リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2019年3月28日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、電源切替盤の新設作業にともない24日より運転を停止中。停止期間は28日20:00までの予定。冷却停止時のプール水温は19.1℃。22日参照。
(以下、29日の日報より)作業が終了したので、16:38より運転を再開。再開後のプール水温は20.8℃。

多核種除去設備ALPS(A)吸着塔11A閉止プラグから漏えいが発生。
福島第一原子力発電所 既設多核種除去設備(A)吸着塔11A閉止プラグからの漏えいについて(182KB)(PDF)
11:09頃、多核種除去設備ALPS(A)において漏えい警報が発生。その後、11:22に吸着塔11A閉止プラグ(資料下図と写真。吸着塔の中の吸着剤をHICへ排出するためのラインにつながっているもの)付近で作業中の作業者が漏えいを発見。漏えいした水(約2m×3m×深さ2-3mm)は堰内にとどまっていたが、1秒に1滴程度で滴下が継続しており、直ちに袋で養生を実施。14:00、当該の排出ラインに閉止蓋を取り付け、漏えいの停止を確認。また、14:29に漏えい水の回収・拭き取りを完了。漏えいの原因については、今後、調査をおこなう。
漏えい水(今日28日採取)の分析結果は以下の通り:
134Cs 検出限界値未満(検出限界値6.4Bq/L)
137Cs 検出限界値未満(検出限界値7.9Bq/L)
・全β 1.6×102Bq/L
福島第一原子力発電所 既設多核種除去設備吸着塔(A)からの漏えい警報発生について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 既設多核種除去設備吸着塔(A)からの漏えい警報発生について(続報)(報道関係各位一斉メール)

地下水バイパス、10:04に一時貯留タンクGr3から排水を開始
(以下、29日の日報より)15:30に排水を停止。排水量は1480m3

構内給油所にある軽油等を入れるタンクの油を一時回収する設備で、軽油の移送中に計量器から軽油が滴下しているのを10:05に発見。漏れた油は、30cm×30cm×深さ1mmと20cm×20cm×深さ1mmの2カ所。滴下は停止しており、吸着マットでふき取り済。原因等を調査していく。
各種危険物油詰め替え設備(2017年9月14日参照)のこと?


その他


水処理設備内の処理水分析結果。採取箇所は2011年11月18日の資料を参照。
水処理設備の放射能濃度測定結果(PDF)

魚介類のサンプリング結果
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所港湾内>(PDF)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>(同所港湾内を除く)(PDF)
魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域>2018年度 第2四半期採取分(PDF)
2018年10-12月採取分の90Sr(2014年6月13日参照)とトリチウム(2015年2月25日参照)の分析結果。

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクH(24日採取)と集水タンクNo.3(22日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電が780Bq/L、第三者機関が860Bq/L。明日29日に排水の予定。

今日、廃炉・汚染水対策チーム会合 第64回事務局会議があり中長期ロードマップの進捗について報告した。その際の資料。
【資料1】プラントの状況(4.85MB)(PDF)
【資料2】中長期ロードマップの進捗状況(概要版)(6.73MB)(PDF)
【資料3-1】汚染水対策(21.6MB)(PDF)
フランジ型タンクに貯留しているALPS処理水の移送完了(通しで3頁)27日参照。G4北エリアおよびG5エリアのフランジ型タンクからBエリアの溶接型タンクへの移送が完了し、ALPS処理水の全量を溶接型タンクで貯留する形になった。
サイトバンカ建屋における流入箇所の調査状況(7頁)
建屋たまり水中の放射能濃度測定結果と放射性物質量の低減状況(22頁)。1-4号機建屋たまり水の移送先であるプロセス主建屋の地下に貯留する水の放射能濃度が2016年度末頃から上昇傾向にあったが、調査の結果、この原因として3号機R/Bたまり水の放射能濃度上昇があった(現在も傾向監視中、至近では低下傾向(18日参照)。たまり水処理の進展によりたまり水水位が低下したことで、底の方に滞留していた高濃度のものが流れ込むようになってきたと推定)。また、新たに2号機R/Bトーラス室深部でも高い濃度を確認(18日参照)中長期ロードマップの目標「2018年度内に建屋内滞留⽔中の放射性物質の量を2014年度末の1/10程度まで減少」については、2014年度末の推定放射能量6.5×1015Bqに対して2018年度末は1.5×1015Bqであり減少率は1/5程度で未達。ただし、放射能量推定値はたまり水濃度が均一としてT/Bでの測定値から推定しており、2016年度以降に明らかになった濃度の不均一に起因する濃度上昇を反映できていない。濃度不均一の状況を明らかにするのに必要な濃度測定は高線量のため数が限られ、実態を反映した評価は困難である。なお、137Cs処理量については、2019年2月時点で計画値1.4×1016Bqに対して実績は3.6×1016Bqである。今後、R/Bのたまり水処理を進めるにあたり、1-3号機トーラス室のたまり水で全α測定を実施した結果、2、3号機で比較的高い濃度を検出(26頁。18日参照)。R/Bたまり水移送装置の移送ポンプ出口には渦流式ストレーナを設置しており、遠心分離したスラッジ(α核種を含む)等をドレンと共に建屋に戻している(30頁)。ストレーナ出口水は他建屋のたまり水と共にプロセス主建屋・高温焼却炉建屋へ移送し、汚染水処理設備で処理をする。プロセス主建屋・高温焼却炉建屋のたまり水の⾄近(2018年9月11日・2019年1月18日)の全α分析結果は検出限界値未満だった。
【資料3-2】使用済燃料プール対策(15.2MB)(PDF)
1号機R/B機器ハッチ養生の完了および使用済燃料プール周辺小ガレキ撤去の開始(通しで4頁)
2号機周辺海洋汚染防止対策の進捗(9頁)。T/B下屋の既設配管等の撤去。
3号機燃料取出しに向けた進捗状況(15頁)。テンシルトラスホイスト1ケーブルコネクター絶縁不良箇所調査のその後(18、20日参照)。現在、絶縁不良の原因となったスス(黒い粒子)の発生原因として、コネクター内のグロメットとインサートとの間に内在していた汚損(ちり・ホコリのようなコネクター部の組立て時には発見できなかったもの)等が課電により⾼温となり、炭化に⾄ったものと推定している(25頁)。これを実証するための検証試験(コネクター部にちりをつけた状態で高電圧をかけて、高温が発生するかどうかを見る)を実施中。また、同様の動力ケーブル34本について、高電圧をかけて健全性をチェックし、問題があるものについては交換等の対策をおこなう。燃料取出し作業については、4月中の開始を目標としている(スケジュールは27頁)。
1/2号機排気筒解体計画の進捗(30頁)。解体装置の実証試験を実施中。2月12日よりStep3(手順の確認)に入っており、4月上旬に完了予定。4月上旬より事前調査を実施する(32頁)。2月に組立てが完了しているクレーンで調査機材(半導体検出器、線量計、カメラ搭載)を吊り下ろし、筒身内部および外部の線量率とγ線スペクトルの測定をおこない、筒身内部の汚染状況を把握する。また、2016年10月のドローン調査で確認された支障物(2016年10月27日参照)以外に筒身内に支障物がないかをカメラで調査する。合わせて、筒身外部から筒身および鉄塔をカメラで調査。スケジュールは33頁。4月上旬よりサイト内に解体装置を移送して組立て、5月中旬(連休明け)より解体工事に着手予定。
3/4号機排気筒落下物対応(45頁)。立入り規制エリア内の通行・作業のために、屋根付きの安全通路を4カ所の排気筒を対象に設置した(25日完了。47頁に写真あり)。
ドローン調査(8、15日実施)による原因分析(48頁):落下した足場材がついていたと推定される箇所(地上約76m付近)のリブプレート(水平材の上に足場材を支持する部材)の頂部に腐食を確認(48頁下写真)。当該箇所は、昭和47年建設当時に設置した足場材(旧足場材)の上面に、新たな足場材をかぶせる改造工事を昭和63年におこなっている(リブプレートと旧足場材、旧足場材と新足場材がそれぞれ溶接されている構造)。新足場材が旧足場材を覆う(48頁左図、53頁)ことで、旧足場材が軒下腐食(軒下のように雨による洗い流しのない環境で海塩等の付着物の濃度が上がって腐食が進行する)により減肉・部分消失し、新足場材が強風時に落下したものと推定。落下した足場材があったと推定される場所(48頁中央写真の紫点線)の左隣(緑点線)も足場材がなくなっているが、この部分は発見されていない。さらに左隣(水色点線)の部分は足場材の右側が浮き上がっており、下から見ると旧足場材の左側は2枚のリブプレートで接合されているが右側は旧足場材が腐食・変形しているのがわかる。この他に、臨時点検で劣化が疑われた箇所についても、ドローン調査でも旧足場材の腐食・減肉・部分消失を確認(50頁に写真。特に排気筒中段より上部の約76、86、94mで腐⾷の進⾏が⾒られる。これは、排気筒海側の3号機T/B(⾼さ約26m)よりも⾼い位置にあることも影響していると考えられる)。なお、新足場材のない箇所では腐食は見られない。直ちに落下しそうな⾜場材は確認されなかったが、落下リスク低減対策の検討を進めていく。
使用済燃料等の保管状況(60頁)
1号機飛散防止剤散布実績と予定(62頁)
3号機オペフロ連続ダストモニター計測値(65頁)
【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備(8.64MB)(PDF)
燃料デブリ取り出し関連作業の安全評価の適正化に向けたデータ採取 -2号機原⼦炉格納容器内汚染物のスミア分析結果(通しで3頁)。2月13日に実施した格納容器内部調査で取得した試料を分析した。
【資料3-4】放射性廃棄物処理・処分(714KB)(PDF)
【資料3-5】循環注水冷却(3.93MB)(PDF)
【資料3-6】環境線量低減対策(7.21MB)(PDF)
【資料3-7】労働環境改善(460KB)(PDF)
【資料3-8】5・6号機の現状(590KB)(PDF)

東京電力ホールディングス株式会社報道関係者向け福島第一原子力発電所の桜のご取材について(お知らせ)
4月4、8日の二日間を予定とのこと。去年の報道(2018年4月4日参照)はひどいものがあったけれど、今年はどうなのかしらね?


ニコ生
【2019年3月28日】東京電力「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記者会見

文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2019年3月28日 - Twilog
3/28のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)


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