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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2013年 更新情報

2013年12月31日(火)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、25日より停止していたが09:34に再開。移送先は3号機T/B地下。

3号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、12日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、18日より停止中。
水処理装置、SARRY、18日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開した。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。1月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。

H4北エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 81.5KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 72.9KB)
観測孔E-1のトリチウムが29日採取分で330,000Bq/Lと前回(28日採取分)の34,000Bq/Lより上昇。E-1では今月12月中に数日間、450,000Bq/L前後のトリチウムが検出されている。今後も監視を継続していく。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(その2)(PDF 104KB)
観測孔E-1の30日採取分トリチウムは420,000Bq/L。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 249KB)
観測孔No.1-11の26日採取分の全β(2,300Bq/L)が前回(23日採取、ND)と比べて高かったこと、27日の再採取・分析結果(250Bq/L)では下がっていることを27日に報告しているが、30日採取分の全βは35Bq/Lで、ほぼ上昇前のレベルだった。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2013年12月30日(月)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、25日より停止中。

27日に3号機R/B5階中央部近傍(機器貯蔵プール側)で湯気が確認されていたが、今日07:45頃、湯気が見えないことを確認。07:50の気温6.8℃、湿度39.8%。プラント状況、モニタリングポスト指示値には異常なし。
3号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、12日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、18日より停止中。
水処理装置、SARRY、18日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開した。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。1月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。

H4北エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 81.5KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 72.9KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 251KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2013年12月29日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、25日より停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、12日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、18日より停止中。
水処理装置、SARRY、18日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開した。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。1月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。

H4北エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 81.5KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 56.5KB)

00:00頃、G5タンクエリアで新設したタンクの漏えい試験に使用したろ過水を、同エリアの別の新設タンクに移送していたところ、仮設移送ポンプと移送用ホースの接続部より1秒に3滴程度のろ過水が漏えいしていることを、タンクパトロールが発見。00:30に仮設移送ポンプを停止し、漏えいの停止を確認。漏えいしたろ過水の表面線量を測定したところ、バックグラウンドと同等であることを確認。漏えいした水の広がりはは約1m×1m。漏えい量は、ろ過水の移送開始から仮設移送ポンプの停止まで漏えいが継続したとして約4Lと推定。仮設移送ポンプと移送用ホース接続部の止水性が不足したことにより、漏えいに至ったものと推定。今後、当該接続部の止水処理を行い、ろ過水の移送を再開する。
福島第一原子力発電所G5タンクエリアにおけるろ過水の漏えいの発見について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所G5タンクエリアにおけるろ過水の漏えいの発見について(続報)(報道関係各位一斉メール)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2013年12月28日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、25日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、12日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、18日より停止中。
水処理装置、SARRY、18日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開した。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。1月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。

H4北エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 121KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 106KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 167KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2013年12月27日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 143KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

2号機の原子炉注水量が低下したので、11:25-11:32にかけて調整
給水系1.8m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系3.4m3/h→3.5m3/h。

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、25日より停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

4号機使用済燃料プール内の変形した燃料の調査(18日参照)を昨日26日より実施中。この調査で、当該燃料集合体のチャンネルボックスにヒビを確認した。
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プール内の変形がある燃料集合体の調査におけるひびの確認について(PDF 41.0KB)
燃料が変形した際に発生したものと推定。この調査をしている間、使用済燃料プール水の放射性物質濃度およびエリアモニターの線量に変化は無かった。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、12日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、18日より停止中。
水処理装置、SARRY、18日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開した。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。1月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。

H4北エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
H4エリアのウェルポイントからの地下水くみ上げを10日より実施中。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 81.4KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 74.5KB)

地下貯水槽からの漏えいの件。
地下貯水槽・貯水槽観測孔分析結果(採取日:12月26日)(PDF)
26日採取の地下貯水槽観測孔A1の全βが1.3Bq/cm3で前回(25日採取)のND(<2.8×10-2Bq/L<2.8×10-2Bq/cm3(1月1日訂正スミマセン))より上昇。塩素濃度は同レベル、他の観測孔で有意な変動なし。試料汚染の可能性があるため、今日、再採取と分析をおこなう。
地下貯水槽観測孔分析結果(採取日:12月27日)(PDF)
今日の再採取・分析の結果、観測孔A1の全βはND(<2.8×10-2Bq/L<2.8×10-2Bq/cm3(1月1日訂正スミマセン))だった。観測孔A1で採取開始からこれまでの間、ほとんどがNDだったこと、近くで影響を与えるような作業などをおこなっていないことから、26日採取分の高い値は試料の汚染によるものと考える。
福島第一原子力発電所地下貯水槽観測孔における分析結果について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所地下貯水槽観測孔における分析結果について(続報)(報道関係各位一斉メール)
観測孔A1の位置は、たとえば4月26日の資料2頁を参照。地下貯水槽No3の南東角の近くにある。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約6,695m3
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。
タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について(PDF 1.15MB)
モニタリングまとめグラフ、地下水位の状況、地盤改良工事進捗、モニタリングデータ表。観測孔No.3-4の地下水位計は、地盤改良工事を近くでおこなうために21日に一時的に取り外した。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 37.5KB)
観測孔No.1-11の26日採取分の全βが2,300Bq/Lで、前回(23日採取)のND(<24Bq/L)より上昇。No.1-11は地盤改良工事の内側で、このエリア内には全βの高い場所があり、地下水くみ上げで地下水が動いている影響かもしれない。今日、再採取と分析をおこなう。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その3)(PDF 35.3KB)
今日の再採取・分析の結果、No.1-11の全βは250Bq/Lだった。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その2)(PDF 285KB)
福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報85)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報86)(報道関係各位一斉メール)

09:32頃、H4タンクエリアで作業者が大型土のう袋運搬中に右足をくじいて負傷、入退域管理棟救急医療室で医師の診察を受け、右足腓骨骨折と診断された。その後、患部を固定して業務車で福島労災病院(いわき市)に搬送され再度医師の診察を受けた結果、手術が必要であると判断されたため入院することとなった。なお、作業者に身体汚染はなかった。


その他


24日のH4エリアとH4東エリアの堰内たまり水水位の低下の件。
H4東・H4エリア堰内水位低下の原因調査(PDF 318KB)
コンクリート堰および基礎に漏えいの原因となるひび割れ等の損傷はみられず、21日のH5エリア堰からの漏えいと同様に、コンクリート打継ぎ部に施している止水シールが劣化して雨水が打継ぎ部に浸透し、打継ぎ部または基礎下の砕石を伝わって基礎堰外に漏えいしたものと推定。打継ぎ部の止水シール(コーキング材)は交換を実施、その後26-27日に堰内の水張り試験をおこない、水位低下のないことを確認した。 中長期的な措置としては、ウレタン系防水塗料で堰内を被覆し、ひび割れや打継ぎ部等からの漏洩を防止する。H5、H4エリア以外に、H1東、H2、H6、H9エリアに今回劣化したと思われるのと同様の継ぎ目部の止水シールが施工されているが、これらのエリアはウレタン塗装済み。
今後、漏えいにより汚染の可能性のある周辺土壌の回収をおこなう。
福島第一原子力発電所タンクエリアの堰内水位と対応状況(訂正版)(PDF 70.7KB)
他のタンクエリアのたまり水水位についてまとめた。水位に「一部」と付いているのは、堰内の状況(基礎が傾斜しているとか部分的にへこんでいるなど)により全面ではなく一部に水たまりがある状況を示す。

T/B東側下部透水層の水質調査結果(10月4日参照)
タービン建屋東側(海側)下部透水層の水質調査状況について(PDF 266KB)
H25J⑦(3/4号機海側)はH25J④(3号機海側)と比べて放射能濃度が高いなどの理由で調査を継続することになっている(20日参照)。18日採取分は10日採取分と同レベル。また、上部透水層から採取した地下水(11月18日採取分)の分析結果は下部透水層のそれとあまり変わらない。
また、H25J④(3号機海側)の90Srの結果(11月13日採取分)は0.29Bq/Lだった。90Srが検出されたので、H25J④も継続監視することとする。


ニコ生
【12/27・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2013.12.27(金)17時30分 ~


2013年12月26日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 177KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、昨日25日より停止中。

昨日25日に3号機R/B5階中央部近傍(機器貯蔵プール側)で湯気が確認されていたが、今日07:50頃、湯気が見えないことを確認。07:50の気温3.4℃、湿度78.1%。プラント状況、モニタリングポスト指示値には異常なし。
3号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

4号機使用済燃料プール内の変形した燃料の調査(18日参照)を今日より開始。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、12日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、18日より停止中。
水処理装置、SARRY、18日より運転中。フィルター洗浄のため08:20-12:21に停止。起動後12:54に定常流量に到達。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開した。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。1月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。
サイトバンカ建屋からプロセス主建屋へのたまり水移送を10:12-17:00に実施。

H4北エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
H4エリアのウェルポイントからの地下水くみ上げを10日より実施中。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 81.5KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 74.4KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(揚水井)(PDF 61.6KB)

18日のFエリアC5タンクとC6タンクの連絡管フランジ部(C5タンク側)からの漏えいの件。その後、24日までにC5タンク内の水を抜いて漏えいの停止を確認した。漏えい原因は、タンク側ゴムリング接続面の発錆(腐食)により僅かなスキマが発生し微少リークに至ったものと推定。接続面の手入れを行い、コーキング材の塗布を実施、および、内部ゴムリングの交換を実施。
今日、補修後の漏えい確認のためにC5タンクに水張り(5、6号機T/B地下たまり水)をしたところ、11:00頃にC5タンクの水平フランジ部(下から1段目と2段目の間)より3秒に1滴程度の漏えいを発見し、漏えい個所の下にシート養生を実施。水張りした水をC6タンクへ移送し、14:15に漏えいの停止を確認。C5タンク内の水の核種分析結果は、134Csが34、137Csが93、60Coが26[Bq/L]。漏えい個所付近のボルトに損傷があることを確認しており、引き続き点検をおこなう。
福島第一原子力発電所5,6号機北側FエリアC5タンクからの水の滴下の発見について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所5,6号機北側FエリアC5タンクからの水の滴下の発見について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所5,6号機北側FエリアC5タンクからの水の滴下の発見について(続報2)(報道関係各位一斉メール)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約6,695m3
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 153KB)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その2)(PDF 148KB)
昨日25日に最初の結果が出た観測孔No.2-2のトリチウム(25日採取分)は560Bq/L。
福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報84)(報道関係各位一斉メール)


その他


月末なので、作業者の被ばく線量評価を厚労省に提出。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について(プレスリリース)
10月の実績(APD測定値にガラスバッジの結果を加味したもの)は最大値が19.36mSv、平均値が1.29mSv。11月の実績(APD測定値。ガラスバッジの結果はまだ反映していない)は最大値が14.71mSv、平均値が1.05mSv。

実施計画の変更認可申請(12月6日提出)の一部補正を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合第1回事務局会議があり、中長期ロードマップの進捗について報告した。また、別の会議になったよ。
【資料1】東京電力(株)福島第一原子力発電所における廃炉・汚染水問題に対する追加対策について(1.20MB)
【資料2】プラントの状況(1.39MB)
【資料3】中長期ロードマップ進捗状況(概要版)(2.94MB)
作業従事者数(4頁)。今年度実績と1月の見通し。今年度の1日あたりの作業者数(各月平均)はおよそ3000-3500人規模で推移(実績)。
【資料4】個別の計画毎の進捗状況(15.9MB)
1号機O2サンプリングラックラインを用いたPCVへの窒素封入試験結果(3頁)。当該ラインからの窒素ガス封入が可能であることを確認したが、窒素供給側の最高圧力500kPaでの最大窒素封入量が19Nm3/hで、目標の30Nm3/hを確保できなかった。別途対応を検討する。
2号機S/C水素パージのための窒素封入試験結果(11頁)。試験2回目(STEP1およびSTEP2)の結果から、過去に確認された水素ガス濃度上昇はS/Cに滞留していた水素ガスがPCVに流入したものである、現在S/C内の水素ガス濃度は0%である、S/C内での水素ガスの追加放出は無いと評価。今後、基本的にS/Cへの窒素封入は実施せず、PCVからのアウトリーク量低減に向けた対応を検討する。
2、3号機海水配管トレンチ止水工事の進捗(23頁)。26頁にスケジュール表。
タンク漏えいの影響についてのモニタリングデータのグラフ(37頁)。40頁に観測孔E-1のボーリングコア線量、地下水位、水質調査の結果。全βが急上昇した10月17日の直前に、ボーリングコアでβ線が検出された深さまで地下水位が上昇しているのが分かる(16日の台風の降雨の影響だと思う)
多核種除去設備ALPS A系腐食対策有効性確認結果(43頁)。1ヵ所だけ、フランジシート面に微小なへこみを確認したが、シート機能への影響はなく継続的に監視する。その他は異常なく、腐食の発生および進展が前回点検と比べて大きく抑制されていた。この結果を受けて、B系の点検周期は運転期間を2ヶ月とする。写真多数あり。
T/B東側のモニタリングまとめ(53頁)。79頁にすべての観測孔(すでに使用していないものを含む)の地図あり。
A、K排水路等の状況(81頁)。12月13日の報告では結果の出ていなかった排水路の底泥(土壌)の分析結果が出た。結果(A排水路は84頁、K排水路は86頁)は構内の土壌と同程度であり、フォールアウトの影響と考える。
今月の追加的放出放射能量評価(89頁)。前月と変わりなく0.1億Bq/h(1号機0.008億Bq/h、2号機0.0005億Bq/h、3号機0.0002億Bq/h、4号機0.001億Bq/h)。これによる敷地境界における被ばく線量は0.03mSv/yearと評価。2号機は11月にR/B内のガレキ撤去作業などの影響で高かったのが、作業が終了して今月は低かった。3号機でも、オペフロの小ガレキ撤去作業が終わり、今月は下がっている。
1Fの労働環境についてのアンケートの結果と今後の改善(95頁)。10月9日から11月12日に無記名で実施した。
3号機R/B上部除染・遮へい工事(112頁)
使用済燃料の保管状況(113頁)
3号機R/B上部ガレキ撤去後の建屋躯体調査の中間報告(122頁)(計画については12月18日参照)カメラをクレーンで吊り下ろしてオペフロおよび機器ハッチ周辺の状況を撮影した。2、3階は大きな損傷なし(124、125頁)。4階の梁の一部にひび割れを確認(126頁)。オペフロ床は一部表面がはぎ取られて中の鉄筋が見えている(127頁)。今後、さらに追加調査を実施し、画像などを詳細に分析した上でH25年度末を目途に耐震安全性の再評価を実施する。
3号機R/B上部除染・遮へい工事、ウェル上部小ガレキ集積・撤去後の線量率測定結果(146頁)。3号機オペフロの線量低減対策(除染・遮へい)の進捗にともない、線量率測定を実施していく。今回は、ウェル上部の小ガレキ撤去が終了したので、撤去前後で線量率の変化を見た。線量計はクレーンでオペフロに吊り下ろし、高さ5mで雰囲気線量を計るものと、高さ50cmでコリメータ付きで局所表面線量を測定するものの2つを使って測定した。測定は12月14日に実施(作業前の測定は11月6、7日実施)。雰囲気線量は最大38%、平均32%低減したが、局所表面線量は下がっていないところもあった。今後は、コンクリート表面の切削や遮へい体の設置により更なる線量低減を図る。
3号機使用済燃料プール内大型ガレキ撤去に使用する固定式監視装置カメラの落下(154頁)。ブームを起こした状態で水中カメラのケーブルをリミットスイッチが作動するまで巻き取った後、ケーブルが張った状態でブームの起伏動作をおこなったため、さらにケーブルが引っ張られてリミットスイッチの検出ドグがリミットスイッチを超えてブーム先端に押し付けられて破断したものと推定。対策として、リミットスイッチ作動時に起伏動作できないようにソフトを変更し、リミットスイッチ作動時の警報機能を追加。
1-3号機R/B1階除染・遮へい作業の実施結果、2号機床面の汚染除去効果(161頁)(計画については11月27日参照)ラクーン(床面除染装置)で除染を実施し、効果を検証した。床表面のβ線量で汚染の程度を評価した。ジェットヘッドよりブラシヘッドが、1回除染より2回除染が汚染除去割合が高かった。
1-3号機R/B1階除染・遮へい作業の実施(196頁)。PCV内部調査や建屋内作業のために線量低減を実施する(目標はアクセス部で5mSv/h、調査個所で3mSv/h)。低所、中所、高所に分けて、それぞれで使用する除染装置、撤去装置を開発。除染後も線量が下がらなければ、遮へい・線源撤去を行う。低所の撤去装置はASTACO-SoRa(2013年3月7日のロードマップ進捗の項と2013年7月26日参照)を既に使用中。低所の除染装置はラクーン(2013年11月27日参照)を2号機で使用中。また、高圧水・ドライアイスブラスト・吸引ブラストの各除染装置は開発済み(2012年12月25日のロードマップ進捗の項、2013年3月29日の建屋内遠隔除染技術の開発の項を参照)。中所の撤去装置はハスクバーナDXR-250をベースに、除染装置はハスクバーナDXR-140をベースに、開発中。2号機での作業工程は201頁。作業ごとに効果を確認しながら進める。装置の開発は「建屋内遠隔除染技術の開発」の一環。
ベント管止水材の検討状況(224頁)。「格納容器補修技術の開発」で検討中のPCV下部補修工法のうちベント管止水工法について、止水材に用いる可塑性グラウトの配合試験と、それを用いた耐水圧性能確認試験を実施した。配合試験では、固化時のひび割れや収縮を抑制するためセメント量を低減しつつ強度を有する配合を選定するため、約20ケースについて試験を実施し、セメント量が210kg/m3の配合を採用。この配合で、ベント管内の干渉物を模擬した試験体を使って耐水圧性能確認試験を実施した。試験体に水を入れておき、グラウト注入とともに排水しながらグラウトを充填して28日養生して固化させた後、PCV冠水時にかかる水圧400kPaまで段階的に水圧をかけた。その結果、試験体の下流側端部の止水材表面から水の染み出しが確認された。止水材の透水計数が高い可能性があり、セメント量を増やす必要あり。また、未充填部が残らないようにグラウト打設の施行条件について検討する。干渉物の撤去についても検討。
【資料5】東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に向けた研究開発計画と基盤研究に関するワークショップ第3回 (関西・西日本地域)の概要について(114KB)


ニコ生
【12/26・17:30開始】東京電力「中長期ロードマップの進捗状況」に関する臨時記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2013.12.26(木)17時30分 ~


2013年12月25日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 182KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、17日より継続していたが09:36に停止。

07:58頃、3号機R/B5階中央部近傍(機器貯蔵プール側)で湯気の発生しているのをカメラで確認。07:50の気温2.9℃、湿度76.6%。プラント状況、モニタリングポスト指示値には異常なし。
3号機使用済燃料プール代替冷却系を10:03-13:34に停止。循環冷却設備弁作動試験などを実施。また、11日に発生した2次系(A系)の金属フレキシブルホース継ぎ手部からの滴下を修理した。冷却停止時のプール水温は10.4℃、再開時は10.5℃(運転上の制限値は65℃)。
3号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、12日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、18日より停止中。
水処理装置、SARRY、18日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開した。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。1月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。

H4北エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
H4エリアのウェルポイントからの地下水くみ上げを10日より実施中。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 81.5KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 73.4KB)

昨日24日のH4エリアとH4東エリアの堰内たまり水水位の低下の件。
福島第一原子力発電所H4タンクエリアおよびH4東タンクエリア堰内の水位の低下について(訂正版)(PDF 317KB)
堰内たまり水水位の低下した分がすべて漏えいしたとして、漏えい量はH4エリアで約116m3、H4東エリアで約109m3と推定(水位低下のうち、いくらかは蒸発した分だが量は分からない)。
昨日24日17:30までに堰内たまり水を4,000m3ノッチタンク群へ移送。その後、
コンクリ基礎部の打継ぎ部のコーキング材を取替えてエポキシ樹脂を塗布する処理を実施した。コンクリ基礎部の打継ぎ部のアスファルト系コーキング材を取除いてエポキシ樹脂でコーキングする処理を実施した(28日訂正。間違いでした)H4エリアでこのコーキング材取替え作業中の12:00頃に、南側堰外へわずかな漏えいをパトロールが発見。コーキング材を取除いたために発生したものと考える。その後、作業が完了して漏えいは停止。
ここ数日は降雨がなく堰の外側も乾いた状態だが、堰の外への漏えいは上記のもの以外は確認されず。堰内たまり水水位はパトロール時に毎日測定しているが、日々の変化についてはチェックの対象となっていなかった。
21日以降に堰からの漏えいが複数起きているが、気温が低下してきてスキマが開きやすくなっていること、この季節にしては珍しく20日にまとまった降雨があったこと、と条件が重なって漏えいが発生しやすくなったのではないかと思う。
H4タンクエリアおよびH4東タンクエリア堰内の水位の低下について(続報)(報道関係各位一斉メール)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約6,668m3
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 259KB)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その2)(PDF 147KB)
観測孔No.2-2の最初の分析結果が出た。今日25日採取分の134Csは11、137Csは26、全βは520[Bq/L]。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 護岸地下水汲み上げ水(PDF 78.5KB)
福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報83)(報道関係各位一斉メール)

23日に発見された5・6号機取水口に設置したシルトフェンスの損傷(2重に設置してあるうちの北側の1本が切れていた)の件。今日、修理を完了した。


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第131報)
向こう3ヶ月間の予想で1月上旬から濃縮塩水が増えていないのは、多核種除去設備ALPSの処理量を増やすため。

魚介類の調査結果。
(福島県漁連組合長会議説明資料)福島第一原子力発電所20km圏内海域における魚介類の測定結果(PDF 738KB)
県漁連で説明した際の資料。

4号機使用済燃料プールにある変形した燃料の調査を明日26日より開始する。20日からの予定が準備に慎重を期すために延期されていた。

事故時のプラントデータの公開
【2013年12月26日公開データ一覧表】 記録計チャート  プロセス計算機 (PDF)
11月27日に報告したデータリストで未公表だったもののうち、準備できたものを明日26日より原子力情報コーナーで公開する。今回は、記録計のチャートの一部とプロセス計算機のデータの一部。事故原因の解明には直接関連するものではなく、特に説明はしない。

年末年始の予定。年末は27日(金)が最後、年明けは6日(木)より会見をおこなう。


ニコ生
【12/25・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2013.12.25(水)17時30分 ~

2013年12月24日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 240KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

13:37-14:02に3号機の原子炉注水量を調整
給水系5.3m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系0.0m3/h→3.5m3/h。
3号機R/B1階でのガレキ等障害物撤去作業で炉心スプレー系配管の近くで作業をおこなうため、9日より炉心スプレー系からの注水を停止して給水系から全量注水していたが、作業がいったん終了したので元に戻した。注水再開後に炉心スプレー系からの漏えいはない。

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

19日に3号機R/B5階中央部近傍(機器貯蔵プール側)で湯気が確認されていたが、今日07:58頃、湯気が見えないことを確認。07:50の気温4.1℃、湿度74.9%。プラント状況、モニタリングポスト指示値には異常なし。
3号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

4号機からの燃料取出し作業、今日までに6回のキャスク移動を完了。共用プールへ移送した燃料は132/1533体(使用済燃料が110/1331体、新燃料が22/202体)。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、12日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、18日より停止中。
水処理装置、SARRY、18日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開した。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。1月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。

H4北エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
H4エリアのウェルポイントからの地下水くみ上げを10日より実施中。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 121KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 106KB)

22日のG6北タンクエリアの北側と西側で堰のヒビから漏水した件。その後、漏えい個所に止水処理を実施し16:15に漏えいが停止しているのを確認した。下の「その他」に資料あり。

H4エリアとH4東エリアの堰内たまり水水位が徐々に低下している。たまり水水位はタンクパトロール時に測定している。
H4エリア:20日約12cm、24日昼頃約5cm
H4東エリア:20日約12cm、24日昼頃約1cm
両エリアにおいて堰からの漏えいは確認されていない。今後、堰内たまり水のくみ上げをおこない原因を調査する。20日に採取した両エリアの堰内たまり水の核種分析結果は以下の通り(90Srは簡易測定)。
H4エリア:134Cs、137CsがND、90Srが20Bq/L
H4東エリア:134Cs、137CsがND、90Srが440Bq/L

18日のFエリアC5タンクとC6タンクの連絡管フランジ部(C5タンク側)からの漏えいの件。C5タンク内水の移送を19日より今日まで実施、12:45に漏えいの停止を確認した。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約6,640m3
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 260KB)

5号機残留熱除去系(A系)S/Cストレーナ健全性確認作業のため、10:47-15:33に5号機残留熱除去系原子炉停止時冷却モード(A系)を停止。この間、原子炉冷却が停止したが、炉水温度は冷却停止時に28.2℃、再開時に29.9℃だった(運転上の制限値は100℃)。

構内西側中央付近交差点から5・6号機へ向かう道路でトラックが横転。その際、構内の浄水場から5・6号機へ浄化した水を供給する配管に接触して、水が漏えいしているとの連絡が09:56頃にあった。11:02に当該配管の元弁を閉じて損傷した配管を2m程度切断し、新しい配管に交換。11:14に当該配管の元弁を開き、当該配管は復旧。

海側遮水壁工事で使用した杭打船を出港させるため、1-4号機取水口付近に設置したシルトフェンスを09:35-10:05に開放。


その他


H5エリア(21日)とG6北エリア(22日)の堰から漏えいした件。
H5タンクエリアおよびG6北タンクエリアの堰からの漏えいについて(PDF 145KB)
H5エリアでの漏えいは、基礎のコンクリートの打継ぎ部に施してある止水シールが劣化し
、劣化部から堰内雨水が浸透して打継ぎ部を伝わり、基礎堰外に漏えいしたものと推定。ドレン弁閉運用を開始後は堰内に水がたまる状況が続き、シールの劣化が促進された可能性がある。
G6北エリアでは、コンクリートに入っていたクラックが 気温低下により目開きして漏えいしたものと推定。
現在、すべてのタンクエリアで基礎部に防水・防汚対策としてエポキシ樹脂ウレタン樹脂(28日訂正。間違いでした)塗装を進めている。

サブドレンピットの水質調査(11月25日参照)の結果。
福島第一原子力発電所1~4号機建屋周辺地下水の詳細分析結果(PDF 110KB)
新設のピットN2(1号機T/B北側)の結果(18日採取分)。134Cs、137Cs、全βはND、トリチウムが110Bq/L。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2013年12月23日(月・天皇誕生日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、12日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、18日より停止中。
水処理装置、SARRY、18日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開した。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。1月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。

H4エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 121KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 106KB)
21日採取の観測孔E-1のトリチウムは3,000Bq/Lで、20日採取の19,000Bq/Lより下がっている(全βは20日:15,000Bq/L→21日:14,000Bq/L)。E-1のトリチウムはウェルポイントからのくみ上げを11月26日に始める前は400,000Bq/L以上あった。

H5タンクエリアの西側(21日)と北東側(22日)の堰から漏水の件。漏えい個所の止水処理をおこない、15:20に漏えいが停止しているのを確認した(漏えい水受けはすでに設置済み)。
福島第一原子力発電所H5、G6タンクエリアの堰からの漏えい(続報4)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所H5タンクエリア西側堰および北東側堰からの漏えい停止について(報道関係各位一斉メール)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 258KB)

10:35に5・6号機取水口に設置した二重のシルトフェンスのうち北側の1本が切断していることを発見。なお、もう1本のシルトフェンス(南側)の設置状態に異常はない。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2013年12月22日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、12日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、18日より停止中。
水処理装置、SARRY、18日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開した。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。1月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。

H4エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 121KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 106KB)

昨日21日のH5タンクエリア西側の堰の基礎の継ぎ目からたまり水が外へ漏えいした件。昨日23:35に堰内たまり水をH6エリア堰内へ移送開始したが、たまり水水位が5cmに低下し仮設ポンプでの吸い上げが難しくなったので、02:40に移送を停止した。停止後にパトロールを実施し、移送状況に異常ないことを確認。漏えい個所の基礎の継ぎ目部にシール作業をおこなっており、今後、必要に応じてさらにたまり水水位を下げる検討も行う。
漏えい個所の写真
16:13頃、H5タンクエリア北東側の堰の継ぎ目部から漏水しているのをパトロールが発見。土のうおよびビニールシートで漏えい水受けを設置し、17:40より水受け内の水を堰内へ移送開始。H5タンクエリアには約6cmのたまり水がある。漏えいした水は側溝や排水路に流入しておらず海への流出はない。
11:00頃に堰からの漏えいがないことをパトロールが確認しており、これ以降、水受け設置まで漏えいが継続したとして、漏えい量(土壌へしみ込んだ量)は約1.0m3と推定。今日の堰内4隅でのサンプリング結果で全βは810Bq/L、漏えい個所の堰内側でのサンプリングでは全βが1,000Bq/L、タンク水位の有意な低下も見られず、タンクからの漏えいはないと考える。
16:33頃、G6北タンクエリア北側の堰下部から漏水しているのをパトロールが発見。その後、漏水は堰のヒビからであることを確認。18:40頃、G6北タンクエリア西側の堰のヒビから漏水しているのをパトロールが発見。G6北タンクエリアには約11cmのたまり水があり、19:20に近傍のG6南エリア堰内へ移送を開始。その後たまり水水位が2cmまで低下し仮設ポンプでの吸い上げが難しくなったので、23:10に移送を停止した(移送停止後にパトロールを実施し、移送状況に異常ないことを確認)。漏えいした水は側溝および排水路に流入しておらず海への流出はない。北側堰の漏えい個所には土のうとビニールシートで漏えい水受けを設置、西側の漏えいは微量でありコーキング材による補修を実施、いずれも21:15に完了した。
11:00頃に堰からの漏えいがないことをパトロールが確認しており、これ以降対策実施完了まで漏えいが継続したとして、漏えい量(土壌へしみ込んだ量)は約0.8m3と推定。漏えい個所の堰内側でサンプリングしたたまり水の全βの分析結果は、北側で25Bq/L、西側で27Bq/L、今日の堰内4隅のサンプリング結果で全βは32Bq/L、20日の4隅のサンプリングでは21Bq/L。タンクに貯蔵しているRO濃縮水の全βは約1.4×108Bq/Lであり、タンク水位の有意な低下もなく、堰内の水は雨水でタンクからの漏えいはないと考える。
福島第一原子力発電所H5タンクエリアの堰からの漏えい(続報3)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所H5タンクエリアの堰からの漏えい(続報4)報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所H5、G6タンクエリアの堰からの漏えい報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所H5、G6タンクエリアの堰からの漏えい(続報)報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所H5、G6タンクエリアの堰からの漏えい(続報2)報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所H5、G6タンクエリアの堰からの漏えい(続報3)報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所H5、G6タンクエリアの堰からの漏えい(続報4)報道関係各位一斉メール、12月23日公開)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

2013年12月21日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、20日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、18日より停止中。
水処理装置、SARRY、18日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開した。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。1月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。

H4エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果 (南放水口・排水路)(PDF 121KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果 (H4エリア周辺)(PDF 106KB)

16:15頃、H5タンクエリア西側の堰の基礎の継ぎ目からたまり水が外へ漏えいしているのを確認。堰内には水が10cm程度13cm程度(22日訂正)程度たまっていた。18:00頃、ビニールシートと土のうで漏えい水受けを設置、19:12頃より仮設ポンプでこの水受け内の水を堰内に還流している。今日11:00頃には漏えいがなかったことを確認しており、この時間より水受け設置まで漏えいが継続したとして漏えい量(土壌へしみ込んだ量)を約1.6m3と推定。周辺には側溝や排水路はなく、海へは流出していないと考える。
漏えい個所の堰内たまり水を採取・分析した結果、全βが560Bq/L、134Csと137CsはND、90Srは93Bq/L。漏えい確認前の今日の堰内4隅のサンプリング結果では全βは570Bq/L、昨日20日の4隅のサンプリング結果は全βが470Bq/L。タンク内にはRO濃縮水を貯蔵しておりその全βは約3.6×108Bq/Lなので、少量でも漏えいすれば堰内たまり水の全βが上昇することが予想されるが、有意な上昇はない。また、タンク水位にも有意な低下は見られず、堰内たまり水は雨水であると考える。
23:35に堰内たまり水をH6タンクエリア堰内へ移送開始した。移送状況に異常ないことを11:40に確認。
漏えい個所の写真(12月22日公開)
福島第一原子力発電所H5タンクエリアの堰からの漏えい(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所H5タンクエリアの堰からの漏えい(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所H5タンクエリアの堰からの漏えい(続報2)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所H5タンクエリアの堰からの漏えい(続報3)(報道関係各位一斉メール、12月22日公表)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 147KB)
観測孔No.2-7(2-3号機間護岸の地盤改良体の外側(海側))の20日採取分の全βが270Bq/Lで、前回(18日採取)のND(<19Bq/L)より高い。134Cs、137Cs、塩素濃度は前回と変わらず。地盤改良体の内側のNo.2-6では17日採取分の全βは2,900Bq/L。また、2,3号機取水口間の海水(16日採取)の全βは290Bq/LでNo.2-7と同程度。今回のNo.2-7の濃度上昇は地盤改良工事の影響とも考えられるが、今日、再採取と分析をおこなう。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その2)(PDF 251KB)
今日採取したNo.2-7の全βは120Bq/L。また、今日採取の2,3号機取水口間海水の全βは230Bq/Lで他の元素も前回と比べて変動なし。その他、有意な変動は見られず。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 護岸地下水汲み上げ水(PDF 80.3KB)
福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報81)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報82)(報道関係各位一斉メール)


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時30分現在】(プレスリリース)

2013年12月20日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(訂正版)(PDF 107KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。10:21に移送ポンプを1台から2台へ切替えた。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、昨日19日に続き10:00-15:00に実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、18日より停止中。
水処理装置、SARRY、18日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開した。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。腐食対策の有効性確認のため12月下旬に停止する予定としてたが、A系での腐食対策有効性確認(19日参照)を踏まえて1月下旬に変更
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。

H4エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
H4エリアのウェルポイントからの地下水くみ上げを10日より実施中。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 121KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 106KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約6,456m3
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。
タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について(PDF 1.06MB)
モニタリングまとめグラフ、地下水位の状況、地盤改良工事進捗、モニタリング結果表。地下水位のグラフについては今まで週3回報告してきたが、状況は安定しているのでデータ回収(データロガーを現場から持ってくる)を週1回にして作業者の被ばくを低減する。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 215KB)
観測孔No.1-16の全β(19日採取分)は1,900,000Bq/Lで過去最高。汚染源の特定については、地下水の水質調査と流動解析を組み合わせて検討を行っているが、結論はまだ出ていない。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 護岸地下水汲み上げ水(PDF 80.9KB)

5号機補機冷却海水系は、ストレーナ点検及びタービン補機冷却水系熱交換器(A)海水入口弁及び海水出口弁の点検を行うため11月25日より停止していたが、作業が終了したので12:05に使用済燃料プールの冷却を再開した。再開時のプール水温は21.8℃。


その他


T/B東側下部透水層の水質調査結果(10月4日参照)
タービン建屋東側(海側)下部透水層(3/4号機間海側)の水質調査結果(PDF 215KB)
前回報告(11月20日参照)のH25J④(3号機海側)につづいて、H25J⑦(3/4号機海側)の結果が出た。3日にポンプによるくみ上げで地下水を採取した際、濁度が規定まで下がらなかったためその状態で採水・分析した結果、137Csを0.7、トリチウムを780[Bq/L]検出した(134Csと全βはND)。10日にはポンプによるくみ上げではなくて採水器を使って採水した(ポンプよりも採水器のほうが観測孔中の水の擾乱が少ない)が、やはり濁度は高いままだったので、ろ過後の試料もあわせて分析した。結果はろ過前の資料で134Csが2.7、137Csが6.7、全βが89[Bq/L]、トリチウムがNDで、ろ過後の試料も同レベル。トリチウムと全βが出たり出なかったりなど整合性がないので、これらの分析結果の解釈としては、下部透水層の地下水の汚染、観測孔削孔時の汚染、上部透水層の地下水の混入、採水時の汚染混入、の4つが考えられる。1月中旬を目途にさらに調査(1ヶ月間の濃度監視、直上の上部透水層地下水の水質調査、上下の透水層の水位比較など)を実施する。観測孔の深さは約25m。
観測孔での地下水採取方法については、たとえば8月21日の規制委WGの資料55頁にある。これはポンプでくみ上げるやり方で、濁度の測定についても書いてある。もう昔の資料なので今は変わってるかも。

1、2号機排気筒の上部線量測定の結果。
福島第一原子力発電所1/2号機排気筒上部の線量測定結果について(PDF 100KB)
16、17日に測定を実施した。60tクレーンの先端カゴに測定機材(線量計と、その読み値を撮影するビデオカメラ)を入れて、高さ50mまで10mごとに測定を実施。その際、カゴから排気筒までの水平距離を測定した。一番線量率の高かったのは高さ10mでの3.6mSv/h。一番低かったのは高さ30mの1.7mSv/h。低いところは排気筒下部の高線量個所(SGTS配管付近)の影響と思われる。30mより高いところで再び線量率が上昇するのは1号機や2号機のR/Bからくる放射線の影響ではないか。
排気筒下部の調査結果(6日参照)と合わせて、排気筒下部の遮へい方法や、今後の解体・補強方法について検討を進める。1、2号機排気筒は斜材の損傷が確認されており、耐震安全性評価の結果は問題ない(10月7日参照)が、解体もしくは補強に向けた検討を進めている。

R/B上部でのダストサンプリング格納容器ガス管理システムでのフィルターによるガスサンプリングの結果。1号機は11日、2号機は9日、3号機は5日、4号機は12日に実施。
福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 84.1KB)
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 75.1KB)
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 79.2KB)
福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 79.5KB)
福島第一原子力発電所1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.5KB)
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.6KB)
福島第一原子力発電所3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.6KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果。
福島第一原子力発電所建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF 78.8KB)
福島第一原子力発電所建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 87.0KB)
福島第一原子力発電所建屋開口部等における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 119KB)
共用プール建屋。

敷地内外の降下物測定
福島第一原子力発電所敷地内外における降下物中の放射性物質の核種分析結果(PDF 46.8KB)

「(仮称)廃炉カンパニー」の設置について(プレスリリース)


ニコ生
【12/20・17:00開始】東京電力社長 記者会見
前半は廃炉カンパニー設置などについての社長会見。

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2013.12.20(金)17時30分 ~


2013年12月19日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(訂正版)(PDF 222KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機R/B1階南エリアの汚染状況調査(18日参照)をおこなう予定だったが、通信の不具合により調査を延期。
1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

07:46頃、3号機R/B5階中央部近傍(機器貯蔵プール側)で湯気の発生しているのをカメラで確認。07:40の気温5.6℃、湿度93.7%。プラント状況、モニタリングポスト指示値には異常なし。
3号機R/B躯体状況調査を開始した。
3号機T/B地下たまり水移送、17日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、昨日18日に続き10:00-15:00に実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、昨日18日より停止中。
水処理装置、SARRY、昨日18日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開。対策の有効性確認のため11月29日より停止していたが、11:45に運転を再開した。腐食の発生および進展が大きく抑制されており腐食対策が有効であることを確認した。詳細は12月26日のロードマップ進捗の項を参照。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。12月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。

H4エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
H4エリアのウェルポイントからの地下水くみ上げを10日より実施中。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 121KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 106KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(揚水井)(PDF 94.2KB)

昨日18日のFエリアC5タンクとC6タンクの連結管フランジ部(継手部)からの滴下のその後。00:48に当該継手部の増し締めを実施したが、滴下量に変化なし。今後、当該タンクの水の移送、当該継手部の点検等を実施予定。C5タンクおよびC6タンクには5、6号機T/B地下たまり水を貯蔵しており、当該系統内の水の分析結果は、134Csが22、137Csが97、60Coが18[Bq/L]。
5,6号機海側FエリアC5タンクおよびC6タンク連絡管からの水の滴下の発見について(報道関係各位一斉メール)
5,6号機海側FエリアC5タンクおよびC6タンク連絡管からの水の滴下の発見について(続報)(報道関係各位一斉メール)
(25日追記)C5タンク内水の移送を開始。24日まで実施した。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約6,438m3
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.1-16からの地下水くみ上げを10日より試験的に実施していたが、作業者の被曝低減の観点から作業は16日で終了している。今後、No.1-16の近傍で新たに地下水回収用の孔(口径が大きく浅いもの)を掘削し、くみ上げ水をウェルポイント経由で回収できるようにする。
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 255KB)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 護岸地下水汲み上げ水(PDF 81.7KB)

14:20頃、海側遮水壁設置工事に使用している重機(ホイールローダー)が南側防波堤付近で横転したとの連絡あり。その後、14:20頃、軽油が約1リットル漏れているとの連絡があったため、14:28に双葉消防本部へ連絡。油吸着マットで漏れた軽油を吸い取った後、重機を立ち上げて通常位置に戻し、軽油の漏えいが停止したことを確認した。けが人は発生しておらず、重機の横転に伴う設備への影響はない。現場の状況等について、調査中。双葉消防本部より危険物漏えいではないと判断された。
福島第一原子力発電所海側遮水壁工事における重機(ホイールローダー)横転による油漏れについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所海側遮水壁工事における重機(ホイールローダー)横転による油漏れについて(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


4号機使用済燃料プール内の変形している燃料集合体の調査(18日参照)を20日より予定していたが延期する。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(PDF、プレスリリース)
1Fプレスリリースとして出ていた日報は17日で停止となった。また、18日より、本店のプレスとして出ていた日報の名称が「東北地方太平洋沖地震による当社原子力発電所への影響について」から「福島第一原子力発電所の状況について(日報)」に変更になり、内容のフォーマットも変わった。

2013年12月18日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 184KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点 
18時時点 18時時点の更新は今日より停止。9時のみとなった。

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

11:00頃、2号機T/B1階大物搬入口付近(建屋内)の床面(コンクリート)に水たまりがあるのを発見。水たまりの大きさは約4m×約1.5m、深さが約1mm程度。この水たまりの近くに1-2号機間ウェルポイントから2号機T/Bへの移送ラインが通っているので、念のため、11:40に当該の移送を停止、11:50にウェルポイントからの地下水くみ上げを停止。水たまり近くの当該移送ラインの保温材を外して漏えいの有無を確認したが、漏えい跡は見つからなかった。その後、停止した水移送を12:51に再開して移送ラインの漏えい確認を実施し、異常は見られなかった。これらのことから、13:15にウェルポイントからの地下水くみ上げを再開。
大物搬入口には土のうを設置しているが、水たまりは土のうまで達しておらず、建屋外への流出はない。また、水溜まり範囲は約4m×約1.5m程度で、拡大は確認されていない。
その後、水たまりの線量当量率を測定した結果は以下のとおり。
表面線量率(10cm距離):γ線(1cm線量当量率)0.30 mSv/h、β線(70μm線量当量率)0.05 mSv/h
雰囲気線量率(100cm距離):γ線(1cm線量当量率)0.08 mSv/h、β線(70μm線量当量率)0.00 mSv/h
水たまりの線量当量率が床面等と比較して同程度であること、床面のスミア結果と水たまりのスミア核種分析結果の核種組成比が近似していることから、床面の汚染の影響を受けたものと推測。また、移送配管等に漏えいが確認出来なかったことから、保温材等の復旧、水の拭き取りを実施する。なお、現在使用していない耐圧ホースが現場に残っていることから、今後撤去、残水処理を実施していく。
その後の現場調査で、大物搬入口付近(建屋内)の天井部より水が滴下していることを確認。当該天井部はタービン建屋の屋根部であり、滴下しているのは雨水であると推定。
福島第一原子力発電所2号機タービン建屋1階大物搬入口(建屋内)における水溜まりの発見について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所2号機タービン建屋1階大物搬入口(建屋内)における水溜まりの発見について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所2号機タービン建屋1階大物搬入口(建屋内)における水溜まりの発見について(続報2)(報道関係各位一斉メール)
2号機格納容器ガス管理システム排気流量を変更(05:00時点16.59Nm3/h→11:00時点21.47Nm3/h)
2号機T/B地下たまり水移送、昨日17日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日17日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、昨日17日に続き10:00-15:00に実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より運転していたが、SARRYが起動したので19:21に停止した。
水処理装置、SARRY、流量計交換工事のため12日より停止していたが、工事が終了したので17:07に起動、18:08に定常流量に到達
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開、対策の有効性確認のため11月29日より停止中。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。12月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。

H4エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
H4エリアのウェルポイントからの地下水くみ上げを10日より実施中。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 121KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 106KB)

22:20頃、Fエリアタンク(5,6号機北側)のC5タンクとC6タンク連絡管(C5タンク側)のフランジ部(継手部)より水が約1分に1滴ほど滴下していることをパトロールが発見。発見時において滴下した水の広がりは約30cm×約5cm×約1mm(厚さ)で、堰内に止まっており海への流出はなく、当該継手部にはビニール養生を実施。C5タンクおよびC6タンクには5、6号機T/B地下たまり水を貯蔵している。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約6,418m3
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.1-16からの地下水くみ上げを10日より試験的に実施中。
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。
福島第一原子力発電所 護岸エリアの状況について(PDF 431KB)
地下水位の状況と地盤改良工事進捗。地盤改良工事のうち山側(西側)の部分は、周辺の地下水の水質調査の結果を見ながら実施の可否を検討する(ここを閉じてしまうと、ここより山側に汚染源があった場合は汚染された地下水が他の場所に回り込むことになる。これを避けるために、周辺地下水の水質調査を進めながら地盤改良工事の適地を検討する。場合によっては山側を開けたままで地下水くみ上げを実施する)。
観測孔No.1の水位は他より高く潮汐の影響が見られるなどしていたので、代替の観測孔No.1-17(No.1の北側約2m)に切替えて、No.1の観測を停止する(11月23、25日参照)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 261KB)


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第130報)(プレスリリース)

魚介類のサンプリング結果。
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く)(PDF 26.5KB)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF 17.1KB)

建屋内遠隔除染技術の開発」の一環として、1号機R/B1階南側で線量率データ取得およびガンマカメラの撮影を明日19日より実施する。
国プロ「原子炉建屋内の遠隔除染技術の開発」1号機原子炉建屋1階南側の 汚染状況調査について(PDF 1.32MB)
1号機R/B南側ではPCV内部調査やPCV調査・補修作業が予定されており、除染作業が必要。当該エリアはこれまでに3回の調査(2011年6月、10月、2012年7月)を実施し、線量データを取得し、トーラス室からの蒸気噴出を確認している。除染計画をつくるために、線量データに加えてガンマカメラによる線源調査、蒸気噴出の影響を見るためのコア採取をおこなう。
明日からの調査はWarriorに線量計とガンマカメラ(日立製作所が開発)を搭載して実施、PackBotが遠隔操作の中継および照明で支援。操作は1F構内ネットワークを介して免震重要棟から遠隔でおこなう。調査範囲はPDF資料2頁。
コアサンプル採取は2月下旬の予定。三菱重工の作業台車MEISTeRの先端アームにコアボーリング装置を装着しておこなう。
資料10頁以降は、2012年度の成果と、今後の調査内容と予定(上層階および高線量エリア(1号機R/B1階南側、2号機R/B5階)の線量低減方策を検討するためのデータ収集として、1-3号機R/Bの2、3階と2012年度に実施できなかった1階高線量エリア、線量寄与の大半が疑われる上部構造物の調査をおこなう)。
MHI-MEISTeRに関する三菱重工のプレス(2012年12月6日)。7軸アームを2本搭載なんだって。

3号機R/Bで躯体状況調査を明日19日に開始する。
福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋オペレーティングフロア上部瓦礫撤去後の建屋躯体状況調査(PDF 240KB)
オペフロの大型ガレキ撤去が完了し、調査ができるようになった。クローラークレーンからカメラを吊るしてオペフロ床および各階の機器ハッチ周辺を撮影する。必要があれば耐震性評価(R/Bおよび3号機燃料取出し用カバー架構について実施済み)に反映する。1月下旬までの予定。

4号機使用済燃料プール内の変形している燃料集合体の調査を20、21日におこなう。
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プール内の変形が確認されている燃料集合体の調査について(PDF 218KB)
昭和57年4月に取り扱い時の過誤でハンドルとチャンネルボックスが変形した燃料が1体ある。これを取出すにあたり、構内輸送用キャスクでの取り扱いを検討するため、変形の状況を調査する。当該の燃料をチェーンブロックやクレーンで吊り上げて升目を書いた測定板の前に持ってきて、水中カメラで撮影する。これを4面についておこなう。

4号機R/B健全性確認の定期点検結果(7回目)。
福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋の健全性確認のための定期点検結果(第7回目)について(PDF667 KB)
6回目までと比べて大きな変化はなく、建屋の健全性に問題ない。

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)
敷地境界の被ばく線量評価の変更(13日参照)とサブドレンの浄化設備について。

5、6号機の廃炉を決定した。
福島第一原子力発電所5号機および6号機に関する電気工作物の変更届出について(プレスリリース)
(コメント)福島第一原子力発電所5号機および6号機の廃炉について(プレスリリース)
福島第一原子力発電所5号機および6号機の今後の活用方法について(PDF 194KB)
今日の取締役会で5、6号機の廃炉を決定し、経産大臣に平成26年1月31日付で廃止する届出をした。今後はモックアップ試験に活用する。6号機では炉内の燃料は使用済燃料プールへ移動がすでに完了し、5号機は2014年上期に原子炉から使用済燃料プールへ移動する予定。最終的にはいずれも共用プールへ燃料を移送することになるが、5、6号機は設備が健全なので1-4号機の燃料移送を優先する。
こういうのはモッタイナイって言わないの?


ニコ生
【12/18・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2013.12.18(水)17時30分 ~

2013年12月17日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 101KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点 18時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、9日より停止していたが10:20に再開。移送先は3号機T/B地下。

3号機使用済燃料プール内の大型ガレキ撤去作業を14:40に開始した(昨日開始の予定が強風で延期していた)。
3号機T/B地下たまり水移送、12日よりプロセス主建屋への移送を継続していたが16:45に停止。16:00より雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)への移送を開始。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、昨日に続き10:00-15:00に実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より運転中。
水処理装置、SARRY、12日より停止中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開、対策の有効性確認のため11月29日より停止中。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。12月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。

H4エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
H4エリアのウェルポイントからの地下水くみ上げを10日より実施中。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 121KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 106KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約6,400m3
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.1-16からの地下水くみ上げを10日より試験的に実施中。
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 護岸地下水汲み上げ水(PDF 81.3KB)
16日採取の観測孔No.0-3-2からのくみ上げ水の分析結果で、全βが63,000Bq/Lだった。前回(13日採取)はNDであること、近くの観測孔(No.0-3-1とNo.0-1-2)で15日に採取した分がNDであること、16日にNo.1-16(全βが1,700,000Bq/L)の採取・分析をおこなっておりこれが混入した可能性もあることから、今日、No.0-3-2で再度の採水・分析をおこなう。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 護岸地下水汲み上げ水(その2)(PDF 91.3KB)
No.0-3-2で再度の採水・分析の結果、全βはNDだった。この結果と、近傍のNo.0-3-1とNo.0-1-2で高い値が検出されていないこと、No.1-16の資料を同時に扱っていたことから、16日採取分の分析値は試料に放射性物質が混入したのものと判断し参考値とする。
福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報79)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報80)(報道関係各位一斉メール)

海側遮水壁工事で係留装置(40tアンカー)回収作業のため、1-4号機取水口付近に設置したシルトフェンスの開閉を12:40-13:30と14:45-15:20の2回実施した(昨日16日実施予定だったが強風で延期になっていた)。


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(12月17日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年12月16日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 98.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点 18時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、9日より停止中。

14日に3号機R/B5階中央部近傍(機器貯蔵プール側)で湯気が確認されていたが、今日07:48頃、湯気が見えないことを確認。07:50の気温5.8℃、湿度44.9%。プラント状況、モニタリングポスト指示値には異常なし。
3号機使用済燃料プール内大型ガレキ撤去作業、今日より開始の予定(13日参照)だったが強風の影響で延期。
3号機T/B地下たまり水移送、12日より継続中。

4号機からの燃料取出し作業、今日までに4回のキャスク移動を完了。共用プールへ移送した燃料は88/1533体(使用済燃料が66/1331体、新燃料が22/202体)。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、11月12日より停止していたが今日10:00-15:00に実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より運転中。SPT(B)の水位計の電源切替え(13日参照)のため07:02-07:40に停止。
水処理装置、SARRY、12日より停止中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開、対策の有効性確認のため11月29日より停止中。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。12月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。

H4エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
H4エリアのウェルポイントからの地下水くみ上げを10日より実施中。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 121KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 106KB)

地下貯水槽からの漏えいの件。
7日より地下貯水槽No.2で、今日より地下貯水槽No.7で、浮き上がり対策を実施。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約6,382m3
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.1-16からの地下水くみ上げを10日より試験的に実施中。
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。
福島第一原子力発電所 護岸エリアの状況について(PDF 429KB)
地下水位の状況と地盤改良工事進捗。地盤改良工事の図で、地盤改良材(水ガラス)打ち込みを示す丸印のうち、大きい丸は直径140cm、小さい丸は直径100cmのもの。現場の状況に合わせて選んでいる。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 202KB)
観測孔No.1-16の全βが高い状況が続いているが、1-2号機間ではウェルポイントによる地下水くみ上げを継続しており、1-2号機間エリア内での地下水の動き(No.1-2など全βが高くトレンチからの漏えいが疑われていた地下水が移動して来ている)が影響しているものと考える。


ニコ生
【12/16・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2013.12.16(月)17時30分 ~


2013年12月15日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点 18時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、9日より停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、12日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、11月12日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より運転中。
水処理装置、SARRY、12日より停止中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開、対策の有効性確認のため11月29日より停止中。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。12月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。

H4エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
フランジ型タンクに新設した水位計による常時監視(9月6日参照)を今日より開始した。すべてのフランジ型タンクへ水位計を新設する作業が11月29日完了していたが、今日までタンクパトロールでサーモグラフィーによる水位確認をしてきた。(以下、16日の会見より)11日に話のあった警報値の最適化についてはまだ検討中。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果 (南放水口・排水路)(PDF 121KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果 (H4エリア周辺)(PDF 106KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間に設置のウェルポイントから地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.1-16からの地下水くみ上げを10日より試験的に実施中。
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 護岸地下水汲み上げ水(PDF 84.1KB)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(12月15日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年12月14日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点 18時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、9日より停止中。

07:58頃、3号機R/B5階中央部近傍(機器貯蔵プール側)で湯気の発生しているのをカメラで確認。08:00の気温2.6℃、湿度70.4%。プラント状況、モニタリングポスト指示値には異常なし。
3号機T/B地下たまり水移送、12日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、11月12日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、12日より運転中。
水処理装置、SARRY、12日より停止中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開、対策の有効性確認のため11月29日より停止中。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。12月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。

H4エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果 (南放水口・排水路)(PDF 121KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果 (H4エリア周辺)(PDF 106KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間に設置のウェルポイントから地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.1-16からの地下水くみ上げを10日より試験的に実施中。
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 123KB)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 護岸地下水汲み上げ水(PDF 88.9KB)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(12月14日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年12月13日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 120KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点 18時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、9日より停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日12日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、11月12日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、昨日12日より運転中。
水処理装置、SARRY、昨日12日より停止中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開、対策の有効性確認のため11月29日より停止中。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。制御系の改造工事のため11日より停止していたが工事が完了したので17:22に処理運転を再開した。12月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。制御系の改造工事のため10日より停止していたが工事が完了したので17:37に処理運転を再開した。

H4エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
H4エリアのウェルポイントからの地下水くみ上げを10日より実施中。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 121KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 106KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約6,327m3
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを計画的に実施中(8日参照)
観測孔No.1-16からの地下水くみ上げを10日より試験的に実施中。
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。
タービン建屋東側における地下水および海水中の放射性物質濃度の状況等について(PDF 1.08MB)
モニタリングまとめグラフ、地下水位の状況、地盤改良工事進捗、モニタリングまとめ表。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 203KB)
観測孔No.1-16の12日採取分(3頁)全βが1,800,000Bq/Lで過去最高となっている。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 護岸地下水汲み上げ水(PDF 85.5KB)

海側遮水壁工事で資機材搬入のため、09:27-09:45および11:10-11:25に1-4号機取水口付近に設置したシルトフェンスを開放した。


その他


T/B地下たまり水の核種分析結果。3、4号機の6日採取分。
福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF 8.12KB)

流量計交換交換工事のためSARRYは昨日12日より停止しているが、16-17日に電源盤の点検をおこなう。このため16日にSARRYの電源を停止するが、SPT(サプレッションプール水サージタンク)(B)の水位計がこの電源の負荷であるため、当該水位計の電源切替えが完了するまでの間(2時間程度)、キュリオンセシウム吸着装置を停止する。STP(B)はSARRYおよびキュリオンセシウム吸着装置の処理水受けタンクとして使用しているので、水位監視できないと装置を運転できない。

海側遮水壁工事で資機材搬入のため、16日に1-4号機取水口付近に設置したシルトフェンスを2回開閉する予定。

11月28日に3号機使用済燃料プールの固定式監視装置のカメラが落下した件(12月6日参照)。7日に予備の固定式監視装置を設置し準備が整ったので、16日から使用済燃料プール内の大型ガレキ撤去を開始する。

高温焼却炉建屋設備および1号機T/Bで止水対策を実施する。
PDF資料がみつからなーい←(1月2日追記)12日の第4回汚染水対策現地調整会議の資料76頁に詳細がある。
建屋へつながるトレンチやダクトなどから地下水が流入している場所の調査を実施した(8月29日、9月4日参照)。これらの流入個所について止水方法の検討がまとまり、来週から作業をおこなう。

敷地境界での線量評価を変更した。
福島第一原子力発電所敷地境界線量評価の変更について(PDF 1.16MB)
タンクの増設(G3、J1エリア)にともない評価をしなおした。また、前回の評価(5月7日参照、その後10月15日にも記事あり)では敷地を4つのエリアに分けて線量が最大になるエリアの評価値(7.8mSv/year)を採用していたが、今回は敷地境界にそって評価地点を100ヵ所設置して各点について評価を実施した。その際、地形の高低を考慮に入れた。結果は、1mSv/yearを超える地点が敷地南側から南西側に15地点(敷地境界にあるタンク類からの影響が大きい)、そのうち最大が8.04mSv/yearとなった。今後、準備でき次第、この件について実施計画の変更認可申請をする。

構内排水路について調査をおこなった。
福島第一原子力発電所構内排水路の状況について(PDF 2.01MB)
構内にはA、B、C、K、物揚場の5つの排水路があり、PDF資料2頁の図にそれぞれの系統の集水エリアを色分けして示してある(A排水路:紫、B排水路:オレンジ、C排水路:ピンク、K排水路:緑、物揚場排水路:白。紫と緑の境界にあるのはK排水路。ということなのだけれど、私のPCでは色分けが表示されない。9頁の小さな図に色分け表示がある)。A排水路は港湾北側に、B-C排水路とK排水路は港湾南側に、物揚場排水路は物揚場に海への出口がある。それぞれの排水路で水質調査と底泥の調査および水の流れ具合などを調べた。K排水路という名称は、この排水路がもともと構内排水路と呼ばれていた事から来ているらしい。名前にD-Jのつく排水路は存在しない。
B-C排水路では、定例でおこなっている水質調査個所とは別に新規で4ヵ所の水質調査を実施(4頁)。いつも全βの高いB-0-1(ふれあい交差点付近)に対して上流の2ヵ所はそれほどでもなく、原因はこの周辺にあると見て清掃等をおこなう必要があると考える。
A排水路では、水質調査で①と②が高かった。上流の④は低かったので、別の上流が原因かもしれず、こちらの清掃を検討する。
K排水路は、水質調査で③と⑤が高め。③は35m盤と10m盤の境界になっている法面の直下にあるので、法面に降ったフォールアウトなどが集まりやすい場所であり、清掃を進めていく。
物揚場排水路の水質調査では、顕著な汚染はなかった。
規制委のサイトの被規制者等との面談(沸騰水型軽水炉)の資料にこの関係のものがある。
H25年11月29日「東京電力福島第一原子力発電所における排水路の流水状況に係る面談」資料【PDF:822KB】
H25年12月3日「東京電力福島第一原子力発電所における排水路の流水状況に係る面談」資料【PDF:1.0MB】
H25年12月4日「東京電力福島第一原子力発電所における排水路調査に係る面談」資料【PDF:196KB】

事故調査で未確認・未解明の事項について、判明した分を報告。
「福島原子力事故における未確認・未解明事項の調査・検討結果~第1回進捗報告~」について(プレスリリース)
「福島原子力事故における未確認・未解明事項の調査・検討結果のご報告 ~第1回進捗報告~」(概要版)(PDF 1.25MB)
この件は原子力改革特別タスクフォースがやってるので広報部は関与しないらしく、定例会見では説明されず。報道によれば、消防車からの注水が原子炉以外へ流れていた可能性と、3号機で高圧注水系(HPCI)による注水か不十分だった可能性について、検証したらいしい。


ニコ生
【12/13・17:30開始】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2013.12.11(金)17時30分 ~

2013年12月12日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 117KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点 18時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機使用済燃料プール代替冷却系、弁簡易点検にともない09:58-13:30に停止した。プール水温は停止時、起動時ともに14.8℃。
2号機T/B地下たまり水移送、9日より停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、9日より停止していたが17:45に再開。移送先はプロセス主建屋。

4号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 79.5KB)(12月20日公開)
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、11月12日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、11月6日より停止していたがSARRYが停止する(下記参照)ため15:00に起動し定常流量(35.2m3/h)に到達。15:17に運転状況に異常ない事を確認。
水処理装置、SARRY、8月1日より運転していたが流量計交換工事のため07:31に停止した。18日まで停止の予定。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開、対策の有効性確認のため11月29日より停止中。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。制御系の改造工事のため昨日11日より停止中(13日までの予定)。12月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。制御系の改造工事のため10日より停止中(13日までの予定)。

H4エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
H4エリアのウェルポイントからの地下水くみ上げを10日より実施中。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 279KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 56.6KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(揚水井)(PDF 47.9KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約6,308m3
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを10日より今日まで試験的に実施した(8日参照)
観測孔No.1-16からの地下水くみ上げを10日より試験的に実施中。
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを11日より試験的に実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 120KB)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果 護岸地下水汲み上げ水(PDF 81.9KB)


その他


11月8日にユニック車へ給油する際に軽油を3L漏らした件。その後の調査で、作業改善を目的にタンクローリー車の設備の一部(給油ホース)を改造したことが一因であることが判明。なお、この改造については消防法違反が疑われたことから、その内容について所轄の双葉消防本部に報告した結果、消防法に基づく違反(無許可変更)であると判断され、施設(タンクローリー車)の使用停止命令を12月3日付で受領。今後、速やかに是正処置を行う予定。

5号機補機冷却海水系は、ストレーナ点検及びタービン補機冷却水系熱交換器(A)海水入口弁および海水出口弁の点検を行うため11月25日より停止しており、点検期間は12月13日までの予定だったが、他の作業の影響によりこれを20日まで延期する。

海側遮水壁工事で資機材搬入のため、明日13日に1-4号機取水口付近に設置したシルトフェンスを2回開閉する。

今日、第4回汚染水対策現地調整会議があった。
【資料1】汚染水に関わる現場進捗状況(5.71MB)
【資料2】福島第一原子力発電所の緊急安全対策 実施状況(1.94MB)
【資料3】福島第一原子力発電所汚染水対策の対応(7.79MB)
タンクパトロールの的確実施(4頁)。測定手順ジオメトリー統一について(測定距離統一のために動線マーキングを実施、などなど)。
フランジ型タンクに設置した水位計による水位監視(15頁)。収集したデータにもとづき当面の警報設定値を-0.6mm/h(24時間変化率)とし、1月末に見直す。
堰のかさ上げ(鋼材による30cmかさ上げ)の実施状況(22頁)。配管取り合い部や排水枡設置部の様子の写真。
堰追設の進捗状況(25頁)。鋼製角形タンク周囲の堰追設および鉄板堰のコンクリート化の状況。
今後のタンク増設計画(29頁)。新設・リプレースで設置するタンクの規格として、JSMEを満たすには時間がかかるため、一部エリアではJISを採用する。
タンクエリア基礎コンクリート表面の清掃・塗装(35頁)。11日時点で7/26エリアで塗装完了。塗装後、堰内にたまった水を分析した結果、90Sr濃度は塗装前と比べて1/5-1/10に減少。塗装完了したエリアへの立ち入りには靴カバー運用とし、外からの持ち込みを防止する。
タンクの雨樋設置工事(38頁)。雨水抑制対策の範囲と優先順位(エリアごと)。H2南エリアで実施した雨樋モックアップの写真あり。優先順位1(H2南、H3、H4東、H4北、B南)は12月中に完了の予定。
貯蔵している排水基準越えの雨水の対応(44頁)。タンクエリア堰内たまり水のうち排出基準を超えるものは地下貯水槽No.4およびNo.7と4000m3ノッチタンク群へ貯蔵している。これらのたまり水からは90Srが検出されているがγ核種はほとんど含まれない。これをRO装置で処理した後に排水することを計画している。地下貯水槽の分は既存の遊休RO装置を復旧、4000m3ノッチタンク群の分は新設RO装置を設置、現在、性能試験をかねた試運転を実施中。RO装置で処理後の水は放出基準を満たす見通し。実施計画の申請をおこない、認可を受けて早期の運用を目指す。53頁に設備設置位置の地図。
アウターライズ津波による建屋地下たまり水流出防止対策(54頁)。1-4号機建屋と集中廃棄物処理施設建屋で、階段・吹き抜け・ガラリなどの開口部を閉鎖。
1号機取水口北側の追加観測孔での地下水水質調査(64頁)。観測孔No.0-1周辺で実施中。全βは全体に低い。トリチウムについては、全層で採水しているNo.0-1に比べて上層のNo.0-1-1は低く下層のNo.0-1-2は高い。南側のNo.0-3-1(上層)はND、No.0-3-2(下層)はNo.0-1-2と同レベル。全層のNo.0-4はNo.0-1と同レベル。No.0-2(全層)は低濃度だが11月中旬より上昇傾向。10m盤の1T-6ではトリチウムは低いが全βが高く、1T-4と同じ傾向。10日よりNo.0-3-2またはNo.0-1-2から地下水をくみ上げ、トリチウム濃度の変化を見る。
C排水路の放射線モニター(68頁)。機器の据え付けが終了。試運用を開始してデータを蓄積し、警報の設定値を決める。本運用開始は1月以降。
B排水路の暗渠化(72頁)。上流側はダブルプレスト管およびFRP管の埋設形式、下流側はFRPふた形式。12月中に工事、1月に仕上げ・片付け等の予定。75頁にB排水路ライニング実施状況の写真。
高温焼却炉建屋・1号機T/B(コントロールケーブルダクト)の止水工事(76頁)。8月30日の調査でダクトから建屋に地下水が流入しているのを確認(9月4日参照)。これらの個所について、止水工法がまとまったので工事に着手する。来年3月には止水が完了する予定。
海側遮水壁の進捗(84頁)。第1工区(港湾内)の鋼管矢板打設は4日までに9本を残していったん完了(閉塞するのは竣工前。11月15日参照)。89頁に鋼管矢板の継手の止水処理概要図あり。
【資料4】ファイバー検出器を用いた汚染水漏洩監視に関する測定試験結果について(1.24MB)
タンクまわりにPSF(Plastic Scintillation Fiber)を配置して、漏えいを面的に監視する。
【資料5】廃炉・汚染水対策についてのプロジェクト・マネジメント強化について(254KB)
【参考】予防的・重層的な対策の全体像(974KB)


福島第一原子力発電所プラント状況等のお知らせ(12月12日 午後3時現在)(PDF、1Fプレスリリース)

2013年12月11日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 140KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点 18時時点

1号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 84.1KB)(12月20日公開)
1号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.5KB)(12月20日公開)
1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、9日より停止中。

10:20頃、3号機使用済燃料プール代替冷却システム2次系(A系)の金属フレキシブルホース継ぎ手部からろ過水が5秒に1滴程度滴下していることを発見。漏えいした水は約50cm×約40cmの範囲で地面に染み込んでいる。漏えい個所は熱交換器(A系)2次系入口弁と熱交換器間の接続部で、熱交換器(A系)の隔離を11:05に実施し、11:17に滴下が止まったことを確認。なお、使用済燃料プールの冷却については、引き続きB系において継続している。
福島第一原子力発電所3号機使用済燃料プール代替冷却システム二次系からの水漏れについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所3号機使用済燃料プール代替冷却システム二次系からの水漏れについて(続報)(報道関係各位一斉メール)
3号機T/B地下たまり水移送、9日より停止中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、11月12日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、11月6日より停止中。
水処理装置、SARRY、8月1日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。当面は3系列中の2系列による運転を実施することで、2系列運転の稼働率を向上させていくこととし、準備が整い次第、3系列同時運転を実施する予定。
A系:3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開、対策の有効性確認のため11月29日より停止中。
B系:6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。制御系の改造工事のため09:50に停止(13日までの予定)。12月下旬に腐食対策の有効性確認のため停止する予定。
C系:腐食対策を講じて9月27日に開始した。制御系の改造工事のため昨日10日より停止中(13日までの予定)。

H4エリアタンクからの漏えいの件(8月19日参照)
H4エリアのウェルポイントからの地下水くみ上げを10日より実施中。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 121KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 106KB)

10:50頃、Cエリア北東側に設置している鋼製角型タンク上部から1秒に3滴程度の滴下があることを発見。当該タンクは濃縮水受けタンクで、当該タンク水位は86.9%、タンク上部から確認したところ、液面は天板から50-60cm程度。当該タンク上部から滴下した水たまりの表面線量率は0.02mSv/hであり、バックグランドと同等であることを確認。また、当該タンク上部には雨水が溜まっている状況であった。これらのことから、タンク上部からの滴下は、タンク内部からの漏えいではなく、雨水であると判断。なお、滴下した水は約60cm×約60cmの水たまりとなり、堰内に留まっている。
淡水化装置3(逆浸透膜式:RO-3)ジャバラハウス南側に設置されている横型タンクからの水漏れについて(報道関係各位一斉メール)
淡水化装置3(逆浸透膜式:RO-3)ジャバラハウス南側に設置されている横型タンクからの水漏れについて(続報)(報道関係各位一斉メール)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約6,291m3
2-3号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを10日より試験的に実施中(今日は09:40-14:00)(8日参照)
観測孔No.1-16からの地下水くみ上げを10日より試験的に実施中。
観測孔No.0-3-2でトリチウムが検出されているので、この観測孔からの地下水のくみ上げを今日より試験的に実施する。
福島第一原子力発電所護岸エリアの状況について(PDF 608KB)
地下水位の状況、地盤改良工事進捗。観測孔No.1-16の水位計は、地下水くみ上げを開始したため9日に撤去した。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 201KB)


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第129報)(プレスリリース)

2号機使用済燃料プール代替冷却系、弁簡易点検にともない明日12日に約3時間停止する。11:00のプール水温は15.0℃、冷却停止時のプール水温上昇率評価値は0.166度/hで、停止中のプール水温上昇は約0.5度の見込み(運転上の制限値は65℃)。

水処理装置、SARRYで流量計交換工事を行うため、12-18日に装置を停止する。

11月8日に発表した緊急安全対策の進捗報告2回目(1回目は11月13日)
福島第一原子力発電所の緊急安全対策進捗状況(PDF 623KB)
敷地内除染計画(2頁)。作業環境改善のために敷地内の除染を進める。汚染度や汚染の状況などにより敷地をIエリアからVエリアまで分類。アスファルト舗装(表土を除去して砂利を敷いた上を舗装する)をして線量の低減を図る。また、ガレキ撤去、高線量設備・施設の遮へい、路面清掃や路側帯の砂・土の集塵などをエリアの状況によって実施していく。年度内に数μSv/hのエリアを作りたい。
アスファルト舗装(フェーシング)は、除染・線量低減だけでなく、ダストの舞い上がり防止、敷地内の地下水位の低下にも資する。現在問題となっている汚染水は地下水が建屋地下に流入する事で日々増加しているが、この地下水の起源はおもに構内に降った雨水が地下に浸透したものである(地質断面図を見ると、建屋周辺の透水層(中粒砂岩層)はほぼ敷地内に分布しているので。たとえば、10日の汚染水処理対策委員会の資料(福島第1原子力発電所を対象とした 地下水流動解析)を参照。)。したがって、敷地内をフェーシングして雨水の浸透を防止すれば地下水位の低下(すなわち建屋へ流入する地下水量の低減)が期待される。しかし、地下水の流れは遅いので、フェーシングによる効果が現れるには数年はかかるだろう。したがって、汚染水問題の解決には、フェーシング以外に地下水バイパスやサブドレンの復旧など効果がすぐに現れる対策を並行しておこなう必要がある。
4号機オペフロの線量低減対策(6頁)。燃料取出し作業に従事する作業者の実績最大線量率70μSv/hを1/2-1/3程度に低減する事を目指して、遮へい材を設置する。場所は、燃料取出し用カバーの3号機に面している壁(足場を組んで設置)とFHM(燃料取扱機)トロリーの手すりの2ヵ所。なお、4号機燃料取出し作業による作業者の被曝は、11月18日から12月6日の間の実績で平均0.1mSv/日・人。この間の累積では燃料取出し・キャスク装填作業が0.26mSv/人、キャスク構内移送で0.43mSv/人(キャスク構内移送が高いのは、4号機R/Bの外で3号機R/Bなどから直接線による被曝があるためではないか。同時期の所内全体の作業者の平均被ばく線量が0.74mSv/人)。
暫定事務棟の設置(10頁)。11月に着工。来年6月に使用開始予定。
大型休憩所の設置(12頁)。1月着工予定。来年12月に使用開始予定。1200人収容規模(既存の休憩所と合わせて2000人を収容できるようになる)。WBCは現在Jビレッジと2Fにあるが、ここにも設置してタイムリーに受検できるようにする。暫定事務棟と大型休憩所はいずれも非管理区域となるよう線量低減対策を実施する。
フランジ型タンクへの水位計設置(13頁)。フランジ型タンク297基への水位計の設置はすでに完了し、9日以降順次監視運用中。5mm程度の水位変化をとらえる能力があるが、タンクの温度変化によりこの程度の水位変動がある(タンクが膨張する)ため、警報設定値をどうするか水位データを取って検討中。

実施計画の変更認可を規制委に申請。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)

旧事務本館にある図面等の資料の持ち出しについて質問に答えて)当該の資料は汚染されているため外に持ち出す事が難しい。必要な資料についてはカメラで撮影するなどして電子データとして持ち出すなどの工夫が必要であり、今後対応を考えていきたい。


ニコ生
【12/11・17:00開始】東京電力「汚染水・タンク対策本部」記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2013.12.11(水)17時 ~