今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 197KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
2号機ベント管下部周辺調査、4足歩行ロボットのアーム不調で中止している。明日以降にロボットの点検を実施する。調査再開の予定は今のところなし。キャットウォーク上を目的地点まで移動した後、子機を下ろすためにアームを動かしたところ、途中で止まってしまった。このアームが伸びた状態でキャットウォークから降りる階段のところまで移動して、そこにそのまま置いてある。今の状態で階段が降りられるかどうか検討する。
2号機T/B地下たまり水移送、16日から停止中。
3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、弁追設および逆止弁点検のため12日から停止していたが、作業が終了したので14:35に運転を再開した。再開時プール水温は23.7℃。中。
3号機T/B地下たまり水移送、16日から停止していたが14:00に再開。雑固体廃棄物減容処理建屋へ。
4号機T/B地下たまり水移送、11月29日から停止中。
水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、7日から停止中。
水処理装置、SARRY、7日から運転中。
所内共通D/G(A)のM/C母線停止作業にともない、09:50に共用プールの冷却を停止。停止期間は19日までの予定。停止時プール水温は19.0℃、停止期間中のプール水温上昇率は0.23度/hの見込み。
その他
作業者が着用するマスクに着けるフィルターとして、チャコールフィルターではなくダストフィルターを使用できるエリアを拡大する。
放射線防護装備の適正化にかかる運用変更について(ダストフィルタ装着マスクエリアの拡大)(PDF 492KB)
1号機R/B5階、2、3号機の3-5階はチャコールフィルター着用(線量が高いこと、状況が十分に把握できていないことから)、それ以外の1-4号機周辺と建屋内はダストフィルターで可とする。
ダストフィルターは微粒子を吸着する(したがってセシウムは除去できるがヨウ素はできない)フィルターで、ヨウ素も吸着するチャコールフィルターよりも軽くて吸気抵抗が低い。この変更により作業者の負荷軽減と作業性の向上を図る。構内のダスト分析の結果(半減期の短い131IはNDが続いている)からダストフィルター可のエリア拡大を判断した。19日から運用開始。ダストフィルター可のエリアができたのは3月1日(2月23日参照)。
この件について、現場の方々の声。
明日からうちらの作業エリアでの全面マスクがチャコールフィルターの物からダストフィルターに変わる。全面マスクに変わりはないが、呼気抵抗が少し緩和されるから装着して暫く感じる息苦しさも少し和らぐから良かった(^-^)
— kouji0503さん (@kouji0503) 12月 17, 2012
明後日から現場の全面マスクのフィルターが基本的にダストフィルターだけになるんだよなぁ…。チャコールフィルターを使用するのは建屋内でも限定されちゃった。どうしてもチャコール付けたい人は免震棟で付け替えてだって。JVにも配備してほしいでし。
— ハッピーさん (@Happy11311) 12月 17, 2012
フィルターの件、質問多いから答えるね。理由は最近の汚染データからの判断と、もともとチャコールフィルターはヨウ素が出てる場所で使うもので今はヨウ素ないからダストフィルターで十分なんだって。でも作業員の中には、それでも不安な人もいるから自由に選択させてくれればいいのにね。
— ハッピーさん (@Happy11311) 12月 17, 2012
明日からJビレではチャコールフィルターの全面マスクは配布しないそう。ダストでもいいかなぁと思ったりするけど、ずっとチャコールを使っていたから不安もある。車の排気ガスとオナラの臭いとかモロにするのだろうね
— テラリンさん (@terarin__) 12月 18, 2012
チャコールからダストに変えて作業負荷軽減と作業性向上?コストの大幅削減と作業員の不安感上昇れす
— テラリンさん (@terarin__) 12月 18, 2012
今日から作業時に使用する全面マスクのフィルターが、号機建屋作業以外のほぼ全域でチャコールフィルターからダストフィルターに変えられるとのこと。。。周辺建屋でも汚染した粉塵とか沢山舞ってる所があるのに…本当に大丈夫なのか?!
— 齋藤悠志さん (@yuushi420) 12月 18, 2012
明日以降、港湾内の魚の捕獲を行う。放射能濃度の高いアイナメが見つかった件に関連して、追加調査で比較的濃度の高かった港湾内の魚をカゴ漁で捕獲し分析する。また、港湾内の魚の数を減らして高濃度の魚が湾の外に出て行かないようにする効果も狙う。カゴを15個ほど置いて捕獲してみて、結果を見ながら設置位置や個数を調整していく。
(汚染水の処理水を貯める貯留タンクの容量について質問に答えて)今年度中に32万t、来年度に8万tの追設をすることが決まっている。さらにそれ以降30万t追設の見通しを得ており、当面は処理水を貯める容量に不足はない。そのうち、多核種除去装置で処理した水を貯める予定になっていた地下貯水槽は、多核種除去設備の運用開始が遅れているため、多核種除去設備で処理する前の水を貯めるために使用することになっている。貯留タンクの増設計画については、例えば9月7日の意見聴取会の資料を参照。地下貯水槽の安全性評価については同じ意見聴取会の別の資料を参照。
ニコ生
【12/18・17:30開始】東京電力 記者会見
Togetter
2012/12/18・17:30開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
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