今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF21.9KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前6時時点 午後0時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在
今日の漏えい個所。昨夜の最低気温は浪江で01:00に-7.8℃、広野で05:00に-3.0℃(気象庁アメダスのデータ)
・常用高台炉注ライン(A)系ミニマムフローライン弁フランジ部
・蒸発濃縮型淡水化装置3Aシール水冷却器出口ラインフランジ部
・ろ過水タンクから高台炉注ポンプ(B)への供給ライン F011B弁弁体よりリーク
福島第一原子力発電所における水漏れについて(1月29日18時以降、1月30日確認分)(PDF8.37KB)
福島第一原子力発電所における水漏れについて(1月29日18時以降、1月30日確認分)(PDF8.29KB)(31日公開、改訂版)
漏れたのはろ過水またはRO膜型淡水化装置処理後の水。昨日の写真でも分かるように、配管には保温材を巻いているが、フランジはその形状から保温材を巻くのがむずかしく、また、視認できなくなるのも問題で、保温材を巻いていない。対策を検討したい。
漏えいが多発していることについて、漏えい水の量、放射能濃度が大きいわけではないが、地域の皆様にご心配をおかけしていることについてお詫びしたい。原子炉冷却系、高濃度汚染水移送ラインに重点を置いて対策してきたが、ろ過水等については対策が不十分だった。重要な問題と考えており、できうる対策を実施していく。
この件で、保安院から指示文書を受領。原因究明、再発防止策、環境への影響評価、巡視点検強化、など。
福島第一原子力発電所における非常用高台炉注水ポンプ付近等からの水の漏えいを踏まえた対応に関する経済産業省原子力安全・保安院からの指示文書の受領について(プレスリリース)
(以下、31日午前の会見で)夜間のパトロールで
・常用高台炉注水ポンプ(C)入口のろ過水側の配管の弁箱
に凍結が原因と思われる亀裂を確認。ビニール袋で養生。漏えいする前に対処できたので、この件は漏えいには含めない。
09:03に常用高台炉注ラインA系ミニマムフローライン弁フランジ部で漏えいを確認。7-8秒に1滴程度、ビニール袋養生をして容器で受けている。この系統は現在炉注水に使用しているが、この漏えいは炉注水に影響はない。
1号機原子炉注水量、10:38に給水系を5.6m3/hから6.5m3/hへ、炉心スプレー系を0.9m3/hから0へ変更。高台路注水ポンプのホース引替え工事(カナフレックスからポリエチレン管へ)を実施。15:50に給水系を6.5m3/hから5.5m3/hへ、炉心スプレー系を0から1.0m3/hへ変更。
注水量低下が見られたので、22:15に炉心スプレー系を0.5m3/hから1.0m3/hへ調整(給水系は5.8m3/hで継続)。
1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、過冷却防止のためエアフィンクーラーのファンを15:05に停止。停止時プール水温は12℃。30℃まで上昇したら再起動する。
2号機原子炉注水量、10:10に給水系を7.0m3/hから6.0m3/hへ、炉心スプレー系を1.8m3/hから3.0m3/hへ変更。
2号機T/B地下たまり水移送、凍結防止の夜間移送を08:19に停止。16:05に雑固体廃棄物減容処理建屋への移送を再開。
2号機使用済燃料プール、ヒドラジンを注入。
3号機原子炉注水量、10:14に給水系を7.1m3/hから6.0m3/hへ、炉心スプレー系を1.9m3/hから3.0m3/hへ変更。
3号機T/B地下たまり水移送、凍結防止の夜間移送を08:23に停止。16:12に雑固体廃棄物減容処理建屋への移送を再開。
4号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、昨日16:27に停止したエアフィンクーラーを15:13に起動。プール水温が昨日の21℃から30℃まで上昇したので。
T/B地下から集中廃棄物処理施設へのたまり水移送ラインで、4号機T/Bから移送先までの屋外を通っているところを、今までのカナフレックスのラインからポリエチレン(PE)管の新設ラインに切替える工事を実施。
水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、運転中。Hベッセル2塔、SMZベッセル2塔交換。
水処理装置、SARRY、運転中。
トレンチ内のたまり水調査(1月6日参照)、今日の結果。
福島第一原子力発電所のトレンチ等の調査状況(平成24年1月30日調査結果速報)(PDF110KB)
1ヵ所調査、水たまりあり、雨水・地下水由来レベル。
19日に調査した「4号機ポンプ室循環水ポンプ吐出弁ピット」で水の採取場所を誤っていたので、明日、採取し直す予定。
その他
27日に実施した5、6号機取水路前面での水中カメラ調査の映像を公開。
福島第一原子力発電所 5~6号機取水路前面エリア海底調査結果(1分6秒)(動画、58.9MB)
水深は5-6m。100m間隔でカメラを下ろして計12ヵ所観察。覆土の障害となるような自動車やタンクなどの大きなガレキはなかった。
明日から6号機のサブドレン水をくみ上げて屋外の仮設タンクに移送する。その後、しみ出してきた地下水を分析する。2月1日からは4号機で実施。
保安規定変更認可申請を13日に提出(15日補正)したが、今日、認可を受けた。
当社福島第一原子力発電所の原子炉施設保安規定の変更認可について(プレスリリース)
負傷者1名発生。10:30頃、予備変電所付近でケーブル敷設作業に従事中の作業者が、ハンマーを持った左手人差し指を杭にぶつけた。緊急医療室で骨折の疑いの診断。Jビレッジで骨折の診断。磐城共立病院に搬送して治療。
11:13に2F1、2号機コントロール建屋からの発煙を作業者が発見、連絡。消防による現場確認で、12:23に火災ではないと判断された。
ニコ生
【録画放送1/30・11:00開始】東京電力 記者会見
【1/30・18:00開始】東京電力 記者会見
Togetter
2012/1/30・11:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
2012/1/30・18:00開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
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