今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況について(日報)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点
2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、2号機R/Bたまり水移送配管敷設作業と近接になることにともない、7日より運転を停止中。停止期間は21日18:00までの予定。停止時のプール水温は31.3℃。6日参照。
3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、電動弁点検の実施にともない3日より運転を停止中。停止期間は14日17:00までの予定。停止時のプール水温は28.9℃。11月30日参照。
3号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
3号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(1月9日公開)
3号機格納容器ガス管理システムでフィルターによるガスサンプリングを実施。
3号機原子炉格納容器ガス管理システムの気体のサンプリング結果(1月9日公開)
11:12に点検停止中の多核種除去設備ALPS(A)の弁軸封部から水が漏えい(滴下)しているのを発見。漏えい箇所の状況を確認したところ、当該弁は、設備のつまり等を防止する逆洗時等にろ過水の流量を調整するためのもので、当該弁とつながっているB系とC系の同様の弁軸封部からも漏えいしていることを確認。
漏えいした水の広がりは以下のとおり:
A系 40cm×40cm×深さ1mm
B系およびC系 50cm×50cm×深さ1mm(各1箇所)
漏えいした水は堰内にとどまっており、外部への影響はなし。各弁軸封部を増し締めすることで漏えいは停止。漏えいした水は回収済み。
16:40に、以下のことから漏えい水は多核種除去設備ALPSの洗浄に用いる「ろ過水」と判断した。
・漏えい発生時、多核種除去設備ALPS A系、B系、C系は全系統とも停止しており、当該漏えい箇所に系統水が流れ込まないよう隔離されていること。
・当該箇所にはろ過水の圧力のみがかかる系統構成であること。
・漏えい水をスミヤ測定したところ、A系で200cpm、B系で190cpm、C系で180cpmであり、バックグラウンド値の50-100cpmと比較し、若干高めの数値となっているが、当該弁表面をスミヤ測定したところ、汚染が確認されたことから、漏えい水の測定値には、この当該弁表面の放射性物質を取り込んだと考えられること。
・漏えい水はいずれの系統も塩分濃度が0%。また、A系漏えい水のpHが7.1、B系とC系のpHが7.9であること。
福島第一原子力発電所 点検停止中の既設多核種除去設備(A)からの水の滴下について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 点検停止中の既設多核種除去設備(A)からの水の滴下について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 点検停止中の既設多核種除去設備(A)からの水の滴下について(続報2)(報道関係各位一斉メール)
2日にA系で漏えいが発生しているけど、その時と同じ場所なのか違うのか。3日の会見では、漏れたのは系統水だという話だったような。
サブドレン他水処理施設、10:10-12:45に一時貯水タンクGから排水を実施。排水量は384m3。
その他
メガフロート津波等リスク低減対策工事(3月30日、11月1日参照)にともなう海水サンプリング地点の変更。
福島第一原子力発電所 メガフロート津波等リスク低減対策工事の進捗状況について(541KB)(PDF)
11月12日より海側遮水壁を保護するための防衝盛土工事を実施中(1頁に写真あり)。工事進捗にともない、現在海側遮水壁前で手汲みでおこなっている海水サンプリング地点が埋め立てられ、サンプリングが出来なくなるため、サンプリング地点を見直す(2頁)。
「1号機取水口(遮水壁前)」と「2号機取水口(遮水壁前)」は、取水路開渠の対岸にサンプリング地点「1-4号機取水口内北側(東波除堤北側)」があるので廃止する(これらの地点の分析結果は高い相関が認められている)。「1-4号機取水口内南側(遮水壁前)」は、K排水路とBC排水路の排水口に近いことから、工事との干渉のない位置に変更してサンプリングを継続する。廃止・移動の時期は以下の通り:
2号機取水口(遮水壁前):12日に廃止。
1号機取水口(遮水壁前):2019年2月中旬-3月上旬に廃止予定。
1-4号機取水口内南側(遮水壁前):2019年2月上旬-中旬に移動予定。
なお、過去のモニタリング結果から、開渠内各地点の放射性物質濃度の傾向に大きな違いは無く、この見直しによって開渠内の放射性物質濃度の把握に問題は無いと考えている。
資料中のサンプリング地点名が、分析結果表のそれと微妙に違うので、分析結果表に合わせた。
水処理週報。
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 382 報)(PDF)
サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(6日採取)と集水タンクNo.4(4日採取)の分析結果。
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が670Bq/L、第三者機関が710Bq/L。明日11日に排水の予定。
T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。11月29-12月5日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)
「処理水ポータルサイト」を開設。
東京電力ホールディングス株式会社お知らせ当社ホームページに「処理水ポータルサイト」を開設しました(お知らせ)
URLは、http://www.tepco.co.jp/decommission/progress/watertreatment/
これによると、2017年度にALPS処理水の告示濃度限度超えが増えた理由は、リスク低減に向けてフランジ型タンクに貯留していたSr処理水の処理を急いだため、とのこと。
スマホで開くと「PCでご覧ください」って言われるんだけど、より多くの人に見てもらいたかったらスマホ用は不可欠だと思う。てか、PCよりむしろスマホだろ。
廃炉情報誌「はいろみち」第11号[2018年12月10日発行] (PDF 5.65MB)
ニコ生
【2018年12月10日】東京電力 記者会見
文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年12月10日 - Twilog
12/10のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)
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