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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年2月27日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 102KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

2号機の原子炉注水量を10:26-10:50に変更
給水系4.5m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系0m3/h→2.5m3/h。
給水系からの全量注水試験が終了したので、注水量を元に戻した(6、12、17日参照)

1号機T/B地下たまり水移送、1月13日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、22日より停止中。

3号機使用済燃料プール代替冷却系の2次系冷却塔のろ過水の散布水停止の影響調査(21日参照)を昨日26日より実施中。使用済燃料プールの冷却は継続している。
3号機T/B地下たまり水移送、1月24日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、24日より停止していたが10:00-15:00に実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、2013年12月18日より停止中。
水処理装置、SARRY、2013年12月18日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。12日よりA、B、C3系列による同時運転を実施中。
昨日26日のA系のインバータ故障警報の件。ブースターポンプモーター、インバータ及び付属機器等の調査を実施し、ブースターポンプ用インバータで地絡が発生したことを確認。インバータ内部に異常がある可能性が高いことから当該インバータ等を交換し、22:47に当該ブースターポンプを起動、処理運転を再開した。C系は作業のため停止していたが今日昼頃に処理運転を再開している。
A系:2013年3月30日に開始、バッチ処理タンクからの漏えいで6月16日より停止していたが、腐食対策を講じて10月28日に再開した。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。
B系:2013年6月13日に開始。A系と同様の腐食対策をするため8月8日に停止していたが、作業が終了し11月21日に再開。
C系:腐食対策を講じて2013年9月27日に開始した。

H4北エリアタンクからの漏えいの件(2013年8月19日参照)
H4エリアのウェルポイントからの地下水くみ上げを2013年12月10日より実施中。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 135KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H4エリア周辺)(PDF 142KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(揚水井)(PDF 94.8KB)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約8,418m3
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 123KB)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その2)(PDF 120KB)
昨日26日に最初の結果の出た観測孔No.2-8の最初のトリチウム濃度は600Bq/L(26日採取分、濁度高で参考値)で、近傍の観測孔とほぼ同等。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その3)(PDF 165KB)


その他


25日に電源ケーブル損傷4号機使用済燃料プール代替冷却系2次系の電源を別系統に切替えているが、損傷したケーブルの修理が完了したので明日28日に電源を元に戻す作業をする。このため、使用済燃料プール代替冷却系2次系を約3時間停止する。17日05:00でのプール水温は14.0℃、冷却系停止時のプール水温上昇率評価値は0.29度/h、停止中のプール水温上昇は約1℃と評価(運転上の制限値は65℃)。

5号機で炉心燃料を使用済燃料プールへ移送する準備作業として、使用済燃料プール内の使用済燃料ラックの点検を明日28日より実施する。

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第3回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の試料。
【資料1】プラントの状況(1.70MB
【資料2】中長期ロードマップ進捗状況(概要版)(3.24MB)
【資料3】個別の計画毎の進捗状況(16.8MB)
3号機R/B上部除染・遮へい作業(4頁)。先月不具合で起動不可となっていた自走式除染装置は修理が完了して24日より稼働再開(下記に詳細)。
使用済燃料の保管状況(5頁)
4号機燃料取出作業の被曝低減対策(23頁)。オペフロで線量調査を実施。その結果、主要な線源は4号機北側(3号機R/Bなど)にあると推定。また、ウェルや使用済燃料プールの水に含まれる60Coも線源になりうると推定。オペフロ北側、作業台車や燃料取扱機トロリーの床面や手すりに遮へい体を設置。また、比較的線量の高いキャスクピットまわりにも遮へい体を設置(遮へい体の設置はすでに始めており、今回追加している場所もある)。燃料取扱機運転作業とキャスク取扱作業での被曝線量は、作業時間の短縮もあって初期の頃と比べて低減している(39、40頁)。引き続き、遮へい体の設置、作業段取りの改善で線量低減を図っていきたい。今までの実績をもとに取出し完了までの被曝線量を評価した結果、燃料取扱機運転で最大12.5mSv、キャスク取扱作業で最大32mSv(44頁)。
3号機オペフロ線量低減対策での自走式除染装置の不具合(51頁)
3号機使用済燃料プール内大型ガレキ撤去作業の進捗(57頁)。現在、燃料取扱機(FHM)撤去に先立つガレキ撤去作業を実施中。撤去したガレキの内容を59頁にまとめた。順調に行けば、4月頃からFMH撤去を開始。
「原子炉格納容器の水張りに向けた調査・補修(止水)技術の開発」(63頁)。格納容器を水張りすための止水工法として、成立性からベント管内での止水を優先的に検討している。この止水工事を行うために対象個所の状況等を調査するための機器(調査ロボットなど)の開発をおこなっている。1-3号機での調査計画・実績を73-75頁にまとめた。
「原子炉格納容器内部調査技術の開発」(76頁)。燃料デブリ取出しに先立ち、燃料デブリの状況などを把握するために格納容器内の調査が重要であり、調査技術の開発を進めている。1-3号機調査プランについて。
燃料デブリ取り出し代替工法についての情報提供の状況(88頁)。IRIDで情報提供以来を実施している。
福島第一発電所構内で採取した立木の放射能分析(96頁)。将来の廃棄物処理処分方策の検討にむけて状況を把握するためJAEAが実施している。
ガレキ・伐採木の管理状況(115頁)
研究開発プロジェクトの進捗状況及び次期計画の方向性(H26.2末時点)(116頁)。各種プロジェクトについてのまとめ。使用済燃料プールから取り出した燃料集合体他の長期健全性評価/使用済燃料プールから取り出した損傷燃料等の処理方法の検討/事故進展解析技術の高度化による炉内状況の把握/模擬デブリを用いた特性の把握/デブリ処置技術の開発/固体廃棄物の処理・処分に係る研究開発。
1-3号機これまでの注水量変更時の温度挙動について(137頁)。炉注水を変更した際の炉内温度応答から分かる事についてまとめ。注水量の変更による温度変化の時間遅れは、3号機が早く2号機が遅い。この時間遅れは炉内の水の入れ替わり速度に応じると考え、3号機の炉内保有水量は多く、2号機は少ないと推定(格納容器水位(3号>1号>2号)と合致)。2号機は圧力容器下鏡部に設置した底部温度計(TE-2-3-69R)の温度応答が早い事から、下鏡部にはほとんど水位はないと推定。3号機は圧力容器側の時間遅れも長く、ある程度の保有水量があると推定。
圧力容器底部、格納容器内、炉注水の温度の大小関係からは、熱源の位置が推定できる(140頁)。これによると、温度データからは1-3号機すべてで大部分の熱源が圧力容器内に存在すると推定されるが、この結果はMAAP解析結果と異なり、また、温度データそのものの不確かさもあり、今後の調査や検討が必要。また、2、3号機では、一部で圧力容器下部よりも上部の温度が高く、圧力容器上部にCsなどの揮発性のFPが付着して熱源となっていると推定。
増設多核種除去設備/高性能多核種除去設備の設置(180頁)。増設多核種除去設備の仕様(183頁)。高性能多核種除去設備と従来型の違いは、フィルター・吸着材を主体とした除去プロセス(従来型は前処理(鉄共沈処理、炭酸塩沈殿処理)により廃棄物が多く発生するが、これを低減できる)、コロイド除去フィルター・高性能吸着材の採用による除去性能向上(62核種に対してNDレベル達成を目標)、二相ステンレスやライニング炭素鋼等の採用による耐食性向上(186頁に表)。設置場所は187頁。
タンク漏えい関係のモニタリングデータまとめ(190頁)。193頁に観測孔E-1の分析値とウェルポイント揚水量、地下水位、降水量のグラフ。
RO濃縮水用モバイル型Sr除去装置(207頁)。多核種除去設備ALPSによるRO濃縮水処理と並行して、モバイル型Sr除去装置により貯留タンク内のRO濃縮水からSrを除去する。Sr濃度低減により、万が一の漏えいリスクの低減、敷地境界線量の低減、パトロール等による作業者の被曝線量低減を図る。SrについてDFは10以上、処理量は300m3/day。コンテナ5基で構成。3月下旬からパイロット試験、6月頃に稼働したい。
海側遮水壁工事進捗と開渠内海水サンプリング地点(269頁)
T/B東側護岸エリア観測孔位置図(276頁)
港湾内被覆工事(278頁)。港湾の中央部で実施する(取水路開渠部は実施済み)。海底の土砂が舞い上がりやすい状況であれば、軽量被覆で固めた後に被覆を実施する。27日より海底土の調査を開始、4月以降に被覆工事を開始しH26年度内の完了を予定しているが、港湾の利用状況などにより変更の可能性あり。
今月の追加的放出放射能量評価(306頁)。前月と変わりなく0.1億Bq/h(1号機0.004億Bq/h、2号機0.0008億Bq/h、3号機0.006億Bq/h、4号機0.001億Bq/h)。これによる敷地境界における被ばく線量は0.03mSv/yearと評価。3号機の上昇は、ダスト測定時の風が前月より強かったことから、原子炉建屋上部におけるダストの舞い上がりが主な原因と考えられる。評価の詳細(ダスト測定値、流量、建屋カバーの漏えい率など)つき。
アンケート結果を踏まえた取り組み状況(322頁)。去年12月に報告した就労実態に関するアンケートの結果を1年前のものと比較して整理した。
共用プール建屋内の全面マスク着用省略可能エリア設定(328頁)。表面汚染密度測定およびダスト測定結果により、共用プール建屋の2階と3階の一部をマスク着用省略可能エリアに設定、3月10日より運用開始。防塵マスク(DS2)を着用し、全面マスクを携行する。
【資料4】廃炉・汚染水対策福島評議会(第1回)の概要(133KB)
【資料5】廃炉・汚染水対策に関する国際社会への情報発信(80.9KB)


ニコ生
【2/27】東京電力「中長期ロードマップの進捗状況」に関する臨時記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.2.27(木)17時30分 ~


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