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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年3月24日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 210KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機使用済燃料プール代替循環冷却系、1・2号機排気筒の落下物に対する防護対策(2013年10月7日参照、1・2号機排気筒に損傷のあることが2013年9月18日に報告されている)の実施にともない14日より停止していたが、作業が終了したので15:37に起動。起動時のプール水温は19.3℃(使用上の制限値は60℃)。
1号機T/B地下たまり水移送、2日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、20日より停止中。

3号機T/B地下たまり水移送、12日より継続中。

4号機からの燃料取出し作業、今日までに24回のキャスク移動を実施。共用プールへ移送した燃料は528/1533体(使用済燃料が506/1331体、新燃料が22/202体)。およそ3分の1の移送が完了した。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

5号機使用済燃料プール内の使用済燃料ラックの点検を2月28日より実施していたが、今日、終了した。特に異常はなかった。

6号機タービン補機冷却水系熱交換器(C)海水出入口弁他の点検にともない補機冷却海水系を停止するため、使用済燃料プールの冷却は17日より燃料プール冷却浄化(FPC)系を停止して残留熱除去(RHR)系による非常時熱負荷運転でおこなっていた。この点検作業が終了したので補機冷却海水系を起動、12:32にRHR系による非常地熱負荷運転を停止、12:45にFPC系を起動。FPC系の運転に異常なく、起動後のプール水温は19℃(運転上の制限値は65℃)。
6号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、14日より停止中。
水処理装置、SARRY、14日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を実施中。18日にB系の出口水放射能濃度上昇が確認され、A-C系すべてが停止中
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。
B系:2013年6月13日に開始。
C系:2013年9月27日に開始。
18日のB系の出口水放射能濃度上昇の件。
多核種除去設備B系統出口水放射能濃度上昇について(PDF 473KB)
多核種除去設備ALPSは、前段の前処理設備と後段の多核種除去装置からなる(PDF資料11頁)。前段の後半部分では、後段の吸着塔によるSr吸着の障害となるCaやMgを除去するために炭酸ソーダなどを添加して炭酸塩を生成させ、クロスフローフィルター(CFF)でこれをろ過する。この際に、Sr炭酸塩も発生し一緒に処理される。B系ではこのCFFの内の1つ(CFF3、資料11頁の中央にある「クロスフローフィルタ2」は6つのCFFで構成され、この内の1つ)で炭酸塩の透過が確認され、6-13日に交換を実施している(3月12日の廃炉・汚染水対策現地調整会議(第7回)の資料53頁を参照)。この交換前にCFF3を通過したSrを含む炭酸塩が後段の吸着塔内などに残存し、時間をかけて下流に移動して中性域(吸着塔シリーズでは途中で塩酸を添加して液性をアルカリ性から中性にしている)に達した際に溶解して系統出口に達したと推定(吸着塔内部や配管に炭酸塩の付着を確認している。資料4、5頁。以下4月8日追記。吸着塔の構造についての説明が4月7日の第8回廃炉・汚染水対策現地調整会議の資料47頁にある。写真に見えている輪は吸着塔上部の構造が映り込んでいるもの)。なお、CFF3の不具合の原因はまだ分からない。
B系では、CFFを通過した炭酸塩により吸着塔の差圧上昇が発生していた(15頁)。この差圧上昇の発生より出口水に影響が出るまで約2ヶ月を要している。今後、吸着塔の差圧上昇(150kPaを目安)が発生した場合は吸着塔入口水のCa濃度を分析し、20ppm以上あれば炭酸塩が透過している可能性を想定して処理を停止し原因を調査することとする。また、移送先への影響拡大を防ぐために、処理水タンク移送前にサンプルタンク水の分析を実施する。
A系とC系には異常ないことを確認しており、今日から、配管(サンプルタンク入口配管とJ1エリア移送配管)およびサンプルタンクCを浄化するためにA系とC系の運転を開始する(A、C系の処理水で浄化をおこなう)。浄化に使用した水は、当面、J1エリアDシリーズタンク9基に移送する(A系は吸着材の交換やCFFの酸洗浄のため1週間後に10日ほど停止する予定)。
18日当時に処理水の移送先だったJ1エリアタンク21基の内、EシリーズとFシリーズの計12基は貯留水の水質が102Bq/Lと通常の濃度だった。Dシリーズは104-107Bq/Lと濃度が高いため、汚染配管等の洗浄水移送先として使用する。
12:59にA系、13:00にC系の運転を再開した。その後、18:56頃にサンプルタンクC側面のマンホールのリークチェックで1秒に1滴程度の漏えいを発見。漏れた水はドレンパン上でビニール袋に受けており、外部への漏えいは無い。漏えい量は約500mlと推定。これにともない、A系とC系は処理を18:58に中断し、循環待機運転に移行した。
サンプルタンクC側面のマンホールは内部洗浄のため一時開放し、昨日23日までに復旧していた。
福島第一原子力発電所 多核種除去設備(ALPS)B系の不具合ならびに全系統停止について(続報2)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 多核種除去設備(ALPS)B系の不具合ならびに全系統停止について(続報3)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 多核種除去設備(ALPS)A系およびC系の処理停止について(報道関係各位一斉メール)

H4北エリアタンクからの漏えいの件(2013年8月19日参照)
H4エリアのウェルポイントからの地下水くみ上げを2013年12月10日より実施中。
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果について(南放水口・排水路)(PDF 61.6KB)
福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果について(H4エリア周辺)(PDF 109KB)

午前のタンクパトロールで、H1東エリアのH1E-C2タンクフランジ部(南東側のタンク底部から2段目の水平フランジ)1ヵ所にサビがあることを確認。その後、70μm線量当量率の測定を実施したところ、高線量個所であることを確認。測定結果については、以下のとおり。
70μm線量当量率(β線):27mSv/h(高線量率個所から5cm離れた位置)
1cm線量当量率(γ線):0.1mSv/h(高線量率個所から5cm離れた位置)
タンク目視点検において、当該個所に漏えいは確認されておらず、当該タンクの水位監視においても、水位変動がないことを確認。引き続き、タンクパトロールを継続する。

H6エリアタンクからの漏えいの件(2月20日参照)
福島第一原子力発電所構内H6エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果(H6エリア周辺)(PDF 37.8KB)

地下貯水槽からの漏えいの件。地下貯水槽No.1-3にたまっていた残水をH1東エリアタンクへ移送する作業を1月30日より実施していたが、今日、終了した(1月30日参照)

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
今日00:00までの1-2号機取水口間に設置の集水ピットおよびウェルポイントからの地下水移送量は約9,257m3
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 334KB)


その他


(1月18日の3号機R/B1階MSIV室付近の流水の件で、その後の調査はどうなっているのか、質問に答えて)調査(MSIV室の上にある空調室の床に穴を開けてMSIV室にカメラを入れて状況を確認する、1月22日参照)の方法を検討している状況。なるべく早く実施したいと考えている。


ニコ生
【3月24日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.3.24(月)17時30分 ~

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