リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2013年2月28日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.2KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度、計器点検作業にともないB系が11:00に欠測
2号機TIP案内管の健全性確認(22日参照)、4日目。
2号機TIP案内管(Bライン)内部確認(ダイジェスト)(2:16)(動画、3月7日公開)
2号機TIP案内管(Bライン)内部確認(全編)(18:49)(動画、3月7-14日公開)2号機T/B地下たまり水移送、24日から停止中。

3号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度、計器点検作業にともないB系が11:00に欠測
3号機T/B地下たまり水移送、昨日27日に停止したが14:02に再開。移送先は雑固体廃棄物減容処理建屋で変わらず。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、15日から停止中。
水処理装置、SARRY、15日から運転していたが、電源工事のため08:00-16:45に停止。起動後17:30に定常流量に到達。

共用プール内にある使用済燃料を乾式キャスクへ装填する準備として、移動作業 (共用プール内で配置を変更する作業)を開始。今後、6月頃まで順次実施する予定。


その他


キャスク搬入についての資料を公開。

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置で弁点検を実施するため、明日3時間ほど停止する予定。16:00のプール水温は11.6℃、停止時のプール水温上昇率評価値は0.193度/hで温度上昇は約1度の見込み(運転上の制限値65℃)。

広野町にある協力企業の資材置き場で25日に体調不良を訴え入院していた作業者が亡くなったと元請企業から連絡があった。

作業者の被ばく線量評価を厚労省に提出。

福島復興本社で1F所長の記者会見を実施。その際の資料。
福島第一原子力発電所1~4号機の安定化・廃止措置等に向けた現在の取り組みについて(PDF 354KB)
福島第一原子力発電所における主な津波対策について(PDF 94.2KB)

以下は、今日漁業関係者に説明した際の資料らしい。詳細は明日の会見で言及される。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 33.4KB)
福島第一原子力発電所20km圏内海域における魚介類の測定結果(PDF 366KB)
福島第一原子力発電所20km圏内海域における魚介類調査報告(H24年10月~12月採取分)(PDF 248KB)
地下水バイパスの進捗状況および稼働に向けた準備について(PDF 1.36MB)
福島第一原子力発電所でのトリチウムについて(PDF 475KB)


ニコ生
東京電力・福島第一原子力発電所長 高橋毅氏 記者会見

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年02月28日 - Twilog

2013年2月27日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.2KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

3号機給水系の信頼性向上工事(19日参照)の事前確認で25日より炉心スプレー系から全量注水を実施していたが本日終了。17:25に元に戻すために下記のように変更。
給水系0m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系5.5m3/h→3.5m3/h。

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度、計器点検作業にともないB系が11:00に欠測

2号機TIP案内管の健全性確認(22日参照)、3日目。3本目を調査したが、やはりファイバースコープが途中で引っかかって先に進めなかった。
2号機TIP案内管(Cライン)内部確認(ダイジェスト)(3:29)(動画、3月7日公開)
2号機TIP案内管(Cライン)内部確認(全編)(26:51)(動画、3月7-14日公開)23日に発見された2号機T/B1階ヒータールーム中央付近の水たまりの件で写真を公開。
福島第一原子力発電所2号機タービン建屋における水溜まりの状況(PDF 38.8KB)
2階で滴下している水は100Bq/cm3のオーダーなので雨水由来であろう。1階の床にたまっている水が102Bq/cm3のオーダーなのは、床等の汚れを拾ったものと考えている。
2号機T/B地下たまり水移送、24日から停止中。

3号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度、計器点検作業にともないB系が11:00に欠測
3号機原子炉注水、給水系の信頼性向上工事(19日参照)のため炉心スプレー系からの全量注水を25日から実施し原子炉の冷却状態を監視してきたが特に問題なく、17:25に上記のようにもとの注水状況に戻した。
温度に関するパラメータ(グラフ)3号機(PDF)
3号機T/B地下たまり水移送、24日から継続していたが09:25に停止。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、15日から停止中。
水処理装置、SARRY、15日から運転中。


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第88報)(プレスリリース)

1号機R/B内のサーベイマップを公開。
1号機原子炉建屋内サーベイマップ【2月14日測定】(PDF)
2月8日に話のあった国会事故調への誤説明の件に関連して。今後、1号機R/B4階のIC調査へ行くとして、最新の線量の状況を14日に調査してきた。ルートは、1階大物搬入口から入り、北西の階段を3階まで上がり、3階フロアを横切って南東の階段を4階まで上がり(ガレキが積み上がっているために北西の階段から4階には出られない)、ICに至る。黄色が14日の調査結果で、水色は以前の調査(4階は2011年10月18日)のもの。

電源工事にともないSARRYを明日09:00-13:30に停止する予定。

メガフロートの安定性確保のため、明日からバラスト水の注水を行う。作業期間は2か月を予定。

2F4号機のS/C内部の目視点検を28日より実施する。ダイバーがS/Cのなかに入って行う。

2Fで1月28日に作業者が踏み台から落下・負傷した件の原因と対策について。
福島第二原子力発電所 プラント状況等のお知らせ(日報:平成25年2月27日)(PDF 192KB)


ニコ生
【2/27・17:30開始】東京電力 記者会見

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年02月28日 - Twilog

2013年2月26日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度、計器点検作業にともないB系が11:00に欠測
1号機S/Cへの窒素ガス封入を10:04に5m3/hで開始。S/C内の残留水素の排出と、水の放射線分解による影響を確認する(2012年12月3日の中長期対策会議の項参照)ため。

2号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度、計器点検作業にともないB系が11:00に欠測
2号機TIP案内管の健全性確認(22日参照)、2日目。
2号機TIP案内管(Aライン)内部確認(ダイジェスト)(3:00)(動画、3月7日公開)
2号機TIP案内管(Aライン)内部確認(全編)(27:07)(動画、3月7-14日公開)23日に発見された2号機T/B1階ヒータールーム中央付近の水たまりの件。2階タービン排気フィルタ室に天井から滴下している水(床にたまる前のものを集めた)の分析結果は、134Csが1.1×100Bq/cm3137Csが1.9×100Bq/cm3であり、雨水と推定。現場を確認したところ、1階ヒータールーム床面への滴下(5秒に1滴)と2階タービン排気フィルタ室床面への滴下(2-3秒に1滴)は継続していることを確認。詳細状況については現在調査中。
2号機T/B地下たまり水移送、24日から停止中。

3号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度、計器点検作業にともないA系が11:00に欠測
3号機原子炉注水、給水系の信頼性向上工事(19日参照)のため炉心スプレー系からの全量注水を昨日25日から実施中。この状態を維持して原子炉の冷却状態を27日まで監視する。
温度に関するパラメータ(グラフ)3号機(PDF)
3号機T/B地下たまり水移送、24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、15日から停止中。
水処理装置、SARRY、15日から運転中。

1F構内に乾式貯蔵キャスク3基の搬入を実施。今後、乾式貯蔵キャスクおよび輸送貯蔵兼用キャスクを、適宜、搬入実施予定(20日参照)
広野火力発電所港を利用した福島第一原子力発電所へのキャスク搬入について(PDF 383KB)(2月28日公開)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(2月26日 午後3時00分現在)(PDF、プレスリリース)


3月8日追記:2月26日の規制委の被規制者との面談の資料で、1号機のプロセス計算機のシステムログを記録・管理する専用のパソコンがプロセス計算機と別にあり、これを復旧すればログが取得できるとのこと。3月中にログの取得を、その後、データの解析をおこなって5-6月には結果がでる見込みとか。

2013年2月25日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

3号機原子炉注水設備、給水系の信頼性向上工事(19日参照)のため、14:22に注水量を変更。
給水系2.0m3/h→0m3/h、炉心スプレー系3.5m3/h→5.5m3/h。

2号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度、計器点検作業にともないA系が11:00に欠測
2号機TIP案内管の健全性確認(22日参照)で、4本ある案内管の内、1本目にファイバースコープを入れて調査を実施。TIPの行き先を切替える装置のところの部品に引っかかって、先に進めなかった。何らかの理由でその部品が固着している可能性がある。
2号機TIP案内管(Dライン)内部確認(ダイジェスト)(2:44)(動画、3月7日公開)
2号機TIP案内管(Dライン)内部確認(全編)(21:45)(動画、3月7-14日公開)23日に発見された2号機T/B1階ヒータールーム中央付近の水たまりの件。2階のタービン排気フィルタ室の水たまりの上の天井から滴下があることを今日確認した。この上は屋外なので、雨水の回り込みの可能性がある。この2階のたまり水を分析中。1階のたまり水はすでに乾き始めている。
2号機T/B地下たまり水移送、昨日24日から停止中。

3号機原子炉注水、給水系の信頼性向上工事(19日参照)のため上記のように炉心スプレー系からの全量注水を14:22に開始。この状態を維持して原子炉の冷却状態を27日まで監視する。2号機で20-22日に実施したのと同じ作業。
3号機T/B地下たまり水移送、昨日24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、15日から停止中。
水処理装置、SARRY、15日から運転中。

地下水バイパス工事、12本すべての揚水井の掘削を今日完了した。

福島県広野町にある協力企業の資材置き場において08:20から3号機原子炉建屋カバー設置の準備作業(全面マスク等は装備せず)に従事していた作業者が、09:20頃に体調不良を訴えたため、Jビレッジの診療所へ搬送。Jヴィレッジの診療所において、一時、心肺停止状態が確認されたことから、09:35に救急車を要請。その後、心臓マッサージにより、9:54、脈拍は回復。10:10、救急車により総合磐城共立病院へ搬送、治療継続中。
(以下28日の記者会見資料より)元請企業から27日23:32に死亡が確認された旨の連絡があった。


その他


残留水素を排出するため1号機S/C内への窒素ガス封入を5m3/hで26日に再開予定。

23日に実施した緊急時演習の様子。25日にやるって言ってたよ。
福島第一原子力発電所における原子力防災訓練(緊急時演習)の実施について【概要】(PDF 170KB)

建屋周辺サーベイマップ(2月18日現在)を公開
建屋周辺サーベイマップ【2月18日現在】(PDF)


ニコ生
【2/25・17:30開始】東京電力 記者会見

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年02月25日 - Twilog

2013年2月24日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1-3号機の原子炉注水量が変動したので、17:35に調整
1号機:給水系2.3m3/h→2.5m3/h、炉心スプレー系1.8m3/h→2.0m3/h。
2号機:給水系1.9m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系は3.5m3/hで継続。
3号機:給水系2.1m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系3.6m3/h→3.5m3/h。

2号機T/B地下たまり水移送、18日から継続していたが13:49に停止。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続していたが14:01に停止、14:29に再開。移送先は雑個体廃棄物減容処理建屋で変わらず。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、15日から停止中。
水処理装置、SARRY、15日から運転中。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(2月24日 午後3時00分現在)(PDF、プレスリリース)

2013年2月23日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

12:12頃、2号機T/B1階ヒータールーム中央付近で水たまり(5m×1m×10mm)を発見。水たまりの上方の天井部分の数個所から、5秒に1滴程度の水の滴下があり、水たまり周辺にある配管や仮設ホースからの漏えいはないことを確認。この水たまりから採取した水の分析結果は、134Csが1.3×102Bq/cm3137Csが2.5×102Bq/cm3。床面の汚染状況は、134Csが1.2×102Bq/cm2134Csが2.1×102Bq/cm2。当該個所の雰囲気線量はγ・β線が0.7mSv、γ線が0.7mSv。水たまりの上になる2階にはタービン排気フィルタ室があり、ここに水たまり(15m×11m×10mm)があるのを確認。詳細な状況について確認中。1月11日採取のT/B地下たまり水の核種分析結果は、134Csが1.8×104Bq/cm3137Csが3.4×104Bq/cm3だった。
2号機T/B地下たまり水移送、18日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、15日から停止中。
水処理装置、SARRY、15日から運転中。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(2月23日 午後6時30分現在)(PDF、プレスリリース)

2013年2月22日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機給水系の信頼性向上工事(19日参照)の事前確認で20日より炉心スプレー系から全量注水を実施していたが本日終了。19:30に元に戻すために下記のように変更。
給水系0m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系5.5m3/h→3.5m3/h。
3号機の原子炉注水量が低下したので、15:00に調整
給水系1.8m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系3.4m3/h→3.5m3/h。

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度、計器点検作業にともないA系が11:00に欠測
1号機トーラス室調査2日目
福島第一原子力発電所1号機トーラス室調査(2日目)について(PDF 247KB)
作業時間09:55-12:30、作業者20名、最大被ばく線量1.46mSv。
たまり水と堆積物を採取した(採取方法は1月25日の資料4頁参照。たまり水は水面下1mと床面から1mの2ヵ所で250cc採取、サンプリング容器の表面線量はいずれも約0.7mSv。堆積物は10cc(水を含む)でサンプリング容器表面線量は約4mSv。堆積物が何なのかはまだ分からない。

2号機原子炉注水、給水系の信頼性向上工事(19日参照)のため炉心スプレー系からの全量注水を20日から実施し原子炉の冷却状態を監視してきたが特に問題なく、19:30に上記のようにもとの注水状況に戻した。
温度に関するパラメータ(グラフ)2号機(PDF)
2号機T/B地下たまり水移送、18日から継続中。

3号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度、計器点検作業にともないB系が11:00に欠測
3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、15日から停止中。
水処理装置、SARRY、15日から運転中。


その他



2号機TIP案内管健全性確認
を来週実施する。
2号機炉内調査・温度計設置のためのTIP案内管健全性確認の実施について(PDF 221KB)
ファイバースコープを4本あるTIP案内管に入れて、閉塞や破断などの状況を確認し、温度計等の計器を挿入できるかどうかを検討する。途中で管が破断している場合は、そこから内部の状況が見られるかもしれない。TIP案内管には12月中旬に新規隔離弁を設置している(2012年12月25日参照)。

21日実施のガンマカメラ(γ-eye II)による2号機オペフロの線量分布調査の結果。
2号機 原子炉建屋オペレーティングフロアのガンマカメラによる調査結果について(PDF 1.01MB)
詳細は21日へ。

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF 86.1KB)
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 78.8KB)

3号機格納容器ガス管理システムでのフィルターによるガスサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.8KB)
12日の測定でやや高めの値が出たので14日に再測定したもの。

25日にモニタリングカーの交換をおこなうために、モニタリングカーに積んでいるセンサー類の積み替え作業があるので、一時的に代替の測定器を使用する。これによる欠測はない予定。

25日に1Fで防災訓練を実施する。

2F3号機のR/B天井クレーン走行用車輪軸受部に損傷を確認した。
福島第二原子力発電所3号機における原子炉建屋天井クレーンの走行用車輪軸受部の一部損傷について(PDF 149KB)
2011年11月1日の月次点検で異音を確認していた。21日から走行用車輪の分解点検をしたところ、車輪軸受部が損傷している確認した。今後、詳細の確認と原因調査をおこなう。この設備は冷温状態維持には関係しないので、復旧計画には入っていない。


ニコ生
【2/22・17:30開始】東京電力 記者会見

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年02月23日 - Twilog

2013年2月21日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度、計器点検作業にともないA系が11:00に欠測
1号機R/B地下たまり水水位、遠隔確認不可のため07:00が欠測

2号機原子炉注水、給水系の信頼性向上工事(19日参照)のため炉心スプレー系からの全量注水を昨日20日から実施中。この状態を維持して原子炉の冷却状態を22日まで監視する。
温度に関するパラメータ(グラフ)2号機(PDF)
2号機R/Bオペレーティングフロアの線量分布をγカメラ(JAEAのγ-eye II)で再計測した。前回1月8日は装置の不具合で中止していた。
(以下22日の会見より)
2号機 原子炉建屋オペレーティングフロアのガンマカメラによる調査結果について(PDF 1.01MB)(2月22日公開)
作業時間09:00-16:55、作業者20名、計画線量4mSvで最大被ばく線量0.75mSv。
ブローアウトパネル閉止のための構台の上にカメラをクレーンで吊り上げて設置、無線中継局を設けて免震重要棟から無線で操作した。今後1ヶ月程度かけて、取得したデータを解析し、オペフロ上の放射能分布を確認する。

2号機T/B地下たまり水移送、18日から継続中。

3号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度、計器点検作業にともないB系が11:00に欠測
3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、15日から停止中。
水処理装置、SARRY、15日から運転中。フィルター洗浄のため08:34-13:19に停止。起動後14:25に定常流量に到達。


その他


20日実施の1号機トーラス室調査で撮影した画像を公開。
福島第一原子力発電所1号機 トーラス室調査(1日目)におけるカメラ画像について(PDF 93.3KB)
福島第一原子力発電所1号機 トーラス室調査(1日目)について (1:48)(動画)

14-18日に実施した3号機使用済燃料プールの水中カメラによる調査結果を公開。
福島第一原子力発電所3号機使用済燃料プール内の水中カメラによる調査結果(2月14・15・16・18日実施分)(PDF 41.3KB)
燃料交換機の下部と燃料ラックの状況(2:20)(動画)
燃料ラックの状況(上から撮影)(1:20)(動画)
燃料ラック上の堆積物(1:03)(動画)
燃料交換機の歩廊部の状況(2:04)(動画)
燃料交換機のブリッジ(3:12)(動画)
去年、鉄骨ガレキを落っことした後に導入されたプール水の浄化装置(12月19日参照)を今回の調査の前にも使ったらしいけれど、すごい水がきれいだよね。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(2月21日午後3時00分現在)(PDF、プレスリリース)

23日追記。報道によれば、この日の規制委の第4回特定原子力施設監視・評価検討会で、多核種除去設備ALPSのホット試験開始を大筋で認めるということになったみたい。今後は、規制委が3月上旬の検討会の後に評価書を示し、東電はそれにそって必要な作業を行い、施設運営計画の変更が了承されれば試験開始、ということらしい。

2013年2月20日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.8KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機原子炉注水設備、給水系の信頼性向上工事(19日参照)のため、13:16に注水量を変更。
給水系1.9m3/h→0m3/h、炉心スプレー系3.4m3/h→5.5m3/h。

1号機格納容器ガス管理システムの排気中水素ガス濃度、計器点検作業にともないA系が11:00に欠測
1号機R/B地下たまり水水位、遠隔確認不可のため16:00が欠測。たまり水水位は水位計をカメラでモニターしているが、これが不調なのかな?
1号機格納容器への窒素ガス封入、電源関係の工事にともない10:07-10:33に停止。圧力容器への封入は継続。
1号機トーラス室調査を実施。
福島第一原子力発電所 1号機トーラス室調査(1日目)について(PDF 91.0KB)
作業時間09:50-12:15、作業者20名、最大被ばく線量1.78mSv。
今日は、計器とカメラを1階の床に開けた穴からトーラス室へ挿入した。線量は水面直上の920mSvが最大(前回2012年6月26日では測定が正しいとして水面直上の10,300mSvが最大)。気中温度は約17℃、水中温度は約23℃。たまり水の水位はOP+3700mm(水深は約4.9m)で、約60cmの透明度があった。カメラで見える範囲では、サビ等はあったが構造物に大きな破損はなかった。動画と詳しい分析は後日。22日にたまり水等のサンプリングを実施する。
(以下22日の会見より)
福島第一原子力発電所1号機 トーラス室調査(1日目)におけるカメラ画像について(PDF 93.3KB)(2月11日公開)
福島第一原子力発電所1号機 トーラス室調査(1日目)について (1:48)(動画、2月11日公開)
トーラス室の床に堆積物がある。全体にサビが見られるが、損傷した構造は見られない。
福島第一原子力発電所1号機 トーラス室調査(1日目)について 全編(1:56:05)(動画、3月4-11日限定公開)

2号機原子炉注水、給水系の信頼性向上工事(19日参照)のため上記のように炉心スプレー系からの全量注水を13:16に開始。この状態を維持して原子炉の冷却状態を22日まで監視する。
2号機T/B地下たまり水移送、18日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、15日から停止中。
水処理装置、SARRY、15日から運転中。


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第87報)(プレスリリース)
プロセス主建屋の貯蔵量が減っているのは、キュリオンセシウム吸着装置を稼働したため。処理水貯槽28,700m3(すでにできている分の容量。地下貯水槽4基を含む)は状況に合わせて順次それぞれの用途に振り分けていく。

T/B地下たまり水の核種分析結果。3、4号機の2月14日採取分。
福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF 8.10KB)

2号機R/Bオペレーティングフロアの線量分布をγカメラ(JAEAのγ-eye II)で計測する件。1月8日に装置の不具合で中止していたが明日21日に実施する。前回の不具合は装置に電気を送る発電機のトラブルが原因だった。発電機に燃料を供給するラインに空気抜きのために圧力を抜く弁があるが、これが開放されていなかったために燃料計に不具合が発生して発電機が停止。これによりカメラを制御するパソコンがシャットダウンし、記録装置(SSD)が破損したため、装置が再起動できなかった。

1Fヘ乾式貯蔵キャスクの搬入を開始する。まず、21日に海上輸送で広野火力発電所に入港。ここで台船に積み替えて24日に2Fへ移送し夜間停泊、25日に2Fから1Fヘ搬送。計11基を3回に分けて搬入、2、3回目は3月以降を予定。今後1Fへ搬入していく乾式キャスクは貯蔵専用が11基、輸送貯蔵兼用が45基、全部で56基。これを今後2-3年かけて順次製造しながら1Fへ搬入する。

海底土の核種分析で、浪江町請戸沖合2km(T-④)と浪江町請戸沖合3km(T-⑤)(12月19日採取)のセシウム濃度が過去最高値(それまでは2012年6月5日が最高)だった。変動幅は今までと比べて大きくないが、最近は低下傾向だった。試料採取当時に汚染水の流出等は確認されていない。今後の推移を見ていく。
海底土(乾土率測定結果:2012年 11月、12月分)(PDF)
採取地点は下の資料を参照。
当社における海域モニタリングに係る採取位置に関する情報(PDF 242KB)(2012年11月26日公開)

2月28日に1F高橋所長の会見、3月1日に1Fの現場公開を実施する。

23日に予定していた第3回原子力改革監視委員会は延期
(お知らせ)第三回原子力改革監視委員会の延期について(2月19日TEPCOダイレクト)

福島第二原子力発電所原子力事業者防災業務計画に基づく復旧計画書に係る実施状況報告(2号機復旧完了に伴う中間報告)の提出について(プレスリリース)


ニコ生
【2/20・17:30開始】東京電力 記者会見

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年02月20日 - Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年02月21日 - Twilog

2013年2月19日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.1KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機格納容器ガス管理システム排気中の水素ガス濃度、電源停止作業にともないA系が11:00に欠測

2号機T/B地下たまり水移送、昨日19日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、15日から停止中。
水処理装置、SARRY、15日から運転中。


その他


電源関係の工事にともない、明日20日に1号機格納容器への窒素ガス封入を一時停止する。圧力容器への窒素ガス封入は継続する。

1-3号機原子炉注水設備のうち給水系の信頼性向上工事を実施する。
福島第一原子力発電所1~3号機原子炉注水における給水系の信頼性向上工事について(PDF 19.1KB)
事故初期に簡易的な方法で施行された場所について、長期使用にむけて信頼性向上を図る。工期は2、3号機は3月上旬から中旬を予定、1号機は調整中。2、3号機では工事のために給水系を停止する必要があるので、工事開始前に2日間程度、炉心スプレー系からの全量注水(給水系の分も炉心スプレー系から注水する)を実施し、原子炉等の冷却状態に有意な影響がないことを確認する。この事前確認を2号機では20-22日、3号機で25-27日に実施する予定。実際の工事は7日間かかる予定。事前確認および工事期間中は、重点監視項目として、原子炉圧力容器底部温度(運転上の制限80℃に余裕を持った運用として65℃以下で安定していること)、原子炉注水量(必要な注水量が確保されていること)、格納容器ガス管理システムダストモニター(有意な上昇傾向が継続しないこと)の3つを設定し、異常があった場合の措置についても想定してる。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(2月19 日午後3時00分現在)(PDF、プレスリリース)

2013年2月18日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、12日から停止していたが14:12に再開。

3号機格納容器ガス管理システム排気中の水素ガス濃度、電源停止作業にともないA系が11:00に欠測。
3号機使用済燃料プールに燃料交換機マストが水没した件。水中カメラによる燃料ラックおよびプールライナーの状況確認を14日から今日まで実施。特に異常は見られなかった。
(以下22日の会見より)
福島第一原子力発電所3号機使用済燃料プール内の水中カメラによる調査結果(2月14・15・16・18日実施分)(PDF 41.3KB)(2月21日公開)
燃料交換機の下部と燃料ラックの状況(2:20)(動画、2月21日公開)
燃料ラックの状況(上から撮影)(1:20)(動画、2月21日公開)
燃料ラック上の堆積物(1:03)(動画、2月21日公開)
燃料交換機の歩廊部の状況(2:04)(動画、2月21日公開)
燃料交換機のブリッジ(3:12)(動画、2月21日公開)
今回の調査結果は今後のガレキ取出しの計画立案に使う。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、15日から停止中。
水処理装置、SARRY、15日から運転中。


その他


16日の5、6号機側のRO装置の取水槽から溢水の件の資料を公開。
福島第一原子力発電所5・6号機低レベル滞留水タンク周辺における水漏れについて(PDF 79.7KB)

2012年11月30日の1号機R/B4階の空調ダクト調査についての資料を公開。
福島第一1号機使用済燃料プールおよびダクトのイメージ図(PDF 138KB)
調査は10:30頃に開始した。作業者は4名、被ばく線量はそれぞれ4.83mSv、4.77mSv、4.63mSv、4.53mSv。
資料1頁左側の図、水色に塗ってあるところが使用済燃料プール。クリーム色に塗ってあるところの上側に2本並んでいるタンクがIC(Isolation Condenser、非常用復水器)でその下の点線で×印の書いてあるのが機器ハッチの吹き抜け(5m×5m)。
問題の空調ダクトの吸気口はプール水面から約20cmの高さにあって、炉側以外の3面に付いている。それぞれの吸気口から集まってきて1本になったダクトは4階天井にあるチャンバのところで切断し閉止板でふさいである(したがって、この空調ダクトは使用していなかった。5、6号機でも同じように空調ダクトを処置している)。同じような構造がプールの東側にもあるが、こちらはまだ調査していない。
国会事故調報告によれば資料1頁左側の図の赤楕円あたりで「上からたたみのような水が降ってきた」とあるが、この場所で出水する可能性があるのはこのチャンバだけである(チャンバの近くにICのウォームアップライン(資料でベントラインと書いてあるやつのこと?)という3/4インチの配管が通っているが、これは蒸気系の配管であり、ここから水が出ることはない)。現場調査で、チャンバの閉止板が外側に変形して開口していること、北側の板材が外側にふくれるように変形していることを確認している(資料2頁)。空調ダクトは重量もないので地震動により壊れることは考えにくい。建屋の爆発による影響でもダクトが中から外に向けて変形・破損する可能性はあるが、実際に出水が確認されていること、大きな地震が起きれば当然スロッシングにより水が流れ込んできたであろうことから、このチャンバの破損・変形はスロッシングによるプール水の流れ込みによるものと考えている。ダクトの大きさは場所によるがおよそ80cm×80cm。閉止板は61cm×61cm、厚さ2mmのステンレス製でネジ止めしてあり、設計降伏点の応力が205MPa(大量の水が流れてくれば破損する程度)。
公式会見配信41:21資料1頁右下の図はICを南側から見たところ。上から来てICにつながっているのが原子炉から来ている配管。この配管はICの中を通っていて再びICの外へ出て(右下へ斜めに出て行く配管。左写真を参照)原子炉へ戻る。原子炉から来るのは高温・高圧の蒸気で、これをICで冷やして水にして原子炉に戻している。この配管は原子炉と直結しているので、原子炉の中と同じ圧力がかかっており、配管が破断すれば必ず高圧の蒸気が出るはず(出口側の配管でも水の他に蒸気が吹き出してくる)で、国会事故調にある出水の状況とは一致しない。また、出口側の配管は人の背丈より下にあるので、仮にここから水が出たとしても「上から降ってきた」という状況と一致しない。したがって、4階で目撃された出水はICの配管が地震で破損したものではないと考える。
1号機の建屋の爆発は5階で起きたと考えている。ガレキ等の状態が上層階ほどひどいこと、4階にあるICの表面に付けてあった保温材が機器ハッチの吹き抜けに近い場所でたくさんはがれていたりすることなどから、そう判断している。

1号機トーラス室調査、20日から調査に入る予定。20日に計測機器を穴から入れて調査、その結果を踏まえて22日にたまり水等をサンプリングする。

施設運営計画(その2)(改訂2)5章の変更
「福島第一原子力発電所第1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書」の変更内容について(PDF 204KB)
福島第一原子力発電所1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書の変更について(プレスリリース)
乾式キャスク仮保管設備に設置するエリア放射線モニターについて、基数だけの記述だったものに、設置場所の図と設置のタイミングについて記述を追加。

2Fの防災訓練の様子。
福島第二原子力発電所における原子力防災訓練(緊急時演習)の実施について【概要】(PDF 235KB)

3号機R/B上部ガレキ撤去作業で今後行われる予定のコンクリート柱の撤去の際の防塵対策はどうなっているか、という質問に答えて)飛散防止剤の散布をおこなって作業することになっている。

16日から今日の朝にかけて、ふくいちライブカメラの映像が数分配信できない時間帯が数回あった。バックアップ装置へ手動で切替えて復旧している。お詫び申上げる。
(以下20日の会見より)不具合が週末に発生し、その後バックアップ装置に切替えてしのいでいた。週明け月曜日に故障していた光減衰器を交換して復旧した。

国会事故調への誤報告について検証する第三者委員会を設置した。
「国会事故調への当社の対応に関する第三者検証委員会」の設置について(プレスリリース)
委員3名はコンプライアンスの専門家で今まで業務上のつながりがなかった弁護士に委嘱。21日に1回目の会合の予定。


ニコ生
【2/18・17:30開始】東京電力 記者会見

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ドラえもん(@jaikoman)/2013年02月18日 - Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年02月19日 - Twilog

2013年2月17日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、12日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、15日から停止中。
水処理装置、SARRY、15日から運転中。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(2月17日午後3時00分現在)(PDF、プレスリリース)

2013年2月16日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、12日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日15日から継続中。

4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、電源設備の点検・改造作業にともない06:54-15:34に停止。冷却停止時プール水温は22℃、再開時プール水温は23℃(停止中のプール水温上昇率評価値は0.38度/h、運転上の制限値は65℃)。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、昨日15日から停止中。
水処理装置、SARRY、昨日15日から運転中。

(以下17日1Fプレスリリースより)19:36頃、5、6号機側の仮設タンクとRO装置の間の取水槽から水があふれているのを確認。取水槽の上流側の取水ポンプを停止して溢水は停止。あふれた水の量は19.8m3と推定。地面にしみ込んでおり、付近に側溝等はないので外部への流出は無いと判断。取水槽の水の放射能濃度の分析結果は134Csが6.8×10-2Bq/cm3137Csが1.3×10-1Bq/cm3、全ガンマ線放射能濃度が2.0×10-1Bq/cm3。原因について現在調査中。RO装置については2011年10月7日を参照。
(以下18日の会見より)
福島第一原子力発電所5・6号機低レベル滞留水タンク周辺における水漏れについて(PDF 79.7KB)
16:30頃のパトロールの際は異常なかった。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(2月16日午後3時00分現在)(PDF、プレスリリース)

2013年2月15日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 111KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機の原子炉注水量が低下したので、12:35に調整
給水系1.8m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系3.4m3/h→3.5m3/h。

2号機T/B地下たまり水移送、12日から停止中。

3号機格納容器ガス管理システム排気中の水素ガス濃度、電源停止作業のためB系が11:00に欠測
3号機T/B地下たまり水移送、昨日14日に停止したが13:55に再開。雑個体廃棄物処理建屋へ。

4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置の弁点検にともない、プールの冷却を06:55-12:09に停止。停止時プール水温は21.0℃、再開時プール水温は同じく21.0℃。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日から運転していたがSARRYが起動したので11:12に停止
水処理装置、SARRY、滞留水移送ポンプの増設工事のため12日から停止していたが、工事が終わったので13:07に起動、13:55に定常流量に到達。

10:50頃、資機材搬出のため6号機R/B大物搬入口の内扉(横4.9m、高さ5.8m、重さ約5t。金属製の1枚扉で水門のように上下する)を開操作し扉が上昇している途中で、リミットスイッチ(扉の位置を適正な範囲に制限するもの)が脱落した(状況の詳細は調査中)。このため、停止ボタンを押したが扉が停止しなかったので、扉の電源を切り強制的に停止。これにより扉の上昇は停止したが、その後床面まで落下した。内扉本体は損傷したが、周辺機器および床面には異常は確認されず。また、内扉と昇降用チェーンとのつなぎ部にも損傷を確認。原因等は現在調査中。当該の個所は2011年8月に点検をしているが、その際は異常なかった。


その他


1-3号機R/B上部ダストサンプリングおよび格納容器ガス管理システムでのフィルターによるガスサンプリングの結果。1号機は6日、2号機は9日、3号機は12日に実施。福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 84.4KB)
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 76.2KB)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 77.0KB)
福島第一原子力発電所 1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.5KB)
福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 44.5KB)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 44.6KB)
3号機のガスサンプリングの結果が通常よりやや高めなので、再測定する予定。

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 79.2KB)

3号機使用済燃料プールで水没した燃料交換機マストの状況を撮影した動画を公開。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事における水中カメラによる使用済燃料プール内の調査について(2月13日撮影)(3:26)(動画)
詳細は13日を参照。

2012年11月30日に1号機R/B4階で空調ダクトの状況を確認した際の動画を公開。
福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋4階の調査映像(28:04)(動画)
国会事故調の報告書に、地震の際に1号機4階にいた作業者が出水を確認したという記述がある。これは、使用済燃料プールのスロッシングが原因であると考えている(2月8日参照)が、これについて現場の状況を確認しに行ったもの。(19日追記。18日に追加の説明あり)
1号機R/Bに入り、階段を3階まで上がり3階フロアを横断して反対側の階段を上がって4階に出る。05:15過ぎに右に見える壁の向こうに使用済燃料プールがある。この壁際の天井にある空調ダクトが問題の個所(左写真。公式動画の06:39)。ここのダクトのチャンバー部でオペフロから来ているダクトを切って閉止板でふさいであったが、それが外れているのがわかる(06:39「閉止板とんじゃってますよねー」の声)。スロッシングで大量のプール水が流れ込んできたため細いドレンラインでは排水が間に合わず、水撃で閉止板が外側に外れたたものと考えている。帰りがけにもう一度、見ている(12:55過ぎ)。どこがどう壊れてるのかいまいちわからない。
少し奥に行ったところにIC(非常用復水器。オレンジ色のがICの胴部)があり、給水ラインの弁の開度を確認している。途中(14:50過ぎ)、画面が白くなるのは誤って録画を停止したため(22日の会見より。途中で録画が途切れたのがわかるように、白い画面を挿入している)。
帰り道、3階フロアを横断するところでカナフレックスホースやプールの冷却に使ってたフレキシブルホースが見える。こんなところにも人が入って代替のラインを通してるんだ。
この動画の公開が遅くなったのは、この調査を担当した部署ではすでにこれが公開されたと勘違いしており、広報部ではこの動画の存在を確認しておらず、行き違いがあったため。1号機R/B4階に行ったのは何回あるかという質問が2月8日にあり、それを調べる過程で広報部がこの動画の存在を昨日確認した。
1号機R/B4階に行ったのは、この2012年11月30日とIC調査の2011年10月18日、それから、原子炉注水に関する機器の確認で補機冷却系の設備の状況を見るために2011年10月18日以前に2回(1回目は途中がガレキでふさがっていたので、そこで引き返してきた)の計4回を確認している。もしかしたら、これ以外にもあるかもしれない。
4階で出水があったという証言と、それがスロッシングのせいだと考えているという見解については、2012年7月5日に国会事故調報告書が提出された際の会見ですでに言及されている。

核種分析確報版(1月16-31日分)を公開。
当社福島第一原子力発電所における核種分析結果の確報版について(1月16日~1月31日公表分)(PDF)

明日16日、電源設備の点検・改造作業にともない4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置を停止する予定。プール水温は16:00で21℃、停止時のプール水温上昇率評価値は 0.38度/hで停止中のプール水温上昇は約4℃の見込み(運転上の制限値は65℃)。

来週18日からモニタリングポストの点検を実施する。平日の08:00-18:00の間に1台づつ数時間停止して順次実施していく。3月1日までに終了の予定。

昨日14日の全面マスクのフィルターが外れた件。その後の調査で、作業前にフィルターが付いていたことは確認しており、また、作業現場でフィルターが発見されている。さらに詳細な状況を調査中。

昨日14日の顔面等の汚染の件。作業中にマスクが曇ったので手で拭ったとのこと。その際にマスクが汚染され、作業終了後にマスクをはずす際に顔面等が汚染されたのではないか。測定場所のバックグラウンドが2500cpmで、左右のこめかみがそれぞれ5000cpmだった。詳細を調査中。


3号機のガレキ撤去や構台の設置は写真もほとんど出ないし、4号機との扱いの差は何なんだろう?


ニコ生
【2/15・17:30開始】東京電力 記者会見

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ドラえもん(@jaikoman)/2013年02月15日 - Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年02月16日 - Twilog

2013年2月14日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 107KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機トーラス室調査(1月25日参照)のためのR/B1階床の穿孔作業を昨日に続き実施し、穴が貫通した。
福島第一原子力発電所1号機トーラス室調査に伴う穿孔作業結果について(PDF 151KB)
直径200mmの穴が開いた。作業者の最大被ばく線量1.25mSv。貫通時に1階で水素は検出されず。トーラス室水面まで支障となる干渉物なし。穿孔前の雰囲気線量は約1mSv/h。穿孔後は、穴の上(床から1.2mの高さ)で約2mSv/h、トーラス室天井の高さで約210mSv/h。雰囲気線量は変わらなかったので、予定どおり調査を実施する。
(以下20日の会見より)穴開け位置を決める際に使用したトーラス室ドレン配管の図面は1998年6月のもの。

2号機T/B地下たまり水移送、12日から停止中。

3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.8KB)(2月22日公開)
12日の測定でやや高めの値だったので再測定したもの。
3号機T/B地下たまり水移送、12日から継続していたが13:38に停止。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日から運転中。
水処理装置、SARRY、12日から停止中。雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)からSARRYへの滞留水移送ポンプの増設工事(8日参照)を行うため、14日まで停止予定。

08:55頃、乾式キャスク仮保管設備で全面マスク着用で土木作業を行っていた作業者が、作業終了後に全面マスクのフィルタを付けていないことを確認。顔面、鼻腔、全面マスク内の汚染検査を行ったところ汚染は確認されず。WBCを受検し内部取り込みのないことを確認。なお、当該エリアの空気中放射能濃度の測定を行った結果、検出限界未満(検出限界値:3.9×10-6Bq/cm3)であり、マスク着用基準(2×10-4Bq/cm3)を超えていないことを確認。

13:10頃、2号機T/B1階で配管切断作業に伴う干渉物品移動作業を行っていた作業者が、作業終了後の汚染検査で顔面および全面マスク内面が汚染していることを確認。WBCを受検し内部取り込みのないことを確認。顔面部以外の身体および鼻腔について汚染検査を行い汚染がないことを確認。なお、当該エリアの空気中放射能濃度の測定を行った結果、3.4×10-4Bq/cm3であり、マスク着用基準(2×10-4Bq/cm3)を超えていることを確認。


その他


明日15日、4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置の弁点検にともない、プールの冷却を約10時間停止する。プー ル水温は16:00で21.0℃、停止時のプール水温上昇率評価値は0.38度/h、停止中のプール水温上昇は約4度の見込み(運転上の制限値は65℃)。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(2月14日 午後4時00分現在)(PDF、プレスリリース)

2013年2月13日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 95.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機トーラス室調査(1月25日参照)のためのR/B1階床の穿孔作業を実施。明日まで行う予定。
(以下14日の記者会見資料より)直径300mmの穴を床の厚みの途中まで開けた。最大被ばく線量1.43mSv。
福島第一原子力発電所1号機トーラス室調査に伴う穿孔作業結果について(PDF 151KB)(2月14日公開)

2号機T/B地下たまり水移送、昨日12日から停止中。

3号機使用済燃料プールに燃料交換機マストが水没したらしい件。10:36-14:24にプール内を水中カメラで調査し、マストを確認した。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事における水中カメラによる使用済燃料プール内の調査について(PDF 25.5KB)
マストは燃料ラック上のガレキの上で安定した状態にある。上端は既にあったガレキの上(写真右側がマスト上側)、下端は制御棒貯蔵ハンガーのところにある。燃料ラックやプールライナーには接触していない。燃料交換機からマスト部分が簡単に落ちたので(ここ、これで正しい?)、マストを吊って伸縮させるケーブルがそもそも切れていたのではないか。このため、マストは元々プール内である程度は伸びた状態にあり、その先端が制御棒貯蔵ハンガーの近くにあり上端は水面からちょっと出ていて全体が斜めになっていたのが倒れるように水没したのかもしれない。水没前にプール内でどのような状態にあったかについては、まだ確認していない。
今後は、水中のその他のガレキの状況確認を実施。その後、プールのカバーを設置する作業(2月4日参照)に入る。燃交機マストは安定した状態にあるのでそのままにする予定。
(以下15日の会見より)動画を公開。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事における水中カメラによる使用済燃料プール内の調査について(2月13日撮影)(3:26)(2月15日公開)
燃料ラックの上にのっているガレキに対して、マストの長さ方向のなかほどが浮いた状態にあるのがわかる(01:30過ぎ)。マストの下端が引っかかっている制御棒貯蔵ハンガーに制御棒が縦にたくさん並んでいるのが見える(02:30過ぎ)。
3号機T/B地下たまり水移送、昨日12日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、昨日12日から運転中。
水処理装置、SARRY、昨日12日から停止中。雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)からSARRYへの滞留水移送ポンプの増設工事(8日参照)を行うため、14日まで停止予定。


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第86報)(プレスリリース)

4号機R/B健全性確認の定期点検4回目。
福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋の健全性確認のための定期点検結果(第4回目)について(PDF 509KB)
2月4-12日に実施。前回11月(11月29日参照)の結果と変わらず。今回は、社外専門家1名の立ち会いのもと、「目視点検」および「コンクリート強度確認」の一部を実施するとともに、耐震解析を含めたこれまでの検討結果を確認して頂いた。
R/Bの柱や梁の一部で、爆発によりコンクリート表面が剥離して鉄筋が露出している。この露出した鉄筋にモルタルを吹き付ける劣化防止対策を3月頃から実施する。
14日の10時のNHKニュースで「プールの水面が水平なことを確認」って言ってた……


ニコ生
【2/13・17:30開始】東京電力 記者会見

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ドラえもん(@jaikoman)/2013年02月13日 - Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年02月14日 - Twilog

2013年2月12日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 106KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機の原子炉注水量が低下したので、15:30に調整
給水系2.3m3/h→2.5m3/h、炉心スプレー系1.8m3/h→2.0m3/h。

2号機T/B地下たまり水移送、6日から継続していたが10:15に停止。

3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 77.0KB)(2月15日公開)
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 44.6KB)(2月15日公開)
3号機T/B地下たまり水移送、1月24日から継続していたが10:25に停止。移送先をプロセス主建屋へ変更して11:02に再開。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、1月24日から停止していたが10:31に起動、10:44に定常流量に到達。下記の通りSARRYが停止したので、代わりに運転開始した。
水処理装置、SARRY、1月24日から運転していたが08:34に停止。雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)からSARRYへの滞留水移送ポンプの増設工事(8日参照)を行うため、14日まで停止予定。


その他


1号機トーラス室調査(1月25日参照)のためのR/B1階床の穿孔作業を明日13日に実施する予定。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(2月12日 午後3時00分現在)(PDF、プレスリリース)

2013年2月11日(月・建国記念の日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、6日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、1月24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、1月24日から停止中。
水処理装置、SARRY、1月24日から運転中。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(2月11日 午後3時00分現在)

2013年2月10日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、6日から継続中。

3号機使用済燃料プールで6日に燃交機マストが水没したらしい件。今日のプール水の放射能濃度は134Csが5.6×102Bq/cm3137Csが1.0×103Bq/cm3131IがND。
3号機T/B地下たまり水移送、1月24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、1月24日から停止中。
水処理装置、SARRY、1月24日から運転中。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(2月10日 午後3時00分現在)(PDF、プレスリリース)

2013年2月9日(土)

13:43に浜通りで震度4の地震。震源地は茨城県沖、震源の深さは33km、地震の規模(マグニチュード)は5.2。
震度分布図(気象庁)


今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機R/Bブローアウトパネル開口部でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 76.2KB)(2月15日公開)
2号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 44.5KB)(2月15日公開)

2号機T/B地下たまり水移送、6日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、1月24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、1月24日から停止中。
水処理装置、SARRY、1月24日から運転中。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(2月9日 午後3時00分現在)(PDF、プレスリリース)

2013年2月8日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.4KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機格納容器ガス管理システムの排気中の水素ガス濃度、B系が計器点検のため昨日から11:00の分を(10日訂正。ごめんなさい><)欠測
2号機T/B地下たまり水移送、6日から継続中。

3号機使用済燃料プールで6日に燃交機マストが水没したらしい件(下記参照)。今日のプール水の放射能濃度の分析結果は134Csが5.0×102Bq/cm3137Csが9.3×102Bq/cm3131IがND。
3号機T/B地下たまり水移送、1月24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、1月24日から停止中。
水処理装置、SARRY、1月24日から運転中。

共用プールダクトから集中廃棄物処理施設(高温焼却炉建屋)へのたまり水の移送を昨日開始したが08:18に終了。

1-4号機取水路前面エリア北側のシルトフェンスを07:15-07:25と08:25-08:35に開閉した。シルトフェンスを固定するワイヤーの補修作業(6日参照)のため。


その他


6日に実施した3号機R/B上部鉄骨ガレキ撤去作業で、使用済燃料プールの水面から出ていた燃料交換機のマストと思われるガレキが水没した可能性があると7日に判断した(詳細は7日を参照)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事における燃料交換機マストと思われる瓦礫の水没の可能性について(PDF 141KB)
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事における燃料交換機マストと思われる瓦礫の水没の可能性について(その2)(PDF 143KB)
福島第一原子力発電所3号機鉄骨トラス瓦礫撤去作業における燃料交換機マスト水没の可能性(0:42)(動画)
福島第一原子力発電所3号機鉄骨トラス瓦礫撤去作業における水中カメラ映像(下弦材分断)(1:00)(動画)

魚介類の調査結果。20km圏内の1月20日採取分と1F港湾内の1月18日カゴ漁分。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 121KB)
最高は港湾内のムラソイがCs合計で142,000Bq/kg。分析の都合上、獲れた魚のうち重さ200g以上の個体だけを分析している。獲れた数は1月28日の資料に載っている。
港湾内魚類の移動防止対策で、港湾口底刺し網と物揚場シルトフェンス(護岸のコンクリートブロックが魚礁となっているのでそこから魚が移動しないように)を2月8日に設置し運用開始している。

建屋周辺(1月21日現在)と敷地全体(2月5日現在)のサーベイマップを公開。
建屋周辺サーベイマップ【1月21日現在】(PDF)
敷地全体サーベイマップ【2月5日現在】(PDF)

2月1日の作業者が全面マスクにフィルターを付けていなかった件の調査結果。可能性として、1.作業開始前にマスクを受取った時にフィルターが付いていなかった、2.マスクを受取った後に本人が何かの理由でフィルターをはずした、3.作業中にフィルターが何かに当たって外れた、の3つを想定して調査したが、いずれも決め手なし。2は本人が否定、3はフィルターが二つとも付いていなかったので可能性としては低く、消去法で1が原因ではないか。マスクのフィルター装着を確認するという手順が明確にされていなかったことが分かったので、対策として、作業者同士のチェックをする、出入り口に姿見を置いて自分で確認する、などを検討。また、現場に出るところでのAPDの所持確認はすでに行っているが、マスクのフィルターも監視員がチェックすることを明示的に追加することも考えている。

水処理設備、SARRYへ高温焼却炉建屋から汚染水を移送するポンプを2台増設する。工事は1回目が2月12-14日、2回目が3月中旬の予定。これにともない、SARRYを12-15日に停止する。この間はキュリオンセシウム吸着装置を代わりに運転する予定。

実施計画の補正
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の補正について(2月7日プレスリリース)
12月7日に提出した実施計画についての審議結果を反映した。

国会事故調に発電所視察についてのスケジュール調整の中で誤った説明をした件。
平成25年2月7日付朝日新聞1、2面「東電、国会事故調に虚偽」について(2月7日公開、2月11日訂正)
1号機の非常用復水器(IC)の調査について事故調に説明する際に提示した映像を、R/Bカバー設置前に撮影されたものと説明の担当者が誤認しており、建屋内の明るさについて誤認に基づく説明をしていた。状況の詳細について調査中。今後、現場調査の指示等があれば真摯に対応していく。
2012/2/28、国会事故調査委員会において福島第一原子力発電所1号機 原子炉建屋内の状況をお見せした映像(2011/10/18撮影) (再生時間:21:34)(動画、2月7日公開)
国会事故調に提示した動画。人名が映っているので画像処理をしているが、この関係で画面が一部切れている(後日この部分を修正したものを掲載する)。1号機ICの調査時の動画は2011年10月21日に公開しているが、それには行き帰りの部分はなかった。
この件に関する報道では事故時に4階で作業者が水漏れを確認しているとあるが、これは使用済燃料プールのスロッシングが原因であると考えている。プール水面のすぐ上に吸気口がある換気ダクトがあって、地震時のスロッシングでこのダクトから下の階へ水の回り込みが起きることが中越沖地震の経験から分かっていたので、ダクトの途中に閉止板を付けて水の回り込みを防ぎ、ドレンで水を落とすようになっている。今回の地震では大量の水がダクトに入り込んだためこの閉止板がぬけて4階へプール水が流出したものと考えている。また、ICが地震によって損傷した可能性については、ICが地震後津波が来るまで正常に機能していたことは各種データから確認している。
2011年10月18日以降に1号機R/B4階へ行ったのは、2012年11月30日に1回。この時は使用済燃料プールに関して空調ダクトの損傷状況の確認等をしている。それってそのプールのスロッシングの話?←その通り。その時の動画が2月15日に公開された

今日の会見の感想を一言だけ。朝日新聞の記者は本当にはしたなくて嫌い(ただしコン記者を除く)。


ニコ生
【2/8・17:30開始】東京電力 記者会見

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2013年2月7日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.1KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機格納容器ガス管理システムの排気中の水素ガス濃度、B系が計器点検のため11:00の分を(10日追加。ゴメンナサイ><)欠測昨日まではA系だった。
2号機T/B地下たまり水移送、昨日6日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、1月24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、1月24日から停止中。
水処理装置、SARRY、1月24日から運転中。

共用プールダクトから集中廃棄物処理施設(高温焼却炉建屋)へのたまり水の移送を17:00に開始。1月30日、2月4日と開始しているけど、いつ終了してるんだ?←8日に終了だった。他の日も滞留水の資料に書いてあった。見落としてた。

所内共通D/G(A)のM/C母線停止作業にともない、共用プール冷却浄化系が14:12-15:18に停止。冷却停止時プール水温は18.3℃、再開時は18.4℃。


その他


(以下8日の会見より)昨日6日に実施した3号機R/B上部鉄骨ガレキ撤去作業で、使用済燃料プールの水面から出ていた燃料交換機のマストと思われるガレキが水没した可能性があると今日判断した。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事における燃料交換機マストと思われる瓦礫の水没の可能性について(PDF 141KB)(2月8日公開)
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事における燃料交換機マストと思われる瓦礫の水没の可能性について(その2)(PDF 143KB)(2月8日公開)
作業前後の画像をチェックして判明した。マストの重さは1.5t、長さは5-23m(伸縮する)。今後、水中カメラを使ってプールの中の様子と燃料交換機マストと思われるガレキの状態を調査する。なお、6日の作業前後で、ガレキ落下時に確認する5項目(スキマーサージタンク水位、オペフロ上の雰囲気線量、プール水面の様子、モニタリングポストの値、プール水の放射能濃度。ガレキ落下時の対応については2012年10月3日の報告書の通し番号で16頁参照)に有意な変化はない。プール水の放射能濃度は以下の通り:
2月5日 134Csが5.0×102Bq/cm3137Csが9.0×102Bq/cm3131IがND
2月7日 134Csが5.3×102Bq/cm3137Csが9.6×102Bq/cm3131IがND
福島第一原子力発電所3号機鉄骨トラス瓦礫撤去作業における燃料交換機マスト水没の可能性(0:42)(動画、2月8日公開)
ガレキ撤去作業中の空中カメラの映像。00:10過ぎにガレキが水中に没しているのが分かる。鉄骨ガレキが分断した後に水没したが、両者の因果関係は今のところ不明。すごいハデに落ちてるよ。作業中に気付かなかった?←3月5日追記:規制委との面談の資料(PDF)によれば、作業時はこぶし大のガレキが落下したのだと認識していたらしい。
福島第一原子力発電所3号機鉄骨トラス瓦礫撤去作業における水中カメラ映像(下弦材分断)(1:00)(動画、2月8日公開)
水中カメラの映像。ガレキが分断した時の様子。00:30あたりでガレキが一瞬見えて、それが下ではなく上へと動くのが見える。カメラは水面下2mほどにあり、8mの深さにある燃料ラックにはこのガレキは届いていないと考えている。
(以下14日追記)3号機使用済燃料プールに落ちている燃料交換機関係のガレキの調査は去年10月に行われている。ガレキの位置関係や燃料交換機のイメージについて以下の資料に記載あり。
福島第一原子力発電所3号機使用済燃料プールの内部調査 (10月11・12日実施)による燃料交換機の状況の推定(PDF 134KB)(2012年10月15日公開)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(2月7日 午後3時30分現在)(PDF、プレスリリース)

2013年2月6日(水)

10:12に南太平洋(サンタクルーズ諸島)で地震。地震の規模(マグニチュード)は8.0。これにより、14:41に福島県に津波注意報を発表、22:45に解除。
気象庁 平成25年2月6日10時12分頃の南太平洋で発生した地震について

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.8KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

津波注意報(到達予想時刻17:30、予想高さ0.5m)が14:41に発表されたので、15:49に護岸付近にいる作業者に対して高台に避難するよう周知。到着予定時刻における海側エリアでの作業予定はなかった。
(以下、7日の記者会見資料より)21:40に異常のないことを確認。2Fで観測された津波は19:53に20cm(プラス13cm、マイナス7cm)、21:15 に18cm(プラス 17cm、マイナス1cm)。1Fの潮位計は壊れたままって前に言ってたな。

1号機R/Bカバーでダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 84.4KB)(2月15日公開)
1号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.5KB)(2月15日公開)

2号機格納容器ガス管理システムの排気中の水素ガス濃度、A系が計器点検のため
昨日から11:00の分を(10日訂正。ごめんなさい><)欠測
2号機T/B地下たまり水移送、2日から停止していたが13:42に再開。

3号機R/B上部ガレキ撤去作業で、大物の鉄骨ガレキを撤去した。
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事 鉄骨トラスがれきの撤去について(PDF 166KB)
鉄骨ガレキは建屋の屋根トラスで長さが約20m、重さ13t。10:37に作業開始。鉄骨をクレーン2台で1ヵ所づつ計2ヵ所を把持して持ち上げたところ、13:01に鉄骨が大小2つに分断した。大きいほうは下端がプールの中にとどまり、小さいほうは空中にぶら下がる形となり、まずは小さいほうを13:09に撤去。空いたクレーンで大きいほうの下端に近いところを13:18に把持し、14:06にR/B南側ヤードに下ろして作業完了。水中および気中のカメラでガレキの挙動を監視しており、分断によるガレキの挙動は燃料ラックやプールライナーに影響するものではないことを確認している。また、プール上部の雰囲気線量やプール水位、モニタリングポストの値は作業前後で有意に変化せず。今後、水中カメラでプール内の状態を確認する。ガレキの表面線量は60mSv/h。
撤去した鉄骨の重さはクレーン1台でも持ち上げられるものだったが、持ち上げた鉄骨のバランスを保つために2台で2ヵ所の把持とした。このことが、結果的に鉄骨の分断という事態への対応を可能とした。また、去年9月22日の鉄骨滑落事故の教訓として、事前に対応をよく練ったり、クレーンによる鉄骨の扱いに習熟したことも役立った。
3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、上記の鉄骨ガレキ撤去作業のため09:39-16:01に停止。冷却停止時プール水温は10.5℃、再開時は10.6℃。
3号機T/B地下たまり水移送、1月24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、1月24日から停止中。
水処理装置、SARRY、1月24日から運転中。フィルター洗浄のため08:22-12:28に停止、起動後13:13に定常流量に到達。

使用済燃料乾式キャスク仮保管設備でのコンクリートモジュール組立て作業(2月4日参照)を開始。

その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第85報)(プレスリリース)
表の資料の中央上、各処理水受けタンクの容量と貯蔵量のところの一番下に「処理水貯槽」の項目を追加。すでに出来上がっていてまだ処理水を入れていないタンク等の容量を示す。2月1日に地下貯水槽を1基、運用開始している。

今日から予定していた使用済燃料乾式キャスク仮保管設備でのコンクリートモジュール組立て作業(2月4日参照)は、悪天候のため中止。(6日より開始した。7日の記者会見資料で訂正)

港湾内の魚類の移動を制限するために湾口付近に刺し網を設置する件(1月18日参照)、今日実施する予定だったが、悪天候のため中止。

7日の所内共通D/G(A)のM/C母線停止作業に伴い、共用プール冷却浄化系(A系)二次系のエアフィンクーラーを停止する予定であり、これにより共用プール冷却浄化系水の冷却機能が停止する。共用プール水温は15:00で18.8℃、停止中の温度上昇評価値は約1度。

1-4号機取水路前面エリア北側のシルトフェンスの開閉を8日に予定。2号機取水口に2重に設置してあるシルトフェンスのうち、内側の1枚を固定しているワイヤーの片方が損傷していることを確認したので、1、2、4号機取水口シルトフェンスのワイヤーの補修作業を実施する(3号機は、昨年11月シルトフェンス交換時に補修済)。この作業のため、作業船をシルトフェンス内に入れる。1日で作業完了の予定。3号機シルトフェンス交換は2012年11月12、19日参照。

作業者にアンケートを実施する。
作業環境の改善に向けたアンケートへの協力のお願いについて(PDF 37.7KB)
今回は作業環境の改善に関してもの。元請26社を通じて依頼。4月末から5月初めにかけて集約する。前回のアンケートは秋に実施した就労実態に関するもの(2012年12月3日参照)。

2Fの復旧計画の進捗
福島第二原子力発電所復旧計画の進捗状況について(平成25年1月)(PDF、プレスリリース)
2号機の復旧計画は完了。これで、2-4号機が完了している。1号機は1月末時点で進捗割合70%。

群馬県との連絡体制等に関する覚書の締結について(プレスリリース)

今日の1Fは雪。



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【2/6・17:30開始】東京電力 記者会見

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ドラえもん(@jaikoman)/2013年02月06日 - Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年02月07日 - Twilog

2013年2月5日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 17.2KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機格納容器ガス管理システムの排気中の水素ガス濃度、A系が計器点検のため11:00の分を(10日追加。ごめんなさい><)欠測
2号機T/B地下たまり水移送、2日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、1月24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、1月24日から停止中。
水処理装置、SARRY、1月24日から運転中。

昨日4日に共用プールダクトから集中廃棄物処理施設(高温焼却炉建屋)へのたまり水の移送を開始したが08:30に停止。


その他


3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置を6-7日に停止する予定。プール上の鉄骨ガレキ撤去(4日参照)のため。停止期間は最大で約30時間、この間の温度上昇評価値は約5度。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(2月5日 午後3時00分現在)(PDF、プレスリリース)

2013年2月4日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.4KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1、3号機の原子炉注水量が低下したので、14:47に調整
1号機:給水系2.4m3/h→2.5m3/h、炉心スプレー系1.9m3/h→2.0m3/h。
3号機:給水系1.8m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系3.3m3/h→3.5m3/h。

2号機T/B地下たまり水移送、2日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、1月24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、1月24日から停止中。
水処理装置、SARRY、1月24日から運転中。

共用プールダクトから集中廃棄物処理施設(高温焼却炉建屋)へのたまり水の移送を17:10に開始。


その他


3号機R/B上部ガレキ撤去作業で、大物の鉄骨ガレキ(建屋の屋根トラス)撤去を6日に行う。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事(PDF 249KB)
この鉄骨を撤去するのに干渉するガレキの撤去を行ってきた。準備が整ったので、実施する(実施日は天候等により変更あり)。
この撤去作業後は、建屋の海側(東側)にまだ立っているコンクリート柱の撤去に移る。この際にコンクリート片などがプールの中に落ちるのを防ぐために、プールに養生用のカバーをかける。柱の撤去が終わったら、再びオペフロの鉄骨の取り下ろし作業になる。

乾式キャスク仮保管設備の建設は、現在、基礎工事とクレーン設置工事等をおこなっている。これと並行しておこなってきたコンクリートモジュールの部品製作が完了したので、明日、現地へ搬入する。明後日6日からモジュールの組み立てを開始する。その後、準備が出来次第、乾式キャスクの搬入を開始する予定。

1月24日の火災(運用補助共用施設(共用プール建屋)地下1階で清掃機器(ポリッシャー)の電源ケーブルから発煙)の件。その後の調査で、電圧100Vのポリッシャーに、電圧200Vの仮設照明用分電盤の仮設ケーブルをつないで使用したことが、火災の直接的な原因であったことを確認。対策として、作業用電源を使用する場合は、当社監理員に対して使用前に許可を得ること、および使用電圧を確認することを、関係者を含めた作業員へ周知。本来なら電源に電圧等の表示をしておくべきだったが、当該の仮設照明用分電盤は事故直後に設置されたもので表示が不十分だった。類似個所がないか点検をしたが、ここだけだったので、表示をつけた。


ニコ生
【2/4・17:30開始】東京電力 記者会見

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ドラえもん(@jaikoman)/2013年02月04日 - Twilog

2013年2月3日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、昨日2日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、1月24日日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、1月24日から停止中。
水処理装置、SARRY、1月24日から運転中。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(2月3日 午後3時00分現在)(PDF、プレスリリース)

2013年2月2日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機復水貯蔵タンク(CST)内の水の1号機廃棄物処理建屋への移送作業、09:20-15:25に実施。CST復旧のため28日から断続的に実施してきたが今日で終了。

2号機T/B地下たまり水移送、1月27日から継続していたが09:55に停止。。

3号機T/B地下たまり水移送、1月24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、1月24日から停止中。
水処理装置、SARRY、1月24日から運転中。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(2月2日 午後3時00分現在)(PDF、プレスリリース)

2013年2月1日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 163KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2月の原子炉の冷却に必要な注水量を、1号機が2.6m3/h、2号機が3.6m3/h、3号機が3.5m3/hとし、運用を開始。

1号機復水貯蔵タンク(CST)内の水の1号機廃棄物処理建屋への移送作業、06:41-17:15に実施。CST復旧のため28日から断続的に実施中。

2号機T/B地下たまり水移送、1月27日から継続中。

3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置をR/B上部ガレキ撤去作業にともない28日から停止(夜間は起動)していたが、作業が終了したので16:52に起動。起動時プール水温は11.5℃。停止期間は2月1日までの予定だったが、作業終了にともない今日から運転再開。
3号機T/B地下たまり水移送、1月24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、1月24日から停止中。
水処理装置、SARRY、1月24日から運転中。

1月19日の旧水処理建屋内に設置している使用済燃料プール水補給用ろ過水ヘッダの弁本体よりろ過水が漏えいした件。今日までに旧水処理建屋内の弁に保温材の取付けが完了。漏えい個所に施した閉止板取付部の漏えい確認を行い、異常がないことを今日11:32に確認。

旧展望台エリアで全面マスクを着用して土木作業を行っていた作業者が、作業終了後にマスクのフィルタを付けていないことを11:30頃に確認。顔面、鼻腔、全面マスク内の汚染検査では汚染なし。WBCの測定で内部取込みのないことを確認。なお、当該作業エリアの空気中放射能濃度を測定したところ6×10-6Bq/cm3未満であり、マスク着用基準(2×10-4Bq/cm3)を超えていないことを確認した。経緯の詳細等を調査中。調査結果は2月8日。


その他


月初めなので、温度計の信頼性評価を規制委員会に報告。
福島第一原子力発電所1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(平成25年2月提出)(プレスリリース)
2号機のTE-16-114R#2(格納容器雰囲気温度計)を「監視に使用可」から「参考に使用」へ区分変更(すでに1月23日に報告があった件)。

トレンチ内のたまり水の調査(平成24年度分)の結果。
福島第一原子力発電所のトレンチ内で発見された放射性物質を含む溜まり水の点検(平成24年度)について(PDF 188KB)
2011年12月18日に発見された共用プールダクトのたまり水をきっかけに2012年初旬に実施されたトレンチ内のたまり水調査(3月30日報告)を今年度も実施。たまり水が確認されたトレンチ等は全部で16個所、たまり水のCs濃度はすべて101Bq/cm3レベル以下だった。点検の結果、特に異常なし。

写真2145枚を公開
映像リスト(PDF 113KB)
前回2012年9月11日に公開した以降に集まったものの内、核物質防護上公開できない849枚を除いて公開。
通常は管理区域にカメラ等を持ち込む際は登録が必要だが、現状では管理区域の出入り口にゲートがなくカメラ等の持ち込みは厳密な管理が出来ていない。撮影したものについてもすべてを把握できていない。
(01)爆発後の3号機原子炉建屋の外観:
(03)2号機原子炉建屋の外観(1):ブローアウトパネル開口部から蒸気が出ているのが見える。
(06)乾式貯蔵キャスク保管建屋の状況(1):建屋内に津波が侵入した後の様子。
(07)3号機原子炉建屋への放水状況(1):自衛隊の高圧放水車による放水の様子。
(11)3号機原子炉建屋への放水状況(2):同上
(16)3号機原子炉建屋への放水状況(3):東京消防庁のハイパーレスキュー隊による放水。
(20)3号機原子炉建屋からの発煙の状況:R/B上部から水蒸気が上がっている。
(21)4号機原子炉建屋周辺の状況と放水準備作業の状況:使用済燃料プールへ放水するためのコンクリートポンプ車(キリン)を持ってくるために建屋周辺のガレキ処理をしてキリンがやってくるところ。最後はキリンのブーム先端に付けたカメラの映像。
(22)4号機原子炉建屋への放水準備作業の状況(1):キリンのブームが伸びて放水が始まるところ。
(24)4号機原子炉建屋への放水状況:キリンへの水の供給。車体後部の水の受け口に水を入れている。
(25)5・6号機原子炉建屋地下階における滞留水の状況:建屋地下の水位が上がって建屋の損傷を防ぐための処置につながった。
(34)1~4号機海側エリアの状況(2):ガレキ撤去、穴埋めなど。
(36)3号機周辺の状況(2):ガレキ撤去等。
(45)ハイパーレスキュー消防車による物揚場からの海水取水の状況:海水を吸い上げているところ。
(46)1・2号機開閉所へのアクセス道路整備の状況:付近の倉庫の壁が爆発の影響で外れている。
(55)バージ船入港の状況:米軍から供与されたバージ船を自衛隊が運用して水を供給した際のバージ船入港の様子。
(64)コンクリートポンプ車取付カメラによる1号機原子炉建屋上部の状況(1):コンクリートポンプ車ゾウ(大キリン)のブーム先端のカメラでR/B屋上を見下ろしたところ。オペフロ上に屋根のガレキが落ちている。
(69)2号機取水口付近における汚染水の流出・止水対策の状況(1):トレンチのピットを閉塞する作業の様子。
(77)4号機原子炉建屋への放水準備作業の状況(2):4号機にゾウ(大キリン)を持ってきて放水する準備。
(78)コンクリートポンプ車取付カメラによる4号機原子炉建屋上部の状況および放水状況:ゾウ(大キリン)のブーム先端に付けたカメラの映像。
(79)2号機取水口付近における汚染水の流出・止水対策の状況(凝固剤注入状況):凝固剤を圧入する作業により止水が成功する様子。
(81)遠隔操作重機によるガレキ撤去作業の状況(1):重機を導入してガレキ撤去をおこなう。
(83)飛散防止剤散布の状況ほか:緑色のが飛散防止剤。放射性物質の舞い上がりを防ぐ。
混んでて見られなーい。ので、見ないで会見での解説を垂れ流し。

保安規定の変更認可申請の補正
当社福島第一原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可申請の補正について(プレスリリース)
1月11日に提出している申請に追加。施設運営計画(その2)(改訂2)の変更について規制委の評価が終了した(12月25日の件?)ので、その内容を反映させる。現在乾式貯蔵キャスク保管建屋にある乾式キャスクを乾式キャスク仮保管設備へ移動させる予定で、それに関連する個所を変更。

明日以降、4号機R/Bの健全性確認調査を実施する。3ヶ月に1回実施しているもの。今度で4回目。


ニコ生
【2/1・17:30開始】東京電力 記者会見