リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2019年3月18日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

3号機格納容器ガス管理システム、放熱器の保全計画に基づく交換のため、10:05に計画的に運転上の制限外に移行してシステム停止をともなう作業を開始。
(以下、19日の日報より)その後、作業が終了し、15:50に当該システムを起動。システムの動作確認において異常がないこと、および、短半減期核種モニターの指示値に有意な変動がないことから、17:08に運転上の制限内に復帰。なお、当該システムの停止期間における関連監視パラメータについては、異常なし。4日参照。

サブドレン他水処理施設、10:05-14:57に一時貯水タンクBから排水を実施。排水量は727m3


その他


メガフロート津波等リスク低減対策工事にともない、明日19日に起重機船が港湾外に出港する際に1-4号機取水路開渠前に設置したシルトフェンスを開閉する予定。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 395 報)(PDF)
添付資料-1、右上表、処理水(ALPS処理水)の貯蔵量が1,000,914m3で、100万m3を超えた。
(以下、質問に答えて)処理水貯蔵用タンクについては、2020年末までに137万m3のタンクを建設する計画となっている。今のことろ、これ以上の建設計画はない。タンクは、用地的にどこでも作れるものではない。タンク建設適地としては、重量物を設置しても沈下しない地盤、タンク吊り込みのためのクレーン操作が可能な場所(上を電線が通っているとダメ)、などの条件がある。また、新たにタンクを作るとすれば空きのある構内の北側になるが、そうすると、ALPSからそこまで配管を引く必要がある、非常に長い配管となり漏えい対策等が大変になるため難しい、という話を前に聞いたな。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクC1(14日採取)と集水タンクNo.5(12日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が780Bq/L、第三者機関が830Bq/L。明日19日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。7-13日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)
建屋流入量が増えているが、降水の影響と考える。

今日、規制委の第69回特定原子力施設監視・評価検討会があった。その際の資料。
【資料2】建屋滞留水処理の進捗状況について(PDF)
1号機廃棄物処理建屋に確認された残水の扱い(3頁)
今後の建屋滞留水処理計画(10頁)。3号機R/Bたまり水の放射能濃度は、至近では徐々に低下傾向(14頁。トーラス室南東側で3月7日採取の137Cs濃度は6.4×107Bq/L)。2号機トーラス室深部で採取したたまり水では、新たに高い濃度を確認(15頁。従来の水面での採取(106程度)より高い。最高値はトレンチ最下部3月1日採取分で2.5×109Bq/L、海水に近い塩化物イオン濃度を確認しており、塩化物イオンとともに⾼濃度Csが最下部に滞留している可能性)。今後、R/Bのたまり水処理を進めるにあたり、1-3号機トーラス室のたまり水で全α測定を実施した結果、2、3号機で比較的高い濃度を検出(16頁。2号機3月8日採取1.36×101、3号機7日採取4.52×105[Bq/L])。なお、たまり水移送装置にはα核種を含むスラッジ等を下流に移送させないように渦流式ストレーナを設置しており、現状では移送先であるプロセス主建屋と高温焼却炉建屋で全αは検出限界値未満であることから、R/B内に概ね留まっているものと推定。1-4号機たまり水の全α濃度は今後も継続して確認していく。
3号機S/C内包水が流出した際の影響評価(21頁)
K排水路補修工事実施状況(26頁)
1/2号機山側サブドレンのトリチウム濃度上昇に対する対応状況(36頁)
【資料3】廃炉作業における 分析環境整備の検討状況(PDF)
【資料4】3号機燃料取り出しに向けた進捗状況(PDF)
テンシルトラスホイスト♯1ケーブルコネクタ故障箇所について(7頁)2月28日のテンシルトラス不具合の件。テンシルトラスを使用済燃料プールから移動するために上昇操作を実施していたところ、警報が発報し停止。その後、原因調査のため警報解除後に再度上昇させた際に、地絡に起因する警報が発生したもの。テンシルトラスホイスト1のモーター制御装置からブレーキ動作信号が出ていないこと、および、テンシルトラスホイストの電源ケーブルの燃料取扱機(FHM)制御盤側ケーブルのコネクター部(コンテナ内に設置)に絶縁抵抗不良があることを確認。これまでの対応:テンシルトラスホイスト1のモーター制御装置を交換(3月1日)、FHM制御盤-FHM足元間のケーブル・コレクターを交換(3月8日)。交換によりテンシルトラスは復旧した。
絶縁抵抗不良があることが確認された電源ケーブルのコネクターの内部を見たところ、ブーツ内に水分・異物はないが、グロメット(防塵用に入れてある)内表面に黒い粒子が付着しており、これを洗浄したところ絶縁抵抗が回復した(8頁)。黒い粒子をSEMで分析した結果、グロメットの材質であるネオプレンゴムの主成分(C)やゴムの添加物(Si)が主に検出された(8、9頁)。また、金も検出されているが、これはコネクターピンの金メッキが溶融して混入したものと推定。これらの結果から、この黒い粒子はグロメットとインサートの間が高温(金の融点1064℃程度)になりグロメットまたは内在していた異物が炭化したものと考える(10頁。コネクター部の詳細は10頁下図を参照)。高温発生の原因としては、1.モーター駆動装置の異常に伴う半導体スイッチングサージ過電圧等によりコネクターピン間に放電が発生、2.コネクター内に異物が存在し電流発熱により炭化し短絡・地絡に発展、のいずれかを考えている。今後の調査として、モーター駆動装置で過電圧発生の有無確認、黒い粒子の物質特定(元素分析の継続、製作時の作業状況の確認)、をおこなっていく(当該コネクター部は、安全点検後のケーブル交換において東芝の工場で新たに制作したもの(17頁)。2018年12月20日に工場での作業の様子が動画で公開されている)。
【資料5】福島第一原子力発電所 中期的リスクの低減目標マップを踏まえた 検討指示事項に対する工程表(PDF)
以下、規制庁のサイトから
資料1  :東京電力福島第一原子力発電所の中期的リスクの低減目標マップ(2019年3月版)について[原子力規制庁]【PDF:308KB】
参考2  :検討会におけるこれまでの審議状況等について[原子力規制庁]【PDF:51KB】





ニコ生
【2019年3月18日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年3月18日 - Twilog
3/18のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)



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