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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2020年3月5日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況について(日報)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前11時時点

1号機格納容器内部調査アクセスルート構築作業、準備作業が終了し、X2ペネ内扉の2カ所目のAWJ穿孔作業を今日開始した。2020年2月27日参照。

1/2号機排気筒解体作業、狭隘部での作業で接触により解体装置の電源が停止した件(2月25、28日参照)を受けて、接触のリスクを下げるために13ブロック目の筒身切断を12ブロック目より先行して実施(2月28日参照)、29日に残り50%の切断を完了した。12ブロック目の解体作業は、歩廊の手すりの切断と折り曲げが今日完了した。準備出来次第、主柱の切断をおこない、順調に進めば明日完了の見込み。その後、段取り替え等の後、14ブロック目に着手(8日の予定)。
13ブロック目の解体が終わった時点で、排気筒の高さは地上から88.5m。

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置、空気圧縮機用ブレーカー交換にともない、1日より1次系冷却を停止中。6日21:00に運転再開の予定。

地下水バイパス、10:05に一時貯留タンクGr2から排水を開始
(以下、6日の日報より)16:04に排水を停止。排水量は1664m3

09:52頃、5/6号排気筒モニターのサンプルポンプ(B)が自動停止し、同ポンプ(A)が自動起動しない状態となった。
福島第一原子力発電所 5/6号機共用排気筒放射線モニタにおける一時的な欠測について(125KB)(PDF)
その後、10:18に同ポンプ(B)を手動起動させ、計測を再開。これにより、09:52-10:18に同排気筒モニターの欠測が発生
5/6号機共用排気筒放射線モニター(A)の校正作業を実施していた際に、5/6号機共用排気筒放射線モニター系統の弁を誤って閉じてしまったことにより、モニター系統を流れる空気量を測定する検出器が「系統流量低」を検知し、同ポンプ(B)保護のため自動停止したもの。また、同ポンプ(A)は同ポンプ(B)と並列に設置してあり同じ系統であったため、同ポンプ(B)と同じ理由で起動しなかった。時系列は資料2頁。モニター(A)の校正作業のため、系統から隔離し迂回する系統(バイパスライン)および校正作業の系統を構成し、校正作業を行っていたところ、校正作業における配管流量が過去の実績に比べて高かったことから、校正作業を一旦中断し、改めて校正作業の系統を構成するところ、誤って、バイパスラインの弁を閉じてしまったもの。
今後、校正作業時に配管流量が高かった原因、および、ヒューマンエラーに至った原因について調査し、再発防止対策を講じる。

メガフロート津波等リスク低減対策工事、メガフロートを移設する(下記参照)ために1-4号機取水路開渠前に設置したシルトフェンスを昨日4日に開いたが、これを10:05に閉じた。なお、シルトフェンスは二重に設置しており、一方のシルトフェンスについては、2-7日の期間、開放した状態とする。3、4日参照。



その他


メガフロート津波等リスク低減対策工事、ステップ2を開始した。
福島第一原子力発電所における津波リスク低減を目的としたメガフロート工事の進捗状況(ステップ2開始について)(2.08MB)(PDF)
福島第一原子力発電所における津波リスク低減を目的としたメガフロート工事の進捗状況(ステップ2開始について)(01:52)(動画)
ステップ2として、メガフロートの着底・内部充填作業を昨日4日に開始。昨日は、09:00-09:30にメガフロートを港湾内の南側から約250m北側の着底位置まで移動した。その後、メガフロート内部に海水を注入し、13:40に仮着底した(1頁に写真)。現在、片付け作業中。3月下旬-9月にモルタル充填作業をおこなう。
作業内容の詳細は2月27日のロードマップ進捗試料を参照。移動は、メガフロート上のウィンチと起重機船を使って実施。起重機船が1-4号機取水路開渠の外に位置するため、シルトフェンスを解放した。

J1東タンクエリアの内堰内雨水サンプリングで全β濃度が上昇
福島第一原子力発電所 J1東タンクエリア内堰内雨水サンプリング結果 全ベータ放射能濃度上昇について(110KB)(PDF)
J1東タンクエリアの内堰内集水ピット雨水の定例サンプリング(2日採取)において、全β濃度が前回(3カ月前)に比べて約100倍上昇逢ているのを確認した(2019年12月2日:2.9Bq/L→2020年3月2日:250Bq/L)。当該タンクエリアは溶接型タンク(ALPS処理水用20基、Sr処理水用8基(J1-Bシリーズ。J1-B1タンクにSr処理水の残水100Lが残っている。その他の7基は残水処理が完了している。))が設置してある。これまでタンク水位に有意な変動はなく、タンクパトロールでも異常なし。
雨水は内堰内にとどまっており、外部への漏えいはない(排水路、海水のモニタリングにも異常ない)。堰内雨水の水深は約3cm。
3月4日に同堰内で10カ所の雨水の再サンプリングを実施し、ほぼ同レベルの放射能濃度を確認。また同日に同エリア内タンクマンホールや連結弁の線量調査を実施したところ、一部に線量率の高い箇所を確認したが、当該箇所からの漏えいは確認されず。Sr処理水貯留タンクの残水処理(タンクマンホールから移送をおこなう)作業中の漏えいの可能性や、連結弁グランド部からのにじみの可能性も含め、引き続き調査する。


地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その1)(81.4KB)(PDF)
2015年11月12-16日と2020年1月23日-2月27日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
地下水バイパス揚水井の汲み上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(その2)(81.2KB)(PDF)
3月2日のデータを追加して評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。


放射線データの概要 2月分(2月1日~2月29日)(PDF)

「INSIDE FUKUSHIMA DAIICHI~廃炉の現場をめぐるバーチャルツアー~」をリニューアルした。見られる現場の数を10カ所から23カ所に増やした。1/2号機中央制御室、1/2号機排気筒解体作業、3号機燃料取出し作業、化学分析棟のなどの現場の様子を追加。




動画


文字起こし、実況など
さかなのかげふみ(@Spia23Tc)/2020年03月05日 - Twilog
03/05のツイートまとめ - モブトエキストラ(左利きの空想記)

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