リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2012年12月3日(月)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 100KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

1、2号機の原子炉注水量が低下したので、11:07に調整
1号機:給水系2.3m3/h→2.5m3/h、炉心スプレー系1.8m3/h→2.0m3/h。
2号機:給水系1.9m3/h→2.0m3/h、炉心スプレー系3.7m3/h→4.0m3/h。

1号機R/Bカバー排気フィルター設備でダストサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF 84.6KB)(12月10日公開)
1号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
福島第一原子力発電所 1号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(PDF 66.7KB)(12月10日公開)

2号機T/B地下たまり水移送、1日から停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、11月23日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、10月3日から停止中。
水処理装置、SARRY、11月22日から運転中。


その他

月初めなので温度計の信頼性評価を規制委員会に報告。
福島第一原子力発電所1~3号機における原子炉内温度計および原子炉格納容器内温度計の信頼性評価について(平成24年12月提出)(プレスリリース)
2号機圧力容器温度計TE-2-3-69J3(圧力容器上部、監視に使用可)を「故障」と判断。直流抵抗値が定検平均値比の1.10以上だったので。
2号機圧力容器温度計TE-2-3-69F1(圧力容器底部、参考に使用)を「故障」と判断。直流抵抗値は定検平均値比の1.10以下だったが、事故後直流抵抗最小値比は1.30以上。温度トレンド評価(2次評価)でも指示値が正しくないと判断されたので。
1号機格納容器内に10月13日に新設した7つの温度計(TE-1625T1、2はたまり水中、TE-1625T3から7は気中)のトレンド評価を実施、本来示すべき値を示していると判断。今後の1号機格納容器内温度計の信頼性評価においては、既設温度計に加えてこれら新設の温度計(「比較温度計」とする)との比較を行う。また、T3とT6のふたつを監視用として使用する。明日4日00:00以降、運用開始の予定。新設温度計の格納容器内での位置関係の図がPDF資料33頁にあり。

中長期対策会議運営会議第12回会合。
【資料3】個別の計画毎の検討・実施状況
CST(復水貯蔵タンク)からの炉注水系統の見直し(通し番号で3頁)。3号機CSTから各号機への供給システムは設置済みで後は耐圧ホースをPE管に交換するだけだったのを、さらなる信頼性向上を図るために見直すことにした。1、2号機CSTを復旧。各号機にポンプを新設、設置場所は屋外からT/B内へ変更しポンプ室を設置。免震重要棟からポンプ起動・流量調節を遠隔操作化。屋外配管の津波対策(トラフ等の設置)などなど。2013年3月完成予定。
1号機S/Cへの窒素ガス連続封入の結果(10頁)。10月23日から11月27日までの結果まとめ。PCVの水素ガスおよび85Kr濃度はおおむねシミュレーションどおりの推移で、S/C気相部の水素ガス濃度は2%程度と推定。封入は11月26日にいったん終了、12月7日に再開してPCV水素ガス濃度の応答を確認する。また、水の放射線分解の影響を検証するため、約3ヶ月後にS/Cへ窒素封入し応答を確認する(S/C内での水の放射線分解による水素ガス濃度上昇の寄与は小さいと考える)。
3号機格納容器ガス管理システムダクトの状況確認結果(20頁)。11月27日実施。格納容器機器ハッチ前のレールの乾いている様子、機器ハッチのスキマ(4月19日参照)の写真あり。
使用済燃料プール代替循環冷却装置の耐圧ホースのPE管化および遮光材取付け(27頁)。信頼性向上対策として、1、4号機の2次系耐圧ホースをPE管化、2、3号機の補給水系配管の屋外敷設部分に遮光材の取付けを実施した。11月9日完了。
地下水バイパス(33頁)。一時貯留タンク内の貯留水が、万一、タンク内に入ってくる外気によって汚染されることがないように、ろ過処理された空気をタンクへ供給する設備を追設する。この対応などで稼働開始時期が年度末頃に延期。
多核種除去設備(ALPS)ホット試験開始に向けた対応(40頁)。HICの落下試験を実施。結果を受けて、HICに補強リングを付ける、吊上げ高さは4.5mまでに制限、吊上げ高さ3-4.5mとなる場所に緩衝材を設置する、などの対策をすることとする。さらにコンクリート角部などへの落下試験を行い、落下時の健全性を再評価する予定。
港湾内海水濃度低減対策(56頁)。港湾内海水の放射能濃度が下がらない原因を調べるために、4項目の調査をおこなう。3号機シルトフェンス交換の影響を評価、スクリーンポンプ室内の海水の分析、1-4号機取水路付近に調査孔を設け地下水を分析、1-4号機取水路開渠内の海水サンプリングを増やす。
3号機スクリーン室前面シルトフェンス交換作業(59頁)。港湾内海水の放射能濃度が下がらない原因としてシルトフェンスからの付着物の遊離の可能性があるので、最も濃度の高い3号機前面のシルトフェンスを交換した。交換後はシルトフェンスの内側でCs濃度が下がっているように見える。
今月の追加的放出量の評価(63頁)。先月と変わらず0.1億Bq/h(1号機0.002億Bq/h、2号機0.007億Bq/h、3号機0.001億Bq/h)。
今年の熱中症対策のまとめ(67頁)。昨年23人から今年7人に減少。
感染症予防・拡大防止対策(71頁)。インフルエンザ・ノロ感染対策について。
「就労実態に関するアンケート」結果(73頁)実施については9月20日参照。
出入管理施設の竣工時期変更(88頁)。24年度末竣工予定が25年6月末に延期。
4号機使用済燃料プールからの燃料取出し工程の短縮(99頁)。取出し開始を1ヶ月(2013年11月中旬)、取出し完了を1年(2014年末頃)前倒しすることを目標とする。受入側の共用プールが既設設備の復旧で対応可能になったこと、オペフロ上部のガレキ・大型機器撤去が順調に進んだこと、新燃料先行取出しの結果から燃料取り扱いに問題がなさそうなので輸送用キャスクを2基使って並行作業するようにする、などなどで工期短縮ができそう。
2号機ベント管下部周辺調査(132頁)。格納容器から水が漏れている損傷個所を調査する。S/C内側のベント管周辺を4足歩行ロボット+小型走行車で見る。4足歩行ロボットでS/C外側のキャットウォークを移動。調査地点でアーム先端に付いている小型走行車をS/C表面に着座させ目的地点まで移動して画像を取得する。想定損傷個所は、ベント管ベローカバーとベント管-D/W接合部の2ヵ所。ベント管8ヵ所についてベント管ベローズ、ベント管スリーブ端部(ベント管付け根)、サンドクッションドレンラインを調査する。12月11日より実施予定。保安院主催の技術ワークショップ(7月24日参照)で話があったやつ。
覆土式一時保管施設の進捗(145頁)。1槽目(9月5日にガレキ搬入開始)の現場写真あり。
【資料5】中長期ロードマップ進捗状況(概要版)
【資料6】中長期ロードマップ進捗状況と今後の課題について
ステップ2終了から1年経過したので、冷温停止の維持、滞留水処理、使用済燃料プールからの燃料取出し、燃料デブリ取出し、敷地境界での被ばく線量低減、放射性廃棄物の管理・処理・処分、要員確保・作業安全、などについてのまとめ。

1Fの協力企業作業者の被ばく線量の全体概況について、発災以降平成24年8月までを集計。
福島第一原子力発電所従事者の被ばく線量の全体概況について(PDF 138KB)
ステップ2終了以降は線量限度が50mSv/年かつ100mSv/5年(年平均で20mSv、月平均で1.6mSv)。これに対して、全ての作業者の積算被ばく線量の分布のピークは1mSv以下にあり、97.8%は50mSv以下(3、4頁)。この傾向は8月までに登録解除した作業者でも同じ(5、6頁)。7月までに解除した作業者で75mSv以上被ばくした人
95人中91人74人中71人(2013年1月31日訂正)は1F以外の場所での雇用が維持されている(8頁)。作業者の被ばく線量の月平均は、発災直後の23年3月は20mSv以上あるが急激に減少し、ステップ2以降は1.6mSvを安定的に下回っている(9、10頁)。24年度第1四半期で線量の高い人は、第2四半期では線量が低い傾向にあり、作業内容のローテーションを工夫している様子がうかがえる(16頁)。以上まとめると、大半の作業者は線量限度に対して大きく余裕のある積算被ばく線量で登録解除されていて、その後も放射線作業に従事可能である。引き続き作業環境の線量低減に取り組むと共に、作業者の被ばく状況について今後も継続して注視していきたい。

SARRYの滞留水処理ラインのバックアップラインをPE管化するため、4-7日に運転を停止する。


ニコ生
【12/3・17:30開始】東京電力 記者会見

Togetter
2012/12/3・17:30開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

0 件のコメント:

コメントを投稿