リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2019年2月28日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系ポンプの作業にともない18日より運転を停止中。停止期間は3月7日21:00までの予定。停止時のプール水温は16.9℃。18日参照。

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、2号機R/Bたまり水移送配管敷設作業と近接作業となることにともない、20日より運転を停止中。停止期間は3月7日までの予定。冷却停止時のプール水温は18.1℃。19日参照。

3号機燃料取出し作業、14日より不具合発生時の対応の確認や模擬燃料・輸送容器を用いた燃料取出しの実機訓練を実施中。これらの訓練の中でいくつかの不適合が発生しているが、ひとつづつ対応している。今日28日に、テンシルトラスが操作中にブレーキで停止するという不適合が発生しているが、ブレーキを作動させるインターロックのリミットスイッチの調整にまだ少し問題があると考えている。3月末までに燃料取出しを開始する予定には影響しない見込み。


その他


地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について (77.8KB)(PDF)
2015年11月12-16日と2019年1月17日-2月21日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2) (78.0KB)(PDF)
25日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(24日採取)と集水タンクNo.2(22日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が980Bq/L、第三者機関が1100Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.5Bq/L)、第三者機関が0.37Bq/L。明日1日に排水の予定。

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第63回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(4.88MB)(PDF)
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(8.97MB)(PDF)
【資料3-1】汚染水対策(29.3MB)(PDF)
プロセス主建屋および高温焼却炉建屋の地下階線量調査の結果(通しで66頁)。プロセス主建屋(PMB、2018年12月21日調査)と高温焼却炉建屋(HTI、12月14日調査)の地下階で線量を調査したところ、最下階床面で高い空間線量率を確認(最大値:PMBが約2600mSv/h、HTIが約830mSv/h、いずれも水中。調査結果は68頁)。要因としては、1-4号機と同様にたまり水に触れた機器や配管、スラッジ等の影響が考えられる。今後、調査をおこない、原因を確認する。また、PMB、HTIのたまり⽔処理に当たっては,線量影響の⼩さい地上階より作業を計画していく。
【資料3-2】使用済燃料プール対策(10.6MB)(PDF)
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(11.9MB)(PDF)
1号機X2ペネトレーションからの格納容器内部調査(通しで3頁)。1号機格納容器内部調査(2018年7月26日参照)で、アクセスルート構築のためX-2ペネを穿孔する。内扉の穿孔、および、その後の干渉物切断をアブレイシブウォータージェット(AWJ)でおこなう(1月31日参照)が、その際に放射性物質が放出されるリスクを低減するために、格納容器内の圧力を減圧する。
現在、1号機格納容器圧力は0.5-1.5kPa(gage)程度。窒素ガス封入量を減らすと格納容器内の一部で温度が上昇する事象があったので、格納容器ガス管理システムの排気流量を増やすことでAWJ作業中の格納容器内圧力を大気圧と同程度まで減圧する(作業終了後は元に戻す。6頁)。減圧の手順(7頁)。減圧時の監視パラメータ(8頁)。減圧によるリスクを影響評価(9頁)。工程案(10頁)、2018年度末に外扉穿孔開始、2019年度初頭に減圧操作を開始、その後、内扉および干渉物切断を実施予定。
2号機格納容器内部調査結果(26頁)2月13日実施の可動性調査の結果。13、14日参照。堆積物を3つに分類:小石状(外観から輪郭が確認できるもの)/岩状(輪郭が確認できないもの。従来、粘土状と称していたもの)/構造物の一部と推定されるもの。ペデスタル底部、プラットフォーム上のいずれも、小石状・構造物の一部と推定される堆積物が動くこと、および、岩状の堆積物は動かないことを確認した。また、岩状の堆積物には調査ユニットの接触痕は確認できず。ペデスタル内の温度は測定高さによらず23℃前後で一定(36頁)。線量率は底部に近付くほど上昇した(プラットフォーム上で6.4Gy/h、一番下(調査ユニット(全体の高さ約30cm、線量計はユニット下部に取付けたフィンガーの先端から約20cm上に搭載)のフィンガーが底部に触れている状態)で7.6Gy/h(36頁)が、このことは、ペデスタル内の放射線はペデスタル底部の堆積物から来るものが支配的であることを示す。一方、2018年1月の調査と同様に、今回の調査でもペデスタル外の線量率(調査装置内に測定器が収納された状態で測定したため参考値)はペデスタル内の線量率よりも高かった(13-43Gy/h。38頁)。これは、Csなどの揮発性成分が事故時に格納容器の内壁などに付着したものが、その後の炉注水の影響で下方へと移動したものの影響かもしれない。
調査装置(調査ユニット、ガイドパイプ)は回収してR/Bから運び出しており、表面汚染についてサーベイを実施することになっている。
原子炉格納容器内における初の接触調査~福島第一原子力発電所2号機(04:47)(動画)
2号機格納容器内部調査(2018年1月)取得映像の画像処理(43頁)。2018年1月の調査で取得した映像をパノラマ合成した。
福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器内部調査映像 パノラマ化(動画)
仮想のドーム内⾯に撮影時刻の異なる⼩さい映像を投影して、ドームの中⼼から⾒たパノラマ合成映像を作成(45頁)。映像の結合部には実際には存在しない濃淡が一部発生、また、つなぎ目に一部ズレが発生している(46頁)。取得した映像は⾚⾊に偏っているため⾚⾊への偏りを低減、また、コントラストを強調してモヤを⽬⽴たなくする処理を実施(47頁)。これらの操作により、従来の映像よりもより全体像を把握しやすくなった。動画の前半がプラットフォーム下からペデスタル底部の様子、後半がプラットフォーム上から圧力容器底部の様子。映像の色や寸法は、実物を正しく反映していないことに注意。
ペデスタル開口部からペデスタル内を見て左側で、炉注水のしずくが大量に落ちてきていることがよくわかる。その下に相当するペデスタル底部で上部タイプレートが確認されており、その上の圧力容器底部に損傷があることが疑われるが、映像では損傷部は確認できない。
静止画の鮮明化と合成は去年(2018年4月26日)に公開されている。今回のは、動画で鮮明化と合成をやったもの。去年のに比べて、夢のように見やすくなった。遠隔の調査が始まって以来、画像の取得や処理の技術の進歩はすごい。どうしても視野は狭いし、モヤもあってよくわからなかったのが、まるでそこに居るみたいに分かりますよ。
健全なペデスタル内の状況は、5号機のプラットフォーム下の映像が2017年2月27日にある。また、2012年7月4日の現場公開で、2F4号機のペデスタル内のプラットホームに立ち入った際の動画が見られる。ニコ生の1:52:30過ぎ
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(702KB)(PDF)
【資料3-5】循環注水冷却(2.41MB)(PDF)
【資料3-6】環境線量低減対策(6.34MB)(PDF)
【資料4】その他(3.12MB)(PDF)

(「廃炉の定義」について、その後どうなっているか、という質問に答えて(ニコ生#2:26:10過ぎ))社内で議論すると、廃炉の最終的な形として10人いれば10の意見が出てくるほど、人によって考えが違う。通常の原子力発電所であれば廃炉とは更地にするまでを言うが、1Fの場合は様相が異なり、まだ定まった考え方がないのが実情。広く意見を聞いて議論していかなければならない。
廃炉で最終的にどこまでやるのか、という話については、2017年9月26日、2018年5月31日にも記載あり。
廃炉の最優先課題は、「核燃料物質を適切な管理下に置く」ことなんだろうと思う。詳しいことはよく知らないけれど、これは核拡散防止条約などの国際的な取決めからの要請に応えるためのもの。廃炉の本当の目的はここにあるのであって、1Fを地上からなくすのが本当の目的ではないんだろうと思う。
だから、最低限やるべき作業というのは燃料デブリの取出しとその保管体制の確立であって、建屋を含めた放射性廃棄物の1F構内からの撤去は必須の要件ではない。誰も表立っては言わないけれど、本当のところはそうなのではないか。というか、業界の人たちは当然にそう思っているのではなかろうか、と想像するのです。もし本当にそうだとすれば、このことは、今まで何度も繰り返されてきた、「専門家とシロウトの間の認識のギャップ」案件だということだ。
燃料デブリを含めた放射性廃棄物を保管するには、その場所を確保する必要がある。これは、技術的には解決できない、完全に政治的な問題だ(これもまた、いつものヤツだ)。これを解決するのがどれほど難しいか、今までの色々を思い出せば容易に想像がつく。デブリの取り出しが完了し、建屋の解体が技術的には可能になったとしても、壊した建屋のガレキを持って行くところがない、1Fの外に保管する場所なんて現実的には存在しない、というわけだ。ならば、デブリ(=核燃料物質)を取出して1F構内に保管することにして、建屋はとりあえずそのままにしておく、というのが唯一の可能で現実的な選択肢、ということになる。少なくともこれで、日本が国際的な責任を果たしたことにはなる。
福島県の人たちは、廃炉のことをどう思っているんだろうか。1Fの事故でとてつもない損失をこうむった人たちが廃炉に望むのは、一体なんだろう。1Fが更地になって再び美しい森に還ることが彼らの望みなら、それは実現されるべきなんだろうか。それを現実にするのに何が必要だろうか。


実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画 変更認可申請書(PDF)
変更:1号機廃棄物処理建屋の床面以下に貯留する残水の水位管理。1号機廃棄物処理建屋(Rw/B)の最下階床面露出が維持できるようになった後に、最下階床面以下のドレンサンプ等の残水について、建屋地下たまり水とは分けて管理をする。
1号機T/B最下階と同様に、最下階床面よりも深いピット等の残水は建屋地下たまり水とは別の扱いとする(建屋地下たまり水は周辺サブドレン水位よりも低く維持することが求められるが、この残水はこの条件を満たさなくて良い。1号機T/B最下階床面露出後の残水水位管理については例えば2017年5月22日を参照)。 PDF資料に添付の実施計画:III 特定原子力施設の保安/第3編(保安に係る補足説明)/1 運転管理に係る補足説明/1.7 1~4号機の滞留水とサブドレンの運転管理について/1.7.4 排水完了エリアに貯留する残水等の水位管理について(III-3-1-7-4)を参照。1号機Rw/Bの残水の場所については、「表-1 床面以下に貯留する残水」(III-3-1-7-6)、「図-8 1号機廃棄物処理建屋最下階平面図」(III-3-1-7-7)を参照。



ニコ生
【2019年2月28日】東京電力「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年2月28日 - Twilog





2019年2月27日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系ポンプの作業にともない18日より運転を停止中。停止期間は3月7日21:00までの予定。停止時のプール水温は16.9℃。18日参照。

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、2号機R/Bたまり水移送配管敷設作業と近接作業となることにともない、20日より運転を停止中。停止期間は3月7日までの予定。冷却停止時のプール水温は18.1℃。19日参照。

地下水バイパス、10:02に一時貯留タンクGr2から排水を開始
(以下、28日の日報より)17:22に排水を停止。排水量は2027m3

サブドレン他水処理施設、11:08-13:17に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は319m3


その他


月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省へ提出。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況(PDF)
1月の最大被曝線量は7.81mSv、平均値は0.31mSv(APD値)。

水処理設備内の処理水分析結果。採取箇所は2011年11月18日の資料を参照。
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF)

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。25日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1500Bq/L。


実施計画の変更認可申請(2018年7月5日提出)が規制委に認可された。
認可:1/2号機共用排気筒の上部解体他(その1)、1/2号機共用排気筒の上部解体他(その2)。2018年7月6日参照。


2019年2月26日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系ポンプの作業にともない18日より運転を停止中。停止期間は3月7日21:00までの予定。停止時のプール水温は16.9℃。18日参照。

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、2号機R/Bたまり水移送配管敷設作業と近接作業となることにともない、20日より運転を停止中。停止期間は3月7日までの予定。冷却停止時のプール水温は18.1℃。19日参照。

サブドレン他水処理施設、10:12-13:14一時貯水タンクCから排水を実施。排水量は452m3


その他


魚介類のサンプリング結果
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く)(PDF)

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。21日採取(23日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)

地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF)
20日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日27日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(22日採取)と集水タンクNo.1(20日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が960Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日27日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、排水の確認結果(2018年度第3四半期分)。
サブドレン・地下水ドレン浄化水の排水に関する確認結果(2018年度第3四半期分)(PDF)
実測値あるいは実測値を元に評価した3か月平均濃度の評価値(48核種)。2018年度第3四半期分のサブドレン他水処理施設からの排水(浄化水)について、告示濃度限度に対する比の和が実施計画に定める値(0.21)を下回ることを確認した。前回は11月22日(2018年度第2四半期分)。




2019年2月25日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系ポンプの作業にともない18日より運転を停止中。停止期間は3月7日21:00までの予定。停止時のプール水温は16.9℃。18日参照。

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、2号機R/Bたまり水移送配管敷設作業と近接作業となることにともない、20日より運転を停止中。停止期間は3月7日までの予定。冷却停止時のプール水温は18.1℃。19日参照。


その他


1月のR/Bからの追加的放出放射能量の評価結果
原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果(PDF)
1-4号機R/Bからの放出は1.8×104Bq/h未満で、放出管理の目標値(1.0×107Bq/h)を下回っていることを確認。また、これによる敷地境界の空気中放射能濃度は134Csが2.1×10-12Bq/cm3137Csが3.2×10-12Bq/cm3であり、これが1年間継続した場合の敷地境界における被曝線量は0.00022mSv未満となる。評価の詳細は3頁以降。評価方法は2015年4月30日を参照。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 392 報)(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(21日採取)と集水タンクNo.6(18日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が820Bq/L、第三者機関が900Bq/L。明日26日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。14-20日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)

実施計画の変更認可申請(2018年10月26日提出)が規制委に認可された。
認可:サブドレン集水設備のうち、地下設備に関する業務所掌の見直し。10月26日参照。2017年8月2日にサブドレン掘削作業が原因でサブドレンピットNo.51の水位が低下した際に、LCO逸脱の判断が遅れたトラブル(2017年8月3、10、30、31日参照)を受けた変更。

実施計画の変更認可申請(2018年7月20日提出)が規制委に認可された。
認可:G6エリアタンクの設置、第二モバイル型ストロンチウム除去装置の移設。7月23日参照。




ニコ生
【2019年2月25日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年2月25日 - Twilog
2/25のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年2月24日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系ポンプの作業にともない18日より運転を停止中。停止期間は3月7日21:00までの予定。停止時のプール水温は16.9℃。18日参照。

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、2号機R/Bたまり水移送配管敷設作業と近接作業となることにともない、20日より運転を停止中。停止期間は3月7日までの予定。冷却停止時のプール水温は18.1℃。19日参照。



2019年2月23日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系ポンプの作業にともない18日より運転を停止中。停止期間は3月7日21:00までの予定。停止時のプール水温は16.9℃。18日参照。

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、2号機R/Bたまり水移送配管敷設作業と近接作業となることにともない、20日より運転を停止中。停止期間は3月7日までの予定。冷却停止時のプール水温は18.1℃。19日参照。

サブドレン他水処理施設、10:24-13:46に一時貯水タンクBから排水を実施。排水量は501m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。21日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1500Bq/L。No.1はポンプ点検により採取中止。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)(26日公開)



2019年2月22日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系ポンプの作業にともない18日より運転を停止中。停止期間は3月7日21:00までの予定。停止時のプール水温は16.9℃。18日参照。

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、2号機R/Bたまり水移送配管敷設作業と近接作業となることにともない、20日より運転を停止中。停止期間は3月7日までの予定。冷却停止時のプール水温は18.1℃。19日参照。

10:21頃、サプレッションプール水受入水移送ポンプ(A)の試運転をおこなっていたところ、水が漏えいしていることを発見。
福島第一原子力発電所 サプレッションプール水サージタンク建屋付近(東側)におけるポンプからの漏えいについて (410KB)(PDF)
当該ポンプは、サプレッションプール水サージタンク建屋東側にあるポンプ小屋に設置されており、小屋の内側に内堰、外側に外堰がある(合ってる?)。ポンプから漏えいした水は飛散して小屋の壁(アクリル製)の内側にあたり、壁と内堰のスキマから小屋の外(外堰の中)へ漏えいした。漏えい箇所は当該ポンプの出口フランジ。直ちに試運転を中止し、漏えいは停止した。当時の状況から、漏えい量は数Lと考えている(外堰の中にはもともとあった雨水と合わせて約20m×1m×5mm(約100L)の水がたまっている)。
当該ポンプはSARRYで処理したSr処理水を廃液供給タンク(資料2頁下図のどのタンクか、よくわからない)へ移送するもので、漏れたのはこの系統水(直近の14日の分析結果は、134Csが2.4×102Bq/L、137Csが2.86×103Bq/L、全βが4.96×104Bq/L)。
外堰には排水弁が設置されており、漏えい発生時は開状態だったが、外堰の外の地面の水分をスミアろ紙にしみ込ませて測定した結果はバックグラウンド相当であり、漏えいした水は外堰内に止まっていると判断している(排水弁出口は側溝・排水路に導かれておらず、周辺にも側溝・排水路はない)。
今後、堰内に漏えいした水については準備が整い次第回収する。また、漏えいの原因を調査し、必要な対策を講じる。
福島第一原子力発電所 サプレッションプール水受入水移送ポンプから漏えいについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 サプレッションプール水受入水移送ポンプから漏えいについて (続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 サプレッションプール水受入水移送ポンプから漏えいについて (続報2)(報道関係各位一斉メール)

サブドレン他水処理施設、10:19-13:25に一時貯水タンクAから排水を実施。排水量は462m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(18日採取)と集水タンクNo.5(16日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が850Bq/L、第三者機関が930Bq/L。明日23日に排水の予定。




2019年2月21日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系ポンプの作業にともない18日より運転を停止中。停止期間は3月7日21:00までの予定。停止時のプール水温は16.9℃。18日参照。

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、2号機R/Bたまり水移送配管敷設作業と近接作業となることにともない、20日より運転を停止中。停止期間は3月7日までの予定。冷却停止時のプール水温は18.1℃。19日参照。

10:32頃、多核種除去設備ALPS(C)のクロスフローフィルタースキッド2-1内の循環ポンプ2C周辺に水たまりがあることを発見。
福島第一原子力発電所 既設多核種除去設備(C)クロスフローフィルター2付近からの漏えいについて(428KB)(PDF)
漏えい箇所は吐出弁前後のフランジ部(入口、出口の2カ所)で、養生シートの上に約1m×0.5mの広さの滴下を確認。漏えいした水は、堰内の養生シート上にとどまっていることから、外部への影響はないものと判断。全β放射能の測定結果は検出限界値未満(検出限界値:1.5×104Bq/L)であることを確認。当該箇所は発見前までクロスフローフィルタの洗浄を行っていたこと、および、測定結果から、洗浄に使用した水が漏えいしたものと思われる(漏えい発見時には洗浄水の水抜きを終えており、漏えいは継続していない状態だった)。今後、当該箇所の点検・調査を行う。水たまりについては準備が整い次第、拭き取りをする。
福島第一原子力発電所 既設多核種除去設備(C)のクロスフローフィルタスキッド2-1内の循環ポンプ2C周辺の漏えいについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 既設多核種除去設備(C)のクロスフローフィルタスキッド2-1内の循環ポンプ2C周辺の漏えいについて(続報)(報道関係各位一斉メール)

地下水バイパス、09:59に一時貯留タンクGr1から排水を開始
(以下、22日の日報より)16:09に排水を停止。排水量は1662m3

サブドレン他水処理施設、10:43-13:38に一時貯水タンクLから排水を実施。排水量は434m3


その他


地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
福島第一原子力発電所 1/2号機タービン建屋海側下部透水層におけるトリチウムの検出について(505KB)(PDF)
2015年11月12-16日と2019年1月10日-2月14日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2) (77.4KB)(PDF)
18日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(16日採取)と集水タンクNo.4(14日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が860Bq/L、第三者機関が910Bq/L。全β濃度は東電がND(<0.71Bq/L)、第三者機関が0.40Bq/L。明日22日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設一時貯水タンクの詳細分析結果。一時貯水タンクDの1月1日採取分。
サブドレン・地下水ドレン浄化水の詳細分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、加重平均サンプル分析結果。12月分。
福島第一原子力発電所 サブドレン・地下水ドレン浄化水加重平均サンプル分析結果(PDF)


ニコ生
【2019年2月21日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年2月21日 - Twilog
2/21のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年2月20日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系ポンプの作業にともない18日より運転を停止中。停止期間は3月7日21:00までの予定。停止時のプール水温は16.9℃。18日参照。

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、2号機R/Bたまり水移送配管敷設作業と近接作業となることにともない、05:51に運転を停止。停止期間は3月7日までの予定。冷却停止時のプール水温は18.1℃。19日参照。

5号機使用済燃料プール冷却浄化系で冷却に使用している補助海水系、補助海水系放射線モニター点検にともない昨日19日より運転を停止中(今日20日17:00まで停止の予定)。冷却停止時のプール水温は17.3℃。18日参照。
(以下、21日の日報より)作業が終了したので、15:01に補助海水系の運転を再開。再開後のプール水温は21.1℃。


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。18日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1800Bq/L。No.6はポンプ点検により採取中止。

地下水バイパス一時貯留タンクGr1のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF)
14日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日21日に排水の予定。

地下水バイパス一時貯留タンク詳細分析結果。Gr2の1月5日採取分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク詳細分析結果(PDF)

地下水バイパス加重平均サンプル分析結果。12月分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 加重平均サンプル分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(14日採取)と集水タンクNo.3(12日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が880Bq/L、第三者機関が940Bq/L。明日21日に排水の予定。

東京電力ホールディングス株式会社 「原子力安全改革プラン進捗報告(2018年度第3四半期)」について(プレスリリース)
「原子力安全改革プラン進捗報告(2018年度第3四半期)」の概要(PDF1.73MB)
「原子力安全改革プラン進捗報告(2018年度第3四半期)」(PDF4.75MB)



ニコ生
【2019年2月20日】東京電力 原子力安全改革プラン進捗報告 記者会見



2019年2月19日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系ポンプの作業にともない昨日18日より運転を停止中。停止期間は3月7日21:00までの予定。停止時のプール水温は16.9℃。18日参照。

5号機使用済燃料プール冷却浄化系で冷却に使用している補助海水系、補助海水系放射線モニター点検にともない09:40に運転を停止(明日20日17:00まで停止の予定)。冷却停止時のプール水温は17.3℃。18日参照。


その他


2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、2号機R/Bたまり水移送配管敷設作業と近接作業となることにともない、20日05:00-3月7日の16日間、運転を停止する予定。今日19日05:00現在のプール水温は17.5℃、停止期間終了時点で約39.0℃と評価。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。14日採取(16日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)




2019年2月18日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

(以下、19日の日報より)1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系ポンプの作業にともない16:48に運転を停止。停止期間は3月7日21:00までの予定。停止時のプール水温は16.9℃(17日05:00のプール水温16.2℃より、停止期間終了時のプール水温は約21.5℃と評価)。


その他


5号機使用済燃料プール冷却浄化系で冷却に使用している補助海水系について、補助海水系放射線モニター点検にともない、19日09:00-20日17:00の間(32時間)運転を停止する予定。今日18日05:00のプール水温は17.1℃、冷却停止中のプール水温上昇は約6.2℃と評価(温度上昇率:約0.191度/h)。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第 391 報)(PDF)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。7-13日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)
前の週と比べて建屋流入量が大きく減っているが、建屋地下たまり水の水位計の取替えを7日よりおこなっている影響と考える。
先週の分(1月31日-2月6日)で建屋流入量が増えたのも水位計取替えのせいって言ってたじゃん。いつから取替えをしているのか。


今日、規制委の第68回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
【資料1-2】福島第一原子力発電所 中期的リスクの低減目標マップを踏まえた検討指示事項に対する工程表(PDF)
【資料1-3】3号機PCV保有水の取水に関わる検討について(PDF)
【資料1-4】大熊分析・研究センターについて(PDF)
【資料1-5】建屋構造物の劣化対策に関する検討状況(PDF)
【資料2】建屋滞留水処理の進捗状況について(PDF)
【資料3】地震・津波対策の進捗状況(建屋開口部閉止の進捗状況について)(PDF)
【資料4】監視評価検討会における原子力規制庁からの確認事項への対応について(PDF)
【資料5-1】3/4号機排気筒落下物対応について(PDF)
【資料5-2】福島第一原子力発電所1/2号機タービン建屋海側下部透水層におけるトリチウムの検出について(PDF)
【参考】建屋海側(東側)における下部透水層の長期挙動(5頁)。水位データの変化。下部透水層の水頭はT.P.+1.8m程度以上あり、建屋たまり水よりも高い状態で推移している。
以下、規制庁のサイトから。
資料1-1:東京電力福島第一原子力発電所の中長期的リスクの低減目標マップの改訂について[原子力規制庁]【PDF:2MB】
参考1  :検討会におけるこれまでの審議状況等について[原子力規制庁]【PDF:182KB】




ニコ生
【2019年2月18日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年2月18日 - Twilog
2/18のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年2月17日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:03-13:00に一時貯水タンクKから排水を実施。排水量は438m3




2019年2月16日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。14日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1600Bq/L。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)(19日公開)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクK(12日採取)と集水タンクNo.2(10日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が890Bq/L、第三者機関が970Bq/L。明日17日に排水の予定。




2019年2月15日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

4号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(3月1日公開)

サブドレン他水処理施設、10:09-12:26に一時貯水タンクから排水を実施。排水量は338m3

10:20頃、H1タンクエリアで配管接続部から水が1秒に1滴で滴下していることを発見したとの連絡があった。漏えい箇所は、ビニール袋にて養生済み。
滴下部には、氷状のものが約1.0m×0.6mの範囲で確認された。滴下している付近に側溝が存在せず、漏えいは直下にとどまっていること、また、排水路の放射線モニター(側溝放射線モニター)にも有意な変動は見られていないことから、外部への影響はないものと判断。
調査の結果、滴下していたのは配管接続部ではなく、配管フランジ漏えい拡大防止用保温材の継ぎ目からと判断した。保温材をはずしてみたが、漏えいの継続は確認されず。漏えい水の分析結果は:
134Cs:ND(<9.2×102Bq/L)
137Cs:1.6×103Bq/L
全β:3.9×105Bq/L
以上の結果より、漏えいしたのはRO濃縮水移送配管の系統水と判断した。今後、漏えい箇所および原因について調査する。
福島第一原子力発電所 H1タンクエリアにおける配管接続部からの水の滴下について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 H1タンクエリアにおける配管接続部からの水の滴下について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 H1タンクエリアにおける配管接続部からの水の滴下について(続報2)(報道関係各位一斉メール)


実施計画の変更認可申請(2018年7月24日提出)が規制委に認可された。
福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画 変更認可申請書(PDF)
認可:中低濃度タンク(Cエリアフランジタンク)の撤去及びRO濃縮水移送ポンプの一部撤去。

2019年2月14日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

3号機燃料取出し作業、燃料取扱設備の使用前検査(2回を予定)の1回目が昨日終了し、今日より設備の操作訓練を開始した。今後、訓練を3月末を目標に終了し、2回目の使用前検査を受検後に燃料取出しを開始する。

サブドレン他水処理施設、10:03-12:21に一時貯水タンクHから排水を実施。排水量は340m3


その他


昨日13日に実施した2号機格納容器内部調査(可動性調査)の結果
福島第一原子力発電所 2号機 原子炉格納容器内部調査における調査 (1.00MB)(PDF)
福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器内部調査の様子について(6:54)(動画)
ペデスタル底部での6カ所の調査(底部-1から6。PDF資料1頁に場所が示してある)、および、プラットフォーム上での4カ所の調査(プラットフォーム上-1から4。PDF資料2頁に場所)で取得した動画。カメラのレンズに水滴が付着して、画面がゆがんで見えている場面があるのに注意。
00:00- 底部-1:昨日のPDF資料の調査結果(1/3)。小石状のものをフィンガーでつまみ、持ち上げる(カメラはフィンガーと一緒に持ち上がっていくので、持ち上げた際には背景がすっと遠のくように見える)。その後、再び小石を下ろす。
00:20- 底部-2:昨日のPDF資料の調査結果(2/3)。小石状。
00:51- 底部-3:"粘土状"のところ。フィンガーでつまむことはできるが、持ち上げられない。つまんだところには明瞭な跡は付かなかったので、粘土のように柔らかくはないと思われる。
01:58- 底部-4:小石状。
02:21- 底部-5:小石状。つまんだ小石のなかで、一番大きいやつ(フィンガーの間隔を最大(およそ8cm)に広げてつまんだ)。
03:12- 底部-6:昨日のPDF資料の調査結果(3/3)。既設構造物の破損したものと推定されるもの。PDF資料で見ると中央やや左寄りに割れ目のようなものがあるが、持ち上げて下ろす間に割れたりすることはなかった。
03:52- プラットフォーム上-1:小石状。
04:33- プラットフォーム上-2:"粘土状"。
05:11- プラットフォーム上-3:"粘土状"。
05:55- プラットフォーム上-4:小石状。持ち上げる際に小石が裏返ったので、裏側を観察している。
持ち上げた高さはいずれも3-5cm程度。ペデスタル底部、プラットフォーム上、いずれも、小石状のものは持ち上げることができた。また、"粘土状"のところは持ち上げられず、明瞭な跡がつかないような硬さがあるように見える。今後予定している燃料デブリの初期のサンプリングでは、吸引する/把持して取り出すという方法が想定されていたが、小石状のものについてはこのような方法でサンプリングが可能であることが確認できた。一方、”粘土状”のものについては何かの方法で破砕する必要があることがわかった。
調査ユニットには堆積物の硬さや重さを測定する機能がないため、これらの性質は定量的にはわからない(フィンガーの把持する力は2Nで、2kgの重さのものを持ちあげることができる)。
ペデスタル底部もプラットフォーム上も、炉注水のしずくが雨のように垂れ続けているのがわかる。
事前に2-3カ所の調査を予定していたが、作業が順調に進んだので、調査箇所を6カ所に増やし、さらにプラットフォーム上でも4カ所で調査することができた。
昨日の資料の計画線量は3.0mSv/日•人だった。X6ペネ前の現場作業に従事した30人の平均被曝線量は0.36mSv/人。
プラットフォーム上-4のやつ、06:16あたりでちょうど真横を向いた状態になるのだけれど、表面が割とのっぺりしているのに比べて、裏面は細いトゲトゲが生えているように見える。まるで、まだ中が柔らかい状態で固まった表面を引きはがしたような、あるいは、硬い表面の内部が柔らかい状態で大量の発泡が起きたような(そう思ってみると、軽石みたいに穴がたくさんあいているように見えるのが結構あるな)。
あと、小石の中には色の違う塊が含まれている("粘土状"の表面にもツブツブがあるように見える)。表面に金属光沢が見えるって言ってた記者の人がいたけど、あれは水で濡れた表面で光が反射しているだけだと思う。カメラに正対した場所にしか見えないから。それに、あれだけ水っぽい環境で(事故初期は温度も高かったし)あんなに綺麗な金属光沢が残っているとは思えないし。茶色っぽい色が広く見えるけど(特に”粘土状”の表面)、あれ、温泉の浴槽にくっついてるやつと似てる気がするんだけど、鉄の酸化物とか水酸化物とかなのかしら。
プラットフォームの上(というか、グレーチングを載せていたフレームの上)の黒っぽく見えるところも、小石が積もってるんだね。2017年1月30日のA2調査の時にはここまではっきりとは見えてなかった(2017年1月30日、2月2日参照)。デブリの細粒化はデブリが格納容器の底部にできていた水たまりに落下した時に起きたのかと思っていたけれど、そうでもないのかもしれん。ペデスタル底部だって、堆積物の表面に小石があるし、一体どういう順序で細粒化が起きたんだろ。断続的な注水の際にもあったのかな。それとも、水と接触する以外のメカニズムがあるのかな。
↑最終的に注水が再開する際には、圧力容器の底で細粒化が起きるんじゃないのかな。だから、堆積物の一番上とかグレーチングの脱落したあとに小石があるんだ。しかも、それまでに減圧しているはず。
1号機は格納容器底部に水が十分にある状態で細粒化したので砂のようになっていて、2号機ではかけ流し状態の水で細粒化したものが小石になってる。とか、そういうこと?

1/2号機T/B海側下部透水層の地下水からトリチウムを検出
福島第一原子力発電所 1/2号機タービン建屋海側下部透水層におけるトリチウムの検出について(505KB)(PDF)
1/2号機山側サブドレンでトリチウム濃度が上昇した(2018年6月28日参照)ため、1/2号機R/B山側で排気筒周辺の地盤改良工事を実施している。1/2号機T/B海側でも、今後のサブドレン運用の参考にするため、海側の地下水観測井(18箇所:上部透水層9カ所、下部透水層9カ所)で採水・分析を実施した結果、下部透水層(互層部)で104-106Bq/Lのトリチウムが検出された(資料1頁下表)。
この原因を推定するため、以下の調査をおこなう:
・トリチウムの海側への広がりを確認するため、護岸エリアの下部透水層を対象とした観測井からのサンプリングを計画。
・トリチウムが検出された5カ所については、今後再度サンプリングを行い、結果に応じて継続的な監視をおこなう。また、構造物との関連性も含めて要因を検討する。
なお、海側遮水壁が下部透水層の下の難透水層まで根入れされていることから、海域への影響はないと考えている。港湾内における放射性物質濃度分布にも有意な変動は確認されていない。
(参考:3頁)過去に建屋近傍で下部透水層のサンプリングをおこなったのは2014-2015年。4号機R/B地下が下部透水層の深さに達しているので、その影響を見るためにサンプリング・分析をおこなった。その際には、トリチウムは高くて103Bq/L程度だった(濃度がR/B地下たまり水と比べて低く、その影響はないという結論だった)。
観測井の名前の付け方。G:互層部(下部透水層)、C:中粒砂岩層(上部透水層)、i:凍土遮水壁の内側、o:凍土遮水壁の外側、Rw:リチャージ井(凍土遮水壁の内側にある)。
(以下、19日追記)4号機R/Bの影響を見るための調査については2013年10月4日を参照。また、凍土遮水壁を設置する際に、凍結管に沿って地下水が移動することで上部透水層の汚染が下部透水層に広がる可能性を考えて、下部透水層の水位と水質の調査をおこなっている(2014年4月14日参照)。この2件の調査が、おそらく2014-15年に実施された調査。ただし、下部透水層は被圧地下水で、不圧地下水である上部透水層よりも原則として水頭が高いので、上部透水層の汚染が下部透水層へ広がる可能性は低いという事前の評価はあった(2013年8月23日、2014年4月14日参照)。で、今回、下部透水層からトリチウムが以前よりも高濃度で検出された原因については、いまの所、不明ということみたい。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について (77.6KB)(PDF)
2015年11月12-16日と2019年1月3日-2月7日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2) (77.1KB)(PDF)
11日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクJ(10日採取)と集水タンクNo.1(8日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が900Bq/L、第三者機関が960Bq/L。明日15日に排水の予定。



ニコ生
【2019年2月14日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年2月14日 - Twilog
2/14のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年2月13日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

昨日12日の多核種除去設備ALPS(C)の漏えい警報の件。漏えい箇所は当該設備クロスフローフィルタ(C)の流量調整弁のフランジ部で、漏れた水は溜めマス内に約0.2m×0.2m×深さ2cm、堰内に約2m×0.1m×深さ0.1cmの大きさでたまっている。循環ポンプを12日21:30に停止し滴下が止まったことを確認。漏えいした水は当該設備の系統水であり、堰内にとどまっているため外部への影響はない。漏えい水については回収・拭き取りを完了した。
直近の当該系統水(2018年12月11日採取)の分析結果は以下のとおり。
134Cs:65.9 Bq/L
137Cs:786 Bq/L
全β:124,000 Bq/L
福島第一原子力発電所 既設多核種除去設備 クロスフローフィルタ漏えい検知について(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


2号機格納容器内部調査(可動性調査)を実施した。小石状の燃料デブリとみられる物体は、つまみ上げることができるのを確認した。
福島第一原子力発電所 2号機 原子炉格納容器内部調査 実施結果(速報)(3.24MB)(PDF)
07:00に作業開始、07:10-15:10に調査を実施、17:20に片付けを含む全ての作業が終了。X6ペネ前での現場作業には30名、遠隔操作室での作業は16名が従事。2号機R/Bの近くに現場本部(現場作業の拠点)を設けていたが、調査を実施している間は、現場作業員は線量の低いエリアに退避していた。今日1日の被曝線量の実績は、一人当たり平均で0.26mSv、最大で0.68mSvで、計画線量(3.00mSv/日)におさまった(6頁)。←0.26×46>3.00なので質問が出ていた。←16日追記:14日の会見によれば計画線量は3.0mSv/日•人とのこと。作業状況の写真は5頁。作業前後でモニタリングポスト・ダストモニターに優位な変動はなく、周辺への影響はなかった(8、9頁)。
ペデスタル底部に堆積している小石状・粘土状のもの(前回調査で、ペデスタル底部には堆積物が数10cmの深さでたまっており、小石のような小さい塊がゴロゴロしているところと、粘土のようにのっぺりとしたところがあるのを確認している。調査結果については2018年1月19、22日、2月1日、4月26日を参照)について、調査ユニットに搭載したフィンガーでつまみ上げて動かすことができるかどうか(可動性)を調べた(12月17日参照)。6カ所で調査を実施、うち5カ所で堆積物を動かすことができた。動かせた5カ所では小石状の物をフィンガーでつまんでみた。うごかせなかった1カ所は粘土状の場所で、フィンガーを閉じてつかむことはできたが、調査ユニットを吊り上げたらフィンガーが外れてしまった。つかんだ場所にも跡は残っていないように見え、粘土状と称していたところは、粘土のように柔らかいものではなくて、跡がつかないような硬さを持っているらしい。
フィンガーで持ち上げることができた場所のうち、3カ所の写真を2-4頁に示す。映像は、フィンガーのすぐ上に設置してあるカメラで撮影した(したがって、フィンガーの真上から見た映像になる)。いずれも、フィンガーでつまむ前と後で場所が変わっているのがわかる。光って見えるのは、照明の影響(全体が炉注水によってぬれているので、照明が反射して見える)
4頁(2. 調査結果(速報)(3/3))でつまんだものは、燃料デブリではなくて元々あった構造物の壊れたものではないかと考えている。短辺方向をつまんだが、フィンガーの開口長さが最大でおよそ8cm、ほぼ全開の状態でつまんだので、そのくらいの大きさと思う。14日訂正。
3頁(2. 調査結果(速報)(2/3))のケースでは、複数の小石状のものをいっぺんにつまみ上げたが、その後、フィンガーを離したところ複数の小石はバラバラになった。また、写真は示していないが、フィンガーでつまんだのちに吊り上げる時点で抵抗がある場所があった(さらに吊り上げたところ、かくんと外れた感じで抵抗がなくなったことから、ある程度の固着があったとみられる←16日追記:14日の動画を見る限りでは、こういうのはなかったと思う。大山さんの独自の印象なのかも?)。小石自体はくずれたりする事はなく、もろい感じではなかった。 つまみ上げた小石状のもので最大のものは、フィンガーの間隔を最大に開いたのと同じくらいだったので、およそ8cm程度のものだった(写真は掲載していない)。14日訂正。わかってませんでした。
10頁に今日の調査箇所を示す。速報結果(1/3)が中央の横長の楕円の直下の一番左、速報結果(2/3)が横長楕円の上、速報結果(3/3)が横長楕円の場所。
ペデスタル底部の他に、プラットホーム上の堆積物についても4カ所で同様の調査を実施した。結果は明日以降に報告する。動画は明日公開する。線量および温度の計測結果は、評価ののちに公表予定。
今回は、調査ユニットに付着したものについては分析の予定はない。
福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器内部調査 遠隔操作室における作業状況(0:16)(動画)

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。11日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1800Bq/L。No.6はポンプ点検により採取中止。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。7日採取(9日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(9日採取)と集水タンクNo.6(7日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が880Bq/L、第三者機関が970Bq/L。明日14日に排水の予定。

東京電力ホールディングス株式会社 当社原子力発電所における原子力規制庁による2018年度第3回保安検査の結果について(プレスリリース)

実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画 変更認可申請書(PDF)
変更:G1・G4南エリアタンクの設置について。



ニコ生
《2号機の溶融燃料デブリ 初の接触調査》【2019年2月13日】東京電力「2号機原子炉格納容器内部調査」に関するブリーフィング

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年2月13日 - Twilog



2019年2月12日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)(3月1日公開)
2号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF)(3月1日公開)

サブドレン他水処理施設、10:00-12:18に一時貯水タンクGから排水を実施。排水量は343m3

21:22頃、多核種除去設備ALPS建屋(C)で漏えい検知器が作動したことを示す「クロスフローフィルタ(C)スキッド2-2漏えい」警報が発生。多核種除去設備ALPS C系は停止中。状況を確認中。
福島第一原子力発電所 既設多核種除去設備 クロスフローフィルタ漏えい検知について(第1報)(報道関係各位一斉メール)


その他


水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 390 報)(PDF)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。1月31日-2月6日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)
この週は降水量が0だったが再び建屋への流入量が増えている。この週に建屋地下たまり水を測る水位計を取替えたため。

実施計画の変更認可申請を6日に規制委に提出。
福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画 変更認可申請書(PDF)
変更:1~4号機共用所内ボイラ建屋解体について。2号機使用済燃料プールからの燃料取り出し作業のヤード確保の目的で、当該建屋(2号機R/B南西側にある)を解体する。
2号機R/B西側および南側では、燃料取出し作業のための「周辺ヤード整備工事」として2015年3月-2016年11月(一部2017年まで継続)に周辺建屋の撤去と路盤整備を実施(2015年6月25日、2017年1月26日参照)。1-4号機共用所内ボイラー建屋は、その際には撤去されなかったもの。2018年12月19日の規制庁との面談「実施計画の審査の進捗状況に係る面談」の際の資料(資料1【PDF : 633KB】「1~4号機共用ボイラ建屋の解体について」)を参照。

福島第一原子力発電所「2号機原子炉格納容器内部調査」に関するブリーフィング(2月13日)のご案内について(お知らせ)
明日実施予定の2号機格納容器内部調査の結果について、20:00より1F構内新事務本館からブリーフィングをおこなう。



ニコ生
【2019年2月12日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年2月12日 - Twilog
2/12のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年2月11日(月・建国記念の日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

(以下、12日の日報より)地下水バイパス、09:48-17:42に一時貯留タンクGr3から排水を実施。排水量は2198m3

サブドレン他水処理施設、09:39-12:02に一時貯水タンクFから排水を実施。排水量は354m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(7日採取)と集水タンクNo.5(5日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が860Bq/L、第三者機関が920Bq/L。明日12日に排水の予定。




2019年2月10日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

地下水バイパス、10:14に一時貯留タンクGr2から排水を開始
(以下、11日の日報より)17:31に排水を停止。排水量は2038m3

サブドレン他水処理施設、09:55-12:10に一時貯水タンクEから排水を実施。排水量は333m3


その他


地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF)
6日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日11日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(6日採取)と集水タンクNo.4(4日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が880Bq/L、第三者機関が950Bq/L。明日11日に排水の予定。

「はいろみち」第12号を発行した。
第12号[2019年2月10日発行] (PDF 6.61MB)
2頁にKobraとPackbotの簡単な諸元が書いてあるのだけれど、それによるといずれもメーカーは Endeavor Robotics 社となっている。もともと、Kobra(元はWarrior)とPackbot は iRobot 社で開発されたもの(wikipediaによれば「DARPAの依頼によりiRobot社が開発した軍用多目的作業用ロボット」なんだって)で、2016年4月にiRobot 社の軍事部門が売却されてできたのが Endeavor Robotics 社とのこと。


2019年2月9日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、10:13-12:19に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は310m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。7日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1800Bq/L。

地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF)
5日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。
2日に排水予定だったのを中止した分の再分析の結果と思われ。2日参照。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(4日採取)と集水タンクNo.3(2日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が870Bq/L、第三者機関が940Bq/L。明日10日に排水の予定。




2019年2月8日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

(以下、9日の日報より)1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系ポンプの作業にともない昨日7日より運転を停止していたが、16:48に運転を再開。6日参照。
(以下、10日の日報より)再開後のプール水温は21.5℃。

3号機原子炉注水設備の信頼性向上対策として、炉心スプレー(CS)系配管のPE(ポリエチレン)管への取替工事(2017年10月26日参照)にともない、原子炉注水は6日より給水系による単独注水を実施していたが、工事が終了したので10:41に元に戻した
給水系注水量 :3.0m3/h→1.5m3/h
CS系注水量 :0m3/h→1.5m3/h
5日参照。
3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)(3月1日公開)
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF)(3月1日公開)

サブドレン他水処理施設、10:10-12:13に一時貯水タンクCから排水を実施。排水量は303m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(3日採取)と集水タンクNo.2(1日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が950Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日9日に排水の予定。

本社原子力定例会見開催日(2月12日)のご案内について(報道関係各位一斉メール)
11日(月)は祝日なので、次回会見は12日(火)におこなう。



2019年2月7日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

(以下、8日の日報より)1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系ポンプの作業にともない16:24に運転を停止(8日まで停止の予定)。停止時のプール水温は21.6℃。6日参照。

3号機原子炉注水設備の信頼性向上対策として、炉心スプレー(CS)系配管のPE(ポリエチレン)管への取替工事(2017年10月26日参照)にともない、原子炉注水は昨日6日より給水系による単独注水を実施中(8日まで継続の予定)。5日参照。


その他


2号機格納容器内部調査(可動性調査)を13日に実施する。2018年12月17日、1月24日参照。
当日は早朝から作業開始、作業時間は準備から後片付け終了まで約14時間、うち調査に4-5時間程度を予定している。X6ペネ前での作業(ガイドパイプの設置および撤去)は22人で実施、調査は遠隔操作室で13人が従事する。
調査対象としている45cm四方程度の面積(12月17日参照)の中で、2、3カ所の調査を予定。調査では燃料デブリを動かす可能性があるが、調査範囲の燃料デブリは水没しておらず、調査により再臨界となる可能性は低いと考える。臨界状態については格納容器ガス管理システムの希ガスモニターで常時監視しており、計測値に有意な変動が見られた場合は作業を中止し作業者は退避する(X6ペネ周辺にはダストモニターを設置して状況をモニターしている)。再臨界が確認された場合は、ホウ酸水の注入をおこなう。
13日夜に、調査で取得した画像(静止画)および作業実績の簡単な報告をする(動画は翌日、線量・温度の計測値については評価ののち後日公開する)。

プラント関連パラメータのリアルタイムデータを公開しているページで、5日より表示が停止している。ホームページ掲載システムの不具合によるもので、データの取得およびプラント監視はできている。現在、復旧作業中。

1-4号機R/B上部でのダストサンプリング結果(1号機は1月8日、2号機は1月11、31日、3号機は1月7、17日、4号機は18日に実施)と1-3号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリング結果(1号機は1月8日、2号機は1月11日、3号機は1月7日に実施)。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF)
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF)
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF)
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF)
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(3)(PDF)
共用プール建屋で12月25-27日、1月7-15日、15-21日、21-28日に実施。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について (77.7KB)(PDF)
2015年11月12-16日と2018年12月27日-1月31日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2) (77.7KB)(PDF)
2月4日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(1日採取)と集水タンクNo.1(1月30日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が880Bq/L、第三者機関が960Bq/L。明日8日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、5日排水時の海水サンプリング結果
福島第一 サブドレン・地下水ドレン浄化水排水に関するサンプリング結果(PDF)

放射線データの概要(1月分)(PDF)


ニコ生
【2019年2月7日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年2月7日 - Twilog
2/07のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2019年2月6日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

3号機原子炉注水設備の信頼性向上対策として、炉心スプレー(CS)系配管のPE(ポリエチレン)管への取替工事(2017年10月26日参照)にともない、10:50に原子炉注水を給水系による単独注水に変更(8日まで継続の予定)。
給水系注水量 :1.5m3/h→3.0m3/h
CS系注水量 :1.5m3/h→0m3/h
5日参照。


その他


1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、1次系ポンプの作業にともない、7日16:00-8日21:00の期間、運転を停止する予定。6日05:00のプール水温は22.3℃、停止期間終了時点で約22.2℃と評価。

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。4日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1700Bq/L。No.6はポンプ点検により採取中止。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。1月31日採取(2月2日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF)




2019年2月5日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)(3月1日公開)

サブドレン他水処理施設、10:10-12:10に一時貯水タンクBから排水を実施。排水量は294m3
福島第一 サブドレン・地下水ドレン浄化水排水に関するサンプリング結果(PDF)(7日公開)


その他


3号機原子炉注水設備の信頼性向上対策として、炉心スプレー(CS)系配管のPE(ポリエチレン)管への取替工事(2017年10月26日参照)をおこなう、このため、6-8日の期間、原子炉注水を給水系による単独注水に変更。
給水系注水量 :1.5m3/h→3.0m3/h
CS系注水量 :1.5m3/h→0m3/h
給水系による単独注水については、事前に実施した単独注水試験の結果、原子炉の冷却状態に異常がないことを確認している(2017年9月28日参照)。



2019年2月4日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

今日は強風のため、一部の作業を中止。トラブル等は発生していない。

1号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF)(3月1日公開)

その他


モニタリングポスト近傍の連続ダストモニターの計測結果をリアルタイムで掲載しているが、5-25日にこの掲載が停止する。ダストモニターの二重化が完了し(12月18日参照)、新しい設備をリアルタイム掲載のシステムに取り込む工事を実施するため。この間は、1時間毎の計測値を1日1回更新する。また、工事が終了したダストモニターについては、順次公開を開始していく。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 389 報)(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(1月31日採取)と集水タンクNo.6(1月29日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が920Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日5日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。1月24-30日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)
この週は5mm/週の降雨があったにも関わらず、降雨のなかった前の週よりも建屋流入量が低下して、それまでの傾向に戻っている。前の週の流入量増加は、建屋地下たまり水水位の低下で周辺地下水位との水位差が開いたためではなく(水位差が大きい状況は現在も継続している)、建屋地下の断面積(構造物などにより水が存在しない場所を除いた、水を貯留できる空間の水平方向の断面積)の不確かさに起因すると推定。建屋流入量は、実測値(炉注水量、ポンプくみ上げによる水収支、たまり水水位など)とこの断面積(図面等によるモデル)から算出しているが、前の週には建屋地下たまり水の水位を下げており、断面積が水位低下にともない変化する局面だった。この断面積モデルの不確かさから、建屋流入量が見かけ上、大きくなったものと考える。
2017年に、プロセス主建屋地下の貯留量算出において同様の事象が発生していて、詳しい説明がある。2017年6月5日参照。




ニコ生
【2019年2月4日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年2月4日 - Twilog





2019年2月3日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

サブドレン他水処理施設、09:47-11:56に一時貯水タンクAから排水を実施。排水量は319m3




2019年2月2日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

地下水バイパス、今日、貯留タンクGr2から排水を予定していたが、1月23日に排水した一時貯留タンクGr1の残水が一部混入した可能性があり、念のため再分析するため、排水を中止した。混入したと思われる原因について今後調査する。

サブドレン他水処理施設、10:01-11:54に一時貯水タンクLから排水を実施。排水量は279m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。1月31日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF)
No.10のトリチウムは1600Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(1月29日採取)と集水タンクNo.5(1月27日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が890Bq/L、第三者機関が970Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.3Bq/L)、第三者機関が0.42Bq/L。明日3日に排水の予定。




2019年2月1日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)(3月1日公開)

3号機格納容器ガス管理システム、制御盤二重化工事にともない09:47から運転上の制限外に計画的に移行してシステム停止を含む作業を開始。15:58に作業が終了し、16:00に運転上の制限内に復帰。なお、当該システムの停止期間における関連監視パラメータについては、異常なし。11月29日、12月12日参照。


その他

当社における海域モニタリング計画(2019年2月1日改定) (432KB)(PDF)
どこが変更になったのかしらん。

月初なので、温度計の信頼性評価を規制委に提出。
福島第一原子力発電所第1号機、第2号機及び第3号機の原子炉内温度計並びに原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(PDF)
2号機RPV周辺温度計 TE-2-3-69B2(VESSEL WALL ADJ TO FLANG)(位置は13頁の11番)は「参考に使用」だったが「故障」と判定した。指示値について特異な挙動が確認されたため直流抵抗測定をおこなった結果、定検平均値比が1.16で1.10より大きかったため。

地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF)
1月28日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日2日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(1月28日採取)と集水タンクNo.4(1月26日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が930Bq/L、第三者機関が1000Bq/L。明日2日に排水の予定。


実施計画の変更認可申請を規制委に提出。
変更:特定核燃料物質の防護に係る変更。内容については公開しない。