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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2013年4月30日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 24.6KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、27日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
移送の状況
地下貯水槽水位データ(PDF 40.3KB)
地下貯水槽 水位グラフ(4/30 16:00現在)(PDF 21.5KB)
地下貯水槽の移送状況について(4月30日17時現在)(PDF 16.6KB)
No.1からH2エリアタンクへの移送を09:36-17:38に実施した。なお、23-26日にすでに実施した分の移送量は約680m3(H2エリアタンクの水位計より)。
今日の作業
地下貯水槽の漏えいに関わる本日(4/30)の作業実績(PDF 763KB)
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施。
サンプリング強化。海側観測孔8が完成、今日から観測を開始。今日は、ドレン孔、漏えい検知孔、地下貯水槽観測孔、海側観測孔(8のみ)のほか、地下水バイパス調査孔と揚水井No.1-4で採水・分析を実施。
新設の観測孔の深さをPDF資料に明記した。深さ7mほどのものは地下水位のすこし下まで、10-13mのものは難透水層まで掘っている。海側観測孔はすべて難透水層まで掘っているが、地下貯水槽観測孔の場所よりも難透水層が深いところにあるので、観測孔の深さも深くなっている。
地下貯水槽・貯水槽観測孔・地下水バイパス、海側観測孔分析結果(採取日:4月30日)(PDF 17.8KB)(5月1日公開)
No.1の北東側漏えい検知孔水の塩素濃度が490ppm(昨日29日は1000ppm、それ以前はしばらく1200ppmだった)と大きく減ったので午後の分も分析した結果、450ppmだった。全βおよびγ核種濃度は午前の分のみ測定したが、これも昨日29日より低下傾向にある。それ以外は、大きな変化なし。
海側観測孔8の初めての分析結果は、塩素濃度8ppm、全β核種濃度NDだった。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報114)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報115)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


月末なので、作業者の被ばく状況評価を厚労省に提出。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について 


ニコ生
【4/30・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年04月30日 - Twilog
平成25年 4月30日(火)17時30分~ 東電会見 質疑: H25

2013年4月29日(月・昭和の日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、27日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
移送の状況。25日に開始したNo.1からろ過水タンクへの移送が05:12に終了した。移送量は約4600m3。その後09:23に、中断していたH2エリアタンクへの移送を再開、今日は16:56に停止(この移送は日中におこない夜間は停止する)。
今日の作業
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施。
モニタリング強化。海側観測孔5と6が完成し、今日から観測を開始。今日は、ドレン孔、漏えい検知孔、地下貯水槽観測孔、海側観測孔で採水・分析を実施した。
地下貯水槽・貯水槽観測孔・地下水バイパス、海側観測孔分析結果(採取日:4月29日)(PDF 52.6KB)(4月30日公開)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報111)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報112)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報113)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


 福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(4月29日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年4月28日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、昨日27日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施。
地下貯水槽分析結果(採取日:4月28日)(PDF 58.3KB)
昨日27日に高い値の出たNo.1の南西側ドレン孔水の全β核種濃度は、今日の午前が7.4×10-2Bq/cm3、午後が4.8×10-2Bq/cm3で、ともに26日と同じレベル。今日のサンプリングで新品のサンプリングボトルを使ったところ26日と同程度の結果が出たので、昨日はサンプリングの際に試料が汚染された可能性があると推定。
(以下、30日の会見より)サンプリングボトルは、ドレン孔ごとに区別せずに洗浄して再使用していた。今後は、ボトルをドレン孔ごとに使い分ける、ボトル更新の頻度を上げる、という対策をとっていく。
地下貯水槽観測孔分析結果(採取日:4月28日)(PDF 42.0KB)
22ヵ所すべてND。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報105)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報106)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報107)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報108)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報109)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報110)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(4月28日 午後3時現在) (PDF、1Fプレスリリース)

2013年4月27日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、23日から停止していたが09:34に再開。

3号機T/B地下たまり水移送、24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
漏えい検知孔水のくみ上げをNo.1、No.2、No.3で実施。
モニタリング強化。ドレン孔水、漏えい検知孔水、地下貯水槽観測孔で採水・分析を実施。
地下貯水槽分析結果(採取日:4月27日)(PDF 58.1KB)
(以下、28日の1Fプレスリリース等より)No.1の南西側ドレン孔でおととい25日の約10倍の全β核種を検出した(1.1×100Bq/cm3、昨日26日はNDだった)。南西側の漏えい検知孔水は変化なし(26日、27日ともに1.4×10−1Bq/cm3)。以前から高い値の出ている北東側の漏えい検知孔水およびドレン孔水の分析結果も変化なし。このため、26日午後と今日27日の午後に採取した分の分析を実施。
地下貯水槽分析結果(採取日:4月27日追加分)(PDF 59.1KB)(4月28日公開、No.1南西側ドレン孔水)
26日午後には有意な上昇はない。27日午後は午前と同じ。
地下貯水槽分析結果(採取日:4月27日追加分その2)(PDF 59.8KB)(4月28日公開、No.1南西側漏えい検知孔水)
26日から有意な変化なし。
No.1の南西側ドレン孔水の全β値は上昇しているものの、ドレン孔よりも内側に位置している漏えい検知孔水(南西側)の 全β値に有意な上昇は確認されていないことから、現時点では、No.1の汚染水が貯水槽南西側より新たに外部へ漏えいした可能性は低いものと考えるが、原因については引き続き検討する。
地下貯水槽観測孔分析結果(平成25年4月27日分)(PDF 47.8KB)
26日採取分の地下貯水槽観測孔から全β核種が検出されたが、今日採取した分はすべてNDだった。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報101)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報102)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報103)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報104)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(4月27日 午後3時現在) (PDF、1Fプレスリリース)

2013年4月26日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 18.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機格納容器内部調査で、取り残していたガイドパイプを取除く作業(22日参照)を終了。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器(PCV)内部調査用ガイドパイプ回収作業状況(PDF 55.1KB)
予定の作業を問題なく完了した。今後は、調査用装置の改良を行い、再調査に向けて準備を進める。トラブルのあったガイドパイプは、モックアップ試験では問題なくCRD交換レールまでたどりついている。実際の調査では障害物にぶつかった可能性があり、操作上の問題も検討する必要がある。
2号機T/B地下たまり水移送、23日から停止中。

3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、電源2重化工事のため昨日25日から停止していたが、工事終了して19:05に冷却を再開した。再開時のプール水温は18.5℃。
3号機T/B地下たまり水移送、24日から継続中。

電源2重化工事を行うため09:50に4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置を停止した。停止時プール水温は25℃、停止中のプール水温度上昇率評価値は0.356度/h(運転上の制限値は65℃)。18:15に工事終了して冷却を再開した。再開時のプール水温は26℃。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽から漏えいの件。
移送の状況
地下貯水槽水位データ(PDF 34.0KB)
地下貯水槽 水位グラフ(4/26 16:00現在)(PDF 20.6KB)
地下貯水槽の移送状況について(PDF 16.9KB)
No.1からH2エリアタンクへの移送を09:34-12:04に実施した。No.1からろ過水タンクへの移送は昨日25日から継続中。なお、No.1からH2エリアタンクへの移送は、ろ過水タンクへの移送が終了するまで停止する(ろ過水タンクはNo.1貯水槽よりも高い位置にあり、移送ポンプが稼働するためにある程度の残水位が必要なため)。
今日の作業
地下貯水槽の漏えいに関わる本日(4/26)の作業実績(PDF 764KB)
漏えい検知孔水のくみ上げ。No.1北東側で3回、No.2北東側で3回、No.3南西側で2回、それぞれ実施した。雷注意報が発令されたので14:00以降の作業を中止したため、今日は4回数が少なくなっている。
モニタリング強化。各槽のドレン孔水、漏えい検知孔水、および、地下貯水槽観測孔22ヵ所で採水・分析を実施。地下貯水槽観測孔の深さは2種類、ひとつは地下水位のあたりまで掘って約7m、もうひとつは難透水層まで掘って10-13m。このふたつが交互に並ぶ形にしてある。←5月1日追記。そうでもなかった。浅いのまたは深いのが連続して並んでるところもある。4月30日のPDF資料を参照。
地下貯水槽分析結果(採取日:4月26日)(PDF 50.7KB)(4月27日公開)
地下貯水槽観測孔分析結果(採取日:4月26日[1])(PDF 42.5KB)(4月27日公開)
地下貯水槽観測孔分析結果(採取日:4月26日[2])(PDF 42.9KB)(4月27日公開)
(以下27日の1Fプレスリリースより)地下貯水槽観測孔の全β核種分析で、22ヵ所のうち13ヵ所で検出限界をわずかに上回る値を検出したので、念のため27日に同じ試料を再分析した。その結果、A-1とA-4(No.1、No.2、No.3と東西に並んでいるところの一番東側(海側))で検出限界をわずかに上回る値を検出。1回目と2回目で結果が違うのは、検出限界値レベルでの変動であると考える。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報98)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報99)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報100)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)

遮水壁設置作業で、港内側工区のでの鋼管矢板の打設作業を今日から開始した。



その他


魚介類のサンプリング結果。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 21.7KB)
20km圏内海域(4月12日採取分)と1F港湾内(3月9、12、15、16、22、23、25、26、27日、4月9、10、11日採取分)。最大値は3月12日港湾口付近のシロメバルでCs合計216,000Bq/kg。
以下は福島県漁連の組合長会議での資料。
福島第一原子力発電所20km圏内海域における魚介類の測定結果(PDF 555KB)
今までの魚介類サンプリングのまとめ。港湾内の捕獲の実績、魚類の移動防止対策等のまとめ、など。前回会議で港湾口の刺し網を二重にすることで万全を期すことの要望があり、GW明けからこれを実施していくと回答した。
地下水バイパスの進捗状況および稼働に向けた準備について(PDF 754KB)

今日、廃炉対策推進会議事務局会議第2回会合があった。ここで、中長期ロードマップの進捗について報告した。
【資料1】プラントの状況(1.22MB) 
【資料2】中長期ロードマップ進捗状況(概要版)(2.77MB) 
【資料3】個別の計画毎の検討・実施状況(4.38MB) 
2号機TIP案内管内障害物の対策と今後の進め方(通し番号で3頁)。2月末のTIP案内管健全性調査では、管内の付着物やリミットスイッチのローラーが障害となり、炉内へ進めなかった。これを突破するために、ダミーTIPケーブル(プラント建設時に使用する確認用のダミーケーブル。ネジ山が切ってあってTIP検出器送り装置(ギア式)で強力に押し込むことができる)の先端にくさびを取付けたものを使用する。実際の作業は早くて6月下旬の見込み。
多核種除去設備ALPSのホット試験(14頁)
地下水バイパス(40頁)。22日にA系の試運転と水質確認が終了。揚水井No.1-4および一時貯留タンクの分析について、東電と第3者機関の結果が出た。放射能濃度は非常に低い値であることを確認した。引き続きB、C系についてもおこなう。今後は、関係者に報告して理解を頂いた上で稼働開始の予定。
3月の追加的放出放射能量の評価(67頁)。月途中で2号機ブローアウトパネル閉止と排気設備の稼働開始があったので、改めて評価した。3月の2号機からの放出は0.002億Bq/h、1-3号機合計で0.025億Bq/hとなり、前月と同様に0.1億Bq/hと評価。
今月の追加的放出放射能量評価(70頁)。前月と変わりなく0.1億Bq/h(1号機0.003億Bq/h、2号機0.0007億Bq/h、3号機0.008億Bq/h)。これによる敷地境界の空気中濃度は134Cs、137Csともに1.5×10-9Bq/cm3(実測値はともにND、検出限界は134Csが1×10-7Bq/cm3、137Csが2×10-7Bq/cm3)、敷地境界における被ばく線量は0.03mSv/yearと評価。
港湾内海水中放射性物質濃度低減に関する専門家による検討会(73頁)。今日、第1回を開催した。5月末までに結果をまとめる。
1F作業安全確保活動のH24年度実績とH25年度計画(80頁)。H24年度の災害数は25人で前年度59人より57%減。熱中症に限ると7人で前年度比で70%減。
適正な労働条件確保のための元請企業の取り組み(82頁)。去年アンケートを実施(結果は2012年12月3日)、不適切な就労実態のあることが明らかになったので、ここら辺のこと(労働条件の書面による通知、雇用企業の確認、など)に関して元請企業に出向いて調査をおこなった。
3号機R/B上部ガレキ撤去作業(97頁)
4号機R/Bカバーリング工事(98頁)
使用済燃料の保管状況(99頁)。キャスク仮保管設備で使用済燃料の保管が始まったので、今後、どこでどれだけの燃料を保管しているかをまとめて示していく。現在、キャスク仮保管設備にはキャスクが4基保管されている。
3号機R/B上部ガレキ撤去作業、プール養生とスキマーサージタンクハッチカバー養生の設置(100頁)
4号機燃料取出し用カバー鉄骨建方工事の進捗(103頁)
2号機R/Bオペフロのガンマカメラによる調査結果(105頁)。γ-eyeIIで2月21日に測定、その後解析していた。オペフロの原子炉ウェルの直上が汚染密度が高い。
2号機トーラス室調査結果(118頁)
1号機R/B1階パーソナルエアロック室調査結果(126頁)
2号機R/B1階MSIV室調査結果(136頁)
2号機格納容器内部調査とガイドパイプ取り外し(145頁)
ガレキ・伐採木の管理状況(165頁)
ガレキ・伐採木の線量低減対策(166頁)。予定の工程は3月29日に完了した。
【資料4】「信頼性向上対策に係る実施計画」の経緯と対応状況について(406KB) 
実績のまとめた(4頁)。信頼性向上対策はすでにかなり進捗した。
福島第一信頼度向上緊急対策本部の活動状況(10頁)。対策リスト(28頁)。

廃炉対策推進会議に設置された汚染水処理対策委員会の第1回会合があった。
5月中に第一弾の対策を決めて、6月の中長期ロードマップ改訂に反映させる。次回は5月中旬、その次は5月下旬の予定。
【資料2】当面の対応等(4.93MB) 
汚染水処理水の貯留について今までのまとめ(7頁-)。タンク等の漏えい防止対策(13頁。1000m3タンクのフランジ接合部の補修の計画、タールエポ塗布による内面腐食対策、土のう・堰・沈砂池の状況)などなど。
地下貯水槽漏えいのまとめ(21頁-)。時系列(25頁)、地下貯水槽の施行状況の写真(34頁)、各槽のモニタリング結果まとめ(36頁)、などなど。
【資料3】地下水流入抑制のための抜本策(4.45MB) 
地下水の現状(2頁)。4月22日のサブドレンピット水位あり。
建屋への流入経路の想定(3頁)
止水の考え方(4頁-)。最終的には、サブドレンをフル運用して地下水位を建屋基礎以下に下げる。この際、地下水位を建屋内のたまり水水位より高くたもちつつたまり水をすべてくみ上げなければならない。地下水流入個所の止水、PCVバウンダリ補修、地下水バイパスの稼働、サブドレンの復旧、サブドレン水浄化装置の設置と浄化済み水の取り扱い、などが必要。
貫通部の止水(5頁-)。今までの実績と今後の方針。
地下水バイパスの活用(8頁-)
サブドレンの活用(11頁-)。サブドレン設備は津波によりポンプ等が損傷し停止している。既設57ヵ所の内27ヵ所はピット内へのガレキ混入、建屋カバー基礎との干渉などで復旧が困難。事故前の1-4号機サブドレンの揚水量は約850m3/day。
2012年1-6月にサブドレンピットの浄化試験を実施したが、十分な浄化はできなかった。これは、ピット内の水位を建屋内たまり水水位より低くできないために十分な浄化ができなかったため。したがって、サブドレン復旧にあたっては、ピット内の浄化ではなくて汲み上げた水の浄化設備の設置を検討する。そういうことになってたんだー
既設ピットで使えるところ(30ヵ所)はピット内の浮遊物除去を実施、また、新設ピット(13ヵ所)の掘削を実施し、ポンプを設置していく。サブドレン浄化設備案(13頁)。H26年秋にはサブドレン設備復旧の予定。
建屋間ギャップの止水検討(14頁)。隣り合わせた建屋の地下外壁は50mm程度の間隔(ギャップ)を空けて配置されており、建屋間を貫通する配管がここに集中するため、この部分を埋めることで地下水流入を抑制する効果が期待されるが、難易度が高い。
陸側遮水壁の検討(14頁-)。陸側遮水壁では建屋周辺の地下水位のコントロールができず建屋内たまり水水位より低くなるおそれがあるため、水位コントロールが可能な地下水バイパスを採用した。
建屋地下部コンクリート充填の検討(15頁-)。たまり水がある状態では充填は困難。たまり水くみ上げ完了時に向けて検討を続ける。
止水方策の課題一覧(16頁-)
参考1:R/B基礎マットからの地下水流入(16頁)。建屋の地下部分は、基礎マット上面の深さまでは地下防水があるが、基礎マット側面は地中土に接しているので、ここから建屋内に流入しているものと想定している。耐震安全性評価から、地震で基礎マットにひび割れができているのではないと想定しており、基礎マットのコンクリートの打継ぎ面がコンクリの乾燥収縮によりひび割れて水道ができていると考える。
参考2:汚染水が滞留している建屋・トレンチの図(17頁)
参考3:たまり水の建屋間の流れ(18頁)
各社による陸側遮水壁、地下水流入対策に関する提案(27頁-)凍土遮水壁すげー
【資料4】トリチウムの処理方法(595KB)

南相馬市と通報連絡協定を昨日25日に締結した(今日より施行)。
福島県内の関係する自治体との通報連絡に関する協定書の締結について(その3) (プレスリリース)

1F、2F、KKのH24年の防災訓練の実施報告書を規制委に提出。
福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所および柏崎刈羽原子力発電所の防災訓練実施結果報告書の提出について (プレスリリース)

耐震安全性に関する新たな知見の収集について、H24年度分を規制委に報告。
原子力施設の耐震安全性に係る新たな科学的・技術的知見の継続的な収集及び評価への反映等のための取り組みに関する原子力規制委員会への報告について (プレスリリース)
県の津波評価に関する報告など。

GW中の1Fの作業。3号機R/B上部ガレキ撤去、4号機カバーリング設置、遮水壁設置、貯留タンク建設(G3、H8エリア)などの急いでいる工事は実施する。その他、通常のルーチン(パトロール、サンプリングなど)は実施する。


ニコ生
【4/26・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年04月27日 - Twilog
平成25年 4月26日(金)17時30分~ 東電会見 質疑 : H25

2013年4月25日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、23日から停止中。

電源2重化工事を行うため09:39に3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置を停止した。工事は明日26日までの予定。停止時プール水温は15.9℃、停止中のプール水温度上昇率評価値は0.143度/hで停止中のプール水温上昇は約5度の見込み(運転上の制限値は65℃)。
3号機T/B地下たまり水移送、昨日24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。フィルター洗浄のため08:26-12:30に停止、起動後13:24に定常流量に到達。

地下貯水槽からの漏えいの件。
移送の状況
地下貯水槽水位データ(PDF 34.9KB)
地下貯水槽 水位グラフ(4/25 16:00現在)(PDF 20.5KB)
地下貯水槽の移送状況について(PDF 16.9KB
No.1からH2エリアタンクへの移送を09:36-14:27に実施。また、No.1からろ過水タンクへの移送を10:58に開始した(こちらは昼夜通じて連続しておこなう)。
今日の作業
地下貯水槽の漏えいに関わる本日(4/25)の作業実績(PDF 514KB)
漏えい検知孔水のくみ上げ。No.1北東側で5回、No.2北東側で4回、No.3南西側で4回、それぞれ実施した。
モニタリング強化。各槽のドレン孔水、漏えい検知孔水、および、地下貯水槽観測孔22ヵ所で採水・分析を実施。また、17日採取分のドレン孔水と漏えい検知孔水のトリチウム分析結果が出た。全β核種で高い値の出ているところで、トリチウムも高い値が出ている。
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:4月25日)(PDF 19.2KB)(4月26日公開)
地下貯水槽 トリチウム分析結果(採取日:4月17日)(PDF 11.0KB)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報94)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報95)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報96)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報97)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報98)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(4月25日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)


おまけ

(以下5月3日追記)
4月25日に、東京新聞の記事に対して事実誤認があるという指摘が東電のサイトに掲載された。
4月25日 東京新聞1面(トップ)「汚染水破綻明かさず 東電、増設前「タンクに余裕」」について 
指摘の対象となった記事は東京新聞のウェブ版にも掲載された。
東京新聞:福島1原発 汚染水 破綻明かさず:社会(TOKYO Web)魚拓はこちら
私は東京新聞を取ってないので、訂正記事が出たのかどうか知らないんだけれど、ウェブ版の方は、場所を変えて訂正されずに残っている。
東京新聞:福島第一 汚染水 破綻明かさず:福島原発事故(TOKYO Web)
記事は地下貯水槽の漏えいに関するもので、ウェブ版の第一パラグラフは以下の通り。
「東京電力福島第一原発の汚染水量が一月にはすでに、地上タンクの容量を超え、貯蔵計画が破綻していたことが分かった。危機的状況にもかかわらず、東電はタンクには余裕があると発表。その裏で、水漏れ事故が起きた地下貯水池に汚染水を投入していた。この時点で危機を公表し、真剣にタンク増設に取り組んでいれば、四月五日に発覚した汚染水漏れ事故は防げていた可能性が高い。」
この内容は私の認識と矛盾する。地下貯水槽は当初、ALPSの処理水を貯めることを想定されていたもので、初めて話が出た頃(たとえば2012年2月27日)には「そんなのでホントに大丈夫なの?」という声はあったけれど、「貯水槽としてすでに実用化され実績のある技術だからOK」という東電側の説明に対して記者から疑問は出なかった。その後、ALPSのホット試験開始が遅れたために、用途を変更して濃縮塩水(RO膜型淡水化装置の処理水)を貯めることになった時(この話の初出は多分2012年12月18日)にも、同じく「大丈夫?」っていう指摘はあったけど、東電は「漏れないように作ってあるんだからALPSの処理水でも濃縮塩水でも同じ」と説明し、記者からも漠然とした不安の他には何の指摘もなかった。つまり、東電は地下貯水槽を濃縮塩水の貯槽として使うのに問題はないと考えていたのだ。だから、地上タンクだけでは処理水の貯留をまかなえなくなった1月以降に地下貯水槽を濃縮塩水の貯槽として使用し始めたわけで、このこと(つまり、地下貯水槽を勘定に入れないと地上タンクだけでは容量が足りない)をもって処理水の貯蔵計画が破綻したと東京新聞が言うのは、地下貯水槽が漏洩することを事前に知っていたのでなければ意味が通らない。漏洩の可能性が確認されるまでは、地下貯水槽に濃縮塩水を貯めることは、何の問題もなかった。だから、地下貯水槽に濃縮塩水を入れ始めたことも、東電は都合の悪い事実として隠す必要がなかったし、実際に隠していなかった。地下貯水槽を実際に貯蔵容量に割り当てることは1月4日に、地下貯水槽に濃縮塩水を入れ始めることは1月7日に、会見で報告されている。したがって、「この時点で危機を公表し、真剣にタンク増設に取り組んでいれば、四月五日に発覚した汚染水漏れ事故は防げていた可能性が高い」という記事の主張は、結論の前提となる事実認識に二つの誤りがある。正しい認識は、地下貯水槽に濃縮塩水を貯めることを東電は当時から公表していたということ、それから、地下貯水槽に濃縮塩水を貯めることを東電は危機的状況とは考えていなかったということ(さらに言うなら、これについて、具体的な根拠をもって危険であると指摘した記者は東京新聞を含めて一人もいなかった)である。前提が事実と反するのだから、結論については言うまでもない。

さて、この記事に対するウェブでの反応は、大半が「やっぱり東電はしょうもないな」という類いのもの。26日のツイッターとはてなブックマークのスクリーンショットはだいたいこんな感じ。
「この記事おかしいんじゃないの?」という反応は、ほとんど見なかった。事実ではない記事にみんな釣られたわけだ。なんでそんなに釣れるかって言うと、この記事を読む前から東電は都合の悪いことを隠蔽する会社だと思っているから。そういう先入観があるために、東電がまた隠蔽してるという記事を読むと、ころっとだまされる。この手の「釣り記事」は、原発事故以降、嫌という程見てきた。しかも対象は東電に限らない。最近では、福島県の甲状腺の検査についてやはり事実に反する釣り記事があった。毎日新聞のこの記事
クローズアップ2013:福島、子供の甲状腺検査 高まる県民の不信- 毎日jp(毎日新聞)
これに対する当事者の反論がこれ。
放射線医学県民健康管理センター | 平成25年4月22日の毎日新聞報道について
あるいは、ちょっと毛色が違うけれど、こんなのも最近あった。
ネットで話題の「民主党ブースに人がこない」画像・動画に関する『真実』を伝えたい:【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)
要するに、実際のところどうなのかを知らないと、事実でないものを事実としてつかまされちゃう、ということなんだ。先入観(あるいは、不安とか期待とか)にそった情報が権威をともなって提示されると、それが事実でなくとも事実であると思っちゃう。その結果何が起きるかというと、社会における人々の認識が現実と乖離していくんだ。本当はそうじゃないのに、みんながそうだと思い込んでいる。こういうのを「偏見」とか「差別」とか言うんだよ。
「イスラムは喧嘩ばかりしている」
「生活保護受給者は働く気がない」
「女は泣けば許してもらえると思っている」
「おっさんの足はクサい」
「東電は情報を隠蔽する」
戦争や内戦をしているイスラム教国はあるけれど、そうじゃない国(たとえばマレーシアとか)だってある。生活保護を不正受給している人は確かにいるけれど、そんなの全体の数%だ。すぐ泣く女もいるだろうけど、決して涙を見せない女もいるし、足のクサくないおっさんだっているに違いない。東電にはトラブル隠しという前科もあるけれど、地下貯水槽の件に関しては指摘されるような隠蔽はしていない。イスラム云々の話なら新聞はかみ付くほうなのに、東電のことになると実際と違うことを書き立てて、読む方も変だと思わない。

事実ではない情報を受け手と送り手が共有し、社会的な認識をゆがめていくっていうと、もうひとつ思い出すのは戦時中のいわゆる大本営発表ってやつ。当時は都合のいい話だけが報道され、人々は受け入れ難い現実から目をそらして偽りの日々を生きてたんだ。ひどい現実が目の前にあったのにね。その結果、国内外でたくさんの人が死んだり傷ついたりしたんだ。新聞は反省してるんだと思ってたけど、ちっとも変わってない。みんな、現実を知りたいんじゃなくて、気持ちいい話を聞きたいだけなんだ。だから、メディア側もそういう話を書きたがるんだろう。書く方も楽しいんだろうね。トラブルの際の会見で東電の不手際とか不作為が原因だと決めつけて質問する記者は結構いるし、そういう人はすごい盛り上がってるもん。ニコ生見てる人も、コメントを読むとそうやって東電がやり込められるのが楽しみな人が多いよね。東電のせいでひどい目に遭ってるんだから、東電は正義によってさばかれるべきだ。東電はもっと苦しめ、と。でも、そういう気持ちと1Fの作業は別だよ。そういう気持ちが作業のことを実際とは違う形で報道させていく、それが廃炉を実現するのに役に立つ?むしろ足を引っ張ることにしかならないんじゃない?それは結局、自分の首を絞めることなんじゃないの?

1Fの作業にたずさわる人たちは、現場に出る人も出ない人もみんな現実の世界と格闘してるんだよ。自分の思いたいように事実認識をねじ曲げることは簡単にできるけれど、現実の世界はそんなに簡単に変わってはくれない。目をつぶりたいような現実が次々と押し寄せてきて、それでもそこに踏みとどまって目をつぶらずに現実世界と向き合ってるんだ。つらくてもそれ以外に道はないのだから。それだけが、この受け入れ難い現実を少しでもマシなものにして行く唯一のやり方だから。

だから、せめて報道の人は事実じゃないことを根拠にものを言うのだけはやめてくれないかな。偏見や差別を助長するのが報道の仕事じゃない。現実に何が起きているのかをゆがめずに伝えてくれよ。それが知りたくないことでも、がっかりするような面白くないことでも、知らなきゃ現実をさばいていくことはできない。虚構の城にたてこもるような人生は、そうしたい人だけがすれば良い。報道機関は公器なんじゃないの?それから、欲を言えば、気持ちでものを言うのもやめないかな。真剣に取り組めば解決できるとか、松岡修造かよ。事前の調査や設計とか資機材・人材の手配とか、いちいちの手順をひとつづつ組み上げて作業が進んでいくの、会見見てれば分かるじゃん。そういうところを厳格にチェックしていけば、できるかできないかが評価できるんじゃないの?事実認識がこんなにゆるゆるで、まともな報道ができるのかね。てか、できてないのか。

2013年4月24日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 23.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機格納容器内部調査で、取り残していたガイドパイプを取除く作業(22日参照)を実施。
電源盤への小動物侵入防止対策工事(シートの設置)を行うため、2号機使用済燃料プー ル代替循環冷却装置を10:06-13:55に停止した。停止時プール水温は14.9℃、再開時は15.2℃(運転上の制限値は65℃)。運転再開後の運転状態に異常なし。
2号機T/B地下たまり水移送、昨日23日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日23日から停止していたが17:08に再開。移送先は雑固体廃棄物減容処理建屋。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
移送の状況
地下貯水槽水位データ(PDF 34.2KB)
地下貯水槽 水位グラフ(4/24 16:00現在)(PDF 20.5KB)
地下貯水槽の移送状況について(PDF 16.0KB)
No.1からH2エリアタンクへの移送を09:56-15:58に実施。No.1からろ過水タンクへの移送は準備ができ次第開始する(早ければ明日から。この移送は日中だけでなく連続しておこなう)。
今日の作業
地下貯水槽の漏えいに関わる本日(4/24)の作業実績(PDF 875KB)
漏えい検知孔水のくみ上げ。No.1北東側で5回、No.2北東側で4回、No.3南西側で4回、それぞれ実施した。
モニタリング強化。新設の地下貯水槽観測孔A-1、6、7、17と海側観測孔4が完成、今日から観測を開始した。これで、地下貯水槽周辺の地下貯水槽観測孔は22ヵ所すべてで観測を開始した。残りは海側観測孔の4ヵ所。
地下貯水槽・貯水槽観測孔・地下水バイパス、海側観測孔分析結果(採取日:4月24日)(PDF 22.3KB)(4月25日公開)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報90)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報91)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報92)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報93)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)

14:25頃、2F1号機T/B2階の主冷凍機室内(管理区域)でドラム缶の搬送作業準備を行っていた作業者が、ドラム缶同士の間に右手人差し指を挟み負傷。発電所内の診療所医師の判断で救急車を要請し、Jビレッジ診療所へ搬送。Jビレッジ診療所で骨折の疑いとの診断、16:23に福島労災病院へ搬送。なお、作業者の身体に放射性物質の付着はなし。


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第96報) 

R/B以外の建屋開口部でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF 78.6KB)
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 87.1KB)

19、22日に話のあったβ線被ばく計測用のリングバッジ、γ・βAPD未装着の件。当該車業者の線量を評価した。
地下貯水槽対策作業におけるリングバッジ、γβAPD不携帯作業員の線量評価(PDF 21.7KB)
4月分のガラスバッジとリングバッジの結果が出たら、改めて評価をおこなう。

3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置の電源2重化工事を行うため、25-26日(約33時間)に冷却を停止する。プール水温は11:00で14.1℃、停止時のプール水温度上昇率評価値は0.143度/hで停止中のプール水温上昇は約5度の見込み(運転上の制限値は65℃)。

4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置の電源2重化工事を行うため、26日(約9時間)に冷却を停止する。プール水温は11:00で23℃、停止時のプール水温度上昇率評価値は0.356度/hで停止中のプール水温上昇は約4度の見込み(運転上の制限値は65℃)。

遮水壁設置工事で、明日以降に港内側(2日のPDF資料を参照)での鋼管矢板の打設作業を開始する。

22日13:16頃、遮水壁設置工事で鋼管矢板を打設する作業船で準備作業をしていた際に、船が揺れて架台が作業者の足下に落下し負傷。すぐに5、6号機側緊急医療室で診察を受け、湿布の手当を受けて帰宅。念のため、その夜に病院で検査を受け、翌朝に骨折(左第4、第5中足骨骨折、3ヶ月の加療を要する)と診断された。この事故により、遮水壁設置工事は中断していたが、再発防止策の検討がまとまり、今日10:00から作業を再開している。

GWの会見スケジュール。来週は30日(火)と5月2日(木)、次の週は7日(火)、8日(水)、10日(金)。


ニコ生
【4/24・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年04月25日 - Twilog
平成25年 4月24日(水)17時30分~ 東電会見 質疑: H25

2013年4月23日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 135KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機S/Cへの窒素ガス連続封入を09:58に停止した。S/C内の残留水素の排出および水の放射線分解による影響(2012年12月3日の中長期対策会議の項参照)を確認するため、2日から実施していた。

2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続していたが09:58に停止。

3号機T/B地下たまり水移送、3月22日から継続していたが10:25に停止。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽の漏えいの件。
移送の状況
地下貯水槽水位データ(PDF 32.7KB)
地下貯水槽 水位グラフ(4/23 16:00現在)(PDF 19.8KB)
地下貯水槽の移送状況について(PDF 15.9KB)
準備ができたので、No.1からH2エリアタンクへの移送を開始した。今日は12:24-16:00に実施。
今日の作業
地下貯水槽の漏えいに関わる本日(4/23)の作業実績(PDF 848KB)
漏えい検知孔水のくみ上げ。No.1北東側で5回、No.2北東側で4回、No.3南西側で4回、それぞれ実施した。
モニタリング強化。新設の地下貯水槽観測孔A-2、5、13、16と海側観測孔3が完成、今日から観測を開始した。また、地下水バイパス観測孔A、B、Cと揚水井No.1-4で16日採取分のトリチウムの分析結果が出た。すべてND。
地下貯水槽・貯水槽観測孔・地下水バイパス、海側観測孔分析結果(採取日:4月23日)(PDF 22.5KB)(4月24日公開)
地下水バイパス、海側観測孔 トリチウム分析結果(採取日:4月16日)(PDF 11.1KB)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報86)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報87)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報88)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報89)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


電源盤への小動物侵入防止対策工事(シートの設置)のため、2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置を明日約1時間停止する予定。プール水温は16:00で14.2℃、冷却停止時のプール水温度上昇率評価値は0.187度/h(運転上の制限値は65℃)。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(4月23 日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年4月22日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 140KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

10:13頃、信頼度向上緊急対策本部・電気設備対策チームが2号機使用済燃料プール代替冷却設備の電気設備のウォークダウンパトロール(17日参照)を実施していたところ、低圧変圧器箱内でネズミの死骸を発見した。
福島第一原子力発電所2号機使用済燃料プール代替冷却系用の 屋外変圧器箱内におけるネズミの死骸確認について(PDF 60.2KB)
福島第一原子力発電所2号機使用済燃料プール代替冷却設備低圧変圧器箱内での小動物(ネズミ)の発見について(PDF 191KB)
当該の変圧器箱は屋外に設置されている。今回のパトロールで蓋を開けて見たところ、2匹のネズミの死骸を発見。1匹は端子部に接触した状態で、もう1匹は箱の底面に落ちていた。ここは、発見時にも通電していたが、つながっている設備への影響はなかった。端子に接触しているネズミを取除いて必要な処置を行うのにこの変圧器を停止する必要があり、2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置を11:36に停止。13:40-14:35にネズミの除去、清掃、絶縁抵抗測定、変圧器箱の開口部の養生(箱の底面の電線引き込み部に開口があり、ここからネズミが侵入したものと推定)を実施。15:48にプールの冷却を再開。冷却停止時プール水温は13.9℃、再開時は14.0℃(この間のプール水温上昇率評価値は0.187度/hだった)。
端子に接触していたネズミには焦げ跡があったが、変圧器のほうには損傷や焦げなどの異常なし。絶縁抵抗も変圧器1次側、2次側の相間、対地間ともに異常なし。この変圧器は460Vを210Vに落とすもので、2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置の1次系と2次系につながっている。12日に点検した際には外観のみで蓋を開けてはいなかった。もう1匹のネズミの死因は不明。
(以下、26日の会見で)屋外の変圧器などの電気品の点検頻度は、3年に1回の簡易点検、6年に1回の本格点検。
福島第一原子力発電所2号機使用済燃料プール代替冷却系の一時停止について【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所2号機使用済燃料プール代替冷却系の一時停止について(続報)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
どうも、構内の電源設備は、上流側と下流側(実際に電気を使う設備に近いほう)に管轄が分かれていて、上流側は電気関係、下流側は設備関係の部署が担当しているらしい。それで、今回の緊急対策では、下流側の電源設備について、電気関係の担当者(つまり、電気の専門家)が設備関係の部署の管轄している電源設備をチェックしている、ということみたい。
2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続中。

3号機R/B上部ガレキ撤去作業で、使用済燃料プールの養生を設置した。
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事(PDF 124KB)
今回のは第1段階で、まだプールの北側に残っている鉄骨ガレキなどが干渉するために一部足りない状態。今後、この残りのガレキを撤去して第2段階の養生を設置する。また、18日に確認されたスキマーサージタンクのハッチ(19日参照。「確認」てことは、18日には分かってないで持ち上げそうになったということなのかしらん)にも養生を設置した。
(以下、26日の会見で)海側の柱の撤去は、第2段階の養生が終わったあとに開始する。5月中には着手できるのではないか。
3号機T/B地下たまり水移送、3月22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽の漏えいの件。
移送の状況
地下貯水槽水位データ(PDF 32.1KB)
地下貯水槽 水位グラフ(4/22 16:00現在)(PDF 20.3KB)
地下貯水槽の移送状況について(PDF 16.4KB)
No.2からH2エリアタンクへの移送を09:28-09:53に実施した。これで終了。この間の移送実績は1070m3(H2エリアタンクの水位計から確認)。次は、No.1からH2エリアタンクへの移送を準備が出来次第おこなう。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv134647511#19:2117日に話のあった、各槽の貯水量の合計が減っている件について。No.1、No.2、No.6の貯水量の積算をグラフにしたのが左上写真。黒がNo.1、赤がNo.2、青がNo.6で、縦軸が貯水量、横軸が日付。積算量が減っているのが分かる。このグラフの上の部分を拡大したのが左下写真。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv134647511#19:55
初期から8日にかけて減っていて、その後は一定を保っている。減少している期間はNo.2からNo.1へ移送していた期間と一致する。したがって、この積算量の減少は、No.1とNo.2の水位計のばらつき(No.2よりNo.1のほうが水位が低く出る)によるものと言える。



今日の作業
地下貯水槽の漏えいに関わる本日(4/22)の作業実績(PDF 766KB)
漏えい検知孔水のくみ上げ。No.1とNo.2は北東側で、No.3は南西側で実施した(No.3北東側は放射能濃度が低下傾向なので今日は実施せず)。
モニタリング強化。新設の地下貯水槽観測孔A-3、4、15、19、B-3と海側観測孔1、2が完成。今日から観測を開始。また、地下水バイパス調査孔と揚水井で採水・分析を実施。
地下貯水槽・貯水槽観測孔・地下水バイパス、海側観測孔分析結果(採取日:4月22日)(PDF 18.0KB)(4月22日公開)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報82)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報83)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報84)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)



その他


3月19日の2号機格納容器内部調査で、ガイドパイプが引き抜けなくなった件。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器(PCV)内部調査結果(ガイドパイプ取外しについて)(PDF 262KB)
動画で、CRD交換レールと思われるものを確認した。
ガイドパイプの状況は以下の通り。手元の直管部の先に関節が4つ付いていて、調査時にここが曲がって下を向いていた。これを引き戻した際に、一番手前の第4関節でパイプが分離して、分離部より先はペネの先端から下に垂れ下がっていると推定。カメラ等の調査装置は分離した関節部の先端に収納されていて、この調査装置につながるケーブルにより分離した関節部と直管部がつながっている。直管部のみを引き戻したが、第4関節が変形していてフロントシール部で引っかかっていて引き抜けないという状況。
対策として、直管部を切断して関節部とあわせて格納容器内に押し込んでペネから取り外す。関節部は直管部の挿入によってX53ペネ直下のグレーチング上へおろす。直管部は押し込んで落下させるので落下位置を制御できないが、グレーチング上もしくは格納容器底部へ落下すると考えられる。周辺にはプラントの冷却、状態監視に使用している機器はなく、影響はないものと評価している。今日、明日で準備し、24-26日に取り外し作業を実施する予定。

19日に報告した地下貯水槽関係の作業でのリングバッジおよびγ・βAPD未装着の件で。その後の調査結果などのまとめ。
地下貯水槽からの漏えい関連作業におけるリングバッジ、γ・βAPD不携帯について(PDF 13.1KB)

1号機S/Cへの窒素ガス連続封入を2日からおこなっているが、明日、停止する予定。

明日、共用プールの冷却ファンB系の供給電源の変更作業を実施するが、A系の運転を継続することでプールの冷却を継続する。


ニコ生
《またネズミ、2号機冷却系停止》東京電力 会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年04月23日 - Twilog
平成25年 4月22日(月)17時30分~ 東電会見 質疑: H25

2013年4月21日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、3月22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
移送の状況。No.2からH2エリアタンクへの移送を09:27-17:15に実施した。
漏えい検知孔水のくみ上げ。No.1とNo.2は北東側で4回づつ、No.3は北東側で1回、南西側で4回、それぞれ実施した。
モニタリング強化22日の資料より)。新設の地下貯水槽観測孔A-9、10、12、14、B-1、2が完成、今日から観測を開始した。塩素濃度は7-12ppm、全β核種濃度はすべてND。
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:4月21日)(PDF 19.3KB)(4月22日公開)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報79)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報80)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報81)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)

(以下、22日の会見資料より)12:30頃、パトロールが共用プール建屋内1階に2個所の水たまりを発見。水たまり個所の高さは地上部分より50cm程度低い。水たまりの大きさは2ヵ所とも、広さ約3m×約4m、深さ約1-2mm。建屋境界部より水が滲み出している状況。たまっている水の核種分析結果は134Csが3.0×10-1Bq/cm3137Csが5.6×10-1Bq/cm3。床のスミヤ分析の結果は134Csが3.5×100Bq/cm2137Csが7.6×100Bq/cm2で、共用プールの水に含まれている60 Coが水たまりから検出されなかったこと、水たまりの表面線量が現場雰囲気線量のバックグランド相当であること、また、共用プール建屋床面に水の滲みが確認されていること等から、地下水による影響と考えている。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(4月21日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年4月20日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機の原子炉注水量が低下したので、14:52に調整
給水系2.3m3/h→2.5m3/h、炉心スプレー系1.8m3/h→2.0m3/h。

2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、3月22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
移送の状況。No.2からH2エリアタンクへの移送を09:36-16:52に実施した。
漏えい検知孔水のくみ上げ。No.1とNo.2は北東側で4回づつ、No.3は北東側で1回、南西側で4回、それぞれ実施した。
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:4月20日)(PDF 17.1KB)(4月21日公開)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報76)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報77)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報78)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(4月20日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年4月19日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 126KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、3月22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
移送の状況
地下貯水槽水位データ(PDF 28.3KB)
地下貯水槽 水位グラフ(4/19 16:00現在)(PDF 18.8KB)
地下貯水槽の移送状況について(PDF 15.5KB)
No.2からH2エリアタンクへの移送を09:37-15:56に実施。
No.1からろ過水タンクNo.1への移送ラインの準備として、ろ過水タンクNo.1およ びNo.2が接続されているバッファタンクへの移送ラインから、ろ過水タンクNo.1を切り離す作業を実施した(このため、08:30-11:01に計画的に運転上の制限外に移行した)。
今日の作業
地下貯水槽の漏えいに関わる本日(4/19)の作業実績(PDF 277KB)
No.2漏えい原因調査。漏えい検知孔貫通部周辺の覆土復旧を完了した。
漏えい検知孔水のくみ上げ。No.1とNo.2は北東側で4回づつ、No.3は北東側で1回、南西側で4回、それぞれ実施した。
モニタリング強化。新設観測孔のボーリング作業を実施中。地下貯水槽観測孔A-8、11、18で採水・分析を実施。
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:4月19日)(PDF 17.1KB)(4月20日公開)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報73)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報74)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報75)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


16日に実施した2号機MSIV室調査の際の動画を公開。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋1階MSIV室調査(ダイジェスト版)(1:42)(動画)
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋1階MSIV室調査(Packbot動画)(34:43)(動画、26日まで公開)
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋1階MSIV室調査(Quience2動画)(25:56)(動画、26日まで公開)

地下貯水槽漏えいに関係する作業者の中に、β線被ばく計測用のAPDおよびリングバッジを着用していない人がいたことを確認し、労基署へ報告した。6、7日の作業(地下貯水槽No.2のサンプリングやポンプの設置)において、β線の計れるAPDを着用していなかった作業者が6人、リングバッジを着用していなかった作業者が14人いた。同じ作業をしていた他の作業者のβ線のAPDの計測値は0。また、類似の作業をした他の作業者のリングバッジの結果はND。これらから、未着用の作業者の被ばく線量も0と評価している。さらに評価を進めるとともに改善に努めていく。

3号機R/B上部ガレキ撤去作業で、スキマーサージタンクのふた(機器ハッチ)をあやまって吊り上げそうになった
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋上部の瓦礫撤去工事時におけるスキマサージタンクハッチの状況について(PDF 234KB)
昨日18日の作業中に、もともと少し浮いていたハッチに吊り具が引っかかっていたため、これを持ち上げそうになったが、すぐに気付いて下ろした(吊り具をあやまって引っかけたのか、それを吊り上げるつもりだったのか、わからない)。モニタリング結果には影響なし。

今日、規制委の第9回特定原子力施設監視・評価検討会があった。そこで説明した資料。
地下貯水槽計画の経緯、現在の対応(要因分析他)と今後の方向性について(PDF 1.05MB)
事前の検討(通し番号で2頁以降、性能、耐震性、想定された不具合など)、事象のまとめ(7頁)、原因の推定(8頁、水圧による応力集中やクリープ現象?)、漏えい検知孔水くみ上げの実績(11頁)、もれた放射性物質の拡散の推定(12頁以降、地下水が貯水槽から海に到達するのに10-20年、その流れにのって90Srが海に出るまでに100年程度)など。
第8回特定原子力施設監視・評価検討会に対するコメント回答(PDF 317KB)
地下貯水槽使用停止にともなう水処理運転計画、タンク貯蔵計画、水バランスシミュレーション(3頁以降)。ろ過水タンクの使用について(12頁以降、仕様、点検結果、構造強度・耐震性、運用管理など)。
多核種除去設備のホット試験について(PDF 246KB)
A系の除去性能は、1Fでの簡易測定で告示濃度限度を下回る見込み。今後、バックグラウンドの低い2Fで分析をおこなう。汚染水貯蔵量低減のため、B、C系ホット試験開始の前倒しを提案。

今日、第3回廃炉対策推進会議があった。
東京電力福島第一原子力発電所廃炉対策推進会議(第3回)(976KB)
汚染水処理対策委員会を設置する。経産大臣から、事業者任せでなく経産省、規制委が一体となり汚染水処理について取り組む、などの指示があった。

核種分析スペクトル生データ帳票を原子力情報コーナーで公開。


ニコ生
【4/19・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
平成25年 4月19日(金)17時30分~ 東電会見 質疑: H25

2013年4月18日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 147KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、3月22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。フィルター洗浄のため、08:21-11:19に停止。起動後11:48に定常流量に到達。

地下貯水槽からの漏えいの件。
移送の状況
地下貯水槽水位データ(PDF 27.7KB)
地下貯水槽 水位グラフ(4/18 16:00現在)(PDF 18.5KB)
地下貯水槽の移送状況について(PDF 15.5KB)
No.2からH2エリアタンクへの移送を09:47-17:01に実施。
No.1からろ過水タンクNo.1への移送の準備として、ろ過水タンクNo.1およびNo.2から炉注水バッファタンクへ移送するラインからろ過水タンクNo.1を切り離す作業を明日19日におこなう。この作業の間(約6時間を予定)、ろ過水タンクからバッファタンクへの供給が停止するので、計画的に運転上の制限外へ移行する。バッファタンクへは水処理設備から汚染水処理後の淡水が供給されており、純水タンクを使った非常用の炉注水設備もある。
今日の作業
地下貯水槽の漏えいに関わる本日(4/18)の作業実績(PDF 881KB)
No.2漏えい原因調査。漏えい検知孔貫通部周辺の覆土復旧作業を実施中。
漏えい検知孔水のくみ上げ。No.1とNo.2は北東側で4回づつ、No.3は北東側で1回、南西側で4回、それぞれ実施した。
モニタリング強化。新設観測孔のボーリング作業を実施中。新設の地下貯水槽観測孔A-8と11で採水・分析を実施(A-18は採水できず)。
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:4月18日)(PDF 19.3KB)(4月19日公開)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報69)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報70)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報71)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報72)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(4月18日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)


2013年4月17日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 138KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、昨日16日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、3月22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
移送の状況
地下貯水槽水位データ(PDF 26.1KB)
地下貯水槽 水位グラフ(4/17 16:00現在)(PDF 18.2KB)
地下貯水槽の移送状況について(PDF 15.6KB)
No.2からH2エリアタンクへの移送を09:21-16:57に実施。各槽内の貯水量を足すと26000m3となり、以前の26300m3より減っているが、この違いは誤差の範囲と考える。貯水量は水位計の値から体積へと換算してもとめているが、それぞれの水位計の誤差に加えて、体積への換算に置ける誤差(水位から体積を求める際の水槽の形や中に入っている枠材の形状の揺らぎなど)がある。また、当初はNo.2とNo.3のみに入っていた水が、現在はNo.1とNo.6へも移送されており、それぞれの槽の水位計同士の違いも加わっている。水位計の誤差はフルスケールに対して0.5%強ある。
今日の作業
地下貯水槽の漏えいに関わる本日(4/17)の作業実績(PDF 691KB)
No.2漏えい原因調査。漏えい検知孔周辺の遮水シートなどを復旧完了。今後、覆土を復旧する。
漏えい検知孔水のくみ上げ。No.1とNo.2は北東側で4回づつ、No.3は北東側で1回、南西側で4回、それぞれ実施した。No.3は南西側に加えて北東側の全β核種濃度が上昇してきているので、今日は両方で実施した。
モニタリングの強化。15日に完成した新設観測孔A-8に加えて、A-11とA-18が完成した。今日の結果は塩素濃度が9-32ppm、全β核種濃度がすべてND。
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:4月17日)(PDF 19.0KB)(4月18日公開)
地下貯水槽 トリチウム分析結果(採取日:4月17日)(PDF 11.0KB)(4月25日公開)
これまでのまとめ
社長会見配布資料(PDF 1.37MB)
移送の計画、予定、設備の写真など(PDF資料1頁以降)。
ドレン孔水、漏えい検知孔水の分析結果のグラフ(12頁以降)。No.1はほぼ横ばいで変化なし。No.2とNo.3は漏えい検知孔水のくみ上げ開始後、検知孔水濃度に若干の低下傾向あり。
「福島第一信頼度向上緊急対策本部」電気設備対策チーム活動状況の報告(19頁以降)。重要な7設備(Step1:使用済燃料プール代替冷却設備、共用プール冷却設備、原子炉注水設備。Step2:格納容器ガス管理設備、窒素封入設備、所内電源設備、免震棟非常用電源設備)について現場確認・点検を実施(詳細は36頁以降に参考資料あり)し、弱点の抽出、対策の実施を順次おこなっている。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報66)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報67)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報68)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


水処理週報。
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第95報) (プレスリリース)

R/B上部でのダストサンプリングと格納容器ガス管理システムでのガスサンプリングの結果。1号機が1日、2号機が4日、3号機が11日。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 84.5KB)
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 72.0KB)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 77.0KB)
福島第一原子力発電所 1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.6KB)
福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 44.4KB)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 44.6KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 77.1KB)

T/B地下たまり水の核種分析結果。3、4号機、11日採取分。
福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF 7.98KB)

IAEAが1F1-4号機の廃炉に向けた取り組みについてレビューをおこなうため、15日から来日している(4月9日参照)。今日は、1Fに視察のため来訪。
IAEA調査団の福島第一原子力発電所視察(写真、動画へのリンクページ)


ニコ生
【4/17・17:30開始】東京電力 記者会見
今日は、「福島第一信頼度向上緊急対策本部」の進捗を本部長の社長が福島で報告したのだけれど、ニコ生では中継しなかった。本家にあるかもしれない。


文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年04月18日 - Twilog
平成25年 4月17日(水)17時30分~ 東電会見 質疑 : H25

2013年4月16日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 158KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機R/B1階MSIV(Main Steam Isolation Valve、主蒸気外側隔離弁)室調査を実施した。作業者18名(現場11名、免震重要棟7名)、Quince2 1台、PackBot 1台。作業時間11:13-14:03。計画線量7mSv、最大被ばく線量0.55mSv、Quince2 5.7mSv、PackBot 12.5mSv。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋1階MSIV室調査結果について(PDF 182KB)
MSIV室の雰囲気線量率、温湿度、ダスト濃度および格納容器貫通部周辺の状況を確認した。MSIV室内の温度は19℃、湿度は58%。1階の線量は1.3-4.1mSv/h(入口外で5.5mSv)。グレーチング上で3.7-9.9mSv/h。
(以下、19日の会見より)動画を公開。1階から階段を上って中2階のグレーチングへ上がる。スプリングのように見えるのが主蒸気隔離弁。主蒸気隔離弁の間に見えるのはT/BからR/Bへの給水配管。この室内は、大きな損傷は見られない。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋1階MSIV室調査(ダイジェスト版)(1:42)(動画、4月19日公開)
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋1階MSIV室調査(Packbot動画)(34:43)(動画、4月19-26日公開)
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋1階MSIV室調査(Quience2動画)(25:56)(動画、4月19-26日公開)
2号機T/B地下たまり水移送、12日から停止していたが09:55より再開。。

3号機T/B地下たまり水移送、3月22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
移送の状況
地下貯水槽水位データ(PDF 25.5KB)
地下貯水槽 水位グラフ(4/16 16:00現在)(PDF 17.9KB)
地下貯水槽の移送状況について(PDF 15.3KB)
No.2からH2エリアタンクへの移送をリークチェックの後に開始した。今日は12:13-15:55に実施。今後、日中に1週間ほどおこなう予定。
今日の作業
地下貯水槽の漏えいに関わる本日(4/16)の作業実績(PDF 987KB)
漏えい検知孔水のくみ上げ。No.1(北東側)、No.2(北東側)、No.3(南西側)で実施した。
モニタリングの強化。新設観測孔のボーリング作業を実施中。地下水バイパス調査孔(A、B、C)と揚水井No.1-4で分析を実施。塩素濃度は9-63ppm、全β核種濃度はND。地下水バイパスの揚水からβ核種でちゃったら困るねぇ。でないといいねぇ。
地下貯水槽・貯水槽観測孔・地下水バイパス水分析結果(採取日:4月16日)(PDF 18.2KB)(4月17日公開)
地下水バイパス、海側観測孔 トリチウム分析結果(採取日:4月16日)(PDF 11.1KB)(4月22日公開)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(4月16日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年4月15日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 221KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

昨夜の地震について、09:21に1-6号機設備の現場パトロールを終了。異常ないことを確認した(2Fは00:31にパトロール終了、異常なし)。
平成25年4月14日地震情報 続報 (福島第一・福島第二原子力発電所関連) 【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)

2号機T/B地下たまり水移送、12日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、3月22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
今日の作業
地下貯水槽の漏えいに関わる本日(4/15)の作業実績(PDF 341KB)
No.2の漏えい原因調査。露出した漏えい検知孔貫通部周辺の遮水シートでスパーク試験6日のPDF資料参照)を実施したが、異常なかった。
漏えい検知孔水のくみ上げ。No.1とNo.2の北東側、No.3の南西側で実施。今後はこの3個所(放射能濃度の高いところ)のみで実施していく。
モニタリングの強化。新設の観測孔A-8(深さ10m、No.2のふちから10mの距離)でボーリング作業が完了。地下水バイパス調査孔A、B、C(11日測定)および地下水バイパス揚水井No.1-4(10日測定)での分析結果は塩素濃度が9-65ppm、全β核種濃度はND。
移送の状況
地下貯水槽水位データ(PDF 24.5KB)
地下貯水槽 水位グラフ(4/15 16:00現在)(PDF 17.3KB)
地下貯水槽の今後の移送計画について(PDF 155KB)
No.2からH2エリアタンクへの移送準備が今日ほぼ終了、明日以降にリークテストの後に移送開始する。No.3からNo.6への移送ラインからの漏えい(11日参照)の影響で当初予定の14日から遅れたが、移送終了時期は当初予定と変わらない見込み。予備の移送先の容量リストを公開(PDF資料3頁)。
地下貯水槽・新設観測孔(貯水槽周辺)分析結果(採取日:4月15日)(PDF 19.3KB)(4月16日公開、新設観測孔A-8の結果あり)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報57)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報58)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報59)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報60)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)

09:30頃、5号機T/B地下でM/C 5Dの定例点検作業中に、50代の作業者がM/C盤上部より約2m落下した。5、6号機側緊急医療室で診察、移送の必要ありと判断され、10:21に救急車を要請。10:40に急患移送車で出発、富岡消防署で救急車に乗り換えて福島労災病院へ移送。左踵骨骨折および腰臀部打撲で約3ヶ月の入院加療を要する見込みとの診断。作業者に身体汚染なし。M/C盤上部に登って落下防止の安全帯を掛けようとしたところで落下した。


その他


4月5日に3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置が動力盤のトラブルで停止した件の調査結果。
福島第一原子力発電所3号機使用済燃料プール循環冷却設備停止の原因分析および対策について(PDF 92.3KB)
小動物侵入対策として、動力盤下部の開口部を金網でふさぐ作業をしているときに、使用していた針金が端子部にふれて地絡が発生、遮断器が動作して機器の停止に至った。針金先端および端子部に焦げあとを確認(PDF資料2頁)。当該の作業は東電の直営で実施しており、今後、作業管理を徹底するなどの対策をとる(5頁)。

水処理設備内の処理水分析結果。採取個所は11月18日の資料を参照。
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF 10.1KB)

1F港湾内海底土の分析結果を公開。
福島第一原子力発電所港湾内海底土核種分析結果(調査日:平成 24 年 7 月 23 日)(PDF 143KB)
すでに去年2012年の8月30日に公開したものに、PuとSrの結果を追加。

2号機R/BのMSIV(主蒸気外側隔離弁)室の調査(ロボットにより雰囲気線量、映像データ等を取得し、原子炉格納容器の調査・補修方法へ反映)を明日16日に実施予定。


ニコ生
【4/15・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
平成25年 4月15日(月)17時30分~ 東電会見 質疑: H25


2013年4月14日(日)


22:25に浜通りで震度4の地震。震源地は福島県沖、震源の深さは51km、地震の規模(マグニチュード)は5.3。
震度分布図(気象庁)


今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

地震の影響はなし。1Fで観測された揺れの加速度の最大値は6号機で26.5Gal(水平)。
平成25年4月14日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連) (プレスリリース)

2号機T/B地下たまり水移送、12日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、3月22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
地下貯水槽分析結果(採取日:4月14日)(PDF 14.2KB)(4月15日公開)
今日採取した漏えい検知孔水の塩素濃度は、昨日13日と比べてNo.1が上昇(1200ppm→1320ppm)、No.2とNo.3が低下(120ppm→92ppm、180ppm→60ppm)。その他の地点は大きな変化なし。
移送の状況。No.3からNo.6への移送は計画量を満足したので15:06に停止した。今日から開始予定だったNo.2からH2エリアタンクへの移送は今日は実施しない。この移送ではNo.3からNo.6への移送ラインの一部を使用するため、移送ラインの切替え作業が必要で、11日の漏えいの影響で工程を調整しているため。
漏えい検知孔水のくみ上げ。
No.1では北東側と南西側で1回づつ実施。No.2ではH2エリアタンクへの移送準備のため実施せず。No.3では南西側で2回実施。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報51)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報52)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報53)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報54)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報55)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報56)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(4月14日 午後3時30分現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年4月13日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、昨日12日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、3月22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下書水槽からの漏えいの件。
地下貯水槽分析結果(採取日:4月13日)(PDF 13.9KB)(4月14日公開)
No.1北東側のドレン孔の全β核種濃度が上昇している。昨日12日05:10採取分が1.5×100Bq/cm3とおととい11日09:50採取分の5.1×10-1Bq/cm3より増加、塩素濃度は14ppmで変わらず。このことから、No.1でベントナイトシートの外側へ微量な漏えいがあるものと判断した。
今日採取した漏えい検知孔水の塩素濃度では、昨日12日と比べてNo.1が増加(1100ppm→1200ppm)、No.2とNo.3が減少(250→120ppm、270→180ppm)。また、今日採取分のNo.1北東側ドレン孔の全β核種濃度も7.2×100Bq/cm3と引き続き増加。このため、No.1の水位などについて監視を強化する。そのほかは大きな変化はない。
漏えい検知孔水のくみ上げ。No.1は二つの漏えい検知孔で2回、くみ上げを実施した。No.2では1回。No.3でも1回。なお、No.3の北東側では15分間連続でポンプを運転したがくみ上げが終了しなかったために手動で停止したが、採取した水の濃度は前日と変わらず。
No.3からNo.6への移送は継続中。明日、計画量を満足して停止する予定。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報47)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報48)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報49)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報50)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(4月13日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年4月12日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 137KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機トーラス室調査2日目を実施。
福島第一原子力発電所2号機トーラス室調査について(PDF 183KB)
R/B1階床に開けた穴(3月25日参照)から機器を入れてトーラス室内を調査した。
1日目(昨日11日、最大被ばく線量1.65mSv)は、温度・線量測定と画像取得。線量はトーラス室の天井で6.2mSv、たまり水の水面直上が最大で134mSv。水面の位置はO.P.3260mm(水の深さは5.3m)。水面下1.5mで階段の踊り場(約O.P.1700mm、水面下約1m)と干渉したため、床までは行かれなかった。室温は約20℃、水温は約25℃。たまり水の透明度は約100cm以上。
福島第一原子力発電所 2号機トーラス室調査について(1:40)(動画)
さび等は確認されたが、大きな破損は認められず。今後、詳細に評価する。45秒過ぎ、階段踊り場が見える。トーラスの外側(朱色に塗ってあるところ)が白く汚れているのは、海水の塩分が乾いたもの、もしくはほこりなどではないかと思う。
2日目(今日、最大被ばく線量2.59mSv)は、たまり水と堆積物の採取。床まで行かれないので、階段踊り場で採取を実施。たまり水は約500cc(容器表面線量は約0.1mSv/h)、堆積物は約5cc(容器表面線量約0.1mSv/h)。
2号機T/B地下たまり水移送、6日から継続していたが09:38に停止。

3号機T/B地下たまり水移送、3月22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽から漏えいの件。
地下貯水槽分析結果(採取日:4月12日)(PDF 48.2KB)(4月13日公開)
前日とほぼ同じ。
昨日発生したNo.3からNo.6への移送ラインでの漏えいの調査結果。
地下貯水槽No.3上配管フランジ漏えいの原因と対策(PDF 98.6KB)
調査のためにフランジを分解する前にフランジ面間隙測定をした結果、間隙の不均一とつぶれ代の拡大を確認した。ガスケット、フランジには割れ、傷、変形などはなかった。このフランジは2012年12月ライン完成後、今回の使用まで乾燥した状態であったこと、使用していないために保温材の取付け作業の優先順位が低く春まで外気にさらされて温度変化が大きかったこと、などにより、締め付け状態の変化(つぶれ代の拡大、ボルトのゆるみ)が生じたものと推定。対策はPDF資料4頁。漏えいした水がしみ込んだところの覆土はさらに掘って(深さ30-60cm)撤去し、地表面線量で最大0.05mSv/h(β+γ)になった。
移送の状況
地下貯水槽の移送状況について(4月12日16時現在)(PDF 20.6KB)
地下貯水槽水位データ(PDF 20.7KB)
地下貯水槽 水位グラフ(4/12 16:00現在)(PDF 15.7KB)
No.3からNo.6への移送は類似個所の点検などをおこなった後、21:56に再開、23:00に移送ラインに漏えいのないことを確認した。
地下貯水槽の今後の移送計画について(PDF 22.6KB)
緊急時の予備として想定している復水器H/W他の容量は調査の結果、17,400m3
今日の作業
地下貯水槽の漏えいに関わる本日(4月12日)の作業実績(PDF 1.75MB)
No.2の漏えい原因調査。漏えい検知孔のパイプ貫通部を露出させて目視で確認したが、異常は見られなかった(PDF資料1頁の写真の黒塗りは漏えい検査をした作業者の氏名)。
漏えい検知孔水のくみ上げ。No.1の北東側(10:07-10:08、13:55-13:57)と南西側(11:05-11:07、14:35-14:27)で実施。No.2でも今日から開始。北東側(15:18-15:19)と南西側(16:05-16:06)。No.3では仮設ポンプの設置を完了。くみ上げは明日以降に実施の予定。
モニタリング強化。引き続きボーリングを実施。また、既設の観測孔(地下水バイパス調査孔A、B、C)で11日に採取した水の分析を実施。塩素濃度は9-16ppm、全β核種濃度はND。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報42)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報43)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報44)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報45)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報46)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)

4日にキャスク仮保管設備に輸送した乾式貯蔵キャスクに計器(表面温度センサーと圧力センサー)を取付けて免震重要棟から遠隔監視が可能となったので、乾式キャスク仮保管設備の運用を21:00に開始した。

8日に切れているのが確認された5、6号機取水口付近に設置したシルトフェンスの修理が完了した。


その他


魚介類のサンプリング結果。20km圏内海域(3月16、22、26、27、29日採取分)と1F港湾内(3月6、7、8、13、16、22、26、28日)。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 97.0KB)
今回の分析の最高値は、港湾内で採取されたアイナメ(港湾口付近)とムラソイ(東波除堤付近)がいずれもCs合計で430,000Bq。

実施計画の補正を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の補正について (プレスリリース)
福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画の一部補正について(PDF 123KB)
3月22、29日に続き、全体補正の3回目。

研究開発プロジェクトのH24実績評価及び実績評価及びH25見直しの方向見直しの方向性(11.4MB) (PDF)

今日、規制委の第8回特定原子力施設監視・評価検討会が開かれた。


おまけ


何もしなければトラブルも起きない。何かすれば必ずトラブルの起きるリスクは生じる。そして、何もしなければ現状も維持できない。結局は、どこまで慎重にやるか、どれだけ時間的猶予があるか、それでトラブルのリスクをどこまで下げられるか、どこが最適値なのか、という予測の問題だ。決して漏らさない、なんていうのは、かつて「安全神話」とよばれていたものなのに、またそれをマスメディアは要求するのでしょうかねぇ。東電の側も、謝ってばかりじゃなくて、そういうことについての理解を求めるようにするんじゃないの?



ニコ生
【4/12・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年04月14日 - Twilog
平成25年 4月12日(木)17時30分~ 東電会見 質疑 : H25.4.12

2013年4月11日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 26.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

常用高台ポンプの切替えにともない1-3号機の原子炉注水量が低下したので、12:50に調整
1号機:給水系2.4m3/h→2.5m3/h、炉心スプレー系は2.0m3/hで継続。
2号機:給水系1.8m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系3.4m3/h→3.5m3/h。
3号機:給水系1.9m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系3.4m3/h→3.5m3/h。
16:33に1号機の注水量が低下したので調整。
1号機:給水系2.3m3/h→2.5m3/h、炉心スプレー系1.9m3/h→2.0m3/h。

2号機トーラス室調査を実施。明日も引き続き実施予定。詳細は12日を参照。
2号機T/B地下たまり水移送、6日から継続中。

3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 77.0KB)
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 44.6KB)
3号機T/B地下たまり水移送、3月22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽から漏えいの件。
No.3からNo.6への移送ラインで漏えいが発生
地下貯水槽No.3からNo.6への移送開始時の配管フランジ部からの水の漏えいについて(PDF 472KB)
6日から実施していたNo.2からNo.6への移送を予定どおり13:06に停止。No.3からNo.6への移送を14:00に開始したところ、14:03に移送ポンプ出口配管のフランジ部から鉛筆1本分ほどの漏えいを確認。すぐにポンプを停止して漏えいの停止を確認した。漏えい量は約22Lと推定。漏れた水は貯水槽上部の覆土の2m×3mの範囲にしみ込んでいて、周辺への流出はない。しみ込んだ覆土は除去作業を実施した(地表面の線量は28mSv/h(β+γ))。No.3に貯めてある水の全β核種濃度は2.9×105Bq/cm3
No.3からNo.6への移送は今日が初めて。当該のフランジを含む移送配管は本設のものだが、2012年12月にNo.3貯水槽が完成した際の水張り試験実施時にはまだできていなかったため、水張り漏えい試験をおこなっていない。竣工時の品質確認として当該フランジ部の面間の寸法(間に入れてあるパッキンのつぶれ具合を見る)を確認している。締め付けボルトのトルク確認はしていない。フランジには凍結防止の保温シートを巻いてあったので、漏えいに気付くまで3分を要した。
フランジの分解調査で、漏えいの原因はフランジ接合部の不良(面間、間隙の不均一)と判明。パッキンを交換して復旧した。No.3からNo.6への移送は明日から再開の予定。
移送の状況
地下貯水槽の移送状況について(4月11日16時現在)(PDF 66.8KB)
地下貯水槽水位データ(PDF 17.7KB)
地下貯水槽 水位グラフ(4/11 16:00現在)(PDF 14.9KB)
No.2からNo.6への移送を実施。No.3からNo.6への移送は上記のトラブルで停止。
その他の今日の作業
地下貯水槽の漏えいに関わる本日(4月11日)の作業実績(PDF 401KB)
No.2の漏えい原因調査で、漏えい検知孔周辺の遮水シートと砕石(法面にそって槽内に詰めてある)の撤去を実施。
漏えい検知孔水のくみ上げは、No.1の北東側で10:00-10:02、南西側で10:42-10:44で実施。
モニタリング強化では、ボーリングを実施中。
ドレン孔水および漏えい検知孔水の分析結果(10日採取分)。
地下貯水槽分析結果(採取日:4月11日)(PDF 64.0KB)(4月12日公開)
塩素および全β核種濃度は9日とほぼ変わらず。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報33)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報34)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報35)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れおよび本店臨時会見開催のご案内について(続報36)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報37)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報38)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報39)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報40)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報41)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他

4号機燃料取出し用カバー設置工事の進捗。
福島第一原子力発電所4号機燃料取り出し用カバー鉄骨建方工事の進捗状況について(PDF 70.5KB)
昨日10日までに、R/Bのとなりになる部分の鉄骨建方が完了。


ニコ生
《移送ポンプ配管から漏えい》東京電力 臨時会見

文字起こし、実況など
ドラえもん(@jaikoman)/2013年04月12日 - Twilog
平成25年 4月11日(木)18時00分~ 東電会見 質疑: H25.4.11

2013年4月10日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 26.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、6日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、3月22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

地下貯水槽からの漏えいの件。
地下貯水槽分析結果(採取日:4月10日)(PDF 64.1KB)(4月11日公開)
地下貯水槽水位データ(PDF 18.1KB)
地下貯水槽 水位グラフ(4/10 14:00現在)(PDF 14.4KB)
地下貯水槽分析結果(採取日:4月9日[3])(PDF 104KB)
対策をまとめた
社長会見配布資料(PDF 702KB)
No.1、2、3、6に貯留している水(濃縮塩水)はすべて、地上のタンクに移送する(PDF資料1頁)。優先度の高いNo.1とNo.2は既設のタンク(H2エリアの濃縮廃液貯槽B(蒸発濃縮型淡水化装置の廃液受けタンク。現在、蒸発濃縮型淡水化装置は使っていないので余裕がある)とろ過水タンク2基のうちの1基)へ移送。優先度の低いNo.3とNo.6はG6エリアにこれから新設する鋼製タンク(500t×38基。今までの貯留タンク増設計画にも入っていなかった、全く新しい計画)へ移送する。地下貯水槽からH2エリアタンクへの移送ラインは既設(ラインの切替えなどで移送可能)。ろ過水タンクへの移送ライン(約200m)はカナフレックスホースを使って新設。G6エリアタンクへの移送ライン(約500m)はPE管で新設。ろ過水タンクへの移送ラインはなるべく早く作るためにカナフレックスホースを採用、周囲に土のうを積むなどしてホースからの漏えいに備える。14日に移送開始、完了はNo.2が4月20日、No.1が5月5日、No.3と6が6月6日の予定。No.3は異常の見られないNo.6と違って漏えいの可能性があるため、水移送完了までに状況に変化があった場合のために、緊急時の移送先として、高濃度汚染水受けタンク(2800m3)および復水器H/W(Hot Well、容量は確認中)への移送手段の準備をする。
No.4に貯留している5、6号機のたまり水は、5、6号機側に戻して淡水化処理の後に散水に使うなどして、こちらも空にする予定だが、時期は未定。
この地下貯水槽からの移送計画を実施しても、通常の汚染水処理で発生する濃縮塩水の貯留計画は破綻せずにいける見通しがついた(4頁)。また、貯留タンクの増設は、できる限り前倒して行く。
漏えい検知孔水を槽内へ還流させる(5頁)。地上タンクへの移送が完了するまでにしばらくかかる。その間、No.1とNo.2の漏えい検知孔に小型ポンプを設置し、たまっている汚染水を吸出して槽内へ戻すことで、周辺地盤への汚染拡大を防止する。準備が出来れば開始し、水移送完了まで継続して実施する。吸出した水の量はモニターし、分析も実施する。No.1では今日から開始(北東側で15:40から1分間、南西側で16:05から30秒間、ポンプを起動して水を戻した。短時間なのは水が少なかったから)。
観測孔を新設してモニタリングを強化する(9頁)。既設の観測孔7つ(深さ20-30m)の他に、地下貯水槽周辺に22ヵ所(深さ5-15m)、地下貯水槽の海側に8ヵ所(深さ20-30m)、計30ヵ所の観測孔を新設し、新設22ヵ所(浅いほう)で塩素と全β核種の濃度を1日1回、新設8ヵ所と既設7ヵ所(深いほう)で塩素、全β核種、トリチウムの濃度を週1回実施する。観測孔新設のための作業をすでに開始、14日よりできたところから観測を開始する。各槽のドレン孔および漏えい検知孔でのサンプリングは今の状態を継続する(塩素、γ核種、全β核種濃度を1日2回、ただし水の入っていないNo.5と7は1日1回)。
NO.2の漏えい原因調査のため、北東側の漏えい検知孔周辺の覆土などをはいで遮水シートの様子を見る(17頁)。漏えい発生個所である可能性を考えている、漏えい検知孔パイプが遮水シートを貫通している場所の状況を確認する。今日から、覆土の撤去作業に入っている。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報27)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報28)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報29)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報30)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
地下水バイパスの揚水井(No.1-4)のサンプリング結果。塩素濃度は9-65ppm、全β核種濃度はND(検出限界値:2.0×10-2Bq/cm3)。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報31)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報32)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)

5、6号機側仮設タンクとRO装置の間の取水槽からの溢水の件(9日参照)。今日、RO装置の運転を再開した。

物揚場付近の魚類移動防止用シルトフェンスが切れていた(8日参照)で、今日、修理が完了した。5、6号機側のシルトフェンスは今週中に修理開始の予定。


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第94報) (プレスリリース)

2号機R/B排気設備でのダストサンプリング結果。3月28日実施分。
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 75.1KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 建屋開口部等における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 96.2KB)
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 77.2KB)

11、12日に2号機トーラス室調査を実施する予定。3月25日にR/B1階床に調査用の穴を開けている。

昨日9日に実施したALPSでのHIC交換の様子を公開。
福島第一原子力発電所多核種除去設備 高性能容器(HIC)の交換風景(PDF 109KB)

原子力改革特別タスクフォースの改革プラン(3月29日参照)にあったソーシャル・コミュニケーション室を開設。
ソーシャル・コミュニケーション室の設置について (プレスリリース)



ニコ生
《地下貯水槽 汚染水漏えい》東電 廣瀬社長会見
【4/10・16:30開始】東京電力 記者会見

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年04月11日 - Twilog


2013年4月9日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 25.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1号機R/Bパーソナルエアロック室調査を実施した。作業時間は11:29-14:21、計画線量7mSv、最大被ばく線量0.72mSv、ロボットの被ばく線量はFRIGO-MAが57mSv、PackBotが210mSv。
福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋1階パーソナルエアロック室調査結果について(PDF 351KB)
福島第一原子力発電所1号機 パーソナルエアロック室(FRIGO動画) (2:13:03)(動画全編版、4月12-20日公開)
福島第一原子力発電所 パーソナルエアロック室(Packbot動画)(2:11:00)(動画全編版、4月12-20日公開)
福島第一原子力発電所1号機 パーソナルエアロック室(ダイジェスト版)(10:25)(動画ダイジェスト版、4月12日公開)

2号機T/B地下たまり水移送、6日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、3月22日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3月21日から停止中。
水処理装置、SARRY、3月22日から運転中。

ALPSで08:15-13:57に保管容(HIC)の交換を実施した。今後、適宜交換をおこなう予定。
福島第一原子力発電所多核種除去設備 高性能容器(HIC)の交換風景(PDF 109KB)(4月10日公開)

地下貯水槽の漏えいの件。No.1(No.2の移送先)からの漏えいを確認した。
地下貯水槽分析結果(採取日:4月9日[1]) (PDF 146KB)
地下貯水槽分析結果(採取日:4月9日[2])(PDF 221KB)
地下貯水槽分析結果(採取日:4月9日[3])(PDF 104KB)(4月10日公開)
08:35に北東側の漏えい検知孔から採取した水で塩素が910ppm検出(南西側は08:30採取で9ppm)され、漏えいの可能性が高いので、No.2からNo.1への移送は12:47に停止した。その後に結果の出た全β核種濃度は1.0×104Bq/cm3。昨日8日採取分は4ppm(北東側10:10)と7ppm(南西側10:00)。ドレン孔水には変化は見られない。以上の結果からNo.1でも漏えいが発生していると判断した。
地下貯水槽の移送状況について(4月9日13時現在)(PDF 42.8KB)
地下貯水槽水位データ(PDF 13.3KB)
福島第一原子力発電所 汚染水移送先の検討状況について(平成25年4月9日現在)(PDF 9.08KB)
No.1の水位は13:00で57%、この時点で漏えい検知孔水に変化が見られるということで、No.2やNo.3よりも水位が低い状態で事態が進展している。このため、No.1の中の水を早急に移送したいとて考えており、手持ちのタンクのうち空いていて早急に移送が可能なものを選定中(候補としては、ろ過水タンクやCST(復水貯蔵タンク)の空いているものや濃縮塩水貯蔵のために割当ててあるものなどなど)。
No.6ではドレン孔水や漏えい検知孔水の分析結果および槽内水位に異常は見られない。また、No.3は水位の低下もなくドレン孔水の濃度も低い状態で安定しているので、No.2とNo.1の中の水を手当がつき次第、早急に移送する。その他の地下貯水槽の水をすべて地上のタンクへ移送するには空き容量が足りないため、当面は現状維持する。
地下貯水槽 水位グラフ(PDF 11.6KB)
No.1の水位が8日から9日にかけて低下しているのは、サイホン効果によるもの。この間、No.2からNo.1への移送は休止していたが、この移送ラインには逆止弁が付いておらず、ポンプが動いていないと水位の高いNo.1から低いNo.2へと水が逆流してしまう(8日06:25-9日10:00までNo.2→No.1移送は停止。この間、No.2→No.6移送は継続しており、No.6の増え分=No.2の減り分+No.1の減り分で収支はバランスしている)。
地下貯水槽の品質確認について(PDF 16.8KB)
地下貯水槽の品質確認の管理基準(PDF 13.3KB)
完成後の水張り試験では、水張り後3日以上保持し、槽内水位および漏えい検知孔水位に異常のないことを確認している。
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報19)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報20)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報21)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
臨時会見(午後2時30分~)開催のご案内(福島第一原子力発電所地下貯水槽の状況について)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報22)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報23)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報24)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報25)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)
福島第一原子力発電所地下貯水槽からの水漏れについて(続報26)【報道関係各位一斉メール】 (プレスリリース)


その他


2月16日に発生した5、6号機側仮設タンクとRO装置の間の取水槽からの溢水の件。その後の調査で、原因は取水槽水位を制御する装置の部品(基盤)の異常により取水ポンプが運転継続したため取水槽がオーバーフローしたためと推定。対策として、基盤を交換、異常の把握のためwebカメラを設置し、取水槽およびろ過水槽のまわりに土のうを設置した。今後、準備が整ったらRO装置の運転を再開する。

国際原子力機関(IAEA)による福島第一原子力発電所1~4号機の廃炉措置等に向けた取り組みに関するレビューの実施について (プレスリリース)



ニコ生
《福島第一原発 地下貯水槽漏水事故》東電 臨時会見

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ドラえもん(@jaikoman)/2013年04月10日 - Twilog