リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2019年5月31日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は25.9m3、格納容器圧力は0.02kPa(gage)。

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、配管清掃および空気圧縮機の取替を実施するため、27日より運転を停止中。運転再開は6月13日20:00の予定。24日参照。
2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)(6月10日公開)


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(27日採取)と集水タンクNo.5(25日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が700Bq/L、第三者機関が760Bq/L。明日6月1日に排水の予定。

月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省へ提出。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況(PDF)
4月の最大被曝線量は6.82mSv、平均値は0.28mSv(APD値)。


2019年5月30日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は25.9m3、格納容器圧力は0.02kPa(gage)。

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、配管清掃および空気圧縮機の取替を実施するため、27日より運転を停止中。運転再開は6月13日20:00の予定。24日参照。

地下水バイパス、10:01に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、31日の日報より)15:44に排水を停止。排水量は1589m3

サブドレン他水処理施設、10:43に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、31日の日報より)17:26に排水を停止。排水量は1003m3


その他


地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その1) (78.2KB)(PDF)
2015年11月12-16日と2019年4月18日-5月23日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2) (78.3KB)(PDF)
27日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第66回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(5.04MB)(PDF)
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(6.32MB)(PDF)
【資料3-1】汚染水対策(14.6MB)(PDF)
【資料3-2】使用済燃料プール対策(2.80MB)(PDF)
2号機燃料取り出し⼯法の検討状況について(通しで4頁)。オペフロ調査の結果(2月28日参照)、線量が想定より低かったので、予定していたR/Bオペフロ上部解体案(プランA、2015年11月26日参照)の他に、オペフロ上部をそのまま残して南側に構台を設置し、オペフロ南側を開口して燃料取り出し用設備を搬入する案(プランB)を検討していく。オペフロ上部を解体しない工法のメリットは、ダスト飛散抑制(解体工事および燃料取出し作業中)、解体工事における被曝量低減、雨水流入防止、工事ヤード調整(主な工事ヤードがR/B南側となるため、他工事で西側ヤードを共有しやすい。オペフロ上部解体・カバー架構設置では西側・南側ヤードを占有することになる)。
1/2号機排気筒解体⽤クレーンの⾼さ調整作業について(8頁)。12頁に吊り上げ高さが計画と一致しなかった理由(東電がエイブルに計画初期に提出した書類(他工事でゼネコンが使用していたもの)が誤っていた、4月に排気筒内部等の調査を実施した際にクレーン高さに余裕がなかったのでエイブルがクレーンのメンテ会社に問い合わせたが、正しい情報を提供されたもののエイブルがそれを正しく理解していなかった、等)。対策として、クレーンのアームを起こして排気筒に近寄る方法(13頁)を採用する。採用の理由は14頁(安全性・作業性、被曝量低減、他の作業への影響)。クレーンを前進させる場所には段差があるため、路盤整備(鉄⾻の敷並べ・砕⽯埋め・鉄板敷設)を行う(15頁)。クレーンの移動先にサブドレンNo.208があるので、クレーン移動にともないこのサブドレンの運転を休止する(休止の影響については22、23頁)。排気筒高所部の解体が完了後、速やかにクレーンを元の位置に戻してサブドレンを復旧する計画とする(休止期間は2ヶ月)。全体のスケジュールは16頁。路盤整備に2カ月程度を要する見通し。解体工事は7月下旬着手を目標、今年度第4四半期に完了を目指す。この工程遅れにより、排気塔解体後に予定している1、2号機廃棄物処置建屋雨水対策工事の着手時期が遅れる見込み。両工事の短縮ならびに並行作業について検討する。
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(5.85MB)(PDF)
1号機X-2ペネトレーションからの原⼦炉格納容器内部調査(通しで21頁)。X-2ペネ外扉の穿孔が全3カ所終了しした。
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(1.49MB)(PDF)
【資料3-5】循環注水冷却(4.51MB)(PDF)
2号機燃料デブリ冷却状況の確認試験(STEP2)の結果(速報)(通しで3頁)2018年11月8、29日参照。STEP2を13-24日に実施(STEP1は4月2-16日に実施、速報結果は4月25日参照)。注水停止中の圧力容器底部(温度計TE-2-3-68R)の温度上昇率は0.2度/hと概ね予測と同程度。その他の圧力容器底部温度や格納容器温度の挙動も概ね予測通り。格納容器ガス管理システムのダスト濃度に有意な上昇なし。希ガスモニターは注水量増加後も有意な上昇なく、原子炉は未臨界を維持した。
【資料3-6】環境線量低減対策(7.22MB)(PDF)
【資料3-7】労働環境改善(873KB)(PDF)
【資料4】その他(4.05MB)(PDF)


動画
2019/5/30(木) 中長期ロードマップ進捗状況について(1:48:41)(本家中継録画)

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年5月30日 - Twilog
05/30のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年5月29日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は25.8m3、格納容器圧力は0.01kPa(gage)。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 1.5m3/h、炉心スプレー系 1.5m3/h
・2号機 給水系 1.5m3/h、炉心スプレー系 1.5m3/h
・3号機 給水系 1.5m3/h、炉心スプレー系 2.0m3/h
今日11:17に実施した変更は以下の通り:
・1号機 給水系 2.0m3/h→1.5m3/h
・3号機 炉心スプレー系 2.0m3/h→1.5m3/h
これで元の注水状況に戻り、2号機燃料デブリ冷却性確認に伴う原子炉注水量変更操作は終了した。
2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、配管清掃および空気圧縮機の取替を実施するため、27日より運転を停止中。運転再開は6月13日20:00の予定。24日参照。


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。27日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1300Bq/L。

地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF)
21日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日30日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(25日採取)と集水タンクNo.4(23日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が730Bq/L、第三者機関が780Bq/L。明日30日に排水の予定。




2019年5月28日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は25.8m3、格納容器圧力は0.00kPa(gage)。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日10:50に実施した変更は以下の通り:
・1号機 給水系 2.5m3/h→2.0m3/h
・3号機 炉心スプレー系 2.4m3/h→2.0m3/h
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 2.0m3/h、炉心スプレー系 1.5m3/h
・2号機 給水系 1.5m3/h、炉心スプレー系 1.5m3/h
・3号機 給水系 1.5m3/h、炉心スプレー系 2.0m3/h
2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、配管清掃および空気圧縮機の取替を実施するため、昨日27日より運転を停止中。運転再開は6月13日20:00の予定。24日参照。

サブドレン他水処理施設、10:15-15:06に一時貯水タンクから排水を実施。排水量は723m3

16:35頃、5・6号機RO装置(逆浸透モジュール1B入口付近)から水が漏えい(20cm×20cmが2カ所)していることを発見。漏えいした水は堰内にとどまっており、漏えいは停止している。漏えいしたのは5・6号機TBたまり水であり、至近の分析結果は以下の通り(分析日5月13日):
 134Cs:2.6Bq/L
 137Cs:4.1×101Bq/L
全β:1.9×103Bq/L
漏えい水の拭き取りは17:37に完了。
福島第一原子力発電所5.6号機滞留水淡水化装置からの漏えいについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所5.6号機滞留水淡水化装置からの漏えいについて(続報)(報道関係各位一斉メール)

19:00頃、構内において現場へ移動中に作業者が体調不良をうったえた。入退域管理棟救急医療室の医師の診察を受けたところ、緊急搬送の必要があると診断されたため20:25に、救急車を要請。
体調不良者の発生について(報道関係各位一斉メール)


その他

4月のR/Bからの追加的放出放射能量の評価結果
原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果(PDF)
1-4号機R/Bからの放出は1.4×104Bq/h未満で、放出管理の目標値(1.0×107Bq/h)を下回っていることを確認。また、これによる敷地境界の空気中放射能濃度は134Csが2.0×10-12Bq/cm3137Csが2.4×10-12Bq/cm3であり、これが1年間継続した場合の敷地境界における被曝線量は0.00022mSv未満となる。評価の詳細は3頁以降。評価方法は2015年4月30日を参照。

魚介類のサンプリング結果
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く)(PDF)

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。23日採取(25日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)


2019年5月27日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は25.9m3、格納容器圧力は0.03kPa(gage)。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 2.5m3/h、炉心スプレー系 1.5m3/h
・2号機 給水系 1.5m3/h、炉心スプレー系 1.5m3/h
・3号機 給水系 2.0m3/h、炉心スプレー系 2.4m3/h
今日11:27に実施した変更は以下の通り:
・1号機 炉心スプレー系 1.7m3/h→1.5m3/h
・3号機 給水系 2.0m3/h→1.5m3/h
11:00の2号機圧力容器底部温度は24.8℃(事故後に設置した温度計TE-2-3-69Rの温度)
2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、配管清掃および空気圧縮機の取替を実施するため、10:13に運転を停止。停止時のプール水温は27.1℃。運転再開は6月13日20:00の予定。24日参照。

10:00頃、雑固体廃棄物焼却設備建屋1階焼却設備室A系で水が漏えいしてるのを発見。
福島第一原子力発電所 雑固体廃棄物焼却設備建屋における水漏れについて (115KB)(PDF)
水たまりの大きさは約30m×8m×深さ1mmで室内にとどまっていた。10:02に当該装置の停止操作を開始(B系は設備点検のため停止中)。10:43にA系に関わる焼却設備補機冷却水系を隔離し、12:10に漏えい停止と判断。漏えい量は水たまりの大きさから約240Lと推定、18:40に回収作業が完了。
漏えいしたのは、水たまりの状況(二次燃焼器の下にあるドラム缶(焼却灰を受けるドラム缶?)の中に水がたまっており、そこから水が流れている)から、二次燃焼器(資料左下図。焼却炉で燃やした後に、ダイオキシンの発生を抑制するためにさらに燃焼をおこなう装置。資料右下写真は、二次燃焼器の下から排ガス冷却器の方を見て撮影)を冷却するための冷却水と推定している。この冷却水は二次燃焼器を外側から冷却するが、この水が燃焼器の内部に漏えいしたものと考えている。冷却水にはろ過水を使っているが、漏えい水は燃焼器の中を通って漏えいしたため、中の焼却灰を含んでおり汚染している。
漏えいした水の分析結果は、以下のとおり:
 134Cs:2.8×102Bq/L
 137Cs:3.8×103Bq/L
全β:4.2×103Bq/L
トリチウム:検出限界値未満(検出限界値:8.1×101Bq/L)
装置が冷えるのを待って、漏えい原因について調査をおこなう。
福島第一原子力発電所 雑固体廃棄物焼却設備建屋における水の漏えいについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 雑固体廃棄物焼却設備建屋における水の漏えいについて(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 雑固体廃棄物焼却設備建屋における水の漏えいについて(続報2)(報道関係各位一斉メール)


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 403 報)(PDF)
建屋貯蔵量(左下表)、建屋地下たまり水水位を低下させたので減っている。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(23日採取)と集水タンクNo.3(21日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が740Bq/L、第三者機関が790Bq/L。明日28日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。16-22日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)
降雨の影響で増えている。

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画 変更認可申請書(PDF)
変更:5・6号機浄化ユニット処理水の構内散水について。浄化ユニット増設(2017年9月28日、2018年6月25日参照)にともない、増設した浄化ユニットで浄化処理した水についても従来の処理水と同様に構内で散水することについて、申請するもの。
提出日は21日でした

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画 変更認可申請書(PDF)
変更:中低濃度タンク(G4北,G5エリアフランジタンク)の撤去。
提出日は22日でした


動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年5月27日 - Twilog
05/27のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年5月26日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.0m3、格納容器圧力は0.02kPa(gage)。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 2.5m3/h、炉心スプレー系 1.7m3/h
・2号機 給水系 1.5m3/h、炉心スプレー系 1.5m3/h
・3号機 給水系 2.0m3/h、炉心スプレー系 2.4m3/h
11:00の2号機圧力容器底部温度は25.0℃(事故後に設置した温度計TE-2-3-69Rの温度)

(以下、「3号機使用済燃料プールからの燃料取り出し」のページより)3号機燃料取出し作業、燃料移動訓練中に模擬燃料を把持した状態でマストの旋回ができないことを確認した。マストが旋回できない原因を、マスト旋回用水圧の調整不足と推定し、マスト旋回用水圧調整弁の開度を調整したところ、マストが問題なく旋回できることを確認。

サブドレン他水処理施設、10:00-15:34に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は831m3




2019年5月25日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は25.9m3、格納容器圧力は0.01kPa(gage)。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 2.5m3/h、炉心スプレー系 1.7m3/h
・2号機 給水系 1.5m3/h、炉心スプレー系 1.5m3/h
・3号機 給水系 2.0m3/h、炉心スプレー系 2.4m3/h
11:00の2号機圧力容器底部温度は24.8℃(事故後に設置した温度計TE-2-3-69Rの温度)


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。23日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1300Bq/L。No.9はポンプ点検により採取中止。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(21日採取)と集水タンクNo.2(19日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が760Bq/L、第三者機関が810Bq/L。明日26日に排水の予定。




2019年5月24日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は25.9m3、格納容器圧力は0.02kPa(gage)。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 2.5m3/h、炉心スプレー系 1.7m3/h
・2号機 給水系 1.5m3/h、炉心スプレー系 1.9m3/h
・3号機 給水系 2.0m3/h、炉心スプレー系 2.4m3/h
今日11:08に実施した変更は以下の通り:
・2号機 炉心スプレー系 0.0m3/h→1.5m3/h
・2号機 給水系 3.0m3/h→1.5m3/h

サブドレン他水処理施設、10:17-14:47に一時貯水タンクCから排水を実施。排水量は671m3


その他


2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、配管清掃および空気圧縮機の取替を実施するため、27日10:00-6月13日20:00に運転を停止する予定。
24日05:00現在のプール水温は25.0℃、停止期間終了時点で約45.8℃と評価。

水処理設備内の処理水分析結果。採取箇所は2011年11月18日の資料を参照。
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF)



2019年5月23日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.0m3、格納容器圧力は0.03kPa(gage)。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 2.5m3/h、炉心スプレー系 1.7m3/h
・2号機 給水系 0.0m3/h、炉心スプレー系 3.0m3/h
・3号機 給水系 2.0m3/h、炉心スプレー系 2.4m3/h
11:00の2号機圧力容器底部温度は25.7℃(事故後に設置した温度計TE-2-3-69Rの温度)

地下水バイパス、09:59に一時貯留タンクGr2から排水を開始
(以下、24日の日報より)15:59に排水を停止。排水量は1685m3


その他


1/2号機排気筒解体に向けた調整状況。
福島第一原子力発電所1/2号機排気筒解体に向けた調整状況について (181KB)(PDF)
11日に実施したクレーン高さの現場合わせの概要(1頁)。クレーンから解体装置の高さを模擬した調査機材(1頁図中央、右上写真)を吊り下げて現場合わせをおこなったところ、機材の下端が排気筒頂部よりも約1.3m上にくる計画だったのが、実際には約1.6m下になった(合計で約3m、計画と差が生じた)。
その後の光波による実測等の結果、クレーンアームの角度は設定値通りだったことを確認。一方、クレーンの最大巻き上げ時のワイヤー長さ(クレーン先端からフック上端まで)が、計画の約4mに比べて実際には約8mあったことが判明。ワイヤーの過巻き上げ防止用リミットスイッチの形式を正しく理解していなかったことが原因(リミットスイッチがクレーン先端についているものと勘違いし、リミットスイッチワイヤーの長さが4mであることから、最大巻き上げ時のワイヤー長さを4mと誤認した。実際には、リミットスイッチはクレーン先端から少し下がったところに付いていた。2頁左図)。リミットスイッチワイヤーの下端に付いているウェイトが持ち上がるとリミットスイッチが入るという機構らしい。
また、排気筒の高さを基礎部から約120mと考えていたが、実際には基礎部の上に高さ1mの根巻き部(鉄塔を基礎に固定するためのボルト等を保護するコンクリート部)があり、根巻き部の上からの高さが120mだった。このため、排気筒は想定していた高さよりも実際は1m高かった。
また、排気筒の足元には基礎の上に高さ1mの根巻き(鉄塔を基礎に固定するためのボルト等を保護するコンクリート部)があり、この根巻きの上に120mの排気筒があると考えていたが、実際には基礎の上(根巻きの下)からの高さが120mだった。このため、排気筒は想定していた高さよりも実際は1m低かった。26日訂正。分かってませんでしたスミマセン。
以上2点の誤認(ワイヤー長さが4m長く、排気筒が1m高かった低かった)を合わせて、計画に対して3mの差が生じたものと判断した。今後、対策として検討中の2案(クレーンジブの延長/ブームを起こしクレーンを排気筒に近づける)について、検討を進める。
誤認の原因として、事前の確認が不足していたと考える。
11日に揚程の不足が発覚してからその原因を公表するまで2週間。その間、起こしたままのクレーンのアーム長さを図るのが難しいという話が20日にあったりしていたのだけれど、実は、アーム長さの測定はすぐに終わっていて、アーム長さもアーム角度も問題ないのに揚程が足りないのがなぜかを突き止めるまでに時間がかかっていた(当初は、測定自体に誤りがある可能性を疑っていた)、というのが真相なのではあるまいか。

20日の2号機圧力容器窒素封入量測定範囲の下限値誤りの件(20、22日参照)
「計器仕様表」に記載されている下限値が誤っていた(5m3/hと記載)のが直接の原因(計器仕様表は、装置を製造・設置した企業が作成。流量計の仕様書には正しい値が記載されていた)。監視計器の正・副のうち、副計器の測定下限値も10m3/h。窒素ガス封入量は、正・副計器のうち、いずれかで測定すれば良いので、20日の場合は副計器で測定できたため問題なかった。2019年3月16日および4月23日-5月19日については、記録が正計器のものしか残っておらず、正しい値が記録されていない(記録値が測定下限値よりも低い)ことからLCO逸脱と判断した。正・副計器の間で測定値が異なっているが、この程度の差は問題ないと考えている。
今後の対応(22日参照)として、2号機の窒素ガス封入量の増加を検討している。窒素ガスの供給元は1-3号機で一緒なので、始めに、3号機への封入量を減らすことで2号機の封入量を増やすことを計画中(封入量と排気量のバランスを取っているので、全体の封入量だけをいきなり増やすのは難しい)。また、「計器仕様表」の記載が誤っていたことから、他の計器仕様表について誤りがないかどうか調査する。
窒素ガス封入量の低下が2015年より見られており、原因調査・対策のための作業において、流量計の仕様書等を見ていたところ、計器仕様表の誤りを発見したのが、今回の経緯。2号機で封入量が10m3/hを下回ったのは今年になってから。
(流量計の写真を見て、これでどうやって9m3/hという指示値を読み取ったのか、測定下限値が5m3/hであることに違和感を感じなかったのか、という質問に答えて)計器の針が10の目盛より下にあった際に、採録者は不審に思ったが、計器仕様表に測定下限値が5m3/hとの記載があったために、一番下の目盛が5であると考えて、10の目盛と5の目盛の間を目の子で読み取った、とのこと。指摘の通り、流量計指示値が10m3/hを下回った際に、採録者がよく調べていれば、より良い対応ができたとは思う。
窒素ガスの封入量が2015年から低下してきているという話。いつでてきたかな?記憶がない。窒素ガス分離装置ABリプレースと封入ライン二重化の話(窒素ガス封入能力の信頼性向上)は2017年10月10日、2019年1月31日に記載あり。
(以下、24日の日報より)窒素ガス封入量を増やして監視計器(正)の測定範囲内とする(上記参照)ために、16:13から16:48にかけて、3号機の窒素封入量の低下操作を実施。2号機の監視計器(正)の指示値は、10Nm3/hからの増加は確認されず。17:35から18:26にかけて3号機への窒素封入量を低下操作前に戻した。
(3号機の窒素封入量変更・戻し)
16.5Nm3/h → 12.0Nm3/h → 16.5Nm3/h
なお、窒素ガスの封入設備に異状はなく運転を継続していること、2号機原子炉格納容器ガス管理設備で監視している水素ガスの濃度は、0.07%で実施計画に基づく水素濃度管理値(1.0%以下)に比べて十分低いことから、原子炉の状態は安定していると判断。
また、各号機の水素濃度等、関連パラメータに有意な変化はない。
窒素ガス封入量が2015年以降低下してきているという話、ちょっと探してみたけど関連する資料が見つからない。下のグラフは、圧力容器への窒素ガス封入量の経過を示している。黒線が2号機(青が1号機、黄が3号機)。グラフは Information Portal for the Fukushima Daiichi Accident Analysis and Decommissioning Activities というサイトのグラフ作成ツールで作ったもの。これを見ると、低下しているのは2号機だけで、1、3号機はそういうことはないみたい。
窒素ガス封入の設備更新と封入ライン二重化のための配管更新は、去年末から行われているみたい(例えば、規制庁の資料「原子炉格納容器内窒素封入設備1~3号機原子炉圧力容器封入ライン二重化及び窒素ガス分離装置A,B取替工事について(12月8日)」)だけれど、封入量低下という話は見つけられない。なんか、変な感じ。よくわからん。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その1) (77.7KB)(PDF)
2015年11月12-16日と2019年4月11日-5月16日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2) (77.6KB)(PDF)
20日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(19日採取)と集水タンクNo.1(17日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が460Bq/L、第三者機関が500Bq/L。明日24日に排水の予定。




動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年5月23日 - Twilog
05/23のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年5月22日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は25.9m3、格納容器圧力は0.02kPa(gage)。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 2.4m3/h、炉心スプレー系 1.7m3/h
・2号機 給水系 0.0m3/h、炉心スプレー系 3.0m3/h
・3号機 給水系 2.0m3/h、炉心スプレー系 2.4m3/h
11:00の2号機圧力容器底部温度は25.8℃(事故後に設置した温度計TE-2-3-69Rの温度)

サブドレン他水処理施設、10:44-15:05に一時貯水タンクJから排水を実施。排水量は639m3


その他


20日の2号機圧力容器窒素封入量測定範囲の下限値誤りの件(20日参照)
福島第一原子力発電所2号機原子炉圧力容器窒素封入量測定範囲の下限値の誤りについて (34.2KB)
圧力容器に窒素ガスを封入して不活性雰囲気を維持することで水素爆発を予防している。2号機では、格納容器内の水素ガス濃度を2.5%以下に維持するため、格納容器ガス管理システムで水素ガス濃度が1%以下となるように管理しており、20日も特段変わり無く0.08%であった。窒素封入量は、この管理レベルを維持するために必要な量(5m3/h)を保つように管理している。
窒素ガス封入量を監視する計器の指示値が9m3/hであり、この計器の測定範囲の下限値を5m3/hと誤認していた(実際は10m3/h)ことが判明したので、20日19:30に副計器により確認したところ、10m3/hであった(2頁写真)。
現在、必要量の窒素ガス封入ができていることを確認しているが、流量の監視が副計器1台のみとなっているので、封入量を10m3/h以上に増やして正計器の測定範囲にするほかに、正計器を定流量が測定できるものへ交換する等の検討をおこなう。また、流量低下の原因についても確認する。

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。20日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1200Bq/L。

地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF)
14日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日23日に排水の予定。

東京電力ホールディングス株式会社お知らせ福島第一原子力発電所における外国人労働者に対する労働安全衛生の確保の徹底に係る厚生労働省通達に対する報告について(お知らせ)

実施計画の変更認可申請が規制委に認可された。
変更:実施計画III第1編における現状の運用に合わせた記載の適正化に伴う変更。実施計画とマニュアルや当社解説との齟齬について適正化など。申請がいつでたのかわからない。

実施計画の変更認可申請
を規制委に提出。
福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画 変更認可申請書(PDF)
変更:中低濃度タンク(G4北,G5エリアフランジタンク)の撤去。



2019年5月21日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.1m3、格納容器圧力は0.09kPa(gage)。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 2.5m3/h、炉心スプレー系 1.7m3/h
・2号機 給水系 0.0m3/h、炉心スプレー系 3.0m3/h
・3号機 給水系 2.0m3/h、炉心スプレー系 2.4m3/h
11:00の2号機圧力容器底部温度は25.9℃(事故後に設置した温度計TE-2-3-69Rの温度)

3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、空気圧縮機の定期点検(および点検にともなう装置の運転停止)を予定していたが悪天候のため延期20日参照。

サブドレン他水処理施設、10:17に一時貯水タンクJから排水を開始
(以下、22日の日報より)14:56に排水を停止。排水量は664m3


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。16日採取(18日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(17日採取)と集水タンクNo.6(15日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が570Bq/L、第三者機関が620Bq/L。明日22日に排水の予定。

T/B地下たまり水の核種分析結果。3号機の4月10日採取分と4号機の4月23日採取分。
福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF)

東京電力ホールディングス株式会社お知らせ厚生労働省発文書「東京電力福島第一原子力発電所における外国人労働者に対する労働安全衛生の確保の徹底について」の受領について(お知らせ)

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画 変更認可申請書(PDF)
変更:5・6号機浄化ユニット処理水の構内散水について。浄化ユニット増設(2017年9月28日、2018年6月25日参照)にともない、増設した浄化ユニットで浄化処理した水についても従来の処理水と同様に構内で散水することについて、申請するもの。




2019年5月20日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.1m3、格納容器圧力は0.04kPa(gage)。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 2.5m3/h、炉心スプレー系 1.7m3/h
・2号機 給水系 0.0m3/h、炉心スプレー系 3.0m3/h
・3号機 給水系 2.0m3/h、炉心スプレー系 2.4m3/h
11:00の2号機圧力容器底部温度は25.9℃(事故後に設置した温度計TE-2-3-69Rの温度)
注水量は現状維持のまま24日まで(注水量を元に戻した17日より1週間)監視を継続する。

サブドレン他水処理施設、10:10-15:05に一時貯水タンクから排水を実施。排水量は734m3


その他


福島第一原子力発電所2号機原子炉圧力容器窒素封入量測定範囲の下限値の誤りについて(LCO逸脱)(お知らせ)
2号機の格納容器内窒素封入設備の窒素封入量を測る流量計について、測定範囲の下限値に誤りがあることを確認した(誤:5Nm3/h、正:10Nm3/h)。
当該計器の指示値がこの測定下限値を下回っていることから、今日20日19:30に代替の流量計を使って窒素封入量を確認した。
至近の記録を調べたところ、2019年3月16日および4月23日-5月19日については、実施計画「必要な窒素封入量(5Nm3/h以上)が確保されていること」の毎日1回の確認ができておらず、運転上の制限「窒素ガス分離装置1台が運転中であること」を満足していない可能性があると今日20日20:50に判断した。
なお、窒素ガスの封入設備に異状はなく運転を継続していること、格納容器ガス管理システムで監視している水素ガスの濃度は、0.08%で実施計画に基づく水素濃度管理値(1.0%以下)に比べて十分低いことから、原子炉の状態は安定していると判断している。
多分、流量計の指示値が10Nm3/hを下回っていた(測定下限値よりも低い値だったために、正しい値として採用できない状態だった)ので、代替の流量計で流量を確認したところ、必要な窒素封入量(5Nm3/h以上であることを確認できた、ということなんだろう。また、過去のデータを調べたところ、上記と同様の状況(流量計の指示値が10Nm3/hを下回っていた)になっていた期間があった、という話だと思う。ちなみに今日11:00の圧力容器への封入量は9.39Nm3/h(格納容器への封入はずっと停止している)。

3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、空気圧縮機の定期点検を実施するため、21日09:00-22日17:00に運転を停止する予定。今日20日05:00現在のプール水温は23.9℃、停止期間終了時点で約26.3℃と評価。

1/2号機排気筒解体作業でクレーンの高さが足りない件(13、16日参照)。原因を調査するため、クレーンの長さ等の測定を実施中。作業エリアが確保できないので、通常はアームを寝かせた状態で測定するところをアームを起こした状態で測定しているため、通常の方法が採用できず、測定方法の工夫が必要となっている(光学的な測定などを試みている)。また、排気筒自身の高さについても、図面通りになっているか予断を持たずに確認中。原因をきちんと明らかにしてから、対策実施に進む。普通に測量するやり方で測定できないものかしら?ユラユラ揺れてちゃんと測れないのかな?

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 402 報)(PDF)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。5-15日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)


今日、規制委の第71回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
【資料2】2号機原子炉建屋オペフロの放射線等調査結果について(PDF)
【資料3-1】建屋滞留水処理の進捗状況について(PDF)
【資料3-2】3号機PCV水抜き方法の検討状況(PDF)
【資料4】3号機燃料取り出しの進捗状況と今後の対応(PDF)
4月15日に取出し作業を開始(4月15日参照)、25日にキャスク1基目の共用プールへの移送が完了(4月25日参照)。現在は燃料取出し訓練およびガレキ撤去を再開し継続中。2基目以降の取出しは7月からを予定。
1基目取出し作業の振り返り(燃料等の状況。2頁):吊上げ荷重は250kg前後で安定しており、かじりの兆候なし。4号機では燃料移動中に水の濁りがあったが、3号機1基目では作業に影響するような濁りはなかった。
1基目取出し作業の振り返り(手順、設備の改善。3頁):作業後、改善項目を抽出。ガレキ吸引装置のホースが燃料移動ルートと干渉するため、ホース固定位置を変更(9頁)。キャスクに着座後に燃料を離すとマストの位置がずれてマスト巻上げ時にフックが燃料ハンドルに接触したため、マストの位置ズレがある場合は巻上げ前にマスト位置を微調整する(10頁。燃料の変形等を考慮して、マスト上部を傾けられる構造となっており、マストの重心が収納缶の中心からずれている場合、燃料着座後に燃料ハンドルを離すと動いてずれる場合がある←これは、4月15日に2体目の燃料着座後に掴み具が燃料ハンドルに引っかかったというやつ)。クレーン補巻の巻き上げ時に水圧駆動ホースがたわみ、周囲の機器と干渉する可能性があるので、補巻の巻き上げ時にはホースの状況などを十分確認する手順とする(11頁)。遠隔操作室で、3号機プール上部を俯瞰するWebカメラ用モニターの配置を操作卓に近い位置に見直し、監視を行いやすくする(12頁)。
ガレキ撤去の進捗(5頁):2基目以降に取出す新燃料上部のガレキ撤去を進めている。写真あり。
今後の燃料取出し(6頁):作業リスクの低い燃料から取出し、習熟を図る(変形のない新燃料→変形のない使用済燃料→事故前の損傷・ガレキ衝突による変形等が確認されている燃料)。損傷・変形のある燃料(損傷4体、変形は現状6体(17頁))の取出し方法については検討中(14-17頁)。ガレキ衝突でハンドルが変形した燃料については、共用プールのFHMでは把持できないため、燃料を収納缶(燃料1体を収めるケースで、輸送用キャスクの中に入っている。15頁)に入れた状態で保管可能な燃料ラック(設置済)へ貯蔵する予定(一部の燃料は変形したハンドルと収納缶が干渉するため、より大きな収納缶を設計中。あわせて、このより大きな収納缶が入る輸送容器バスケット、燃料ラックを設計中)。この場合の手順についても検討中。事故前の損傷については16頁(検査時にチャンネルボックスを取り外した状態で吊り上げた際に、検査台と接触・干渉してスペーサーが損傷)。
【資料5】2号機燃料デブリ冷却状況の確認試験の結果(速報)について(PDF)
【参考1】福島第一原子力発電所 中期的リスクの低減目標マップを踏まえた検討指示事項に対する工程表(PDF)
以下は規制庁のサイトから。
参考2:東京電力福島第一原子力発電所の中期的リスクの低減目標マップ(2019年3月版)[原子力規制庁]【PDF:153KB】
参考3:検討会におけるこれまでの審議状況等について[原子力規制庁]【PDF:186KB】
最初に、1/2号機排気筒解体に使うクレーンの揚程が足りなくて作業の開始が遅れている件について報告があった。「クレーンの現場合わせにもっと時間の余裕を持っていれば良かったのに(クレーンの組み立てで不適合事象があり、その分日程遅れがあった)」「構外のモックアップでは実物との差を埋められない可能性について検討が不足したのでは(可能な限り検討したが、クレーン揚程については実際にやってみないとわからなかった)」などの指摘があって、遅れについて責められていたが、東電の人がポロッと言ってたのは「7日に「20日開始」って公表したのが早すぎた」という話。例えば13日に日程を公表することにしておけば、「遅れ」にはならなかったわけだ(揚程の不足は11日に発覚した)。夕方の会見でも、東電としては「工程日程に問題はなかった。現場合わせに時間を長くとっていれば、と言うのは結果論だ」とのことだった。
会見では、いろんな作業について「いつ始めるのか」と聞かれて「まだ決まってない」と答えるのは定番の問答になってるけど、ギリギリまで日程の公表がないのはこういう事態があるからなんだな。今回も、20日開始と事前に言っていなければ、こんなに問題視されることはなかっただろう。1Fの作業はルーティーンじゃない初めてのものが結構あるし、初めての作業は結局はやってみないとわからないのだから、日程が予想通りにならないのは当然といえば当然。遅れを出さないように無理して事故が起きるよりも、必要な場合は工程を止めてでも対応することの方がマシだ。今、工程遅れについて突っ込んでいる人は、東電の仕事にケチをつけたいだけなんじゃあるまいか。
伴委員が「二度とこういうことのないように」というような事を言っていたが、前回(4月15日)の「ウミを出し切る」発言と合わせて、規制当局がこういうことを言うのはどうなの?トラブルを少なくする努力は必要だけど、それでトラブルがゼロになるわけではないんだよ。なのに、トラブルが起きるとそれをなくせって言うのは、安全神話にすがって現実に目をつぶるのと同じじゃない?




動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年5月20日 - Twilog
05/20のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年5月19日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.2m3、格納容器圧力は0.02kPa(gage)。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 2.5m3/h、炉心スプレー系 1.7m3/h
・2号機 給水系 0.0m3/h、炉心スプレー系 3.0m3/h
・3号機 給水系 2.0m3/h、炉心スプレー系 2.5m3/h
11:00の2号機圧力容器底部温度は26.0℃(事故後に設置した温度計TE-2-3-69Rの温度)


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(15日採取)と集水タンクNo.5(13日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が900Bq/L、第三者機関が970Bq/L。明日20日に排水の予定。




2019年5月18日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.1m3、格納容器圧力は0.01kPa(gage)。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 2.5m3/h、炉心スプレー系 1.7m3/h
・2号機 給水系 0.0m3/h、炉心スプレー系 3.0m3/h
・3号機 給水系 2.0m3/h、炉心スプレー系 2.4m3/h
11:00の2号機圧力容器底部温度は26.4℃(事故後に設置した温度計TE-2-3-69Rの温度)

サブドレン他水処理施設、10:04-15:14に一時貯水タンクLから排水を実施。排水量は771m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。16日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.9はポンプ点検により採取中止。No.10のトリチウムは1100Bq/L。急に下がったな。ずっと1500-1600くらいだった。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)(21日公開)



2019年5月17日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.3m3、格納容器圧力は0.01kPa(gage)。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 2.5m3/h、炉心スプレー系 1.7m3/h
・2号機 給水系 0.0m3/h、炉心スプレー系 2.5m3/h
・3号機 給水系 2.0m3/h、炉心スプレー系 2.4m3/h
11:00の2号機圧力容器底部温度は26.9℃(事故後に設置した温度計TE-2-3-69Rの温度)
(以下、18日の日報より)15:15に注水量を変更:
・2号機 炉心スプレー系 2.5m3/h→3.0m3/h
これで、2号機の注水量は変更前と同じ3.0m3/hに戻った。

メガフロート津波等リスク低減対策工事にともないメガフロートが入港するため16日に開いた1-4号機取水路開渠前のシルトフェンスを09:00に閉じた7日参照。

07:00頃、物揚場付近において、海水サンプリングのために乗船しようとした作業者が足を滑らせ腰を強打し海へ転落。その後、入退域管理棟救急医療室の医師の診察を受けたところ、緊急搬送の必要があると診断されたため、08:11に救急車を要請、08:40に救急車で南相馬市立総合病院へ出発、09:11に到着。同病院にて、「仙骨骨折(1ヶ月程度の加療を要す見込み)」と診断された。
福島第一原子力発電所構内物揚場付近における負傷者の発生について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所構内物揚場付近における負傷者の発生について(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(13日採取)と集水タンクNo.4(11日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が860Bq/L、第三者機関が940Bq/L。明日18日に排水の予定。

東京電力ホールディングス株式会社お知らせ「防災業務計画」等の修正について(お知らせ)。
新型インフルエンザ等対策業務計画(197KB)(PDF)
「防災業務計画」「国民の保護に関する業務計画」「新型インフルエンザ等対策業務計画」について修正・変更し、2019年4月2日付けで経済産業大臣を経由して内閣総理大臣へ報告した。
2020年5月12日追記


2019年5月16日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.2m3、格納容器圧力は0.02kPa(gage)。
1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、熱交換器の点検に向けた現場事前確認として当該機器および周辺の線量測定を実施するため、14日より運転を停止中。今日16日21:00に運転再開予定。停止時のプール水温は23.0℃。13日参照。
(以下、17日の日報より)作業が終了したので18:24に運転再開。再開後のプール水温は24.0℃。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日13:58に実施した変更は以下の通り:
・2号機 炉心スプレー系 2.0m3/h→2.5m3
11:00の2号機圧力容器底部温度は27.5℃(事故後に設置した温度計TE-2-3-69Rの温度)
明日さらに注水量を0.5m3/h増やして(これで元の注水量に戻る)、その後、1週間様子を見る。現在のところ、原子炉の温度は想定の範囲内。

地下水バイパス、09:23に一時貯留タンクGr1から排水を開始
(以下、17日の日報より)15:20に排水を停止。排水量は1624m3

サブドレン他水処理施設、11:13に一時貯水タンクKから排水を開始
(以下、17日の日報より)16:33に排水を停止。排水量は796m3

メガフロート津波等リスク低減対策工事にともないメガフロートが入港するため、1-4号機取水路開渠前に設置したシルトフェンスを07:25に開いた。明日17日に閉じる予定。7日参照。メガフロート移動を15日にやったんだから、シルトフェンスを開いたのは15日なんじゃないの?


その他


昨日15日にメガフロートを1-4号機取水路開渠内へ移動した。
(02:32)福島第一原子力発電所メガフロートの移設状況について(動画)
メガフロートの移設作業の様子(写真)(移動後の状況を1-4号機側開渠の南西角から撮影)
メガフロート上に20人、小型船に5人、物揚場に12人、その他8人の合計45人で作業をおこなった。移動距離は650-660m。移動速度は0.3-0.5m/sec(動画は、約10倍速にしてある)。メガフロートの大きさは約136m×46m、高さは約3mで海面下が約1.8m。
00:17過ぎ、衝突防止のために海側遮水壁の前に黒い大きな浮きを小型船で取付けている。移動は、メガフロート上のウィンチでシンカーブロック(4月24日参照。写真の左下に写ってる白いのがそうではないか)に固定したワイヤーを巻き取ることでおこなう。
作業内容については4月24日(メガフロート津波等リスク低減対策工事の項のメガフロート移動の詳細の作業2、3)を参照。カモメがメガフロートの上にいっぱいいてカワイイ。

1/2号機排気筒解体作業でクレーンの高さが足りない件(13日参照)。原因については、調査を継続中。現在、2案(アームを継ぎ足す/ブームを起こしてクレーンを排気筒に接近させる)についてどちらにするか検討中。アームを継ぎ足す場合、アームを地上に寝かせた状態にして作業するので、作業エリアの取り合いで他の作業との調整が必要となる。ブームを起こす場合、クレーンが動くので、動いた先の地盤の状態を整備する必要があるかもしれない(クレーンは重いので、事前の整備が必要。今クレーンがある場所は、砂利敷き→アスファルト舗装→鉄板敷きがしてある)。
クレーンの高さについては、元々、現場合わせで調整する予定だったが、実際にやってみたら調整できる範囲を超えて設計値から外れていた。
5月中の作業開始は難しいと考えているが、今年中の作業完了の予定は維持したい。

1-4号機R/B上部でのダストサンプリング結果(1号機は4月20日、2号機は4月5、26日、3号機は4月12日、4号機は4月8日に実施)と1-3号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリング結果(1号機は4月6日、2号機は4月5日、3号機は4月12日に実施)。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その1) (78.2KB)(PDF)
2015年11月12-16日と2019年4月4日-5月9日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2) (78.2KB)(PDF)
13日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。



動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年5月16日 - Twilog
05/16のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年5月15日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.3m3、格納容器圧力は0.05kPa(gage)。
1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、熱交換器の点検に向けた現場事前確認として当該機器および周辺の線量測定を実施するため、昨日14日より運転を停止中。16日21:00に運転再開予定。停止時のプール水温は23.0℃。13日参照。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日10:18に実施した変更は以下の通り:
・2号機 炉心スプレー系 1.5m3/h→2.0m3/h
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 2.5m3/h、炉心スプレー系 1.7m3/h
・2号機 給水系 0.0m3/h、炉心スプレー系 2.0m3/h
・3号機 給水系 2.0m3/h、炉心スプレー系 2.4m3/h 
11:00の2号機圧力容器底部温度は27.4℃(事故後に設置した温度計TE-2-3-69Rの温度)

その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。13日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1600Bq/L。

地下水バイパス一時貯留タンクGr1のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF)
7日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日16日に排水の予定。

地下水バイパス一時貯留タンク詳細分析結果。Gr2の4月4日採取分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク詳細分析結果(PDF)

地下水バイパス加重平均サンプル分析結果。3月分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 加重平均サンプル分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクK(11日採取)と集水タンクNo.3(9日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が690Bq/L、第三者機関が750Bq/L。明日16日に排水の予定。



2019年5月14日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.3m3、格納容器圧力は0.04kPa(gage)。
(以下、15日の日報より)1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、熱交換器の点検に向けた現場事前確認として当該機器および周辺の線量測定を実施するため、16:24に運転を停止。16日21:00に運転再開予定。停止時のプール水温は23.0℃。13日参照。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 2.5m3/h、炉心スプレー系 1.7m3/h
・2号機 給水系 0.0m3/h、炉心スプレー系 1.5m3/h
・3号機 給水系 2.0m3/h、炉心スプレー系 2.4m3/h
11:00の2号機圧力容器底部温度は26.3℃(事故後に設置した温度計TE-2-3-69Rの温度)

4号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)(6月10日公開)


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。9日採取(11日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)


今日、汚染水処理対策委員会(第22回)があった。
【資料1】福島第一原子力発電所の汚染水処理対策の状況(4.08MB)
【資料2】汚染水処理対策の現状の課題(2.64MB)
【参考資料1-1】福島第一原子力発電所の汚染水処理対策の状況に係る参考資料集(7.26MB)
【参考資料1-2】汚染水対策の進捗状況一覧表(144KB)
【参考資料1-3】リスクマップ(1.26MB)
【参考資料2】汚染水処理対策の現状の課題に係る参考資料集(4.39MB)







2019年5月13日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.4m3、格納容器圧力は0.02kPa(gage)。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日10:40に実施した変更は以下の通り:
・2号機 炉心スプレー系 3.0m3/h→0.0m3/h
これにより、2号機の原子炉注水は停止した。停止時の圧力容器底部温度は24.5℃。約7時間後に注水を再開する予定。
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 2.3m3/h、炉心スプレー系 1.6m3/h
・2号機 給水系 0.0m3/h、炉心スプレー系 0.0m3/h
・3号機 給水系 2.0m3/h、炉心スプレー系 2.3m3/h 
約7時間後に注水を再開する予定。
(以下、14日の日報より)18:54に以下の変更を実施:
・2号機 炉心スプレー系 0.0m3/h→1.5m3/h
これにより、2号機の原子炉注水を再開した。



その他


1/2号機排気筒解体作業、解体装置を吊り下げるクレーン先端の高さが足りないことが判明。
11日に模擬の解体装置をクレーンで吊り上げて高さ調節をしたところ、装置の一番下が排気筒頂部より約1.6m下にあるこ
とを確認。設計では、排気頭頂部より1.3m上に来るはずだった(右写真は会見で配られた資料。本家動画13分過ぎのスクショなんだけど、ピンボケでよくわからん。装置は排気筒に上から差し込むので、排気筒頂部より上に持ち上げないといけない)。各装置の状況、現場の地盤等に問題のないことは確認した。
排気筒中心からクレーンのアームの支点あたりまでが約52m、アームの下半分(ブーム)の長さが約73m、上半分(ジブ)が約67m。ブームの角度は77.7度、ジブの角度は60度で、クレーンの表示はこの通りになっているが、ジブの角度が実際には少し足りないのではないかと想定している(ジブの角度は、転倒防止のために60度以上に起こすができないようなインターロックがある)。対策としては、アームを継ぎ足す、もしくは、ブームを少し起こしてクレーンを排気筒に接近させる、の2案を検討中。継ぎ足すための部材はすでに用意がある。
20日より解体工事開始の予定だったが、難しくなった。開始日時は改めてお知らせする。

1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、熱交換器の点検に向けた現場事前確認として当該機器および周辺の線量測定を実施するため、14日17:00-16日21:00に運転を停止する。今日13日05:00のプール水温は23.0℃、停止期間終了時点で約24.4℃と評価。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
連休のため、定例の2回分相当をまとめて報告した。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その1) (94.1KB)(PDF)
2015年11月12-16日と2019年3月21日-4月25日採取分のデータ、および、29日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2) (94.1KB)(PDF)
2015年11月12-16日と2019年3月28日-5月2日採取分のデータ、および、6日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 401 報)(PDF)
連休のため、「高レベル滞留水の貯蔵及び処理の状況(実績)」については4月25日、5月2日、9日の3週間分を報告。4月25日分の建屋貯蔵量(左下表)で、4号機の貯蔵量が前回比で大きく減っているが、これは22日に4号機建屋たまり水水位の設定値を下げたため。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(9日採取)と集水タンクNo.2(7日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が720Bq/L、第三者機関が800Bq/L。明日21日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。連休のため、3週間分(4月18-24日、4月25-5月1日、5月2-8日)の移送量を報告。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)
4月18-24日の週は、降雨がなかったにも関わらず建屋流入量が増えているが、これは22日に4号機建屋たまり水水位の設定をT.P. -500mmからT.P. -600mmに下げた影響と考える(建屋地下に水を貯留できる空間の水平断面積に関する計算モデルの不確かさが影響して、建屋地下たまり水の貯留量推定の誤差が大きくなった結果、見かけ上の流入量が増えている。水位が大きく変化する状況において、影響が顕著に出る。2月4日に同様の事象について報告されている)。

東京電力ホールディングス株式会社 「原子力安全改革プラン進捗報告(2018年度第4四半期)」について(プレスリリース)
「原子力安全改革プラン進捗報告(2018年度第4四半期)」の概要(1.75MB)(PDF)
「原子力安全改革プラン進捗報告(2018年度第4四半期)」(4.99MB)(PDF)



動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年5月13日 - Twilog
05/13のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年5月12日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.3m3、格納容器圧力は0.02kPa(gage)。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 2.5m3/h、炉心スプレー系 1.7m3/h
・2号機 給水系 0.0m3/h、炉心スプレー系 3.0m3/h
・3号機 給水系 2.0m3/h、炉心スプレー系 2.4m3/h 
明日13日に2号機への原子炉注水を7時間停止する予定。

サブドレン他水処理施設、09:34-14:09に一時貯水タンクから排水を実施。排水量は681m3




2019年5月11日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.1m3、格納容器圧力は0.04kPa(gage)。
1号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)(6月10日公開)
1号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF)(6月10日公開)

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 2.5m3/h、炉心スプレー系 1.7m3/h
・2号機 給水系 0.0m3/h、炉心スプレー系 3.0m3/h
・3号機 給水系 2.0m3/h、炉心スプレー系 2.4m3/h 

地下水バイパス、10:02に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、12日の日報より)16:02に排水を停止。排水量は1664m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。9日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1500Bq/L。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。4月25日採取(27日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(7日採取)と集水タンクNo.1(5日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が690Bq/L、第三者機関が750Bq/L。明日12日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設一時貯水タンクの詳細分析結果。一時貯水タンクAの4月3日採取分。
サブドレン・地下水ドレン浄化水の詳細分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、加重平均サンプル分析結果。3月分。
福島第一原子力発電所 サブドレン・地下水ドレン浄化水加重平均サンプル分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、排水の確認結果(2018年度第4四半期分)。
サブドレン・地下水ドレン浄化水の排水に関する確認結果(2018年度第1四半期分)(PDF 14.4KB)
実測値あるいは実測値を元に評価した3か月平均濃度の評価値(48核種)。2017年度第4四半期分のサブドレン他水処理施設からの排水(浄化水)について、告示濃度限度に対する比の和が実施計画に定める値(0.21)を下回ることを確認した。前回は2月26日(2018年度第3四半期分)。




2019年5月10日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は25.9m3、格納容器圧力は0.02kPa(gage)。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日14:22に実施した変更は以下の通り:
・1号機 給水系 2.0m3/h→2.5m3/h
・2号機 給水系 1.4m3/h→0m3/h
・2号機 炉心スプレー系 1.5m3/h→3.0m3/h
・3号機 給水系 1.4m3/h→2.0m3/h
13日に2号機への原子炉注水を7時間停止する予定。

3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)(6月10日公開)
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF)(6月10日公開)

サブドレン他水処理施設、10:08-14:58に一時貯水タンクGから排水を実施。排水量は720m3


その他


地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF)
4月30日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日11日に排水の予定。

「原子力安全改革プラン進捗報告(2018年度第4四半期)記者会見」(5月13日午後2時~)のご案内について(報道関係各位一斉メール)


2019年5月9日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.2m3、格納容器圧力は0.07kPa(gage)。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 2.0m3/h、炉心スプレー系 1.7m3/h
・2号機 給水系 1.4m3/h、炉心スプレー系 1.5m3/h
・3号機 給水系 1.4m3/h、炉心スプレー系 2.5m3/h
13日に、2号機への原子炉注水を7時間停止する予定。
2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)(6月10日公開)

サブドレン他水処理施設、10:15-14:44に一時貯水タンクから排水を実施。排水量は668m3


その他


1/2号機排気筒解体作業の解説動画を公開。
高さ120Mを半分に解体~福島第一原子力発電所1・2号機排気筒解体(04:08)(動画)
連休前には解体装置の組立て等が完了しており、現在、工事手順の最終的な確認を実施中。20日に解体工事着手の予定。年内に完了予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(5日採取)と集水タンクNo.6(3日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が700Bq/L、第三者機関が750Bq/L。明日10日に排水の予定。

放射線データの概要 4月分(4月1日〜4月30日)(PDF)


動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年5月09日 - Twilog
05/09のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年5月8日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.1m3、格納容器圧力は0.04kPa(gage)。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、昨日7日より原子炉注水量を変更している(2019年4月26日参照)
今日11:00の注水量は以下の通り:
・1号機 給水系 2.0m3/h、炉心スプレー系 1.4m3/h
・2号機 給水系 1.4m3/h、炉心スプレー系 1.5m3/h
・3号機 給水系 1.4m3/h、炉心スプレー系 2.0m3/h
(以下、9日の日報より)今日17:22に実施した変更は以下の通り:
・1号機 炉心スプレー系 1.4m3/h→1.7m3/h
・3号機 炉心スプレー系 2.0m3/h→2.5m3/h

サブドレン他水処理施設、09:53-14:18に一時貯水タンクEから排水を実施。排水量は660m3

メガフロート津波等リスク低減対策工事にともない港湾内に起重機船が入退港するため、1-4号機取水路開渠前に設置したシルトフェンスを開閉した(08:40開、12:18閉)。7日参照。


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。6日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1400Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(4日採取)と集水タンクNo.5(1日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が710Bq/L、第三者機関が770Bq/L。明日9日に排水の予定。



2019年5月7日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.0m3、格納容器圧力は0.02kPa(gage)。

2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP2)(2018年11月8、29日、2019年3月20日参照)のため、今日より原子炉注水量の変更を開始(2019年4月26日参照)
今日14:51に実施した変更は以下の通り:
・1号機 給水系 1.5m3/h→2.0m3/h
・3号機 炉心スプレー系 1.5m3/h→2.0m3/h
STEP1は4月2-16日に実施。結果(速報)は4月25日参照。
2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)(6月10日公開)
2号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF)(6月10日公開)

サブドレン他水処理施設、10:11-14:30に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は641m3


その他


メガフロート津波等リスク低減対策工事にともない、港湾内に起重機船が入退港およびメガフロートが入港する際、1-4号機取水路開渠前に設置したシルトフェンスの開閉作業を行う。日程は以下のとおり。
・起重機船の入退港のため    8日 開放・閉止
・メガフロートの入港のため 16日 開放
17日 閉止
天候の影響により順延する可能性あり。
工事の内容については4月24日を参照。5、6号機側取水路開渠内にあるメガフロートを1-4号機側取水路開渠内に移動させる。

月初なので、温度計の信頼性評価を規制委に提出。
福島第一原子力発電所第1号機、第2号機及び第3号機の原子炉内温度計並びに原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(PDF)
評価区分の変更はなし。
2号機燃料デブリ冷却状況の確認(STEP1)にともなう1-3号機炉注水量の変更、および、1号機格納容器圧力低減のための格納容器ガス管理システム排気流量増加について、注記あり。1号機では、格納容器ガス管理システム排気流量増加にともない格納容器内の温度上昇が見られた(4月25日参照)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(3日採取)と集水タンクNo.4(4月29日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が700Bq/L、第三者機関が770Bq/L。明日8日に排水の予定。


実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画 変更認可申請書(PDF)
変更:海水配管トレンチ処理装置撤去。海水配管トレンチ内のたまり水を浄化するためのモバイル式処理装置(2013年7月22日、8月2日、11月11日、11月14日参など参照)を廃止・撤去する。千島海溝津波に対する防潮堤(2018年12月17日参照)を設置する工事と干渉するため。
提出は4月25日だったので訂正。




動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年5月07日 - Twilog
5/07のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年5月6日(月・振替休日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.2m3、格納容器圧力は0.07kPa(gage)。


その他


昨日5日の建屋内RO装置(B)での滴下の件。漏えいしたのは装置の処理水で、至近の分析結果は以下の通り:
 90Sr 検出限界未満(検出限界値 27Bq/L)
 134Cs 検出限界未満(検出限界値 0.88Bq/L)
 137Cs 4.1Bq/L
漏えいした水については、拭き取りを完了。
漏えい発見時、当該装置は運転停止中だった。7秒に1滴程度の漏えいは継続しているため、今後、ユニット内系統水の処理および漏えい箇所の処置をおこなう。
福島第一原子力発電所建屋内RO(B)からの漏えい(滴下)について(続報)(報道関係各位一斉メール)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(2日採取)と集水タンクNo.3(4月27日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が700Bq/L、第三者機関が750Bq/L。明日7日に排水の予定。




2019年5月5日(日・こどもの日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.3m3、格納容器圧力は0.04kPa(gage)。

22:38頃、建屋内RO装置(B)のユニット接続部から水が滴下しているのを発見。漏えいは7秒に1滴程度で継続している。漏えいした水の広がりは約0.3m×0.3m×深さ1mmで、堰内にとどまっている。拡大防止処置として、漏えい箇所の下部に受けを設置した。
福島第一原子力発電所建屋内RO(B)からの漏えい(滴下)について(報道関係各位一斉メール)




2019年5月4日(土・みどりの日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4月4日に約20m3hから約24m3hへ、4月11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.2m3、格納容器圧力は0.02kPa(gage)。


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。2日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1500Bq/L。




2019年5月3日(金・憲法記念日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4日に約20m3hから約24m3hへ、11日に約23m3hから約26m3hへ変更(4月25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.0m3、格納容器圧力は0.00kPa(gage)。




2019年5月2日(木・休日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4日に約20m3hから約24m3hへ、11日に約23m3hから約26m3hへ変更(25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は25.9m3、格納容器圧力は0.00kPa(gage)。

サブドレン他水処理施設、10:02-13:53に一時貯水タンクCから排水を実施。排水量は574m3




2019年5月1日(水・休日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査の準備作業(2月28日参照)として、格納容器圧力を下げるため格納容器ガス管理システム排気流量を4日に約20m3hから約24m3hへ、11日に約23m3hから約26m3hへ変更(25日参照)。その後、状況を監視中。今日11:00の格納容器ガス管理システム排気流量は26.3m3、格納容器圧力は0.10kPa(gage)。
 

その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。4月29日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1600Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(4月27日採取)と集水タンクNo.2(4月25日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が750Bq/L、第三者機関が800Bq/L。明日2日に排水の予定。