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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2017年4月30日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業。次回作業(5月9日(火))まで休工。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、09:38に一時貯水タンクDから排水を開始
(以下、5月1日の会見資料より)16:27に排水を停止。排水量は995m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(26日採取)と集水タンクNo.2(24日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 67.2KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が890Bq/L、第三者機関が970Bq/L。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。29日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 94.0KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。28日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 190KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)



2017年4月29日(土・昭和の日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
次回作業は5月9日に柱・梁取り外しを実施する予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。27日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 120KB)
No.10のトリチウムは1800Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(25日採取)と集水タンクNo.1(23日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が820Bq/L、第三者機関が890Bq/L。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。28日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 92.5KB)



福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)

2017年4月28日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し。作業時間は08:10-09:17。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。来週は休工。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:09-15:37に一時貯水タンクCから排水を実施。排水量は796m3


その他

月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省へ提出。
東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について(プレスリリース)
3月の外部被曝線量の最大値は18.92mSv、平均値は0.54mSv(APD値)。
年度末の集計あり。

水処理週報

2017年度の海域モニタリング計画
当社における海域モニタリング計画(2017年度)(PDF 428KB)

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。27日採取分の分析結果と26日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 229KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。26日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況について(PDF 3.56MB)



福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)



2017年4月27日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し。作業時間は08:10-09:59。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

11:38頃、RO膜型淡水化装置(RO3)の上流側フィルターのドレン弁の継手から水の滴下があるとの連絡があった。滴下した水は堰内にとどまっており、堰外への漏えいはない。滴下した水がたまった範囲は約6m×3m。当該設備を停止し、水の滴下は止まったことを確認。念のため、滴下を確認したドレン弁下部をビニールで養生。また、滴下した水のスミア法による放射能の確認結果は、バックグラウンド(0.1mSv/h)と同等。なお、水が滴下した箇所については、吸水マットを設置し水の回収作業を行う。
RO3の系統内の水の分析結果は、直近(4月18日)で、137Csが9.7×10-1Bq/cm390Srが6.7Bq/cm3
RO膜型淡水化装置は、状況に応じて使用している(炉注水循環は建屋内RO装置を経由する小さな循環で実施している)。
福島第一原子力発電所構内の既設淡水化装置(RO-3)からの水の滴下について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所構内の既設淡水化装置(RO-3)からの水の滴下について(続報)(報道関係各位一斉メール)

サブドレン他水処理施設、10:05に一時貯水タンクBから排水を開始
(以下、28日の会見資料より)16:52に排水を停止。排水量は988m3


その他


トレンチ内のたまり水の調査
(2016年度分)の結果。
福島第一原子力発電所のトレンチ内で発見された放射性物質を含む溜まり水の点検について(平成28年度)(PDF 158KB)
2011年12月18日に共用プールダクトのたまり水が発見されたのをきっかけに毎年行っているもの。

1-4号機R/B上部でのダストサンプリング結果1-3号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリング結果。1号機は10日、2号機は7日、3号機は4日、4号機は3日に実施。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 13.5KB)
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 80.6KB)
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 11.6KB)
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 14.4KB)
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.14KB)
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.16KB)
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 69.3KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF 20.0KB)
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 11.7KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(23日採取)と集水タンクNo.3(21日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が850Bq/L、第三者機関が920Bq/L。明日28日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。26日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 242KB)

凍土遮水壁の状況
陸側遮水壁の状況(第二段階)(PDF 7.69MB)

実施計画の変更認可申請(2016年12月22日提出)の一部補正を昨日26日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:建屋に貯留する滞留水管理について除外項目追加。

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第41回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(5.03MB)
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(8.37MB)
3号機燃料取出し用カバー設置工事(1頁右)。
【資料3-1】汚染水対策(20.1MB)
凍土遮水壁の状況(通しで2頁)
2号機復水器内ホットウェル天板上部貯留水水抜きの実績(37頁)
サブドレン他浄化設備A系の供用開始(42頁)
たまり水のあるトレンチ等の対応状況(68頁)
【資料3-2】使用済燃料プール対策(4.86MB)
1号機R/Bカバー解体工事(17頁)
3号機燃料取出し用カバー等設置工事(18頁)
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(2.91MB)
1号機格納容器内部調査(B2調査)堆積物サンプリングおよび温度計・⽔位計の復旧(通しで3頁)。
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(1.56MB)
増設雑固体廃棄物焼却設備(通しで5頁)
【資料3-5】循環注水冷却(493KB)
1号機使用済燃料プール崩壊熱低下にともなう温度確認の実施結果(通しで3頁)
【資料3-6】環境線量低減対策(15.6MB)
1F構内の線量状況(通しで54頁)
敷地境界連続ダストモニター(MP8近傍)警報発生(62頁)。時系列(63頁)。ダストモニターのグラフ(65頁)。詳細データの確認(67頁)、β放射能濃度の指示値が変動しているが、α放射能濃度及びγ補正係数率には変動がない。詳細データについて調査を実施中。連続ダストモニター誤警報防止対策の実施状況(69頁)、全局舎にノイズ抑制機器を設置(2016年12月完了)、結露追加対策(吸気ホースを短くする(70頁)、吸気ラインに恒久的な保温加⼯、2017年3月完了)、高BG対策(遮蔽材の設置(71頁)、2017年3月完了)、測定時間の延長(2016年11月21日参照)(測定値のバラツキ抑制、2016年12月完了)。
普通に働ける現場へ 福島第一原子力発電所の作業環境の今(03:57)(動画)
【資料3-7】労働環境改善(3.31MB)
2016年度災害発生状況、2017年度安全活動計画(通しで3頁)
【資料4-1】廃炉国際共同センター国際共同研究棟の開所(1.63MB)
【資料4-2】1.2号機・3.4号機排気筒東側の臨時点検(1.12MB)
【資料4-3】1号機タービン建屋におけるマルチコプター「RISER」による線量評価の適用性試験(767KB)
【資料4-4】平成28年度補正予算等「廃炉・汚染水対策事業費補助金」に係る第一次・第二次公募の採択結果(160KB)

放射線データの概要4月分(3月30日~4月26日)(PDF 1.77MB)




ニコ生
【2017年4月27日】東京電力「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年04月27日 - Twilog




2017年4月26日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 141KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日に冷却を停止(5日参照)。停止時のプール水温は26.2℃。今日26日のプール水温は29.2℃。
5日以降のプール水温の推移から、代替冷却系による冷却を停止した状態でも自然放熱によりプール水温が安定することを確認した(3月30日参照)。14:14に熱交換器への通水を行い、代替冷却系による冷却を再開。冷却再開時のSFP水温度は29.2℃。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し。作業時間は08:08-09:34。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:05に一時貯水タンクAから排水を開始
(以下、27日の会見資料より)15:32に排水を停止。排水量は794m3


その他


3月のR/Bからの追加的放出放射能量の評価結果
原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果(2017年3月)(PDF 612KB)
1-4号機R/Bからの放出は2.5×104Bq/h未満で、放出管理の目標値(1.0×107Bq/h)を下回っていることを確認。また、これによる敷地境界の空気中放射能濃度は134Csが2.6×10-12Bq/cm3137Csが4.8×10-12Bq/cm3であり、これが1年間継続した場合の敷地境界における被曝線量は0.00024mSv未満となる。評価の詳細は3頁以降。評価方法は2015年4月30日を参照。

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。24日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは180Bq/L。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 79.3KB)
2015年11月12-16日と2017年3月2日-4月20日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 79.3KB)
24日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(22日採取)と集水タンクNo.2(20日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が880Bq/L、第三者機関が940Bq/L。明日27日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。25日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 94.1KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。24日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)

福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋滞留水移送停止について(続報)(報道関係各位一斉メール)
詳細は昨日25日を参照。


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)





おまけ


核燃料取り出しロボット 三菱重工、神戸で公開(神戸新聞NEXT)
三菱重工が開発したデブリ取出し用のアーム型ロボットを神戸造船所で公開したという記事。以下、引用。
格納容器内部からのデブリの取り出しについては、上部から取り出す方法を日立と東芝、横からの方法を三菱を含めた3社が開発中で、今年夏ごろにどの会社の工法を使うが決まる見通しだ。
三菱重工の姉川弘明・原子力中長期措置対策グループ主幹技師(59)は「ゴーサインが出れば、廃炉工程表にある2021年前後にデブリを取り出せる」と自信を示した。
こないだ、田原総一郎の書いた日経ビジネスの記事「日本で原発議論が進まない真の理由」で、燃料デブリ取出しは非現実的であり地元が反発するからやると言っているだけ、という話があった。廃炉なんてできっこないと根拠なく言う人はツイッターランドにはいっぱいいて、本当のところはどうなんだろうと思わなくもないのだけれど、こういう記事を見ると、開発に携わる人はやる気満々なんだと言うことがわかる。
IRIDの2016年夏のシンポジウムの動画が公開されているのを最近見たのだけれど、実際に廃炉の計画に参加している人はさすがに言うことが違って、具体的な見通し(と、具体的に見通せない部分)について言及されていた。やっぱり、こういう人たちの言うことを聞くと納得することが多いなぁと思った。
印象に残った話:1FはTMIと違って原子炉の損傷が激しく建屋内の汚染もひどいので、燃料デブリの状況を知るのが難しい。このため、デブリ取出しの技術開発にあたっては、最適化がすぎるのも良くない。このことは、開発した技術がデブリ取出しには使えないケースが多々あることをも意味するけれど、それについて悲観する必要はない。なぜなら、その技術は廃炉以外の他の場面においては有用である可能性があるから。また、廃炉が完了するまでは30-40年、あるいは60年を要する見通しで、その間に行われた研究についてデータベース化する必要がある。これは、同じ研究を繰り返す愚を防ぐだけでなく、一度は実用化に失敗したテーマも10年後には実用化可能な状況が生まれているかもしれないから。
そんな話を聞いていると、昨日今日の仕事の出来不出来に一喜一憂するのもバカみたいに思えてくる。今年夏に予定されているデブリ燃料取り出し方針の決定についても、その時点で判明していることから判断するっていうのは、当然といえば当然の話なんだなと理解した。「廃炉は世代のたすきリレー」ってIRIDの偉い人が言ってたけど、廃炉作業はそう言うスケールの話なのだなぁと改めて認識した。
技術開発というものそのものに馴染みがないので、計画通りにいかないと「なんて無駄なことを」とつい思っちゃうんだけれど、そもそもがそういう見方をするものじゃないみたい。ここら辺の認識の違いも、専門家とシロウトの間に齟齬を生じる原因のひつなのかもしれない。



2017年4月25日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

21:19頃、建屋たまり水移送端末装置において「操作装置異常」警報が発生、その後、2号機R/Bのたまり水移送ポンプが停止したことを確認した。警報発生時、当該端末装置の2系統あるサーバーのうち1系が停止したが、その後、自動で復帰したことを確認した。
また、警報発生時に運転していた1号機R/Bおよび1号機T/Bのたまり水移送ポンプについては、運転継続していることを確認している。
その後、23:10に当該端末装置サーバー1系の自動復帰後の監視状態が正常であること、および2号機R/Bたまり水移送装置の現場状況に異常がないことを確認したことから、23:24に2号機R/Bたまり水移送ポンプを起動し移送を再開した。
当該端末装置1系サーバーが停止した原因については、明日以降調査をおこなう。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋留水移送停止について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋滞留水移送停止について(続報)(報道関係各位一斉メール、26日公開)
このところ、伝送系、制御系の異常が続けて起きてる。トラブルは一回起きると続くものだけれど、同じようなものが続くのは何か理由があるのかしら。20日は1号機格納容器ガス管理システムB系で「核種分析装置(B)伝送異常」、22日には3号機R/Bダストモニターで伝送系のパソコンが停止。

(以下、26日の会見資料より)1-3号機使用済燃料プールで共用の2次系冷却設備の過剰な冷却(凍結)を防止するために、共用設備の空冷式熱交換器(エアフィンクーラー)を1月10日より停止していたが、この冬季運用を今日25日に終了し、エアフィンクーラーを起動した。1月10日参照。

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。今日25日のプール水温は29.4℃。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し。作業時間は07:58-09:40。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

地下水バイパス、10:49に一時貯留タンクGr2から排水を開始
(以下、26日の会見資料より)18:05に排水を停止。排水量は1794m3

サブドレン他水処理施設、09:59に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、26日の会見資料より)16:49に排水を停止。排水量は994m3


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。20日採取分(22日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 120KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(20日採取)と集水タンクNo.1(18日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が900Bq/L、第三者機関が960Bq/L。明日26日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクの詳細分析結果。一時貯水タンクBの3月1日採取分。
福島第一原子力発電所 サブドレン・地下水ドレン浄化水の詳細分析結果(PDF 14.0KB)

サブドレン他水処理施設、加重平均サンプル分析結果。2月分。
福島第一原子力発電所 サブドレン・地下水ドレン浄化水 加重平均サンプル分析結果(2017年2月分)(PDF 14.1KB)

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。24日採取分の分析結果と7-13日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 136KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)


2017年4月24日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 22.2KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。今日24日のプール水温は29.8℃。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し。作業時間は07:56-13:55。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:10に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、25日の会見資料より)16:49に排水を停止。排水量は966m3


その他


3/4号機排気筒の臨時点検を明日25日午前中に実施する予定。1/2号機排気筒で新たな破断箇所が見つかった(6日参照)のにともない、3/4号機でも点検を実施する。これまで観察できていなかった排気筒東側(T/Bの影になっている部分)を重点的に、4号機T/B屋上から調査する。17日参照。

ミュオン測定による炉内燃料デブリ位置の把握を3号機で実施する。
福島第一原子力発電所3号機 ミュオン測定による炉内燃料デブリ位置把握について(PDF 392KB)
今週に測定装置を設置し、5月から測定を開始、数ヶ月かけて測定する計画。装置は2号機と同じものを使用し、3号機T/B1階に設置する。原子炉と測定装置の位置関係は、2号機の際とほぼ同じ(圧力容器底部は測定範囲内)。これまでの評価結果では、3号機は全体の半分くらいのデブリ(2号機より多い)が圧力容器の下に落ちているという結果になっている。

地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 11.7KB)
12日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日25日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(19日採取)と集水タンクNo.3(17日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が960Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日25日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。23日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 94.0KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。13-19日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 215KB)
先週の報告では建屋への流入量が増えていたが、今週は低下している。たまり水の量の評価において建屋内の設備やポンプ台などの影響を再評価する作業について先週17日にも報告しているが、現在も作業中。


ニコ生
【2017年4月24日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年04月24日 - Twilog




2017年4月23日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。今日23日のプール水温は29.9℃。
1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

(以下、24日の会見資料より)昨日22日に3号機R/Bダストモニターの監視ができなくなった件。調査の結果、伝送系のパソコンが停止していた。これを再起動し、今日23日13:56にシステムが復帰した。警報発生の原因は調査中。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:07に一時貯水タンクEから排水を開始
(以下、24日の会見資料より)16:57に排水を停止。排水量は995m3


その他


地下貯水槽からの漏えい(2013年4月6日、5月16日参照)に関連して、地下貯水槽周辺の観測孔で3月1日以降に採取した地下水の全β放射能濃度が上昇した件(2016年3月2、3日参照)。
地下貯水槽No.6周辺の観測孔B1-B3で21日に採取した地下水の全β放射能で上昇が見られた(22日参照)。翌22日採取分の分析結果は以下の通りで、21日より減少している。
観測孔B1:110Bq/L(前回21日は330Bq/L)
観測孔B2:190Bq/L(前回21日は260Bq/L)
観測孔B3:260Bq/L(前回21日は290Bq/L)
その他の分析結果については、至近の分析値と比較して有意な変動は確認されていない。
引き続き、地下貯水槽周辺の監視を継続するとともに、全β放射能が上昇した原因を調査していく。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(17日採取)と集水タンクNo.2(15日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 128KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が870Bq/L、第三者機関が930Bq/L。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。22日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 268KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。21日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 158KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)



2017年4月22日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。今日22日のプール水温は30.0℃。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し。作業時間は08:22-09:46。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。下記のように3号機R/Bダストモニターを監視するシステムの警報が発生したが、1号機のダストモニターおよび構内のダストモニターに異常がなかったので、作業を実施した。
24日(月)の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。

05:24頃、3号機R/Bのダストモニターを監視するシステムの警報が発生。 1号機R/B
のダストモニター、構内ノーマスクエリアのダストモニター、敷地境界付近のダストモニターには有意な変動はなかった。警報の原因を調査中。
(以下、24日の会見資料より)警報発生後、監視できない状態になり、オペフロ作業は中止した。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。


その他


地下貯水槽からの漏えい(2013年4月6日、5月16日参照)に関連して、地下貯水槽周辺の観測孔で3月1日以降に採取した地下水の全β放射能濃度が上昇した件(3月2、3日参照)
地下貯水槽No.6周辺の観測孔B1-B3で21日に採取した地下水の全β放射能が、前回の分析結果と比較し上昇していることを確認。
21日の分析結果については、以下のとおり(前回の採取は3月28日):
観測孔B1:330Bq/L(前回は26Bq/L)
観測孔B2:260Bq/L(前回は検出限界値(24Bq/L)未満)
観測孔B3:290Bq/L(前回は検出限界値(24Bq/L)未満)
上記3カ所の観測孔では明日22日に再度、採取・分析を行う。
その他の分析結果については、至近の分析値と比較して有意な変動は確認されていない。
引き続き、地下貯水槽周辺の監視を継続するとともに、全β放射能が上昇した原因を調査していく。
20日に言及された規制庁との面談資料を見ると、観測孔B1-B3の全βはこれまでずっとNDだったみたい。
(以下、24日の会見より)B1-B3は現在、月1回の頻度でモニタリングしている。地下貯水槽No.6の周辺では、東側に隣接する地下貯水槽No.5の解体準備作業を実施中。また、西側ではH5エリアでタンク解体工事をおこなっている。

地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。20日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 154KB)
No.10のトリチウムは1700Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(18日採取)と集水タンクNo.1(14日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 67.1KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が900Bq/L、第三者機関が960Bq/L。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。21日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 242KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)

2017年4月21日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 22.5KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。今日21日のプール水温は29.6℃。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し。作業時間は08:08-09:27。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。


その他


水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第300報)(プレスリリース)

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。20日採取分の分析結果と19日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 229KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。19日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 158KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況について(PDF 3.55MB)

東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所および福島第二原子力発電所の防災訓練実施結果報告書の提出について(プレスリリース)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)



多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会(第4回)があった(議事録は次回の資料として配布されるので、第4回の分は第5回の資料1 第4回議事録(PDF形式:519KB))。福島県の漁業関係者の状況について北海学園大学の濱田教授が話をしたのだけれど、漁業関係者がALPS処理水の海洋放出に反対する際に言う「風評被害が出るから」というのは、「科学的に問題ないことはわかっているが、風評は防ぐことができないから」という意味ではないのだという。彼らは生理的にALPS処理水の海洋放出が許容できない、だけれど、それじゃ科学的に有効な根拠にならないから(16頁真ん中あたり「外部に説明しなくちゃいけないのはそこだけだと弱いから」)風評被害という理由を持ってくるのだ、と(流通セクターでも、東北産品を扱わない理由として、風評被害という言葉は便利に使われている、というような話が22-23頁にある)。
また、ALPS処理水のタンク貯留については、このまま海洋放出をしないで構内に貯め続けてくれればいい(19頁上から1/4ほど「とにかく陸上で汚染水を貯めるということについては、それについては、できればそれを続けていけば良いではないかというような感じ」)と。これについては、東電側も貯留によるリスクの低減で色々な努力をしているのが「もしかして海洋放出しなくても大丈夫なんじゃないの?」という気持ちを抱かせることにつながっているのかもしれない。でも、さすがにそれは現実的ではないのだろう。
漁業関係者の意向については、漁連の偉い人の公式コメントくらいしか表に出てこないので、この議事録に書いてあるような話はとても貴重だと思った。「風評被害」という言葉が、実態を掴むのが困難であるがゆえに人によって都合のいいように使われているという話は、とても興味深く納得のいくものだった。



2017年4月20日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.1KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

13:11頃、1号機格納容器ガス管理システムB系での監視ができない状態となった。その際に確認された警報は「核種分析装置(B)機器異常」「核種分析装置(B)伝送異常」「核種分析装置(B)放射能高」の3つ。B系で監視できていないのはガス放射線モニター(135Xe等)(希ガスモニター?)のみであり、水素・酸素濃度およびダスト放射線モニターの監視は正常にできている。A系は正常に動作しており、希ガス濃度を含め指示値に異常はなく、プラントデータ監視に支障はなし。また、プラントデータ(圧力容器底部温度、格納容器内温度等)の異常、モニタリングポスト指示値に有意な変動は確認されていない。B系で監視不能になった原因を調査中。
(以下、21日の会見資料より)調査を行った結果、核種分析装置(B)の現場監視装置ディスプレイにエラーメッセージ「ディスプレイドライバの応答の停止」が発生していたことを確認。また、実際に警報が発生していたのは「核種分析装置(B)伝送異常」のみであることがわかったことから、核種分析装置(B)の伝送異常により、監視が出来なくなったものと判断。
現場にて関連機器に異常がないことを確認した後、16:37に核種分析装置(B)を再起動。その後、核種分析装置(B)の指示値に異常がないことを確認したことから、17:57に監視可能な状態に復帰したものと判断。18:00時点の格納容器ガス放射能濃度は以下の通り:
135Xe A系 7.1×10-4Bq/cm3
135Xe B系 8.9×10-4Bq/cm3
なお、集中監装置側の警報「核種分析装置(B)機器異常」「核種分析装置(B)放射能高」については、伝送異常に付随して信号が入ってこない状態を示していた。今後、伝送異常が発生した原因を調査していく。
1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。今日20日のプール水温は29.3℃。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し準備。上段の柱・梁の取り外しは終了した。次は中段をやっていく。作業時間は12:10-14:25。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:10-15:20に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は750m3


その他


地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 78.9KB)
2015年11月12-16日と2017年3月2日-4月17日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。19日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 286KB)

凍土遮水壁の状況
陸側遮水壁の状況(第二段階)(PDF 7.35MB)
西側⑤は12月3日凍結開始でまだ0℃以上のところがあるが、温度低下の推移を見ているところ。山側は1カ所(西側③)をのぞいて凍結を開始しているので、まだ凍結していない場所が限られてきており、未凍結の場所では地下水の流れが集中するためにこれまでより凍結に時間を要しているのかもしれない。

(「地下貯水槽周辺の地下水モニタリングの頻度が少なくなっているようだが、どうなっているか」との質問に答えて)2016年3月に観測孔Aシリーズで全β濃度が上昇(2016年3月2、3日参照)して以降、監視を強化するためにモニタリングの頻度を上げていたが、規制庁との面談を経て4月より頻度を減らした(Aシリーズ観測孔は1回/4日を1回/月に)。理由は以下の3つ、「全β濃度上昇の原因は特定できていないが、監視強化以降の周辺観測孔の濃度の上昇は限定的かつ一時的であり、去年2016年10月中旬以降はほぼ検出限界値未満で推移」、「海側観測孔では有意な変動は認められていない」、「地下貯水槽の周辺地下水と貯水槽内残水の水位トレンドの関係より、地下貯水槽からの新たな漏えいは発生していないと推察」。なお、海側観測孔3は、地下貯水槽No.5の撤去およびタンクエリア拡張にともない廃止する。3月24日の規制庁との面談資料を参照されたし。
規制庁の面談資料(3月24日の「福島第一原子力発電所における循環注水冷却・滞留水等に係る定例会」の資料【PDF : 5MB】)9頁以降に記載がある。
こういうの、こっそりやるのよくないと思う。一言報告すればいい話なのに、聞かれないと言わないのはどうか。まぁ、一言じゃすまないかもだけど、それでもね。そういえば、海域のモニタリング計画についても毎年度はじめに資料が出てたけど、今年は見ないな。←28日に出た。


ニコ生
【2017年4月20日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年04月20日 - Twilog




2017年4月19日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.6KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。今日19日のプール水温は29.2℃。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し。作業時間は08:09-12:12。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:柱・梁取り外し準備(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:09に一時貯水タンクCから排水を開始
(以下、20日の会見資料より)16:52に排水を停止。排水量は977m3

09:08頃、H1東タンクエリア付近において、大型トラックの荷台の上で鋼材の積み下ろし作業をしていた男性作業者が足の付け根部を強打して負傷。09:15に入退域管理棟救急医療室に入室し医師の診察を受けたところ、緊急搬送の必要があると判断されたため、09:25に救急車を要請。当該作業員は意識があり、身体汚染はなし。09:57に救急車で1Fを出発し、いわき市内の病院へ搬送。病院で診察を受けた結果、「陰部打撲、会陰部血腫(1週間程度の入院治療を要する)」との診断。
福島第一原子力発電所構内における作業員の負傷について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所構内における作業員の負傷について(続報)(報道関係各位一斉メール)
(以下、20日の会見(41分くらい)より)作業者は40代。1-4号機ブルータンク仮置場整備の作業中で、ぶつかった鋼材(H鋼)は遮蔽として使用するもの。ブルータンクとは、横置き型溶接タンクのこと。1-4号機ブルータンクとはG1エリアの埋設タンク(14日参照)のことを言っているのかしら。


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。17日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは1900Bq/L。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 78.5KB)
2015年11月12-16日と2017年3月2日-4月13日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンク(14日採取)と集水タンクNo.3(12日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が890Bq/L、第三者機関が940Bq/L。明日20日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。18日採取分だが悪天候のため採取中止。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 264KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。17日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)



福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時30分現在】(プレスリリース)

2017年4月18日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.4KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。今日18日のプール水温は29.1℃。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し。作業時間は08:01-08:53。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

地下水バイパス、10:09に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、19日の会見資料より)17:35に排水を停止。排水量は1809m3

(以下、19日の会見資料より)16:40にサブドレン他浄化設備B系を起動した際、「B系列 流量高高」警報が発生し当該設備が停止。現場を確認したところ、当該設備において水の漏えいが無いことを確認。停止した原因については、系統内の空気だまりが影響を及ぼした可能性が考えられたことから、ベント操作を実施。その後、20:22に当該設備を再起動し、運転状態に異常はなく、系統流量が安定していることを確認。


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。13日採取分(15日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 153KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(13日採取)と集水タンクNo.2(11日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.8KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が910Bq/L、第三者機関が960Bq/L。明日19日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。17日採取分の分析結果と3月31日-4月6日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.32MB)

実施計画の変更認可申請(2015年6月9日提出)の一部補正を昨日17日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:集中廃棄物処理施設をバイパスする滞留水移送ラインの設置。2015年6月10日参照。


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)



2017年4月17日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。今日17日のプール水温は28.9℃(1次系は循環しているのでプール水温は測れる)
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し。作業時間は08:13-09:26。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。

3号機使用済燃料プール代替冷却系1次系、電源停止作業にともなう事前準備のため10:11-11:48に停止。停止時のプール水温は31.0℃、起動後は30.9℃。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。


その他


地下水バイパス一時貯留タンクGrのサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 11.7KB)
5日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日18日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。16日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.31MB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。6-12日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 206KB)
建屋への流入量が前の週の約2倍になっているが、このところ建屋地下たまり水の水位が低下してきているため、たまり水水位がたまり水の容量を正しく反映していない可能性がある(ポンプ台や装置など、水でない分の容積分を正しく評価しきれていない)。今後、この点についてより精度を上げていく必要があると考える。

1号機格納容器内部調査(B2調査)ステップ3(堆積物のサンプリング)、取得した堆積物(10日参照)の簡易蛍光X線分析装置による分析は終わっているが、分析結果の評価をおこなっている。

(1/2号機排気筒で新たな破断が確認された件(6日参照)に関連して、規制庁から3/4号機排気筒についても調査の実施を検討するように指示が出ていたがどうなっているか、という質問に答えて)3/4号機排気筒の臨時点検は今月中に実施する予定。

実施計画の変更認可申請を14日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)
変更:中低濃度タンク(H4南エリア)の設置。



ニコ生
【2017年4月17日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年04月17日 - Twilog




2017年4月16日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。
1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:07に一時貯水タンクBから排水を開始
(以下、17日の会見資料より)15:26に排水を停止。排水量は771m3


その他


構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。15日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 286KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。14日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 190KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)



2017年4月15日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。
1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:18に一時貯水タンクAから排水を開始
(以下、16日の日報より)17:04に排水を停止。排水量は982m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。13日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは1800Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(11日採取)と集水タンクNo.1(9日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 69.1KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が890Bq/L、第三者機関が940Bq/L。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。14日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.31MB)



福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)

2017年4月14日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.9KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し。作業時間は08:07-11:12。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
17日(月)の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設浄化設備の新設分(A系)を16:25に運転開始した。2016年1月25日、10月24日参照。



その他


G1エリアタンクに貯留している水を移送する。
福島第一原子力発電所G1タンク水の移送について(PDF 462KB)
G1エリアのタンクリプレースにともない、タンクの残水(これ残水なの?貯留水じゃないの?)の移送作業を17日よりおこなう。G1エリアには横置き型溶接タンクが土中に100基埋設してあり、そのうち71基に残水(RO処理水。3月7日採取試料の全β濃度は298Bq/cc)が合計で約6200m3ある。これを、空気圧で押し出して抜き取る。この作業を7月下旬まで実施予定。その後、タンク底部に残る残水については、別工事で水中ポンプ等を利用して移送する予定。
G1エリアには横置き型溶接タンク(ブルータンク)が100基埋設してある。元々は、高濃度汚染水を緊急に移送する必要が生じた際(1-4号機建屋地下たまり水水位が周辺地下水位を超えそうな場合など)に受け入れるタンクとして設置された。その後、100基中72基にはRO処理水(RO膜型淡水化装置で処理した水。いわゆる淡水(炉注水に使ってる水))を貯留し、残り28基を高濃度汚染水受け入れ用として確保している(したがって現在は空)。72基の方はリプレースの対象になっていて、貯留しているRO処理水を空気圧で移送する試験を去年2016年に実施。その際に試験の対象となったのがG1エリアF-10タンク(PDF資料下の図に書いてあるのは、この時に構築した移送ライン。各タンク間は配管で連結されているが、この試験では、配管を閉じてF-10タンクを隔離して単独で実施したらしい)。試験移送については、規制庁との面談資料が出ている(6月3日(資料【PDF : 3MB】)と17日(資料【PDF : 4MB】)の「福島第一原子力発電所における循環注水冷却・滞留水等に係る定例会」の資料)。以下、これらの資料によると:G1エリアのタンクは(地上のタンクと違って低いところからくみ上げる必要があるから?)コンプレッサーで空気を送り込んで中の水を抜き取ることとする。この方法による移送は1Fでは初めてだったので試験を実施した。空気による圧送なので長距離の移送が難しいため、中継タンクとしてG1エリアの堰内に仮設プールを作って中継し、最終的に隣接のG3北エリアのH2タンクへ移送をおこなった。結果(17日の資料に現場の写真あり)は良好で、移送量は92m3(吸い込み配管ギリギリまで水抜きできた)。要した期間は5日間。今後、期間短縮を検討する。とのこと。
それで、この時の試験で72基中1基は移送が完了しているので、来週17日から残り71基について移送をおこなう、ということらしい。今度は各タンク間の配管を開いて連結した状態で移送するのではないかと思う。移送先のG3北エリアのタンクは溶接型で容量が1000m3なので、H2タンク1基では全移送量を賄えないので、何基か使うんだろう。
G1エリアの移送については、質問に答える形で2016年8月8日にざっくりした話があっただけで、詳しい話は出てなかったのではないか。てか、今日の資料は、なんでG1エリアの水移送だけ特別に資料が出たのかさっぱりわからず、すごい不親切だと思う。なんか、4月になってから広報のレベルが落ちた感じがするのは気のせいなのかしら。

3号機使用済燃料プール代替冷却系1次系、電源停止作業にともなう事前準備のため17日09:00頃から約5時間停止予定。停止中のプール水温上昇は1℃未満(温度上昇率は0.091度/h)と評価している。今日14日15:00現在のプール水温は29.6℃。

水処理設備内の処理水分析結果。採取個所は2011年11月18日の資料を参照。
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF 10.1KB)

魚介類のサンプリング結果
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF 90.2KB)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く)(PDF 135KB)

水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第299報)(プレスリリース)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(10日採取)と集水タンクNo.3(8日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.8KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が910Bq/L、第三者機関が970Bq/L。明日15日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。13日採取分の分析結果と12日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.31MB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。12日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況について(PDF 3.57MB)

実施計画の変更認可申請(2015年6月25日提出)が昨日13日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
認可:3号機使用済燃料プールの燃料取扱設備。

東京電力ホールディングス株式会社 経営技術戦略研究所への「福島廃炉技術開発推進室」の設置について(プレスリリース)



福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)


2017年4月13日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.8KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し。北西の柱を取り外した。作業時間は08:10-11:02。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。南側の梁を取り外す予定。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:05に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、14日の会見資料より)16:22に排水を停止。排水量は912m3


その他


サブドレン他水処理施設浄化設備の2系列化工事をおこなってきたが、準備が整ったので明日14日より新設のA系の運転を開始する。また、浄化設備の吸着塔出入口配管の漏えい(10日、12月22日参照)の件で、フレキシブルホースを合成ゴム製ホースに交換する作業を明日1日で実施する。柔軟性がある合成ゴム製に変更って高木さん言ってたけど、10日の会見で木元さんが言ってたのは、地下水ドレンは海際にあって地下水中の塩分濃度が高いために金属製のフレキシブルホースが腐食したのが漏えいの原因だったから、腐食しにくい素材に変更するって話だったよ。大丈夫かな。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 78.9KB)
2015年11月12-16日と2017年3月2日-4月10日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。12日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.28MB)

凍土遮水壁の状況
陸側遮水壁の状況(第二段階)(PDF 3.40MB)
12月3日に凍結開始した2カ所のうち、西側⑤(9頁)はまだ0℃以上のところがあるが、推移を見ているところ(もう1カ所の西側①(8頁)はすでに凍結している)。補助工法は1月の終わり頃に一旦終わっている。補助工法のスケジュールについては3月30日のPDF資料を参照。

実施計画の変更認可申請(2014年6月25日提出)の一部補正を昨日12日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:3号機使用済燃料プールの燃料取扱設備。規制庁との面談での指摘を反映した。


ニコ生
【2017年4月13日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年04月13日 - Twilog


2017年4月12日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.7KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し。作業時間は08:32-12:19。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、09:40に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、13日の会見資料より)16:08に排水を停止。排水量は939m3


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。10日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 154KB)
No.10のトリチウムは1800Bq/L。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 78.7KB)
2015年11月12-16日と2017年3月2日-4月6日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(8日採取)と集水タンクNo.2(6日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 17.0KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が860Bq/L、第三者機関が920Bq/L。明日13日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。11日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.31MB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。10日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 158KB)



福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)

2017年4月11日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.6KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し、ダストサンプリング(ウェル上)。作業時間は08:31-12:00。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

地下水バイパス、09:56に一時貯留タンクGr1から排水を開始
(以下、12日の会見資料より)17:05に排水を停止。排水量は1774m3


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。6日採取分(8日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 120KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(7日採取)と集水タンクNo.1(5日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が940Bq/L、第三者機関が990Bq/L。明日12日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。10日採取分の分析結果と3月24-30日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 275KB)

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)
変更:増設固体廃棄物焼却設備の設置。



福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】

2017年4月10日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 122KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。
1号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 13.5KB)(4月27日公開)
1号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.14KB)(4月27日公開)
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し、ダストサンプリング(ウェル上)。作業時間は08:17-13:37。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。5日に発生した梁吊り治具の不具合は修理が終了し、8日より作業を再開している。
規制庁の4月6日面談資料資料【PDF : 156KB】福島第一原子力発電所における1号機原子炉建屋カバー解体工事におけるカバー梁吊り治具の不具合に係る面談)に、6日に治具を取り外したところまでは載ってる。
明日の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:10に一時貯水タンクEから排水を開始
(以下、11日の会見資料より)16:54に排水を停止。排水量は981m3
06:37頃、サブドレン他浄化設備吸着塔2B入口弁付近で1秒に1滴程度で水の滴下がある
のを発見。
福島第一原子力発電所 サブドレン吸着塔2B入口配管付近からの堰内漏えいについて(PDF 394KB)
滴下した水は堰内にとどまっており、堰外への漏えいはない。滴下した水の広がりは約1.5m×8m×深さ1mm。06:43にサブドレン他浄化設備B系の供給ポンプ・加圧ポンプを手動停止。その後、当該滴下箇所からの拡大防止処置として、サブドレン浄化設備吸着塔を隔離し配管内の残圧を抜く操作を実施するとともに、漏えいした際の予防処置として取り付けてあったビニール養生の手直しを実施したことで、堰内への滴下は停止。08:50に滴下した水の表面線量測定を行ったところ、バックグラウンドと同等であることを確認。また、滴下箇所の付近には、サブドレン浄化設備以外の配管が設置されていないことから、滴下した水はサブドレンからくみ上げて浄化している水と判断。その後、堰内にたまった水の拭き取りを完了。
漏えいは、吸着塔2B入口配管(金属製フレキシブルホース)で発生、応急対策として当該フレキシブルホースを交換し、リークチェック後に運転再開の予定。サブドレン他浄化設備では11月15日、12月6日に同様の漏えいが発生しており、恒久対策としてフレキシブルホースを合成ゴム製ホースに交換する予定だった(12月22日参照)。実施計画変更にともなう使用前検査に合格後、この交換を実施する予定(早ければ今週末)。
福島第一原子力発電所のサブドレン浄化設備吸着塔(B)入口弁付近からの水漏れ発生について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所のサブドレン浄化設備吸着塔(B)入口弁付近からの水漏れ発生について(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


1号機格納容器内部調査(B2調査)ステップ3(堆積物のサンプリング)を6日に実施し、堆積物を採取した(6日参照)。サンプリングの装置(堆積物採取ユニット)については3月9日の資料を参照。給水ホースから吸い上げた堆積物を含んだ水は、一旦、レシーバータンクに貯めてから、その下にセットしてあるサンプリングボトルで受けて取り出す。レシーバータンクには線量計がついており、水+堆積物の線量は10mSv程度だった(サンプリングボトルの表面線量はまだわからない)。今後、簡易蛍光X線分析装置(2号機TIP案内管の調査をした際に採取された試料を分析したのと同じ装置。2013年11月28日参照。当該のPDF資料33頁に分析対象となる元素が示してある。簡易型って、ハンドヘルドのやつだ。これ、定性ならすぐに結果出るんじゃないのかしら)で堆積物の分析をおこなう。
ステップ3は現在、常設監視計器(温度計・水位計)の再設置を実施中。
(以下、13日の会見より)レシーバータンクの線量は、タンクの表面線量。

地下水バイパス一時貯留タンクGr1のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 11.7KB)
29日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日11日に排水の予定。

地下水バイパス一時貯留タンク詳細分析結果。Gr2の3月1日採取分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク詳細分析結果(PDF 11.5KB)

地下水バイパス加重平均サンプル分析結果。2月分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 加重平均サンプル分析結果(2017年2月分)(PDF 12.1KB)

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。9日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 221KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。3月30日-4月5日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 85.5KB)

1/2号機排気筒で新たな破断箇所を確認した件(6日参照)。臨時点検は、東京新聞の「破断があるのではないか」という指摘を受けて実施したもの。指摘された時点では、すでに取得しているデータからは破断の有無を確認できなかった。臨時点検を実施して、指摘の通りの箇所に破断があるのを確認した。6日の会見では、なぜ臨時点検をしたのかという東京新聞アライ記者の質問に「ご指摘を踏まえまして点検させていただきました」と言っていたが、誰からどういう指摘があったのかについては明らかにされなかったの。なんだかね。



ニコ生
【2017年4月10日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年04月10日 - Twilog



おまけ


会見で説明する人は、知らないことは「知りません」、わからないことは「わかりません」、間違ったら「間違いでした。訂正します」って、まず言ってほしい。言葉数が多いばかりで、聞かれたことにまっすぐ答えないのは、聞いててイライラする。「こんなのはけしからん」と言われた時に、自分たちのやってることは問題ないって思うのは、それはそれでいい。そうであるなら、なおのこと、聞かれたことには正面から答えて、そのあとで、「私たちはこう考えている」というのを説明してほしい。岡村さんも木元さんも、そういうところがきちんとしていなくて、聞いててもどかしいことがしばしばある。あと、話し言葉もあまり洗練されてない。言ったことを書き起こしてみれば、あやふやでまぎらわしくて筋の通らない表現がいっぱいあることがわかると思う。川村さんはそういうところは割ときちんとしていて好きだったのにな。
初代や二代目のクオリティは素晴らしかった。あそこまでは望まないけれど、もうちょっとどうにかならないものかしら。


2017年4月9日(日)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。
1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:12に一時貯水タンクDから排水を開始
(以下、10日の会見資料より)16:56に排水を停止。排水量は979m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(5日採取)と集水タンクNo.3(3日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.8KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が880Bq/L、第三者機関が940Bq/L。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。8日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 286KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。7日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 158KB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)



2017年4月8日(土)

今日のお仕事


プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し。作業時間は08:38-12:00。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
10日(月)の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:03に一時貯水タンクCから排水を開始
(以下、9日の日報より)16:50に排水を停止。排水量は984m3


その他


サブドレン他水処理施設6日排水時の海水サンプリング結果
福島第一 サブドレン・地下水ドレン浄化水排水に関するサンプリング結果(PDF 39.5KB)

地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。6日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 154KB)
No.10のトリチウムは2000Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(4日採取)と集水タンクNo.2(2日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 67.1KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が950Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。7日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 257KB)



福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)

2017年4月7日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 21.1KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し準備、飛散防止剤散布。作業時間は07:58-13:22。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:柱・梁取り外し(作業予定時間:07:00-14:00)。

2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 80.6KB)(4月27日公開)
2号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.16KB)(4月27日公開)

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:04に一時貯水タンクBから排水を開始
(以下、8日の日報より)16:52に排水を停止。排水量は987m3


その他


1号機格納容器内部調査(B2調査)ステップ3(堆積物のサンプリング)の状況。
1号機 PCV内部調査(堆積物サンプリング)(PDF 1.32MB)
昨日6日に実施。サンプリングの状況と堆積物試料の写真。
資料にもうちょっと説明を入れて欲しい。せめて実施した日付とか作業時間とか。
とれた試料をプラスチックケース?に入れたのを手で持ってるんですけど、大丈夫なのかしら。

昨日6日のモニタリングポストNo.8付近の連続ダストモニターで高警報発生の件。詳細は6日を参照。
福島第一原子力発電所のモニタリングポストNo.8付近連続ダストモニタ高警報発生について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所のモニタリングポストNo.8付近連続ダストモニタ高警報発生について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所のモニタリングポストNo.8付近連続ダストモニタ高警報発生について(続報2)(報道関係各位一斉メール)

水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第298報)(プレスリリース)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(3日採取)と集水タンクNo.1(3月31日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が970Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日8日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。6日採取分の分析結果と5日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 1.31MB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。5日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況について(PDF 3.56MB)



福島第一原子力発電所の状況について(日報)【午後3時現在】(プレスリリース)



2017年4月6日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 20.0KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機格納容器内部調査(B2調査)、ステップ3(堆積物のサンプリング)2回目を13:50より実施。3月31日に1回目を実施した際には十分な量の堆積物が採取できなかった(4月3日参照)ので、今回はサンプリング用ホースの繰り出し量を変えるなどして、なるべく多くの試料を採取できるようにする。
1号機 PCV内部調査(堆積物サンプリング)(PDF 1.32MB)(4月7日公開)
1号機使用済燃料プール、冷却を停止した状態でのプール水温の推移を確認する(3月30日参照)ために、昨日5日より冷却を停止中(5日参照)。停止期間は3週間程度の予定。停止時のプール水温は26.2℃。
1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):柱・梁取り外し準備、飛散防止剤散布。不具合の発生していた梁吊り治具(5日参照)をクレーンから取り外して地上に降ろす作業が完了した。今後、修理をおこない、準備ができれば梁の取り外し作業を再開する。作業時間は07:50-13:39。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:飛散防止剤散布(作業予定時間:07:00-14:00)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。2015年5月-2016年4月に長期点検・改造工事(2015年5月28日、12月17日、2016年4月26日参照)を実施。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、09:58に一時貯水タンクAから排水を開始
(以下、7日の会見資料より)16:44に排水を停止。排水量は982m3
福島第一 サブドレン・地下水ドレン浄化水排水に関するサンプリング結果(PDF 39.5KB)(4月8日公開)

1/2号機排気筒東側で臨時点検を実施し、新たな破断箇所を確認した。
1/2号機排気筒 東側の臨時点検について(PDF 356KB)
1/2号機排気筒の年次点検は、線量が低いエリアからの写真撮影および画像分析により実施しているが、東側からはT/Bが干渉するために約50mより低いところが見えていなかった(1頁。この部分は西側などから確認していた)。1、2号機T/B屋上のガレキ撤去が2月に終了し、T/B屋上からの点検が可能となったので、今日6日に臨時点検を実施した。その結果、東側の地上から45m付近の斜材の1カ所に破断箇所を確認した(2頁)。この破断がいつ生じたのかは、今のところは不明。
今回新たに確認された高さ約45mの破断箇所は1カ所にとどまっており、先に損傷が集中して確認された高さ66m付近からおよそ20m下に位置することや,東面を除く3面(北面、西面、南面)には損傷がないことから,排気筒全体の倒壊危険性が増すものではないと推定している(3頁)。
2013年(2013年9月18日参照)に斜材の破断が確認されて以降、年次点検を実施している(4頁)。年次点検の他に、地震があった際などには臨時点検を実施している。これまでの点検では、初回点検時に確認された変形・破断箇所(5頁)以外に新たな損傷等は確認されていなかった。また、今回の臨時点検により、排気筒の全ての面について詳細を確認できた。

(以下、7日の会見資料より)22:59頃、モニタリングポストNo.8付近に設置している連続ダストモニターで放射能濃度が上昇したことを示す「高警報」(警報設定値:1.0×10-5Bq/cm3)が発生。同時刻に1号機原子炉建屋カバー解体・ガレキ撤去作業は行っていないことを確認。23:20時点の風向は南から北(構内から構外へ向かう風)、風速は8.5m/s。
その後、当該ダストモニターの指示値は通常値付近に戻り、23:43に高警報が復帰。警報が発生した当該モニターは2台で計測中のうちの1台であり、もう1台のモニター指示値は7.9×10-7Bq/cm3で通常値であることを確認。「高警報」発生時に使用していたろ紙についてγ核種分析を行った結果、人工核種、天然核種ともに検出なし。「高警報」発生は当該ダストモニターの機器異常と判断し、当該ダストモニターの交換を実施した。
福島第一原子力発電所のモニタリングポストNo.8付近連続ダストモニタ高警報発生について(報道関係各位一斉メール、4月7日)
福島第一原子力発電所のモニタリングポストNo.8付近連続ダストモニタ高警報発生について(続報)(報道関係各位一斉メール、4月7日)
福島第一原子力発電所のモニタリングポストNo.8付近連続ダストモニタ高警報発生について(続報2)(報道関係各位一斉メール、4月7日)


その他


地下水バイパス4日排水時の海水サンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果(南放水口付近)(PDF 118KB)

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 75.4KB)
2015年11月12-16日と2017年3月2日-4月3日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(2日採取)と集水タンクNo.3(3月30日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 16.9KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が940Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日7日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。5日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路のサンプリングデータについて(PDF 263KB)

凍土遮水壁の状況
陸側遮水壁の状況(第二段階)(PDF 7.47MB)

実施計画の変更認可申請(2015年6月9日提出と2016年11月16日提出の2件)の一部補正を5日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正1:集中廃棄物処理施設をバイパスする滞留水移送ラインの設置。2015年6月10日参照。
補正2:増設多核種除去設備の処理済水による炭酸ソーダ生成。2016年11月17日参照。

今日から、木曜日の会見はタカギ・廃炉推進カンパニー広報担当が説明する。
タカギさんは、事故後は免震棟で事故対応、その後4年間ほど本社に勤務して1F関係の仕事をしていた。事故前は、半分くらいは福島県にいて主に保全関係を担当していたんだって。


↑メガフロートでバラスト水の水位が上昇した件。3月29日参照。


ニコ生
【2017年4月6日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年04月06日 - Twilog