リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2015年1月19日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 161KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機原子炉圧力容器底部温度計(TE-2-3-69R)引き抜き作業(13日参照)、14日よりおこなっていたが、今日19日に引き抜けたことを確認した。今回の作業での最大被曝線量は0.91mSv(14日に配管にサビ除去剤を入れる作業をした人)。
2号機T/B地下たまり水移送、12月22日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、昨日18日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、15日より停止していたが10:00-15:00に実施。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、10日より停止中。
水処理装置、SARRY、12月26日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験
A系:2013年3月30日に開始。現在、12月14日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、12月14日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、12月14日より運転中。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。

キュリオンセシウム吸着装置/SARRYによるSr除去
セシウム吸着装置/第二セシウム吸着装置におけるストロンチウム除去について(PDF 180KB)
キュリオンセシウム吸着装置では6-10日(現在は待機中)、SARRYでは12月26日より、Csに加えてSrを除去する運転を実施。装置入り口でのSr濃度は104Bq/cm3オーダー、出口での濃度は102Bq/cm3オーダーであり、所期の性能が発揮されていることを確認。今日19日11:00頃より、処理済水をSr処理水として貯蔵開始した(それまでは、今まで通りRO濃縮水と同じに扱っていた)。Sr処理水とは、キュリオンセシウム吸着装置・SARRYでCsに加えてSrも除去した処理済水、および、RO濃縮水処理設備およびモバイル型Sr除去装置の処理済水を総称したもの。

15:13頃、5・6号機RO装置で漏えい警報が発生。15:15に、漏えい水の広がりが約1m×約5m×約1mmでありRO装置のコンテナ内にとどまっていること、RO装置の停止により漏えいが停止していることを確認。
その後の調査で設備からの漏えいは確認されず、漏えい個所付近に仮置きしていたポリタンク(洗浄用水を入れていた)から漏えいが確認されたことから、漏えいはこのポリタンク内の洗浄用水が漏れたものと推定(漏えい水とポリタン内の水の核種分析結果が下記の続報にある)。漏えいした水(約5L)は回収を完了。念のため、明日、RO装置を起動して漏えいのないことを再度確認する。
5・6号機RO装置は5・6号機T/B地下たまり水を処理するための装置で、5・6号機北側に設置してある(たとえば、2013年9月13日の資料を参照)
福島第一原子力発電所 5・6号機側淡水化装置の漏えい検知器の動作について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 5・6号機側淡水化装置の漏えい検知器の動作について(続報)(報道関係各位一斉メール)

09:06頃、Jタンクエリア用雨水受けタンクNo.2の内面防水検査の準備作業中に、50代男性作業者がタンク天板にあるマンホール(高さ約10m)からタンク内に墜落
福島第一原子力発電所 雨水受けタンク天板部からの元請社員の墜落について(PDF 334KB)
作業は東電社員1名、元請社員2名で実施。当該のタンクは水張り試験を実施し、その後の内面防水検査をおこなうため、タンク内部に作業者が入った。始め、タンク側面下部のマンホールから入ったが中が暗かったため、天板にあるマンホールを開けて光を入れようとして元請社員1名がタンク上部に登りマンホールのふたを動かしたところ、マンホールのふた(重さ約51kg)とともに墜落した。その後、09:43に救急医療室へ到着(その際は、意識はあるものの動けいない状態)。ドクターヘリを要請したが悪天候で運用不能のため、救急車でいわき共立病院へ搬送、11:43に到着。現場の地図はPDF資料2頁(地下貯水槽No.4の東側)。救急医療室医師による診察では、左気胸、左4・5・6肋骨骨折、右恥座骨骨折、不安定型骨盤骨折、左大腿部転子部骨折。装備はタイベック、全面マスク、ヘルメット、安全短靴、手袋(綿手・ゴム手2重)。安全帯は装備していたが使用状況は調査中。詳細な落下状況は不明(本人への聞き取りはまだ実施していない)。
福島第一原子力発電所での作業員の負傷者発生について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所での作業員の負傷者発生について(続報)(報道関係各位一斉メール)


その他


2・3号機海水配管トレンチ閉塞の進捗
福島第一原子力発電所 2,3号機海水配管トレンチ止水・内部充填の進捗について(PDF 280KB)
2号機:揚水試験(12月24日実施。結果評価の中間報告は12月26日を参照)のその後の立坑水位。立坑B、C、Dは水位上昇が収まり、O.P. 2.1 - 2.2mに収束しつつある。立坑AとBは水位差がついたままであり、トンネルAの連通は非常に小さい可能性がある(2頁)。各立坑の水質調査では、揚水試験の前後でほぼ同等の水質であり、地下水流入の可能性は低い(3頁)。この結果を踏まえて、明日20日に2回目の揚水試験を実施する。立坑Aから30m3/hのペースで1時間の揚水をおこない、立坑Bの水位変化からトンネルAの連通量を評価する。
3号機:トンネル充填開始に必要な充填孔・観測孔・ポンプ孔の設置は20日までに完了予定。21日よりトンネル部の充填を開始予定。充填した分のトンネル内たまり水はT/Bへ流入、または、移送するが、たまり水の塩分濃度の関係から開始当初は100m3/日程度を打設する(たまり水は塩分濃度が高く、移送量が大きいとT/B地下たまり水の塩分濃度が上昇し、水処理施設で処理をする際に設備に負荷がかかるので)。充填時の立坑水位管理は2号機と同様(6頁。11月21日参照。2号機の場合、トンネル部が閉塞するまではトレンチからT/B地下へ水が流れていたので移送する必要はなかった)。16日に規制庁と面談して、充填作業開始について説明している。

実施計画の変更認可申請および変更認可申請(10月10日提出)の一部補正を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請および変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
変更11号機で炉注水CS系の代替ラインとして現在の窒素封入ラインを使用するために、新しい窒素封入ラインとしてジェットポンプ計装ラックラインを使用するようにする(2014年1月30日、8月27日参照)。これに関する変更。
2.2 原子炉格納容器内窒素封入設備(PDF 255KB)
変更2:RO濃縮水処理を進めるために、新たにRO濃縮水移送配管を設置する。
2.5 汚染水処理設備等(PDF 8.98MB)
RO濃縮水移送配管の追加に伴う実施計画変更認可申請について(PDF 33.8KB)
設置する配管は2つ。1つは、キュリオンセシウム吸着装置とSARRYの余剰処理能力を活用するためにRO濃縮水貯槽からプロセス主建屋への移送配管を設置する(セシウム吸着装置での水処理は、各T/B地下からプロセス主建屋/雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)へ移送した水を水源としている。現在のセシウム吸着装置の処理能力分を100%処理すると、各T/B地下たまり水水位が下がり過ぎて建屋への地下水流入量が増えてしまうため、100%の稼働をしていない。この休止している分を生かすために、RO濃縮水貯槽からプロセス主建屋へ配管をつないで貯留水を移送し、処理する水を増やしてやる)。(以下、2015年4月15日追記:セシウム吸着装置には、Srを除去する能力を追加して1月19日以降運用している(上記参照)。したがって、RO濃縮水をセシウム吸着装置で処理すれば、Sr処理水となる。この処理を通常のCs・Sr除去と並行して行えるようにするための変更)
もう1つは、GエリアのRO濃縮水貯槽から既設/増設多核種除去設備への移送配管を設置する(Gエリアの貯留水は大部分を高性能多核種除去設備で処理する予定だったが、これを既設/増設多核種除去設備でも処理できるようにする)。
補正凍土遮水壁で今まで申請していた山側ラインに追加して、海側ライン(1号機放水管、2-4号機海水配管トレンチと干渉する部分を除く)を申請した(下記資料218頁図1-2参照)。
2.6 滞留水を貯留している(滞留している場合を含む)建屋(PDF 21.6MB)


ニコ生
【1月19日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2015.1.19(月)17時30分 ~

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