リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2020年4月30日(木)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1/2号機排気筒解体作業、昨日29日に最後の23ブロック目の解体を完了している。今後、頂部にフタを設置して全体の作業が完了する。早ければ明日実施の予定。
23日に歩廊に落下した電線管は、昨日29日に23ブロック目解体完了後に6軸アームを使って回収した。

17:07、建設中のJAEA大熊分析・研究センター第1棟から出火しているとの連絡が緊急時対策本部に入った。
 状況は以下のとおり。
  ・発見時刻   16:45
  ・発生場所   発電所構外 JAEA大熊分析・研究センター第1棟1階
  ・発見者    協力企業作業員
  ・発生状況   大熊分析・研究センターから出火していることを確認。
          燃えていたブルーシート1枚の初期消火を実施。
  ・けが人の有無 なし
  ・周囲状況   可燃物、危険物なし
  ・モニタリングポスト指示値  有意な変動なし
  ・発電所敷地境界・構内ダストモニタ指示値  有意な変動なし
  ・構内線量表示器指示値  有意な変動なし
  ・プラント設備への影響  なし
  ・双葉消防本部への連絡時刻 17:07(119番通報)
 富岡消防署による現場確認の結果、火災と判断され、鎮火を確認。
  ・判断時刻  17:26
福島第一原子力発電所 発電所構外で建設中のJAEA(日本原子力研究開発機構)大熊・分析センター第1棟からの火災発生について(報道関係各位一斉メール)



その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(26日採取)と集水タンクNo.4(24日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が370Bq/L、第三者機関が390Bq/L。明日1日に排水の予定。

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第77回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
1/2号機SGTS配管撤去に向けた現場調査の実施状況(通しで3頁)
タンク建設進捗(19頁)
水バランスシミュレーション(20頁)
サブドレン他水処理施設の運用状況(27頁)
建屋周辺の地下⽔位、汚染⽔発⽣の状況(33頁)
凍土遮⽔壁ブライン漏えい要因調査結果および液位変動要因調査結果(38頁)
凍土遮水壁の状況(43頁)
H4・H6タンクエリアモニタリング(57頁)
1号機使用済燃料プール養生設置(通しで4頁)
2号機使用済燃料プール内調査の計画(11頁)。2号機R/Bオペフロは線量が高くアクセスが困難なため、これまで使用済燃料プール内の調査ができていない。燃料取出しに当たって、燃料上部やキャスクピット内の干渉物の有無、プールゲートやスキマーサージタンクの状態を確認するために、6月上旬に使用済燃料プール内調査を実施する。調査は水中ROV(長さ35cm×幅20cm×高さ20cm、重さ5kg。稼働範囲は約17m。過去に使用したことがあるもの)を使用。西側構台の前室から機材(水中ROVを運搬する装置、水中照明。14頁)を搬入し、水中ROVを遠隔操作して調査する。機材搬入はBROKK、Kobra、PackBot(オペフロ残置物撤去移動・片付けで使用した無人遠隔重機、小型ロボット)でおこなう。調査対象は13頁。スケジュールは15頁。5月中旬にモックアップ訓練(水中ROVの訓練は南相馬市の福島ロボットテストフィールドで実施)、準備完了後、6月中旬に調査を実施する予定。2号機の燃料取出しはロードマップで2024-2026年に開始となっている。2019年12月27日参照。
3号機燃料取出しの状況(16頁)。3月末までに119体の燃料取出しを完了している。3月30日よりクレーンの年次法令点検を実施中。この間に燃料取扱機(FHM)の点検や共用プール燃料取扱設備の点検、ハンドル変形燃料保管のための燃料ラック取替を実施している。点検終了後、燃料取出しの体制を強化して取出しの頻度を上げるため、増員のための追加訓練等を実施中。取出し再開は5月下旬-6月上旬の予定。
ガレキ撤去状況(18頁):マニピュレーターで把持する大きなガレキの撤去は概ね完了。ガレキ撤去ツール(熊手)によるかき出しおよび吸引装置での吸引を中心に実施中。ハンドル変形の目視確認は全燃料で完了した。目視確認が難しい軽微な変形の有無は治具により最終判断するため、ガレキを撤去し、治具での判断後にガレキ撤去完了となる。これまでに変形が確認された燃料は15体(35頁参照)。
予備品の調達(20頁)、調達管理の改善(21頁)。
ハンドル変形燃料の取扱い(22頁):ハンドルの変形がチャンネルボックス外径の範囲内なら小変形燃料、範囲外なら大変形燃料として扱う。小変形燃料は既存のFHM掴み具で使用済燃料プールから取出し、キャスク内の収納缶(小、通常のもの)に装填して共用プールへ移送、収納缶ごと収納缶(小)掴み具で取出して共用プールに入れる。大変形燃料は、既存のFHM掴み具で把持可能ならそれで取出し、できなければ大変形用FHM掴み具で取出す。キャスク内では収納缶(大)に装填し、共用プールへ移送後、収納缶(大)掴み具で取出す。大変形用FHM掴み具、収納缶(大)、収納缶(大)掴み具は現在制作中。
ハンドル変形燃料の吊上げ試験(23頁):ハンドル変形燃料がFHM掴み具で吊上げ可能であることを早期に確認するためにおこなう。チャンネルファスナが燃料ラック上端から抜けきると、固着や燃料ラックとの⼲渉がなくなるため、当該⾼さまで燃料を吊上げて荷重を確認後に燃料ラックへ戻す。なお、ハンドル変形燃料の吊上げは、これまでに実施した吊上げに係る試験、解析評価結果から問題なく吊り上げられる荷重(700kg程度、36頁参照)に制限して⾏う。対象は、変形が確認された15体の燃料(うち4体は大変形燃料の可能性があり(35頁参照)、これらについては大変形用FHM掴み具に準備ができ次第実施する)。
スケジュール(24頁)。2020年度末に燃料取出し完了の見込み。ハンドル変形燃料吊上げ試験は5月下旬および12月頃に実施予定。
1/2号機排気筒解体作業進捗(39頁)
1号機飛散防止剤散布実績と予定(59頁)
3号機オペフロ連続ダストモニター計測値(62頁)
使用済燃料等の保管状況(63頁)
1号機格納容器内部調査アクセスルート構築(通しで3頁)
ガレキ・伐採木・使用済保護衣の管理状況(通しで3頁)
水処理2次廃棄物の管理状況(3頁)
ガレキ・伐採木・使用済保護衣・水処理2次廃棄物の保管量推移(4頁)
【資料3-5】循環注水冷却(2.05MB)(PDF)
窒素ガス分離装置(B)指示不良にともなう運転上の制限逸脱および復帰(通しで3頁)24日参照。現場操作盤には21日02:14に「FX3U-4AD電源異常」警報が出ていた(24日に確認。この警報は免震棟集中監視室ではモニターできない)。現場調査の結果、窒素ガス分離装置(B)本体のパッケージ内部に黒色の粉が広範囲に飛散し堆積しているのが判明(6頁に写真)。装置内の流路を構成する配管・機器の継手部に漏えい痕跡がなかったことから、サイレンサ(7頁図。空気を取り込んで活性炭を充填した吸着槽で酸素等を吸着し、残った窒素を系統へ供給する。吸着槽で吸着した酸素を排出するラインの終端にサイレンサーが付いている)からの排気と同時に、吸着槽の活性炭が細粒化したものが外部に流出したものと考える。この飛散した活性炭がパッケージ内部のコントローラーに流入し、コントローラーが故障して「電源異常」の発報に至った可能性があるが、詳細は今後調査する。実際には、電源ではなくコントローラーの異常により免震棟への信号伝送ができなくなったものと考えている。
今後の対応:監視の強化(現場運転状況および免震棟集中監視室でのパラメータ確認)。窒素ガス分離装置Bは構外に搬出して調査・点検をおこなう。窒素ガス分離装置AはB号機と同一商品であり、同様の事象が発生する可能性があるので応急対策(サイレンサ出口の屋外化など)を検討中。また、C号機のみでも1-3号機へ供給する窒素ガスを十分にまかなえる(10頁)ので、A号機は現状で異常は確認されていないが、待機号機とする。また、現場警報が免震棟でもモニターできるように見直しを検討中。
窒素ガス分離装置のメカニズムについては例えばクラレのサイトを参照。PSA(Pressure Swing Adsorption)法のしくみ:分子篩炭(活性炭に空いている穴の大きさを窒素分子と酸素分子の中間くらいにそろえると酸素分子だけを吸着する。これもクラレのサイトに簡単な解説あり)で大気から酸素だけを吸着して窒素ガスを生成する。吸着時に加圧すると酸素が吸着され、減圧すると放出される。分子篩炭を充填した吸着槽を2つ用意して吸着-脱着を交互に繰り返せば、連続して窒素を分離することができる。
【資料3-6】環境線量低減対策(9.59MB)(PDF)
福島第⼀原⼦⼒発電所構内の線量状況(通しで2頁)
T/B東側地下水および海水のモニタリング(8頁)。
【資料3-7】労働環境改善(4.36KB)(PDF)
管理対象区域の運用区分(通しで2頁)
2019年度の災害発⽣状況と2020年度の安全活動計画(通しで3頁)
1Fにおける新型コロナウイルス対策(32頁)。17日に第三対策体制に移行。現在、1Fで感染者は発生していない。4/21-5/10は対策強化期間。緊急事態宣言を受けた追加対策など。
1Fにおける作業員の健康管理(41頁)。厚労省ガイドラインへの対応状況。
【資料4】その他(PDF)
多核種除去設備等処理水の取扱いに係る「関係者の御意見を伺う場」について(通しで1頁)。資源エネルギー庁原子力発電所事故収束対応室の資料。
福島第⼀原⼦⼒発電所構内設備等の⻑期保守管理計画の策定(3頁)
1Fにおける⾃動運転EVバスの取り組み状況(24頁)。2018年4月に導入した自動運転EVバスARMA(愛称「はまかぜe」)は、2年間にわたり知⾒を蓄積して2020年3月末で運用を終了。今後は、更なる⾃動運転の技術開発を進めるため新たなパートナーを選定中。
楢葉沿革技術開発センターの取組状況(26頁)。JAEAの資料。
「廃炉・汚染水対策事業補助金」に係る採択結果(35頁)。廃炉・汚染水対策事業事務局の資料。
以下、経産省のサイトから。


川村会長が退任、新会長は槍田 松瑩 三井物産株式会社顧問。株主総会で正式決定。

今日の会見で、小野さんは東京会場から参加(新型コロナ感染症対策として、東京と福島の間の往来を禁止しているため)。




動画

文字起こし、実況など





2020年4月29日(水・昭和の日)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1/2号機排気筒解体作業、今日、最後の23ブロック目の解体を完了した。今後、頂部フタ設置等の作業を実施予定。

サブドレン他水処理施設、10:53に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、30日の日報より)17:07に排水を停止。排水量は931m3


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。27日採取分。
No.10のトリチウムは630Bq/L。No.4はポンプ点検により採取中止。



2020年4月28日(火)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、09:31に一時貯水タンクEから排水を開始
(以下、29日の日報より)16:18に排水を停止。排水量は1012m3


その他


3月のR/Bからの追加的放出放射能量の評価結果
1-4号機R/Bからの放出は6.2×104Bq/h未満で、放出管理の目標値(1.0×107Bq/h)を下回っていることを確認。また、これによる敷地境界の空気中放射能濃度は134Csが3.4×10-12Bq/cm3(告示濃度:2×10-5Bq/cm3)、137Csが1.4×10-11Bq/cm3(告示濃度:3×10-5Bq/cm3)であり、いずれも告示濃度を下回っている。これが1年間継続した場合の敷地境界における被曝線量は0.14μSv未満となる。評価の詳細は2頁以降。評価方法は2015年4月30日を参照。

水処理設備内の処理水分析結果。採取箇所は2011年11月18日の資料を参照。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。23日採取(25日既報)の第三者機関の分析結果。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(24日採取)と集水タンクNo.3(22日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が0Bq/L、第三者機関が0Bq/L。全β濃度は東電がND(<Bq/L)、第三者機関が0.Bq/L。明日29日に排水の予定。

30日の会見では、先週と同様に東京会場は報道関係者用の別会場を設ける。




2020年4月27日(月)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点


その他


24日の窒素ガス分離装置でLCO逸脱の件。21日より窒素濃度計の電源が切れていることに24日まで気づかなかった理由。電源が切れた後も遠隔操作室には当該計器の表示が継続しており、当直長は遠隔操作室でその指示値を毎日確認していたが、電源が切れていることには気付かなかった。詳細については調査中。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 449 報)(PDF)
添付資料-1の右下、廃棄物発生量の表で、廃スラッジの量が減っているが、廃スラッジ(アレバ除染装置から出た廃棄物)の塩分除去作業を実施したことにより上澄み水の量が減ったため。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(23日採取)と集水タンクNo.2(21日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が510Bq/L、第三者機関が530Bq/L。明日28日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。16-22日の移送量。
降雨の影響で増加傾向にある。

新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた追加対策の実施について(PDF、新潟本部とKKでの対策)
柏崎市で発生した5人の感染者は全員が東電関係者で、柏崎市長から東電にメッセージがあり、それに小早川社長が応えたもの、らしい。

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
変更:1~4号機周辺防護施設整備工事に伴う管理対象区域他の変更。周辺防護区域施設整備及び仮設建物撤去にともない変更を行う。 あわせて,廃棄物の事業所内運搬の運用開始、周辺監視区域柵の設置完了および2号炉復水貯蔵タンク運用開始にともなう変更を行う。

今日、規制委の第80回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
以下、規制庁のサイトから。



2020年4月26日(日)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、09:48に一時貯水タンクDから排水を開始
(以下、27日の日報より)16:13に排水を停止。排水量は959m3



2020年4月25日(土)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:25に一時貯水タンクCから排水を開始
(以下、26日の日報より)16:31に排水を停止。排水量は912m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。23日採取分。
No.10のトリチウムは630Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(21日採取)と集水タンクNo.1(19日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が5全β濃度は東電がND(<Bq/L)、第三者機関が0.Bq/L。明日26日に排水の予定。

新潟県柏崎市の事業所(KKではない)に勤務している当社社員1名がPCR検査の結果、新型コロナウイルス感染症に感染していることを確認した。
これまでの感染者公表状況
4月7日 東京電力パワーグリッド株式会社 社員1名
4月13日 東京電力フュエル&パワー株式会社 社員1名
4月14日 東京電力フュエル&パワー株式会社 役員1名
4月15日 東京電力エナジーパートナー株式会社 社員1名
4月18日 東京電力ホールディングス株式会社 社員1名
4月19日 東京電力ホールディングス株式会社 社員1名
 〃   東京電力フュエル&パワー株式会社 社員1名
 〃   東京電力エナジーパートナー株式会社 社員1名
4月22日 東京電力ホールディングス株式会社 社員1名
4月24日 東京電力ホールディングス株式会社 社員1名 計10名



2020年4月24日(金)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

格納容器内窒素封入設備において運転上の制限逸脱があった。
10:51頃、格納容器内窒素封入設備の定例試験のため窒素ガス分離装置(B)から(A)に切り替え操作を実施し、窒素ガス分離装置(B)を停止したところ、窒素流量が下がらないのを確認。窒素ガス分離装置(B)の指示値(封入量、濃度、圧力等)を過去に遡り確認したところ、4月21日02:14に窒素ガス分離装置(B)窒素濃度計に供給する電源が喪失していたことを確認。これにより、実施計画第1編第25条(格納容器内の不活性雰囲気の維持機能)第2項第3号で定める「当直長は,封入する窒素の濃度が99%以上であることを毎日1回確認する。」ことを確認できないことから、13:40、実施計画第1編第25条(格納容器内の不活性雰囲気の維持機能)を満足できないと判断
また、当該設備は、10:51、窒素ガス分離装置(B)から(A)に切り替えを実施しており、運転中の窒素ガス分離装置(A)および(C)の窒素濃度が99%以上であることを確認したことから、運転上の制限逸脱からの復帰を13:40に判断
なお、格納容器内水素濃度については、運転上の制限で定める2.5%以下を満足していることを確認。
状況は以下のとおり。
・設備の状況   窒素ガス分離装置の切り替えを行い、(A)および(C)運転中
・応急措置    なし
・影響拡大の有無 なし
・外部への影響  なし(プラントパラメータ、モニタリングポスト、構内敷地境界連続ダストモニターの指示にも有意な変動はないことを確認)


その他


T/B地下たまり水の核種分析結果。3号機の2月18日採取分。4号機は建屋滞留水処理完了に向け建屋水位を低下したため、2020年2月以降は採取中止。

魚介類のサンプリング結果

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(20日採取)と集水タンクNo.6(18日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が570Bq/L、第三者機関が600Bq/L。明日25日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設一時貯水タンクDの詳細分析結果。一時貯水タンクの3月2日採取分。

サブドレン他水処理施設、加重平均サンプル分析結果。2月分。

柏崎刈羽原子力発電所に勤務している当社社員1名がPCR検査の結果、新型コロナウイルス感染症に感染していることを確認した。
これまでの感染者公表状況
4月7日 東京電力パワーグリッド株式会社 社員1名
4月13日 東京電力フュエル&パワー株式会社 社員1名
4月14日 東京電力フュエル&パワー株式会社 役員1名
4月15日 東京電力エナジーパートナー株式会社 社員1名
4月18日 東京電力ホールディングス株式会社 社員1名
4月19日 東京電力ホールディングス株式会社 社員1名
 〃   東京電力フュエル&パワー株式会社 社員1名
 〃   東京電力エナジーパートナー株式会社 社員1名
4月22日 東京電力ホールディングス株式会社 社員1名 計9名

27日の定例会見では、先週と同様に東京会場は報道関係者用の別会場を設ける。






2020年4月23日(木)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査アクセスルート構築作業、X-2ペネで内扉3カ所目のAWJ穿孔作業を16日よりおこなっていたが、昨日22日に作業を完了し、今日23日に状況を確認した。これで、予定している穿孔(外扉と内扉で3カ所づつ)全てが完了した。穿孔装置のメンテナンスおよび穿孔時のダスト飛散状況等のデータの精査をおこない、5月中旬-下旬に格納容器内部の干渉物撤去に着手する予定。

1/2号機排気筒解体作業、今日23日に21ブロック目の解体を完了し、22ブロック目の作業を開始した。
21ブロック目の作業で、筒身に付属していた電線管の一部が脱落した。
今日未明、21ブロック目の切断後、解体した筒身を地上に吊下ろす際、03:48に筒身の付属品の電線管の一部(太さ48mm、長さ1m、重さ3kg)が外れて鉄塔の北西側歩廊に落下した。歩廊の高さは地上約55mで、電線管は約65mの高さから落下した。歩廊のフチには4cmの立ち上りがあり、電線管が地上に落下する可能性は低いと考える。また、安全確保のため、排気筒周辺の半径33mを立入規制しており、半径33m内の作業の場合は監視員を立たせるようなルールを定めている。
脱落の原因については、電線管同士の接合部分が緩みで外れたものと推定。対策として、電線管同士の接合部分が含まれるブロックでは、電線管落下防止クランプ(2019年10月28日参照)の取付位置を接合部の下に設置することで対応する。

11:10頃、2号機T/B2階東側(エバポレータ室)の床面に2カ所の水たまりを発見。水たまりの大きさは1m×1m×深さ1mmと1.5m×1.5m×深さ1mm。水たまりへの水の供給は継続していない。水たまりの周囲には汚染水を含む配管はない。その後、水たまりのスミア測定の結果、バックグラウンドと同等だったことから雨水と判断した。

サブドレン他水処理施設、10:57に一時貯水タンクAから排水を開始
(以下、24日の日報より)16:44に排水を停止。排水量は863m3

地下水バイパス、10:15に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、24日の日報より)16:34に排水を停止。排水量は1733m3


その他


21日の人身災害(落下したクランプに接触し、頸椎捻挫)の件。
クランプの重量は約1kgで、落下高さは2m。落下させた作業者は40代男性、1F経験は9年、ケガをした作業者は30代男性、1F経験は11年。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
2015年11月12-16日と2020年3月12日-4月16日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
20日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

13日の放射性物質内部取込みの件で16日に報告があった全面マスク排気弁の変形について、会場では資料が配られたが、ウェブでは公開されていない。特定のメーカーのマスクで生じている不具合であり、メーカーの特定につながる情報なので非公開としているのではないか。




動画


文字起こし、実況など



2020年4月22日(水)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、09:52-14:22に一時貯水タンクから排水を実施。排水量は672m3

昨日21日00:00頃、2号機T/B内において、監視カメラ設置のためケーブルラックの上で親綱を取り付けようとしていた作業者の手が滑り、クランプが落下してラック上で跳ねて、別途工事監理をしていた作業者のヘルメットに接触した。
帰宅後、作業者が頭に痛みを感じたことから、今日22日、一般病院を受診したところ頸椎捻挫と診断された。
休業を要する災害と判断したため、お知らせするもの。


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。20日採取分。
No.10のトリチウムは610Bq/L。No.4はポンプ点検により採取中止。

地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
15日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日23日に排水の予定。

地下水バイパス一時貯留タンク詳細分析結果。Gr3の3月4日採取分。

地下水バイパス加重平均サンプル分析結果。2月分。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(18日採取)と集水タンクNo.5(16日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が550Bq/L、第三者機関が590Bq/L。明日23日に排水の予定。

実施計画の変更認可申請
を規制委に提出。
変更:1号機原子炉格納容器窒素封入ライン他除却工事。1号機燃料取出しのために大型カバーを設置する予定だが、この設置工事で使用する大型クレーンの走行路を確保するために道路の拡幅を予定している。この拡幅に窒素封入ラインが干渉するため、これを撤去するもの。窒素封入ラインは3系統あり、残り2系統で窒素封入の機能は維持可能。

新潟県柏崎市の事業所に勤務している当社社員1名(KK勤務ではない)がPCR検査の結果、新型コロナウイルス感染症に感染していることを確認した。 

明日23日の1Fからの定例会見は、先週と同様に東京会場は報道関係者用の別会場を設ける。




2020年4月21日(火)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

その他


護岸地下水(観測孔No.0-4)で137Cs濃度が至近の分析値に対して上昇しているのを確認。
6日採取分がND(< 0.46Bq/L)、13日採取分が3.8Bq/L(14日参照)なのに対して、20日採取分が4.8Bq/L。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。16日採取(18日既報)の第三者機関の分析結果。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(17日採取)と集水タンクNo.4(15日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が590Bq/L、第三者機関が610Bq/L。明日22日に排水の予定。

実施計画の変更認可申請
を規制委に提出。
変更:特定核燃料物質の防護に係る変更。内容は公表しない。




2020年4月20日(月)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:57に一時貯水タンクかKら排水を開始
(以下、21日の日報より)15:23に排水を停止。排水量は661m3


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 448 報)(PDF)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。9-15日の移送量。

新型コロナウイルス感染症対策。16日に緊急事態宣言が全都道府県に拡大されたことにともない、1Fでも17日00:00より第三対策体制(6、13日参照)に移行した。今日から一部の社員(約60名、緊急事対策要員を中心に)についてテレワークに移行している。作業継続へのリスクは高まっていないので、現在のところ現場の作業は継続しているが、3蜜回避の徹底、および、廃炉を安全に進めるのに必要な作業を除いて計画的に作業を縮小できるよう準備を進めている。罹患者の発生、濃厚接触者の状況を見ながら、現場作業の縮小を判断することになる




動画


文字起こし、実況など



2020年4月19日(日)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:24-15:06に一時貯水タンクJから排水を実施。排水量は703m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクK(15日採取)と集水タンクNo.3(13日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が600Bq/L、第三者機関が620Bq/L。明日20日に排水の予定。

千代田区の事業所に勤務している東京電力ホールディングス株式会社の社員1名、東京電力フュエル&パワー株式会社の社員1名および東京都新宿区の事業所に勤務している東京電力エナジーパートナー株式会社の社員1名の計3名がPCR検査の結果、新型コロナウイルス感染症に感染していることを確認した。
これまでの感染者公表状況
4月7日  東京電力パワーグリッド株式会社   社員1名
4月13日  東京電力フュエル&パワー株式会社   社員1名
4月14日  東京電力フュエル&パワー株式会社   役員1名
4月15日  東京電力エナジーパートナー株式会社 社員1名
4月18日  東京電力ホールディングス株式会社  社員1名 計5名



2020年4月18日(土)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。16日採取分。
No.10のトリチウムは610Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(14日採取)と集水タンクNo.2(12日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が630Bq/L、第三者機関が660Bq/L。明日19日に排水の予定。

柏崎刈羽原子力発電所に勤務している当社社員1名がPCR検査の結果、新型コロナウイルス感染症に感染していることを確認した。



2020年4月17日(金)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:12に一時貯水タンクHから排水を開始
(以下、18日の日報より)15:12に排水を停止。排水量は744m3

10:40頃、雑固体廃棄物焼却設備建屋内で運転中の雑固体廃棄物焼却設備A系の二次燃焼器・排ガス冷却器間のエキスパンション(伸縮継ぎ手)の下部床面に水の滴下跡(水たまり、大きさ約5cm×約5cm×深さ約1mm)があることを発見。
滴下跡周辺を確認したところ、二次燃焼器と排ガス冷却器の間にあるエキスパンションと排ガス冷却器のフランジ部に水滴を確認し、当該箇所の下部に受けを設置した。
雑固体廃棄物焼却設備建屋排気筒ガスモニター・ダストモニター、モニタリングポスト、敷地境界・構内ダストモニター、構内線量表示器の指示値に有意な変動なし。
滴下跡の水の汚染と線量率を測定した結果、バックグラウンドと同等(40cpm,0.09μSv/h)であり汚染した水ではないことを確認。以上より外部への影響がないことを確認した。
確認されたフランジ部の水滴の水の出どころが不明であることから、 今後、焼却運転を継続しながら、当該箇所のパトロールによる監視を継続していく。 
昨日15日にはB系の排ガス補助ブロア出口配管保温材内部から水滴が滴下した(15日参照)ので、調査のためB系は停止作業に入っていた(ので、多分B系は燃焼運転を停止している)。
福島第一原子力発電所 雑固体廃棄物焼却設備建屋内における水の滴下跡について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 雑固体廃棄物焼却設備建屋内における水の滴下跡について(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


「福島大学と東京電力は、福島第一原子力発電所の安全かつ着実な廃炉の推進に向け、現場に即した新規技術開発と人材育成をより効果的に推進するため、2020年4月17日から5年間にわたり、福島第一原子力発電所および福島大学に「廃炉技術開発研究拠点」を設置します。同拠点では、福島第一原子力発電所の廃炉現場で直面する様々な技術的課題の解決に資する研究を実施します。 」

13、16日と同様に、20日の定例会見では、新型コロナ感染症拡大の影響で閉鎖中の東京会場については別会場を設けて報道関係者の質疑を受ける。

「新型コロナウイルス感染者の増加に伴い、緊急事態宣言の対象が全国に拡大されております。東京電力グループは引き続き、従業員の安全と健康の確保を第一に、社会機能維持に関わる事業者として、事業継続計画に基づき、電力供給および発電所の安定的な運営、ならびに廃炉作業の安全確保に影響が及ばないよう取り組んでまいります。」





2020年4月16日(木)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査アクセスルート構築作業、X-2ペネ内扉の3カ所目のAWJ穿孔作業を今日開始した。

1/2号機排気筒解体作業、19ブロック目の作業を10日より実施していたが、11日に荒天により中断。14日に鉄塔解体装置を吊上げ、昨日15日に20ブロック目の筒身切断(50%まで)を先行して実施。今日16日は19ブロック目の主柱切断を完了して19ブロック目の解体を完了した。今後は、20ブロック目の残りを解体していく。

地下水バイパス、09:57に一時貯留タンクGr2から排水を開始
(以下、17日の日報より)15:25に排水を停止。排水量は1499m3

サブドレン他水処理施設、10:32に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、17日の日報より)15:20に排水を停止。排水量は714m3


その他


13日の放射性物質内部取込みの件。
当該の作業者について、顔面の汚染が確認された13日の翌日にWBC等による内部取込み量測定、および、内部被被曝線量評価を保守的に行った結果、50年の預託線量評価 (当社暫定値)は0.38mSv(γ線:0.003mSv、β線:0.369mSv)であり、記録レベル (2mSv)未満であることを確認した。
作業者が使用した全面マスクの排気弁に変形(弁は吐く時に開き吸う時に閉じるようになっているが、シリコン製の弁がまくれて、開いた状態のままになっていた。カバーがついており、外からは見えず、触ることもできない)が確認され、身体汚染の原因は、変形したマスクの排気弁から呼吸にともない放射性物質を取込んだ可能性が高いものと推定。
この変形が確認されたマスクと同型かつ使用前のマスク494個について13日に調査を実施したが、変形は確認されず。翌14日に同型かつ使用済み(使用後回収したもの)のマスク240個を調査したところ、18個に排気弁の変形があった。なお、同型ではない使用済みのマスク約1000個を調査したが、変形は見られなかった。
暫定対策として、変形の原因が確認されるまでの間、同型のマスクを回収。また、作業中に適宜リークチェックを実施、マスク内の曇り状況や呼吸のし易さに変化が確認された場合は直ちに作業を中断するよう周知している。 
なお、使用済みのマスク18個に変形が確認されたが、当該作業員以外に汚染は発生して いないことから、内部被被曝の可能性は無いものと考える。 引き続き、排気弁が変形したマスクについて、使用方法や使用環境に問題がなかったか調査を進め、適切に対策を講じていく。
当該の作業者が使用していたマスクは2017年度から使用しているもの。
13日にプロセス主建屋1階で実施していたのは、同建屋地下階の貯槽にためてあるアレバ除染装置で発生したスラッジを移送する作業の準備として、1階の除染をしていたもの(例えば、2019年12月16日を参照)。塗膜剥離型除染剤(除染剤を塗り広げて、固まったらそれを剥がして汚染物質を除去する。2012年6月1日に作業の動画があるけど、だいぶ古いし今も同じかどうかわからない)で除染をおこなっていた。

下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
2015年11月12-16日と2020年3月5日-4月9日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
13日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(12日採取)と集水タンクNo.1(10日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が670Bq/L、第三者機関が690Bq/L。明日17日に排水の予定。

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
変更:輸送貯蔵兼用キャスクB増設に伴う変更(その2)。使用済燃料プールから取り出された使用済燃料を移送するために、共用プールに空き容量を確保する必要がある。このため、現在共用プールに貯蔵されている使用済燃料を乾式キャスクに入れて使用済燃料乾式キャスク仮保管設備で保管することになっている。当該設備は現在、37基のキャスクを保管している(最大で65基保管可能)。ここへ15基を追加するためのエリアを準備する。また、合わせて設備内にエリア放射線モニター1基を追設する。



動画


文字起こし、実況など

2020年4月15日(水)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

10:15頃、雑固体廃棄物焼却設備建屋2階で水が滴下していることを発見。
福島第一原子力発電所 雑固体廃棄物焼却設備建屋2階にて発生した水の滴下について(55.9KB)(PDF)
調査の結果、水は排ガス補助ブロア(B)出口配管保温材内部から10秒に1滴程度で滴下している(資料2頁に写真)。滴下した水は水たまりとなっていた(発見時の大きさ:約0.1m×0.15m×深さ1mm)。この水たまりは拭取り、滴下の下に受けパンを設置した。
雑固体廃棄物焼却設備建屋排気筒ガスモニター・ダストモニター、モニタリングポスト、敷地境界・構内ダストモニター、構内線量表示器指示値に有意な変動なし。
滴下した水の汚染と線量率を測定した結果、バックグラウンド(60cpm、0.09μSv/h)と同等であり汚染した水ではないことを確認。以上より外部への影響がないことを確認した。
水は配管に巻いた保温材の内側から滴下していることから、配管が冷えたことを確認した後、保温材を外して原因を確認する予定。ついては、 本日午後0時45分12:45に焼却炉B系への廃棄物投入を停止し設備を停止する操作を実施した。A系は焼却運転を継続している。
福島第一原子力発電所 雑固体廃棄物焼却設備建屋内における水の滴下について(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


13日の作業者が放射性物質内部取込みの件。WBCの結果、内部被曝線量は記録レベル(2mSv)未満だった。入退域管理棟救急医療室の医師による問診の結果、異常なしと診断された。

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。13日採取分。
No.10のトリチウムは610Bq/L。No.4はポンプ点検により採取中止。

地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
8日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日16日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(11日採取)と集水タンクNo.6(9日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が700Bq/L、第三者機関が730Bq/L。明日16日に排水の予定。

新宿区の事業所に勤務している東京電力エナジーパートナー株式会社の社員1名がPCR検査の結果、新型コロナウイルス感染症に感染していることを確認。

明日16日の1Fからの定例会見は、13日の際(13日参照)と同様に東京会場は報道関係者用の別会場を設ける。




2020年4月14日(火)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:12に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、15日の日報より)15:17に排水を停止。排水量は760m3


その他


護岸地下水(観測孔No.0-4)で137Cs濃度が至近の分析値に対して上昇しているのを確認。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(2/4)護岸地下水(PDF、2ページ目)13日採取分
6日採取分がND(< 0.46Bq/L)なのに対して、13日採取分は3.8Bq/L。

1-4号機R/B上部でのダストサンプリング結果(1号機は3月25日、2号機は3月6、31日、3号機は3月9、19日、4号機は3月17日に実施)と1-3号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリング結果(1号機は3月17日、2号機は3月6日、3号機は3月19日に実施)。

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。9日採取(11日既報)の第三者機関の分析結果。

千代田区の事業所に勤務している東京電力フュエル&パワー株式会社(以下、東電FP)の役員1名がPCR検査で感染を確認。これで、東電FPの感染者は2名(1人目は13日参照)



2020年4月13日(月)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

4号機R/B上部でダストサンプリングを実施。

サブドレン他水処理施設、10:10に一時貯水タンクEから排水を開始
(以下、14日の日報より)15:34に排水を停止。排水量は805m3

プロセス主建屋1階で除染剤剥離作業に従事していた作業者が放射性物質の内部取込をした可能性があると判断した。作業後、5・6号機休憩室に入室する際の汚染検査で顔面の汚染を確認、その後、鼻腔スミア検査で汚染を検出したもの。当該の作業者は20代男性、事故後1Fでの経験は約1年。今日の作業はR装備、6人で実施したが、汚染があったのは1人だけ。顔面の除染を実施して退域している。退域後、WBCを受検し、内部被曝線量について評価中。救急医療室の医師によれば、汚染の可能性はあるが身体への影響はない、とのこと。汚染発生の原因については調査中。
・判断時刻   12:27
・汚染状況   鼻腔スミヤで汚染検出(約1,000cpm)
・汚染箇所   顔面
(以下、15日の日報より)WBCの結果、内部被曝線量は記録レベル(2mSv)未満だった。入退域管理棟救急医療室の医師による問診の結果、異常なしと診断された。


その他


12日に共用プール1次系(A)の冷却が一時停止した。
12日21:48-23:38に停止。停止前のプール水温は18.8℃、起動後は18.9℃。
前日の11日に共用プール2次系の温度制御器で温度表示不良があったので、これを解消するべく翌12日21:48に当該計器の電源をいったん切ろうとしたところ、誤って同じ制御盤内の別の電源装置(制御系)を切ってしまった。この影響で、1次系ポンプ(A)が停止し、A系の冷却が停止した。
共用プールは、通常AB2系統で冷却を実施しており、A系停止中もB系の冷却は継続した。
原因:不具合のあった温度制御器と誤って切ってしまった電源装置の系統機器番号はそれぞれ「TIC-P21A-601A」と「E/S-P21A-601A」で先頭の項目以外が一致しており、作業に当たった当直員(2名。いずれも経験年数12年と21年のベテラン)が勘違いしたと推定。今後、詳細な原因確認に基づき、対策を検討する。
資料の内容が薄くてけしからんと言う声多数だったけど、いつも通りだと思う。わかっていることは一応網羅されていると思うけどな。

個人線量データの電子メールでの誤送信があった。
月毎の個人線量を評価する準備作業において、個人線量データを各企業へ送付する作業を当社から委託されている企業が、各企業の線量評価担当者に対して個人線量データ(個人番号、氏名、所属企業名、APD線量値)をメールで送付する作業をおこなっていたところ、メールを受信した企業の担当者から他企業のデータが含まれているとの連絡が7日15:40頃にあった。調査の結果、メールを送付した79社のうち39社で他企業の個人線量データ(6,053件)が誤送信されていたことを確認。7日のうちにこの39社に連絡し、当該メールを削除した事および第三者が本データを閲覧していない事を確認した。
原因:データ仕分け時の手順相違とメール送信時の確認不足。
対策:暫定対策として、チェックリストによる手順の確認、メール送信時に対象外のファイルが含まれていないことの確認を確実に行うこと。また、恒久対策として、個人情報を含んだ線量評価に必要なファイルを各企業にメール送付せず、システムにて各企業が閲覧出来る方法に変更をおこなう。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 447 報) (PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(9日採取)と集水タンクNo.5(7日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が710Bq/L、第三者機関が750Bq/L。明日14日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。2-8日の移送量。

原子力定例会見の東京会場閉鎖の件。
8日からの東京会場閉鎖(8日参照)にともない、会見はWeb配信をおこなっているが、一部の報道関係者の方々から「直接的な質疑の機会」を求める声をいただいているのをふまえ、今日13日の会見では質疑希望の報道関係者のための会場を用意することとする。この対応は時限的なものであり、本社建屋出入りの扱いが変更可能な状況になったら、同建屋内の会場での広報対応を再開する予定。16日(木)の対応については別途連絡する。
別会場の「幸ビル」は東電本社のご近所。

本社建屋に勤務する東京電力フュエル&パワー株式会社の社員1名がPCR検査で感染確認。

新型コロナ感染症対策の件。7日に非常事態宣言(7都府県)が出されたのを受けて、8日00:00より第三対策体制(6日参照)に移行している。なお、福島県は宣言の対象となっていないので、1Fでは従来通り、第一対策体制のまま。

多核種除去設備等処理水の取扱いに係る関係者の御意見を伺う場第2回が福島市で開かれた。以下、経産省のサイトから。
出席者名簿(PDF)




動画



文字起こし、実況など



2020年4月12日(日)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点


その他

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(8日採取)と集水タンクNo.4(6日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が730Bq/L、第三者機関が770Bq/L。明日13日に排水の予定。




2020年4月11日(土)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:20-15:35に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は783m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。9日採取分。
No.10のトリチウムは580Bq/L。


2020年4月10日(金)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
2号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。

地下水バイパス
、10:01に一時貯留タンクGr1から排水を開始
(以下、11日の日報より)15:44に排水を停止。排水量は1500m3

サブドレン他水処理施設、11:00に一時貯水タンクCから排水を開始
(以下、11日の日報より)15:54に排水を停止。排水量は729m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(6日採取)と集水タンクNo.3(4日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が750Bq/L、第三者機関が800Bq/L。明日11日に排水の予定。

廃炉情報誌「はいろみち」第19号を発行した。



2020年4月9日(木)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1/2号機排気筒解体作業、4日より18ブロック目(筒身)解体を開始、7日に完了している。昨日8日より19ブロック目の解体を開始している。昨日は補助斜材8カ所の切断を実施し、その後、鉄塔解体装置を地上に下ろそうとしたところ、750tクレーンの不具合により巻上げ不能となった。調査の結果、制御系統用電源(オルタネーター)の不具合を確認。使用していない別のクレーンのオルタネーターと交換して復旧し、20:03に鉄塔解体装置の吊下ろしを完了。今日は、段取り替えと装置のメンテナンス、飛散防止剤の散布を実施。明日、天候を見ながら19ブロック目の作業の続きを実施する予定。
不具合のあったオルタネーターは今年2月に点検を実施しており、その際には問題なかった。

その他


護岸エリアの地下水観測孔No.1-6で全β濃度が上昇している。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(2/3)護岸地下水(PDF、2頁目)3月3日採取分
3月3日まで16万Bq/Lくらいで推移していたが、その後、上昇傾向となり、4月3日には100万Bq/Lとなった。その後、やや低下傾向にあり、7日には88万Bq/Lとなっている。周囲の観測孔には変動はない。また、No.1-6に対して地盤改良をした場所よりも海側にあるNo.1-9でも変動は見られない。1-4号機取水路開渠内の海水にも変動はない。引き続き、監視を継続する。
護岸の地盤改良については2013年7月1、5日などを参照。護岸の地下水でトリチウム濃度が高いことが確認された(2013年6月19日参照)ため、地下水が海へ流出するのを防ぐために護岸を囲む形で地盤改良をおこなった。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
2015年11月12-16日と2020年2月27日-4月2日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
6日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

地下水バイパス一時貯留タンクGr1のサンプリング結果
2日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日10日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(5日採取)と集水タンクNo.2(3日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が780Bq/L、第三者機関が830Bq/L。明日10日に排水の予定。

今日の会見から、本社建屋内の東京会場は閉鎖(5月10日頃まで)。8日参照。



動画


文字起こし、実況など



2020年4月8日(水)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:00-13:43に一時貯水タンクAから排水を実施。排水量は556m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。6日採取分。
No.10のトリチウムは640Bq/L。No.4はポンプ点検により採取中止。 

政府の「緊急事態宣言」発令を受け、事業継続計画に基づき対策強化の取組を進めている。これにともない、従業員の健康と安全、関係者の健康と安全を守るべく、本社建屋(千代田区内幸町1丁目1番3号)の出入りについて、優先業務を行う社員や非常対策対応要員を最優先とする(8日00:00-)。
これにともない、同建屋内の原子力定例会見東京会場を、時限的な措置として本日から当面の間、閉鎖する(現時点で、期間は5月10日までを目途)。
なお、月曜日、木曜日とも、記者会見のWeb配信は、これまでどおり継続実施する。東京会場に参加していた報道関係者から当社公表内容への照会等については、電話で承る。




2020年4月7日(火)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:18に一時貯水タンクLから排水を開始
(以下、8日の日報より)15:46に排水を停止。排水量は816m3


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。2日採取(4日既報)の第三者機関の分析結果。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(3日採取)と集水タンクNo.1(1日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が800Bq/L、第三者機関が850Bq/L。明日8日に排水の予定。

品川区内の事業所に勤務している東京電力パワーグリッドの社員1名がPCR検査で陽性判明。

「本日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、政府より緊急事態宣言が発令されております。東京電力グループは、従業員の安全と健康の確保を第一に、社会機能維持に関わる事業者として、事業継続計画に基づき、電力供給および発電所の安定的な運営、ならびに廃炉作業の安全確保に影響が及ばないよう引き続き取り組んでまいります。 」

実施計画の変更認可申請が規制委に認可された。
認可:使用済燃料貯蔵ラックの新設。ハンドルの変形した燃料を収納缶ごと共用プールで保管するために、従来よりも大きいラックを設置するもの。2019年7月11日参照。

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
変更:特定核燃料物質の防護に係る変更。内容は公表しない。



2020年4月6日(月)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
1号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。

サブドレン他水処理施設、10:47に一時貯水タンクKから排水を開始
(以下、7日の日報より)15:52に排水を停止。排水量は759m3


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 446 報)(PDF)

新型コロナウイルス対策について。
現在、廃炉カンパニーを含めて東京電力社員に感染者はいない。明日、政府から緊急事態宣言が発出されるとうい報道もあるが、その場合は体制が強化されることになる。現在、「新型インフルエンザ等対策業務計画」にしたがって第一対策体制をとっているが、これが第二以降に移行するかどうかは状況を見て判断する。宣言が発出された場合は、電力供給維持のための優先業務に専念し、これ以外の業務は縮小・休止となる。これにともない、会見については参加者の本社への立ち入りが制限される見通しであり、今後どうするかについて検討中(WEB配信を検討している)。
新型インフルエンザ等対策業務計画は2017年1月13日に制定され、2019年5月17日に修正されている。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(2日採取)と集水タンクNo.6(3月31日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が790Bq/L、第三者機関が820Bq/L。明日7日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。3月26日-4月1日の移送量。
この週は降雨があったために移送量が増えている。


多核種除去設備等処理水の取扱いに係る関係者の御意見を伺う場第1回が福島市で開かれた。以下、経産省のサイトから。
議事録(PDF)





動画


文字起こし、実況など



2020年4月5日(日)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

地下水バイパス、10:02に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、6日の日報より)16:56に排水を停止。排水量は1904m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクK(1日採取)と集水タンクNo.5(3月29日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が740Bq/L、第三者機関が780Bq/L。



2020年4月4日(土)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:05に一時貯水タンクJから排水を開始
(以下、5日の日報より)15:27に排水を停止。排水量は802m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。2日採取分。
No.10のトリチウムは630Bq/L。

地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
3月27日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。




2020年4月3日(金)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。

サブドレン他水処理施設、10:13に一時貯水タンクHから排水を開始
(以下、4日の日報より)15:33に排水を停止。排水量は795m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(3月30日採取)と集水タンクNo.7(3月19日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が770Bq/L、第三者機関が830Bq/L。明日4日に排水の予定。



2020年4月2日(木)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF)午前11時時点

1/2号機排気筒解体作業、現在17ブロック目(筒身+鉄塔)を解体中。3月31日に筒身50%切断および斜材8本と付属品の切断を完了。昨日4月1日には主柱4本のうちの2本を切断後、強風に備えて解体装置を地上に下ろしている。今後、天候の様子を見ながら作業を再開する。

13:40頃、2号機T/Bヒータールーム内の配管遮へいカバーから水がにじんでいるのを発見したという連絡あり。その下の床面はおよそ10cm×50-60cmにわたってぬれているが、水は建屋内にとどまっている。その後、配管遮へいカバーを取外して建屋たまり水移送配管から漏えいがないことを確認(つまり、当該の配管は建屋たまり水=汚染水の移送配管ということだな?)。また、2号機T/B1階の天井付近から既設タービン設備を伝わって当該配管遮へいカバー付近に水が滴下していることを確認。T/B2階には汚染水配管がないことから、滴下している水は雨水と判断した。なお、滴下している水のスミア測定を実施、結果は500cmp(バックグラウンドは300cpm)。

サブドレン他水処理施設、10:00に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下3日の日報より)15:31に排水を停止。排水量は824m3


その他


「日々の放射性物質の分析結果」(全データ公開)の放射線データの一部に誤りがあった。
誤りがあったのは、3月16日公開の「作業月報 1F免震重要棟等の放射線管理業務」に記載の「2,3号西側交差点におけるスミア測定に関する4箇所のデータ(2月28日採取)」。 当該のデータは、委託先が作成した放射線測定の月報を掲載したものだが、この月報の記載が誤っていた(測定結果を表計算ソフトデータに入力する際に1カ所誤入力があり、そのデータから計算されたデータが2つ、合計3つのデータで誤りが発生)。誤入力の原因は元データからの転記ミスと推定、委託先ではダブルチェックをおこなっていたが発見できず。 今後さらに詳細に原因を調査し、適切に再発防止対策を講じる。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
2015年11月12-16日と2020年2月20日-3月26日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
30日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。 揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。 

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(3月29日採取)と集水タンクNo.4(3月27日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が820Bq/L、第三者機関が890Bq/L。明日3日に排水の予定。 




動画


文字起こし、実況など


2020年4月1日(水)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:02に一時貯水タンクEから、10:05に一時貯水タンクFから、排水を開始。 
(以下、2日の日報より)一時貯水タンクEは16:46に、一時貯水タンクFは15:29に、排水を停止。排水量は一時貯水タンクEが1005m3、一時貯水タンクFが806m3

 

その他


月初なので、温度計の信頼性評価を規制委に提出。 
2号機圧力容器周辺温度計(上部)(TE-2-3-67A1)は「監視に使用可」だったが、特異な挙動が確認されたので直流抵抗測定を実施したところ、定検平均値比の1.10を超過していたことから「故障」と評価した。

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。3月30日採取分。
No.10のトリチウムは590Bq/L。No.4はポンプ点検により採取中止。