リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2021年5月14日(金)

08:58に浜通りで震度4の地震。震源地は福島県沖、震源の深さは46km、地震の規模(マグニチュード)は6.3。


今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

08:54の地震の影響
周辺町での最大震度は4(気象庁発表)。
観測された地震加速度の最大値は6号機原子炉建屋基礎マットで水平22.6gal、垂直11.6gal。けが人は発生せず。
現在のプラント状況は以下の通り。
・1-6号機設備プラントパラメータ 異常なし
・滞留水移送設備、水処理設備パラメータ 異常なし
・原子炉注水設備(1-3号機) 運転継続
・雑固体焼却設備 異常なし
・使用済燃料プール冷却設備(1、2、3、5、6号機、共用プール。4号機は地震発生前から停止中)  運転継続
・モニタリングポスト指示値 有意な変動なし
・発電所敷地境界・構内ダストモニタ指示値 有意な変動なし
・構内線量表示器指示値 有意な変動なし
・構内排水路モニタ、海水放射線モニタ指示値 有意な変動なし
地震の発生をうけて09:19-12:47に現場パトロールを行い、1-4号機、5・6号機、水処理設備、雑固体焼却設備を点検した結果、SARRYコースフィルタ1A出口弁付け根部において、地震との因果関係は不明であるものの、微量なにじみを確認したが、現時点では運転に影響はないものと考えている(運転継続中)。また堰内であり養生を実施済み。
その他の設備については異常のないことを確認した。
その他、パトロール終了時点で以下の状況を確認している。
・モニタリングデータに有意な変動はなし。
・先の地震により水位低下が確認された(2月19日参照)1,3号機格納容器の水位および圧力の状況については、現時点において特に異常は認められない。
・3号機R/B地震計(3月19日参照)について正常に動作していることを確認。
・先の地震により滑動が確認されたDエリアタンク等について、現時点において特に漏えい等の異常がないことを確認。
・先の地震において転倒・傾き等が確認されているコンテナ(2月15日参照)について、現時点において特に異常がないことを確認。
また、Fエリアのフランジタンクから水の滴下している件について、滴下状況および水受けおよび養生に変化はないことを確認。
SARRYコースフィルタ1A出口弁付け根部から微量なにじみを確認した件について、その後詳細調査を実施し、ふき取り後にじみがないことを確認した。SARRYは継続運転中。

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。11:00の格納容器水位は
1号機:水位計L3(T.P.+6,264mm)と温度計T2(T.P.+5,964mm)の設置位置の間(格納容器底部はT.P.+4,744mm)。前日と変わらず。
11日に原子炉注水量を4.0m3/hから3.0m3/hに変更(11日参照)し、監視強化を実施していたところ、今日14日13:15より格納容器圧力が低下傾向にあることを確認。
 1.16kPa(13:15)→0.79kPa(14:00)→0.12kPaで安定(18:20)
過去の原子炉注水停止試験においても格納容器内の水位低下にともなう圧力の低下が確認されており、11日の注水量減で格納容器内の水位が低下したのにともない、漏えい箇所が露出したものと推定。格納容器温度、圧力容器底部温度、格納容器ガス管理システムの放射能濃度などのパラメータ、敷地境界モニタリングポストおよびダストモニター、構内ダストモニター等に有意な変動はなく、外部への影響がないことを確認。

サブドレン他水処理施設、14:21に一時貯水タンクAから排水を開始
(以下、15日の日報より)17:09に排水を停止。排水量は714m3


その他


水処理設備内の処理水分析結果。採取箇所は2011年11月18日の資料を参照。

東京電力パワーグリッドの社員1名(山梨県内事業所勤務)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。





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