リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2021年5月7日(金)

今日のお仕事



プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1、3号機格納容器水位低下(2月19日参照)の件。
1号機の水位は緩やかな低下が続いていたが、11:11に水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置を下回ったと判断した。これにともない、12:43に以下のとおり炉注水量を変更した:
1号機原子炉注水量:3.0 m3/h → 4.0 m3/h(給水系を1.0 m3/h増加。資料7頁)
この結果、水位は温度計T2(T.P.+5,964mm)と水位計L2(T.P.+5,664mm)の設置位置の間にあると評価した。
12:47現在、格納容器温度、圧力容器底部温度、格納容器ガス管理システムの放射能濃度などのパラメータ、敷地境界モニタリングポストおよびダストモニター、構内ダストモニター等に有意な変動はなく、外部への影響がないことを確認。
引き続き、水位計および関連パラメータについて、慎重に監視していく。
水位が水位計L1を下回ると水位を検知することができなくなるので、予防的に水位計L2を下回った時点で注水量を1m3/h増やすことにしている。2月22日参照。

サブドレン他水処理施設、09:36-13:47に一時貯水タンクFから排水を実施。排水量は623m3

10:39頃、FエリアH4フランジ型タンクから水が滴下していることを他の作業をおこなっていた作業者が発見。
当該のタンクは5・6号機のたまり水を貯留しており、滴下したのはこの貯留水。
漏えいした水の広がりは約1.3m×0.15m×深さ1mm。3秒に1滴程度で漏えいは継続。漏えいした水の拭き取りを完了し、水受けおよび養生を設置した。外部への影響はない。
直近(3月12日)に採取したタンク貯留水の分析結果は、134Cs:2.08Bq/L、137Cs:5.33×101Bq/L、全β:1.73×103Bq/L。
今後、フランジ接合部から水が漏えいした原因を調査するとともに、応急対策として止水材で漏えい箇所を補修する。また、準備が整い次第、タンクの貯留水をエリア内他タンクへ移送する。
最近、Fエリアでフランジ型タンクからの漏えいが続いているけど、汚染水処理水の貯留タンクを溶接型タンクに切り替えておいて本当によかったねぇ。


その他


1号機原子炉注水設備の炉心スプレー系注水配管の点検にともない、以下のとおり炉注水量を変更する:
(5月10日)
炉心スプレー系原子炉注水量:1.5 m3/h →   0 m3/h
給水系原子炉注水量    :2.5 m3/h → 4.0 m3/h
(5月21日)
炉心スプレー系原子炉注水量:  0 m3/h → 1.5 m3/h
給水系原子炉注水量    :4.0 m3/h → 2.5 m3/h
給水系は元々1.5 m3/h で、これを3.0 m3/hにするのでは。日報が間違ってるのか。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクG(3日採取)と集水タンクNo.5(1日採取)の分析結果
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が880Bq/L、第三者機関が900Bq/L。明日8日に排水の予定。

東京電力ホールディングスの関係職員1名(1Fの作業に従事)が新型コロナウイルスに感染しているのを確認した。
10日の会見で詳細について報告あり。


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