リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2017年12月21日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)12時時点

1号機R/Bカバー解体作業
本日の作業実績(PDF):ガレキ撮影。作業時間は07:56-12:00。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:資機材整備。

2号機原子炉注水、炉心スプレー系配管をPE管へ取替える工事(6月29日参照)にともない、18日より給水系からの単独注水を実施中(18日参照)

地下水バイパス、10:06に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、22日の日報より)17:56に排水を停止。排水量は1985m3

サブドレン他水処理施設、10:52-14:08に一時貯水タンクDから排水を実施。排水量は485m3

13:55頃、雨水回収タンク(タンク堰内に溜まった雨水を回収するタンク)内の水を移送するホースから水が漏えいしていることを作業者が発見。漏えいした水の広がりは約40cm×40cm×深さ1mm。現場で、当該ホースに釘が刺さっていたことを確認。釘が刺さっていた箇所に補修テープを巻いたことにより、14:43に漏えいが停止
漏えいした場所はH9タンクエリアに設置された堰の外側で、漏えい量は約0.9Lと評価。漏えいした場所の付近に側溝・排水路はなく、構外への流出はない。H9タンクエリアではタンクエリア堰内の雨水を貯留しており、貯留水を処理系統へ送るための中継タンクへの移送ラインで漏えいが発生した。
雨水回収タンクの水を採取し分析した結果は、134CsがND(<0.57Bq/L)、137Csが1.1Bq/L、全βが107Bq/L。
福島第一原子力発電所構内H9タンクエリア雨水回収タンク内の水の移送中における漏えいについて(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所構内H9タンクエリア雨水回収タンク内の水の移送中における漏えいについて(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所構内H9タンクエリア雨水回収タンク内の水の移送中における漏えいについて(続報2)(報道関係各位一斉メール)
会見場では資料が配られたらしいが、HPには掲載されていない。本家の中継の38分あたりで見られる。

その他


魚介類のサンプリング結果
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域> 2017年度 第2四半期採取分(PDF 207KB)
2017年度7-9月採取分の90Sr(2014年6月13日参照)とトリチウム(2015年2月25日参照)の分析結果。

軽装備で作業可能なエリアに適用する設計上の労務費について適正化を図る。
福島第一原子力発電所の労働環境改善に伴う設計上の労務費適正化について(PDF 511KB)
1Fにおいて、全・半面マスクやカバーオールを必要としない管理対象区域(Gゾーン)が新たに設定されるなど、労働環境が大きく改善されたことから、軽装備で作業可能なエリアに適用する設計上の労務費について適正化を図る。緊急安全対策として導入した割増分(2013年11月8日参照)は継続し、Gゾーンでは緊急安全対策より前から加算していた割増分を2Fと同水準に補正する(Y/Rゾーンは現行を継続。5頁)。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 80.6KB)
2015年11月12-16日と2017年11月2日-12月14日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(PDF 80.7KB)
18日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(17日採取)と集水タンクNo.3(15日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF 11.7KB)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が810Bq/L、第三者機関が850Bq/L。明日22日に排水の予定。

構内排水路の排水の分析結果(2015年3月4日参照)。20日採取分。
福島第一原子力発電所構内排水路分析結果(PDF 13.5KB)

凍土遮水壁の状況
陸側遮水壁の状況(第三段階)(PDF 2.22MB)

実施計画の変更認可申請を昨日20日に規制委に提出。
東京電力ホールディングス株式会社 「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請について(プレスリリース)
変更:放射能・化学分析機器の管理業務移管にともない、保安措置の変更をおこなう。

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第49回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(3.67MB)
1-3号機の状況(圧力容器・格納容器内の温度推移)、たまり水処理水/廃スラッジ/使用済ベッセル/濃縮廃液の貯蔵状況、たまり水貯蔵状況の推移、エリア別タンク一覧(基数、容量、タンクのタイプ、貯留水の種別)、汚染水等構内たまり水の状況(リスク総点検より抜粋)。
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(18.0MB)
使用済燃料プール代替循環冷却装置冬季運用(6頁右)。11月30日に1-3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置2次系共用設備で冬季運用(過度な冷却(凍結)を防止するために、空冷式熱交換器(エアフィンクーラー)を停止)を開始。
要員管理(7頁左)。11月の1日あたり作業員数は平均で5,090人(実績)。1月の想定は約5,070人。
インフルエンザ・ノロウイルス発生状況(8頁左)。11月より協力企業作業者を対象にワクチン接種費用負担を実施中。17日までのインフルエンザ感染者は8人、ノロウイルスは2人。昨シーズン同時期ではインフルエンザ47人、ノロウイルス5人。
【資料3-1】汚染水対策(19.9MB)
凍土遮水壁の状況(通しで2頁)。維持管理運転の状況、対象ヘッダー管20のうち17でブライン循環停止中(17頁)。降雨と建屋流入量・くみ上げ量の推移(19頁)。T.P. 2.5m盤地下水収支(22頁):T.P. 2.5m盤への移動量は11月で130m3。T.P. 8.5m盤地下水収支(24頁)、山側からの流入量は11月で420m3
タンク建設進捗(29頁)
水バランスシミュレーション(35頁)
1-3号機復水器内貯留水の水抜き完了(38頁)。3号機復水器ホットウェル天板下部貯留水の水抜きを12月4-15日に実施、18日にカメラで水抜きの完了を確認した(40頁に写真)。移送した貯留水の137Cs濃度は約4.0×108Bq/L、移送量は約340m3。これで、1-3号機全ての復水器で貯留水の水抜きが完了。これにより、構内のたまり水に含まれる放射性物質量は2014年度比で約2割減少した。
サブドレン他水処理施設の状況(48頁)。くみ上げ状況(50頁):至近1カ月の平均くみ上げ量約411m3/日。稼働状況(51頁):11月30日よりL値T.P. 1600mm。排水実績(52頁):18日までに578回471,998m3排水。海側遮水壁のたわみ(53頁)。地下水ドレン稼働状況(54頁)。サブドレン稼働後の建屋流入量評価(56頁)。
H4・H6タンクエリアモニタリング(58頁)。H4エリア周辺(59頁)。地下水バイパス調査孔・揚水井(62頁)。排水路(64頁)。海水(65頁)。
【資料3-2】使用済燃料プール対策(8.86MB)
1号機R/Bカバー解体作業の進捗(通しで4頁)。防風フェンス設置が19日に完了した。オペフロのガレキ撤去を1月中旬より開始、2021年度に完了予定。
2号機R/B屋根保護層撤去工事(8頁)9月28日参照。10月に準備作業開始、11月より笠木等の撤去を実施中。また、同じく11月より屋根保護層撤去の準備作業(有人)を開始している(スケジュールは10頁、作業の写真は11頁。下の「放射線データの概要」にも写真あり)。屋根保護層撤去作業では、被曝線量低減のため1月より遠隔重機による作業を開始する。11月21日より作業中と作業後にダスト測定を実施中(13頁に測定値)。遠隔重機導入後は屋上四隅で連続ダスト測定を実施し、ダスト濃度上昇(1.0×10-3Bq/cm3以上)時は作業中止・散水(14頁)。
3号機燃料取出し用カバー等設置工事の進捗(15頁)。ドーム屋根設置、20日までに1-5と8の設置を完了(16頁)。ドーム屋根設置(ステップ6・8)の作業概要(19頁)。燃料取扱機・クレーン設置(ステップ7)の作業概要(20頁)。現在、ドーム屋根6・7の吊り上げ準備を実施中、6の設置は2月上旬に開始予定(21頁)。
1号機飛散防止剤散布実績と予定(27頁)
3号機オペフロ連続ダストモニター計測値(30頁)
1号機R/Bカバー解体工事(31頁)
3号機燃料取出し用カバー設置工事(32頁)
使用済燃料等の保管状況(33頁)
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(4.55MB)
2号機格納容器内部調査(通しで3頁)。テレスコピック調査装置のガイドパイプを延長して、ペデスタル内プラットホーム下を調査する(11月30日参照)。前回(2017年1-2月)調査からの改善点は、調査装置先端部(調査ユニット)の小型軽量化とガイドパイプの強度向上によりガイドパイプを約1.3m延長(10頁)、吊り下ろし機構を追加してペデスタル内プラットホーム下の調査を実現(11頁)、調査ユニットに線量計・温度計を追加(11頁)、霧対策を追加(カメラと照明の間隔を広げられる。これにより、霧がある状態での視認性を向上。12頁)。前回調査で、CRD交換レール開口部から入ってすぐのプラットホームのグレーチングが落下していることが確認されており、ここからケーブルで吊った調査ユニットを下ろしていく。調査場所および調査ポイントは13頁。
22日にIRIDのサイトに以下の資料が掲載された。
PCV内部調査/2号機原子炉格納容器内部調査装置の開発について[開発担当:東芝エネルギーシステムズ](2017年12月22日)(ページ内に動画あり)
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(688KB)
ガレキ・伐採木・使用済保護衣の管理状況(通しで3頁)
水処理2次廃棄物の管理状況(3頁)
ガレキ・伐採木・使用済保護衣・水処理2次廃棄物の保管量推移(4頁)
【資料3-5】循環注水冷却(132KB)
【資料3-6】環境線量低減対策(6.87MB)
T/B東側地下水および海水のモニタリング(通しで2頁)。地下水(6-15頁)、排水路(16-19頁)、海水(21-30頁)、港湾口海水モニター(海水放射線モニター)(31頁)。
【資料3-7】労働環境改善(2.47MB)
管理対象区域の運用区分(通しで2頁)
労働環境改善に向けたアンケート結果(3頁)。第8回の結果と今後の方向性。
【資料3-8】5・6号機の現状(577KB)
たまり水量の状況(通しで2頁)
【資料4-1】廃炉研究開発連携会議(第6回)の開催について(報告)(184KB)
【資料4-2】福島第一原子力発電所 1/2号機排気筒年次点検結果報告(2017年度)(4.35MB)
2017年度の年次点検を実施した。今年度より、1・2号機T/B屋上からの点検を追加(1頁。以前は、東側からの点検はT/Bの向こう側から見ていたため、T/Bの影となる下層部は点検できていなかっが、1・2号機T/B屋上のガレキ撤去作業を実施し点検のための立ち入りが可能となった。4月6日参照)。また、従来の望遠カメラによる地上からの撮影に加えて、ドローンによる撮影を追加。地上からの撮影は10月17-26日に、ドローンによる撮影は11月19、26日に実施(3頁)。撮影された画像を確認した結果、これまで確認されている9カ所の変形・破断箇所以外に新たな損傷等はなかった(11頁。4-10頁に写真)。なお、2018年度下期より、排気筒の上部解体を予定している(5月22日、8月30日参照)

放射線データの概要 12月分(11月30日~12月20日)(PDF 1.82MB)
2号機R/B屋根保護層撤去⼯事について。

年末年始の会見の予定。年内は富岡会場から28日(木)が最後。29日-1月8日までは炉注水や汚染水処理などの定例作業のみなので、年明け最初の会見は本社会場からの9日(火)とする。


ニコ生
【2017年12月21日】東京電力 「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2017年12月21日 - Twilog




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