リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2012年8月31日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 105KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1-3号機の原子炉注水量が低下する件。今日も、00:09、03:50、07:24、11:05、14:47と流量調整を実施している(調整の内容は「福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)」を見よ)。流量調節弁に異物が噛み込んでいる可能性を考えて、夕方からフラッシング(流量を上下させて異物を流す)を実施する。対象となる弁は計9個。写真の赤い矢印のついている個所。昨日より弁の数が1個増えている。現在、注水に使っている水は汚染水処理をしたあとのものなので、異物は取れていると思うが、最近、処理水バッファタンクの冷凍機取付けや移送ラインのPE管化などの工事があったので、その際に系統内に入り込んだものがある可能性はある。流量調節弁のバルブには遊びが少しあって、開度調節をする時は開閉を軽くくり返してから目的とする流量に合わせていく。現在の開度は全閉から少し開いているくらい。
注水量が低下した際は警報が鳴るようにしてあるが、設定値が1号機2.18m3、2号機2.68m3、3号機3.68m3で発報は無かった。この設定値は見直しをしたい。注水量のモニタリングはウェブカメラで流量計を監視している。このカメラに録画機能はあるが使っていない。1台のカメラで炉心スプレー系と給水系を首を振って見ている。
福島第一原子力発電所 1~3号機原子炉圧力容器温度および原子炉への注水流量(参考値)(PDF 10.2KB)
福島第一原子力発電所1~3号機における原子炉注水量の低下について(続報)(TEPCOダイレクト)
福島第一原子力発電所1~3号機における原子炉注水量の低下について(続報2) (TEPCOダイレクト)
福島第一原子力発電所1~3号機における原子炉注水量の低下について(続報3) (TEPCOダイレクト)
温度に関するパラメータ(グラフ)1号機2号機3号機
(以下9月1日のプレスリリースより)流量調節弁のフラッシングを実施した。1号機19:00-19:30、2号機20:14-20:27、3号機18:00-18:25。その後も流量の低下が続いており、22:44、23:44に調整を実施した。
福島第一原子力発電所1~3号機原子炉注水量の低下について(PDF 41.1KB)(9月3日公開)

2号機T/B地下たまり水移送、昨日30日から停止中。

4号機T/B地下たまり水移送、昨日30日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、13日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。フィルター洗浄のため、07:34-16:00に一時停止。


その他

魚介類サンプリング結果。8月8、11日採取分。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 77.4KB)

7月25日の信頼性向上対策についての保安院の指示に対する報告
福島第一原子力発電所における信頼性向上対策に係る実施計画に係る更なる対応に関する指示に対する経済産業省原子力安全・保安院への報告の実施について(その2)(プレスリリース)
使用済燃料プールの冷却系停止の再発防止対策として、仮設DGの設置、電源多重化などを年度内に実施。また、冷却停止時の猶予時間を今日の崩壊熱を元に評価。4号機ではプール水温が65℃に達するまで2.6日、プール水位が有効燃料頂部+2mまで減少するのに27日(18頁)。6月30日発生の4号機使用済燃料プール1次冷却系がUPSの故障で停止した件の調査・対策報告あり(添付資料4、38頁-)。などなど。

APDの不適切使用の関連で7月24日に厚労省から受けた指示に対する報告。
福島第一原子力発電所における被ばく管理の実態調査結果の厚生労働省への報告について(PDF 92.3KB)
23年11月から24年6月の間で、APDの積算値がガラスバッジより15%低い、および、被曝線量が計画線量の5割以下、のものについて、理由を調査して報告。不正が潜在することをうかがわせるものは無かった。今後は厚労省が具体的な調査に入ると聞いている。

月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省へ報告。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について(プレスリリース)


ニコ生
【8/31・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/8/31・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年8月30日(木)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 116KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在
福島第一原子力発電所1~3号機における原子炉注水量の低下について(プレスリリース)
15:00に定時のデータ確認で1-3号機の原子炉注水量が必要量を下回っていることを確認。
1号機/必要注水量4.3m3/h、現在の設定値5m3/h:4.9m3/h(14:00)→4.0m3/h(15:00)
2号機/必要注水量6.1m3/h、現在の設定値7m3/h:7.0m3/h(14:00)→5.5m3/h(15:00)
3号機/必要注水量6.1m3/h、現在の設定値7m3/h:7.0m3/h(14:00)→5.6m3/h(15:00)
このため、運転上の制限を満たさない(LCO逸脱)と当直調が判断(1号機15:07、2号機15:00、3号機15:05)。15:48より流量弁を調節して注水量の調整を慎重に実施、16:30に1号機5.0m3/h、2号機7.0m3/h、3号機6.6m3/hと必要量を上回っていることを確認。この間、モニタリングポストの値、圧力容器底部の温度に変化は無い。注水量は回復しているが、冷温停止のために重要な設備のトラブルなので、予断を持たずに原因の調査をしていく。1-3号機で同時に起きているので、流量計の故障ではないと思う。
流量調節弁は各号機に3つある。おおもとの弁、および、炉心スプレー(CS)系と給水(FDW)系に分かれた先にひとつづつ。今回調整に使用したのはおおもとの弁。
保安規定の138条に必要な注水量が確保されていることとあるが、崩壊熱量は変化していくので、「必要な注水量」の具体的な数字は対応する下位のマニュアルにあり、その数字が上記の必要注水量。この数字は、”崩壊熱の除去に必要な水の量”+”圧力容器にたまらないで漏れていく分”。
注水量は常に変動しており時々流量弁を調節して流量の調整をおこなっているが、今回の変動幅は今までで最大、必要注水量を下回ったのは初めて。また、1-3号機同時に起きたのも初めて。
(以下31日の会見より)現場で原子炉注水系から漏えいの無いことを確認。ポンプ内のエアだまりの有無を確認するため、停止していた常用高台ポンプのAを23:08に起動、動いていたBとCを順次停止(B:23:10-23:30、C:23:31以降停止)してエアベント操作を実施したが、ポンプ内にエアだまりは無かった。15:00以降、15:12、16:12、18:17、22:30と低下した流量を増やす操作を実施している。昨日言ってたのと時間が違ってるね。
福島第一原子力発電所 1~3号機原子炉圧力容器温度および原子炉への注水流量(参考値)(PDF 10.2KB)(8月31日公開)

2号機T/B地下たまり水移送、28日から継続していたが08:47に停止。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日29日から継続していたが08:52に停止。今後、このルートは停止する(下記4号機T/Bたまり水移送の項を参照)。

4号機T/B地下たまり水移送を16:15に開始。雑固体廃棄物減容処理建屋へ。信頼性向上対策の弁ユニットまでのPE管化工事が前倒して終わったので。これにより、今日からT/B地下たまり水移送はPE管の新しいルート(8月8日参照)で行うことになり、2号機T/B地下からの移送先は集中廃棄物処理施設から3号機T/B地下へ変更、3号機T/B地下からの吸い上げは停止。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、13日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。

5号機残留熱除去海水ポンプ(A)および(C)の復旧作業が完了したため、8月23日、8月24日に試運転を実施。異常がないことを確認して、09:29に残留熱除去系(B)を停止。11:33に残留熱除去系(A)を起動。以降運転状態に異常がないことから、残留熱除去系(A)の本格運用を開始。これにより、5号機の本設の残留熱除去系はA系とB系の両系統が復旧


その他

4号機R/Bおよび使用済燃料プールの耐震性評価をおこなって保安院に報告。
福島第一原子力発電所4号機「原子炉建屋」および「使用済燃料プール」の健全性について(PDF 1.02MB)
当社福島第一原子力発電所の原子炉建屋の現状の耐震安全性および補強等に関する検討に係る報告書の経済産業省原子力安全・保安院への提出について(その1)(追補版)(プレスリリース)
R/B上部のガレキ撤去が終わり、今まで見えなかった床や壁の損傷具合が確認できたので、来年の燃料取出しに向けて、燃料取扱機支持用架構を取付けた状態での耐震性を評価した。結果は、震度6強の地震に対して十分な耐震性があるという結論。
建屋上部のガレキ、大型機器等の撤去で約4700t軽くなった。床、壁の損傷具合を考慮して耐震評価をおこなったが、結果は去年5月に実施したものとあまり変わらず。建物やプールを支えている厚い床、壁は損傷しておらず、ガレキ等の撤去により上部が軽くなったためと考えられる。

4号機R/B健全性確認の定期点検
福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋の健全性確認のための定期点検結果(第2回目)について(PDF 1.02MB)
前回5月の結果(5月25日参照)と大きく変わらず。

7月23日に採取した港湾内海底土の核種分析結果。
福島第一原子力発電所港湾内海底土核種分析結果(PDF 286KB)
深さ方向のバリエーションも見ている(深さ30cmまでを3分割した)。浅いところが大きい値の場所が多いが、そうでないところもある。

来週から定例の会見は17:30開始になる。


ニコ生
《福島1~3号機、注水量低下―冷却必要水準を下回る》【8/30・17:30開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/8/30・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年8月29日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 97.8KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

窒素ガス分離装置(A)の試運転を27日から実施しているが問題ないことを確認、1-3号機の圧力容器・格納容器への窒素ガス供給でB号機との並列運転に復帰した。これに伴い、23日からB号機と並列運転していたろ過水タンクのバブリング用窒素ガス供給装置を12:10に停止。

2号機原子炉注水量、11:36に給水系を1.6m3/hから2.0m3/hへ、炉心スプレー系を4.7m3/hから5.0m3/hへ調整。
2号機T/B地下たまり水移送、昨日28日から継続中。

3号機原子炉注水量、11:36に炉心スプレー系を4.3m3/hから4.5m3/hへ調整(給水系は2.5m3/hで継続)。
3号機T/B地下たまり水移送、24日から継続中。11:06-12:52に移送配管のPE管化作業のため一時停止した。

4号機使用済燃料プールから引き上げた新燃料の点検3日目を実施。15名1班の3班で作業時間は10:00-15:00。最大被曝線量は0.1mSv。
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールから取り出した新燃料(未照射燃料)の健全性調査について(PDF 90.9KB)
昨日の作業で、1体目の燃料棒の第7スペーサーの少し上にサビの付着が見られた。布で拭き取れたので、被覆管そのものがサビているのではなくて、使用済燃料プールの冷却水に含まれるクラッドが付着したものと思う。原子炉の1次冷却水には配管内の鉄錆などの不純物(クラッド)が含まれていて、それが燃料棒の表面に付着するために、使用済燃料を取出して使用済燃料プールに移す際にはほぼ真茶色の状態。この茶色いのが使用済燃料プール内に拡散し、さらに共用プールにも持ち込まれているのが、今回点検した新燃料の表面に付着したと考えている。
今日は2体目のチャンネルボックスを外して洗浄と外観目視点検を実施。変形・損傷は見られなかった。昨日1体目から出てきた小石のようなものは、2体目からは見つからなかった。その後、再びチャンネルボックスを取付けて供用プールに保管。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、13日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。

使用済燃料共用プールにある所内共通ディーゼル発電機(B)の試運転を07:26に開始、11:34に運転確認を完了。もともとは2号機用のB号機だったものを1-4号機のバックアップ電源として復旧した。A号機は3月29日に復旧作業を完了している。

5号機補機冷却海水系ポンプ(A)の復旧作業が完了したので11:30に試運転を開始、13:00に本格運用を開始。

10:26頃、4号機R/B西側屋外で40代作業者が架台(高さ3m)から落下し負傷。4号機R/Bカバーリング工事で使用していたガントリークレーンをオペフロから下ろすための作業架台を作っていた。5、6号機側緊急医療室に搬送、診察の結果は左手足関節骨折の疑い。急患車でJビレッジへ搬送、救急車に乗り換えていわき市の福島労災病院へ。左踵骨骨折、左橈骨遠位端骨折により入院約2ヶ月を要する見込みとの診断。事故の詳細を調査中。


その他

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第62報)
27日に報告した貯蔵タンクの増設計画は、週報にはまだ反映していない。増設したものが実際にインサービスできる時期のめどが立った時点で、濃縮塩水タンク容量と貯蔵量のグラフに反映させる。また、4号機T/Bから弁ユニットへの移送ラインのPE管化を前倒しして、新規PE管ラインでの移送(8月8日参照)を開始する。2号機T/Bから3号機T/Bへの移送を9月1日、4号機T/Bから弁ユニット経由で集中廃棄物処理施設への移送を8月30日に開始予定。このため、以降の水の流れが変わる。

保安規定の変更を申請
当社福島第一原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可申請について


ニコ生
【8/29・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/8/29・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年8月28日(火)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 77.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、26日から停止していたが10:26に再開。プロセス主建屋へ。

3号機T/B地下たまり水移送、24日から継続中。

4号機使用済燃料プールから引き上げた新燃料の点検2日目を実施。
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールから取り出した新燃料(未照射燃料)の健全性調査について(PDF 56.2KB)
今日は、共用プール東側のオペフロに燃料を横倒しにして点検。作業は10時開始18:30終了予定。作業者14名1班が3班で実施。計画線量0.2mSv、最大被曝線量0.2mSv。今日の分?なんで終わってないのにわかるの?
上部タイプレートを固定している8個のロックナットを外し、ロックナットで固定されていた結合燃料棒8本のうちの1本を1mだけ引出して、外観目視点検を実施。取り外したロックナット、チャンネルファスナー(チャンネルボックスを燃料集合体に固定する部品)、膨張スプリングは新しいものと交換し、再び組み直してチャンネルボックスを取付けて使用済燃料共用プールに戻す。7個あるスペーサーのうちの一部を切り取って、回収したロックナットとともに分析に使用する。また、燃料集合体の内部、第7スペーサー(一番上側にあるやつ)の上、ウォーターロッド付近から、小石のような異物が回収された。大きめのものが3個(資料の写真、最大で2cm角程度)、小さいのが10個程度。これらの表面線量はおよそ1mSv/h程度。爆発の際に生じたガレキが入り込んだものと考えている。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、13日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

魚介類サンプリング結果、8月1日までのまとめ。
福島第一原子力発電所20km圏内海域における魚介類の測定結果(PDF 259KB)
今日開催された福島県漁連の説明会に提出。同会では、その他、最近の漏えいトラブル、地下水バイパスについても説明した。

23日公開の個人線量計の紛失・未装着事案の調査結果の内、未装着のほうで2件訂正。
個人線量計(APD)未装着事案調査結果 [8月28日訂正版](PDF 102KB)
2-6は、免震重要棟でAPDを借り受けることができなかったため作業をせずにJビレッジに戻っているので、未装着ではないと判断。APDの借り受けには、現在、作業員証の他に作業ごとのバーコードが必要で、それを持っている人と一緒でないと借りられない。


ニコ生
【8/28・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/8/28・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年8月27日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 77.6KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

窒素ガス分離装置(A)は23日から修理をしていたが作業が完了。10:00から試運転を開始。数日程度継続して問題なければインサービスの予定。

2号機T/B地下たまり水移送、昨日26日から停止中。

3号機使用済燃料プールで7月12日からイオン交換装置による塩分除去をおこなっていたが、放射能の影響で効率的に進まないため、装置を停止。4号機使用済燃料プールで使用しているモバイルRO装置を移設して塩分除去をおこなう予定。
3号機T/B地下たまり水移送、24日から継続中。

4号機使用済燃料プールから引き上げた新燃料の点検1日目を実施。共用プールのキャスク除染ピット内でチャンネルボックスの取り外しと外観点検をおこなった。目立った損傷・変形は見られなかった。新燃料の調査について、施設運営計画(その2)(改訂)の「4.使用済燃料共用プール等」の「添付資料-4 共用プールにおける新燃料の取り扱い等に関する説明書」(29頁-)に詳しく書いてある。「図4-1-1 運用補助共用施設平面図(その1)」(17頁)などと「図4-2 使用済燃料共用プール概要図」(20頁)も。
4号機使用済燃料プールと原子炉ウェルで塩分除去を行っていた塩分除去装置(モバイルRO装置7月14日参照)を14:35に停止。塩分濃度が低減できたので。今後、3号機の使用済燃料プールへ移動して塩分除去を実施。現在3号機使用済燃料プールにあるイオン交換装置は4号機に移動して塩分除去を実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、13日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。

新福島変電所の外部電源増強工事(7月20日参照)が今日終了、停止していた大熊線3L、双葉線1L、岩井戸線1L、主変圧器3号の受電を完了した。


その他

中長期対策会議運営会議第9回会合が今日あった。
【資料2】プラントの状況(PDF)
【資料3】個別の計画毎の検討・実施状況(PDF)
1号機格納容器内部調査(3頁)。R/B1階北西のX-100Bペネを使用。直径115mmの穴を開け、内径100mmのガイドパイプを設置。工業用内視鏡で内部を観察、漏水センサーを使って内部の水位を測定、線量測定、たまっている水を250ccサンプリング、パン・チルトカメラで調査、最後に温度・水温・水位の計測装置を設置して継続監視を始める。たまっている水の水位予想はO.P. 7750mm、格納容器の底がO.P. 6180mmなので水の深さは1570mm。10月上旬に実施予定。
2号機格納容器雰囲気温度計を設置(20頁)。内部調査で使用したX-53ペネから温度計を挿入し300mmほど突き出したところで常設化し、継続監視を開始する。内部調査等でX-53ペネを使用する際は一時的に取り外す。設置工事は9月中旬の予定。
1号機S/Cへ窒素封入を実施(25頁)。1号機格納容器ガス管理システムの排気中の水素ガスと85Krガス濃度が、窒素ガス封入量および排気量を操作していないにも関わらず間欠的に上昇するという現象が観察されている。この現象が、ほぼ水で満たされているS/Cの上部にたまっている事故初期の水素ガスと85KrガスがS/C圧の低下時にD/Wへ排出されている、というモデルで説明できるかどうかを検証するために、S/Cに窒素ガスを封入して応答(格納容器ガス管理システム排気中の水素・酸素・85Krの濃度、ダストモニター、トーラス室内の水素濃度(以前トーラス室内調査に使用した1階床の貫通口から仮設計器を設置する)、D/W圧力、S/C圧力)を見てみる。この調査により、格納容器内の水素ガス濃度が可燃限界を超えたり、放射性物質の放出量が増えたりする影響はほとんどないと考える。
2号機代替温度計設置作業での配管内水抜き方法(36頁)。今までの調査から、第1候補のSLC配管はN-10ノズル(圧力容器入口)まで健全であり、圧力容器内部で閉塞している、炉水逆流の可能性は低いが閉塞部にリーク個所がある、と考えている。温度計設置に先立ち、汚染の可能性の高い配管内の水抜き方法について検討の結果、X-51ペネ側からの水抜きを選択。モックアップ試験による確認を行うため、8月末予定だった温度計設置を9月中に見直し。
地下水バイパス(44頁)。設計、協議などのため6月時点の計画より遅れて稼働は11月の予定。
滞留水処理水発生量シミュレーションと貯留タンク増設(54頁)。詳細は下記の保安院あて報告書を見よ。
多核種除去設備ALPSの確証試験(67頁)。先月の報告で処理水から検出されていたSr、Yは再測定の結果、検出限界未満。再度行った通水試験の処理水の分析は8月末に結果が出る予定。
海底土被覆の港湾内水質への影響(81頁)。評価を9月末に実施予定。
今月の放出量評価(83頁)。R/Bからの追加的放出量は0.1億Bq/h(1号機0.002億Bq/h、2号機0.002億Bq/h、3号機0.004億Bq/h)、これによる敷地境界での被曝線量は0.02mSv/year。1-3号機を足すとは0.1億Bq/hより一桁ほど小さいが、原子炉の状況が特に変化したということもなく、測定誤差もあるので、先月と変わりなしとした。なお、2号機の測定では、ダストサンプリング時にブローアウトパネル開口部での風量を一緒に測定して放出量を評価しているが、外部の風に影響されないような装置を今回から導入している。
敷地境界での線量評価方法の統一(85頁)。R/Bからの放出にともなう敷地境界での被曝線量評価(上の項目)と、ガレキ等を含めた敷地境界での被曝線量評価(施設運営計画の目標1mSv/yearのやつ)で、評価方法が違う(考え方は同じだがR/Bからの方が簡略)ので、9月から施設運営計画の方法に統一する。今月の場合だと、R/Bからの放出による被曝線量は0.03mSv/yearとなる。
APD問題まとめ(89頁)
3号機R/B上部ガレキ撤去工事進捗(95頁)
4号機R/B上部ガレキ撤去工事進捗(96頁)
ガレキ・伐採木の管理状況(106頁)
伐採木(枝葉根)の温度監視状況(107頁)
【資料5】東京電力(株)福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ進捗状況(概要版)(PDF)
4号機燃料取出し用カバーの作業は、地盤改良工事が24日に終了、今後は基礎工事、鉄骨建方工事に移行する。

8月6日の保安院からの指示(海洋への漏えい事象が発生した際に実施すべきモニタリングについて、事前に手順を決めておけ)に対する報告。
福島第一原子力発電所における濃縮水移送配管からの放射性物質を含む水の漏えいに係る報告に対する対応に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告について(プレスリリース)
すぐに北または南放水口付近の海水を採取・分析(γ核種と全β)し漏えいの有無を判定。全βを検出したら、Sr分析を追加。漏えいが確認されたら、船舶で沖合3km地点で採水(翌日も)。有意な濃度上昇が見られたらさらに採水地点を拡大、などなど。環境影響評価フローを資料6頁に掲載。実際には深夜だったり天候が不順だったりすることもあるので、現場で工夫しながら対応したい。

7月25日の保安院の指示(信頼性向上対策のうち貯留タンクの増設計画を策定せよ)に対する報告。
福島第一原子力発電所における信頼性向上対策に係る実施計画に係る更なる対応に関する指示に対する経済産業省原子力安全・保安院への報告の実施について(その1)(プレスリリース)
タンクの現有容量が22万m3、増設中が9.3万m3、計画中が8万m3、合計約40万m3。これで平成25年11月頃までは対応できる見込み。現状でのタンク増設可能なスペースはH8、G3エリアのみ。さらに拡張可能な場所は地盤調査の上、森林伐採なども必要。地下水バイパスやサブドレン復旧による地下水流入の抑制などにつとめる。今後は半年ごとに増設計画を立てていく。

14日発生の4号機T/B内滞留水移送ラインからの漏えいの件で、保安院の指示(PE管化計画の明確化と前倒し、早期の漏えい検知、電源の移設など影響の緩和策)に対する報告。
福島第一原子力発電所4号機タービン建屋内における滞留水移送ラインからの漏水に関する指示文書に対する経済産業省原子力安全・保安院への報告について(その1)(プレスリリース)
PE管化は約2週間前倒しで計画している。漏えい検知、影響緩和策については、調査・検討の後、検知器や堰の設置、冷却など重要機器に使う電源の1階から2階への移設などを24年度中に実施する。

個人線量計の不適切な使用等について、調査結果、再発防止対策、アンケート調査結果など。
福島第一原子力発電所の復旧工事における個人線量計の不適切な使用等に関する報告及び再発防止対策について(TEPCOダイレクト)←これって普通のプレスリリースとどう違うの?
記名式アンケート(7月24日参照)の回収率は100%。

明日の予定:2号機T/B地下たまり水、プロセス主建屋へ移送を再開。


ニコ生
【8/27・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/8/27・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年8月26日(日)

03:37に浜通りで震度4の地震。震源地は福島県沖、震源の深さは90km、地震の規模(マグニチュード)は5.2。
震度分布図(気象庁)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機T/B地下たまり水の2号機T/B地下への移送を昨日25日10:13に開始、今日10:07に停止した。

2号機T/B地下たまり水移送、22日から継続していたが09:56に停止。昨日に続き今日は本店と1Fのプレスリリースで停止時間(10:07と09:56)が入れ違っている。今まで気付かなかっただけでよくあることなのか知らん。

3号機T/B地下たまり水移送、24日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、13日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(8月26日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年8月25日(土)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機原子炉注水量、08:36に炉心スプレー系を1.3m3/hから1.8m3/hへ調整。本店と1Fでプレスリリースの内容が微妙に違うよ。これは1Fのプレス。
08:45に炉心スプレー系を1.3m3/hから1.8m3/hへ、給水系を3.1m3/hから3.0m3/hへ調整。その後、15:50に炉心スプレー系を1.8m3/hから2m3/hへ調整。26日追記。26日の1Fプレスリリースが25日の本店プレスリリースと同じになったよ。
1号機T/B地下たまり水の2号機T/B地下への移送を10:13に開始。

2号機T/B地下たまり水移送、22日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日24日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、13日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(8月25日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年8月24日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 78.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機原子炉注水量、給水系を2.5m3/hから3.0m3/hへ調整(炉心スプレー系は2.0m3/hで継続)。
14:40-15:28に1号機使用済燃料プールへヒドラジンを注入。今後、適宜実施していく。微生物や藻の発生によるプール内の視認性低下を防ぐため(8月23日を参照)

2号機T/B地下たまり水移送、22日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、14日に移送ポンプを2台から1台に変更して継続していたが09:19に停止。移送先をプロセス主建屋に切替えて13:09に再開。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、13日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。フィルター洗浄のため07:45-15:32に一時停止。

多核種除去装置ALPSでろ過水を使った通水試験を開始した。A系を先行して設置してきたが準備が整ったので、系統に漏えいの無いこと、ポンプの定格流量が出ること、インターロックが正しく働くことなどを、ろ過水を通水して1-2週間程度かけて確認する。これが終わったら、次は汚染水を使った試験を実施する。


その他

来週27-29日に、4号機使用済燃料プールから引き上げた新燃料(7月19日参照)の点検をおこなう。燃料集合体の構造材の腐食、損傷の有無を調査して、使用済燃料の取出しの際に燃料集合体が壊れずに取出せることを確認する。
当該の燃料集合体は9×9型で72本の燃料棒が入っているが、上部タイプレートに固定されているのは8本のみで、残りはささっているだけ。8本のタイロッドをタイプレートにボルト締めしてあるが、この締結部の健全性を調査する。1日目は1体目のチャンネルボックスを取り外し、中の洗浄を行う(今までの調査(3月22日参照)で燃料の上に細かいガレキや砂が堆積していることが確認されており、燃料集合体の中に異物の入っている可能性があるので、共用プール内でこれらがこぼれないように、搬入前に下部に布を詰めてある。これらの異物の洗浄を行う)。2日目はチャンネルボックスを外した1体目を共用プールのオペフロに運び、外観点検と締結部の調査をおこなう。3日目は2体目についてチャンネルボックスを外して洗浄をおこない、外観点検を実施。締結部の調査は1体目のみ実施で、2体目は予備。また、ガレキ等がはさまっていてチャンネルボックスを引き抜けない場合は、切断することも考えている。
1日に8時間程度の作業時間を予定。1班12名の2班体制。計画線量は0.2mSv/day。
新燃料の調査について、施設運営計画(その2)(改訂)の「4.使用済燃料共用プール等」の「添付資料-4 共用プールにおける新燃料の取り扱い等に関する説明書」(29頁-)に詳しく書いてある。「図4-1-1 運用補助共用施設平面図(その1)」(17頁)などと「図4-2 使用済燃料共用プール概要図」(20頁)も。
燃料集合体の構造は34頁に図がある。8本の燃料棒(結合燃料棒)が上部タイプレートにロックナットで固定され、下部タイプレートにはねじ込み式でささっている。燃料棒はジルカロイ2、タイプレートとロックナットはステンレス鋼で出来ていて、この異種金属の接触部の腐食状況を調査する。
燃料の洗浄はキャスク除染ピットで行う。キャスク除染ピットは使用済燃料共用プールとはつながっていない。使用済燃料共用プールから燃料をいったん引き上げて、キャスク除染ピットへ移動、ピット内に設置してある新燃料調査補助装置に燃料を固定して以降の作業を行う。


海底土の分析結果
海底土(乾土率測定結果:7月分)(PDF)
21日に公表した25,800Bq/kgのアイナメが獲れた太田川沖合1kmで7月3日に採取した海底土の分析結果(乾土)が出た。134Csが11Bq/kg、137Csが22Bq/kg。過去の結果と比べて特に高いということはない。


ニコ生
【8/24・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/8/24・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年8月23日(木)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 100KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

7月27日から停止している窒素ガス分離装置(A)の修理を開始保安院情報によると圧縮機ファンモーターのインバーターを交換する。また、8月9日より圧力容器と格納容器への窒素ガス封入は、窒素ガス分離装置(B)と処理水バッファタンクのバブリング用窒素ガス供給装置の並列運転を続けているが、10:47にろ過水タンクのバブリング用窒素ガス供給装置からの窒素ガス供給を開始し、処理水バッファタンクの装置からの供給を10:49に停止した。
以下9月2日追記。PSA4(窒素ガス分離装置A)は4月20日にも圧縮機のインバーターの交換をしている。この時は、2回の停止(3月12日と4月4日)の原因が不明で、取り外したインバーターを調査することになっていたんだけれど、その後どうだったんだろ?

2号機T/B地下たまり水移送、昨日22日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、14日に移送ポンプを2台から1台に変更して継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、13日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。

08:40頃、ガレキの受入れ作業に従事していた作業者が左足首をくじき、5、6号機側緊急医療室で診察を受けたところ、骨折の疑いがあるので業務車でJビレッジメディカルセンターへ搬送。診察の結果、骨折(ひび)との診断で、いわき市福島労災病院へ搬送。左足関節脱臼骨折で2ヶ月間の休業加療を要する見込みとの診断。


その他

1号機使用済燃料プールへのヒドラジン注入を始める。今まで2-4号機の使用済燃料プールにはヒドラジン注入を実施してきているが、これは、事故当時に海水を注入したために腐食が起きやすくなっておりこれを防止するため。1号機のプールには海水を入れていないので今までヒドラジン注入を実施していないが、微生物や藻の発生によりプール水の透明度が悪くなるおそれがあり、殺菌効果を期待して今後行うこととする。明日から適宜実施。1回あたり1m3程度。濃度がわからないと…

個人線量計の紛失・未装着事案の調査結果。8月3、10、16日に個人線量計の紛失・未装着が発生したので、過去の記録を調べていたが結果がまとまった。
個人線量計(APD)紛失・未装着事案調査結果(PDF 19.8KB)
個人線量計の貸し出し管理が電子化されたのが2011年6月8日。その後、6月22日までに紛失等の事案について記録台帳が作られており(いつ記録が開始されたかの記録は無い)、この台帳で調査をおこなった。
福島第一原子力発電所構内作業における入退域の流れ、免震重要棟出口での個人線量計確認・胸部分が透明なタイベック(試作品)装着の動画について(PDF)
個人線量計着用の声かけ運動(0:35)(動画、7.38MB)
福島第一原子力発電所への入退域の流れについて(9:09)(動画、111MB)
福島第一原子力発電所免震重要棟出口(作業前)における個人線量計の着用確認・胸部分が透明なタイベック(試作品)の着用(1:08)(動画、13.9MB)
動画の音声の無いところは、作業員証の氏名や番号を読み上げている。

8月10日に申請した保安規定の変更が認可された。
当社福島第一原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可について(プレスリリース)

福島第一原子力発電所1号機のアラームタイパーの保全状況に関する指示文書の受領について(プレスリリース)
1号機のアラームタイパーが地震発生の12分後に紙づまりで停止して記録が残らなかったため、アラームタイパーの保守管理、不具合事象と対応について報告せよ、との指示。

事故時等における記録及びその保存の徹底に関する指示文書の受領について(プレスリリース)
1号機のアラームタイパーの紙づまりにより事故の実態把握に支障がでているので、事故時における記録の保存について調査し必要な対応をせよ、との指示。

柏崎刈羽原子力発電所 敷地内断層に関する地質調査の概要について(PDF 73.7KB)


ニコ生
《心肺停止の作業員、病院搬送後 死亡》【8/23・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/8/23・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年8月22日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 83.2KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、昨日22日に停止したが11:22に再開。プロセス主建屋へ。

3号機T/B地下たまり水移送、14日に移送ポンプを2台から1台に変更して継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、13日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。

10:35頃、汚染水貯蔵タンク増設工事で電気品室搬入口解体作業に従事していた50代男性作業者が厚生棟休憩室内で意識のない状態で発見された。朝からの時系列は、05:35出勤、体操、全体朝礼、ミーティングを経て08:30に1F到着。準備所で着替え、体調確認の後、09:00に作業開始。09:30に体調確認で異常なし、09:50に休憩入り。トイレに行ったあと、体調不良を訴えた。10:15頃にだいぶ良くなったと言ったが休憩室に残り、他の作業者は10:20に作業へ復帰。10:35に仰向けになって意識がないのを、他の作業をしていた作業者が発見して厚生棟係員に連絡。厚生棟係員が心臓マッサージ、AEDなどの救命処置を実施。5、6号機側緊急医療室の医師が11:02に到着、心肺停止状態と診断。11:34に急患車により磐城共立病院へ搬送。途中、富岡町内で迎えにきた救急車に乗り換えて、磐城共立病院に12:41に到着。医師の診断を待っている状態。
経験年数はトータル7年、1Fには昨年8月以降勤務している。今日の被曝線量は0.03mSv、昨年8月からの累積線量は内部被曝もあわせて25.24mSv(暫定値)。今日は1週間の夏休み明けの初日だった。
急患車は救急車とほぼ同じ装備を備えている。1Fに救急車は来られないので、急患の搬出には急患車を使う。
(以下23日の会見より)22日13:09に死亡を確認。死因は急性心筋梗塞。被曝線量は外部被曝で25.27mSv(暫定値、昨日の被曝線量0.03mSvを足した)、内部被曝は0(記録レベル未満)。休憩室には当時、他の作業者もいた。
協力企業作業員の体調不良に関する時系列(PDF 8.76KB)(8月23日公開)


その他

明日23日に、7月27日から停止している窒素ガス分離装置(A)の修理を開始する。現在、窒素ガス封入は窒素ガス分離装置(B)と処理水バッファタンクのバブリング用窒素ガス供給装置の2台で並列運転、高台窒素ガス供給装置が待機状態にある(8月9日参照)が、バブリング用窒素ガス供給装置をとめて修理に入る。??

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第61報)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 建屋開口部等における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 92.3KB)

2Fで車両のスクリーニングの運用の見直し。2F構内の空気中の放射性物質濃度はNDが続いており、構内の汚染は最大でも5,000cpm程度なので、作業に使用しなかった車両はスクリーニングレベル(13,000cpm)を超えないと考えられるので、スクリーニングを省略する。作業に従事した車両は、従来どおり、発電所を出る際にスクリーニングを実施する。今日から運用開始。


ニコ生
《作業員が心肺停止のため救急車で搬送》【8/22・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/8/22・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年8月21日(火)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 69.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、15日から継続していたが09:57に停止。

3号機T/B地下たまり水移送、14日に移送ポンプを2台から1台に変更して継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、13日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

魚介類のサンプリング結果。7月18日、23日、8月1日採取分。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(PDF 80.4KB)
魚介類の核種分析結果(アイナメ)(写真)
太田川沖合1km(T-S1地点)深さ15mで獲れたアイナメから134Csを9,800Bq/kb、137Csを16,000Bq/kg、合計25,800Bq/kgを検出。水産総合研究センターに同じ資料の分析を依頼し、ほぼ同じ結果が出ている。これを200g食べると預託線量として0.08mSv。同地点の海水(発電所付近の海水8月9日公開)は7月3日採取で10-1-10-2Bq/L程度、海底土(6月7日公開)は6月5日採取で29Bq/kg(湿土)。
これまでの20km圏内の魚介類調査で最高だったのは5月2日木戸川沖合2kmのシロメバルで1,880Bq/kg。アイナメの最高は5月2日木戸川沖合2kmで980Bq/kg。また、20km圏外の水産庁の調査では、2011年4月19日久之浜沖合のコウナゴ14,400Bq/kgが最大。淡水では飯舘村の新田川で獲れたイワナが18,700Bq/kg(水産庁が2012年3月28日に公表)。また、アイナメの最高値は福島県の20km圏外、久之浜沖合で2011年7月20日採取の3,000Bq/kg(水産庁調査)。
特異的に高い値が検出されたので、追加調査を実施する。太田川沖合1kmの地点およびそこから東西南北へ1kmはなれた地点の計5ヵ所で、アイナメとアイナメのエサとなるエビ、カニ,ゴカイなど、および海底土をセットで採取。毎週1回、9月いっぱいまで実施の予定。アイナメは沿岸の岩礁にいる魚と聞いている。
関連資料(PDF)→採取地点の地図3-6月の20km圏内魚介類調査まとめ
アイナメ2匹は一緒にして測ったという話だったが、報道だと、値が高かったので別々に測ったところ38,000Bq/kgと9,300Bq/kgだったとのこと。
福島第一原子力発電所20km圏内海域における魚介類の測定結果(PDF 259KB)(8月28日公開、最後頁にこのアイナメの件のまとめがある)

明日の予定:2号機T/B地下たまり水移送を再開。5号機ECCSのストレーナ点検(8月17日参照)、22-23日にCS系のA系で実施。


ニコ生
【8/21・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/8/21・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年8月20日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 92.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、14日に移送ポンプを2台から1台に変更して継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、13日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。


明日の予定:2号機T/B地下たまり水移送を停止。


ニコ生
【8/20・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/8/20・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年8月19日(日)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、14日に移送ポンプを2台から1台に変更して継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、13日から停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。



福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(8月19日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年8月18日(土)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、14日に移送ポンプを2台から1台に変更して継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。

昨日17日発生のRO膜型淡水化装置RO3での漏えいの件。漏えい個所を清掃し、類似個所を点検して異常のないことを確認。12:20にRO3のNo.4スキッドを起動。13:00にRO膜型淡水化装置RO1AとRO1Bを起動。
(以下20日の会見より)欠損が生じた部品と同じ形式のジョイントはRO1Aで33ヵ所、RO1Bで54ヵ所、RO3のNo.4スキッドで25ヵ所。すべて点検して割れの無いことを確認した。



福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(8月18日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年8月17日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 81.1KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、14日に移送ポンプを2台から1台に変更して継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。07:30-11:42にフィルター洗浄のため一時停止。

10:16頃、パトロールがRO膜型淡水化装置RO3の設置してあるジャバラハウス内で漏えいを発見。漏えい検知器を設置してあるが作動する前だった。
淡水化装置(逆浸透膜式)3からの漏えいについて(PDF 83.9KB)

10:17に装置を手動で停止、10:22に漏えいの停止を確認。その後、RO3はすべて停止している。漏えい個所はRO3のNo.3スキッド内のブースターポンプ吸込み側のジョイント部。資料3頁下の写真で、金色のが配管、黄色いのは配管を支持する鋼材。水の流れは上から来て左へ行く。4頁の写真のようにジョイント部のステンレス製金具が一部欠損した。床に10m×20m、深さ1mmの水たまりができていて、漏えい量は0.2m3と推定。漏れたのはSARRYで処理後、淡水化処理前の水で、134Csが4.2×100Bq/cm3137Csが7.2×100Bq/cm3125Sbが2.9×101Bq/cm3、全βで7.1×104Bq/cm3サンプリングした場所で表面線量を再測定した結果、γ線が0.028mSv、β線が5mSv。漏れた水は堰内にとどまっており、屋外への流出はない。この件について、保安院から口頭で、原因究明、再発防止対策の検討、それらの信頼性向上対策への反映を指示された。


その他

4号機R/B健全性確認を来週20日から実施する。前回は5月に実施、四半期ごとに実施していく(前回は5月17日から実施、結果は5月25日参照)。点検項目は前回と同じ、使用済燃料プールおよび原子炉ウェルの床面からの水位、外壁面の測量、目視によるヒビの確認、シュミットハンマーによるコンクリート強度確認。6月に追加で調査した外壁が一部ふくらんでいる件も含めて、その後の状況を見る。

5号機圧力抑制室の中にあるECCSの吸込み口のストレーナが詰まっていないか点検および手入れを実施する。全部で4ヵ所。来週から9月いっぱいかけて。

14日発生の4号機T/B1階での漏えいの件で、保安院から指示文書を受領。
福島第一原子力発電所4号機タービン建屋内における滞留水移送ラインからの漏水に関する指示文書の受領について(プレスリリース)
原因究明、再発防止対策、「機器・施設の配置が相互に影響するリスクが発現した今回の事象を踏まえ、安全性確保・信頼性向上の観点から、リスク評価を再度見直し」て信頼性向上対策に反映させること、4号機T/B内の移送ライン耐圧ホースのPE管化を前倒し、1号機T/Bからの移送ラインのPE管化の計画を明確化せよ、などなど。

核種分析確報版。7月16-31日分
当社福島第一原子力発電所における核種分析結果の確報版について(7月16日~7月31日公表分)(PDF)


ニコ生
【8/17・18:00開始】 東京電力 記者会見

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2012年08月17日 - Twilog

2012年8月16日(木)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 115KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、昨日15日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、14日に移送ポンプを2台から1台に変更して継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

14日発生の4号機T/B1階P/C室と廊下の漏えいの件。P/C室内の漏水は階段室を通じて地下へ排水した。ホースエリア(廊下側?)の排水は、場所が狭隘で作業性が悪く線量も高いため、まだ行っていない。今後、漏えいの原因調査とともに検討していく。

PD(アラームのついてない個人線量計)紛失が発生。多核種除去設備設置工事でクレーン操作に従事していた30代男性作業者が休憩で企業センター厚生棟休憩所にもどり、身体サーベイの後、脱いだ下着とPD、クイクセルバッジ、作業者証を一緒にして放置。別の部屋で休憩している間にこれらが拾得物として届けられたが、その中にPDがなかった。当該PDの貸し出し記録は残っており、APD未装着防止対策(8月10日参照)でPDの装着は確認されている。同じ作業に従事した作業者1名の被曝線量は0.02mSv、クイクセルバッジもあるので被曝量の評価は可能と考えている。
(以下17日の会見より)訂正と補足。拾得物は本人に届けられた。PDにもアラーム機能はついている。APDは設定値とその5分の1づつの警報を設定できるが、PDは警報値が1つだけしか設定できない。APDは免震重要棟に2000台あって高線量作業用、PDはJビレッジに1500台あって低線量作業用、というふうに区別している。APDもPDも内部に番号を持っていて、個体識別は可能。貸し出し時に番号の記録を取っているので、他人のものを使って線量偽装するのはむずかしい。


ニコ生
【8/16・18:00開始】 東京電力 記者会見

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2012年08月16日 - Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2012年08月17日 - Twilog

2012年8月15日(水)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、4号機T/B内での漏えいの影響で14日から停止していたが、耐圧ホースの旧ライン(3号機T/B地下を経由せずに2号機T/B地下から直接集中廃棄物処理施設へつながる。8月8日参照)に切替えて17:08に再開。雑固体廃棄物減容処理建屋へ。

3号機T/B地下たまり水移送、4号機T/B内での漏えいの影響で、移送ポンプを2台から1台に変更して継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第60報)(プレスリリース)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(8月15日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年8月14日(火)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、12日から継続していたが、4号機T/Bでの漏えい(下記参照)の影響で12:57に停止。

3号機T/B地下たまり水移送、12日から継続していたが、4号機T/Bでの漏えい(下記参照)の影響でポンプ2台のうち1台を12:21に停止。

4号機T/B1階パワーセンター室に水たまりがあることを、11:15頃パトロールが発見。
福島第一原子力発電所4号機タービン建屋内における水たまりの発生状況について(PDF 44.9KB)
資料の写真で、青丸の中の一番右側のホースから霧状に水の吹き出しているのが見える。水たまりはP/C室と廊下に広がっており、P/C室で350m2、廊下で70m2、深さ1cmで、漏えい量は4.2m3と推定。屋外への流出はない。3号機T/B地下たまり水移送ラインの耐圧ホースがある場所であり、漏えい個所と思われる配管につながっているポンプ1台を12:21停止したところ、P/C室への水の流入が停止したこと確認。漏えい水の核種分析結果は134Csで3.0×104Bq/cm3137Csで4.7×104Bq/cm3であり、3号機T/B地下たまり水であると推定。当該個所の雰囲気線量は5mSvほど。残り1台のポンプは運転を継続している。また、2号機T/B地下から3号機T/B地下への移送は12:57に停止した。2号機T/B地下からのたまり水移送は、使用を停止した耐圧ホースのライン(8月8日参照)を使って再開する予定。漏えいの詳しい状況、原因等を今後調査する。漏えい水は4号機T/B地下へ排水する予定。P/Cには5cmほどの脚がついていて、今回の漏えいでは影響はなかった。このP/Cからは4号機の中央制御室照明、3、4号機のプラントパラメータ取得用のデジレコ等の機器、4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置の1次系などの電源をとっているが、これらはP/Cの上の段に接続してあり、下の段はあまり使っていない。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、停止中。
水処理装置、SARRY、運転中。

08:30頃、セシウム吸着塔仮保管施設(キュリオンセシウム吸着装置から出る使用済ベッセルを排水など塩分の洗浄などのために仮置きするところ。(2011年8月4日の漏水で言及されている。16日追記)ここから高台にあるセシウム吸着塔一時保管施設へ移動する。以下10月1日追記、一時保管施設と仮保管施設の位置は2011年12月21日の資料を参照)でベッセル換気用真空ポンプのモーターから白煙が出ているのを作業者が発見、消火器で消火作業をおこない、08:40に白煙発生の停止を確認。09:17に富岡消防署に通報、14:20に消防の現場確認で火災ではないとの判断。当該のポンプを使用していない他のポンプと交換して14:50に起動。今後、原因を調査する。ベッセル換気用真空ポンプは、ベッセル内の水が放射線分解して発生する水素をベント弁から吸引するためのもの。
福島第一原子力発電所セシウム吸着塔仮保管施設での白煙発生について(PDF 176KB)


ニコ生
【8/14・18:00開始】 東京電力 臨時記者会見

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2012年08月14日 - Twilog

2012年8月13日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 93.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

処理水バッファタンクの保有水冷却用冷凍機の運用開始(7月18日)により炉注水量の低減を実施している(7月27日参照)。前回7月27日の低減以降、原子炉周りの温度上昇が静定してきたので、今回は2、3号機で炉心スプレー系からの注水量を0.5m3/h減らす
2号機:炉心スプレー系を5.7m3/hから5.0m3/hへ変更。給水系を2.2m3/hから2.0m3/hへ調整。
3号機:炉心スプレー系を5.2m3/hから4.5m3/hへ変更。給水系を2.4m3/hから2.5m3/hへ調整。
温度に関するパラメータ(グラフ) 1号機2号機3号機(PDF)

2号機T/B地下たまり水移送、昨日12日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日12日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、10:57に停止。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

T/B地下たまり水の核種分析結果。3、4号機8月9日採取分。
福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF 7.75KB)

施設運営計画(その2)(改訂2)の変更・補正と(その3)(改訂)の変更
福島第一原子力発電所1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書(その2)(改訂2)の変更ならびに補正および(その3)(改訂)の変更について(プレスリリース)
主な変更は3点、ガレキの保管エリアを2ヵ所追加、タイベックなどを焼却する焼却炉の設置について追加、4号機燃料取扱機の支持用架構の材料変更にともなう構造強度の変更。

APDの不適切使用に関して、保安院に報告書を提出。
福島第一原子力発電所における下請企業従業員における警報付ポケット線量計(APD)不正使用に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告について(プレスリリース)
鉛カバーによる線量低減効果について、机上と実験で評価した。結果は理論値で30.8%、実験で29.3%の低減率。鉛カバーを使用した作業者5名の被曝線量は実験値を元に補正をおこなったが、補正の量はAPDの測定誤差±30%と同程度だった。再発防止対策として、胸をビニールで透明にしたタイベックの導入(10月より)、東電監理員または元請の監督などが現場で作業に立ち会う際に抜き打ち的な検査を実施、無記名アンケート等による現場作業員からの情報収集、教育の徹底を行う。また、5mSv/月を超える作業者に対して、APDの線量がガラスバッジより20%少ない、もしくは、同じ作業をしたグループ内の線量のばらつきが-50%以上ある場合は、合理的な理由があるか調査することとする。

当社原子力発電所の点検周期を超過した機器における保安規定違反に関する根本原因と再発防止対策の中間報告について(プレスリリース)
柏崎刈羽原子力発電所における長期停止中プラントの計測制御設備の保守管理不備に係る保安規定違反に関する直接原因および根本原因と再発防止対策の中間報告について(プレスリリース)
柏崎刈羽原子力発電所5号機における保安規定違反の原因と対策に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告について(プレスリリース)


ニコ生
【8/13・18:00開始】 東京電力 記者会見

Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2012年08月13日 - Twilog

2012年8月12日(日)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、10日から停止していたが10:00に再開。3号機T/B地下へ。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日11日から継続していたが10:10に停止。移送先を雑固体廃棄物減容処理建屋へ変更して10:25に再開。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。
水処理装置、SARRY、運転中。



福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(8月12日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年8月11日(土)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、昨日10日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日10日18:50に停止。移送先をプロセス主建屋へ変更して今日09:55に再開。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。
(以下12日のプレスリリースより)水処理装置、SARRY、信頼性向上対策工事(9日参照)のため7日から停止していたが、工事が終了したので23:15に起動、23:23に定常流量(40m3/h)に到達。3日に発生した圧力指示伝送器取付け部のにじみでB系のろ過フィルターをバイパスしていたが、圧力指示伝送器を交換(9日参照)してバイパスは解除している。



福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(8月11日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年8月10日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 85.2KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機圧力容器代替温度計設置工事の件で、SLC配管の高圧フラッシング作業を実施。作業時間10:00-11:50、作業者15名、計画線量3.5mSv、最大被曝線量2.53mSv。10MPaのポンプで水をはったところ、7.5MPaまで圧力が上昇。10分間保持したが圧力が下がってこないので、詰まりが開通しなかったと判断。今後、配管内残水の水抜き方法について検討する(7月30日の中長期対策会議運営会議資料を参照)
2号機T/B地下たまり水移送、8日から継続していたが09:23に停止。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日9日から継続していたが13:35に停止。移送先を雑固体廃棄物減容処理建屋へ変更して13:53に再開し18:50に停止。

4号機R/Bオペフロの格納容器のふたを地上に下ろした
福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋上部格納容器上蓋の撤去完了について(PDF 103KB)
福島第一原子力発電所 4号機原子炉建屋上部 格納容器上蓋の撤去完了について(動画、40.7MB)
ふたの重量は52t、直径は9m、周囲に本体に取付けるためのボルトがついている。全部で96本のうち、10本は点検中ではずしてあった。動画でボカシが入っているのは、核物質防護のため映せないところと作業者の背中の氏名。下ろしたふたは2つに切断して保管するが、詳細はまだ未定。オペフロにはまだ圧力容器のふたが残っているが、10月上旬までに撤去完了の予定。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。
水処理装置、SARRY、信頼性向上対策工事(耐圧ホースを鋼管へ交換)で7日から停止中。今日、運転再開の予定だったが作業が終わらないので明日へ延期。


その他

APD未装着が発生。50代男性作業者がJビレッジでAPDを借り受けずに08:55-10:15に西門近くで作業(重機の動作確認など)、終了後11:55にJビレッジにもどってきた際にAPDがないことに気付いた。一緒に作業していた2名の被曝線量は0.03mSv、これと同程度と判断。

APD未装着の再発防止対策
福島第一原子力発電所における警報付き個人線量計(APD)未装着に係る再発防止対策について(PDF 17.1KB)
防護服(タイベックスーツなど)着用者がAPDをつけていることを目視または手でふれて確認する人を免震重要棟、休憩所、Jビレッジに配置する。APDをつける必要のない人は一般作業服または青いカバーオールを着用して、APDの必要な人と区別する。今日10日夕方から実施(免震重要棟でのチェックは6日から実施している)。
「JVでAPDを借りるときは白タイベック、免震で借りるときは青タイベック。27日から運用開始。APD借りるためだけに着替える回数が増えるな。。」@Yamaken1206さんのtweet
「Jビレで借りるAPDはMAX0.8msvまでしかないので、最前線に行くときは免震のAPDを借りなきゃいけない。前から思うんだけど、免震のAPDをJビレで借りられるようにすればいいのにな?なんでめんどくさいことするのか不思議」@terarin__さんのtweet

保安規定の変更認可申請
当社福島第一原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可申請について(プレスリリース)
主に、ドラム缶を固体廃棄物貯蔵庫から仮設保管施設へ移動して保管することに関して(3月28日、6月5日参照)と、設備の所管の変更の2点。

原子力施設外に搬出された検査機器等の保管状況に係る調査結果の経済産業省原子力安全・保安院への報告について(プレスリリース)
これに関連して、構外の検査機関等へL型輸送容器で輸送している環境資料を分析終了後にJビレッジに保管してあるのを、至急1Fへ戻すこと、それまでは施錠して適切な管理をするようにする。

今日の保安院の意見聴取会で説明した発電所敷地内の地質・地質構造に関する資料。
福島第一原子力発電所 福島第二原子力発電所 敷地内の地質・地質構造について(PDF 6.26MB)
柏崎刈羽原子力発電所 敷地内の地質・地質構造について(PDF 16.8MB)
敷地内の断層はいずれも12万-13万年より古く、耐震設計上の考慮は必要ないと判断。

福島県内の関係する自治体との通報連絡に関する協定書の締結について(その2)(プレスリリース)
その1は7月26日。

柏崎刈羽原子力発電所に搬入された核燃料輸送物に封印がなかった事象の原因調査結果に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告について(プレスリリース)

当社原子力発電所における放射性廃棄物処理系排水管の誤接続に関する是正結果について(プレスリリース)

チャンネルボックス上部の一部剥離に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告について(プレスリリース)

燃料集合体チャンネルボックス上部(クリップ)の一部欠損に関する経済産業省原子力安全・保安院からの指示文書受領について(プレスリリース)


ニコ生
【8/10・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/8/10・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年8月9日(木)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 102KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

高台窒素ガス分離装置のD/G入れ替えと二重化の作業(7月20日、8月1、8日参照)を10:00-11:49に実施。この間、計画的に運転上の制限を逸脱。また、09:25に処理水バッファタンクのバブリング用窒素ガス供給装置による圧力容器および格納容器への窒素ガス供給を開始し、窒素ガス分離装置Bとの並列運転を実施している。

2号機T/B地下たまり水移送、昨日8日から3号機へ移送を継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、7日から停止していたが10:10に再開。プロセス主建屋へ。現在、T/B地下からの排水はこのルートのみ(2号機からは3号機へ送っている)。

4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置で06:51-10:23にUPSの取替え(7月5、23日、8月8日参照)を実施。この間、プールの冷却を停止。冷却停止時および再開時のプール水温はいずれも36℃。UPS設置環境改善のための仮設小屋の設置も完了。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。
水処理装置、SARRY耐圧ホースを鋼管に交換する作業のため7日から停止中。明日10日に運転再開の予定。
第二セシウム吸着装置信頼性向上工事について(PDF 117KB)
あわせて、8月3日ににじみの発生した圧力指示伝送器(PIT、計22台)の交換も実施。漏えいのあった個所のPIT側のネジ部(SUS303製)が腐食していたが、配管側のネジ部(SUS316L製)には腐食なし。他のPITにも同様の腐食を確認。処理水の塩化物イオンがかつて高かったために腐食したものと推定。PITを耐食性の高いSUS316L製のものにすべて取り替えた。


その他

2号機代替温度計設置工事の件でSLC配管の高圧フラッシング作業(10MPaで加圧注水して閉塞状況の変化を見る)を明日10日実施の予定。炉内の温度が上昇した場合は、炉心スプレー系の注水量を増やして対応する。

4号機R/Bオペフロに載っている格納容器のふたを地面に下ろす作業を明日10日に実施。今日までに治具の取付けが終了。地面に下ろしたら二つに切って廃材として保管。

1-3号機R/Bダストサンプリング結果格納容器ガス管理システムでのガスサンプリング結果(1号機が1日、2号機が7日、3号機が2日に実施)。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 84.6KB)
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 79.3KB)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 80.1KB)
福島第一原子力発電所 1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.6KB)
福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.7KB)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.7KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一原子力発電所 建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 77.1KB)

1Fでの車両スクリーニング・除染の本格運用を明日10日から開始する。
福島第一原子力発電所における車輌用のスクリーニング・除染場の本格運用の開始について(PDF 330KB)
楢葉町の警戒区域指定が明日0時で解除されるので、Jビレッジで行っている車両スクリーニングはすべて1Fで実施することになる。いままで1Fの車両スクリーニング・除染は試験運用(4月24日より)だったが、明日から本格運用へ移行(4月23、27日参照)。1F正門付近に建設中の入退域管理施設ができれば(25年3月予定)、人員のスクリーニング・除染、装備脱着、線量計貸し出し等の機能もJビレッジから1Fへ移行する。

テレビ会議システムの録画・録音機能操作卓の説明。
当社テレビ会議システムの構成イメージ(PDF 89.7KB)
テレビ会議録画データに音声がない場合があることに関連して、どのような操作になっているかという質問に答えて。メーカーは、テレビ会議システム全体はシスコシステムズ。録画・録音をするAVシステムはパナソニックソリューション。

お盆の会見のスケジュール。13日は通常通り、14、15日はお休み。

明日の予定:2号機T/B地下たまり水移送を停止。3号機T/B地下たまり水移送、移送先を変更。


ニコ生
【8/9・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/8/9・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年8月8日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 76.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機オペレーティングフロア調査を実施。作業者19名、作業時間13:41-14:15、計画線量5mSv、最大被曝線量1.54mSv。
福島第一原子力発電所1号機オペレーティングフロアの状況調査結果について (PDF 169KB)
スチールカメラ4台をつけたバルーンを機器ハッチシャフト内を上昇させてオペフロを調査する予定だったが、4階まで上昇したところでケーブルのようなものと干渉してそれ以上あがれなかった。今後どうするか検討する。

2号機T/B地下たまり水移送、昨日7日から停止していたが、移送ラインのPE管化工事を実施(下記参照)、18:10に新ラインで3号機への移送を開始。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日7日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。
水処理装置、SARRY、耐圧ホースを鋼管に交換する作業のため昨日7日から停止中。停止期間は4日間の予定。


その他

昨日話のあった2号機圧力容器代替温度計設置の件でSLC配管の閉塞状況の調査(10MPaで加圧注水する)は、炉内の冷却状況に影響を与える可能性があるので、事前に評価する必要ありということで、10日以降に延期。

延期していた高台窒素ガス分離装置のD/G入れ替え作業(8月2日参照)を明日実施する。常用の窒素ガス分離装置(A)のインバータ故障の原因調査に時間がかかりそうなので、先行して実施する。高台窒素ガス分離装置は作業中は不待機状態になるので、処理水バッファタンクのバブリング(処理水を撹拌して含まれている酸素を除去する)用の窒素ガス分離装置をバックアップに当てる。

T/B地下たまり水移送ラインのPE管化について。
福島第一原子力発電所 タービン建屋滞留水移送配管のポリエチレン管化(PDF 16.3KB)
T/B内の移送ラインは耐圧ホースのままだったが、信頼性向上対策としてこれをPE管化する。これにともない、ライン構成を変更する。現在は2、3号機のT/B地下から1系統づつ2系統のラインが4号機T/Bに設置してある弁ユニットに入り、そこから廃棄物処理建屋へつながっているが、新しいラインは、2号機T/B地下から3号機T/B地下へつなぎ、3号機T/B地下と4号機T/B地下はつながっていて、4号機T/Bにポンプを追設して地下から弁ユニットへつなぐ。1号機T/B地下から2号機T/B地下へのラインは以前のまま。したがって、新しいラインでの水の流れは、1号機T/B→2号機T/B→3号機T/B→4号機T/B→弁ユニット→廃棄物処理建屋となる。今日から2号機→3号機のラインを運用開始。4号機→弁ユニットのラインは9月中旬に運用開始の予定。それまでは従来の3号機→弁ユニットのラインで排水をおこなう。従来のラインは他のホースとともにT/Bの松の廊下を通っていて狭隘なため作業環境が悪かったが、この変更により松の廊下を通らなくなる。従来のラインは使用しなくなるが、残したままにする。移送ポンプにつながっているところだけは、ポンプを動かしたりメンテナンスをする際に余裕があったほうが良いので耐圧ホースの部分を残してある。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第59報)(プレスリリース)

3月27日発生の2F3、4号機サービス建屋での放射能汚染事故で分析資料の運搬方法の厳格化にともない、対応可能な分析機関との手続きのためSrなどの分析が遅れていたが、結果の一部が出た
発電所敷地内の大気(Sr、PDF3頁)
発電所1~4号機側取水口付近の海水(Sr、PDF4頁)
海底土(Sr、PDF)
土壌(ガンマ核種・Sr、PDF)


APDの不適切使用について東京エネシスより報告あり。
鉛カバー装着の件(7月23、27日参照)。作業に遅れてきた1名を除く14名のAPDとクイクセルバッジの計測値の差は誤差の範囲(今までガラスバッジと言っていたが、正確にはクイクセルバッジだった。ガラスバッジはケイ酸ガラス、クイクセルバッジは酸化アルミニウムを使っている)。また、鉛カバーの遮蔽性能の再現実験を8月1日に実施(詳細は8月13日の報告書を参照)。雰囲気線量が1mSv/hの場所(2011年12月1日に実際に作業が行われた場所、1号機北側旧事務本館から免震重要棟へ上がる法面)でポリタンクを人体に見立てて120cmの高さに置き、鉛カバーをしたAPDとしないAPDを3セット用意し1時間後の指示値を見た。結果はカバーの透過率が3セットの平均で0.709、鉛カバーを使った5名の当日の線量をこの透過率を使って補正した。東京エネシス以下の下請において、2次下請までは書面による契約があったが、実際には3次下請が存在し契約書面がなかった。
APD未装着の件(8月3、6日参照)。始業前確認で班長、工事担当者は作業前に作業者のAPD装着を確認していなかった。

明日の予定:4号機使用済燃料プールがUPSの故障で停止した件で、UPS設置環境改善のための仮設ハウス(7月5、23日参照)ができたので、明日、08:00-10:00の予定でUPSの交換をおこなう。この間、プールの冷却が停止、温度上昇は0.4-0.5度/hの見込み。


ニコ生
【8/8・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/8/8・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年8月7日(火)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 82.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機R/Bブローアウトパネル開口部でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 79.3KB)(8月9日公開)
2号機格納容器ガス管理システムでガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.7KB)(8月9日公開)
2号機圧力容器代替温度計設置の件でSLC配管の閉塞状況の調査(8月3日参照)を昨日6日から実施している。昨日、当該配管の水頭圧が71kPa、500mLだけ水を抜いたあとで66kPa、その後1日経過したが変化なし。ほぼ完全に詰まっているのではないか。明日8日に10MPaで加圧注水して閉塞状況が変化するかを確認する。SLC配管は圧力容器の下から入って炉心支持板まで突き抜けており、炉心が損傷した際に上から落ちてきた溶融燃料が固まって詰まらせているのかもしれない。
2号機T/B地下たまり水移送、1日から継続していたが09:51に停止。

3号機T/B地下たまり水移送、7月31日から継続していたが09:56に停止。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため6月21日から停止していたが工事が完了、10:00に起動し10:40に定常流量(約36m3/h)に到達。
水処理装置、SARRY、フィルターの洗浄のため11:00に停止。また、信頼性向上対策として耐圧ホースを鋼管に交換するため今日から4日間の停止を予定。


その他

1号機オペレーティングフロア調査(7月23日、7月30日参照)を明日8日09:00-11:00に実施する。バルーンにスチールカメラ4台を取付け、機器ハッチの中を上昇させ、オペレーティングフロア、使用済燃料プールの状況を観察。使用済燃料取出し作業の計画に資する。1号機R/BはIC(Isolation Condenser)の点検などで1-4階に人が行っているが、5階はダストサンプリングの際にカメラで見た程度。1号機でダストサンプリングの時の映像ってあったかな。見た記憶がない。3号機はあるのにね。


ニコ生
【8/7・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/8/7・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年8月6日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 88.1KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機T/B地下たまり水移送、1日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、7月31日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため6月21日から停止していたが、工事が完了し、明日から処理を再開する。
水処理装置、SARRY、運転中。信頼性向上対策として、現在使用している耐圧ホースを鋼管またはPE管に交換する工事を実施する。このため、8-10日は停止、この間の汚染水処理はキュリオンセシウム吸着装置のみでおこなう。


その他

明日から、5、6号機側のサブドレンピットの洗浄作業をおこなう。たまっている水を仮設タンク汲み上げて、空になったピットを高圧洗浄の後、汲み上げた水を浄化して元に戻す。

7月30日に提出した報告書(3月26日と4月5日発生した耐圧ホース(カナフレックスホース)が継手金具から抜けて漏えいが発生した件)について保安院から指示文書受領。
福島第一原子力発電所における濃縮水移送配管からの放射性物質を含む水の漏えいに係る報告に対する対応に関する指示文書の受領について(プレスリリース)
海洋への漏えい事象が発生した際に実施すべきモニタリングについて、事前に手順を決めておけ、とのこと。

核種分析結果確報版7月1-15日分
当社福島第一原子力発電所における核種分析結果の確報版について(7月1日~7月15日公表分)(PDF)

3日に発生した作業者1名がAPD未装着の件の続報。前日まで作業の計画を3名で組んでいたところ当日朝になって1名追加となり、代表者がまとめてAPDを借り受ける際に誤って3人分しか借り出さなかった。追加の1名は通例として代表者が借り受けたAPDを受取って装着していたので、代表者からAPDを受取らなかったためにそのまま作業に入った、ということ。さらに事実確認と対策について検討する。

(APD未装着が過去にあったかという質問に答えて)調査の結果、2012年1月13日に2F安定化センターの東電社員1名が1F構内の立ち会いの際にAPD未装着があった。免震重要棟へ寄ってAPDを借り受けてから立ち会いに臨むべきところを、遅刻したのでAPD借り受けをせずに現場へいったため。移動経路から作業による被曝線量は0.09mSvと推定。当日には事態を把握し注意喚起をしたが、ガラスバッジを装着していたので問題ないだろうという判断で保安院と厚労省へは報告していなかった。3日のAPD未装着の件を考えると不適切な対応だったので、今日、報告した。

今日から2011年3月12-15日のテレビ会議録画映像を公開。報道用資料として一部が公表された。
テレビ会議録画映像 (1:28:58)(動画、665MB)
映像公開に関する会見(32:55過ぎ)で概要が説明された。
当時の副社長武藤の移動について。11日は本店2階の緊急時対策本部、15:30に2Fとオフサイトセンターへ移動。14日15:00頃まではオフサイトセンターで指揮、その後本店に移動、18:30以降は本店。途中、12日早朝に1Fで管総理来所の対応。
テレビ会議録画映像の公開について|TEPCOダイレクト|東京電力(8月7日公開)
映像公開についての見解。
(以下9日の会見より)テレビ会議システムの録画・録音の操作卓の説明。
当社テレビ会議システムの構成イメージ(PDF 89.7KB)(8月9日公開)

明日の予定:2号機R/Bブローアウトパネル開口部でダストサンプリング、格納容器ガス管理システムでガスサンプリング。2号機T/B地下たまり水移送を停止。


ニコ生
【8/6・18:00開始】東京電力 記者会見
菅総理(当時)の叱責映像も 東京電力原発事故後の緊迫のTV会議映像 遂に公開

Togetter
2012/8/6・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2012/8/6・13:30開始 東京電力による事故直後のテレビ会議映像公開についての会見

2012年8月5日(日)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機T/B地下たまり水を2号機T/B地下へ移送、3日から継続していたが09:44に停止。

2号機T/B地下たまり水移送、1日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、7月31日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(8月5日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年8月4日(土)

今日のお仕事

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機T/B地下たまり水を2号機T/B地下へ移送、昨日3日から継続中。

2号機T/B地下たまり水移送、1日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、7月31日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。2日の保安院会見ではバルブ交換自体は終了し、漏えい検査後、来週始め頃に工事が完了するという話。
水処理装置、SARRY、運転中。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(8月4日 午後3時00分現在)(PDF)

2012年8月3日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料) (PDF 105KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機T/B地下たまり水を2号機T/B地下へ移送、14:07に開始。

2号機原子炉注水量、11:46に給水系を2.2m3/hから2.0m3/hへ、炉心スプレー系を5.8m3/hから5.5m3/hへ調整。
2号機T/B地下たまり水移送、1日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、7月31日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。
7:30頃、B系ろ過フィルターの圧力指示伝送器取付け部(直径6mmほどのステンレス配管がねじ込み式でささっている)から水がにじんでいるのをパトロールが発見。にじんでいるところをビニール養生して様子を見ていたがにじみが継続しているので12:11にB系を停止。にじみが停止したことを確認して止水テープで補修。ろ過フィルターをバイパスさせて12:20にB系を再起動。今後、原因を調査する。なお、B系停止の間、A系は運転を継続。装置流量はB系停止前と再起動後ともに40m3/h(B系停止中は20m3/h)。


その他

2号機圧力容器代替温度計設置工事の件で、SLC配管が詰まっているらしいことが分かった(7月12日参照)が、これについて、配管に水を出し入れして状況を確認する。6、7日に実施予定。

1号機温度計が誤接続(3月23日、5月14、16日参照。他の温度計についてはすでに確認済み、7月2日参照)されていた件で、類似個所の点検を実施した。
福島第一原子力発電所 温度計配線の誤接続に係る類似調査 (PDF 182KB)
新たに1号機で6台、2号機で1台(水位計と圧力計)誤接続が確認されたが、保安規定関連および運転日誌に採録する計器ではなく、監視上必要ではなかった。端子台からデジタルレコーダーにつなぐ際に誤配線が生じているが、作業環境が狭隘なこと、複数計器の配線をまとめて解線、結線をおこなったことが原因。対策として、大きめの端子台を用意してこれを経由してデジタルレコーダーにつなぐようにして、1本づつ作業するように作業手順書を変更。

水処理設備の汚染水・処理水の分析結果
水処理設備の放射能濃度測定結果 (PDF 10.2KB)

7月の熱中症発生件数は6名、脱水症は9名。うち3名は病院へ搬送、残りは5、6号機側緊急医療室とJビレッジの診療所の処置で回復。

06:00-11:00にバッファタンクエリアのPE管敷設工事関連で耐圧ホースの撤去作業をおこなっていた20代作業者1名が作業中にAPDを装着していなかった(ガラスバッジは装着していた)。一緒に作業していた3名の被曝線量はガンマ線で0.1mSvが2名、0.12mSvが1名、β線は3名とも0。作業から上がる時点で気付いた。詳しい状況を調査中。

2Fの復旧作業の進捗状況報告。
福島第二原子力発電所復旧計画の進捗状況について(平成24年7月)(PDF)
復旧の完了した4号機の原子炉を開放(9月10日実施目標)して炉内構造物の点検を行う予定。シールドプラグ、格納容器のふた、圧力容器のふたをはずし気水分離器と蒸気乾燥器を取出して炉心が見えるようになるまで、1週間程度。その後、燃料集合体が700体強入っているのを使用済燃料プールへ移したあとに、炉内構造物の点検に入る。モニタリングポストの復旧について解説あり。


ニコ生
【8/3・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/8/3・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年8月2日(木)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 92.4KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

7月27日から停止している窒素ガス分離装置(A)の運転状態確認を実施したが、インバータ故障警報が再発するので、明日以降引き続き原因調査を実施する。このため、今日予定していた高台窒素ガス分離装置のD/G入れ換え作業(昨日1日参照)も明日以降に延期。

2号機T/B地下たまり水移送、昨日1日から継続中。

3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 80.1KB)(8月9日公開)
3号機格納容器ガス管理システムでガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.7KB)(8月9日公開)
3号機T/B地下たまり水移送、7月31日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。

作業者がカバーオールの下に着用する下着の洗濯を2Fで今日から開始。


その他

全面マスク着用基準を緩和←前回は6月1日(5月24日参照)
全面マスク着用の運用変更のイメージ(PDF 385KB)
車両汚染検査場およびその周辺と企業センター厚生棟駐車場を全面マスク着用省略可能エリアに設定。見学者はバスから降りない限り全面マスク着用省略可の運用を考えている。8月9日より運用開始。入退域管理建屋建設予定地は9-10月、構内企業棟は8月に基準緩和できる見込み。基準緩和した地点でのダストサンプリング結果はマスク着用基準より二桁程度低い。

施設運営計画(その1)(改訂2)と(その3)(改訂)の変更
福島第一原子力発電所1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書(その1)(改訂2)および(その3)(改訂)の変更について(プレスリリース)
福島第一原子力発電所1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書の変更について(概要)(PDF 440KB)(プレスリリースより)
多核種除去装置の設置(設計仕様、設備スペック、使用済吸着剤からの線量評価など)、多核種除去装置で発生する使用済吸着剤の貯蔵(既設の使用済セシウム吸着塔一時保管施設にHICに詰めて保管)、地下貯水槽(多核種除去装置の処理水を貯留)、地下水バイパス(設備概要、地下水レベル監視方法など)などについて変更。


ニコ生
【8/2・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/8/2・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2012年8月1日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 92.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機R/Bカバー排気フィルター設備でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 84.6KB)(8月9日公開)
1号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.6KB)(8月9日公開)

2号機T/B地下たまり水移送、昨日7月31日から停止していたが11:13に再開。雑固体廃棄物減容処理建屋へ。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日7月31日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月21日から停止中。信頼性向上工事(H1スキッドのバルブ交換)のため、1ヶ月ほど停止の予定。
水処理装置、SARRY、運転中。


その他

7月20日に高台窒素ガス分離装置を動かすディーゼル発電機(D/G)で燃料漏れがあった件。予備のD/Gをつないで待機状態に復帰しているが、このD/Gが車載型のもので他の作業と干渉するので、新たに用意したD/Gと入れ替える作業を明日実施する。また、このトラブルを教訓としてD/Gを2台(1台は予備)に増やす。この作業のため、明日一時的に高台窒素ガス分離装置が不待機状態になる。

明日、7月27日に停止した窒素ガス分離装置(A)の運転状態の確認を実施し、待機状態にするかどうか判断する。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第58報)(プレスリリース)
9月に多核種除去設備が稼働した後は、週報の様式を見直す予定。

月初めなので温度計の信頼性評価の報告。
福島第一原子力発電所1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(平成24年8月提出)(プレスリリース)
先月と比べて区分の変更になったものは無し。3号機格納容器温度計TE-2-113E(逃し安全弁排気温度、「監視に使用可」区分)は今までもハンチングが見られていたが程度が大きくなってきているので、今後再評価をしていく。

ふくいちライブカメラの新しいアングルについて質問に答えて)現在作業の行われている3、4号機中心に設定した。下のほうが切れているのは核物質防護上映せないものがあるため。

栃木県との連絡体制等に関する覚書の締結について(プレスリリース)

明日の予定:3号機R/B上部でダストサンプリング、格納容器ガス管理システムでガスサンプリング。


ニコ生
【8/1・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/8/1・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見