リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2017年 更新情報

注:背景色の付いた日付は追記または訂正

12月

  • 31日:30日の記事を掲載。
  • 30日:29日の記事を掲載。
  • 30日:28日の記事を掲載。
  • 28日:27日の記事を掲載。
  • 27日:26日の記事を掲載。
  • 27日:25日の記事を掲載。
  • 25日:24日の記事を掲載。
  • 24日:23日の記事を掲載
  • 23日:22日の記事を掲載。
  • 23日:21日の地下水バイパス排水の項に追記「(以下、22日の日報より)17:56に排水を停止。排水量は1985m3。」

2017年12月31日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。1月8日まで年末年始休み。

サブドレン他水処理施設、10:07-13:13に一時貯水タンクFから排水を実施。排水量は462m3


その他


構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。30日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.1KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。29日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)


2017年12月30日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。1月8日まで年末年始休み。

サブドレン他水処理施設、09:58-14:37に一時貯水タンクEから排水を実施。排水量は694m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。28日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1800Bq/L。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 7.48KB)(1月9日公開)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(26日採取)と集水タンクNo.2(24日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が790Bq/L、第三者機関が840Bq/L。明日31日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。29日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 10.8KB)


T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(最高値あり)(PDF 105KB)
観測孔No.0-3-1でトリチウム濃度が過去最高値の150Bq/L。
過去最高値の表がモニタリング結果の資料からなくなったので、過去最高値の履歴を追い難くなったというクレーム(11月9日参照)に対して、今回の資料の出し方が答えなんだろう。



2017年12月29日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。1月8日まで年末年始休み。

サブドレン他水処理施設、10:02-11:41に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は244m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(25日採取)と集水タンクNo.1(23日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が800Bq/L、第三者機関が850Bq/L。明日30日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。27、28日採取分。27日は悪天候のため試料回収が遅れたので今日の公表となった。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 11.0KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。27日採取分だが悪天候のため採取中止。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.40KB)


2017年12月28日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。1月8日まで年末年始休み。

地下水バイパス、10:04に一時貯留タンクGr2から排水を開始
(以下、29日の日報より)17:52に排水を停止。排水量は1990m3

サブドレン他水処理施設、10:59-13:57に一時貯水タンクCから排水を実施。


その他


26日の移送ホースからの残水の漏えいの件の詳細について、質問に答えて)当該の移送ホースは、G4北エリアD1タンク(フランジ型タンク)につながっていた配管内の残水を水抜きするのに使っていたもの。このタンクは、当初はSr処理水を、その後、ALPS処理水を貯留していた。ALPS処理水を受入れる際には、新しく移送配管を設置しており(移送元が異なるので、新規の配管が必要だった)、その際に、Sr処理水の受入れに使用していた配管は隔離しており、配管内の残水はそのままにしてあった。今回、当該タンクの解体の際に、このSr処理水の受入れに使用していた配管も撤去するため、配管内の残水をホースを使って水抜きしたのち、ホース内の残水を排水するのにビニールシートで作った受けに排水したところ、ビニールシートに穴が開いて下に漏れてしまったというもの。比較的濃度の高い汚染水を扱うにあたって、手順が適切でなかったと考えている。詳細についてはさらに調査中。漏えい水の回収の後、高圧洗浄している。

T/B地下たまり水の核種分析結果3、4号機の21日採取分3号機(20日採取)と4号機(21日採取)。2018年5月11日訂正
福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF 11.0KB)
3号機で137Cs、137Cs濃度が前回比で1桁高くなっているが、建屋内たまり水の処理完了に向けてたまり水の水位を低下させており、12月より採取場所を変更したため。

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。26日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1800Bq/L。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 80.9KB)
2015年11月12-16日と2017年11月12日-12月21日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 80.4KB)
26日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(24日採取)と集水タンクNo.3(22日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が760Bq/L、第三者機関が810Bq/L。明日29日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。27日採取分だが、悪天候のため資料が回収できず、分析結果公表は29日の予定。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.6KB)

凍土遮水壁の状況
陸側遮水壁の状況(第三段階)(PDF 1.23MB)

実施計画の変更認可申請(2016年10月18日提出)が昨日27日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
認可:大型機器除染設備の設置。2016年10月18日参照。



ニコ生
【2017年12月28日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年12月28日 - Twilog
12/28のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2017年12月27日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:明日から1月8日まで年末年始休み。仕事始めは9日(火)のダストサンプリング。資料3頁に週間予定あり。


その他


月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省へ提出。
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について(プレスリリース)
11月の被曝線量の平均は0.30mSv、最大は9.72mSv(APD値)。

地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 8.95KB)
21日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日28日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(23日採取)と集水タンクNo.2(21日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が750Bq/L、第三者機関が800Bq/L。明日28日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。26日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 51.0KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。25日採取分は各天候のため採取中止。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.40KB)


東京電力ホールディングス株式会社 柏崎刈羽原子力発電所6,7号機の新規制基準への適合性に係る原子炉設置変更許可について(プレスリリース)
東京電力ホールディングス株式会社お知らせ(コメント)柏崎刈羽原子力発電所6,7号機の新規制基準への適合性に係る原子炉設置変更許可について(お知らせ)
今日、KK5、6号機の設置変更許可が規制委から出た。


2017年12月26日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。作業時間は07:49-13:20。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。

サブドレン他水処理施設、09:59-13:17に一時貯水タンクAから排水を実施。排水量は491m3
このところ、サブドレンの排水量が500m3を切る事がある。去年の12月は900m3台が多くて、少ない時でも700m3台だったのに比べて、少なくなっている。凍土遮水壁で囲った領域の地下水位が低下してきているためなのかしら。

14:03頃、汚染水タンク内の水抜き作業中、G3北タンクエリア近傍のアスファルト舗装面上に移送ホースから水が漏えいしていることを発見。漏えいした水の広がりは約2.5m × 2.7m × 深さ1mmで、漏えいは停止していた。
現場の状況を確認したところ、当該ホースからの水漏れは、G4北エリア内のD1タンクに接続している配管の水抜き作業時に使用した残水移送用ホースの片付け時に、ホース内残水がアスファルト舗装面に漏えいしたものだった。漏れた水は回収済みで、側溝・排水路への流出はなかった。漏えい量は7Lと評価。漏えいした水の分析結果は、134Csが2.2×103Bq/L、137Csが1.6×104Bq/L、全βが4.8×107Bq/L。
福島第一原子力発電所構内G3北タンクエリアにおける移送ホースからの水の漏えいについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所構内G3北タンクエリアにおける移送ホースからの水の漏えいについて(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所構内G3北タンクエリアにおける移送ホースからの水の漏えいについて(続報2)(報道関係各位一斉メール)


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。21日採取(23日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 7.46KB)

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。25日採取分の分析結果と8-14日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 53.8KB)

実施計画の変更認可申請(5月23日提出)の一部補正を昨日25日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:5・6号機における浄化ユニット・溶接タンク設置ならびに旧淡水化装置撤去。9月28日参照。


今日、規制委の第57回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
(第57回特定原子力施設監視・評価検討会)建屋滞留水処理の進捗状況について(PDF 4.21MB)
建屋たまり水処理の進捗(6頁)。たまり水表面の油分回収、床面露出で残留するスラッジ等によるダスト対策、最下階床面を露出させるためのポンプ設置とその際の線量低減対策を必要となるタイミングで実施中。今後の水位低下計画は9頁。11月下旬以降の建屋たまり水水位低下の際に一部の孤立エリアで残水を確認、状況を確認して個別にポンプ設置で対応する。
建屋たまり水中の放射性物質量の推移(10頁)。プロセス主建屋地下たまり水(汚染水処理過程の水源)の放射能濃度は2016年末ごろから上昇傾向(12頁)。調査の結果、定期的にサンプリングしているT/Bたまり水のうち、3号機では移送ポンプ設置位置とサンプリング箇所が異なっており、移送ポンプ設置エリアでサンプリングした水がプロセス主建屋より高濃度であることが判明(他のT/Bではいずれもプロセス主建屋より低濃度)。2016年12月の建屋たまり水水位低下の開始により、たまり水水位を低下させる際にR/BからT/Bへ高濃度のたまり水が引き出されたためと推定(17頁)。
(第57回特定原子力施設監視・評価検討会)地下水流入対策の現状(PDF 2.89MB)
サブドレン信頼性向上対策(3頁)、凍土遮水壁の現状(13頁)、至近の地下水収支の状況(14頁)、台風21号、22号の対応実績(19頁)。35頁に12月末時点でのT.P. 2.5m盤のフェーシング・カバー掛けの状況(T.P. 2.5m盤:100%、T.P. 6m盤:64%、T.P. 8.5m盤(凍土壁以東):34%)。
建屋流入量、12月25日に既往最小の59m3だった、とのこと。
(第57回特定原子力施設監視・評価検討会)燃料デブリ取り出しに向けた対応状況について(PDF 5.42MB)
廃炉作業における事故現場の記録管理(40頁)。2011年12月のSTEP2達成以前は,廃炉作業を優先させたこともあり記録が残らなかったものがあるものの、以降の大型工事等については写真を中心として記録を残している。建屋解体や各種内部調査など、事故検証に直接繋がる事項については、特定原子力施設監視・評価検討会等を通じて議論をすることが必要と考えている。今後、事故の検証に繋がる情報の取得・保管については,適切な体制を構築してまいりたい。
(第57回特定原子力施設監視・評価検討会)第56回 特定原子力施設監視・評価検討会 サブドレンNo.51の水位低下について(原因と対策)におけるコメントについての回答(PDF 26.7KB)
(第57回特定原子力施設監視・評価検討会)2号機 原子炉格納容器ガス管理設備の運転上の制限からの逸脱について(PDF 648KB)
推定原因(11頁)。希ガスモニター(B)の出口弁が「全閉」となった経緯は不明だが、推定原因として誤接触の可能性がある。また、残留していた過去の作業タグ(「閉」表示)に合わせて誤操作した可能性も否定できない。
問題点の深堀(12頁)。当該弁は、重要設備の機能に影響を与えるものだが、物理的な防護や注意喚起表示がなかった(12頁)。重要設備の機能喪失に至るリスクの抽出が不十分であったため、必要な対策(注意喚起、区画、養生など)ができていなかった(13頁)。系統状態を考慮した作業計画、実施時期の検討が不足していた(A系停止時にB系設備近傍で作業実施。14頁)。回収されているべき過去作業のタグが残っていた(15頁)。
対策(16頁)。応急対策として、類似弁への注意喚起(11月28日実施済み)、タグ回収のルール徹底について周知(11月22日実施済み)、重要設備のセルフ操作タグ(22頁)の現場状態確認(12月5日に未回収タグがないことを確認)。恒久対策について引き続き検討。本事象については、福島第一原子力規制事務所より指導文書「安全確保設備等の近傍での現場作業時のリスク抽出及び対応の検討について(指導)」(H29.12.13付)を受領しており、1月31日までの報告に向けた検討・準備を実施中(11頁)。
(第57回特定原子力施設監視・評価検討会)福島第一原子力発電所1号機 進捗状況およびオペレーティングフロア北側のガレキの撤去について(PDF 645KB)
放射性物質の監視体制(12頁)。構内のダストモニター配置。
オペフロの監視体制(13頁)。オペフロ上の6点でダスト濃度を連続監視。
警報設定値の考え方と警報発報時の対応(14頁)
撤去作業にともなう放射性物質の環境影響評価(15頁)
作業者の被曝線量の管理および低減対策(16頁)。低減対策として、遠隔操作設備の利用、遮蔽設置(750tクローラークレーンの操作室の図あり)、待機場所(程線量エリア)の活用、遮蔽ベスト等の保護具着用。高線量エリアにおける施工であるため、今後も継続して被ばく線量低減に努める。


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年12月26日 - Twilog



炉心溶融認めず 官邸ではなく当時の東電社長判断|NHKニュース
東京電力が、福島第一原子力発電所の事故のあと、2か月以上メルトダウンいわゆる炉心溶融が起きたことを認めなかったことについて、新潟県と東京電力が合同でつくる検証委員会は26日、当時の清水社長の判断であり、当時の民主党政権の官邸からの指示はなかったとする調査結果を公表しました。
福島第一原発の事故を検証する新潟県と東京電力でつくる合同委員会は26日、清水元社長らへのヒアリングの内容を踏まえ、事故のあと炉心溶融が起きたことを認めなかったのは、清水元社長みずからの判断であり、官邸などからの指示はなかったとする調査結果を公表しました。
この件について、東電の報告は2016年6月16日に出ている。
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所事故に係る通報・報告に関する第三者検証委員会からの「検証結果報告書」の受領について(プレスリリース)
こっちでは清水社長(当時)からは「記憶がない」として証言が得られなかったんだと思うけど、一年経ったら思い出したのかしら?
見出しだけ見て全く新しいニュースと思ってる人も多いみたいだけど、去年もそういう話があった事、みんなもう忘れちゃったのかしら?
(以下、29日追記)東京電力HD・新潟県合同検証委員会の第3回合同検証委員会(平成29年12月26日)に資料が上がっている。
調査結果(概要)(PDF)の資料を見ると、NHKニュースで「当時の清水社長の判断であり、当時の民主党政権の官邸からの指示はなかった」とあるのは、官邸から「炉心溶融という言葉を使うな」という内容の指示があったという具体的な証拠は見つからなかった、という意味らしい。一方で、調査結果に対する委員所見(PDF)を見ると、官邸から「プレス公表の内容については、事前に官邸を通せ」という指示が清水社長にあった事、および、「プレス公表の内容」の中でも「炉心溶融」については特に注意があったらしい事、については、調査の結果として認められている。
いずれにせよ、これ以上の具体的なことは明らかにならなかったらしい。官邸側への調査も実施していない。なので、去年の東電の委託による調査の報告書と同じような結果になったということみたい。



2017年12月25日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。

2号機原子炉注水、炉心スプレー系配管をPE管へ取替える工事(6月29日参照)にともない、18日より給水系からの単独注水を実施(18日参照)していたが、工事が終了し、11:22に元の注水量に戻した
・炉心スプレー系 0m3/h→1.5m3/h
・給水系 3.0m3/h→1.5m3/h
なお、給水系による単独注水期間中、原子炉の冷却状態に異常はなし。

サブドレン他水処理施設、10:10-13:41に一時貯水タンクGから排水を実施。排水量は524m3


その他


水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第334報)(プレスリリース)
1号機海水配管トレンチの水抜き作業を今月12月よりおこなっており、1号機のたまり水貯蔵量の減り分はトレンチ内の貯留水を除去した分(添付資料ー1左下表)。
1号機の海水配管トレンチは2-4号機と違ってT/Bとの接続部が高いところにあるため、T/B地下の高濃度汚染水が流入しなかった。そのため、2-4号機海水配管トレンチの水抜きよりも遅れて実施しているんだと思う(確か、2-4号機海水配管トレンチ、復水器などの濃度が高い大物を先にやって、その後に浄化装置の空きを見ながらやるっていう話だったような)。てか、1号機海水配管トレンチの水抜きをやるって、今までに話出てたかな?

1-4号機R/B上部でのダストサンプリング結果1-3号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリング結果。1号機は4日、2号機は11日、3号機は8日、4号機は1日に実施。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 10.9KB)
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 11.0KB)
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 8.72KB)
4号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 11.5KB)
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.20KB)
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 10.9KB)
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.17KB)

R/B以外の建屋開口部でのダストサンプリング結果
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(1)(PDF 15.8KB)
建屋開口部における空気中放射性物質の核種分析結果(2)(PDF 8.89KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(21日採取)と集水タンクNo.3(19日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が750Bq/L、第三者機関が800Bq/L。明日26日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。24日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.2KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。14-20日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 176KB)
1号機建屋の貯蔵量に1号機海水配管トレンチ内の貯留水が含まれているが、12月よりおこなっている1号機海水配管トレンチの水抜き(水処理週報の項を参照)による減分を除外して建屋の流入量を評価した。

実施計画の変更認可申請(2016年6月7日提出)が21日に規制委に認可された。
東京電力ホールディングス株式会社「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の認可について(プレスリリース)
認可:2号機原子炉建屋西側外壁の開口設置に関する変更。2016年6月8日参照。

実施計画の変更認可申請(7月28日提出と6月23日提出の2件)の一部補正を22日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正1:中低濃度タンク(H5北、H6北エリアフランジタンク)及びRO濃縮水移送ポンプの一部撤去。
補正2:サブドレン他水処理施設の集水タンク、サンプルタンクの増設ならびにサブドレン集水設備移送配管の二重化。

福島原子力事故発生後の詳細な進展メカニズムに関する未確認・未解明事項の調査・検討結果、第5回進捗報告
東京電力ホールディングス株式会社福島原子力事故発生後の詳細な進展メカニズムに関する未確認・未解明事項の調査・検討結果「第5回進捗報告」について(プレスリリース)
福島原子力事故発生後の詳細な進展メカニズムに関する未確認・未解明事項の調査・検討結果のご報告~第5回進捗報告~(概要)(4.64MB)
福島第一原子力発電所1~3号機の炉心・格納容器の状態の推定と未解明問題に関する検討第5回進捗報告(報告書)(46.8MB)
燃料デブリの分布については、第4回報告以降、2、3号機ミュオン測定による圧力容器内燃料デブリ位置の調査や、1-3号機格納容器内部調査など、廃炉作業の進捗にともなって得られる直接的な現場情報を材料とし、現場と一体となって検討を実施した結果を反映したもの。下記3と4は過去に報告した課題の追加検討。
1.燃料デブリ分布の推定について(概要11頁。以下、ページ数は概要の資料のもの)。13-15頁に1-3号機の模式図。16頁にまとめ。損傷した燃料は1号機では大部分が格納容器底部に落下。2号機では炉心部および下部プレナムにもっとも多く残存しており、3号機は1号機と2号機の中間。D/W水位は1号機が2m、2号機が0.3m、3号機が6m。
2.1号機原子炉建屋で発生した水素爆発の解析(17頁)。炉内で発生した水素ガスが格納容器トプヘッドフランジ部を通じてR/B5階に漏えいし爆発に至った(ケース①)と考えているが、この推定について検討するために、5階に加えて4階にも水素ガスが漏えいした場合(ケース②)を仮定して、両者について爆発する様子を解析によって評価した。その結果、ケース①がより確からしいと推定。19頁に解析条件。ケース①(20、21頁)では、5階で燃焼が進展し圧力が増加して機器ハッチのフタが開口、4階以下に下向きの爆風が発生するも3階以下では機器ハッチから水平方向への爆風の流れ込みは小さい。さらに5階で圧力が上昇すると、もっとも耐力の低い5階側壁が破損して横向きの爆風が発生し圧力が低下、相対的に4階以下の圧力が高くなり機器ハッチを通じた上向きの流れが遅れて発生。1号機の爆発をとらえた福島中央テレビ無人カメラ映像では、側壁破損時に横向き、遅れて上向きの風の流れが確認できる(24頁)。また、4階西側の機器ハッチ周辺のプルボックス(ケーブルの集約・分岐を行っている金属製の箱)は上から押しつぶされたような変形をしており、ケース①の機器ハッチを通る下向きの爆風と整合的(ケース②ではこの場所は横向きの爆風となる。25頁)。
3.津波による非常用交流電源喪失についての追加検討(30頁)。津波が電源喪失の原因であるとすると、各電源設備の浸水時刻と機能喪失時刻に相関があるはず。浸水時刻は各設備までの津波浸入の経路長に相関があると考えられることから、各設備の設置位置(経路長)と機能喪失時刻の関係性を確認した。その結果、非常用電源設備への津波浸入の経路長が長いほど機能喪失時刻が遅くなる傾向が確認された。
4.2号機の炉心損傷・炉心溶融が進展した時期における原子炉水位の推定(36頁)。RCIC停止の後、原子炉を減圧して低圧注水へと移行した際、減圧にともない減圧沸騰が起こり3割程度の炉水が蒸発したと評価。減圧前の燃料域水位計の指示値から原子炉水位を見積もると、減圧沸騰によって実際の原子炉水位は指示値よりもさらに低い位置(BAF(燃料有効長下端)以下)まで低下していたと推定。その後、水位計指示値は急激に上昇するが、注水量と相関するはずの原子炉圧力に急激な変動はないことから、この急激な指示値上昇は基準面器側配管の水が蒸発したためと推定(基準面器側配管の水が蒸発すると、水位計は実際の水位よりも高い水位を示すようになる。38頁を参照)。その後、水位計指示値は緩やかに上昇するが、この間の原子炉・格納容器圧力はほぼ一定であり、格納容器内の温度が大きく上昇している様子は見られないことから、基準面器側配管の水の蒸発ではなく、注水による原子炉水位の上昇をとらえたものと推定。ただし、高温となった燃料に水が接触した場合に想定される水蒸気や水素の発生による圧力上昇が見られないことから、水位はBAFまでは回復していないと推定。このようなシナリオに基づき、3月14日18:00-22:40頃の原子炉水位の範囲を評価した。結果は42頁。1号機では第3回報告で同様の評価をおこなっている。2015年5月20日参照。
5.3号機ベントガスのうち4号機原子炉建屋へ流入した割合の評価(44頁)。4号機R/B爆発の原因となった3号機格納容器ベントガスの流れ込みについて、流入経路となった配管の長さ・配管径・曲がり部の影響等を考慮して、3号機ベントガスの流入割合と流入する水素量を熱水力解析コードGOTHICで解析。結果は、3号機格納容器内に含まれるガスの分圧によらず、ベントガスの4号機原子炉建屋への流入割合は同等(約35%)。
6.空間線量率モニタリングデータに基づく1号機事故進展の推定(51頁)。事故時に観測された発電所敷地内外の空間線量率の推移からは、事故進展に関する情報を得ることが期待できる。本検討ではまず1号機に着目し、放射性物質の放出に至る事故進展挙動の把握のため、空間線量率モニタリングデータの変動状況の分析を進めた。燃料から漏れ出た放射性物質が圧力容器→格納容器→建屋内と移行していく際には、空間線量率は緩やかに上昇する(建屋内に保持される放射性物質からの直接線とスカイシャイン線の影響)が、建屋外に放出された雲からの影響はピークとなって表れる(雲が近づいたあと離れていくため。54頁)。3月12日08:00頃までは2・3号機の燃料は損傷しておらず、モニタリングデータは1号機の状況を捉えたものと考えられる。この期間に観測されたモニタリングデータを見ると、04:00頃までは空間線量率に大きな変化はなく、建屋および環境への放射性物質の移行は顕著ではない。04:00-04:30では、敷地内のみ空間線量率が上昇するがピークはなく、R/B外で観測できるほど格納容器からR/Bへの放射性物質の移行があったものと推定。04:30-06:00過ぎまでは、敷地内外で空間線量率のピークが現れており、R/Bから環境へ放射性物質の漏えいがあったものと推定。06:00-08:00頃までは、敷地内の空間線量率が上昇し、その後ほぼ水平に推移したが、それ以前の時刻と比較してより高くなっていることから格納容器から原子炉建屋への放射性物質の更なる移行があったものと推定。格納容器圧力は04:30前に低下し、06:00過ぎに上昇していることから、06:00過ぎの空間線量率の急な上昇は、単純に格納容器の漏えい面積が増大することに伴って原子炉建屋への放射性物質の移行量が増加したのではなく、格納容器圧力が上昇する何らかのイベントが発生し(例えば、溶融した燃料が格納容器底部に落下して、たまっていた水を急激に蒸発させた等)、放射性物質の原子炉建屋への移行量増加に寄与したものと推定。以上の推定は、既往の事故進展シナリオと整合的である。
報告書の添付資料がプレスリリースに一覧で付いている。


ニコ生
【2017年12月25日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年12月25日 - Twilog
12/25のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



2017年12月24日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

2号機原子炉注水、炉心スプレー系配管をPE管へ取替える工事(6月29日参照)にともない、18日より給水系からの単独注水を実施中(18日参照)

サブドレン他水処理施設、09:57-12:55に一時貯水タンクFから排水を実施。排水量は442m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(20日採取)と集水タンクNo.2(18日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 12.6KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が740Bq/L、第三者機関が770Bq/L。明日25日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。23日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.1KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。22日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)


2017年12月23日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

2号機原子炉注水、炉心スプレー系配管をPE管へ取替える工事(6月29日参照)にともない、18日より給水系からの単独注水を実施中(18日参照)


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。21日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1700Bq/L。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(19日採取)と集水タンクNo.1(16日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 10.6KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が770Bq/L、第三者機関が820Bq/L。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。22日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 10.8KB)


2017年12月22日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
25日(月)の予定:資機材整備。

2号機原子炉注水、炉心スプレー系配管をPE管へ取替える工事(6月29日参照)にともない、18日より給水系からの単独注水を実施中(18日参照)

サブドレン他水処理施設、10:03-12:00に一時貯水タンクEから排水を実施。排水量は288m3


その他


構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。21日採取分の分析結果と20日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 10.7KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。20日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.42KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況について(PDF 2.74MB)

実施計画の変更認可申請(11月2日提出)の一部補正を昨日21日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:消防機関への通報設備(専用回線)の復旧、及び不適合のホームページでの公表開始に伴う変更。


2017年12月21日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):ガレキ撮影。作業時間は07:56-12:00。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。

2号機原子炉注水、炉心スプレー系配管をPE管へ取替える工事(6月29日参照)にともない、18日より給水系からの単独注水を実施中(18日参照)

地下水バイパス、10:06に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、22日の日報より)17:56に排水を停止。排水量は1985m3

サブドレン他水処理施設、10:52-14:08に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は485m3

13:55頃、雨水回収タンク(タンク堰内に溜まった雨水を回収するタンク)内の水を移送するホースから水が漏えいしていることを作業者が発見。漏えいした水の広がりは約40cm×40cm×深さ1mm。現場で、当該ホースに釘が刺さっていたことを確認。釘が刺さっていた箇所に補修テープを巻いたことにより、14:43に漏えいが停止
漏えいした場所はH9タンクエリアに設置された堰の外側で、漏えい量は約0.9Lと評価。漏えいした場所の付近に側溝・排水路はなく、構外への流出はない。H9タンクエリアではタンクエリア堰内の雨水を貯留しており、貯留水を処理系統へ送るための中継タンクへの移送ラインで漏えいが発生した。
雨水回収タンクの水を採取し分析した結果は、134CsがND(<0.57Bq/L)、137Csが1.1Bq/L、全βが107Bq/L。
福島第一原子力発電所構内H9タンクエリア雨水回収タンク内の水の移送中における漏えいについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所構内H9タンクエリア雨水回収タンク内の水の移送中における漏えいについて(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所構内H9タンクエリア雨水回収タンク内の水の移送中における漏えいについて(続報2)(報道関係各位一斉メール)
会見場では資料が配られたらしいが、HPには掲載されていない。本家の中継の38分あたりで見られる。

その他


魚介類のサンプリング結果
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域> 2017年度 第2四半期採取分(PDF 207KB)
2017年度7-9月採取分の90Sr(2014年6月13日参照)とトリチウム(2015年2月25日参照)の分析結果。

軽装備で作業可能なエリアに適用する設計上の労務費について適正化を図る。
福島第一原子力発電所の労働環境改善に伴う設計上の労務費適正化について(PDF 511KB)
1Fにおいて、全・半面マスクやカバーオールを必要としない管理対象区域(Gゾーン)が新たに設定されるなど、労働環境が大きく改善されたことから、軽装備で作業可能なエリアに適用する設計上の労務費について適正化を図る。緊急安全対策として導入した割増分(2013年11月8日参照)は継続し、Gゾーンでは緊急安全対策より前から加算していた割増分を2Fと同水準に補正する(Y/Rゾーンは現行を継続。5頁)。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 80.6KB)
2015年11月12-16日と2017年11月2日-12月14日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 80.7KB)
18日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(17日採取)と集水タンクNo.3(15日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が810Bq/L、第三者機関が850Bq/L。明日22日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。20日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.5KB)

凍土遮水壁の状況
陸側遮水壁の状況(第三段階)(PDF 2.22MB)

実施計画の変更認可申請を昨日20日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)
変更:放射能・化学分析機器の管理業務移管にともない、保安措置の変更をおこなう。

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第49回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(3.67MB)
1-3号機の状況(圧力容器・格納容器内の温度推移)、たまり水処理水/廃スラッジ/使用済ベッセル/濃縮廃液の貯蔵状況、たまり水貯蔵状況の推移、エリア別タンク一覧(基数、容量、タンクのタイプ、貯留水の種別)、汚染水等構内たまり水の状況(リスク総点検より抜粋)。
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(18.0MB)
使用済燃料プール代替循環冷却装置冬季運用(6頁右)。11月30日に1-3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置2次系共用設備で冬季運用(過度な冷却(凍結)を防止するために、空冷式熱交換器(エアフィンクーラー)を停止)を開始。
要員管理(7頁左)。11月の1日あたり作業員数は平均で5,090人(実績)。1月の想定は約5,070人。
インフルエンザ・ノロウイルス発生状況(8頁左)。11月より協力企業作業者を対象にワクチン接種費用負担を実施中。17日までのインフルエンザ感染者は8人、ノロウイルスは2人。昨シーズン同時期ではインフルエンザ47人、ノロウイルス5人。
【資料3-1】汚染水対策(19.9MB)
凍土遮水壁の状況(通しで2頁)。維持管理運転の状況、対象ヘッダー管20のうち17でブライン循環停止中(17頁)。降雨と建屋流入量・くみ上げ量の推移(19頁)。T.P. 2.5m盤地下水収支(22頁):T.P. 2.5m盤への移動量は11月で130m3。T.P. 8.5m盤地下水収支(24頁)、山側からの流入量は11月で420m3
タンク建設進捗(29頁)
水バランスシミュレーション(35頁)
1-3号機復水器内貯留水の水抜き完了(38頁)。3号機復水器ホットウェル天板下部貯留水の水抜きを12月4-15日に実施、18日にカメラで水抜きの完了を確認した(40頁に写真)。移送した貯留水の137Cs濃度は約4.0×108Bq/L、移送量は約340m3。これで、1-3号機全ての復水器で貯留水の水抜きが完了。これにより、構内のたまり水に含まれる放射性物質量は2014年度比で約2割減少した。
サブドレン他水処理施設の状況(48頁)。くみ上げ状況(50頁):至近1カ月の平均くみ上げ量約411m3/日。稼働状況(51頁):11月30日よりL値T.P. 1600mm。排水実績(52頁):18日までに578回471,998m3排水。海側遮水壁のたわみ(53頁)。地下水ドレン稼働状況(54頁)。サブドレン稼働後の建屋流入量評価(56頁)。
H4・H6タンクエリアモニタリング(58頁)。H4エリア周辺(59頁)。地下水バイパス調査孔・揚水井(62頁)。排水路(64頁)。海水(65頁)。
【資料3-2】使用済燃料プール対策(8.86MB)
1号機R/Bカバー解体作業の進捗(通しで4頁)。防風フェンス設置が19日に完了した。オペフロのガレキ撤去を1月中旬より開始、2021年度に完了予定。
2号機R/B屋根保護層撤去工事(8頁)9月28日参照。10月に準備作業開始、11月より笠木等の撤去を実施中。また、同じく11月より屋根保護層撤去の準備作業(有人)を開始している(スケジュールは10頁、作業の写真は11頁。下の「放射線データの概要」にも写真あり)。屋根保護層撤去作業では、被曝線量低減のため1月より遠隔重機による作業を開始する。11月21日より作業中と作業後にダスト測定を実施中(13頁に測定値)。遠隔重機導入後は屋上四隅で連続ダスト測定を実施し、ダスト濃度上昇(1.0×10-3Bq/cm3以上)時は作業中止・散水(14頁)。
3号機燃料取出し用カバー等設置工事の進捗(15頁)。ドーム屋根設置、20日までに1-5と8の設置を完了(16頁)。ドーム屋根設置(ステップ6・8)の作業概要(19頁)。燃料取扱機・クレーン設置(ステップ7)の作業概要(20頁)。現在、ドーム屋根6・7の吊り上げ準備を実施中、6の設置は2月上旬に開始予定(21頁)。
1号機飛散防止剤散布実績と予定(27頁)
3号機オペフロ連続ダストモニター計測値(30頁)
1号機R/Bカバー解体工事(31頁)
3号機燃料取出し用カバー設置工事(32頁)
使用済燃料等の保管状況(33頁)
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(4.55MB)
2号機格納容器内部調査(通しで3頁)。テレスコピック調査装置のガイドパイプを延長して、ペデスタル内プラットホーム下を調査する(11月30日参照)。前回(2017年1-2月)調査からの改善点は、調査装置先端部(調査ユニット)の小型軽量化とガイドパイプの強度向上によりガイドパイプを約1.3m延長(10頁)、吊り下ろし機構を追加してペデスタル内プラットホーム下の調査を実現(11頁)、調査ユニットに線量計・温度計を追加(11頁)、霧対策を追加(カメラと照明の間隔を広げられる。これにより、霧がある状態での視認性を向上。12頁)。前回調査で、CRD交換レール開口部から入ってすぐのプラットホームのグレーチングが落下していることが確認されており、ここからケーブルで吊った調査ユニットを下ろしていく。調査場所および調査ポイントは13頁。
22日にIRIDのサイトに以下の資料が掲載された。
PCV内部調査/2号機原子炉格納容器内部調査装置の開発について[開発担当:東芝エネルギーシステムズ](2017年12月22日)(ページ内に動画あり)
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(688KB)
ガレキ・伐採木・使用済保護衣の管理状況(通しで3頁)
水処理2次廃棄物の管理状況(3頁)
ガレキ・伐採木・使用済保護衣・水処理2次廃棄物の保管量推移(4頁)
【資料3-5】循環注水冷却(132KB)
【資料3-6】環境線量低減対策(6.87MB)
T/B東側地下水および海水のモニタリング(通しで2頁)。地下水(6-15頁)、排水路(16-19頁)、海水(21-30頁)、港湾口海水モニター(海水放射線モニター)(31頁)。
【資料3-7】労働環境改善(2.47MB)
管理対象区域の運用区分(通しで2頁)
労働環境改善に向けたアンケート結果(3頁)。第8回の結果と今後の方向性。
【資料3-8】5・6号機の現状(577KB)
たまり水量の状況(通しで2頁)
【資料4-1】廃炉研究開発連携会議(第6回)の開催について(報告)(184KB)
【資料4-2】福島第一原子力発電所 1/2号機排気筒年次点検結果報告(2017年度)(4.35MB)
2017年度の年次点検を実施した。今年度より、1・2号機T/B屋上からの点検を追加(1頁。以前は、東側からの点検はT/Bの向こう側から見ていたため、T/Bの影となる下層部は点検できていなかっが、1・2号機T/B屋上のガレキ撤去作業を実施し点検のための立ち入りが可能となった。4月6日参照)。また、従来の望遠カメラによる地上からの撮影に加えて、ドローンによる撮影を追加。地上からの撮影は10月17-26日に、ドローンによる撮影は11月19、26日に実施(3頁)。撮影された画像を確認した結果、これまで確認されている9カ所の変形・破断箇所以外に新たな損傷等はなかった(11頁。4-10頁に写真)。なお、2018年度下期より、排気筒の上部解体を予定している(5月22日、8月30日参照)

放射線データの概要 12月分(11月30日~12月20日)(PDF 1.82MB)
2号機R/B屋根保護層撤去⼯事について。

年末年始の会見の予定。年内は富岡会場から28日(木)が最後。29日-1月8日までは炉注水や汚染水処理などの定例作業のみなので、年明け最初の会見は本社会場からの9日(火)とする。


ニコ生
【2017年12月21日】東京電力 「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年12月21日 - Twilog




2017年12月20日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):ガレキ撮影。作業時間は07:25-15:30。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:ガレキ撮影。

2号機原子炉注水、炉心スプレー系配管をPE管へ取替える工事(6月29日参照)にともない、18日より給水系からの単独注水を実施中(18日参照)

サブドレン他水処理施設、09:48-13:25に一時貯水タンクCから排水を実施。排水量は539m3


その他


11月のR/Bからの追加的放出放射能量の評価結果
原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果(2017年11月)(PDF 845KB)
1-4号機R/Bからの放出は2.0×104Bq/h未満で、放出管理の目標値(1.0×107Bq/h)を下回っていることを確認。また、これによる敷地境界の空気中放射能濃度は134Csが1.5×10-12Bq/cm3137Csが4.1×10-12Bq/cm3であり、これが1年間継続した場合の敷地境界における被曝線量は0.00022mSv未満となる。評価の詳細は3頁以降。評価方法は2015年4月30日を参照。

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。18日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1800Bq/L。

地下水バイパス一時貯留タンクGr3のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 8.95KB)
14日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日21日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(16日採取)と集水タンクNo.2(14日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が760Bq/L、第三者機関が810Bq/L。明日21日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。19日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 50.9KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。18日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.44KB)


2017年12月19日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):防風フェンス取付け。作業時間は08:02-14:48。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
今日の作業で防風フェンスの設置を完了
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋防風フェンス設置完了について(PDF 479KB)
防風フェンスは、ガレキ撤去中のダスト飛散を防止するためのもの。10月31日に1枚目を設置、その後、作業を継続していた。オペフロのガレキ撤去作業は来年2018年1月中旬に開始、2021年度に完了予定。
明日の予定:ガレキ撮影。

2号機原子炉注水、炉心スプレー系配管をPE管へ取替える工事(6月29日参照)にともない、昨日18日より給水系からの単独注水を実施中(18日参照)

サブドレン他水処理施設、10:23-13:45に一時貯水タンクBから排水を実施。排水量は503m3


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。14日採取(16日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 7.48KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(15日採取)と集水タンクNo.1(13日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が720Bq/L、第三者機関が760Bq/L。明日20日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。18日採取分の分析結果と1-7日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 53.7KB)

実施計画の変更認可申請および変更認可申請(2月28日提出)の一部補正を昨日18日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請および一部補正について(プレスリリース)
変更:処理水バッファタンク取替。10月26日参照。事故直後に設置したフランジ型タンクを、漏えいリスク低減の観点から溶接型タンクへ取替え。
補正:油処理装置の設置。現在、T/B地下たまり水の処理完了に向けてたまり水を集中廃棄物処理建屋へ移送して水位を下げているが、たまり水表面に浮いている油は浄化設備に悪影響を及ぼすため、回収して一時保管している。今後、たまり水水位の低下にともない、回収される油分が増加してくる。この回収油水混合物を油と水に分離して油を分解するとともに、放射性物質を含む残水をプロセス主建屋地下に移送することで、火災及び漏えいリスクの低減をはかる。このための設備。規制庁の資料(資料【PDF : 676KB】。「発電炉の施設検査に関するもの」の10月2日の「福島第一原子力発電所 特定原子力施設 油処理装置の溶接検査に関する面談」の資料)参照。既存のセシウム吸着装置(キュリオン、SARRY)の前段にも「油分離装置」があるが、これとは別物。

当社社員による時間外労働の過少申請について
東京電力ホールディングス株式会社 当社社員による時間外労働の過少申請について(プレスリリース)
2017年1-11月の間において、時間外勤務の過小評価があったこと、当該社員の労働時間の訂正および本件の発生原因について、中央労働基準監督署へ報告した。調査対象者56名中17名が該当(過少申請分:最大70時間/月・人、平均13時間22分/月・人)。新規制基準適合性審査に従事していた人とのこと。4月に内部通報があり発覚した。



2017年12月18日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):防風フェンス取付け。作業時間は08:22-10:41。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:防風フェンス取付け、ガレキ撮影。

2号機原子炉注水設備の炉心スプレー系配管をPE管に取替える工事(6月29日、10月26日)にともない、10:36に注水量を変更し給水系からの単独注水を開始
・炉心スプレー系 1.5m3/h→0m3/h
・給水系 1.5m3/h→3.0m3/h
工事は今日より25日まで実施の予定。
この工事のために、給水系からの全量注水試験をおこない、原子炉の冷却に問題ないことを確認している。8月21日、9月28日参照。

3号機復水器ホットウェル天板下部の水抜き作業(10月26日参照)を4日よりおこなっていたが15日に作業が完了し、今日18日にカメラで水抜き完了を確認した。
福島第一原子力発電所3号機復水器ホットウェル天板下部貯留水の水抜き完了について(PDF 142KB)
2頁にH/W内の移送中および移送後の写真あり。H/W天板下の貯留水量は約340m3、移送中の貯留水の放射能濃度は137Csが約4.0×108Bq/cm3
これにより、1-3号機の復水器に貯留していたいわゆる高濃度汚染水(事故後、汚染水の浄化処理を開始する前に、建屋地下にたまった汚染水が建屋外へ漏洩するのを避けるために移送・貯留していた)の水抜きは全て完了した。抜いた水はプロセス主建屋へ移送し、通常の汚染水処理に乗せて処理をおこなった。

サブドレン他水処理施設、10:11-14:16に一時貯水タンクAから排水を実施。排水量は609m3


その他


水処理週報。
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第333報)(プレスリリース)
添付資料1の左下の表、1号機のT/B建屋内水位が今報より「ー」となった。この欄の数字は立坑(建屋脇の海水配管トレンチ立坑)の水位を記載しているが、1号機T/B地下たまり水は今年3月末に処理が終了しており、その後は立坑水位に変化はない。規制庁と相談の上、このような表記とした。先週まで記載されていたT.P. 443mmは1号機T/B地下階の床面の高さ。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB14(日採取)と集水タンクNo.3(12日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が710Bq/L、第三者機関が760Bq/L。明日19日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。17日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.2KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。7-13日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 51.6KB)

実施計画の変更認可申請(6月23日提出)の一部補正を15日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:サブドレン他水処理施設の集水タンク、サンプルタンクの増設ならびにサブドレン集水設備移送配管の二重化。

(13日に実施する予定だった3号機の温度計の調査(11日参照)結果について、質問に答えて)13日に圧力容器底部の6本の温度計の直流抵抗測定を実施した。結果は、これまでに測定した値と大きな変化はなかった。これらの温度計の健全性については、今後、評価を進めていく。


ニコ生
【2017年12月18日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年12月18日 - Twilog




2017年12月17日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

サブドレン他水処理施設、09:42-14:11に一時貯水タンクGから排水を実施。排水量は668m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(13日採取)と集水タンクNo.2(11日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が710Bq/L、第三者機関が750Bq/L。明日18日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。16日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.1KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。15日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)


2017年12月16日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):飛散防止材散布。作業時間は07:58-11:56。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
18日(月)の予定:防風フェンス取付け。

サブドレン他水処理施設、10:16-14:44に一時貯水タンクFから排水を実施。排水量は666m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。14日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF41.8 KB)
No.10のトリチウムは1800Bq/L。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 7.48KB)(12月19日公開)

地下水バイパス14日排水時の海水サンプリング結果
福島第一 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果(南放水口)(PDF 59.9KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(12日採取)と集水タンクNo.1(10日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 64.1KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が690Bq/L、第三者機関が740Bq/L。明日17日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。15日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 46.0KB)


2017年12月15日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):防風フェンス取付け。作業時間は11:09-13:27。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:飛散防止剤散布。

サブドレン他水処理施設、10:03-14:09に一時貯水タンクEから排水を実施。排水量は613m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(11日採取)と集水タンクNo.3(9日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF11.7 KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が690Bq/L、第三者機関が730Bq/L。明日16日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。14日採取分の分析結果と13日のリチウムの結果。。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF10.8 KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。13日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF7.45KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における 地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況について(PDF 2.55MB)



おまけ


13日に広島高裁で、伊方原発3号機の運転停止を命じる仮処分が出た。運転期間中に阿蘇火山の噴火で火砕流がサイトに到達することはないという四国電力の評価を否定したらしい。この件について、twitterでも色々言われている中で、参考になる Flying Zebra@f_zebraさんのツイート。












詳しいことはよく知らないんだけれど、火山の影響評価については、地震や津波と違って、もし影響があった場合にはどうするか、という対策(こういうのを深層防護って言うの?)が講じられていない。上記2番目のツイにもあるように、新規制基準では「設計対応不可能な火山事象が、 原子力発電所運用期間中に影響を及ぼす可能性が十分小さい」と言えない場合は「立地不適」になっちゃうから(「原子力発電所の火山影響評価ガイド【PDF:500KB】」より。この資料は規制庁HPの実用発電用原子炉の規制基準に関連する内規のページにある)。だけれど、日本国内で火砕流や溶岩流などが絶対に来ないと言える場所なんて、ないのではないだろうか(昭和新山みたいなこともあるし)。そもそも「影響を及ぼす可能性が十分小さい」って言うのが具体的にどのくらいの大きさなのかが分からなければ、評価のしようもないと思うんだけれど、そこはどうなってるんだろう。このやり方じゃ、まるで「想定外の大きさの津波に対しては対策する必要はない」って言うのと同じなんじゃないかと思うのだけれど。
以前に規制委の「原子力施設における火山活動のモニタリングに関する検討チーム」で、川内原発の再稼働の申請書で「想定される巨大カルデラ噴火は事前予知が可能」とする九州電力の理路を火山の専門家たちは完全に否定していた。あの会議での専門家の一致するところは「火山噴火の事前予知は時期についても規模についても不可能」というものだった(でも、川内原発はあの申請書によって認可され運転中である)。ならば、可能性があるかどうかを云々しても意味がなく、Flying Zebraさんが言うようなシナリオを影響の種類と規模に応じて色々考えて、可能な対策を取らないといけないのではなかろうか。でも現状では、火山噴火の影響については、そういう規制は全く行われていない。
あと、「伊方に火砕流が来るほどの規模の噴火が阿蘇山で起きれば九州が全滅なのに、原発だけ止めてどうするの?」という意見に対して「原発から放射能漏れが起きれば、その後の復興に差し支える」という意見もあるのだけれど、それ以前に、そういう滅多に起きないようなリスクを回避するために「今、原発を止めることのリスク」を考えるべきなんだろうなと思う。これについても、
という指摘はもっともだと思った。
Flying Zebraさんはいつもいつも「人間の直感は現実を正しく反映しないことがあるから、そういう場合は合理的に考えるように努めないとかえって利益を損なうことになる」と警告していて、本当にその通りだと私も思うんだけれど、理解されないことも多いみたい。こういう一見冷たいとも取れるような冷静な態度に対して「原子力村の住人」という評価もあったりするのを、本当に悲しく思う。人々の利益になるようにと考えているのは、誰なんだろうね。



2017年12月14日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:防風フェンス取付け。防風フェンス取付けは今年中に完了の予定。

地下水バイパス、10:06に一時貯留タンクGr1から排水を開始
(以下、15日の日報より)17:30に排水を停止。排水量は1844m3
福島第一 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果(南放水口)(PDF 59.9KB)(12月16日公開)


その他


構内の食堂で提供している食事が100万食となった。
福島給食センター100万食ご提供について(PDF 1.04MB)
2015年4月20日に食堂での給食を開始。先日の12月7日に100万食を達成。これを記念して、今日14日に特別メニューを提供した(1ページに写真)。大熊町の福島給食センターから提供される温かい食事は福島県産の食材を使用しており、食事を通して廃炉作業にエールを送っていただいていると日々感じている。2頁に福島給食センターの概要。

魚介類のサンプリング結果
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF 94.7KB)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く)(PDF 134KB)

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 80.9KB)
2015年11月12-16日と2017年11月2日-12月7日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 81.1KB)
11日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(10日採取)と集水タンクNo.2(7日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が690Bq/L、第三者機関が750Bq/L。明日15日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。13日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.6KB)

凍土遮水壁の状況
陸側遮水壁の状況(第三段階)(PDF 6.33MB)
10月の台風による大雨の影響で上昇していた地下水位は、このところの少雨で台風の前の状況に戻って来ている。凍土遮水壁の効果について3月には評価を出すべく作業中。


ニコ生
【2017年12月14日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年12月14日 - Twilog




2017年12月13日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。

サブドレン他水処理施設、10:05-14:19に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は631m3


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。11日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.3KB)
No.10のトリチウムは1800Bq/L。No12はポンプ点検により採取中止。

地下水バイパス一時貯留タンクGr1のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 8.95KB)
7日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日14日に排水の予定。

地下水バイパス一時貯留タンク詳細分析結果。Gr3の11月2日採取分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク詳細分析結果(PDF 8.78KB)

地下水バイパス加重平均サンプル分析結果。10月採取分。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 加重平均サンプル分析結果(2017年10月分)(PDF 9.29KB)

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。12日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 50.9KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。11日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.43KB)


2017年12月12日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):防風フェンス取付け。作業時間は08:06-09:13。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:構台取付け準備。

サブドレン他水処理施設、10:24-14:31に一時貯水タンクCから排水を実施。排水量は612m3


その他


地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。7日採取(9日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 7.48KB)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(8日採取)と集水タンクNo.1(6日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が730Bq/L、第三者機関が770Bq/L。明日13日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設一時貯水タンクの詳細分析結果。一時貯水タンクFの11月1日採取分。
福島第一原子力発電所 サブドレン・地下水ドレン浄化水の詳細分析結果(PDF 8.81KB)

サブドレン他水処理施設加重平均サンプル分析結果。10月分。
福島第一原子力発電所 サブドレン・地下水ドレン浄化水 加重平均サンプル分析結果(2017年10月分)(PDF 14.2KB)

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。11日採取分の分析結果と11月24-30日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 16.1KB)

実施計画の変更認可申請(2016年7月4日提出)の一部補正を昨日11日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正:雨水処理設備等の増設。2016年7月4日参照。




2017年12月11日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):防風フェンス取付け。作業時間は08:00-09:27。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:防風フェンス取付け。

2号機R/B排気設備でダストサンプリングを実施。
2号機原子炉建屋排気設備における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 11.0KB)(12月25日公開)
2号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 10.9KB)(12月25日公開)

サブドレン他水処理施設、10:03に一時貯水タンクBから排水を開始
(以下、12日の日報より)14:31に排水を停止。排水量は612m3


その他


3号機燃料取出し用カバー等設置工事、9日にNo.8スライスの北側をオペフロ上に吊り上げた。12日にスライス南側を吊り上げる予定。現在、スライスNo.1-5を設置済み。カバー設置手順については8月31日を参照。

3号機圧力容器底部について直流抵抗測定を13日に実施する。3号機格納容器内部調査で撮影した映像の解析から圧力容器底部温度計が12本溶断しているのが確認された件(11月30日、12月1日参照)で、残り6本の温度計の健全性を確認するため。

水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第332報)(プレスリリース)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(7日採取)と集水タンクNo.3(5日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が760Bq/L、第三者機関が790Bq/L。明日12日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。10日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.3KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。11月30日-12月6日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 54.1KB)

実施計画の変更認可申請および変更認可申請(2016年10月18日提出)の一部補正を8日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請および一部補正について(プレスリリース)
変更:大型機器除染設備に関する保安措置の変更。
補正:大型機器除染設備の設置。誤記の訂正。
今日申請したとか言ってたな。いい加減だな。


ニコ生
【2017年12月11日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年12月11日 - Twilog




2017年12月10日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

サブドレン他水処理施設、10:02に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、11日の日報より)15:17に排水を停止。排水量は784m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクB(6日採取)と集水タンクNo.2(4日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が710Bq/L、第三者機関が760Bq/L。明日11日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。9日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.1KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。8日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)


廃炉情報誌「はいろみち」第5号を発行。

2017年12月9日(土)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

サブドレン他水処理施設、10:02に一時貯水タンクGから排水を開始
(以下、10日の日報より)14:57に排水を停止。排水量は734m3


その他


地下水バイパス揚水井(奇数番+No.10)のサンプリング結果。7日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.2KB)
No.10のトリチウムは1800Bq/L。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 7.48KB)(12日公開)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクA(5日採取)と集水タンクNo.1(3日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が720Bq/L、第三者機関が770Bq/L。明日10日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。8日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 10.8KB)



2017年12月8日(金)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):防風フェンス取付け。作業時間は07:45-10:30。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
11日(月)の予定:防風フェンス取付け。

3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 8.72KB)(12月25日公開)
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.17KB)(12月25日公開)

サブドレン他水処理施設、10:06に一時貯水タンクFから排水を開始
(以下、9日の日報より)14:29に排水を停止。排水量は652m3


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(4日採取)と集水タンクNo.3(2日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 64.1KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が720Bq/L、第三者機関が780Bq/L。明日9日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。7日採取分の分析結果と6日のトリチウムの結果。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 10.8KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。6日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 40.1KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況について(PDF 2.54MB)



2017年12月7日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):飛散防止剤散布。作業時間は08:08-14:29。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:防風フェンス取付け。

地下水バイパス、10:20に一時貯留タンクGr2から排水を開始
(以下、8日の日報より)17:52に排水を停止。排水量は1936m3

サブドレン他水処理施設、11:08-14:04に一時貯水タンクEから排水を実施。排水量は436m3


その他


地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 81.7KB)
2015年11月12-16日と2017年10月2日-11月30日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 81.3KB)
12月4日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクF(3日採取)と集水タンクNo.2(1日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が690Bq/L、第三者機関が730Bq/L。明日8日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。6日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.6KB)

凍土壁の状況
陸側遮水壁の状況(第三段階)(PDF 7.66MB)



2017年12月6日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):防風フェンス取付け。作業時間は07:55-09:29。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:飛散防止剤散布。

6号機使用済燃料プール冷却浄化系、補機冷却海水系の出口放射線モニターの点検を行うため09:47-14:09に停止。起動後、運転状態について異常ないことを確認。起動後の使用済燃料プール水温度は、16.5℃(停止時16.0℃)。

サブドレン他水処理施設、09:32-13:50に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は642m3


その他


水処理設備内の処理水分析結果。採取箇所は2011年11月18日の資料を参照。
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF 10.0KB)

地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。4日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 10.3KB)
No.10のトリチウムは1800Bq/L。No.8、12はポンプ点検により採取中止。

地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。11月30日採取(12月2日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 7.48KB)

地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 8.95KB)
11月30日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。明日7日に排水の予定。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(2日採取)と集水タンクNo.1(11月30日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が710Bq/L、第三者機関が760Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.3Bq/L)、第三者機関が0.52Bq/L。明日7日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。5日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.4KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。4日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)


2017年12月5日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):防風フェンス取付け。作業時間は08:28-10:40。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:防風フェンス取付け。


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクD(1日採取)と集水タンクNo.3(11月28日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が710Bq/L、第三者機関が760Bq/L。明日6日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。4日採取分の分析結果と11月17-23日の流量データ。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 16.3KB)

実施計画の変更認可申請変更認可申請(10月18日提出)の一部補正を昨日4日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請および一部補正について(プレスリリース)
変更:セシウム吸着装置の運転上の制限に関する保安措置の変更。セシウム吸着装置(キュリオンセシウム吸着装置およびSARRY)が最低「1設備が動作可能である」という制限において、キュリオンはSr除去を開始した際に4系列から2系列に変更したのを元に戻さないと「1設備」としてカウントしないことになっているとかいう話のことかしら。8月17日参照。
補正:大型機器除染設備の設置。



2017年12月4日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):ダストサンプリング。作業時間は08:04-11:30。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:防風フェンス取付け。
1号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 10.9KB)(12月25日公開)
1号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 8.20KB)(12月25日公開)

3号機復水器ホットウェル天板下部の水抜き作業を今日4日より開始。約340m3の貯留水を2週間程度かけて移送する。10月26日参照。同様の手法でおこなった2号機は、11月17日に作業完了している(11月30日参照)。

サブドレン他水処理施設、10:16に一時貯水タンクCから排水を開始
(以下、5日の日報より)14:28に排水を停止。排水量は625m3


その他


水処理週報
東京電力ホールディングス株式会社 福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第331報)(プレスリリース)
この週は、サブドレンの設定水位(L値)を下げるために建屋地下たまり水水位を先行して下げている。このため、1-4号機建屋貯留量が減り、移送先のプロセス主建屋の貯留量が増えている。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。5日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.2KB)

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。11月23-29日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 174KB)
この週はまとまった降水がなかったにもかかわらず建屋への流入量が増えているが、この週は建屋地下たまり水水位を下げており(水処理週報の項を参照)、建屋周辺地下水位と建屋地下たまり水水位の差が通常よりも大きくなっているために、建屋への地下水流入量が増えているものと考えている。



ニコ生
【2017年12月4日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年12月04日 - Twilog




2017年12月3日(日)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業。今日は休工。

サブドレン他水処理施設、10:08-14:48に一時貯水タンクBから排水を実施。


その他


サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC(11月29日採取)と集水タンクNo.2(11月27日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が700Bq/L、第三者機関が760Bq/L。全β濃度は東電がND(<2.4Bq/L)、第三者機関が0.52Bq/L。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。2日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.1KB)

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。1日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 7.45KB)