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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2018年12月13日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

2号機格納容器ガス管理システム、制御盤二重化工事にともない09:35から運転上の制限外に計画的に移行してシステム停止を含む作業を開始。13:00に作業が終了し、14:00に運転上の制限内に復帰。なお、当該システムの停止期間における関連監視パラメータについては、異常なし。11月29日、12月12日参照。
2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、2号機R/Bたまり水移送配管敷設作業と近接になることにともない、7日より運転を停止中。停止期間は21日18:00までの予定。停止時のプール水温は31.3℃。6日参照。

3号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、電動弁点検の実施にともない3日より運転を停止中。停止期間は14日17:00までの予定。停止時のプール水温は28.9℃。11月30日参照。

サブドレン他水処理施設、09:43-12:10に一時貯水タンクKから排水を実施。排水量は364m3


その他

溶接型タンクに貯留しているSr処理水の中に濃度の高い浮遊性物質を確認。また、タンク内で硫化水素を検出。
福島第一原子力発電所ストロンチウム処理水を貯留している溶接型タンク(G3エリア)における水の性状について(166KB)(PDF)
8月27日に、溶接型タンクに貯留しているSr処理水を多核種除去設備ALPSで処理するための準備として、設備の入口水の定例サンプリングをおこなったところ、濁りおよび異臭を確認。その後、9-10月にかけて濁りおよび異臭の調査に向けた分析計画を検討。10月30日にG3-E1タンク内部で硫化水素が50ppm以上(50ppmまで測れる装置で測定したところ、振り切れた)の濃度で滞留しているのを確認(ただし、タンク天板の上の作業エリアでは10ppm未満。12月13日に再測定したところ、タンク内で硫化水素は検出されず。タンク水に溶解するとともにベントラインから徐々に拡散したものと考える)。不用意に当該エリアタンクを開放しないよう発電所内に周知。11月1、5日に、濁りと異臭の確認されたタンク(G3エリアのE1タンクとG1タンク)のサンプリングを実施。採取したSr処理水の水質分析を実施したところ、浮遊性物質(不溶解性鉄を含む)の濃度が高いことを確認(2頁に写真。分析結果は3頁)。いずれも、上層よりも下層の方が濁りが大きい。
Sr処理水を貯留している他の溶接型タンク(計129基)のうち、受払タンク(移送水を受入れる先頭のタンク。複数のタンクを連結して先頭のタンクから水を出し入れする)8基についても分析を実施。分析結果は3頁。浮遊性物質(SS)の濃度が高いのは濁り・異臭のあった上記の2基のみ。また、この2基は全有機炭素(TOC)も高かったことから、嫌気性環境下で硫酸塩還元菌により硫酸塩が還元されて硫化水素が発生した可能性があると考える。なお、分析結果では硫酸塩還元菌数はいずれの資料でも0となっているが、これは、サンプリング方法がこの分析に適したものでなかったためである可能性がある(酸素に暴露する環境に試料を置いていた)。
タンク内で硫化水素が滞留していたことから、タンクの腐食の可能性を調査するために、G3-E1タンクの天板と側板の厚みを測定した。天板の厚みは設計値6mmに対して5.7-5.9mm、側板は12mmに対して11.3-11.6mmでいずれも公差の範囲内(天板は-0.6mm、側板は-0.8mm)であり、腐食は見られなかった。G3エリアは2013年7月に供用開始している。
今後の対応方針:
1.各タンク群から代表のタンクを選定し、硫化水素濃度測定を実施(2018年12月中)。
2.もっとも硫化水素濃度の高いタンクを選んで水抜きを実施、タンク内面の腐食状況を確認する。また、タンク底部に沈殿物等が沈んで嫌気性環境を作っていないかどうかを調査(2019年1月開始)。
3.浮遊性物質の処理方法について検討(2019年3月中)。G3エリアのE1タンクとG1タンクは浮遊性物質濃度が高く、このままでは多核種除去設備ALPSで処理することができない。

地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(78.0KB)
2015年11月12-16日と2018年11月1日-12月6日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(78.2KB)
10日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクL(9日採取)と集水タンクNo.1(7日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が640Bq/L、第三者機関が670Bq/L。明日14日に排水の予定。





ニコ生
【2018年12月13日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2018年12月13日 - Twilog
12/13のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



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