リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2012年1月12日(木)

12:20頃、浜通りで震度4の地震。震源地は福島県沖、震源の深さは33km、地震の規模(マグニチュード)は5.9。
震度分布図(気象庁)


今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF20.3KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前6時時点 午後1時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

1号機原子炉注水量、給水系を4.6m3/hから4.5m3/hへ、炉心スプレー系を1.6m3/hから2.0m3/hへ調整。
1号機格納容器ガス管理システムフィルターとバイアルびんによるガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(13.5KB)(1月13日公開)

2号機T/B地下たまり水移送、08:02に停止。21:55に再開、プロセス主建屋と雑固体廃棄物減容処理建屋の両方へ(凍結防止のため)。

3号機原子炉注水量T/B内炉注水ポンプ試運転(12月27日の記事を参照)のため、10:30に給水系を1.0m3/hから0へ、炉心スプレー系を8.2m3/hから9.0m3/hへ調整。配管の切替え工事を実施後、11:00に給水系を0から1.0m3/hへ、炉心スプレー系を9.0m3/hから8.2m3/hへ調整。
3号機T/B地下たまり水移送、08:07に停止。21:59に再開、プロセス主建屋と雑固体廃棄物減容処理建屋の両方へ(凍結防止のため)。
3号機使用済燃料プール、プール水の放射性物質除去をおこなうために除去装置の取り付けを実施した。このため、09:35-16:46に代替循環冷却装置を停止。(以下13日夕方の会見より)放射性物質除去装置は11月6日から12月5日にかけて2号機で稼働していた。14日から3号機で運転を開始する。現在のプール水の放射能濃度は131Iが検出限界未満、134Csが6×104Bq/cm3137Csが7.4×104Bq/cm3で、RO膜で塩分除去するには濃度が高すぎる。これを1ヶ月ほどかけて低減していく。
3号機復水貯蔵タンク(CST、Condensate Storage Tank)の水の入れ換えのため、10:15-12:50に中の水を2号機T/B地下へ移送。

4号機使用済燃料プールにヒドラジン2m3/hを注入。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、17m3/hで運転中。
水処理装置、SARRY、運転中。

6号機残留熱除去海水系Cポンプの確認運転のため、原子炉冷却が一時停止。

昨日11日から実施しているトレンチ内のたまり水調査(1月6日参照)。今日の結果。
福島第一原子力発電所のトレンチ等の調査状況(平成24年1月12日調査結果速報)(PDF104KB)
2ヵ所で水たまりを発見。1ヵ所は雨水・地下水由来と思われる。もう1ヵ所、3号機起動用変圧器ケーブルダクトの水たまりは101Bq/cm3レベルの汚染が確認され、高濃度汚染水の流入の可能性がある。今後、詳細を調査していく。


その他

昨日11日実施の2号機格納容器ガス管理システムでのガスサンプリングの結果
福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果について(PDF11.4KB)
135Xeは検出限界未満、再臨界判定基準以下。

明日から、遮水壁設置の障害となる1-4号機取水路前面の海底に沈んでいるガレキの撤去を開始する。
遮水壁設置に伴う1〜4号機取水路前面の支障物撤去作業の実施について(PDF75.1KB)
起重機船の入退域でシルトフェンスの開閉を3回程度おこなう予定。その際は通常の海水サンプリングに加えて物揚場と港湾口でもサンプリングをして海水のモニタリングをおこなう。

主要3核種以外の分析結果
福島第一原子力発電所 空気中のPu分析結果(PDF2頁目)
福島第一原子力発電所 土壌中のPuとγ線核種の分析結果(PDF)
福島第一原子力発電所港湾内海底土核種分析結果(PDF193KB、α線核種、Sr、γ線核種)

水盤を使った降下物の核種分析
敷地内外における降下物中(PDF)

今日公表のT/B周辺のサブドレン水の分析で、くみ上げポンプ故障のため5号機分が欠測

11月7日から実施していた2F4号機のタービンの解放点検が終了
4号機主タービンの点検状況(PDF365KB)
地震による軽微な接触痕を確認。点検が終了したのでタービンのカバーを閉じ、今後はターニング作業(タービンの軸がたわむのを防ぐためにタービンを回転させる)を適宜実施していく。

地震発生時の点検について質問に答えて。
まず、下記の5点で異常がないかを確認。これに要するのが10-20分程度。
・原子炉への注水
・使用済燃料プールの冷却
・原子炉圧力容器および格納容器への窒素ガス封入、格納容器ガス管理システムの排気
・水処理施設の状況
・敷地周辺のモニタリングポストの計測値
その後、揺れの加速度に応じて現場のパトロール(配管類の漏えいなど)を実施。これに1-2時間を要する。



ニコ生
【1/12・11:00開始】東京電力 記者会見
【1/12・18:00開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/01/12・11:00開始 東電、「原発」に関する会見、他関連
2012/01/12・16:00開始 保安院、18:00開始 東電、「原発」に関する会見、他関連

0 件のコメント:

コメントを投稿