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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2013年1月31日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 17.6KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

2号機T/B地下たまり水移送、27日から継続中。

3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置をR/B上部ガレキ撤去作業にともない28日から停止中(夜間は起動する予定)。プール水温は05:00に11.2℃。停止期間は2月1日までの予定。
3号機T/B地下たまり水移送、24日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日から停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、24日から停止中。
水処理装置、SARRY、24日から運転中。フィルター洗浄のため09:02-16:20に停止。起動後17:20に定常流量に到達。

昨日30日に共用プールダクトから集中廃棄物処理施設(高温焼却炉建屋)へのたまり水移送を開始したが08:22に停止。


その他


中長期対策会議運営会議は今月は開催せず(25日参照)。代わりに、この1ヶ月の廃炉措置等の取り組みの進捗を報告。
福島第一原子力発電所1~4号機の廃炉措置等に向けた取り組みの進捗状況(2013年1月)(PDF 5.99MB)
1号機格納容器内部調査の結果続報(14頁)。2012年10月9-13日に実施した調査の続報。滞留水分析結果でpH(7.2)、導電率(88μS/cm)、塩素濃度(19ppm、通常設備の管理目標100ppmより低い)から腐食性は低い。Cs濃度は104Bq/cm3オーダーで炉注水より高く、沈着物等から滞留水にCsが移行している可能性がある。一方でトリチウム濃度は炉注水と同程度。89SrはND、90Srは7.17×104Bq/cm3。グレーチング上に確認されたボルト(2012年10月9日参照。画像処理によりボルトは2本あることを確認)は、発見位置や寸法からカラーシールドの組み立てボルトと推定(資料24頁参照。ペネ端部にはエンドシールドとカラーシールドという鉛の遮蔽体がついている。エンドシールドはペネ端部を覆っている。カラーシールドはペネと格納容器のコンクリートの隙間を遮蔽するために、ペネを襟巻きの様に取り巻いている)。エンドシールドは調査時に脱落していることを確認している。炉心解析(2012年3月12日のMAAP解析結果を参照)から格納容器内の温度は事故当時に鉛の融点を超えていたと考えており、鉛素材のシールドは溶融して脱落したものと推定。また、格納容器の床に青っぽく見える破片のようなものが落ちていた(2012年10月11日参照)が、これは溶け落ちた鉛の破片かもしれない(水中に入れて観察した鉛試験片が同じような見え方をすることを確認した)。機器ハッチモノレール上の堆積物は、モノレールの塗装がはがれたものと推定。あと、滞留水中の浮遊物の流れ方から水の流れの状況を予察的に解析してみた。流速は1-2cm/sec。
多核種除去設備ALPSの運転開始に当たっての安全製評価(27頁)。設備の概要についての解説あり。落下試験のその後:コップ型のステンレス製補強体(A型)ではHICから漏えいが発生したので、蓋部の補強とHICの肩のところのスキマに緩衝材を挿入したB型で試験を実施。逆さ傾斜落下と角棒状への落下でもHICの漏えいはなかったが、HIC直上での蓋締め作業のため作業者が被ばくするので、肩の緩衝材挿入のみのC型を採用(落下試験では角棒上への落下でHICの漏えいなし)。傾斜落下および逆さ傾斜落下に対しては、想定される個所に架台や治具を置いて、そもそもそのような落下姿勢にならないように対策する。また、高所(3m以上)からと角部への垂直落下に対しては、補強体および緩衝材の設置で対応する。また、クレーン操作に高さや移動場所の制限をつける。補強体はいずれの試験でも変形しても亀裂は生じなかったので、HICが破損して漏えいが発生しても補強体の中にとどまることが期待される。万一、漏えいが発生した場合に備えて、漏えい物回収の手順を整備し、必要な資機材を配備する。回収作業で想定される総被ばく線量は50mSv程度。
HICはALPSエリアからクレーンで吊り上げてトレーラーに積み込み、一時保管施設へ移動して、ここでまたクレーンで吊り上げボックスカルバート内へ収容する。
福島第一原子力発電所多核種除去設備(ALPS)高性能容器(HIC)の取り扱い(運搬風景等)について(18:05)(動画)
ALPSエリアで遮蔽機能のある箱に入っているHICをクレーンで吊り上げる。この際、吊り上げるほうに釣り鐘型の遮蔽体が付いていて、この中にHICを取込んでいく。動画では人がいるが、実際の作業ではカメラで遠隔監視する。吊り上げたらトレーラーの荷台に載っている遮蔽ボックスに下ろす。一時保管エリアへ移動して、クレーンでボックスカルバート(上面が蓋になっている)へ入れていく。こちらは完全に無人の遠隔操作なので、釣り鐘型の遮蔽体はない。
港湾内の海水中放射性物質濃度の状況について(90頁)。これまでのまとめ。2012年12月に実施した調査の結果の数字あり。Sr濃度は開渠内で告示濃度を超えていたので、今後は月2回以上採取してモニタリングを強化し、浄化方法について検討する(現時点では技術的に困難)。
今月の追加的放出量評価(104頁)。先月と変わらず0.1億Bq/h(1号機0.002億Bq/h、2号機0.02億Bq/h、3号機0.03Bq/h)、これによる敷地境界での被ばく線量は0.03mSv/year、敷地境界での空気中の最大濃度は134Csおよび137Csともに1.4×10-9Bq/cm3(評価値。実測ではいずれもND。周辺監視区域外の空気中の濃度限度「法令値」は134Csで2×10-5Bq/cm3137Csで3×10-5Bq/cm3)。
3、4号機R/B上部ガレキ撤去(114頁)
乾式貯蔵キャスクの健全性確認(116頁)。作業内容のまとめ。キャスク保管建屋にある9基の乾式キャスクを共用プールに運び、点検および必要な部材の交換を行い、キャスク仮保管設備で保管する。詳細は2012年11月14日の施設運営計画を参照。
共用プールの使用済燃料外観点検と燃料ラックの点検(120頁)。共用プールの使用済燃料は乾式キャスクに入れてキャスク仮保管設備で保管する。これに先立ち、地震による影響の有無を確認した(燃料は12月21-26日、1月7-14日に、燃料ラックは1月16、18、19日に実施)。結果は、いずれも影響は見られず、健全であると判断した。
4足歩行ロボット技術WGでの検討状況(138頁)。2号機ベント管下部周辺調査で投入した4足歩行ロボットに不具合が発生して調査が中断している件。12月21日発生の不具合(小型走行車と親機をつなぐケーブルの巻き取り装置が操作不能になり、小型走行車を切り離して親機のみ帰還)は、ケーブルがS/C上の障害物と接触したため小型走行車の駆動力でケーブルが引出せなくなり、ケーブルドラムを回転させたが空転してケーブルを送り出せなかったことが原因。対策として、親機のアーム先端にケーブル送り機構を追加すること、ケーブル巻き状態の監視のためにカメラを追加することを検討中。2月末に調査を再開する予定。
ガレキ・伐採木の管理状況(145頁)
ガレキ・伐採木の線量低減対策進捗状況(146頁)。覆土式一時保管施設と伐採木一時保管槽(2012年10月19日参照)の状況。
2月の予定で今まで話の出ていないもの(12、13頁):2号機でふたつめの代替温度計設置、2号機PCV内常設監視計器の拡充。

月末なので、作業者の被ばく状況を厚労省へ報告。
福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について

福島労働局からの労働者派遣および請負の遵守に関する要望書への報告。
福島労働局からの「原子力発電所で実施される改修工事に当たっての適正な労働者派遣及び請負の遵守に関する要望書」への報告について(PDF 14.8KB)

2012年12月3日公開の1Fの協力企業作業者の被ばく線量の全体概況の資料で訂正
平成24年12月3日「福島第一原子力発電所従事者の被ばく線量の全体概況について」の一部訂正について(PDF 94.1KB)


ニコ生
《福島第一原発1~4号機の廃炉措置等に向けた取り組みの進捗状況》東京電力 記者会見

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ドラえもん(@jaikoman)/2013年01月31日 - Twilog
ドラえもん(@jaikoman)/2013年02月01日 - Twilog

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