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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年8月19日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 106KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、7月29日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、15日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日18日より停止していたが16:18に再開。移送先は雑固体廃棄物処理建屋(高温焼却炉建屋)。(21日に訂正)

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

5号機残留熱除去系原子炉停止時モード(SHC)(A系)、480V P/C(パワーセンター)5Dの点検にともない480V残留熱除去系MCC(モーターコントロールセンター)の仮設電源切替作業を行うため、09:39-12:04に停止(この間、原子炉冷却は停止)。冷却停止時の原子炉水温は33.5℃、起動時は34.1℃(運転上の制限値は100℃)。

6号機T/B地下たまり水移送、昨日18日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、6月12日より停止中。
水処理装置、SARRY、6月9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、8月10日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、8月1日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、6月22日より運転中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
C系で新たにすきま腐食が確認され、追加の腐食対策(6月17日参照)を実施。同じ対策を実施するためA系を7月8-15日に停止。B系では7月18日-8月1日に停止して同じ対策を実施し、加えて、CFF1と2を改良型に交換(7月18日参照)。CFF1と2の交換はA系では8月3-10日に実施、C系では準備でき次第実施する予定。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 364KB)

地下水バイパス、10:03-15:12に一時貯留タンクGr1からの排水を実施。排水量は1,253t。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr1)からの排水について(報道関係各位一斉メール
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr1)からの排水について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 地下水バイパス排水に関するサンプリング結果(南放水口付近)(PDF 118KB)(8月21日公開)


その他


地下水バイパス揚水井No.12のサンプリング結果。7日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.12 分析結果(PDF 153KB)
第三者機関によるトリチウムの分析結果は東電と同じ1,500Bq/L。

90Sr分析の前処理にSrレジン法を導入する。
ストロンチウム-90分析におけるSrレジン法の導入について(PDF 36.5KB)
90Sr分析に要する時間を短縮するために、試料の前処理(化学的処理によるSrの抽出)を従来の発煙硝酸法からSrレジン法へ変更することを検討した。1F構内の実試料を使ってふたつの前処理法による分析結果を比較した結果、方法の違いによる差異は認められず。社内用分析手順を用意できたので、Srレジン法による試料前処理運用を開始する。これにより、従来法で約7日を要していた前処理が、1-4日に短縮される。

今日、規制委の第26回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
(第26回特定原子力施設監視・評価検討会資料)2,3号機海水配管トレンチ 建屋接続部止水工事の進捗について(PDF 2.36MB)
現場の地上部の写真(4、5頁)。4頁上写真の右端、「2号T/B」という文字の貼ってあるところはT/Bの外壁。人が立っているあたりは配管ダクトの上。その左にペントハウス。5頁にペントハウスに設置した「氷投入シューター」と、投入口から下を見たところのの写真あり。③の視点はどうやって撮ったんだ
追加対策STEP1実績まとめ(7頁)。凍結管を増やす、氷・ドライアイス投入、水位変動抑制。
氷投入(8頁)。作業の状況、立坑内の氷の浮遊状況(写真)。
測温管の感度試験(10頁)。トレンチの水中に直接入れている温度素子(T2、K3)と測温管S2の中に入っている温度素子(測温管の中の空気の温度を測っている)の表示温度を比較。測温管のほうが時間遅れ(約50分)が出るが、最終的には同じ温度を示した。
STEP1実施の結果(12頁)。氷の投入開始以降、凍結は促進している。ケーブルトレイのまわり以外は凍結したと見ている(12頁)が、T/B水位の変動により温度が上昇するところがある(12、13頁)。T/Bたまり水移送を停止して水位が上昇している時はトレンチ内の温度が下がるが、移送実施時に水位が下がってきてO.P. +2.8mを切るとトレンチ底部で大きく温度が上昇する(氷の投入前から同様の現象が見られる)。これは、水位がケーブルトレイの高さよりも高い時はケーブルトレイの部分で水が流れているのが、水位がケーブルトレイよりも下がるとそれまでのケーブルトレイ部分の水流がなくなり、トレンチ底部に水みちが発生するためと考える。
カメラによる観察(14頁)
流向・流速測定(18頁)。7月2日に測定した時と比べて流速が3.4倍になっている。凍結が進んで通水断面積が小さくなった分、流速が大きくなったと考える。
STEP1評価(19頁)。凍結が促進され、92%(面積比)まで凍結が進展したが、T/B水位変動に伴いケーブルトレイ部分とトレンチ底部に水の流れが生じ、この部分の凍結ができていない。凍結が進んだ結果、この流れの流速は上昇している。この流れを抑制するために、新たな水位変動抑制対策を検討するとともに、STEP2の間詰め充填の準備を開始する。
STEP2間詰め充填(20頁)。対象個所は、ケーブルトレイ部、ケーブルトレイの下(トレンチ南側)、パッカーと配管とのスキマおよびトレンチ底部、凍結管と南側側壁の間。充填材の検討、モックアップ試験案、など。9月中旬に間詰め材投入開始、9月末凍結止水完了を目標。
以上の他に検討会であった話:
STEP1のトレンチ躯体外側の凍結管設置は、現場が狭隘で氷の投入作業等と干渉するため延期している。間詰め材投入のためにS2とS8の間に新規の孔を作る予定(20頁左下表。内部の観察にも利用する)で、この孔を開けた後に躯体外側の凍結管を設置する予定。間詰め材投入の前に一度、検討会を実施する(9月上旬か中旬)。
T/Bたまり水移送配管は高濃度のものを流しているので、弁やミニマムフローライン等を追設するのが難しいが、追加の水位変動抑制をなんとか実現したい。これによりトレンチ底部での水流を抑制できる時間を長くとる事ができれば、それだけ強固な氷の壁を作る事ができると予想している。
凍結止水ができなければたまり水ごとトレンチ内を固めてしまう手もあるが、その場合は高濃度の放射性物質が残留することになるので、できれば凍結止水によりトレンチ内たまり水を抜くのが望ましい。海水配管トレンチの閉塞は海側の凍土遮水壁成立の前提なので、いずれにせよ実現しなければならない。(管理人注:凍土遮水壁の埋設貫通部(地下に埋設物があって、それを貫通して凍結管を設置する場所)については、実施計画の補正をしてから着工することになっていて(5月30日参照)、海水配管トレンチ閉塞と凍土遮水壁がどういう関係になってるかはまだきちんとした話を聞いた記憶がない)
(第26回特定原子力施設監視・評価検討会資料)3号機ガレキ撤去作業時のダスト飛散に伴う放射性物質放出量の推定値について(PDF 2.64MB)
前回(7月23日)の評価は保守性を過大に含んだ放出量評価であったため、 様々な環境データと照合の上、現実的な放出量再評価を行った。結果は、放出量が1.3×1011-2.6×1011Bq、放出率が5.8×1010-1.2×1011Bq/h。
この結果に対して、更田委員からは「事故で放出された放射能量の10万分の1というオーダーで、直感的にこれでも多すぎるのではないかと思う。この値が正しいなら、ガレキ撤去作業について認識を改める必要がある。規制庁でも評価を実施したい」という発言があった。
(参考:平成26年4月10日農林水産省説明資料)平成25年8月に発生した免震重要棟前ダストモニタ上昇について(PDF 7.10MB)


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)

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