リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年3月12日(水)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 121KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点


非常用窒素ガス分離装置の本格点検を10:00に開始(11日参照)。点検にあたり、特定原子力施設の保安第1編第 32 条第1項(保全作業を実施する場合)を適用。点検期間中は、3台ある常用窒素ガス分離装置により1-3号機原子炉圧力容器および原子炉格納容器へ窒素の供給を継続する。また、非常用窒素ガス分離装置の起動が必要となった場合には、速やかに起動可能な状態に復帰することとする。
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、2日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、8日より継続中。

3号機使用済燃料プール代替冷却系の2次系冷却塔のろ過水の散布水停止の影響調査(2月21日参照)を2月26日より実施中。使用済燃料プールの冷却は継続している。
3号機T/B地下たまり水移送、10日より継続していたが15:32に停止。移送先を雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)へ切替えて15:48に再開。

4号機からの燃料取出し作業で発生するキャスク(構内用輸送容器)内包水(4号機使用済燃料プール水)およびキャスク内洗浄水を貯めている共用プールLCW(低電導度廃液?)廃液受タンクが満水レベルに達したので、09:30-14:20に同タンクから集中廃棄物処理施設(高温焼却炉建屋)への移送を実施した。1月28日にもやってる。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、10日より運転中。
水処理装置、SARRY、10日より停止中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を実施中。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。
B系:2013年6月13日に開始。
C系:2013年9月27日に開始。

H4北エリアタンクからの漏えいの件(2013年8月19日参照)
H4エリアのウェルポイントからの地下水くみ上げを2013年12月10日より実施中。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(PDF 78.8KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(南放水口・排水路)(暗渠化工事終了関連)(PDF 108KB)
下記のようにB排水路の暗渠化工事が終了したので、表のモニタリング地点が変更になった。

B排水路の清掃および暗渠化工事が終了
福島第一原子力発電所構内B,C排水路暗渠化状況(02:00)(動画)
H4エリアタンクからの漏えい後、土のう堰をC排水路との合流点より上流に設置してC排水路への通水を閉鎖していたが、これを撤去してC排水路への通水を開始した。なお、周辺の側溝などの枝管はこの工事のために切り離してある。今後、清掃や周辺のフェーシングなどを行い、準備のできたところから排水路へつないでいく。現在B排水路に流れているのは、暗渠化した場所より上流の林に降った雨水など。
暗渠化工事の内容は例えば2月19日の廃炉・汚染水対策現地調整会議(第6回)の資料20頁など。また、排水路の水は液体廃棄物として管理を開始することになっており、これの放射能濃度低減策として排水路内や周辺の清掃などを計画している。これについては同じく廃炉・汚染水対策現地調整会議(第6回)の別の資料の10頁以降を参照。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約8,851m3
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 251KB)

海側遮水壁工事(港湾内)での遮水壁内側の埋め立てにより、3号機前面に設置したシルトフェンスを撤去した(1月27日参照)

その他


水処理週報。
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第141報)(プレスリリース)

9日のRO膜型淡水化装置RO3マルチメディアフィルター付近の水たまりについて。
福島第一原子力発電所 淡水化装置(RO-1)ジャバラハウス内における水溜まりの発見(RO-3マルチメディアフィルタ付近)に関する続報(PDF 176KB)
9日にRO3のマルチメディアフィルター(MMF)に通水し、漏えいのないことを確認。11日にはRO1とRO2のMMFでも通水し、漏えいのないことを確認。MMFスキッド周辺の床に水をまいて回収し核種分析をおこなったところ、9日の水たまりに近い濃度だった(PDF資料1頁)。MMFスキッドの上に防凍シートの端部(余長の巻取)が存在し、雨水が溜まる可能性があることを確認(資料2頁)。また、テント内を常時ヒータで加温しているため、MMF表面等に結露水が発生する可能性があることを確認した(7-9日のハウス内温度は約10-18℃、屋外湿度約30-90%、RO装置内水温10℃以下)。これらのことから、9日の水たまりは、ハウス内に侵入した雨水、または、結露水のたまったものが床面に付着していた粉塵等によって汚染されたものである可能性がある。
今日、RO3の運転を再開する(14日追記:13日14:40に処理を再開した)。その際は監視カメラで監視をおこなう。また、MMFスキッドの上の防凍シートを点検し、必要に応じて補修をおこなう。
床面の汚染は過去の漏えいの影響って言ってたけど、過去にRO1の漏えいって無いみたい。RO1ジャバラハウス内の漏えいってどれだろう。

今日、廃炉・汚染水対策現地調整会議(第7回)があった。その際の資料。
【資料1】汚染水に関わる現場進捗状況(6.58MB)
観測孔No.1-6とNo.1-13の線量測定結果(15頁)。2011年4月の漏えいの際に汚染水が流れたと考えられる電線管に近いNo.1-6とNo.1-13は、全β濃度に加えて137Csも高濃度。ボーリングコアの線量率分布測定を実施した結果、電線管下部の採石層の深さで高線量であった。
海側遮水壁工事進捗とシルトフェンスの状況、海水サンプリング(33頁)
多核種除去設備ALPS B系吸着塔差圧上昇(53頁)。各クロスフローフィルター(CFF)ろ過側の出口水のサンプリング結果から、CFF3Bからスラリー透過の可能性があり、点検を実施する。
【資料2】福島第一原子力発電所汚染水対策の対応(4.97MB)
タンク水位警報の改善策(1頁)。H6エリアタンク漏えいに鑑み、今後の方針として、1.既に水位高レベルを超えているタンクには移送しない、2.水位高レベル未満のタンクには水位高レベルを超えて移送しない。これを確実にするため、制御系の改善を行う(水位高高および水位低下の両方で警報を出す、移送先以外も含めて高高警報で移送ポンプを停止するインターロックを追加、水位高未満の受払タンクの水位高で警報を出す)。水位低下警報について、フランジ型タンク水位計の実機データによる評価を踏まえ、24時間水位変化率による警報設定(2013年12月12日参照)を変更する。24時間水位変化率は漏えい検知までに一定時間を要するため、検知までの漏えい量が多くなることが欠点。実機データ評価の結果、「24時間前データとの比較」方式が最適となった。ソフト変更をおこない準備でき次第適用する(5月目途)。それまでは「設定値固定方式」を適用(3月中旬目途)。
タンクエリア堰2重化工事の進捗(9頁)。外周堰内の雨水は排水路へ自然排水する。ただし、万一に備えて止水弁をすみやかに閉止できるよう弁を電動化する。外周堰内は漏えい水が浸透しないよう浸透防止を実施する。
タンクリプレース計画・設置工程(16頁)。リプレースの優先順位の高い、Dエリアの鋼製角形タンク(ノッチタンク)、H1とH2の横置きタンク(ブルータンク)、H1、H2、H4のフランジ型タンクの計画。
リプレースするタンクの保管方針(27頁)。角形タンクと横置きタンク(ブルータンク)は開口部を閉止して原型のまま保管。フランジ型タンクは解体して保管するが汚染拡大防止策が必要。具体的な方法を検討する。保管場所はまだ未定。
タンクエリア雨水移送(32頁)。36頁に設備の案(移送ライン敷設案)。
排水路出口の付け替え工事(37頁)。1条目完了が3月末から5月中旬に遅延。
建屋止水の全体概要(41頁)。建屋への流入経路は、屋根損傷部、建屋トレンチ接続部、建屋間ギャップ貫通部。建屋トレンチ接続部は、流入ポテンシャルが高いと思われる14ヵ所のうち、5ヵ所は工事完了、3ヵ所(1号機T/B2ヵ所、高温焼却炉建屋1ヵ所)は工事中、残り6ヵ所は高線量のため作業困難だが、H26年度より調査検討と止水工事を行う。建屋間ギャップ(地震時にお互いの建屋が影響しあわないように構造的に縁を切るために設けられたクリアランス)を通る配管貫通部からの流入については、建屋間ギャップ端部を止水することでギャップ部の地下水位を下げて配管貫通部からの流入を低減できると考えており、H26年度より調査検討と止水工事を行う。
【資料3】凍土式遮水壁の計画及び進捗状況について(708KB)
【資料4】実効線量の制限の達成に向けた規制要求について(2.21MB)


ニコ生
【3月12日】東京電力 記者会見 生中継 & 3月11日廣瀬社長ぶら下がり収録放送

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.3.12(水)17時30分 ~


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