リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2015年1月20日(火)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 23.8KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

2号機海水配管トレンチ閉塞、揚水試験の2回目を10:00-11:00に実施(19日参照)。立坑AからT/Bへたまり水を移送した。
2号機T/B地下たまり水移送、12月22日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、18日より継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、昨日19日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、10日より停止中。
水処理装置、SARRY、12月26日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験
A系:2013年3月30日に開始。現在、12月14日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、12月14日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、12月14日より運転中。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。
共用プールLCW廃液受タンクの貯留水を09:58-11:33に高温焼却炉建屋へ移送した。4号機からの燃料取出し作業にともない、作業で発生するキャスク内包水および洗浄水を低電導度廃液受タンク(LCW廃液受タンク水)に貯めていて、一杯になると移送していた(2014年1月28日参照)のだけれど、まだやってるのかな。


その他


昨日19日のJタンクエリア用雨水受けタンクNo.2の天板マンホールから作業者が転落した件。今日20日01:22に病院で死亡が確認された
福島第一原子力発電所 雨水受けタンク天板部からの元請社員の転落による死亡について(PDF 336KB)
被災したのは協力企業の社員で、いわゆる作業員ではなく作業を管理する業務についていた。タンク内部の点検等で明かり取りのために天板のマンホールを開けることは通常におこなわれており、今回が初めてではない。このマンホール(1m×0.8mの角形)を開ける際は通常は作業者2人でおこなう。まず片側を持ち上げて向こう側に押し込んでふたを枠に乗せ、その後にふたを手前に引き込んでいく。このような手順で開ける場合には、ふたが落下することはない。ふたを枠に乗せずに持ち上げてしまえば開口部から落下する可能性はあるが、重量があるため1人で持ち上げるのは難しいと思う。今回、どのようにしてふたが落下したのかはまだわからない。被災者は高所作業用の安全帯を装備していたが、使用する際に安全帯を固定するための先端のフックはそれを収めるための場所に収まったままだった。また、マンホールの近くには安全帯をフックで固定するのに適した手すりがあるが、固定した形跡は見られず、安全帯を使用していなかった可能性が高い。
マンホールのふたを開ける作業は、本来ならば被災者が自分で行わずに担当の作業者に依頼するべきであったが、当時、作業者が08:30に休憩に入り現場にいなかったため、呼び戻すのを申し訳なく思って被災者が自らおこなったのかもしれない。
明日はすべての構内作業を中止し、安全点検を実施する。
福島第一原子力発電所構内雨水受けタンク設置工事における当該タンク天板からの墜落による協力企業社員の死亡について(報道関係各位一斉メール)

09:30頃、2Fの1、2号機廃棄物処理建屋5階(管理区域(C区域))で作業者が点検治具に頭を挟まれ、その後、移送先の病院で死亡が確認された
福島第二原子力発電所1、2号機廃棄物処理建屋(管理区域)における協力企業作業員の死亡について(PDF 350KB)
円筒形の治具(直径1m、高さ60cm、厚さ3cmの鋼鉄製、重さ700kg)の中に濃縮器本体を入れて点検を行う。前日に横倒しにされていた治具を縦に戻すため、治具を固定していたボルトを作業者がゆるめたところ、治具が自身の重みで回転し、治具と架台の間に頭を挟まれた。作業者の経験年数は24年で、この作業を以前に担当したことがあるが、それはだいぶ前(5-10年くらい)のことだった。本来、治具をクレーン等で吊ってからボルトを緩める手順だが、なぜそうしなかったのかはまだわからない。作業は6人の班で実施したが、当時ボルトを緩める作業をしていたのは被災した作業者のみ。装備はC装備(C装備専用の服・靴、手袋、ゴム手)で、装備が作業の邪魔になるという状況ではなかった。

昨日19日15:00頃、KK2号機タービン建屋外側のIPBシャフト室で51歳男性作業者がグレーチングの開口部より転落
【記者会見資料】柏崎刈羽原子力発電所2号機 IPBシャフト室(非管理区域)におけるけが人の発生について(PDF)
作業用電源箱の点検作業で作業状況を記録するために写真を撮影している際に、グレーチングに開いているはしご用の開口部から約3.5m下に転落した。左ひじ付近の骨折、右大腿骨骨折、右膝の剥離骨折を確認。現在、病院で診断、処置を受けている。
2012年10月5日に2Fの4号機屋外ボール捕集器ピット内でグレーチングのはしご用開口部からの転落事故が起きている(腰椎骨折全治1ヶ月。報告書は11月15日)。あの時は、開口部にはフタがあって、そのフタが開けっ放しだったのだけれど、今回は元からフタがないらしい。よくある事故なのかしらん。

昨日から重篤な人身災害が原子力発電所で続いているので、これについて記者会見を実施。
1Fでのけが人の発生件数は、H25年度が23人に対してH26年度は4月から11月までですでに40人(12月25日参照)
(以下、印象に残った話の抜粋)
今回の一連の事故では、いずれの被災者も経験年数が豊富であり、経験不足が原因ではない。ただし、1F、2Fでは久しぶりの作業(1Fの被災者は現場作業から離れて久しい、2Fの被災者は過去に経験があるが久しぶりの作業だった)で被災されており、そのことが原因の1つとして考えらる。多様な条件で事故は起きているが、すべて東京電力の原子力発電所で発生していることから、なにか共通した未知の要因があると考え、十分な調査・対策を行いたい。協力企業の作業者に対して安全な作業環境を確保するのは、東京電力の使命である。
1Fではこのところ小さな事故が続いていて、注意喚起をした矢先だった。事故の特徴としては、作業そのものではなくて作業の準備や後片付け、あるいは検査など、臨機応変な作業内容となるために手順書を作り込むことが難しく、作業班長の技量によって安全が確保されているような作業での事故が多い。入所時教育、KY活動の高度化をしていく必要があるのではないか。
事故が起きると工程に遅れが出る。だから、安全をないがしろにして工程を優先するということは考えていないが、このような考えがまだ浸透していないのかもしれない(協力企業の方々が良かれと思ってスピード重視で作業されていることがあるのかもしれない)。今回、作業を止めて安全確認を実施していくが、ここで作業が止まった分は、合理的に短縮できない分は当然に工程が後にずれるということになる。
手順書に当たり前の手順まで詳しく書き込むと、何が安全上重要なのかということがかえってあいまいになる。したがって、手順書は詳しいほうがより安全だというものではない。何を書くのが安全上適切なのかということを見極める能力が手順書作成には必要である。
当社原子力発電所における人身災害についての臨時会見開催のご案内(報道関係各位一斉メール)

2014年3月28日の死亡災害について原因調査・対策に関する報告書は出ているのか、という質問に答えて)報告書はすでにまとまっており対策の社内での水平展開も昨年夏に終了しているが、本件はまだ警察の捜査が継続中なので報告書はまだ公開していない。

魚介類のサンプリング結果
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF 13.5KB)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く)(PDF 25.4KB)

実施計画の変更認可申請および変更認可申請(12月25日提出)の一部補正を規制委に提出。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請および変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
補正はサブドレン関係らしい。


福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)


ニコ生
【原発敷地内の人身災害に関して】東京電力 臨時記者会見 生中継

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2015.1.20(火)15時 ~

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