水位をタンク上面より1m下まで下げた。

地下貯水槽からの漏えいの件。
No.3からG6エリアタンクへの移送を昨日18日から実施中。
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施(No.1とNo.2はノッチタンクへ移送、No.3は貯水槽に還流)。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月19日)(PDF 19.1KB)(5月29日公開)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報156)【報道関係各位一斉メール】(プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報157)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(5月19日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年5月18日(土)

14:48に浜通りで震度4の地震。震源地は福島県沖、震源の深さは46km、地震の規模(マグニチュード)は6.0。
震度分布図

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

地震の影響
観測された最大の地震動は、1F6号機で21.7Gal(水平)、2F3号機で12.7Gal(水平)。
16:10頃、1Fの5、6号機RO処理水タンク(D7タンク、昨日17日にオーバーフローがあったやつ)のオーバーフロー配管から水が滴下しているのをパトロールが発見。昨日のオーバーフローは昨日のうちに弁を閉めて停止しているのを確認している。また、タンク内の水は昨日の核種分析でNDであることを確認している。あふれた水は約2m×約2mに広がり、漏えい量は約4Lと推定。その後、19:36には滴下が止まっていることから、当該のD7タンクが昨日から満水状態だったため地震の揺れによりあふれたものと推定。今後、タンクの水位を下げる処置をする予定。
1-6号機のパトロールは17:02に終了、上記の他に異常ないことを確認した。
2Fでは、16:27に各プラントの現場パトロールを終了、異常ないことを確認した。
平成25年5月18日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
平成25年5月18日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)(続報)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
平成25年5月18日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)(続報2)【報道関係各位一斉メール】(プレスリリース)

2号機T/B地下たまり水移送、13日から停止していたが10:10に再開。

14:08頃、3号機R/B上部ガレキ撤去作業で使用していた無人重機から制御用の油が漏れているのをリモート操作室の作業者が確認。重機を停止して漏れは停止。監視カメラで確認したところ、漏れた油の広がりは約5m×約4mであり、漏えい量は約20Lと推定。重機の油圧カッターの先端の制御用ホースが外れて油が漏れたと推定。この重機は3号機R/Bのまわりに設置してある構台の上にあり、油も構台上に広がっているため、使用済燃料プールとは十分離れており影響はないと判断。漏えいした油の処理方法については、今後検討する。なお、14:33に富岡消防署に連絡している。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部ガレキ撤去中の無人重機からの油漏れについて【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部ガレキ撤去中の無人重機からの油漏れについて(続報)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
No.3からG6エリアタンクへの移送を11:03に開始。
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施(No.1とNo.2はノッチタンクへ移送、No.3は貯水槽に還流)。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月18日)(PDF 16.1KB)(5月19日公開)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報153)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報154)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報155)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(5月18日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年5月17日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.1KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機S/Cへ窒素ガス封入(13日参照)を14日より今日まで各日中6時間で実施した。なお、D/W内の水素ガス濃度に変化はなかった。今後、この結果を評価して今後の調査計画を立てる。
2号機T/B地下たまり水移送、13日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施(No.1とNo.2はノッチタンクへ移送、No.3は貯水槽に還流)。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
地下貯水槽水位データ(PDF 57.6KB)
地下貯水槽水位データ(至近24時間データ)(PDF 12.3KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/17 16:00現在)(PDF 24.1KB)
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月17日)(PDF 32.6KB)(5月18日公開)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報151)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報152)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)

6号機補機冷却系熱交換器(A)出入口弁点検にともない、9日より残留熱除去系による原子炉停止時冷却運転(原子炉側の冷却)と非常時熱負荷運転(使用済燃料プール側の冷却)を交互に切り替えて冷却する運用をおこなっていたが、点検が終了したので10:05に補機海水ポンプを起動、12:30に燃料プール冷却系を起動し、プールの冷却を通常どおり開始した。冷却開始時のプール水温は25.5℃(停止時は15.8℃、運転上の制限値は65℃)。

08:55頃、5、6号機RO処理水タンク(D7タンク)上部のベントラインより水があふれていることを、構内散水作業準備中の作業者が発見。
福島第一原子力発電所5・6号機RO装置処理水タンクにおける水漏れについて(PDF 140KB)
09:00に弁を閉め、漏えいが停止していることを確認。漏えいした範囲は約3m×約20m、漏えい量は昨日16日までのD7タンク水位と処理水の移送量から27.5m3と推定。なお、D7タンクの水は構内散水に使用している水であり、タンク内の水の核種分析の結果はγ核種、全β核種ともにND(137Csの検出限界値が1.5×10-3Bq/cm3、全βの検出限界値が2.4×10-2Bq/cm3)。
漏えいした水は地面にしみこんでおり、漏えいした場所の付近に側溝などは無いこと、および漏えい発生個所から海洋までの距離が約100m 以上あることから、海洋への流出は無いものと判断。
原因は、処理水タンクは合計8基(D1-D8)あり、昨日16日に予定していたD7タンクからD8タンクへの切り替え操作を失念したことから、D7タンクよりあふれたものと判明。対策として、チェックシートにタンクの切替えに関する事項を追加した。
福島第一原子力発電所5・6号機低レベル滞留水タンク周辺での水漏れの確認について【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所5・6号機低レベル滞留水タンク周辺での水漏れの確認について(続報)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所5・6号機低レベル滞留水タンク周辺での水漏れの確認について(続報2)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


1号機格納容器内の温度が一部上昇している。
福島第一原子力発電所1号機 温度計指示値挙動の変化について(PDF 201KB)
HVH-12C、D、E supply air(TE-1635H、J、K)の3つの温度計。1号機では8日からS/Cへの窒素ガス連続封入を実施しているが、その影響ではないか。これらの温度計は窒素ガス封入量が変化すると値が変動することが今までもあった。機序はまだ明らかではないが、空気の流れが変化することなどの影響ではないかと考えている。格納容器内の水の温度は変化がないこと、格納容器の排気中の135XeやCsの濃度に変化がないことから、今までと同じく空気の乱れによる温度上昇と考えている。温度は15日に頭打ちとなって、以降は下降している。HVH-12Cあたりが格納容器への窒素封入量の変化で温度が上がることはあったけど、S/Cへの封入では今までどうだったかしらん。

魚介類のサンプリング結果。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く)(PDF 27.8KB)
20km圏内の4月16、19、20、23、24日採取分。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF 16.8KB)
港湾内の4月16、17、23、24、29日、5月1、8日採取分。2頁のムラソイNo.3がCs合計180,000Bq/kgで最高。

今日、規制委の第10回特定原子力施設監視・評価検討会があった。ここで説明した資料。
多核種除去設備のホット試験の実施状況と今後の対応について(PDF 237KB)
ALPSのホット試験で除去性能評価結果が出た(4頁。113mCdだけは今月下旬の予定)。61核種すべてで告示濃度限度以下。主要核種の90Srは1/108に低減した。4核種は告示濃度限度以下で検出され、それ以外はND。検出された核種は除去性能の向上を検討する。
3月30日の開始以降、5月16日までの処理実績は5900m3、稼働率は約50%。今後、HIC交換の効率化により向上の見込み(7頁)。
安全性評価(8頁)。HIC交換作業の実績、設備の雰囲気線量など。
確認された不具合の改善策(10頁)。操作画面(4月4日の誤操作の件)、制御ロジックの改善、バックパルスポットの漏えい・動作不良(バックパルスポットとはクロスフローフィルターに瞬間的に逆圧をかけることで逆洗する装置、14-16頁)への対応(7台中3台で不具合が発生、取り外したものを分解調査する)。
今後(20頁)は除去性能維持について試験を継続。A系で安全上問題となるトラブルは発生しておらず、汚染水処理を早期に進めるために、B、C系のホット試験の早期開始を提案した。
地下貯水槽からの漏えい事故に関する現状報告・原因究明について(PDF 772KB)
漏えいの原因分析調査(26頁)。HDPEシートに穴を開け、水頭5-6mをかけて穴の大きさと漏えい量の関係を見る。複数の溶着線のあるシートで引張試験(溶着線の重なっているところは固くなって強度が増してひずみの集中が予想される)。底面の保護コンクリートの鋭角部によるシート破断、コンクリートひび割れによるシート破断についての試験。

地下貯水槽No.3からG6タンクへの移送を18日に、No.6からG6タンクへの移送を21日に開始する予定。No.3とNo.6からの移送は共通の移送ラインを使用するので、交互に切替えておこなう。

6号機使用済燃料プール内の燃料ラックの点検を20日に実施する予定。リスク低減のため、今後、原子炉を開放して中の燃料を使用済燃料プールへ移動することにしており、そのための準備として。

当社原子力発電所に配備したガスタービン発電機車における法令に該当する放射性同位元素の存在の判明について (プレスリリース)

宮城県との連絡体制等に関する覚書の締結について (プレスリリース)



ニコ生
《5・6号機滞留水タンクからの漏えい》東電会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年05月17日 - Twilog
平成25年 5月17日(金)17時30分~ 東電会見 質疑 : H25

2013年5月16日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機S/Cへ窒素ガス封入(13日参照)を14日より実施中。17日までの各日中6時間を予定。
2号機T/B地下たまり水移送、13日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。フィルター洗浄のため08:24-11:08に停止。起動後、12:08に定常流量に到達。

地下貯水槽からの漏えいの件。
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施(No.1とNo.2はノッチタンクへ移送、No.3は貯水槽に還流)。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
地下貯水槽水位データ(PDF 56.1KB)
地下貯水槽水位データ(至近24時間データ)(PDF 12.3KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/16 16:00現在)(PDF 22.7KB)
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月16日)(PDF 16.1KB)(5月17日公開)
地下貯水槽トリチウム分析結果(採取日:5月8日)(PDF 11.0KB)
ドレン孔水と漏えい検知孔水のトリチウム分析結果(8日採取分)。1日採取分(9日に結果が出ている)と変わらず。


その他


今日、福島復興本社で「福島第一信頼度向上緊急対策本部の活動状況」他について、本部長の社長から報告があった。
そのなかで(本家の動画02:40過ぎ)、「13日に福島県漁連で地下水バイパスの説明をした際に、地下水バイパスの必要性や汚染水と地下水との区別についての理解が組合員や世間に行き届いていないのではないか、これにより新たな風評被害が出るのではないか、等の意見をたまわった。これらの意見を重く受止め、しっかりと説明して参りたい。また、その上でエネ庁、規制庁にこれを報告し了解をいただいた上で実施して参りたい」とのこと。
資料の説明は本店でも17:00から会見があった。
社長会見配布資料(PDF 4.70MB)
福島第一信頼度向上緊急対策本部の活動状況(1頁)。4月7日に設置、これまで本部会議を9回開催。現場の問題点を抽出し、対策実施を検討している。抽出された問題点について6頁以降で解説。引き続き活動を継続していく。
地下貯水槽No.3、6からのG6タンクへの移送について(23頁)。No.1、2からの移送はすでに終了。No.3からは18日に、No.6からは21日に開始の予定。
地下貯水槽からの漏えい量の推定(27頁)。当初はNo.2からの漏えい量を120m3と評価していたが、調査を進めた結果、漏えい個所は特定できなかったがベントナイトシートの外側への漏えい量は極めて少量と推定される(30-35頁)。
漏えい量を再評価した結果(36-37頁)、HDPEシート(ポリエチレンシート)とベントナイトシートの間に漏えいした量はNo.1で約70L、No.2で約300L、No.3で約20L。ベントナイトシートの外に漏えいした量はNo.1で約10L、No.2で約10L、No.3では有意な漏えいは確認されなかった。地下貯水槽の保水はポリエチレンシートでおこなっており(ベントナイトシートは地上タンクで言えば堰のようなもの)、ポリエチレンシートから外に出たものが漏えいであると考えている。
当初の漏えい量評価の元となったNo.2の貯水槽の水位計を取り出して校正した(39頁)ところ、実測値と指示値の差は-0.6%となり、竣工時の差分-0.06%より大きくなっていた。これは水位計指示値のドリフトによるものと考える。水位計指示値は湛水開始後満水時から漏えいを確認した4月6日にかけて徐々に低下しているが(38頁)、これは水位計のドリフトによるもので実際の水位低下ではないと考える。
No.2の北東側漏えい検知孔の水位計のデータは湛水開始時からあり(44、49頁)、ここから漏えいの状況がわかる。ポリエチレンシートと違ってベントナイトシートはわずかに透水性があり、漏えい検知孔の水位はおおむね周辺の地下水位と同じレベルにある。湛水を開始すると、ポリエチレンシートとベントナイトシートの間の不織布が水位の上昇に従って水圧により圧縮されるため、漏えい検知孔の水位が地下水位よりも高くなっていく。その後、満水になって槽内の水位が増えなくなると、不織布に含まれる水がベントナイトシートを通じて外側に流れ、漏えい検知孔の水位はゆっくりと周辺の地下水位と同じ所まで下がっていく。ところが、3月17日からふたたび漏えい検知孔の水位が上昇し始めている。これが、ポリエチレンシートを通じて槽内の汚染水が漏えいし始めたところだと思われる。この上昇分から漏えい量を算出した(42-44頁)。
もうひとつの算出法は、槽内の汚染水の濃度と回収した漏えい検知孔水の濃度の比、および、槽内の汚染水の濃度とドレン孔水の濃度の比からもとめたもの(45-47頁)。
観測孔の水位から、地下貯水槽周辺では地下水は北東の方向に流れており、海岸に近づくと真東に流れを変えることが分かる(31頁)。地下貯水槽周辺の地下水面の動水勾配
は2m/200m=0.01程度であり、周辺の地盤の透水係数が5×10-4cm/sec(透水試験速報値)とすると、地下水面付近の流速は約1cm/日である(32頁)。
漏えい原因の調査と環境モニタリングは今後も継続していく。

今日、廃炉対策推進会議の汚染水処理対策委員会の第2回会合があった。
資料1 地下水流入抑制のための抜本策に係る検討の方向性(案)(PDF形式:222KB)
資料2-1 地下貯水槽からの漏えい量の推定(PDF形式:661KB)
資料2-2 2~4号機海水配管トレンチについて(PDF形式:235KB)
資料2-3 循環注水冷却の小ループ化について(PDF形式:380KB)(これは3月28日のロードマップ進捗の資料と同じ)
資料2-4 汚染水貯留タンクの保全について(PDF形式:534KB)
資料2-5 各委員からの指摘事項回答(PDF形式:100KB)


ニコ生
【5/16 17:00開始】東京電力 臨時記者会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年05月16日 - Twilog
平成25年 5月16日(木)17時00分~ 東電臨時会見 質疑 : H25

2013年5月15日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.6KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機S/Cへの窒素ガス連続封入を5月8日より実施中。水素ガス濃度が若干下がってきている。

2号機S/Cへ窒素ガス封入(13日参照)を昨日14日より実施中。17日までの各日中6時間を予定。昨日今日と実施したが、S/C気相部の圧力がD/W圧力に対して低く真空破壊弁からD/Wへガスが抜けるルートができていないようなので(格納容器ガス管理システム排気中の水素ガス濃度が変化していない)、明日以降は窒素ガス封入量を5Nm3から10Nm3に変更する。
2号機T/B地下たまり水移送、13日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、13日から停止していたが17:20に再開。移送先は雑固体廃棄物減容処理建屋。

4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置1次系の電源二重化工事を行うため、10:00-15:10にプールの冷却を停止。停止時プール水温は26℃、再開時は27℃(運転上の制限値は65℃)。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

ALPSのホット試験は、ソフトウェアの変更と一部機械部品の交換をおこなうため12日から停止していたが、作業が終了し15:32に起動、ホット試験を再開した。

地下貯水槽からの漏えいの件。
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施(No.1とNo.2はノッチタンクへ移送、No.3は貯水槽に還流)。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
地下貯水槽水位データ(PDF 55.6KB)
地下貯水槽水位データ(至近24時間データ)(PDF 12.3KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/15 16:00現在)(PDF 24.2KB)
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月15日)(PDF 16.1KB)(5月16日公開)
地下水バイパス、海側観測孔 トリチウム分析結果(採取日:5月6,7日)(PDF 11.3KB)
地下水バイパスの調査孔と揚水井No.1-4(7日採取)と海側観測孔(6日採取)のトリチウム分析結果が出た。今回から分析方法を変更して検出限界値を下げた。その結果、11ヵ所からトリチウムを検出。そのうち、海側観測孔3と4は以前から検出されており、濃度に変化は無い。その他の9ヵ所は前回分析の検出限界値を下回る値であり、新たに濃度が上昇したのではないと考える。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報147)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報148)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第99報) (プレスリリース)
PDF資料4頁、右上の表の貯蔵容量、濃縮受けタンクが2000m3増(H8エリアの増設分)、処理水貯槽が1000m3増(G3えりあの増設分)を見込んでいる。
G6エリアの増設分(地下貯水槽No.3の中身を移送する分)は地下貯水槽の貯蔵容量の減分と相殺して反映させる。???18日に最初の分ができてNo.3の移送を開始するという予定で資料6頁のシミュレーションを示しているが、詳細は確定次第報告する。

R/B上部でのダストサンプリング格納容器ガス管理システムでのガスサンプリングの結果。1号機が1日、2号機が7日、3号機が9日に実施。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 84.4KB)
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 72.0KB)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 76.9KB)
福島第一原子力発電所 1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.5KB)
福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 44.5KB)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 44.6KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF 77.0KB)
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 78.6KB)

実施計画の補正、および、施設運営計画と保安規定の変更
『福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画』の一部補正ならびに『「福島第一原子力発電所第1~4号機に対する中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書』および『福島第一原子力発電所原子炉施設保安規定』の変更について(PDF 161KB)
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の補正について (プレスリリース)
福島第一原子力発電所1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書の変更について (プレスリリース)
当社福島第一原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可申請について (プレスリリース)
実施計画の全体補正5回目を規制委に提出。
避難指示区域の見直し及び警戒区域の解除に伴い、これまで「臨時の出入管理箇所」として使用していたJビレッジにおける人員のスクリーニング・除染等の臨時の出入管理上の機能を1Fに新設する入退域管理棟に移転するので、これに関連する事項について補正・変更する。新しい入退域管理棟は6月下旬に運用開始を予定しており、実施計画の承認の前になる可能性があるので、施設運営計画と保安規定も変更する。このほかにもいろいろ変更あり。

地下水バイパスで地下水をくみ上げることによる地盤沈下の影響はないか、という質問に答えて)2012年9月5日の意見聴取会でこれについて説明している。
第2回意見聴取会「多核種除去設備・地下貯水槽・地下水バイパス等」に対する委員等からのコメントへの回答(PDF形式(2.0mb))(PDF、東京電力福島第一原子力発電所における中期的な安全確保及び信頼性向上に係る意見聴取会第3回配布資料の資料3)
資料55頁。O.P. +10m盤では、主要建屋は新第三紀の泥岩に支持されており沈下の恐れはない。また、建屋周辺は事故以前はサブドレンが稼働して地下水位が十分に低下していたので、地下水バイパス稼働にともない地下水位が低下しても問題ない。O.P. +35m盤では、タンクエリア等の一部で地下水位が若干低下するが、その量は2m程度以下と想定される。揚水する地下水は不圧地下水であり、地下水位よりも下の地層は、地質年代が古く(新第三紀)、十分に圧密されていることから、地下水位の低下に伴う沈下の恐れはないと考えられる。
地下水バイパスの揚水ポンプの設置高さについての質問に答えて)揚水井は不透水層まで掘ってあって、ポンプは揚水井底部から1.5mの高さにある。不透水層の高さは揚水井No.1-7でO.P. +3-4m、No.8-12でO.P. +5-9m。

原子力安全監視室の設置について (プレスリリース)


ニコ生
【5/15・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年05月16日 - Twilog
平成25年 5月15日(水)17時30分~ 東電会見 質疑 : H25


2013年5月14日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機S/Cへ窒素ガス封入(13日参照)を10:30-16:30に実施した。17日までの各日中6時間を予定。
2号機T/B地下たまり水移送、昨日13日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日13日から停止中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

ALPSのホット試験は、ソフトウェアの変更と一部機械部品の交換をおこなうため12日から停止中

地下貯水槽からの漏えいの件。
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施(No.1とNo.2はノッチタンクへ移送、No.3は貯水槽に還流)。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
地下貯水槽水位データ(PDF 54.2KB)
地下貯水槽水位データ(至近24時間データ)(PDF 12.3KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/14 16:00現在)(PDF 24.3KB)
地下貯水槽・貯水槽観測孔・地下水バイパス、海側観測孔分析結果(採取日:5月14日)(PDF 17.9KB)(5月14日公開)
ドレン孔、漏えい調査孔、地下貯水槽観測孔の他に、地下水バイパスの調査孔、揚水井No.1-4、海側観測孔1-4で採水・分析を実施。
No.3南西側の漏えい検知孔水の全ベータ核種濃度が前日13日の5倍になっているが、過去の結果の範囲内。南西側のドレン孔水には変化は無い。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報145)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報146)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置の1次系電源の二重化工事を行うため、明日15日にプールの冷却を約5時間停止する。プール水温は11:00で 25℃、停止時のプール水温上昇率評価値は 0.351度/h、停止中のプール水温上昇は約2度の見込み(運転上の制限値は65℃) 。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(5月14日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年5月13日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1、2号機の原子炉注水量が低下したので、16:27に調整
1号機:給水系2.4m3/h→2.5m3/h、炉心スプレー系1.9m3/h→2.0m3/h。
2号機:給水系1.9m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系3.3m3/h→3.5m3/h。←今日の1Fの状況の資料、間違ってる。

2号機T/B地下たまり水移送、7日から継続していたが09:24に停止。

3号機T/B地下たまり水移送、4月24日から継続していたが09:47に停止。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

ALPSのホット試験は、ソフトウェアの変更と一部機械部品の交換をおこなうため昨日12日から停止中

地下貯水槽からの漏えいの件。
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施(汲み上げた水は貯水槽には還流せずノッチタンクへ移送)。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送。
追加調査(2日参照)の結果。
地下貯水槽ii観測孔分析結果(採取日:5月13日)(PDF 10.3KB)
地下貯水槽No.2周辺の観測孔 位置図・分析結果(PDF 31.9KB
地下貯水槽No.2観測孔2-7(斜めボーリング)で採水・分析を実施。結果は全ベータ核種濃度がND。これで、No.2の追加のボーリングの計画分はすべて終了し、結果はすべてNDだった。
地下貯水槽水位データ(PDF 53.7KB)
地下貯水槽水位データ(至近24時間データ)(PDF 12.2KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/13 16:00現在)(PDF 24.4KB)
地下貯水槽・貯水槽観測孔・地下水バイパス、海側観測孔分析結果(採取日:5月13日)(PDF 17.8KB)(5月14日公開)
ドレン孔、漏えい検知孔、地下貯水槽観測孔のほかに、海側観測孔5-8で採水・分析を実施。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報142)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報143)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報144)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


2号機S/Cへの連続窒素ガス封入(2012年12月25日の中長期対策会議の項参照)を明日から開始する。
福島第一原子力発電所 2号機サプレッションチェンバへの窒素封入試験の実施について(PDF 54.2KB)
1号機で実施しているのと同様の作業を実施する。まずは、S/Cに窒素ガスを封入してD/Wでの応答を確認し、S/C内の状況を推定。水素ガスがS/Cに残留していることが確認されたら、窒素ガスを連続封入して水素ガスをパージする。S/Cへの窒素ガス封入ルートは設置が完了している(3月15日からおこなっていた)
明日から、応答確認のための窒素ガス封入作業に入る。夜間の作業は避け、日中6時間程度実施する。D/W内の水素ガス濃度が2%を超えないよう、S/C内の水素ガス濃度を50%と見て封入量を140Nm3とする(この量に相当するS/C内のガスがいっぺんにD/Wに入ってきても、D/W内の水素ガス濃度は2%を超えない)。封入流量は5Nm3/h(1号機と同じ)、6時間封入を最大4回(4日)くり返す。この間は、格納容器ガス管理システムで水素ガス濃度が2%を超えないようにパラメータを監視する。また、R/Bは立入り規制を実施。封入開始前と停止時(初日と最終日)にはトーラス室内の水素ガス濃度を測定する。
今回、窒素ガスを最大で140Nm3封入する予定だが、これにより放出されるKrの量は5×1012Bq/cm3と推定、これによる敷地境界での被ばく線量は0.005μSv。

今日、福島県漁連の組合長会議で地下水バイパスについて説明
地下水バイパスの進捗状況について(PDF 450KB)
先方からコメントを3ついただいた:
・「各会員の理解が進んでいない」との意見があったことから、国と東京電力から地下水バイパスの必要性などについて会員に説明をしていただきたい。
・地下水バイパスの稼働は県漁連が決めることではなく国が合意して決めるべきことである。
・「地下水バイパスの稼働そのものは抜本的な地下水対策ではない」という意見もあるので、今後、抜本対策についても明示していただきたい。
今後、地下水バイパスの必要性、放出する地下水の性状、水質確認の手順などについて、ていねいに説明ていく。また、地下水バイパス稼働についてはエネ庁、規制庁に報告し了解を得たいと考えている。今回はA系統のモニタリング結果を報告したが、B、C系統については現在水質確認中で、結果がまとまり次第報告する。というわけで、漁協の理解が得られず稼働開始は延期。大人の交渉ごとは難しくって、お子様にはさっぱり分からん。毎月説明してたのに理解が進んでないとか、どういう意味なんだろ。

10日のリングバッジ、γ・βAPD未装着の件の報告の資料で、最後の被ばく線量の見積りの数字を訂正。

4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、電源の多重化工事のため15日10:00-15:00に停止の予定


ニコ生
【5/13・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年05月14日 - Twilog
平成25年 5月13日(月)17時30分~ 東電会見 質疑 : H25

2013年5月12日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、7日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、4月24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

ALPSは現在、ホット試験を実施中だが、ソフトウェアの変更と一部機械部品の交換をおこなうため、09:59に停止した。

地下貯水槽からの漏えいの件。
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施。
No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送する処置を実施。
追加調査(2日参照)の結果。
地下貯水槽ii観測孔分析結果(採取日:5月12日)(PDF 10.3KB)
地下貯水槽No.2観測孔2-5と2-6(斜めボーリング)、地質調査孔1(鉛直ボーリング)で採水・分析を実施。結果は全β核種濃度がすべてND。
地下貯水槽・地下貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月12日)(PDF 19.1KB)(5月13日公開)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報140)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報141)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(5月12日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年5月11日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、7日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、4月24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施。
地下貯水槽No.2ドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送する処置を実施。
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月11日)(PDF 16.9KB)(5月12日公開)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報138)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報139)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


昨日10日の正門の火災警報装置の誤報の件。現場の調査を行ったところ、警報除外状態としていた「多核種移送」、「多核種電気品」、「体育館」の火災警報回路を、5月9日の作業において誤って復帰状態としたため、火災報知器の回路試験(火災警報装置内にて定期的に自動で行われる試験)が行われた際に、火災試験不良の警報が発生したことが判明した。 また、「環境管理棟」の警報については、「多核種移送」、「多核種電気品」、「体育館」の表示デ ータが誤って「環境管理棟」と表示されるようになっていた(表示データ入力誤り)ため発生 したことが判明した。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(5月11日 午後3時現在) (PDF、1Fプレスリリース)

2013年5月10日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(PDF 20.2KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機S/Cへの窒素ガス連続封入を8日から再開しているので、格納容器ガス管理システム排気中の水素ガス濃度が上昇している。

2号機T/B地下たまり水移送、7日から継続中。

(以下、11日の1Fプレスリリースより)3号機R/B上部ガレキ撤去作業で4日に確認された高線量ガレキの件。21:45に高線量ガレキコンテナに収納し高線量ガレキコンテナ運搬用トラック(無線式)で運搬、免震重要棟北側にある個体廃棄物貯蔵庫で保管した。
3号機格納容器ガス管理システム希ガスモニターA系が10:00に欠測
3号機T/B地下たまり水移送、4月24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施。
追加調査(2日参照)の結果。
地下貯水槽No.2周辺の観測孔 位置図・分析結果(PDF 31.3KB)
地下貯水槽ii観測孔分析結果(採取日:5月10日)(PDF 10.4KB)
地下貯水槽No.2観測孔2-1と2-2(斜めボーリング、場所はPDF資料を参照)で今日採水・分析した結果、全β核種濃度はND。さらに2-5、2-6、2-7で斜めボーリング中(12日以降にサンプリングの予定)。鉛直ボーリング(緑の①)は現在、孔内洗浄作業の準備中で、12日にサンプリングの予定。
ドレン孔、漏えい検知孔で全β核種の濃度上昇が見られたNo.2貯水槽北東側の角の斜めボーリング(No.2観測孔2-1)で全β核種がNDなので、漏えいの影響は槽のごく近傍に限られると考える(斜めボーリングは槽の遮水シートから約1.5mのところを掘っている。2日のPDF資料参照)。
地下貯水槽No.2ドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送する処置を実施。
地下貯水槽水位データ(PDF 48.0KB)
地下貯水槽水位データ(至近24時間データ)(PDF 12.2KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/10 16:00現在)(PDF 23.5KB)
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月10日)(PDF 19.1KB)(5月11日公開)
No.1とNo.2のドレン孔水の全ベータ核種分析の結果が、北東側と南西側で今までの傾向と逆になっていたため資料の取り違えの可能性があると判断、すべてのドレン孔で午後の採水分の分析を実施し、11日分の結果とした。漏えい検知孔は午前の分のまま。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報135)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報136)【報道関係各位一斉メール】(*) (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報137)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)

08:01頃、正門の火災警報装置に「多核種移送」の「火災試験不良」の警報が発報されたので、08:06に消防へ通報。08:07に現着し確認を行ったところ、発火や発煙などの異常がないことを確認。また、当該火災警報装置には、他にも「多核種電気品」、「体育館」、「環境管理棟」の「火災試験不良」の警報も発生していたのでそれぞれ現場を確認したが、異常は確認されなかった(「多核種移送」、「多核種電気品」、 「体育館」、「環境管理棟」とは感知エリア(建屋)の名称であり、「火災試験不良」は火災警報装置から送られる感知器の試験信号が正常に受信されない時などに発信される警報)。いずれも発火や発煙などの異常がないことから、火災ではないと当社として判断した。

09:25頃、6号機北側屋外に設置してある移動用仮設トイレのエンジン発電機より発煙していることを、作業者が発見。このため、当該エンジン発電機を停止し、09:35に消防へ通報。現場調査の結果、エンジン発電機のオイル上がり(エンジンオイルがシリンダー側からエンジンの燃焼室へ入り、燃焼してしまうこと)により排気ガスが黒くなったものであると確認したことから、火災ではないと当社として判断した。
福島第一原子力発電所6号機北側付近における発煙の発生について 【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


1号機R/Bカバーを解体する。
福島第一原子力発電所1号機燃料取り出しに向けた原子炉建屋カバーの解体について(PDF 496KB)(5月9日公開)
1号機のR/Bカバーは放射性物質の飛散抑制のために2011年10月に設置した。これにより建屋からの放射性物質放出量が約1/4に減少した。その後、格納容器ガス管理システムの導入でさらに約1/30に減少。現在は燃料の冷却も進み検出限界未満(検出限界値としてカバー設置前の約1/100)が続いている。1号機からの放出による敷地境界での被ばく線量率はH24年度平均で約0.0006mSv/year、これがカバーを解体すると約0.001mSv/yearになると推定(ただし、カバーのない3号機での実績から、一桁程度は変動する可能性あり)。また、1Fから5kmの地点での被ばく線量率は約0.0001mSv/year、10kmの地点では約0.00005mSv/yearと評価。これらの評価から、R/Bカバーを解体しても県内各地の線量率に影響はないと考える。
1号機R/Bオペフロには爆発の際のガレキが散乱したままになっており、使用済燃料プールからの燃料取出しにはこのガレキの撤去が必要である。このためにいくつかの工法を検討したが、R/Bカバーを解体後にガレキ撤去をおこなう工法が放射能の飛散抑制効果では劣るが技術的に問題なく一番早い工法であるという結論となった。
以上のことから、1号機のR/Bカバーを解体してオペフロのガレキ撤去をおこなうこととする。
カバー解体後の放出抑制対策として、格納容器ガス管理システムによる放出抑制を継続し、機器ハッチをふさぐなどして建屋開口部の面積を縮小する。また、R/Bカバーのモニタリング装置を一部移設してモニタリングを継続する。ガレキ撤去作業中は、先行号機と同様に飛散防止剤などの散布をおこなう。
今後の手順としては、2013年度中頃にカバーの排気設備を停止、排気設備を移設してカバー解体用の大型重機が走行するための敷地造成をしてから解体に着手する(これが排気設備停止後3-5ヶ月後の見通し)。解体後はオペフロ上のガレキ撤去・除染、使用済燃料プールの燃料取出し設備の設置の後にカバーの改造・復旧(これが約4年後の見通し)、プールの燃料取出し、と進む。これらの作業の前に、まず実施計画を規制委に提出し、これが承認されて実際の作業に着手することになる。

1号機の過渡現象記録装置のデータから非常用ディーゼル発電機の稼働状況とICの弁の開閉状況について新たな情報を得た。
福島第一原子力発電所1号機における電源喪失及び非常用復水器の調査・検討状況について(PDF 70.5KB)
過渡現象記録装置は本来、異常事象の発生を契機にプラントの挙動に関するデータを30分間にわたりミリ秒間隔で収集するもの(この分はすでに公開している)だが、今回報告するデータはこのようにして採取されたものではなく、指定した期間に1分間隔で採取されたもの。期間は2011年3月3日11時から11日15時36分59秒まで(時刻は過渡現象記録装置の時計のもので、毎分59秒のデータが採録されている)。津波到達は地震発生より30分以上あとなので、本来の過渡現象記録装置のデータには津波到達時の記録はない。今回公表するデータが存在することは分かっていたが、ここからプラントの挙動に関して情報が得られることが新たに分かったので今回報告する。
1号機の他には3号機と5号機でも同様のデータ(サンプリング間隔と期間はそれぞれ違う)が確認されたので、これも公開する(地震発生当時の福島第一原子力発電所プラントデータ集に掲載)。
今回のデータで確認できたのは以下の2点:
1.非常用ディーゼル発電機(DG) 1Aと1Bの電流と電圧のデータ、および、これらがつながる6.9kV 1C母線と1D母線の電圧データから、非常用DG 1Aと1Bは地震後津波到達まで動作していたことを確認(PDF資料3頁、6.9kV 1A母線と1B母線は常用系(外部電源につながる)、1C母線が非常用DG 1Aに、1D母線が非常用DG 1Bにつながる)。
2.6.9kV 1C母線の電圧データ、および、ICの弁の開閉データから、IC(B系統)の格納容器内側の弁1Bと4Bは、津波到達時に隔離(閉)信号が出る前に駆動電源(交流電源、6.9kV 1C母線から供給されていた)を喪失して開のままである可能性が高い。
非常用DGの停止のタイミングについてはすでに、証言や運転日誌から津波到達時であると判断していたが、このデータにより改めて確認できた。
(以下、13日の会見より)今回のデータは、たまたま、過渡現象記録装置の本来の用途とは別の用途でデータを採取していたものであり、データを取っていた担当者はこの存在を知っていたが、その他はこのようなデータが存在するとは考えていなかった。
(以下、15日の会見より)今回のデータは2011年5月に回収されたもので、回収作業は本店が(協力企業に?)委託しておこなわれた。この時点で本店ではこのデータの存在を把握していなかった。その後、2011年のうちに気付いた者がいたが、その際には今回のような分析にはいたらなかった。事故調査については継続しておこなっており、担当者がこのような分析が可能であることに気付いて今回の報告となった。

地下貯水槽の漏えいに関する作業でリングバッジとγ・βAPDの未装着があった件で、富岡労基署へ今日、報告した。
地下貯水槽対策作業におけるリングバッジ、γ・βAPD未装着の原因について(PDF 22.9KB)
概要、原因、対策など。

地下水バイパスの運用開始に向けて13日に福島県漁連の会議での報告を控えて、最近、質問が多くなっているので、改めて地下水バイパスについて説明する。資料は4月26日に公開したもの。
地下水バイパスの進捗状況および稼働に向けた準備について(PDF 754KB)(4月26日公開)

地下貯水槽の着工と竣工の時期について質問に答えて)着工、竣工の順に、No.1がH24年5月、11月、No.2がH24年5月、12月、No.3がH24年5月、12月、No.4がH24年4月、8月、No.5がH24年8月、H25年1月、No.6がH24年7月、12月、No.7がH24年9月、H25年1月。

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 建屋開口部等における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 135KB)

水処理設備内の処理水分析結果。採取個所は2011年11月18日の資料を参照。
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF 10.2KB)

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置で13-30日の間にバルブの交換を実施する。H1スキッドで4台、H4スキッドで2台、操作性の悪いバルブがあるのでこれを交換し操作性の改善を図る。たまり水の処理はSARRYで継続しており、この工事による影響はない。

HOT試験中のALPSで、ソフトウェアの変更と一部機械の部品交換のため12日に停止する予定。交換等の作業は13-15日を予定。


ニコ生
《6号機付近の仮設トイレで発煙》東京電力会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年05月11日 - Twilog
平成25年 5月10日(金)17時30分~ 東電会見 質疑: H25

2013年5月9日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

常用高台炉注水ポンプの切替えにともない1-3号機の原子炉注水量が変動したので、13:20に調整
1号機:給水系2.2m3/h→2.5m3/h、炉心スプレー系1.9m3/h→2.0m3/h。
2号機:給水系は2.0m3/hで継続、炉心スプレー系3.6m3/h→3.5m3/h。
3号機:給水系1.8m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系3.2m3/h→3.5m3/h。
2、3号機の原子炉注水量が低下したので、17:55に調整
2号機:給水系1.9m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系3.2m3/h→3.5m3/h。
3号機:給水系1.9m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系3.4m3/h→3.5m3/h。

2号機格納容器ガス管理システム希ガスモニターB系が作業のため10:00-13:00に欠測
2号機T/B地下たまり水移送、7日から継続中。

3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 76.9KB)(5月15日公開)
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 44.6KB)(5月15日公開)
3号機格納容器ガス管理システム希ガスモニターB系が12:00-13:00に欠測
3号機T/B地下たまり水移送、4月24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。フィルター洗浄のため08:23-12:12に停止。起動後13:10に定常流量に到達。

地下貯水槽からの漏えいの件。
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施。
追加調査(2日参照)の結果。
地下貯水槽ii観測孔分析結果(採取日:5月8日)(PDF 17.0KB)
地下貯水槽No.2観測孔2-3と2-4(斜めボーリング、場所はPDF資料を参照)で昨日8日に採水・分析した結果、全β核種濃度はND。
地下貯水槽No.2のドレン孔水をくみ上げてノッチタンクへ移送する処置を開始。
地下貯水槽水位データ(PDF 49.8KB)
地下貯水槽水位データ (至近24時間データ)(PDF 12.2KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/9 16:00現在)(PDF 23.7KB)
地下貯水槽・地下貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月9日)(PDF 19.2KB)(5月10日公開)
地下貯水槽トリチウム分析結果(採取日:5月1日)(PDF 11.0KB)
ドレン孔水、漏えい検知孔水の1日採取分のトリチウムの分析結果。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報133)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報134)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)

6号機補機冷却系熱交換器(A)出入口弁点検にともない、09:44に、使用済燃料プール冷却系を停止し、残留熱除去系による原子炉停止時冷却運転(原子炉側の冷却)と非常時熱負荷運転(使用済燃料プール側の冷却)を交互に切り替えて冷却する運用を開始。冷却停止時のプール水温は15.8℃。

福島第一原子力発電所1号機燃料取り出しに向けた原子炉建屋カバーの解体について(PDF 496KB)
10日に説明あり。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(5月9日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)


2013年5月8日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機S/Cへの窒素ガス連続封入を5.5m3/hで10:07から再開した(4月23日より停止していた)。S/C内の残留水素の排出および水の放射線分解による影響(2012年12月3日の中長期対策会議の項参照)を確認するため。

2号機格納容器ガス管理システム希ガスモニターA系が作業のため10:00-13:00に欠測
2号機T/B地下たまり水移送、昨日7日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、4月24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施。
追加調査(2日参照)の進捗状況。斜めボーリングの①の2ヵ所で観測を開始した。②の2ヵ所は孔内の洗浄をおこなっている。鉛直ボーリングは削孔が完了した。また、ドレン設備からの水抜きは明日から開始する予定。
地下貯水槽水位データ(PDF 48.4KB)
地下貯水槽水位データ(至近24時間データ)(PDF 12.2KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/8 16:00現在)(PDF 23.0KB)
地下貯水槽・地下貯水槽観測孔分析結果(採取日:5月8日)(PDF 19.2KB)
No.1北東側漏えい検知孔水の塩素濃度が上昇している(昨日46ppm→今日120ppm)が、変動の範囲ではないか。
地下水バイパス、海側観測孔 トリチウム分析結果(採取日:4月29~5月1日)(PDF 11.3KB)
地下水バイパスの調査孔と揚水井No.1-4(4月30日採取)、海側観測孔(1-6は4月29日、7は5月1日、8は4月30日採取)のトリチウムの結果が出た。前回2日の結果と同じく、海側観測孔3と4でトリチウムが検出されている。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報131)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報132)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第98報) (プレスリリース)
PDF資料3頁右上の貯蔵量の表、濃縮塩水受タンクが減っているのは地下貯水槽から移送して減った分とろ過水タンクに移送して増えた分の合計(ろ過水タンクはこのカテゴリーに含める)。濃縮廃液貯槽が増えているのはH2エリアタンクの分(H2エリアタンクはもともとこのカテゴリーのものなので、今回の地下貯水槽から移送した濃縮塩水の分もこのカテゴリーで扱うことにする)。

H24年度第4四半期の保安検査で保安規定違反(監視)が1件
当社原子力発電所における原子力規制庁による平成24年度第4四半期保安検査および保安調査の結果について (プレスリリース)
2月1日と14日の全面マスクフィルター未装着の件。追加でいくつかの対策を講じている(注意喚起、周知徹底、企業に対する調査・監査など)。2月8日にいくつかの対策について報告されている。

地下貯水槽のうち空のNo.5のドレン孔水から全β核種が検出されてγ核種がNDなのはなぜか、という質問に答えて)事故時に敷地内に降った放射性物質のうち、Csは土壌に吸着されやすいために地下水には多く含まれず、それ以外のSrなどは土壌を浸透しやすいために地下水に多く含まれているためではないかと思う。

港湾内の魚類移動防止対策として2月8日に港湾口に底刺し網を設置しているが、明日9日にこれを二重にする(4月26日参照)

6号機補機冷却系熱交換器の出入口弁点検にともない、補機冷却系が停止する。このため、使用済燃料プールの冷却を残留熱除去系により原子炉と交互に実施する。明日から17日までの予定。

2Fの復旧計画の進捗
福島第二原子力発電所復旧計画の進捗状況について(平成25年4月)(PDF、2Fプレスリリース)
残っている1号機の進捗は98%。2-4号機はすでに完了している。


ニコ生
【5/8・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年05月08日 - Twilog
平成25年 5月8日(水)17時30分~ 東電会見 質疑: H25


2013年5月7日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.4KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

5月の原子炉の冷却に必要な注水量として、1号機2.8m3/h、2号機3.8m3/h、3号機3.7m3/hを、1日に設定し運用を開始。

2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 72.0KB)(5月15日公開)
2号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 44.5KB)(5月15日公開)
2号機T/B地下たまり水移送、3日から停止していたが09:50に再開。

3号機T/B地下たまり水移送、4月24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
移送の状況
地下貯水槽水位データ(PDF 45.6KB)
地下貯水槽 水位グラフ(5/7 16:00現在)(PDF 23.0KB)
地下貯水槽の移送状況について(PDF 16.4KB)
No.1とNo.2に貯めてあった濃縮塩水の移送は7日で終了した。No.1からの移送量はろ過水タンクへ4600m3、H2エリアタンクへ2250m3、計6850m3となり、もとの地下貯水槽No.1の水位計からの推定量6200m3より650m3多くなっている。4月22日に説明したように水位計の誤差のばらつきによりNo.2からNo.1へ移送した際に体積が減っているが、その分とほぼ同じ量が増えている。No.1の水位は3日以降ほぼ同じだが、これは水位が水位計で計れる下限より下になっているためで、実際には6日まで移送をおこなった。
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施。
追加のボーリング(2日参照)の進捗状況。2日のPDF資料の4頁、斜めボーリングの①と②の4ヵ所は終了、鉛直ボーリング(緑の①)を現在削孔中。斜めボーリングは水の回収準備をしており、9日くらいから水質調査を開始する予定。
地下貯水槽・貯水槽観測孔・地下水バイパス、海側観測孔分析結果(採取日:5月7日)(PDF 17.8KB)(5月8日公開)
ドレン孔、漏えい検知孔、地下貯水槽観測孔のほか、地下水バイパスの調査孔と揚水井No.1-4で採水・分析。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報129)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報130)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


実施計画の補正を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の補正について (プレスリリース_
福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画の一部補正について(PDF 141KB)
全体補正の4回目。
地下貯水槽に貯めてあった濃縮塩水を地上タンクやろ過水タンクで保管することになった影響で、ろ過水タンクに関係する事項を変更し、タンク類からの放射線量の評価(下の項目を参照)を見直し。「II 特定原子力施設の設計、設備」2-5添付資料10「No.1 ろ過水タンクへの逆浸透膜装置廃水の貯留について」で「No.1 ろ過水タンクは,既設設備だが汚染水を貯留するための設備でないため,1 年以内を目途 に別の容器に移送することを前提とし,逆浸透膜装置の廃水を貯留する場合の適合性を評価した」だって。3号機R/B、および、T/B、廃棄物処理建屋、コントロール建屋の代表号機以外の耐震安全性評価結果(たまり水の量が一番多い号機で評価を代表させていた)を追加。ソーシャル・コミュニケーション室について追記。などなど。

タンク類からの放射線量評価の見直し
地下貯水槽からのRO濃縮水移送に伴うタンク類からの直接線・スカイシャインによる敷地境界線量の見直しについて(PDF 164KB)
RO濃縮水(濃縮塩水)に含まれるβ核種を起源とする制動X線により、RO濃縮水を貯留する鋼製タンクのうち敷地境界に近いものは敷地境界での追加的被ばく線量の目標(年間1mSv)に大きく影響する。3月末の時点ではH5エリアのRO濃縮水10,000m3を線量低減のため地下貯水槽へ移送する予定だったが、今回の漏えいを受けてこれを中止。また、地下貯水槽に貯留していた23,000m3のRO濃縮水をH2エリアやG6エリアへ移送することになったので、あらためてタンク類からの線量を評価した。この結果、G6エリアタンクの影響が最も大きく、南エリアの評価地点に対して年間6.4mSvの追加となり、年間の敷地境界線量はこの南エリア地点が最大の7.8mSvとなった。これにより、短期的には年間1mSvを超えるが、中長期的にはALPSの稼働によりRO濃縮水を減らすことで敷地境界線量を低減する。また、敷地境界から離れたタンクへ移送することも検討し、タンクの表面線量当量率の実測値などをふまえた評価の見直しも実施する。
(以下8日の会見より)RO濃縮水を貯めている鋼製タンクの表面線量率の実測値は、中の水の成分にもよるが100μSv/hくらい。

S/C内の残留水素の排出および水の放射線分解による影響(2012年12月3日の中長期対策会議の項参照)を確認するため、1号機S/Cへの窒素ガス連続封入(6-7m3/hを予定)を明日8日から再開する。


ニコ生
【5/7・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年05月07日 - Twilog
平成25年 5月7日(火)17時30分~ 東電会見 質疑: H25