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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2011年10月31日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF22.1KB)

1号機原子炉注水量、1m3/h増やして所期の7.5m3/hに到達。

2号機格納容器ガス管理システム、排気中の水素ガス濃度は昨日17:00以降2.7%でほぼ一定。今日17:00で2.6%。

3号機R/B上部で風速、温度などを計測。建屋上部のガレキ撤去のために北側のクレーンのほかに、南側にもクレーンを追加した。このため、いままで建屋上部北側に限られていたダストサンプリングが南側でも可能になったので、建屋上部でのダストサンプリング実施地点を決めるために、風速、温度などの測定を実施した。

海側遮水壁設置工事、測量とボーリング用資機材搬入を実施。

その他

明日、東芝製蒸発濃縮型淡水化装置を稼働の予定。

作業員の被曝についてこの一ヶ月の調査まとめ。
緊急時作業者の被ばく線量の評価状況等について

今日の統合会見で、構内に散水している5、6号機のたまり水を処理した水を、園田政務官が飲みましたよと。
構内散水に使用している福島第一原子力発電所5、6号機滞留水の処理水について(849KB)


ニコ生

【10/31・11:00開始】東京電力 記者会見
政府・東京電力統合対策室 合同記者会見

Togetter
2011/10/31・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/31・16:30開始 政府・東京電力統合対策室合同記者会見

2011年10月30日(日)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF23.3KB)

1号機原子炉注水量、6.5m3/hへ増量。

2号機格納容器ガス管理システム,排気中の水素濃度が上昇しているので、窒素ガス封入量を昨日18:10に14m3/h(N)から16.5m3/h(N)へ調整。排気中の水素濃度は昨日17:00で2.3%、今日10:00で2.6%、17:00で2.7%。今日18:10に、さらに21m3/h(N)に増量。格納容器ガス管理システムで格納容器内のガスを引いていることも水素濃度上昇の一因ではないか。



ニコ生
【10/30・11:00開始】東京電力 記者会見
【10/30・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2011/10/30・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/30・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月29日(土)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF23.2KB)

1号機原子炉注水量、5.5m3/hへ増量。

2号機格納容器ガス管理システムの排気中の水素濃度が上昇。昨日18:00本格運転開始時で1%、今日17:00で2.3%。18:10に窒素ガス封入量を14m3/h(N)から16.5m3/h(N) へ増やした。原因は調査中。


その他

先週22日に続いて、たまり水処理の解説シリーズ、今日は「水処理(放射能除去)の仕組み」。
福島第一原子力発電所放射性滞留水の回収・処理の取組み〜水処理(放射能除去)の仕組み〜(PDF643KB)
第2回「水処理(放射能除去)の仕組み」(動画68.9MB)

1号機R/Bカバー設置に使用していた750tクローラクレーンの解体作業中に、クレーンのワイヤーが台座から落下し、作業員2名が負傷。
大型クレーン解体作業時の発災状況(PDF130KB)

21日に1号機に関して保安院に提出した手順書の適用状況報告で、2、3号機分を昨日28日に提出。
当社福島第一原子力発電所2号機および3号機の事故時運転操作の実施状況に関する報告について
今回も、具体的な内容は公開しない。


ニコ生
【10/29・11:00開始】東京電力 記者会見【原子力安全・保安院への福島第一原発2号機及び3号機の事故時運転操作手順書の報告】
【10/29・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2011/10/29・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/29・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月28日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF25.0KB)

1号機R/Bカバー工事完了。
福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋カバー工事の完了について
1号機原子炉建屋カバー付帯設備(PDF68.9KB)
福島第一原子力発電所1号機 原子炉建屋カバー設置工事までの歩み(動画41.2MB)
排気系の除染能力に関しては、昨日27日公開の1号機ダストサンプリング結果を参照。

1号機原子炉注水ラインに流量調節弁設置。注水量を4.5m3/hへ増量。今日から毎日1m3/hづつ、7.5m3/h(水が蒸発しないで温度上昇を抑制できる量)まで増やしていく。これにより、カバーリング内の作業環境を改善する。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉注水量の増加について(PDF57.8KB)

2号機格納容器ガス管理システム試運転実施後、18:00より本格運転開始。

水処理装置、RO膜型淡水化装置、24日に発生したポンプの故障を昨日今日で修理。

海側遮水壁、工事開始。測量とボーリング用資機材搬入。

その他

海底土のストロンチウム分析結果
海底土核種分析結果(PDF 16.5KB)


ニコ生
【10/28・11:00開始】東京電力 記者会見
【10/28・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2011/10/28・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/28・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月27日(木)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF24.3KB)

昨日の3号機に続き、2号機原子炉注水ラインに流量調節弁を追設。

2号機格納容器ガス管理システム、今日系統漏えい試験等を実施。明日、試運転を実施する。
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの運用開始について(PDF178KB)
排気ファンで1000m3/hのガスを格納容器から引出す。このうち16m3/hを屋外に排出、残りを再循環させる。
引出されたガスを放熱器に通し、温度を下げて含まれている水蒸気を凝結させて取除き、次に交換型フィルタユニットに通して放射性物質を除去する。処理のすんだガスのうち16m3/hだけを屋外に放出する。残りを再循環させ、電気ヒータで加熱して、放熱器を通って温度の下がったガスと混ぜてガス全体の温度を上げることで、フィルタでの結露を防止する。フィルタユニットは線量を見ながら交換していく。

水処理装置、RO膜型淡水化装置、24日に発生したポンプの故障を今日明日で修理。


その他

25日実施の1号機ダストサンプリング分析結果。機器ハッチ開口部4階付近、大物搬入口、建屋カバー排気フィルター入り口と出口、カバーの天井5ヵ所。
福島第一 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF20.0KB)


25日実施の2号機ダストサンプリング分析結果。ブローアウトパネル開口部。
福島第一 2号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF11.5KB)

使用済燃料共用プールで、天井クレーンの車軸連結部ケーシングに幅5mmの割れを確認。地震の影響と思う。
福島第一原子力発電所 使用済燃料共用プール建屋 天井クレーンにおける車軸連結部ケーシングの割れの確認について(PDF249KB)(10月28日公開)


ニコ生
【10/27・11:00開始】東京電力 記者会見
【10/27・18:00開始】東京電力 記者会見


Togetter
2011/10/27・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/27・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月26日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF25.0KB)

1号機格納容器ガス管理システム設置工事に伴い、窒素ガスパージをしつつ配管切断を実施。
福島第一原子力発電所1号機 原子炉格納容器ガス管理システム 格納容器スプレイ系と原子炉停止時冷却系接続配管の切断作業手順(PDF38.2KB)(10月25日公開)

2号機格納容器ガス管理システム設置工事に伴い、配管内の窒素ガスパージを実施。
福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器ガス管理システム 可燃性ガス濃度制御系の水素ガスパージ手順(PDF21.3KB)(10月25日公開)

1-3号機原子炉注水で、既設の流量調節弁の下流に、さらに流量調節弁(玉型弁)を設置する(3号機では8月18日に設置した流量調節弁を取り替え)。今日は、3号機で実施。明日1、2号機で作業予定。工事中は常用高台炉注ポンプから非常用へ切り替え。


その他

水処理週報。
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第18報)

海側遮水壁工事、28日に着手。工期は約2年。陸側遮水壁について評価したが、海洋への汚染物質漏出防止に効果はなく、現時点では設置の必要無しと判断。
海側遮水壁の工事着手および陸側遮水壁の検討結果について


ニコ生
【10/26・11:00開始】東京電力 記者会見
【10/26・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2011/10/26・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/26・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月25日(火)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF22.1KB)

1F構内で電源強化工事を10:00-16:00に実施。この間、1、2号機でプラントパラメータが監視できなくなるので、公表資料には停電直前のデータを掲載する。

1号機原子炉注水量、14:22に3.4m3/hから3.8m3/hへ流量調整。その後、流量低の警報があり18:00に3.0m3/hから3.8m3/hへ再調整。調査中。
1号機R/Bカバー工事、排気フィルターユニット試運転。
1号機R/B機器ハッチ3階付近でダストサンプリング実施。

2号機R/Bブローアウトパネル開口部でダストサンプリング実施。
2号機原子炉注水、18:52に給水系からの注水量の低下が確認されたので3.0m3/hへ調整(炉心スプレー系からは7.0m3/hで継続)。

3号機トレンチ立坑水位、監視カメラの不調で16:00のデータは欠測

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、18m3/hで運転中。
水処理装置、SARRY、28m3/hで運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、2-2と3-1使って運転中。昨日20m3水が漏れた2-1は隔離。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中。


その他

明日、1、2号機で格納容器ガス管理システム設置工事に伴い、配管の窒素ガスパージをおこなう。
福島第一原子力発電所1号機 原子炉格納容器ガス管理システム 格納容器スプレイ系と原子炉停止時冷却系接続配管の切断作業手順(PDF38.2KB)
福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器ガス管理システム 可燃性ガス濃度制御系の水素ガスパージ手順(PDF21.3KB)
1号機では配管切断をする。2号機では、配管切断はせず、ガスパージをするだけ。
1号機作業予定09:30-21:00、84人。2号機11:00-14:00、16人。

主要3核種以外の核種分析
福島第一原子力発電所 土壌中のPu分析結果(PDF 9.18KB)
福島第一原子力発電所 土壌中のガンマ線核種分析結果(10月3日)(PDF10.4KB)
福島第一原子力発電所 土壌中のガンマ線核種分析結果(10月10日)(PDF10.4KB)
福島第一原子力発電所 空気中のPu分析結果(PDF 7.72KB)
福島第一原子力発電所 海底土中のPu 分析結果(PDF 10.9KB)
福島第一原子力発電所 海底土中のU 分析結果(PDF 11.2KB)

海底土の核種分析まとめ
福島沖海底土調査結果(平成23年10月7日〜10月17日採取)(PDF188KB)


2FモニタリングポストNo.7の計測装置等を収納する仮設の建物について、本設化を目的として、10月25日から12月20日までの予定で工事を開始。工事期間中も測定は実施するが、この間、測定値の変動する可能性あり



ニコ生
【10/25・11:00開始】東京電力 記者会見
【10/25・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2011/10/25・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/25・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月24日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF22.1KB)

1号機R/Bカバー工事、排気フィルターユニット試運転を実施。
22日から実施していた1号機T/B地下たまり水の2号機T/Bへの水移送、09:07に停止。明日再開の予定。今後必要に応じて断続的に実施するみたい。

2号機T/B地下からプロセス主建屋への水移送、ポンプ切替作業のため、09:18-09:34に移送を一時停止。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、18m3/hで運転中。
水処理装置、SARRY、28m3/hで運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、2だけで運転中。11:30頃、2の構成機器である原水ポンプ(2-1スキッド用)の軸封部より水漏れ(約20l)を確認したため、同装置を停止。その後、水漏れの停止を確認。現在、淡水は8000m3ほどあり、原子炉注水には影響ない。
14:30に2-1を隔離して2-2と3-1を起動、午後4時20分、16:20に定常流量(約50m3/h)に到達。

水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中。

循環型海水浄化装置、09:45に週末定期メンテから運転再開。


その他

20、21日に実施した5、6号機の取水口点検で撮影した水中カメラの映像を公開。
福島第一原子力発電所 5号機残留熱除去海水系RHRS(D)ポンプ水中映像(動画42.9MB)
福島第一原子力発電所 5号機補機冷却系ASW(C)ポンプ水中映像(動画39.0MB)
福島第一原子力発電所 6号機残留熱除去海水系RHRS(C)ポンプ水中映像(動画33.8MB)
福島第一原子力発電所 6号機補機冷却系ASW(A)ポンプ水中映像(動画16.3MB)
本来、取水口には異物は存在しないが、ドラム缶のようなものが落ちており、砂が数十cm堆積している。さしあたり運転に支障はないが、異物の撤去を検討していく。

試料採取・測定頻度と核種分析計画について(10月24日)(PDF71.3KB)
文科省指導の環境モニタリングの計画見直しに伴って、検出限界を下げるためにサンプリング量と計測時間を増やすことにした。今日の海水サンプリングから適用。このため、これまで翌日だった分析結果公表が翌々日になる可能性あり。
今後の海域モニタリングの進め方(平成23年10月20日)(PDF:137KB)(文科省のサイトより)

22日に保安院に提出した「事故時運転操作の実施状況に関する報告」が保安院より公開された。
衆議院科学技術・イノベーション推進特別委員会への東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故原因の検証に必要な資料の提出について
事故時運転操作手順書の中身と、事故時の作業内容に関する東電の調査報告。東電は手順書を公開するつもりは依然としてないが、保安院が公開を決めた。

10月7日より構内に散水している5、6号機たまり水の処理後の水質検査結果
福島第一原子力発電所5・6号機滞留水RO処理後の分析結果(PDF683KB)

明日、1、2号機R/B上部開口部でダストサンプリング実施予定。

昨日23日の14:00に野鳥の森付近の油を入れる仮設タンクから油(4号機の主変圧器の絶縁油)が漏れていることを確認。油膜が20cm×20cm程度。今日、詳細調査を実施。
今日14:00頃、現場において防油提内に溜まった水の中に油膜があること、防油提内の水があふれ出た跡に油が溜まっていることを確認。これらのことから、23日に確認された油は防油提内への雨水の流入によって防油提内の油が提外に流れ出たものと推定。現在、防油提内に溜まった水の核種分析、油膜の分析を含め詳細について調査中。


ニコ生
【10/24・11:00開始】東京電力 記者会見
政府・東京電力統合対策室 合同記者会見

Togetter
2011/10/24・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/24・16:30開始 政府・東京電力統合対策室 合同記者会見

2011年10月23日(日)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF22.3KB)

1号機R/Bカバー工事、部材の片付け等を実施。明日は再び排気フィルターユニット組合せ試験を実施する予定。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。ベッセル2塔交換。
水処理装置、SARRY、運転中。ベッセル2塔交換。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、2だけで運転中。07:52に圧力が高いことを示す警報により、2-1が自動停止(2-2は継続運転中)。08:06に警報をリセットして再起動。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中。


その他

今日から、日曜日午前の会見は広報部員によるプラント状況・本日の作業予定報告のみで、技術者は出席せず。

ニコ生
【10/23・11:00開始】東京電力 プラント状況・作業予定報告
【10/23・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2011/10/23・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月22日(土)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF21.4KB)

10:35より1号機T/B地下のたまり水を2号機T/Bへ移送。1号機側の水位があまり下がらないので2号機側へ直接移送して排水。

1号機R/Bカバー工事、排気フィルターの組合せ試験を実施。

2号機原子炉水位計、昨日水張りして、その後圧力データを観察している。基準面器側はほぼ指示値が安定しているが、原子炉側の指示値が低下傾向。計装配管内の水が蒸発していると判断。局所的に温度の高いところがあるかなど、原因を調査する。水張り直後は差圧計がオーバースケールだったので、水位はTAF-5299mm以下ではないか。
2号機R/B地下たまり水水位、復旧。

10月12日の3号機R/Bダストサンプリング時の動画を公開。クローラクレーンで建屋上部から機器ハッチ3階のところまでサンプラーを下ろしていく際の映像。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。AGHベッセル2塔交換。
水処理装置、SARRY、運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、1と2で運転中。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中。

循環型海水浄化装置、定期メンテナンスで停止。


その他

今日採取分の1F5、6号機放水口北側の海水の核種分析、やや高めの値だったので朝に続いて午後にも採取,分析したが、低下傾向。
海水核種分析結果(PDF 73.0KB)(10月23日公開、22日採取分)

福島第一原子力発電所 現場からの報告(動画)
10月12日に構内の様子を撮影したもの。ちょうど昼休みの時間だったので、あまり人がいない。夕方の会見で解説。

福島第一原子力発電所 放射性滞留水の回収・処理の取組み 〜概要編〜(PDF1.10MB)
第1回「概要編」(動画28.7MB)
夕方の会見水処理関係の設備について解説

事故時運転操作手順書と今回の事故における実際の操作をつき合わせて、手順書の適用状況を報告するよう保安院から指示。昨日23:00過ぎに1号機分を提出。2、3号機は期限に間に合わなかったので28日まで延期して欲しい旨お願い。
当社福島第一原子力発電所1号機の事故時運転操作の実施状況に関する報告について
現時点では現場の状況などから、操作状況は問題がなかったと考えている。報告書の具体的な内容については公開しない。


ニコ生
【10/22・11:00開始】東京電力 記者会見
【10/22・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2011/10/22・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/22・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月21日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF22.7KB)

1号機R/Bカバー工事、排気フィルターユニット組み合わせ試験、使用済み燃料プールへの注水するための配管接続作業を実施。

1号機非常用復水器(Isolation Condenser、IC)の現場調査を10月18日に実施。
福島第一原子力発電所1号機非常用復水器(119MB)(動画、夕方の会見で解説)
2A弁と3A弁は全開、2B弁と3B弁は全閉であることを確認。A系を使用しB系を停止したという運転員の聞き取りと合致。IC本体と配管について、目視できる範囲では損傷はなく、地震後津波が来るまではICは正常に機能していたと考えている。計画線量12mSvで最大被曝線量9.44mSv。
夕方の会見でICまわりの構成を解説(写真)。



2号機原子炉水位計の水張りを再度実施(前回は6月22日)。格納容器温度が下がってきたので。静定後、明日には測定値が出る。計画線量3.6mSvで最大被曝線量2.67mSv。
2号機R/B地下たまり水水位、通信設備不調で午後欠測

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、17m3/hで運転中。Hベッセル2塔交換。
水処理装置、SARRY、AB2系列で27m3/hで運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、全台停止中。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中。

昨日の5号機に続いて、6号機で取水口の点検を実施。冷却停止中の温度上昇は、原子炉で24.0℃から32.1℃へ、使用済燃料プールで25.0℃から26.5℃へ。
福島第一原子力発電所 6号機残留熱除去海水系RHRS(C)ポンプ水中映像(動画33.8MB)(10月24日公開)
福島第一原子力発電所 6号機補機冷却系ASW(A)ポンプ水中映像(動画16.3MB)(10月24日公開)

その他

水処理設備、滞留水分析結果
滞留水処理分析結果(PDF11.9KB)

敷地内の5ヵ所の地震計観測記録から、爆発のあった時刻を推定。3月15日6時過ぎの爆発は、12分に4号機で1回、2号機では振動が記録されるような爆発はなかった。
東北地方太平洋沖地震後に福島第一原子力発電所の地震計で取得した観測記録の分析について

2FモニタリングポストNo.6の取り替え工事、10月11日に開始し今日19:00に終了。この間、他のモニタリングポストの計測値に有意な変化なし。


ニコ生
【10/21・11:00開始】東京電力 記者会見
【10/21・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2011/10/21・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/21・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月20日(木)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF22.4KB)

1号機原子炉注水ライン多様化のため、10月6日に炉心スプレー系の電動弁の絶縁抵抗を調査したが、今日は仮設電源ケーブルをつないで当該の弁の開閉試験を実施、問題ないことを確認。計画線量5mSvで最大被曝線量が3.82mSv。

1号機R/Bカバー工事、排気フィルターユニット組み合わせ試験実施。

10月12日の2号機格納容器ガス管理システムの配管接続作業で、可燃性ガス制御系の仮設タップへ接続しようとした際、既設サポートとホース治具が緩衝して付けられなかった。治具をなおして、今日接続工事を再開した。配管は2本とも接続完了。今後は除湿器、フィルター等との接続をおこなう予定。計画線量18mSvで、最大被曝線量が8.83mSv。
福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器ガス管理システム 原子炉建屋内配管設置作業の概要(PDF25.4KB)(10月12日公開)
可燃性ガス処理系配管から格納容器内のガスを引き出して、タービン建屋側に設置したヒーター除湿装置と接続した。
福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器ガス管理システム設置工事(135KB)(10月21日公開、午前の会見で解説)
Quinceによる2号機R/Bの調査を実施。
福島第一原子力発電所 2号機原子炉建屋1〜5階 ロボットによる雰囲気線量・温度の測定結果(PDF232KB)(10月21日公開、午前の会見で解説)
R/B北東二重扉から入って階段上って二階へ。北西コーナー階段へ移動して3階へ。可燃性ガス制御系弁周辺の線量を確認して、4階経由で5階へ。3階で行ったりきたりしているが、南東側階段から上がろうとしたが障害物があったので北東側階段を使って5階へ上がった。その後、5階から戻ってくる途中、3階で通信不良が起きて回収できていない。3階まで戻ってきたところで、可燃性ガス制御系の設備にケーブルが引っかかっていること分かり、とろうとしていた際に通信が途絶した。
5階(オペレーティングフロア)では湯気など見られなかった。写真で天井クレーンの塗装が一部剥げているのが見えるが、蒸気にさらされたせいだと思う。フェンス左側が原子炉中心。5階の線量が他の階に比べて高いのは、以前に動画(9月24日公開)でも湯気が確認できたようにシールドプラグのすきまから気体が漏れており、これに含まれる放射性物質が床や壁に堆積、沈着しているのではないか。
3階以上に行くのは今回が事故後初めて。
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋内風景(112MB)(動画、10月21日夕方の会見で解説)

2号機T/B地下たまり水移送、10:12に再開。プロセス主建屋へ。
3号機T/B地下たまり水移送、10:00に再開。雑固体廃棄物減容処理建屋へ。

4号機使用済燃料プール、13:01-14:41に循環冷却系からヒドラジンを約2m3注入。


水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、17mm3/hの流量で処理をおこなっている。昨日自動停止した第4系列のSMZポンプについては調査中。
水処理装置、SARRY、27m3/hで運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、原子炉注水用の淡水が十分確保できているので、停止中。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中。

5号機取水口(補機冷却系海水ポンプ室)を水中カメラで点検するため、残留熱除去海水系と補助海水系ポンプを停止した。使用済燃料プールの冷却は09:05-14:32間停止、25.5℃から26.2℃へ上昇。原子炉冷却は09:13-15:02の間停止、22.2℃から31.1℃へ上昇。
福島第一原子力発電所 5号機残留熱除去海水系RHRS(D)ポンプ水中映像(動画42.9MB)(10月24日公開)
福島第一原子力発電所 5号機補機冷却系ASW(C)ポンプ水中映像(動画39.0MB)(10月24日公開)


ニコ生
【10/20・11:00開始​】東京電力 記者会見
政府・東京電力統合対策室 合同記者会見

Togetter
2011/10/20・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/20・16:30開始 政府・東京電力統合対策室 合同記者会見

2011年10月19日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF129KB)

1号機R/Bカバー工事、排気フィルター組み合わせ試験、使用済み燃料プール注水ホース取り付け作業を実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、昨日から停止していたが、16:10に再起動、17:55に定常流量(20m3/h)を確認。昨日H2スキッドで水漏れが確認されたので、再開後は第3、第4系列で運転。当面、H2スキッドは隔離して運用する。H4スキッドのベッセル1塔交換。
21:06に第4系列のSMZスキッドの入り口のポンプが過負荷で自動停止。前段の油分離装置のポンプと第3系列のHスキッド入り口のポンプとで、17m3/hの流量で処理をおこなっている。

水処理装置、SARRY、昨日から停止していたが、13:29に再起動。

6号機残留熱除去海水系ポンプ(C)の流量および圧力に低下傾向が みられたため、14:20に残留熱除去系(A系)による原子炉の冷却を停止しした後、残留熱除去海水系ポンプ(C)を停止。その後、残留熱除去海水系ポン プ(C)を再起動し、当該ポンプが所定の性能にほぼ復帰したことを確認したため、15:01に残留熱除去系(A系)による原子炉の冷却を再開。←10月3日、7日、14日に続いて4回目。


その他

2号機(10月6、7日)、3号機(10月11日)で実施した中性子検出器(局部出力領域モニタ、LPRM)の導通確認の結果。
福島第一原子力発電所 2,3号機 原子炉の健全性確認調査(中性子検出器の導通距離推定調査)について(PDF19.3KB)
全ての検出器において、原子炉底部にある検出器コネクタから原子炉格納容器貫通口間で短絡または断線。事故時の影響と見られる。これ以上の評価は現在のところ困難。

水処理週報。今週の稼働率、キュリオン39.8%、SARRY77.6%で、目標の40%、70%をほぼ達成。来週からは、キュリオン25%、SARRY50%で運用の予定(キュリオンは停止しないことになった。両方動かしたほうが、2、3号機両方のたまり水水位のコントロールが容易なので。また、この程度の稼働率で O.P. +3000mm の目標を維持できると評価している)。
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第17報)

冬場に向けてインフルエンザ等感染症予防のために出勤前検温など健康チェックを行なってきたが、インフルエンザワクチン3000人分を確保して作業に当たる人員に無料で接種をしていく。

明日、2号機の3階(格納容器ガス管理システムで使用予定)をQuinceで調査。さらに、5階に行ければ様子を見てくる。

明日、あさってに5、6号機取水口周辺を水中カメラを下ろして点検する。この間、残留熱除去海水系、補助海水系を止めるので原子炉と使用済み燃料プールの冷却が停止する。


ニコ生
【録画放送】下河辺委員長囲み取材 及び 【再放送10/19・11:00開始】東京電力記者会見
【10/19・18:00開始】東京電力 記者会見

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2011/10/19・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/19・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月18日(火)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF111KB)

1号機R/Bカバー工事、排気フィルターユニットの組合せ試験、機材の搬出を実施。明日は排気フィルターユニット組み合わせ試験のほか、使用済燃料プールの注水設備のホース取り付けなどを予定。

2号機格納容器への窒素封入量の減少が確認されたため、17:55に封入量を約11m3/hから約14m3/hに調整。

水処理装置の電源信頼性向上工事をおこなうために、以下の設備が停止。
06:09に水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置
09:04に水処理装置、SARRY
09:10に2号機T/B地下たまり水移送。
09:16に3号機T/B地下たまり水移送。
電源工事は明日10:00までの予定。水処理装置は明日、たまり水移送はあさって再開の予定。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置で今回の停止の間にHスキッドの2番と3番のポンプモーターの交換を予定、11:00頃H2スキッドNo.2ポンプを交換しようとしたところ、スキッド内に深さ約15cmの水たまりを確認。詳細を調査中。漏水は約3m3、水中ポンプを使って地下へ移送した。


その他

主要3核種以外のγ核種の分析結果。
【確報版】 核種分析結果(PDF 418KB)


ニコ生
【10/18・11:00開始】東京電力 記者会見
【10/18・18:00開始】東京電力 記者会見

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2011/10/18・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月17日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF18.1KB)

1号機R/Bカバー工事、排気フィルターユニットの組合せ試験、機材の搬出等を実施。

2号機使用済燃料プール、10:28-12:06に循環冷却系を用いてヒドラジン(約2m3)を注入。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、20m3/hで運転中。Hベッセル2塔交換。
水処理装置、SARRY、40m3/hで運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、2のみで運転中。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中。

循環型海水浄化装置、09:35に週末定期メンテナンスから復帰。

遠隔操作重機によるガレキ撤去、1、2号機超高圧開閉所付近で実施。


その他

明日10:00-あさって10:00に、すべての水処理装置の電源が停止する予定。現在、水処理装置は大熊線3号線で受電しているが、2号線からも受電できるよう電源強化のための工事をおこなう。

10月3日に保安院から示された安全確保の要件について、報告書(施設運営計画)を提出
福島第一原子力発電所1〜4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告について(その1)
「添付資料-1 セシウム溶液の大気中へのセシウム移行率確認試験・・・・・・・・・3-48」
蒸留実験でどのくらいセシウムが大気へ移行するかを評価。
「添付資料-1 原子炉圧力容器・原子炉格納容器内における再臨界の検討・・・・・・4-17」
デブリ(溶融後かたまった燃料、制御棒、構造材の混合物)の組成、形状、水領域の割合などを想定して評価。
「添付資料-4 圧力・温度監視基準の考え方および計算方法・・・・・・・・・・・・4-31」
再臨界したかどうかを判断する基準について。
などなど。

道筋の進捗状況について報告。
「福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」の進捗状況(10月17日)について
今回の放出量評価。R/B内外でのダストサンプリングからは1号機で約0.4億Bq/hour、2号機で約0.1億Bq/hour、3号機で約0.4億Bq/hour。西門ではほぼ検出限界以下、沖合2kmでは1-3号機分合計で約0.7億Bq/hourなので、放出量としては約1億Bq/hour、敷地境界での年間被曝線量が0.2mSv(いずれも"暫定値")と評価する。前回と比べて約半分になっているが、原子炉の温度が冷えてきている、建屋から出ている湯気も見えなくなっているなど、放出量が減ってきていると考えている。

8月23日に話のあった水盤による降下物測定の結果
福島第一原子力発電所敷地内外における放射性降下物の核種分析の結果について
周囲の木や建物の影響で、この結果からの放出量の推定は困難と評価した。


ニコ生
【10/17・11:00開始】東京電力 記者会見
東京電力より「福島第一原発1~4号機『中期的安全確保の考え方』に係る原子力安全・保安院への報告」に関する記者会見
政府・東京電力統合対策室 合同記者会見【ロードマップの進​​捗状況について】

Togetter
2011/10/17・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/17・14:30開始 東京電力による「福島第一原発1​~4号機『中期的安全確保の考​え方』に係る原子力安全・保安​院への報告」に関する記者会見
2011/10/17・16:30開始 政府・東京電力統合対策室合同記者会見

2011年10月16日(日)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF18.2KB)

1号機R/Bカバー工事、機材搬出作業等を実施。明日は排気フィルターユニットの組合せ試験を実施の予定。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、20m3/hで運転中。
水処理装置、SARRY、40m3/hで運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、2と3で運転中。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中。
水処理装置、アレバ除染装置、10月4日から廃液処理水タンク内の水を単独循環運転で浄化していたが、当該の水の浄化が確認されたため、14:00に運転を終了。今後は、バックアップとして待機させる。


その他

遠隔操作重機によるガレキ撤去、超高圧開閉所周辺で実施予定。

主要3核種以外の分析結果。
海底土中のU分析結果(PDF 11.1KB)
福島第一原子力発電所 土壌中のPu分析結果(PDF 9.07KB)
福島第一原子力発電所 土壌中のSr分析結果(PDF 10.5KB)
福島第一原子力発電所 空気中のPu分析結果(PDF 7.82KB)


ニコ生
【10/16・11:00開始​】 東京電力 記者会見
【10/16・18:00開始​】東京電力 記者会見

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2011/10/16・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月15日(土)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF18.0KB)

1号機R/Bカバー工事、フィルターユニット組み合わせ試験を実施。

水処理装置、SARRY、ベッセル2塔交換。


その他

福島第一原子力発電所 赤外線カメラによる原子炉直上部の温度測定結果(222KB)
ダストサンプリングの際に、クローラクレーンから赤外線カメラを吊るして撮影した。←13、14日に1、3号機でクローラクレーンでのダストサンプリングなんてやってないんじゃないの?白い点線は使用済み燃料プールと機器仮置ピット、原子炉ウェルの大体の位置。原子炉ウェルの中の2本の線は、シールドプラグ(コンクリート製の原子炉ウェルのふた)の切れ目。ここから、原子炉内からのあたたかい水蒸気が漏れだしているか、もしくは、ここから侵入した雨水が格納容器上部で熱せられて再び出てきていると考えている。 1号機の最高温度が35℃、3号機の最高温度は40℃。3号機の鉄骨と思われる部分が一部高温なのは、日射の影響と思われる。

写真でお示しする福島第一原子力発電所の現状〜Jヴィレッジ編〜(PDF571KB)
夕方の会見で解説。

放出予測図原本(3月12日 13日 通報連絡実施分)(2.36MB)


ニコ生
【10/15・11:00開始】東京電力 記者会見
【10/15・18:00開始】東京電力 記者会見

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2011/10/15・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/15・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月14日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF18.6KB)

1号機R/Bカーバー設置工事、今日最後の屋根パネル1ピースを設置して全62ピース設置完了。今後は、配管、ダクト、ケーブルの接続と、換気空調系、照明などの動作確認をおこなう。
福島第一原子力発電所1号機 原子炉建屋カバー屋根パネル設置完了(PDF122KB)
西側壁面に張ってあるロープはパネルを固定するためのもの。手前にあるダクトは北側に設置してある排気フィルターユニットへ続いている。
福島第一原子力発電所1号機原子炉建屋カバー計画概要と本体工事の着手について(6月14日公開)
福島第一原子力発電所第1号機における原子炉建屋カバー及び附属設備の設置について(PDF 749KB)(6月24日プレスリリースより)

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、Hベッセル2塔、AGHベッセル2塔を交換。

6号機残留熱除去海水系ポンプ(C)の流量に低下傾向が みられたため、14:42に残留熱除去系(A系)による原子炉の冷却を停止しした後、残留熱除去海水系ポ ンプ(C)を停止。その後、残留熱除去海水系ポンプ(C)を再起動し、当該ポンプが所定の 性能にほぼ復帰したことを確認したため、15:23に残留熱除去系(A系)による 原子炉の冷却を再開。


その他

福島第一 2号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF11.3KB(13日採取分)

福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋1階床配管貫通部調査結果(PDF29.6KB)
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋1階床配管貫通部 確認状況(14.4MB)(動画)
昨日13日に調査を実施。湯気のあがっていた配管はトーラス室(S/Cのトーラスを納めている地下の部屋)へつながっていて、配管のスリーブのすきまから湯気がもれていた(写真)。今回湯気が確認されなかったのは、S/Cとトーラス室の温度が下がってきたためと考ええている。





ニコ生
【10/14・11:00開始】東京電力 記者会見
【10/14・18:00開始】東京電力 記者会見

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2011/10/14・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月13日(木)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF20.4KB)

1号機R/Bカバー設置工事、屋根パネル1ピース設置。
PackBotによる1号機R/B1階南東エリアの配管貫通部状況確認等の調査を実施(6月3日に蒸気噴き出しを確認した箇所)。湯気は確認できなかったが、空間線量率はあまり変わらず。(詳細は14日を参照)

2号機R/Bブローアウトパネルでダストサンプリング実施。
2号機R/B地下水位計、10日から不調で欠測だったが、今日復旧した。

4号機使用済燃料プールの塩分除去装置、6日から停止していたが、10:17に再起動。停止中に修理とフィルターの交換、メンテナンスを実施。

雑固体廃棄物減容処理建屋の北東階段室入り口閉塞工事が終了、2、3号機のT/B地下のたまり水移送を再開。移送先を、2号機は雑固体廃棄物減容処理建屋からプロセス主建屋へ変更、3号機は雑固体廃棄物減容処理建屋のまま。


その他

福島第一 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF11.3KB)(11日の分)

福島第一 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF11.6KB)(12日の分)

福島第一 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF11.5KB)(12日の分。機器ハッチ開口部3階付近で採取って3号機は建屋の中に入れなかったんじゃないっけ?←22日公開の動画によるとクローラクレーンで建屋上部から3階までサンプラーを降ろしたみたい

ニコ生
【10/13・11:00開始】東京電力 記者会見
政府・東京電力統合対策室 合同記者会見

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2011/10/13・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/13・16:30開始 政府・東京電力統合対策室合同記者会見

2011年10月12日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF19.2KB)

福島第一原子力発電所2号機 原子炉格納容器ガス管理システム 原子炉建屋内配管設置作業の概要(PDF25.4KB)
流量を確保するために、501弁と502弁の2ヵ所につなぐ。502弁で水素ガス濃度を測定、6.5%だった。可燃性ガス濃度制御系は水平に格納容器につっこんでいるが(写真左)、格納容器スプレー系は格納容器から出ていったん立ち上がる形になっていて(写真右)、これが1号機で格納容器スプレー系配管に高濃度の水素ガスがたまっていた原因かもしれない。配管のつなぎ込みは、502弁で接続部品がうまくつながらずに中止。

福島第一原子力発電所注水訓練状況(PDF266KB)
10月1日公開の
原子炉注水システムに異常が発生した場合の原子炉・燃料の状況について(PDF44.3KB)
の6ページ、「原子炉注水系に複数設備の機能喪失が同時に生じた場合」のシミュレーションをやった。消防車を2台配備して直列につなぎ、ホースを300m敷設、模擬の接続口へ接続して、物揚場から海水を取水して再び海へ放水した。約1時間で注水準備が完了。物揚場から3号機T/Bまでは1300mほどホースを敷設する必要があるが、3時間あれば1-3号機への注水が開始できるという評価をしている。
津波発生時の対応については、消防車を高台へ待機させ、ホイールローダーを配備(2FとKKでも)してガレキで埋まった道を開削する手段を用意している。津波警報が出ている時の作業は、様子を見ながら実施するほかはないと考えている。
第4回「原子炉注水設備復旧訓練」 説明資料(PDF38.2KB)(10月15日公開)
第4回「原子炉注水設備復旧訓練」(動画37.9MB、10月15日公開))


ダストサンプリング、1号機R/B機器ハッチ4階付近、3号機R/B上部で実施。
福島第一原子力発電所3号原子炉建屋 機器ハッチ開口部の状況(PDF88.1KB)(10月22日公開)
福島第一原子力発電所 3号機原子炉建屋 機器ハッチ開口部(動画25.6MB)
(10月22日公開、クローラクレーンで吊るしたサンプラーを建屋上部から機器ハッチの中を3階まで下ろしている)

1号機R/Bカバー設置工事、屋根パネル1ピース設置。屋根の解体用附属機材を海上輸送した。これで、カバー設置工事関連のすべての海上輸送が完了。

雑固体廃棄物減容処理建屋の北東階段室を閉塞する工事を今日、明日で実施。これに伴い、2号機は09:07から、3号機は13:16から、T/B地下のたまり水輸送を停止。

2号機R/B地下水位、水位計の不調で10日から欠測。

ふくいちライブカメラの4月分映像を公開。4月26日09:00の分はサーバーに残っておらず、無い。
ふくいちライブカメラ 静止画像(平成23年3月11日〜4月30日分)



その他

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第16報)

6月3日に確認された、1号機R/B1階の配管貫通部から湯気のあがっていたところを明日PackBotで調査する。原子炉の温度が下がってきたので、その後の状況を確認する。
福島第一原子力発電所1号機 原子炉建屋内調査結果(22.0KB)(6月4日公開、南東の「11.6.3 16時過ぎ 湯気発見場所」とあるところ)
福島第一原子力発電所1号機の原子炉建屋1階における湯気確認状況(ZIP 5.55MB)(6月4日公開)


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【10/12・11:00開始】東京電力 記者会見
【10/12・18:00開始】東京電力 記者会見

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2011/10/12・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
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2011年10月11日(火)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF18.9KB)

1号機R/Bカバー設置工事、屋根パネル1ピース設置。明日、屋根解体用の附属機器を海上輸送の予定。これで、海上輸送は終了。

2号機R/B地下水位、水位計本体の表示不良で昨日10日から欠測。通信系は異常なし。水位計を交換の予定。

3号機R/B上部ダストサンプリングを13:45-15:17にクローラ大型クレーンで実施。
局部出力領域モニタの導通確認を3号機で今日明日実施
。6、7日に2号機で実施したのと同じ作業。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、20m3/hで運転中。
水処理装置、SARRY、40m3/hで運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、2と3で運転中。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中



その他

10月7日実施の1号機R/B機器ハッチでのダストサンプリングの様子。
福島第一原子力発電所 1号機 原子炉建屋機器ハッチ開口部 ダストサンプリング風景(PDF26.4KB)
R/B3階から棒をのばして、サンプラーを4階の高さまで持っていってサンプリングした。前回9月11日のR/B上部開口部でのサンプリングの約3倍の値が出ているが、前回は風の影響でダストが拡散したと考えている。今回は風量を合わせて測定しており、この値を含めて評価する。
福島第一 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(11.5KB)

雑固体廃棄物減容処理建屋で、北東階段室でダストが地下階からあがってきたのでここをふさぐ作業を行う。これに伴い、明日12日午前から13日午後まで2、3号機からのたまり水移送を中止

1Fで想定されているM8クラスの地震が発生して原子炉注水のためのすべてのポンプが故障したという想定で、現場確認、線量のサーベイ、ホースの敷設、消防車を使った注水の訓練を明日12日午前中におこなう。

2Fモニタリングポスト6番の交換工事を今日11日から21日にかけて実施する。当該MPは津波をかぶっていて、機器の健全性は確認されていて計測を続けてきたが、計画的に交換する。



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2011年10月10日(日・体育の日)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF20.2KB)

1号機R/Bカバー設置工事、壁パネル1ピース設置。今日で壁パネル全18ピース設置完了。明日は屋根パネル設置予定。屋根パネルは2/6ピースが設置済み。

2号機R/B地下水位、機器の不調で欠測。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、20m3/hで運転中。
水処理装置、SARRY、40m3/hで運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、2と3で75m3/hで運転中。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中。

循環型海水浄化装置、週末定期メンテナンス完了して09:55に運転再開。


【10/11・11:00開始】東京電力 記者会見
【10/10・18:00開始】東京電力 記者会見

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2011/10/10・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月9日(日)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF20.0KB)

1号機R/Bカバー設置工事、屋根パネル1ピース設置。明日屋根パネル2ピース海上輸送の予定。
1号機格納容器スプレー系配管の窒素ガスパージを実施。10:25にパージ開始、開始前測定で46A弁で2.3%、86A弁で2.9%。配管切断作業開始の要件は、1.窒素ガスパージ実施中に水素ガス濃度が1%未満である、2.窒素ガスパージを中止してからの濃度変化を4時間後まで外挿して4%を超えない、の2点。これらの要件が満たされたのを確認(測定値は記者会見PDF資料を参照。46A弁は窒素ガスの入り口に近いのでパージを止めた状態で測定、86A弁は窒素ガスの入り口から遠くてガスの流れがないと測定が難しいのでパージをした状態で測定)して、17:07から配管切断作業を開始。切断中もガスパージは継続し、2%を超えたら作業を中断する。切断後は閉止板で配管の開口部をふさぐ。
(以下10月10日午前の会見から)22:30に切断作業終了。2ヵ所で切断して間の配管を取除いた。
福島第一原子力発電所1号機 原子炉建屋1階 格納容器スプレイ系配管切断風景(PDF73.1KB)(10月10日公開)
上の写真では下側の切断個所を切断中。緑色のホースには小さい穴が開けてあって、水をたらして冷却しながら、すぐ下にある切削機(配管を抱かせるように取り付けてある)で切断している。配管右手に出ているバルブが46A弁。下の写真は切断後。切断個所から配管の中に水素ガス濃度計のセンサーをつっこんでいる。
(以下10月10日夕方の会見で)
福島第一原子力発電所1号機 原子炉建屋1階 格納容器スプレイ系配管切断箇所風景(PDF65.4KB)(10月10日公開)
上側の切断面はポリエチレンのキャップをテープでとめてある(写真ではまだ切削機がついたまま)。下側の切断面は炭素鋼のふたを溶接してある。上側の養生作業は23:05-23:10、下側の溶接作業は00:04-00:37、これで作業完了。

3日からやっていた3号機の復水器からT/B地下へのたまり水の移送を10:22に終了

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、20m3/hで運転中。ベッセル2塔交換。
水処理装置、SARRY、40m3/hで運転中。08:22-13:51にベッセル2塔交換で停止。
東芝製蒸発濃縮装置3A3B3Cの試験運転は今日で終了。

循環型海水浄化装置、週末メンテで停止中。
遠隔操作重機によるガレキ撤去、今後は毎日は実施せず、各プロジェクトに合わせて必要に応じて実施する。回収したガレキは10月8日までの累計でコンテナ666個分。


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【10/9・11:00開始】東京電力 記者会見
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2011/10/9・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月8日(土)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF19.6KB)

1号機R/Bカバー設置工事、屋根パネル1ピース設置。屋根パネル2ピース海上輸送。
福島第一原子力発電所1号機 原子炉建屋カバー屋根パネル設置作業の状況(PDF34.9KB)
(午前の会見で)昨日7日に話のあった1号機格納容器スプレー系配管の窒素ガスパージを実施。
福島第一原子力発電所1号機 格納容器ガス管理システム接続部の窒素置換について(PDF47.8KB)
11弁と12弁の間に水素抜き用の静電気防止ホースをつけてフレームアレスタをかませて、配管内の水素ガスを屋外に排出。配管容量は約1m3。7m3の窒素ガスボンベを1本用意して200l/minで窒素ガスを押し込む。窒素ガス封入が終わったら水素ガス濃度を測定後、30分放置した後に再び水素ガス濃度を測定。これを2回繰り返して水素ガス濃度を確認するという手順を予定。1%未満に下がったら予定個所2ヵ所で切断。仮設の配管接続口でリークが見つかった際は一旦作業を停止して対応する。
(以下、夕方の会見)12:12-13:22に実施。150l/minで9m3の窒素ガスを入れた。窒素ガス封入直後は46弁(窒素ガスの入り口に近いほう)で0.1%、84弁(11弁と12弁の間のベント管出口)で0%。30分以上たってから46弁で0.4%、84弁で3.9%だったので、今日はここで作業中止。酸素濃度は0.4%程度で、爆発の可能性は低い。保安院情報だと、切断作業に4時間ほど見込んでいるので、この間水素ガス濃度が上昇しない保証がないと切断作業に移れない。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、20m3/hで運転中。16:00頃処理性能の低下が見られたので、AGHラインを3、4から1、2へ変更。
水処理装置、SARRY、40m3/hで運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、2と3で運転中。
11:45に逆浸透膜濃縮水移送ホースから漏えいを確認。12:00頃逆浸透膜濃縮水供給ポンプと装置(2と3)を停止。12:40に漏えい停止を確認。13:15に当該ポンプの確認運転により、漏えい箇所を確認。長さ5cm幅1mmと長さ3cm幅1mmの2ヵ所から約40l漏えい。今後、配管の交換を予定。淡水化装置は別のルートで動かして14:00に運転再開。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中。

循環型海水浄化装置、週末定期メンテで停止。

遠隔操作重機によるガレキ撤去、お休み。


その他

ダストサンプリング時の動画を公開。2、3号機では、前回の時に見られた(9月24日に公開)原子炉ウェルからの湯気が見られなくなった。原子炉の温度が低下してきているのを反映していると考えている。
福島第一原子力発電所1号原子炉建屋上部の状況(PDF43.4KB)
福島第一原子力発電所1号原子炉建屋上部(動画54.1MB)
福島第一原子力発電所2号原子炉建屋内の状況(PDF23.1KB)
福島第一原子力発電所2号原子炉建屋内(動画39.6MB)
2号機:開口部右側奥に見える青いのは機器貯蔵ピット周りのフェンス。大きな損壊は確認できない。
福島第一原子力発電所3号原子炉建屋上部の状況(PDF25.5KB)
福島第一原子力発電所3号原子炉建屋上部(動画61.9MB)
3号機:途中、水面が確認できるが、機器貯蔵ピットにたまった水が見えている。

写真でお示しする福島第一原子力発電所の現状(PDF734KB)
夕方の会見
で解説。

RO膜型淡水化装置の漏えい確認作業に行った当社社員1名が2Fビジターズハウスに戻り汚染検査実施したところ顎、首に汚染確認、マスク外表面にも汚染確認。JビレッジでWBC受験の結果、内部取り込みなし。外部被曝はγ線0.13mSv、β線 0.50mSv。

2F3号機残留熱除去系(B)から(A)への切替作業に伴い、14:00に残留熱除去系(B)を停止し、14:26に残留熱除去系(A)を起動。


ニコ生
【10/08・11:00開始】東京電力 記者会見
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2011/10/8・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/8・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月7日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF121KB)

1号機R/Bカバー設置工事、強風のため作業中止。明日は屋根パネル設置の予定。
1号機R/B機器ハッチ開口部と大物搬入口内のダストサンプリングを11:44-14:03に実施。
福島第一原子力発電所 1号機 原子炉建屋機器ハッチ開口部 ダストサンプリング風景(PDF26.4KB)(10月11日公開)
福島第一 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF11.5KB)(10月11日公開)

4号機使用済燃料プール、10:32-12:32に腐食防止剤(ヒドラジン)を注入(約2m3)。(以下10月8日の午前の会見で)22:32に塩分除去装置自動停止。電気透析室内のポンプの異常を検知したため。現在調査中。この停止に合わせて塩分除去装置内のRO膜の交換作業をおこなうため、今後1週間程度停止の予定。プールの循環冷却は別系統なので運転継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、20m3/hで運転中。
水処理装置、SARRY、40m3/hで運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、2と3で70m3/hで運転中。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中。

遠隔操作重機によるガレキ撤去、今日もお休み。

6号機制御棒駆動水圧系、原子炉冷却剤浄化系を起動する。現在、残留熱除去系で冷却しているが、万一の場合の代替注水・冷却手段を確保するため。

6号機残留熱除去系海水ポンプ(C)において、流量の低下傾向が確認されたため、11:55に残留熱除去系(A)による原子炉冷却を停止し、残留熱除去系海水ポンプ(C)と当該系統の点検を実施。点検の結果、異常がないことを確認し、12:41に残留熱除去系(A)による原子炉冷却を再開。

9月22日に話のあった5、6号機側仮設タンクに貯蔵していた水を構内散水に使う計画を公表。
福島第一原子力発電所5、6号機滞留水の浄化後の構内使用について(散水までのイメージ、散水予定エリアなど)
5、 6号機建屋には津波水と地下水が流入し、放射性物質をほとんど含まない水がたまっているのを屋外仮設タンクとメガフロートへ貯蔵していた。この水の放射性 物質を循環浄化装置で除去し、RO装置で塩分除去と更なる放射性物質除去を行なっている。仮設タンクとメガフロートが満杯になることと淡水有効使用のため、これらの淡水を伐採木火災や粉塵飛散の防止のための構内散水に利用する。放射能濃度測定で水浴場の放射性物質に関する指針を満足することを確認済み (全α全β核種の分析結果もND)。現在貯蔵している水の量は仮設タンクに9900m3(容量12200m3、運用上限11000m3)、メガフロート7200m3(容量10000m3、運用上限7000-8000m3)。約120m2の面積に100t/dayで今日より散水開始。
今日は14:06-15:50にMP7周辺のエリアに28m3を散水。
5、6号機滞留水の浄化後の構内散水風景(PDF210KB)
5、6号機滞留水の浄化後の構内散水風景(動画10月7日撮影)


その他

1号機格納容器ガス管理システムの工事で、水素ガスが確認された格納容器スプレー系配管を切断する作業で、手順の確認が終了、明日工事に着手。9月28日公開の手順からの変更点:ブロアーで引っ張るのはやめて、窒素ガスの圧力で配管内のガスを押し出していく、排気用配管に静電防止用ホースを使う、配管の出口にフレームアレスタ(出口のところで火がついても、配管の中を炎がさかのぼっていかないようにする)をつける。

2F2号機電源ケーブル移設工事で、残留熱除去系(B)を停止し、11:42に残留熱除去系(A)を起動。


ニコ生
【10/07・11:00開始】東京電力 記者会見
【10/07・18:00開始】東京電力 記者会見

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2011/10/7・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月6日(木)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF20.1KB)

1号機原子炉注水量、09:28に給水系からの注水量を約3.5m3/hから約3.8m3/hに調整。
1号機R/Bカバー設置工事、雨のため作業中止。
1号機の原子炉注水ラインの多様化を図るために、炉心スプレー系とヘッドスプレーライン(定検時に原子炉を開くために炉内上部の機器を冷却するもの。ECCSではない)の調査を今日から実施。今日は電動弁の絶縁抵抗を測定して異常がないか確認した。14:30-15:20に社員3名で実施。計画線量5mSv、最大被曝線量1.21mSv。炉心スプレー系の電動弁は主回路・制御回路ともに問題なし。ヘッドスプレーラインは主回路問題なし、制御回路は絶縁抵抗がないので今後評価する。


2号機原子炉注水量、17:38に給水系からの注水量を3.8m3/hに調整。炉心スプレー系からは7.0m3/hを継続。
2号機格納容器への窒素封入量が増加(約17m3/h)していることが確認されたため、12:30に元の封入量(約13.5m3/h)へ調整。
2号機のたまり水移送元をトレンチ立坑からT/B地下へ変更する工事で、移送ラインのリークチェックが完了、13:48から雑固体廃棄物減容処理建屋へ移送再開。
局部出力領域モニター(炉心の中性子の量を測る)の導通確認を今日明日で2号機で実施。9月16日、21日の制御棒位置検出器の導通確認と同様に、炉心の損傷具合を評価できないかどうかやってみる。3号機は来週実施予定。1号機は未定。

3号機R/B上部開口部ダストサンプリングを14:13-14:47に実施。
福島第一 3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(11.3KB)(10月7日公開)
【参考資料】福島第一原子力発電所3号原子炉建屋上部の状況(PDF25.5KB)(10月8日公開)
福島第一原子力発電所3号原子炉建屋上部(動画61.9MB)(10月8日公開)

4号機使用済燃料プール、22:32に塩分除去装置自動停止。詳細は明日7日を参照。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、20m3/hで運転中、Hベッセル2塔交換。
水処理装置、SARRY、AB2系列40m3/hで運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、廃液RO供給ポンプ出口逆止弁の配管継ぎ手部から水のにじみを確認したため、09:58頃2と3を手動停止。その後、にじみ個所を修理し、13:01に再起動。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中。

遠隔操作重機によるガレキ撤去、今日もお休み。


その他

明日1号機で再度ダストサンプリング実施の予定。カバー設置が進んできたので、建屋内部(R/B3階機器ハッチ付近)で測定をおこなう。

10:45-11:05にふくいちライブカメラがダウン。LANケーブル接触不良のため。

海底土の核種分析でプルトニウムの分析結果。
福島第一原子力発電所 海底土中のPu分析結果(PDF 8.67KB)
1F構内の土壌の核種分析でプルトニウム、ストロンチウム、γ核種の分析結果。
福島第一原子力発電所 土壌中のPu分析結果(PDF 9.07KB)
福島第一原子力発電所 土壌中のSr分析結果(PDF 8.47KB)
福島第一原子力発電所 土壌中のガンマ線核種分析結果(PDF 10.5KB)


13:41-14:07に6号機補助冷却海水系ポンプ(使用済燃料プール冷却に使用)のヘッダ圧力に緩やかな低下傾向がみられたため、ポンプを一旦停止。再起動後、圧力が復帰したことを確認。

協力企業の作業員が昨日07:10ころ朝礼時に体調不良。Jビレッジに搬送、磐城共立病院で治療中、今朝05:00ころ死亡。50歳代男性、積算外部被曝線量2.02mSv。


ニコ生
【10/06・11:00開始】東京電力 記者会見
政府・東京電力統合対策室 合同記者会見

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2011/10/6・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/6・16:30開始 政府・東京電力統合対策室合同記者会見

2011年10月5日(水)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF19.1KB)

1号機R/Bカバー設置工事、設置作業はなし。屋根パネル2ピース海上移送。

2号機原子炉注水、圧力容器下部が05:00で92.6℃、昨日炉心スプレー系からの注水を1m3/h増やしたので温度の下がり方が大きくなっている。D/W HVH戻り温度が100℃、急に13度上昇しているが引き続き温度変化を監視する。
プラントの温度データ2号機(PDF)
2号機R/Bブローアウトパネル開口部ダストサンプリングを09:26-10:26に実施。
福島第一 2号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(11.3KB)(10月7日公開)
【参考資料】福島第一原子力発電所2号原子炉建屋内の状況(PDF23.1KB)(10月8日公開)
福島第一原子力発電所2号原子炉建屋内(動画39.6MB)(10月8日公開)
2号機たまり水移送元をトレンチ立坑からT/B地下へ変更する工事で、リークチェックにおいてライン構成の間違いが見つかったので、移送再開は明日改めて。

3号機復水器からT/B地下への移送継続中、昨日に続きT/B地下の水位が上昇。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、20m3/hで運転中。使用していない2系列のAGHベッセル2塔を交換。
水処理装置、SARRY、40m3/hで運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、前段のタンク水位が下がってきたので2と3を停止。9月19日に発生したナイロンチューブのピンホールからの水漏れの件で、チューブ交換を実施。18:55に2と3の運転を再開。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中。

遠隔操作重機によるガレキ撤去、今日もお休み。明日もお休みの予定。


その他

水処理週報。今週の稼働率、キュリオン38.2%、SARRY76.2%で、目標をほぼ達成。キュリオンは10月24日頃に運用停止の予定。試運転中の蒸発濃縮型淡水化装置3A3B3Cは10月10日頃運用に入る予定。
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第15報)

9月30日に保安院から3月11日以降の映像で公開されていないものがあれば速やかに公開するようにという指示を受け、3月11日以降3月分のふくいちライブカメラの映像(正時の静止映像)を公開した。4月分は12日、5月分は18日に公開の予定。非公開の映像について引き続き確認して対応していく。
ふくいちライブカメラ 静止画像(平成23年3月11日〜3月31日分)

昨日からの4号機の残留熱除去系(A)への電源供給ケーブル(仮設)の移設工事が完了したので、17:01に残留熱除去系(B)を停止、17:08に残留熱除去系(A)を起動。


ニコ生
【10/5・11:00開始】東京電力 記者会見
【10/5・18:00開始】東京電力 記者会見

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2011/10/5・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/5・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月4日(火)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF18.5KB)

1号機R/Bカバー設置工事、壁パネル1ピース設置。壁パネルはこれで17/18設置済み。明日は壁パネル設置作業なし、屋根パネル2ピース陸揚げの予定。

2号機原子炉注水量、15:00に炉心スプレー系からの注水を6.0m3/hから7.0m3/hへ増加させた。給水系からは3.8m3/hのまま維持。合計で約11m3/h。

2号機のたまり水移送はトレンチ立坑から行なっているが、T/Bからの移送に切り替えるため、13:16に移送を停止。

3号機復水器からT/B地下への排水を継続中。このためT/B地下の水位が上昇している。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、20m3/hで運転中、ベッセル2塔交換。
水処理装置、アレバ除染装置、廃液処理水タンク内の水を浄化するために単独で循環運転を開始。9月15日に除染装置の処理後に処理水の放射性物質濃度が上昇していることを確認し、同装置を停止した件 について、その後の調査の結果、原因は攪拌機取り替えのために一次反応糟の水抜きを実施した際、高線量のスラッジ水が廃液処理水タンクに流入したことによるものと推定し、対応するもの。
水処理装置、SARRY、A系B系で運転中。ベッセル2塔交換
水処理装置、RO膜型淡水化装置、2と3で運転中。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中。
サイトバンカ建屋地下の水位は、通信設備不調で欠測

遠隔操作重機によるガレキ撤去、今日は作業なし。明日も予定なし。


その他

明日5日のサンプリングから、1-3号機山側のダストサンプリングのサンプリング時間を120分から300分に増やして検出限界値を1/3程度に下げる。また、3号機山側のダストサンプリングは今まで毎月第2月曜日だったが、ガレキ撤去作業と干渉するので第2木曜日に変更

集中廃棄物処理施設 サブドレンピット水位測定結果(PDF32.8KB)
9月23日に公開した分には、週3回測っている1-6号機周辺のサブドレンピット水位のうち週1回分しか掲載されていなかったので、未掲載の分を追加して公開。

2F2号機の残留熱除去系(A)への電源供給ケーブル(仮設)の移設工事に伴い、10:57に2号機残留熱除去系(A)を停止。11:18に残留熱除去系(B)を起動。
同様に、4号機でも残留熱除去系(A)への電源供給ケーブル(仮設)の移設工事で、15:43に残留熱除去系(A)を停止、15:53に残留熱除去系(B)を起動。
炉水の温度上昇は、2号機で25.5℃から26.5℃、4号機で25.7℃から26.4℃。


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【10/4・11:00開始】東京電力 記者会見
【10/4・18:00開始】東京電力 記者会見

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2011/10/4・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
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2011年10月3日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF18.9KB)

1号機R/Bカバー設置工事、今日は作業なし。部材2ピースを海上輸送。
1号機R/B上部ダストサンプリングを08:55-12:05に実施。
福島第一 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(11.4KB)(10月4日公開)
福島第一原子力発電所 1号機 原子炉建屋開口部 ダストサンプリング風景(115KB)(10月4日公開)
前回(9月11日)より微妙に増えているような。
【参考資料】福島第一原子力発電所1号原子炉建屋上部の状況(PDF43.4KB)(10月8日公開)
福島第一原子力発電所1号原子炉建屋上部(動画54.1MB)(10月8日公開)

3号機復水器からT/B地下への排水を10:59に開始。

4号機使用済燃料プール循環冷却装置の2次系配管の取替え作業を実施するために、08:54-15:03に2次系を停止。R/B5階オペレーティングフロアのガレキ撤去作業により、道路に埋めてあるポリ塩化ビニル製配管を傷つける可能性があるため、当該配管を鋼製のものへ取替える。14mの配管を2本交換。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置とSARRYで60m3/hで運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、2と3で運転中。

サイトバンカ建屋からプロセス主建屋へ水移送、10:37-15:37に実施。

循環型海水浄化装置、09:50に週末定期メンテから復帰。

遠隔操作重機によるガレキ撤去、今日は作業なし。


その他

ステップ2達成後、廃炉作業が始まるまでの安全確保の要件が保安院から示された。
東京電力株式会社福島第一原子力発電所第1〜4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に関する指示について(保安院の発表資料)
このうち、原子炉循環注水冷却システムに関わる部分が冷温停止の具体的要件となる。これらの要件を達成するための対応について、今月17日までに東電に報告が求められた。
福島第一原子力発電所1〜4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に関する指示文書および報告徴収の受領について(プレスリリース)

6号機残留熱除去系海水ポンプ(C)において流量の低下傾向が確認されたため、11:20に残留熱除去系(A)ポンプ、11:21に残留熱除去系海水ポンプ(C)を停止。点検の結果、異常がないことを確認し、11:54に残留熱除去系海水ポンプ(C)、12:44に残留熱除去系(A)ポンプを起動。

15:00頃、大熊線3Lにつながっている車載変圧器の油冷却器から油漏れを確認。10秒に1滴のペースで漏えい、直下に1m×1mの変色がある。応急措置として受け皿をおくことを検討。変圧器の使用には問題ない。

核種分析のスペクトル生データ帳票の5月分を、本日より東電本店情報公開コーナーで公開。


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【10/03・11:00開始】東京電力 記者会見
政府・東京電力統合対策室 合同記者会見

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2011/10/3・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/3・16;30開始 政府・東京電力統合対策室 合同記者会見

2011年10月2日(日)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF17.6KB)

1号機R/Bカバー設置工事、資材搬出作業を実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、20m3/h、ベッセル交換2塔実施。
水処理装置、SARRY、AB2系列で40m3/hで運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、75m3/hで運転中。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中。

遠隔操作重機によるガレキ撤去、今日は休工。


その他

明日から1-3号機R/Bダストサンプリングを予定。明日3日に1号機、5日に2号機、6日に3号機で実施予定。


ニコ生
【10/2・11:00開始】東京電力 記者会見
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2011/10/2・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/2・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

2011年10月1日(土)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF22.7KB)

1号機R/Bカバー設置工事、壁パネル設置工事再開。壁パネル2ピースを海上輸送。明日は資材の搬出を予定。

3号機R/B上部ガレキ撤去作業、回線の不具合で遠隔操作が中断、復旧作業中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、20m3/hで運転中
水処理装置、SARRY、2系列で40m3/hで運転中。
水処理装置、RO膜型淡水化装置、2と3で運転中。
水処理装置、蒸発濃縮型淡水化装置、全台停止中、3A3B3Cは試運転中。

遠隔操作重機によるガレキ撤去、1、2号機超高圧開閉器付近でコンテナ1個未満。明日は休工の予定。


その他

2F1号機残留熱除去(RHR)系のB系で原子炉を冷却しているが、(冷却のループが3段あるうちの)中間ループのポンプと電動機の接合部(カップリング)からグリスのにじみがあることを確認。点検・修理のため09:58-16:21の間RHRのB系を停止。09:30に炉水温度25℃。作業時間6時間半で10度上昇の見通しで、運転再開時に34℃だった。トラブルの原因は、前回点検時にグリスを多めに注入したため余分なものがにじみ出ていた。点検をして正常に復旧した。

巨大掃除機を導入。
集塵機システムの概要について(PDF598KB)
バックホーのアームの先端に吸引口を取り付けて、有人で、ホコリ、砂、小ガレキ、草などを吸込んで、環境線量を低減する。50mm程度の小ガレキまで吸込める。8月11日からの試験運用で除染効果を確認した。今日から本格導入。今月は構内の主要道路を清掃する予定。

原子炉注水が途絶した場合のシミュレーション
原子炉注水システムに異常が発生した場合の原子炉・燃料の状況について(PDF44.3KB)
・第3回 10月1日(土)「原子炉注水システムに異常が発生した場合の原子炉・燃料の状況について」((´◉◞⊖◟◉`)さんの解説付動画)
単一のトラブルの場合は約30分(ホースのつなぎ替えなど日常業務で要する時間から推定)で注水を再開できる。複数のトラブルが発生した場合は約3時間(これはあまり根拠はない。訓練等で所用時間を明らかにしたい)で再開できそう。もっと再開に時間がかかる場合はどうなるかというと、約50度/hで温度上昇して、約18時間で1200℃(水—ジルコニウム反応が急激に進展する温度。ただし、水がないと水—ジルコニウム反応は起きないし、事故初期にかなりのジルコニウムは酸化してしまったと考えている)、約38時間で2200℃(U-Zr-O共晶体の融点)、約50時間で2800℃(二酸化ウランの融点)に到達し、大量の核分裂生成物が環境へ放出される(セシウムなどの沸点を超える)。溶融した燃料は圧力容器から格納容器底部のコンクリート(厚さ2-3m)の上にしたたり落ちて、そこで冷えて固まる(燃料の崩壊熱量よりコンクリートの熱容量のほうが大きい)。

構内でのガレキの保管状況を写真で紹介。
写真でお示しする福島第一原子力発電所の現状(PDF709KB)
建屋周辺で回収されたガレキは、表面線量1mSv/hで区分。1mSv/hを超えるものは鉄製コンテナ(写真5)で保管。表面線量1mSv/h未満は野積み(11)。
3、4号機R/B上部から回収されたガレキは10mSv/hで区分。10mSv/h以上は高線量用ジャバラハウス(6)、10mSv/h未満は低線量用ジャバラハウス(7、8)に収納。
コンテナに書いてある字は、番号がコンテナの管理番号、「前」がコンテナ前面(フォークリフトに積む際に向かって前を示している)、「コ」は高線量、「テ」は低線量。


ニコ生
【10/01・11:00開始】東京電力 記者会見
【10/01・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2011/10/1・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2011/10/1・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見