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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2012年7月31日(火)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 91.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、27日から継続していたが09:31に停止。

3号機T/B地下たまり水移送、29日から停止していたが09:47に再開。雑固体廃棄物減容処理建屋へ。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。08:34-12:09にフィルター洗浄のため一時停止。


その他

魚介類サンプリング結果。7月9日の底曳き網漁と7月15日の刺し網漁の分。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 17.0KB)

魚介類サンプリング結果の訂正。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>の訂正 -平成24年6月8日公表分-(PDF 82.9KB)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>の訂正 -平成24年6月15日公表分-(PDF 76.3KB)
ニベをシログチと誤認していた。

月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省へ報告。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について(プレスリリース)
7月17日に18歳未満の作業者が放射線業務に従事していたことが判明した際に年齢の未確認者が8名いたが、全員が18歳以上であることを確認した。

APDに鉛カバーをつけて線量を偽装しようとした件で、厚労省からの指示(装着しているAPDを外部から視認できるようにする)についての対応。
警報付き個人線量計を外部から視認できる方法の検討結果について(PDF 192KB)
カバーオール(タイベックスーツ)の左右の胸のところを透明なビニールにして、装着しているAPDを外から視認できるようにする。対象者は高線量被曝作業(APDの警報設定値が3mSv以上)でタングステンベストなどを着用しない作業者(線量偽装の動機を強く持ちうるので)。このカバーオールは特注になるので、10月から運用開始予定。

ふくいちライブカメラのアングルを明日8月1日から変更する。
福島第一原子力発電所映像配信用ウェブカメラ「ふくいちライブカメラ」設置場所の変更について(PDF 356KB)
1-4号機の南側に移動、4号機が一番手前に見えるようになる。雨よけのカバーがすれて画面の水平中央が見えにくくなっていたのも直す。この切替えのため、10:00-11:00に配信を一時停止する。

明日の予定:1号機格納容器ガス管理システムでガスサンプリング。2号機T/B地下たまり水移送を再開。


ニコ生
《震災直後のTV会議映像公開へ》 【7/31・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/7/31・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年7月30日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 96.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、27日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。

免震重要棟の非常用電源設備のガスタービン設備の試験起動を実施する。この作業で、排気ガスにより敷地内のダストが舞い上がる可能性があるので、18:30-21:00に全面マスクの着用を指示(通常、正門から免震重要棟の間などは全面マスク着用は省略可)。

竜巻注意情報が出された(14:38と15:37)ので、事前の決めた手順に従って、15:58に堅固な建物へ退避するよう指示を出した。注意報は16:54に解除されたので、退避の指示は17:00すぎに解除。なお、14:00-17:00は暑さ対策で屋外作業がなかったので、この指示により中断した作業は無い。

13:00頃、発電所構内屋外でタンクの組立て作業に従事していた作業者が体調不良を訴えたため、5、6号機側緊急医療室へ搬送。心臓の病気の疑いで医療機関での診察が必要と判断、14:04にドクターヘリを要請。14:27に急患車にて福島第二原子力発電所へ搬送し、15:03にドクターヘリにて総合磐城共立病院へ搬送。(以下8月1日の会見より)熱中症および脱水症との診断。


その他

27日から窒素供給装置(窒素ガス分離装置(A))が停止している件。28日早朝に試運転して起動できることを確認したが、原因が分からないので停止中。窒素ガス分離装置(B)で1-3号機に窒素ガス供給を続けている。

今日、中長期対策会議運営会議第8回会合
中長期ロードマップが改訂された。
東京電力(株)福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ(概要版)(PDF)
東京電力(株)福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ(PDF)
中長期ロードマップの改訂ポイントについて(PDF)
いつもの個別の課題については以下。
【資料2】プラントの状況
RO処理水の移送(3頁、頁数は通し番号)。RO膜型淡水化装置では再循環運転(2011年12月13日参照)を行っていて処理水(淡水)の量が増えているため、新たに運用を開始するGエリアタンクを淡水受けタンクとして利用する。RO膜型淡水化装置からGエリアタンクに処理水を移送するラインがないので、Bエリアタンク内のRO処理水をGエリアに移送してBエリアを空けていく。8月上旬から9月上旬に実施予定。
【資料3】個別の計画毎の検討・実施状況(PDF)
2号機代替温度計設置工事(3頁)。SLC配管が詰まっている可能性があり(7月12日参照)これの対応のため、8月上旬を予定していた設置工事は1ヶ月ほど遅れる見通し。
多核種除去設備(ALPS)の確証試験(21頁)。処理水分析の結果、89Sr、90Sr、90Yが検出された(告示濃度限度未満だが検出限界以上だった)。コンタミの可能性もあるので、この3核種についてもう一度試験を実施して、8月中旬には評価結果を出したい。目標は検出限界未満。廃棄物(前処理で発生するスラッジと吸着剤)は貯蔵容器(HIC)にいれて保管するが、最も線量が高い吸着材3用HICの表面線量率は水平方向で470mSv/h、上部方向で510mSv/h。設備の設置工事の写真あり。
港湾関連工事の今後のスケジュール(42頁)。海底土被覆工事は終了した。海側遮水壁工事は実施中。物揚場の荷役機能を回復するため、係留してあるメガフロートを5、6号機側へ移動(8月下旬から)、キャスク搬入の船を入れるために港湾内の浚渫工事を予定(2013年度第3四半期以降)。循環型海水浄化装置は、海底土被覆工事の間は運用停止していたが、海水汲み上げ用の水中ポンプを約20m南へ移動して7月30日に運転再開。ゴミ等により性能が低下することが確認されている(4月23日参照)が、今後、被覆工事の効果などを評価していく。
今月の追加的放出放射能量の評価(50頁)。1-3号機合計で0.1億Bq/h(先月と変わらず)。これによる敷地境界での被曝線量は0.02mSv/year。なお、2号機の評価結果は月ごとに大きくばらついているが、これは評価結果がプローアウトパネル開口部の風向きと風量に影響されるためであり、評価方法を検討していく。
労働環境改善についてアンケート結果(54頁)。東電社員以外の1Fで作業に従事する1913人から回答。引き続き「安心して働きやすい職場」作りに取り組んで参りたい。
1号機オペレーティングフロア調査(63頁)。前回紹介(7月23日参照)時から変更。バルーンはひとつ、これにカメラを4台つける。
ガレキ・伐採木の分析資料採取(84頁)。分析を始めている。3号機から採取したコンクリート片で表面線量が最大2000μSv/hなど。←これ、いまいち何やってるのか分からない。

3月26日と4月5日発生した耐圧ホース(カナフレックスホース)が継手金具から抜けて漏えいが発生した件の報告書。
福島第一原子力発電所における淡水化装置濃縮水貯槽へ濃縮水を移送する配管からの放射性物質を含む水の漏えいおよびこれに伴う海洋への流出を踏まえた対応状況に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告について(プレスリリース)
耐圧ホース継手部からの漏えいの原因は「運転圧により発生するホース捻転(ねじれ)」が主要因となり、「耐圧ホース移設時の荷重」や「耐圧ホースの劣化」が複合して、継手金具(タケノコニップル)が耐圧ホースから抜け、漏えいに至ったものと推定。一般排水路の暗渠化は9月末完成予定で工事中。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)
明日の分から、この資料は福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の核種分析結果のページに採取の翌日に掲載する。

明日の予定:2号機T/B地下たまり水移送を停止。3号機T/B地下たまり水移送を再開。SARRYでフィルターの逆洗。


ニコ生
【7/30・18:30開始】東京電力「福島第一 1~4号機の中長期ロードマップの改訂」に関する記者会見

Togetter
2012/7/30・18:30開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年7月29日(日)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、27日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、23日から継続していたが09:47に停止。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。

09:30頃、3号機R/B上部ガレキ撤去工事に従事していた作業者2名が、屋外作業中に体調不良を訴え、5、6号機緊急医療室へ搬送。点滴等の処置をしたが、軽度の意識障害があり自力歩行ができないので、Jビレッジ経由で総合磐城共立病院へ救急車で搬送。現在、病院で診察および治療中。(以下30日の会見より)意識は戻っているが念のため入院中。50代男性が当日の被曝線量0.10mSv、30代男性が0.14mSv。熱中症ではないかと思うが診断はまだ出ていない。(以下31日の会見より)熱中症と熱中症および脱水症という診断が出た。今日、2人とも退院した。


その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(7月29日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年7月28日(土)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、昨日27日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、23日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(7月28日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年7月27日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 90.6KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

処理水バッファタンクの保有水冷却用冷凍機の運用開始(7月18日)で低下傾向にあった原子炉圧力容器下部温度と格納容器温度に静定傾向がみられるので、11:28に炉注水量の低減操作を実施。
1号機:給水系を3.7m3/hから3.0m3/hへ変更。この操作にともない炉心スプレー系が2.0m3/hから2.1m3/hへ変動した。
2号機:給水系を3.1m3/hから2.0m3/hへ変更。炉心スプレー系を5.8m3/hから5.5m3/hへ調整。
3号機:給水系を3.6m3/hから2.5m3/hへ変更。炉心スプレー系を5.4m3/hから5.0m3/hへ調整。
今後、温度変化を観察し、静定したら2、3号機でさらに炉心スプレー系を0.5m3減らす。

窒素供給装置(窒素ガス分離装置(A)(PSA-4))の流量指示が出ていないことを14:57に確認。装置が停止していることを15:20に現場で確認。「14時24分圧縮機故障」メッセージと「インバータ重故障」の表示をその後確認。停止の原因を調査中。なお、1-3号機への窒素ガス注入は窒素ガス分離装置(B)(PSA-3)で正常に継続している。

2号機T/B地下たまり水移送、24日から停止していたが08:22に再開。雑固体廃棄物減容処理建屋へ。

3号機T/B地下たまり水移送、23日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

サーベイマップ7月26日版公開。
福島第一原子力発電所サーベイマップ【7月26日現在】

2011年10月23日に確認された野鳥の森の4号機主変圧器の絶縁油を貯めている仮設タンクからの油漏れの件(2011年10月24日参照)
(お知らせ)福島第一原子力発電所危険物屋外貯蔵タンクにおける変圧器油の漏えいに関する調査結果について(プレスリリース)
そもそも、もれた絶縁油は、震災前に4号機主変圧器の取替え工事にともない変圧器から抜き取ってタンクに保管していたもの。震災後の降水量の記録から、降雨が防油堤内にたまり、堤内に漏れていた油(計40kLと推定)を2011年9月頃におしだしたものと推定。堤外へ漏れた油は最大36kLと推定。周辺の土壌の分析から、大部分は周辺の土壌にしみ込み、海洋への流出は無いと考える。油はPCBを0.5ppm含んでおり、タンクに残っている油は回収して保管、土壌もはぎ取って保管する予定。水質汚濁防止法と土壌汚染対策法ではPCB濃度0.5ppm以上が対象となるので、関係各所と相談して対応していく。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.0KB)

APD鉛カバーで線量偽装の件、元請けの東京エネシスから調査結果の中間報告(11:56過ぎと20:10過ぎ)。カバーをつけて作業した5人の線量は1.18-1.38mSv、つけずに作業した3人は0.93-1.69mSv。2011年12月1日当日の作業時間は3-4時間。また、ガラスバッジとAPDの差(10-12月分)は最大で0.39mSv。APDとガラスバッジのどちらの値を積算線量として採用するかは会社によって違うが、東京エネシスはAPDの値を放管手帳に記載。被曝線量の再評価、類似の不適切な事案の有無の調査、作業員の教育の再徹底などを東京エネシスに指示した。などなど。

発災当時のテレビ会議システム録画映像を公開することになったので、その方法について説明(1:02:20過ぎ)。8月6-10日に会議室内に用意したPCで視聴。公開するのは3月15日までの150時間、うち音声のあるのは50時間。個人の特定につながる音声と衣服やヘルメットに書いてある氏名にはマスキングをする。


ニコ生
【7/27・18:00開始】東京電力 記者会見【テレビ会議録画映像の公開について】

Togetter
2012/7/27・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年7月26日(木)

今日26日、東北南部が梅雨明けした。

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料) (PDF 79.6KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

窒素ガス分離装置(PSA-4)が空気圧縮機のフィルター清掃のため11:10-11:50に一時停止。この間、並列運転しているPSA-3により窒素ガス封入を継続している。

2号機T/B地下たまり水移送、24日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、23日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。

09:51-16:19にサイトバンカ建屋からプロセス主建屋へたまり水の移送を実施。


その他

処理水バッファタンクの保有水を冷やすための冷凍機の運用開始(7月18日)して圧力容器の温度が順調に下がってきているので、明日から炉注水量を減らしていく。まず、給水系を1号機で0.5m3/h、2、3号機で1m3/h減らす。その後、炉心スプレー系から2、3号機で0.5m3/h減らす。これにより、高濃度汚染水の発生量を低減する。
温度に関するパラメータ(グラフ)1号機2号機3号機(PDF)

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果 (PDF 11.0KB)

福島県内の関係する自治体との通報連絡に関する協定書の締結について(プレスリリース)

明日の予定:2号機T/B地下たまり水移送を再開。


ニコ生
【7/26・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/7/26・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年7月25日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 89.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、昨日24日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、23日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。

5号機計装用空気圧縮機(B)の試運転を終了し連続運転を開始するので、同機器(A)の停止操作をしていたところ、10:22頃過負荷トリップ警報が発生し同機器(A)が停止。内部点検を実施したところ、電磁接触器の1次側ケーブル付近に黒い煤を確認。現場には、発煙および発火等の痕跡は見られなかったが、13:21に浪江消防署に連絡。消防署の現場確認で16:15に「火災ではない」との判断。なお、同機器(B)は、問題なく運転を継続している。
福島第一原子力発電所5号機 計装用空気圧縮機電源盤内における煤の確認について(PDF 40.3KB)


その他

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第57報)(プレスリリース)
濃縮塩水受けタンクの増設スケジュールが変更。先週は7月下旬に6000m3増設の予定だったが、7月24日に2000m3、残り4000m3は8月下旬に変更。設置工事に時間がかかっているため。

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 建屋開口部等における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 179KB)
18、19日に4号機使用済燃料プールから新燃料を取出して共用プール(運用補助共用施設)へ搬送したので、運用補助共用施設でも19-20日にサンプリングを実施。このサンプリング前後、燃料を取り扱っていない期間のサンプリング結果と比較して有意な差は無く、燃料搬入作業による影響は認められない。今後も、燃料取出しにあわせて同様の調査を実施する。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.0KB)

水盤による降下物測定
敷地内外における降下物中(PDF)

昨日24日に提出した信頼性向上対策の実施計画策定についての報告書で、さらなる対応をするよう保安院から指示文書受領
福島第一原子力発電所における信頼性向上対策に係る実施計画に係る更なる対応に関する経済産業省原子力安全・保安院からの指示文書の受領について(プレスリリース)
供用期間が定められていない設備について取替時期を明確化した保全計画を策定すること。使用済燃料プールの冷却系のトラブルが多いので、制御電源系の対策を講じること。などなど。

明日の予定:PSA-4が定期清掃で1時間ほど停止。


ニコ生
【7/25・18:00開始】 東京電力 記者会見 《録画放送》

Togetter
2012/7/25・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年7月24日(火)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料) (PDF 80.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、19日から継続していたが10:33に停止。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日23日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。フィルター逆洗のため07:30-18:38に一時停止。


その他

魚介類のサンプリング結果。7月4日刺し網漁で採取分。今後3ヶ月かけて2巡目を実施していく。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域> (PDF 12.5KB)
魚の写真がないよ。あれ楽しみだったのに。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果 (PDF 11.0KB)

5月11日に保安院に提出(5月12日参照)した信頼性向上対策の実施計画策定についての報告書を改訂して今日提出した。
福島第一原子力発電所における信頼性向上対策に係る実施計画の策定に関する報告書(改訂)の経済産業省原子力安全・保安院への提出について(プレスリリース)
改訂(追加)は主に7点。各設備の共用期間、予防保全にかかる最適な保全計画の策定に関する工程、汚染水の長期保管と運用の計画、地震・津波など自然現象への具体的なリスク評価と対策、R/Bの経年劣化評価と設備劣化対策、被曝リスク低減に関する設備運用実施計画、組織運用への経営層関与のしくみ。

今日24日に保安院で行われた「東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に関する技術ワークショップ」(保安院のサイト)2日目で東電の発表分。
格納容器内部調査結果及び漏洩経路の特定に向けた調査計画 (PDF 3.43MB)
内視鏡による1号機トーラス室調査(6月26日実施)で線量計が途中で故障したのではないかと推定していた件(16頁)。線量計のプラスチック製被覆管が破損、浸水して故障したと判明。線量計を挿入する際に構造物と干渉して被覆管が破損したと思われる。内視鏡で撮影した画像のノイズから推定すると、線量計で測定された108-109mSv/hの値は実際には無かったと考えられる。
2号機S/Cプール水位について(25頁)。S/C内の温度計の値と赤外線カメラによる表面温度測定から、S/C内部の水位はトーラス室の水位とほぼ同じか少し上あたりではないか。漏えい個所としては、ベント管ベローカバー下端部のスキマと、ベント管とD/W貫通部のスキマを推定。
ベント管ベロー部調査(33頁)。ロボットを開発する。候補1)4足歩行ロボット+子機でベント管下部を調査。候補2)クローラー式自走ロボットを内側のキャットウォークに下ろし、アーム先端につけたカメラでベント管近傍、S/C内側を調査。候補3)磁石で貼り付く小型自走式ロボットでS/C内側とベント管下部を調査。候補2と3では1階床に穴を開けて内側のキャットウォークへアプローチする。8-12月にかけて装置設計・製作・実機調査というスケジュール。
プラント状態把握のための各種アプローチについて(Various Approaches for Understanding State of Plants) (PDF 822KB)
D/Wの水位:1号機2m(窒素注入口にかかる水頭から)、2号機0.6m(内視鏡による測定)、3号機7m(D/WとS/Cの圧力差から)。1号機はトーラス室への蒸気流出の形跡(手すりのサビ等)があり、S/C上部に破損口の可能性(S/C上部の真空破壊弁?)。2号機はトーラス室の水位が低下した形跡(S/Cガス温度計とプール水温度計の値)があり、S/C下部に破損口の可能性(炉注水量から期待される口径は数cm2)。3号機はS/Cがほぼ健全である可能性(1、2号機のような蒸気、水の流出の形跡がない。D/Wの水位もある)。
Earthquake Ground Motion Observed at the NPS and the Ground Motion Simulation(発電所における地震観測記録と強震動シミュレーション) (PDF 7.54MB)
Tsunami Survey Results in the NPS and Reproduction Analysis Using Tsunami Inversion(発電所における津波の調査および広域再現解析) (PDF 2.21MB)
東北太平洋沖地震後の福島第一原子力発電所について~福島第一1~3号機が受けた地震動の影響~ (PDF 12.5MB)
Investigation of the cause of hydrogen explosion at the Unit 4 Reactor Building(4号機原子炉建屋爆発の原因調査) (PDF 1.38MB)
Regarding the integrity of the spent fuel pool at unit4(使用済燃料プールの健全性について) (PDF 888KB)

APDに鉛カバーをつけて線量を偽装しようとした件で、アンケートを実施する。
個人線量計の使用に関するアンケート(PDF 15.4KB)
黒塗りは担当者の氏名・連絡先。元請け29社とその1次下請および東電の班長クラス、計数百名が対象。期限は1ヶ月程度、1次集約を8月6日と考えている。
この件で保安院と厚労省から指示文書を受領
福島第一原子力発電所における下請企業従業員における警報付ポケット線量計(APD)不正使用の可能性についての指示文書の受領について(プレスリリース、保安院の指示文書)
東京電力福島第一原子力発電所での不適切な線量測定への対応について(厚労省のプレスリリース)

ニコ生
【7/24・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/7/24・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年7月23日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 115KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機格納容器ガス管理システム排気中水素ガス濃度B系、計器校正作業のため11:00が欠測

2号機T/B地下たまり水移送、19日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、21日から停止していたが14:52に再開。雑固体廃棄物減容処理建屋へ。

4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置がUPSの故障で停止(6月30日)した件で、UPS設置場所の環境改善工事をおこなうことにしている(7月5日参照)が、現場の足場材などの準備に時間がかかっており工期が8月上旬までかかる見込みで工程を見直している。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。

港湾内海底土分析(7月20日参照)のための海底土採取を08:00-13:00に実施。


その他

7月20日発生の高台窒素ガス分離装置のディーゼル発電機から漏油の件の資料を公開。
福島第一原子力発電所窒素供給装置(予備機)用ディーゼル発電機からの燃料油漏えいについて(7月20日発生)(PDF 153KB)

T/B地下たまり水の核種分析結果。7月10日採取の1、2号機分。
福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF 7.75KB)

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.0KB)

核種分析生データスペクトル帳票6月分と、7月11日実施の3号機R/Bオペレーションフロアガレキ調査の際の映像2時間半分をDVDにおとしたものを、原子力情報コーナーで公開。

今日23日に保安院で行われた「東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に関する技術ワークショップ」(保安院のサイト)で東電の発表分。
東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に関する技術ワークショップにおける説明資料 MAAPによる1~3号機の事故シーケンスの詳細解析について(Detailed analysis of the accident progression of Units 1 to 3 by using MAAP code)(PDF 1.75MB)
MAAPとMELCORで使用済燃料プールの水が急速に失われる場合と蒸発でなくなる場合について試解析を実施(43頁以降)。
東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に関する技術ワークショップにおける説明資料 Estimation of radioactive release resulting from Fukushima Dai-ichi NPS accident(PDF 581KB)
福島第一原子力発電所の事故に伴う大気への放射性物質の放出量推定関連~平成24年5月24日以降の取り組み~(PDF 24.9KB)
大気への放出量評価で131Iが他機関の評価より大きいことについて、希ガス:ヨウ素の仮定が原因ではないかと考え、JAEAの論文を参考に再評価してみたが、あまり変わらなかった。
東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に関する技術ワークショップにおける説明資料 廃止措置等に向けた中長期ロードマップ及び研究開発計画について(PDF 843KB)
廃炉に向けての暫定的スケジュール(13頁以降)。
東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に関する技術ワークショップにおける説明資料 雰囲気ガス測定結果に基づく原子炉格納容器内の状況について -水素、キセノン、クリプトンの挙動(PDF 656KB)
格納容器ガス管理システムで測定している水素、キセノン、クリプトンについて、測定結果とまとめ。
東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に関する技術ワークショップにおける説明資料 1~4号機使用済燃料プールからの燃料取り出しの取り組み状況について(PDF 1.66MB)
1号機オペレーティングフロアの調査を実施する。バルーンにカメラをつけて機器ハッチをとおしてオペフロまで上げて見える範囲を見る。8月上旬の予定(20、21頁)。(この項以下26日の会見より)1号機R/Bは建屋天井がオペフロに落ちている状態で、建屋の外側からではオペフロの状況がよく分からないので、内側からのぞいてみる。機器ハッチから上がって行って、落ちている天井とオペフロとの間にスペースがあれば、オペフロの状況を見られるだろう、という企画。
東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に関する技術ワークショップにおける説明資料 福島第一原子力発電所の全体の状況について(PDF 2.19MB)

7月21日から報道されている、ビルドアップ(元請けは東京エネシス)の作業員がAPDに鉛カバーを取付けて線量を偽装しようとした件について報告(19:56過ぎから)。
■お知らせ(1/3)■福島第一原子力発電所で個人線量計を鉛で覆い作業を行っていた問題について、ご心配をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。弊社は、7/19に元請会社の(株)東京エネシスから報告を受け、同日、事実関係を調査するよう依頼いたしました。
■お知らせ(2/3)■弊社は、福島第一原子力発電所構内で作業を行っている社員及び協力企業に、放射線管理ルールの再徹底を周知し、他に類似の事例がな いかアンケート形式で確認するとともに、東京エネシスに、当該作業員の線量値についても再評価するよう依頼いたしました。
■お知らせ(3/3)■今後は、東京エネシスの詳細な調査結果や、アンケートの調査結果を踏まえ、厳正に対応してまいります。http://www.tepco.co.jp/cc/kanren/1206775_2005.html
@TEPCO_Nuclearさんのつぶやきその1その2その3


明日の予定:SARRYはフィルター逆洗のため一時停止。


1Fで保安検査が7月24日-8月10日に実施される。保安院のサイト

政府事故調の最終報告書が提出された。


ニコ生
【7/23・18:00開始】東京電力 記者会見

【政府事故調 最終報告後】 第13回 東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会後の記者会見 生中継

Togetter
2012/7/23・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012/7/23・16:30開始 第13回 東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会後の記者会見

2012年7月22日(日)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、19日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日21日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.7KB)


2F4号機でスクリーン装置点検手入工事に伴い、10:01に残留熱除去系(A)およびディーゼル発電機(A)を不待機としていたが、16:04に待機状態に復帰。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(7月22日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年7月21日(土)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

昨日20日の高台窒素ガス分離装置(PSA-5)ディーゼル発電機の燃料油(軽油)漏れの件。予備のディーゼル発電機を配線接続し、01:48に装置を起動して問題なく運転することを確認。02:29に運転上の制限を満足する状態に復帰したと判断した。
福島第一原子力発電所における窒素供給装置(予備機)用のディーゼル発電機からの燃料油(軽油)の漏えいについて(続報)(プレスリリース)

2号機T/B地下たまり水移送、19日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、18日から継続していたが16:49に停止。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。

11:41頃、3号機R/B南側でカバーリング工事に従事していた作業者がパイプ材運搬中に転倒して負傷。5、6号機側緊急医療室で診察の結果、右腕肘関節開放骨折の疑いがあるため、急患車でJビレッジへ搬送後、救急車で総合磐城共立病院へ搬送。(以下22日のプレスリリース(PDF)より)診断の結果は右肘関節脱臼、右肘関節部挫創、約3ヶ月の治療を要する見込み。


その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)



福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(7月21日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年7月20日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 83.1KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

18:20頃、高台窒素ガス分離装置(PSA-5。PSA-3、PSA-4の予備機で、ディーゼル発電機で動く)のディーゼル発電機周辺で燃料油(軽油)が漏れているのをパトロールで発見。その後の調査で、漏えい個所はディーゼル発電機のエンジン上部のゴムホースと燃料油フィルターのゴムホースであることを確認。専用ゴムテーピングで応急処置をして19:36に漏えいの停止を確認。燃料計の指示値の変化からから漏えい量は約20Lと推定(前回は7月5日に確認)。消防には18:35に連絡、21:00に立ち会いのもと漏えいの停止が確認された。
このトラブルで高台窒素ガス分離装置は動作不能と判断。保安規定では予備の窒素供給装置が動作可能であることを定めており、19:14に「運転上の制限」を満足していないと判断。なお、常用の窒素供給装置はPSA-3とPSA-4の並列運転を続けており、窒素ガス封入を継続中。
福島第一原子力発電所における窒素供給装置(予備機)用のディーゼル発電機からの燃料油(軽油)の漏えいについて(プレスリリース)
福島第一原子力発電所窒素供給装置(予備機)用ディーゼル発電機からの燃料油漏えいについて(7月20日発生)(PDF 153KB)(7月23日公開)

2号機T/B地下たまり水移送、昨日19日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、18日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。

12:05頃、2F構内の厚生棟玄関で30代男性作業者が倒れ頭から出血。救急車を呼んだが到着した救急隊員の判断で12:27にドクターヘリを要請。12:54ヘリ着。14:00頃いわき市内の松村総合病院着。発見時は意識が無かったが12:20頃には意識は戻っていた。ものが落ちてきたということは無い。診断はまだ出ていない。念のため週明けまで入院の予定。今日から作業(ランドリー業務)に従事するため、従事者登録の手続きのために来ていた。(以下23日の会見より)日曜日に退院した。木曜日に抜糸の予定。(以下27日の会見より)出血は倒れた際に頭を打ったもので、事件事故によるものではなかった。


その他

新福島変電所で外部電源増強のため60,000VのGIS(気中開閉器?Gas Insulated Switch)の据え付け工事をおこなう。これにともない、7月21日-8月5日に大熊線4L、双葉線2L、主変圧器4号を、8月11-27日に大熊線3L、双葉線1L、主変圧器3号を停止する。

港湾内海底土の分析を週明けに実施する。前回は2011年11月末に実施(24、25日採取、結果は12月1日と2012年1月12日)。その後の変化の確認と、30cm掘って深さ方向の分布を見る。取水口前面エリアは海底土被覆工事をしたので採取はしない。新たに被覆をしていないところを2点追加。
港湾内海底土調査位置図(PDF 132KB)

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 48.8KB)

核種分析結果の確報版6月16-30日分。
当社福島第一原子力発電所における核種分析結果の確報版について(6月16日~6月30日公表分)(PDF)


ニコ生
【7/20・18:00開始】東京電力 記者会見

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2012/7/20・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年7月19日(木)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 85.4KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

処理水バッファタンク保有水の冷却用冷凍機の運用を昨日18日から開始。圧力容器下部温度は気温の上昇とともに上昇傾向だったが頭打ち、やや低下傾向に。
温度に関するパラメータ(グラフ)1号機2号機3号機(PDF)

窒素ガス分離装置(B)(PSA-3)を11:15-11:41に一時停止して空気圧縮機フィルターの清掃を実施、11:51に送気を再開。この間、窒素分離装置(A)は運転を継続。

1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置を10:47-12:53に一時停止。6月30日に4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置がUPSの故障で停止したのを受けて、同型のUPSの点検を改めて実施するため(停止時プール水温27.5℃、再開時28.0℃)。

2号機原子炉注水量、17:52に給水系を3.0m3/hから3.1m3/hへ、炉心スプレー系を5.8m3/hから5.5m3/hへ調整。
2号機T/B地下たまり水移送、昨日18日に停止したが08:32に再開。雑固体廃棄物減容処理建屋へ。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日18日から継続中。

4号機使用済燃料プールから新燃料2体の取出しを昨日今日で実施した。
昨日は作業時間09:30-12:37、東電社員6名、協力企業作業員1班20名×4班で待機、実際に作業に関わったのは65名、計画線量1mSv、最大被曝線量0.62mSv。新燃料を1体取出してオペレーティングフロア上の輸送容器に納めた。今日は東電社員4名、協力企業20名×3班、実際の人数35名で、06:00-07:54にもう1体を取出して昨日と同じ輸送容器に納め、16:01-16:47に輸送容器を共用プールへ運び、中身をプールへ移した。計画線量1mSv、最大被曝線量0.37mSv。
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールにおける新燃料の取り出し作業について(PDF 177KB)
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールにおける新燃料の取り出し作業について(1)(0:32)(19日撮影動画、4.03MB)
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールにおける新燃料の取り出し作業について(2)(0:13)(19日撮影動画、1.76MB)
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールにおける新燃料の取り出し作業について(3)(0:47)(19日撮影動画、5.80MB)
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールにおける新燃料の取り出し作業について(4)(0:19)(19日撮影動画、2.40MB)
新燃料をクレーンで吊り上げながら、ホースで水をかけて表面を洗い流し、ウェスで拭き上げていく(PDF資料2頁下段の写真2枚、動画(3))。引き揚げ終わったら緑色のビニールシートで傷がつかないように養生し(PDF資料3頁最後の写真が完成形)、輸送容器に納めた。動画には作業者の背中に書いてある名前にボカシを入れてある。
昨日今日で見たところでは特に腐食や損傷はなかった。チャンネルボックスの表面もほぼ新品同様。オペフロの空間線量は0.2-0.8mSv/hで、新燃料の表面線量はこのバックグラウンド以下だった。ちなみに、使用済燃料の表面線量は履歴によるが通常は数千Sv/h。
今後、この新燃料を共用プールから取出してチャンネルボックスを外し、燃料集合体の構造を作っているボルトの締結部の様子(腐食の有無、トルクチェック)などを調査する。現在、この調査のための作業用架台を製作中で、8月下旬にはこの調査を実施できる予定。7月30日中長期対策会議運営会議の資料67頁以降に少し詳しい報告あり。

来年実施予定の使用済燃料取出しに関する質問に答えて)4号機使用済燃料プールの深さは約10m、燃料の上についているハンドルをつかむためには水面から7m程度の透明度が必要なので、今後、プール水の処理、浄化作業について検討する。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。

集中廃棄物処理施設のトレンチ(共用プールダクト)のたまり水を雑固体廃棄物減容処理建屋へ昨日18日から移送していたが08:02に停止。


その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.0KB)


ニコ生
【7/19・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/7/19・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年7月18日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 94.1KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

処理水バッファタンク保有水の冷却用冷凍機(昨日17日を参照)の試運転を09:30に開始、15:20より本格運転。

2号機T/B地下たまり水移送、12日から継続していたが10:06に停止。

3号機T/B地下たまり水移送、16日から停止していたが10:24に再開。雑固体廃棄物減容処理建屋へ。

4号機原子炉ウェルのモバイルRO装置で03:58に「ROモジュール運転圧力高圧異常」警報が発生、自動停止。現場で漏えい等の異常のないことを確認、14:06に再起動。ウェルの水に含まれているゴミ等が膜に詰まったためではないか。今後、運転状態を監視していく。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。昨日に続いてRO膜型淡水化装置の制御盤改造のため、07:23-16:35に停止。この間、RO膜型淡水化装置の制御盤改造を実施、RO膜型淡水化装置は16:13に運転再開。

集中廃棄物処理施設のトレンチ(共用プールダクト)のたまり水を雑固体廃棄物減容処理建屋へ11:20に移送開始。


その他

4号機使用済燃料プールからの新燃料取出し作業について質問に答えて。今日昼以降のニュースで当該作業のヘリコプター取材の映像が流れていた)核物質防護のため、実際の新燃料取出し作業については取出した燃料が共用プールに入るまではコメントしない。作業の段取りとしては、オペレーションフロアーに設置したラフタークレーンで新燃料を2体使用済燃料プールから引き揚げて輸送用容器に納め、共用プールに運び入れる。新燃料なので遮蔽の必要は無いが、4号機使用済燃料プールの水や付着しているサビ等に放射性物質が含まれているので、それらは水で洗い流す。共用プールで腐食などが無いか目視で確認するのが目的。来年の使用済燃料取出し作業のための調査。作業者は数十人、作業時間は1体あたり2-3時間くらい。BWRの新燃料のチャンネルボックス(燃料集合体の外側ケース)は金属光沢のある黒色。重さは1体300kg。燃料集合体を構成する部材の素材は主にジルカロイとステンレス。文献調査では置かれてきた環境の影響は構造の健全性をおびやかすものではないという結論が出ている。今回の作業については事前に保安院、地元自治体に計画をお知らせ、通報連絡も適切に実施する予定。ちなみに、昨日、今日の発電所全体の作業でトラブルの報告は受けていない。来年の使用済燃料取出し作業については地域の皆様も関心があると思うので、作業に関するお知らせの仕方を検討したい。

海底土被覆工事、5、6号機側の覆土の状況を確認した。これで工事は完了。
福島第一原子力発電所 港湾内海底土被覆工事の状況(PDF 220KB)
福島第一原子力発電所5・6号機側1層目(0:39)(動画、1.56MB)
福島第一原子力発電所5・6号機側2目(0:22)(動画、21.8MB)
平均施行厚さが1層目で25cm、2層目で30cm。1層目の動画で小石のように見えるのは、被覆材に混ぜてある硬化剤が被覆材をまく前に固化したもの(?)。所定の厚みがあることを確認した。取水口前面エリアの海水の放射能濃度は施行前後で顕著な変化は無い。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第56報)(プレスリリース)

2、3号機トレンチ立坑の水位計の補正を明日07:00の測定結果から実施する。通常、水圧式の水位計で測定しているが液面計を使って比較したところズレが明らかになったので、明日の測定結果から補正する。2号機で-100mm、3号機で-300mm。って言ってたけど、19日の「滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)には3号機も-100mmの補正って書いてあるよ。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.0KB)

12日の施設運営計画(その3)(改訂)の変更に関するプレスリリースの別紙に誤りがあったので訂正。6月5日に補正があったのに、その前のものを使って新しい変更を加えていた。

明日の予定:窒素ガス分離装置PSA-3の空気圧縮機フィルター清掃を実施(PSA-4で窒素ガス封入を継続)。4号機で6月30日発生のUPS故障の水平展開で1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置を点検のため2時間ほど停止する(プール水温上昇率は0.1度/hの見込み)。


ニコ生
【7/18・18:00開始】東京電力 記者会見

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2012/7/18・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年7月17日(火)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 97.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、12日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日16日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。07:21-13:35にフィルターの逆洗のため一時停止。この停止にあわせて、RO膜型淡水化装置の制御盤改造作業などを実施していたが、変更するソフトウェアのプログラム修正が必要なことが確認されたので、明日引き続き作業を自死する予定。
水処理装置、アレバ除染装置の不具合個所修理工事(13日参照)を昨日16日から実施している。


その他

バッファタンクの水を冷やす冷凍機の設置工事が完了。
福島第一原子力発電所処理水バッファタンクに設置した冷凍機の運用開始について(PDF 61.5KB)
明日から運用開始。バッファタンクから60m3/hを冷凍機に回して水温を7℃下げて戻すという運用をしていく。バッファタンクへ水処理設備から33℃の処理水が30m3/hで供給され、炉注水で計30m3/h出て行く状態で、19℃で静定するという評価。現在、バッファタンクの水温は25℃程度、より保守的な条件でも23℃以下にできると推定している。これにより圧力容器の温度低下がみられたら、たまり水の量を低減するために、さらに炉注水量をしぼっていく予定。

12日に申請した保安規定の変更が認可された。
当社福島第一原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可について(プレスリリース)
4号機使用済燃料プールから新燃料を取出す関係の変更。なお、新燃料取出しについては核物質防護のためにスケジュールを事前に明らかにしない。取出しに使うラフタークレーンはすでにオペレーションフロアにあげてある。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.7KB)

5月8日に報告した18歳未満の作業者が放射線業務従事者として就労していた件で調査を進めていたが、さらに1件判明。16歳の作業者が2011年5月27日から6月2日までの6日間、車両解体作業(海側で津波により破損した車両の解体)に従事。被曝線量0.45mSv、現在健康上の問題は無い。5月26日に本人の親族から雇用主に提出された書類と、5月27日に放射線業務従事者の防護教育を受ける際に本人が提出した書類に、不正な生年月日が記載されていた。元請けの調査で保険証の生年月日と異なることを13日に確認し東電に報告。今日、東電から富岡労基署へ連絡。東電で確認できていない人があと8人いる。

経済産業省原子力安全・保安院からの指示に対する報告期日の延期について(プレスリリース)
KKでの保安規定違反について5月16日と23日に保安院から報告を求められているが、期日に間に合わないので延期してもらった。

「■お知らせ■福島第一原子力発電所4号機の原子炉建屋は大丈夫なのか、という皆さまのご不安について検証した結果をご説明する「動画解説シリーズ」第3回を本日(7/17)公開しました。」http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/series/index-j.html TEPCO_Nuclearさんのつぶやき


ニコ生
【7/17・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/7/17・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年7月16日(月・海の日)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、12日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日15日から継続していたが09:48に停止。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.7KB)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(7月16日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年7月15日(日)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機T/B地下たまり水の2号機T/B地下への移送、昨日14日から実施していたが09:09に停止。

2号機T/B地下たまり水移送、12日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、12日から継続していたが08:42に停止、移送先をプロセス主建屋へ変更して08:57に再開。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への 移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(7月15日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年7月14日(土)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機T/B地下たまり水を2号機T/B地下へ10:39に移送開始

2号機T/B地下たまり水移送、12日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、12日から継続中。

4号機原子炉ウェルでモバイルRO装置による塩分除去(昨日13日を参照)の試運転を昨日から実施していたが、14:20に本格運転に移行。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(7月14日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年7月13日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 96.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機代替温度計設置の件で、昨日から実施しているSLC配管の健全性確認の結果。
福島第一原子力発電所2号機 原子炉圧力容器(RPV)底部温度代替温度計 設置のためのほう酸水注入系(SLC)差圧検出配管健全性確認結果(PDF 47.1KB)
10:00頃、仮設圧力計で約100kPa。詳細は昨日12日の記事に。
2号機T/B地下たまり水移送、昨日12日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日13日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。

6月23日にRO膜型淡水化装置のRO2、No.4スキッドで、高圧ポンプグランド水を受けているポリタンがあふれた件で、今日グランド部の修理が終了、試運転後インサービスした。


その他

おととい11日実施の3号機R/Bオペレーティングフロアの調査の動画を公開。
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋オペレーティングフロア(北西部)(0:31)(動画、20.5MB)
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋オペレーティングフロア(東部)(0:41)(動画、24.4MB
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋オペレーティングフロア(機器ハッチ4階)(0:31)(動画、20.1MB
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋オペレーティングフロア(機器ハッチ3階)(0:31)(動画、20.0MB


昨日12日に3号機増設廃棄物地下貯蔵建屋でたまり水が確認された件(詳細は昨日の記事へ)。

2011年8月4日に確認(8月8日に報告)された3号機コントロール建屋中地下1階へ起動用変圧器ダクトから水が流入している件。止水工事の準備が出来たので、週明けの19日からダクトの止水工事を開始。8月いっぱいかかる見通し。

4号機使用済燃料プールで塩分除去しているモバイルRO装置を原子炉ウェル側でも使えるようにする。
福島第一原子力発電所4号機塩分除去装置(モバイルRO)による原子炉ウェル側の塩分除去の開始について(PDF 17.0KB)
モバイルRO装置に使用済燃料プールと原子炉ウェルの切替えヘッダを設置して、原子炉ウェルの塩分除去を開始する。今後は交互に実施していく。原子炉ウェル側は塩素濃度が450pp(5月17日時点)あるのを100ppmまで下げてイオン交換装置での塩分除去へと移行する予定。

アレバ除染装置は単独循環運転中に6月14日に発生した漏えいで停止中だが、原因となった水位計の修理をする段取りがついたので、これまで不具合の確認されている個所とあわせて修理をおこなう。8月中旬までの予定。
除染装置不具合箇所の修理工事について(PDF 28.9KB)

魚介類サンプリング結果。6月25、27日採取分。これで、3ヶ月かけて1周目が終了。7月以降も継続実施していく。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 57.6KB)
先行調査として実施したプランクトンの調査(3月26日参照)だが、混濁物(プランクトン以外のゴミ等)の分離が難しくてうまく測れなかったので、7月以降は中止する。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.0KB)

海底土の分析で、5月分の乾土での結果を公表。
海底土(PDF)


ニコ生
【7/13・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/7/13・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年7月12日(木)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 89.2KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

常用高台炉注水ポンプの電源元切替え工事の影響で、2、3号機T/B地下たまり水移送ポンプ、2、3号機格納容器ガス管理システムA系が一時停止。炉注水ポンプは非常用高台ポンプへ切替え。2、3号機T/B地下たまり水移送は一時停止(下記参照)。格納容器ガス管理システムはB系に切替え。格納容器ガス管理システム排気中水素ガス濃度A系が11:00に欠測。

2号機代替温度計設置の件で、第一候補のSLC配管の健全性調査を実施。
福島第一原子力発電所2号機RPV代替温度計測 SLC配管健全性確認(PDF 89.2KB)
作業時間10:30-15:00。作業者計12人、計画線量9mSv、最大被曝線量3.45mSv。2号機R/B1階ジェットポンプ流量計(SLC配管につながっている)に仮設圧力計と仮設ポンプをつなぎ、水を押し込んで水頭圧を測定し配管の健全性を調べた。配管に漏れがない場合、一番上まで水がたまった際の水頭圧は68kPa、配管の容量は33Lと推定。調査では、水張り前の水頭圧が64kPa。10:35に水張り開始。ポンプで15Lいれたところ(ポンプ圧力計が3.3MPa)でそれ以上注入できなくなった。11:05に水張り停止後、ポンプ圧力計は徐々に低下し0.2MPaまで下がった。14:58の時点で仮設圧力計は148kPaで依然下降中。明日、どこまで下がっているか確認する。詳しい評価は後ほど。
(以下13日の会見より)13日10:00頃の仮設圧力計で約100kPa。
福島第一原子力発電所2号機 原子炉圧力容器(RPV)底部温度代替温度計 設置のためのほう酸水注入系(SLC)差圧検出配管健全性確認結果(PDF 47.1KB)(7月13日公開)
配管が圧力容器のなかで設計どおりに開口していれば33L以上の水を入れられると考えていたが、結果として、15Lしか入れられなかったこと、想定される水頭圧と異なる結果であったことから、配管のどこかに詰まりがあると考えている。今後はこの詰まりの状況を調査する。代替温度計挿入の準備を進めていたので、この方法を使って工業用内視鏡で配管内を見られないかを検討している。
2号機T/B地下たまり水移送、2日から継続していたが電源工事(上記参照)の影響で05:54に一時停止、10:43に再開。

3号機使用済燃料プールで、塩分除去のためイオン交換装置を11:17に運転開始
3号機T/B地下たまり水移送、昨日11日から継続していたが電源工事(上記参照)の影響で05:58に一時停止、10:31に再開。
(以下13日の会見より)3号機増設廃棄物地下貯蔵建屋にたまり水があることを13:30頃に確認。
福島第一原子力発電所3号機 増設廃棄物地下貯蔵建屋において確認された溜まり水について(PDF 299KB)(7月13日公開)
液体廃棄物処理施設から出てくる廃スラッジ等を貯蔵するタンクが置いてあるところ。たまり水の量は155m3と推定、放射能濃度は134Csで1.5×101Bq/cm3137Csで2.3×101Bq/cm3と雨水・地下水レベル。水の流入は確認されなかったが、天井の配管貫通部などに水の流れた跡や、流路と推定される個所に土砂の堆積があり、雨水・地下水の流入があったと考えている。この建屋は3号機R/B上部ガレキ撤去工事と干渉するために地上部を撤去し、砂利を撒いて鉄板を載せてあるので、スキマから流入があったと推定。たまり水の排水、止水工事について検討していく。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

昨日実施の3号機トーラス室調査の結果
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋地下階トーラス室内調査の結果について(PDF 166KB)
福島第一原子力発電所3号機 原子炉建屋地下階トーラス室内調査結果(3:12)(動画、22.9MB)

昨日11日実施の2号機格納容器ガス管理システムでの生ガスサンプリングの結果。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(PDF 11.9KB)

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 48.6KB)

魚介類サンプリング結果の3-6月分のまとめ。今日、福島県漁連組合長会議で報告した。
福島第一原子力発電所20km圏内海域における魚介類の測定結果(PDF 228KB)

保安規定の変更認可申請
当社福島第一原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可申請について(プレスリリース)
4号機使用済燃料プールからの新燃料取出しに関わる項目を追加および変更。

施設運営計画(その3)(改訂)の変更
福島第一原子力発電所1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書(その3)(改訂)の変更について(プレスリリース)
作業者がカバーオールの下に着用した下着類を今までは保管してきたが、今後は2Fの洗濯設備で洗浄して再使用する。このため、1FとJビレッジに保管してある下着類を2Fに運ぶための物品の出入り管理について変更(4-10頁)。

明日の予定:4号機原子炉ウェルにヒドラジン2m3注入。


昨日の予告とおり、今日からプラント関連パラメータ表の様式が変更された。これにともない、各種パラメータのCSVファイルの項目も一部変更になっている。
変更内容はこちらPDF)
で、新しいファイルから7月6日より前のデータがなくなってしまったよ。3月16日から7月5日までの分のCSVファイルが、存在してないみたい。古いファイルをGoogle先生のキャッシュから拾っておいたけれど。
csv_1h_data_1u-j.csv
csv_1h_data_2u-j.csv
csv_1h_data_3u-j.csv
csv_1h_data_56u-j.csv
csv_6h_data_1u-j.csv
csv_6h_data_2u-j.csv
csv_6h_data_34u-j.csv
ファイルのアップローダーを初めて使ったのだけれど、これでよいのかしらん?

(7月20日追記)7月11日までの分のCSVファイルがHPに掲載されました。下記のリンクを参照。
水位・圧力・温度などに関するパラメータ(CSV)


ニコ生
【7/12・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/7/12・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年7月11日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 87.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機格納容器ガス管理システムで生ガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(PDF 11.9KB)(7月12日公開)
135Xeは検出限界未満、再臨界判定基準以下。保安規定の変更(7月3日参照)により、生ガスサンプリングによる未臨界判定は今回で終了。今後は希ガスモニターによる監視を行う。
2号機T/B地下たまり水移送、2日から継続中。

サーベイランナーで3号機トーラス室調査を実施した。作業時間は11:00-15:00、目視確認、線量率測定、音響採取を実施。南東側入口から入ってキャットウォークの上を時計回りに進んで、南東側のマンホール付近で配管と干渉してそれ以上進めなかったので、そこから反時計回りに進んで北側のマンホールを通過し南東側のマンホールに到達。格納容器からの漏えい個所特定につながるような情報、大きな損傷個所は確認せず。そこから引き返す途中で通信途絶、操作不能。トーラス室内の雰囲気線量は最大で360mSv/hなので、当面は回収は難しい。サーベイランナーはQuince2による無線制御ができるが、今回は場所がせまくQuince2を持ち込めなかったため、Quince2をつかった回収もできなかった。通信が絶えるまでの映像と線量率のデータは取得できたが、ICレコーダによる音響採取の分はレコーダがサーベイランナーについているので回収できていない。結果の詳細は明日。
(以下12日の会見より)
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋地下階トーラス室内調査の結果について(PDF 166KB)
福島第一原子力発電所3号機 原子炉建屋地下階トーラス室内調査結果(3:12)(動画、22.9MB)
トーラス室内の線量率は100-240mSv/h程度、最大の360mSv/hは北側のマンホール付近、2号機と比べて高い。南西側入口扉が内側に曲げられて壊れているのが見えるが(これは、扉が吹き飛んで枠から外れているのかしらん?北東側の扉は外に向けて変形していたけれど、爆発の時に機器ハッチの吹き抜けを通じて南西側の三角コーナーからここまで爆風が吹き込んだの?)、この他に大きな損傷はない。2号機であった保温材が散乱しているような状況もない。

3号機使用済燃料プールで4月11日から塩分除去装置(2011年8月16日、20日(写真)参照)で塩分除去を行ってきたが、プール水の塩素濃度が1600ppmから66ppm(7月9日)に低下したので、15:09に装置を停止した。明日以降、イオン交換装置に切替えて10ppmを目標にさらに塩分除去を実施していく。
3号機T/B地下たまり水移送、9日から継続していたが10:00に停止、移送先を雑固体廃棄物減容処理建屋へ切替えて10:12に再開。
3号機R/Bオペレーティングフロアの調査を実施。
福島第一原子力発電所3号機における原子炉建屋オペレーティングフロア周辺の状況調査結果(PDF 322KB)
クローラクレーンにカメラを吊って調査。オペフロのほか、新たに機器ハッチを通して3、4階の様子を撮影(3、4階の様子は去年の10月22日にも動画を公開してるよ。いつものダストサンプリング(クローラクレーンにサンプラーを吊り下げて建屋上部から下ろしていく)は機器ハッチ3階のところでもやっていて、その際にカメラをつけて撮影したやつ)。動画は明日。調査は今後も継続して行っていく。
(以下13日の会見より)3、4階の映像は去年10月22日に公開していたので訂正。動画を公開した。
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋オペレーティングフロア(北西部)(0:31)(動画、20.5MB、7月13日公開)
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋オペレーティングフロア(東部)(0:41)(動画、24.4MB、7月13日公開
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋オペレーティングフロア(機器ハッチ4階)(0:31)(動画、20.1MB、7月13日公開
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋オペレーティングフロア(機器ハッチ3階)(0:31)(動画、20.0MB、7月13日公開
全編は2時間30分ほどある。DVDにして原子力情報コーナーで公開する。

4号機R/B上部ガレキ撤去作業が今日終了した。
福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋上部建屋瓦礫の撤去完了について(PDF 290KB)
オペレーションフロアの床から上の部分の損傷した建屋をすべて撤去した。2011年12月26日に着手。今後はオペフロ上の大型機器(資料2ページ右の写真、黄色いのが格納容器の上蓋、その右が圧力容器のふたの上にスタッドボルトテンショナーが付いたの、左がミラーインシュレーション(圧力容器のふたの上にかぶせる保温材))などの撤去(7月下旬から10月にかけて)と燃料取出し用カバーの設置を進めていく。写真にあるR/B南西側の細長いやぐらは工事用の仮設エレベータ。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。フィルター洗浄のため、08:33-14:17に一時停止。


その他

明日12日、炉注水ポンプの電源多重化のための電源工事を実施するので、常用高台ポンプの電源が07:00-14:00に停止。炉注水は事前に非常用高台ポンプに切替えるので、保安規定上の措置は必要としない。この工事にともない、作業安全確保のため一部の変圧器盤が停止する影響で、2、3号機たまり水移送ポンプ、2、3号機格納容器ガス管理システムA系、1号機T/B内炉注水ポンプが停止。たまり水移送はあらかじめ水位を下げて監視、格納容器ガス管理システムはB系に切替え。また、炉注水の温度を下げるために冷凍機設置作業をおこなっているが、この工事にあわせてこれの電源設備の設置工事を実施する。

明日12日05:00の分からプラント関連パラメータ表の様式を一部変更する。格納容器放射能濃度(Xe135)の2、3号機分(いわゆる希ガスモニターの測定値)、格納容器ガス管理システム排気流量を追加する。7月3日に認可された保安規定の変更にともなって。また、週1回実施していた2号機格納容器ガス管理システム生ガスサンプリングによる未臨界判定は、今後希ガスモニターの測定で代替するので、定例のお知らせはしないこととなる。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第55報)(プレスリリース)
今週は雨が降ったせいで1-4号機建屋内貯蔵量が増えている。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.0KB)


ニコ生
【7/11・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/7/11・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年7月10日(火)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 76.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、2日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日9日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

明日11日、3号機R/Bオペレーティングフロアのガレキの状況を調査する。
福島第一原子力発電所3号機における原子炉建屋オペレーティングフロア周辺の状況調査概要(PDF 66.6KB)
クローラクレーンでカメラを吊って遠隔操作する(これは3号機使用済燃料プールの調査に使ったやつと同じ?)。12日は予備日。3号機R/B上部のガレキのうち、外に落ちそうなものは撤去済み、今後は建屋に載っているものの撤去を進めていく。このために、現状を調査する。

明日11日、3号機トーラス室をサーベイランナーで調査
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋地下階トーラス室内調査の計画について(PDF 66.4KB)
2号機で4月18日に実施したのと同じように、3号機トーラス室内でトーラス上のキャットウォークを走行して、目視確認、線量率、音響採取を実施する。R/B南東の三角コーナーを下りてトーラス室入口まではサーベイランナーを人が運搬し、人が扉を開けて中に入れてやる。あとは有線で制御する。扉が開かないとか、保温材等がキャットウォークに落ちていて走行不能な場合は引き返す。作業者11名、計画線量8mSv。以前、トーラス室入口扉が変形して開かなかったのは北東側(3月14日)、R/Bたまり水サンプリングの際に空いているのが確認されたのは北西側の入口扉(4月20日)。

R/B上部でのダストサンプリング結果。1号機は7月2日、2号機は7月3日、3号機は7月5日に実施。大体、10-5-10-6Bq/cm3程度のセシウムを検出している。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 16.4KB)
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 13.9KB)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 79.9KB)

格納容器ガス管理システムでのフィルターによるガスサンプリング結果。ダストサンプリングと同じく、1号機は7月2日、2号機は7月3日、3号機は7月5日に実施。すべて検出限界未満。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 7.98KB)
福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 7.98 KB)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 7.98KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。3号機廃棄物処理建屋(西側開口部)。
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 11.5KB)

3、4号機スクリーン海水(シルトフェンス内側)の放射能濃度
発電所1~4号機側取水口付近の海水
3号機はおとといから横ばい、4号機は昨日の半分に下がっており、高濃度汚染水の漏えいはないと考える。潮の満ち引き等、海底や海水の撹拌によるゆらぎではないか。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.7KB)


明日の予定:2号機格納容器ガス管理システムで生ガスサンプリング。3号機T/B地下たまり水移送、移送先を雑固体廃棄物減容処理建屋へ変更。


ニコ生
【7/10・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/7/10・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年7月9日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 84.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、2日より継続中。

3号機原子炉注水量、10:32に給水系を4.0m3/hから3.5m3/hへ、炉心スプレー系を4.8m3/hから5.0m3/hへ調整。注水量の変動が確認されたため。
3号機T/B地下たまり水移送、6日から継続していたが09:42に停止。移送先をプロセス主建屋へ変更して09:58に再開。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

国会事故調報告書参考資料66ページの記述(東電が2011年5月19日に公開した写真11枚は公開されていない33枚とともに撮影されていることと、「東電は当委員会の再三の要求にも関わらず、両者の写真について撮影者情報の提供をかたくなに拒否し続けている。そのため、当委員会は津波の来襲を撮影した写真の撮影者へのヒアリングができなかった。」という指摘)に関する質問を受けて、公開されていなかった写真33枚を公開
福島第一原子力発電所津波襲来時の状況について(PDF 601KB)
午後3時47分までは集中廃棄物処理建屋4階から、48分以降は屋上に移動して撮影。35分から44分にかけて、5、6号機側の重油タンクに重油を補給していたタンカーが港湾外に避難する様子が映っている(左上の水色のラインが水平に入っているのは4号機T/B)。また、48分以降は引き波で海底の砂地が見えている。
この33枚の写真を公開しなかった理由は特にない。5月19日に公開した11枚は津波の到達高さを示すために、それに適したものを選んだ。また、2011年9月30日に保安院から公開していない映像を探して公開するよう要請を受けた際は、当時、動画が注目されており静止画の調査は行わなかった(この要請を受けてふくいちライブカメラの未公開のもの(10月5日)と動画の未公開のもの(11月11日にHPで公開、その後、原子力情報コーナーで公開)を公表した)。
撮影者の情報については、写真の提供を受ける際に撮影者の個人情報を第三者に提供しないという約束をしているので、その旨を国会事故調に回答している。
今回公開した写真が今まで公開されていなかった原因は、当該の写真を管理している部署と、会見担当、原子力情報コーナー担当で意思疎通ができていなかったため。今後はこのようなことがないようにしたい。未公開の映像がまだあるかどうか、現在調査中。

3、4号機スクリーン海水(シルトフェンス内側)の放射能濃度が高い
発電所1~4号機側取水口付近の海水
グラフを見ると3月30日以降で最も高くなっている。今後様子を観察していく。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 10.9KB)


(国会事故調の報告書の内容について質問に答えて)1号機非常用D/Gが停止したのは津波第2波が来る前ではないかという記述に対して。これを完全に否定できる時系列に関する情報はないが、地震後起動したD/Gが地震に起因するトラブルの進展で津波襲来の直前に停止したと考えるよりは、津波に冠水して停止したと考えるほうがより合理的だと思う。しかしながら、D/Gの停止した原因を明らかにするために、津波がD/G室にどのように浸水してきたか、予断を持たずに調査したい。
地震による1号機の小LOCAの可能性について。津波が来るまでの記録計、計算機の記録は残っており、それらを見る限りはそのような徴候はない。小さくても格納容器内でLOCAが起きれば7MPa、286℃の蒸気が吹き出すので、温度・圧力の上昇などがわかるはず。



ニコ生
【7/9・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/7/9・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年7月8日(日)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、2日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日6日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.7KB)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(7月8日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年7月7日(土)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、2日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日6日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.7KB)

福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(7月7日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年7月6日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 98.1KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、2日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、4日から停止していたが10:06に再開。雑固体廃棄物減容処理建屋へ。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。

海底土被覆工事、5、6号機側取水口前面の被覆が終了、今日から被覆状況の確認を実施していく。


その他

水処理設備の汚染水・処理水の分析結果
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF 10.0KB)

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.0KB)

6月中の熱中症発生件数は0。4、5月も0だった。脱水症(熱中症の手前)が1件、5、6号機側緊急医療室で水分補給して改善した。


ニコ生
【7/6・18:00開始】東​京電力 記者会見

Togetter
2012/7/6・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年7月5日(木)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 98.8KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、2日から継続中。

3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 79.9KB)(7月10日公開)
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリング実施。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 7.98KB)(7月10日公開)
3号機T/B地下たまり水移送、昨日4日から停止中。

4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置がUPSの故障で6月30日に停止した件で、UPSを取り外すために11:58-13:15の間冷却を停止。停止時および再開時プール水温は32℃。取り外した際に盤の中に基盤の焦げを発見したので、消防に連絡し評価を受ける。取り外したUPSは今後故障の原因を調べる。
(以下6日の会見より)
4号機使用済燃料貯蔵プール循環冷却システムUPS内部調査について(PDF 306KB)(7月6日公開)
制御盤内のUPS本体を取出し、カバーを開けて中を見たところ、ホコリとススのようなものを確認。制御盤内でこのUPSの下に予備のUPSがあり(そこに置いてあるが配線等はつながっていない)、こちらはホコリはあるもののススのようなものはなかった。今回の故障の原因として、UPS本体についている排気ファンによって環境中のホコリや細かいゴミ等が中に入ってきてたまり、廃熱が不十分となって温度上昇が生じ、絶縁劣化が生じたためではないか。ススのようなものはホコリが加熱したものかもしれない。今後は、UPSをビニールハウスのようなものに入れてホコリ等を入りにくくする対策をとる。この対策の完了後にUPS経由の給電を再開する。なお、UPS内部の状況を消防署に連絡し、火災ではないと判断された。ススというけれど、そこで焦げたとか燃えたというより、周りにあるのが静電気で集まったって言う感じ?←UPS本体の状況についてアナログマさんのところで記事が出た。


水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。

海底土被覆工事、5、6号機側の工事が今日終了した。明日以降、被覆の状況を確認していく。このため、作業船等の出入りで明日12:00-13:00にシルトフェンスを開閉する予定。

窒素ガス供給装置が故障した際の復旧訓練を実施。
福島第一原子力発電所窒素供給設備異常時対応訓練の実施について(PDF 651KB)
内容は、バックアップ用のPSA-5の起動と仮設ホースの敷設。


その他

建屋内遠隔除染技術開発の調査(4月23日参照)でガンマカメラと線量計による線量・線源調査の結果が出た。
「建屋内の遠隔除染技術の開発」ロボットによる2号機および3号機原子炉建屋調査結果について(PDF 458KB)
2号機(10-20mSv/h)より3号機(20-100mSv/h)のほうが線量率が高い。また、2号機は床面5cmより床面150cmのほうが線量が高いのに対して、3号機は床面5cmのほうが高い場所があり場所による変化も大きい。これは、2号機では爆発がなく格納容器から漏えいした蒸気が天井、床、壁に付着しているのに対して、3号機では爆発により飛散して床につもっているガレキ・粉塵の除去が進んでおらず線源が散在しているためではないか。汚染形態調査のための試料はJAEA大洗研究開発センターへ送り、分析結果を待っている。

4月5日の濃縮水貯槽タンクエリアCでの漏えいでその後のサンプリング結果。
福島第一原子力発電所の淡水化装置(逆浸透膜式)から濃縮水貯槽への移送配管における漏水に関するサンプリング結果(PDF 11.7KB)

KKの開閉所設備に対する津波対策(防潮堤、防潮板、設備の水密化など)のうち防潮堤の設置工事を8月に着工、来年1月までに完成させる予定。

国会事故調の最終報告書が提出された。
どの報告書でも、どの報道でも、地震調査研究推進本部とか地震や津波の研究者の責任が
指摘されないのはどうしてなんだろうね。彼らが東北日本でM9クラスの地震は起きないと思っていた理由を知りたいよ。

ニコ生
【7/5・18:00開始】東​京電力 記者会見

Togetter
2012/7/5・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見