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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2016年2月29日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 127KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。

3号機スキマーサージタンクのフタを取替える作業をおこなうため、使用済燃料プール代替冷却系を09:51-11:54に停止(25日の続き)。停止時のプール水温は20.6℃、起動後は20.9℃。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日、2月23、25日参照)。先週よりB系で焼却作業を実施中だったが、昨日28日13:48に焼却を停止し温度を下げている。A系では昨日14:08に焼却を開始。今日はB系で昇温中で、明日1日から焼却を再開する(明日から2系統で同時に焼却する試験を実施する)。焼却作業は2日に終了の予定。


その他


地下水バイパス一時貯留タンクGr2のサンプリング結果
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果(PDF 8.93KB)
17日採取分。東電、第三者機関のいずれの結果も運用目標をこえず。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 8.48KB)
28日採取分。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。2月18-24日。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF 164KB)
雨天のため建屋への流入量が増えている。

月末なので、作業者の被曝線量評価を厚労省に提出。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について(プレスリリース)
1月の外部被曝線量(実効線量)の最大値は16.44mSv、平均値は0.44mSv(APD値)。
主に凍土遮水壁設置工事(配管、ケーブルの敷設工事)に従事していた30代男性作業者の今年度の被曝線量(APD値)が1月末で38.97mSvだったので、ガラズバッジの評価をおこなたところ、40.42mSvであった。凍土遮水壁設置工事は作業現場が1-4号機建屋に近いこともあって作業者の被曝線量抑制が課題であり、40mSv/年を上限とすることを実施計画に記載していた。この作業者の被曝線量はこれを超過しており、線量管理などについて今後調査する。
この作業者はH26年4月より1Fに勤務、H26年12月より凍土遮水壁設置工事に従事している。今年度の入構回数は220回、今年度2月17日までの被曝線量(ガラスバッジ値)は43.20mSv、H26年4月以降の被曝線量は66.24mSv。1Fに来る前にも放射線業務に従事しているが、その際の被曝線量は数mSvであり、法定の線量限度(年間50mSv、5年で100mSv)は超過していない。

24日の事故時の通報・報告における「炉心溶融」のあつかいについて。当時、15条通報の対象事象として炉心溶融があった。災害時に炉心溶融の有無を速やかに判断するために簡便な手法をマニュアルに定めていたが、実際にはこのマニュアルに定めた方法ではなく、通常の方法で炉心の損傷状況を評価していた。なぜマニュアルに沿った方法がおこなわれなかったかについて、今後、第三者を交えた調査を実施する。なお、2013年12月1日に法令が改正され、現在は炉心溶融は15条通報の対象事象ではない(炉心損傷の有無および損傷割合を報告する)。
当該のマニュアルについては、26日にこの件について福島県に説明した際に提出したものが福島県のHPに掲載されている。
今日の会見を聞いて、やっとどういう話なのか理解した。24日には本店での会見はなくて、東京では規制庁控え室でブリーフィングがあったらしい。これはIWJが中継したらしいけれど、非会員はアーカイブが見られない。他の中継はなかったので、私は見ていない。マニュアルの内容も東電からは公開されないし、東電のプレスリリースとマスメディアの報道では内容が理解できないんじゃ、広報のやり方としてどうかと思うのだけれど。
福島県のHP「福島第一原発事故当時における通報・報告状況に係る申し入れ」の説明資料 [PDFファイル/7.73MB] 9、10頁にマニュアルの当該部分の抜粋がある。それによると、「炉心溶融に至らずに全燃料被覆管に破裂が生じたときに放出される希ガス(厳しく見積もって、炉心に存在する希ガス全内蔵量の2%)より多い、全内蔵量の5%の希ガス放出に相当するCAMSγ線線量率を〔管理人注:炉心溶融の〕指標とする」とある。なので、5%というのは、希ガスの5%が放出された、ということで、燃料の5%が損傷したというのとは同じなのかしらん。



ニコ生
【2016年2月29日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2016.2.29(月)17時30分 ~

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