リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2016年2月24日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 134KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):資機材整備。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。

3号機スキマーサージタンクのフタを取替える作業をおこなうため、使用済燃料プール代替冷却系を05:20に停止(25日17:00まで約36時間停止の予定)。停止時のプール水温は 20.0℃、冷却停止時間におけるプール水温上昇率は 0.097度/h、停止中のプール水温上昇は最大で約3.5度の見込み(運転上の制限値は65℃)。

多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。A系とC系は2015年5月より実施していた長期点検・改造工事(2015年5月25日参照)が終了し、2015年12月4日より処理運転中。B系は2015年12月4日より長期点検・改造工事を実施中(2015年12月17日参照)
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

サブドレン他水処理施設、10:06-14:48に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は683m3

雑固体廃棄物焼却設備、8日よりホット試験を実施中(1月28日、2月23日参照)


その他


地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。22日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは3000Bq/L。No.6はポンプ点検により採取中止。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 78.1KB)
11月12日-2月18日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 78.2KB)
22日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(18日採取)と集水タンクNo.2(16日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 17.2KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が670Bq/L、第三者機関が750Bq/L。明日25日に排水の予定。

側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(2015年5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 10.9KB)
23日採取分。

1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(2015年5月14、15日、6月22日参照)。22日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 716KB)

H4北エリアタンクからの漏えいの件(2013年8月19日参照)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける 水漏れに関するサンプリング結果について (南放水口・排水路)(PDF)
「切替C排水路35m盤出口」および「構内側溝排水放射線モニタ近傍」の23日採取分の全β放射能濃度が、過去の変動範囲内であるものの、前回値(22日採取)と比較して上昇していることを確認。
切替C排水路35m盤出口:22日 <11、23日 100 [Bq/L]
構内側溝排水放射線モニタ近傍:22日 <4.2、23日 110 [Bq/L]
なお、上記2カ所の上流側に設置されている構内側溝排水放射線モニタの指示値、および、港湾内の分析結果に有意な変動はない。23日のタンクパトロールでも異常ないことを確認している。

今日、福島県主催の「第41回福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会」があった。その際の資料。
福島第一原子力発電所雑固体廃棄物焼却設備について(第41回福島第一原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会資料)(PDF 857KB)
設備見取り図(4頁)
バグフィルターおよび排ガスフィルター(HEPAフィルター)(5頁)。フィルター性能はバグフィルターが103、HEPAフィルターが106(性能試験結果)。
放射線モニタリング設備(6頁)。排気筒から排ガスをモニタリング設備に引き込み、ダストモニターおよびガスモニターでγ線を連続監視、など。
測定データの公表(11頁)。排ガス中の放射性物質について、ダストモニターとガスモニターは常時測定で警報発生時には通報・公表。粒子状放射性物質(主要γ核種)とヨウ素は週1回測定、Srは四半期に1回、トリチウムは毎月1回測定で、結果はHP(福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果)で公表。

事故時の通報・報告における「炉心溶融」のあつかいについて。
福島第一原子力発電所事故当時における通報・報告状況について(プレスリリース)
当時の社内マニュアル上では、炉心損傷割合が5%を超えていれば、炉心溶融と判定することが明記されていることが判明。新潟県技術委員会に事故当時の経緯を説明する中で、上記マニュアルを十分に確認せず、炉心溶融を判断する根拠がなかったという誤った説明をしており、深くお詫び申し上げる。
また、3月11日の津波襲来直後に、より速やかに通報・報告できた可能性のある事象があることを確認した。
事故後に、炉心の損傷状況が不明なことから、「炉心は損傷しており溶融の可能性もあるが実際にどうなっているかはわからない」というのが東電の説明だったと思う。なぜ5%損傷で炉心溶融なのか、この5%と言う数字がどこから来ているのか不明だけれど、当時は判明している事実に沿った説明をしていたと私は思う。
それから、この件に関してマスメディアが「炉心熔融なのにそれを隠していた」とか言ってるみたい(例えば、NKH「メルトダウン判断 3日後には可能だった」魚拓)とか)。炉心溶融って言ってたらどうだったんだろう。こういうことが人々の信頼につながるとかいうことを主張したいらしいんだけれど、どうなんだろうね。「現状、ここまでわかっていて、これ以上は不明」っていう時に、「どっちなんだハッキリしろ」と要求するのは、要するに事実関係はわからなくてもいいから、何かのラベルを貼ってその後の方針を決めて安心したい、という欲求の表れに過ぎないのではないか。わからないものはわからない。それを、わからないままに置いておけないのは、やっぱり、知的怠慢なんじゃないかと思う。あの時、必要だった情報は、炉心溶融しているかどうかではなくて、その後の事故の進展がどう予想されるか、ということだったのだと思う。炉心が溶融しているかどうかと事故の進展がどう関係していたのか、そこを欠いては「炉心溶融」と言ったかどうかなんてたいして重要なことではないと思う。
(3月1日追記)29日に追加情報あり。


これすごいね。炉心溶融って具体的にどういう風に起こるのか、あまりイメージが持てないので、参考になる。








福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

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