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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2020年1月20日(月)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1-3号機使用済燃料プール、代替循環冷却装置2次系のポンプ点検にともない、15日より冷却を停止中。停止期間は2月7日19:00までの予定。14、15日参照。

1/2号機排気筒解体作業、今日15:52より解体装置の吊り上げを開始しており、10ブロック目の解体をおこなっていく。22日に完了の予定。
1号機R/B上部でダストサンプリングを実施。
1号機原子炉建屋上部における空気中放射性物質の核種分析結果(PDF)(2月5日公開)

3号機燃料取出し作業の進捗。
福島第一原子力発電所 3号機使用済燃料プールからの燃料取り出し作業の進捗状況について(147KB)(PDF)
19日に7回目の共用プールへの移送が完了した(16日参照)。今日20日より8回目の作業を開始している。
17日に使用済燃料プール内のガレキ撤去作業および燃料集合体上部にあるハンドル状態の確認をおこなっていたところ、新たに1体についてハンドル変形を確認した。これまでにハンドル変形を確認した燃料はこれで13体となった。新たにハンドル変形を確認した1体については、外部環境に影響するような損傷はなく、問題なく取り出しできるものと評価しているが、さらにガレキ撤去を進めて詳細を確認していく。

6号機使用済燃料プールは使用済燃料プール冷却浄化系(FPC系)で冷却しているが、T/B補機冷却系の点検で補助海水系の停止をともなう作業をおこなうため、10:21にFPC系を停止し、11:23に残留熱除去系(RHR系)非常時熱負荷モードに切替えた。この間、プールの冷却が停止した。冷却停止時のプール水温は21.0℃、切替え後は21.0℃。
23日にRHR系からFPC系へ戻す操作を実施する予定。17日参照。

15:10頃、作業終了後の打ち合わせを免震重要棟でおこなっている際に、作業者が体調不良を訴えた。救急医療室で診察を受けた結果、緊急搬送の必要ありと判断され、15:52に救急車を要請し、16:03に救急車が到着。その後、16:20にふたば医療センターに向けて出発した。意識はあり、会話はできる状態。50代男性で、1Fでの作業経験は1カ月くらい。


その他


15日の所内共通ディーゼル発電機(A)の不具合の件。15日参照。受電遮断機が動作(開放)した原因は、所内共通ディーゼル発電機(A)運転中に系統電圧が変動したことにともない、ディーゼル発電機を保護するために設置している過電流継電器の動作点まで発電機電流が一時的に上昇し、過電流継電器が動作したことによるものと判断。
本原因をふまえ、今後は発電機電流を過電流継電器の動作点まで上昇しないように監視・調整する旨を、手順書に明記する。今までどうしてたのかしら。
また、所内共通ディーゼル発電機(A)については、22日に定例試験を実施し、所内共通ディーゼル発電機(A)が健全であることを確認し待機状態とする。所内共通ディーゼル発電機(A)が待機状態となることで、非常用の電源は所内共通ディーゼル発電機(A)、(B)の2台で確保できる状態となる。
福島第一原子力発電所 所内共通ディーゼル発電機(A)の不具合について(続報)(報道関係各位一斉メール)

4号機T/B・廃棄物処理建屋のたまり水処理状況
4号機タービン建屋・廃棄物処理建屋の滞留水処理状況について (147KB)(PDF)
1-4号機建屋内たまり水の2020年内処理完了に向けて処理を進めている。4号機は他号機に先行して2019年4月下旬よりたまり水の水位低下を進めている。4号機T/Bおよび廃棄物処理建屋のたまり水の残水について、去年2019年12月19日より仮設ポンプでプロセス主建屋及び高温焼却炉建屋への移送を開始、今年2020年1月17日に両建屋の地下1階床面が露出した(露出した床面の写真あり。床面にはスラッジなどの堆積物がたまっている)。今後、床ドレンサンプ等に新たな本設ポンプを設置(2020年夏頃目途)し、床面露出状態の維持を計画していく。
他号機についても、最地下階に順次仮設ポンプ等を設置し、残水を移送していく

2号機格納容器内部調査で取得した試料を郊外に搬出した。
2号機原子炉格納容器内部調査装置に関する試料の構外分析について(136KB)(PDF)
2019年2月13日に実施した2号機格納容器内部調査(2019年2月28日参照)で使用したガイドパイプの表面に付着した汚染物について、ガイドパイプ引き抜き時にX-6ペネに設置したフロントシール内のシールリングに汚染物がこし取られたとみられることから、当該箇所をスミアろ紙で拭き取り、試料を採取している(分析結果について2019年3月28日参照)。この試料についてより詳細な分析を実施するために、17日に構外の分析施設(JAEAおよび日本核燃料開発株式会社。いずれも大洗にある)へ輸送を実施した。輸送容器はA型(少量用)を使用、容器の表面線量は最大0.04mSv/h。発電所内では5・6号機の分析施設でこの試料を保管している。
付着物の形状観察や表面の構成元素の分析を実施し、事故進展の解明や、今後本格化する燃料デブリの取り出し、輸送、分析施設に関する検討等に活用していきたい。

水処理週報
福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の 貯蔵及び処理の状況について(第 435 報)(PDF)

サブドレン他水処理施設、一時貯水タンクE(16日採取)と集水タンクNo.4(14日採取)の分析結果
サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果(PDF)
一時貯水タンクの分析結果は東電、第三者機関のいずれも運用目標を超えず。トリチウム濃度は東電、第三者機関ともに1100Bq/L。明日21日に排水の予定。

T/Bへの地下水ドレン等の移送量の推移。9-15日の移送量。
建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入量等の推移(PDF)



動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2020年01月20日 - Twilog



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