リンク切れ

現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2012年10月19日(金)

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 102KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在

2号機使用済燃料プール代替循環冷却装置は1次系の改修工事のため15日から停止していたが、作業が終了し16:46に運転再開。停止中のプール水温は23.0℃から36.3℃まで上昇した。
2号機T/B地下たまり水移送、16日から継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

4号機T/B地下たまり水移送、15日から継続中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、3日から停止中。
水処理装置、SARRY、4日から運転中。

10:59頃、1・2号機超高圧開閉所(現在使用していない)南西側で雑草が燃えているのをパトロール中の作業者が発見。11:02に消防署(双葉広域消防本部)に連絡。社員11人で初期消火を行い、11:12に消火を確認。12:07に消防署が現場で鎮火を確認。警察署の現場確認により火災で燃えた範囲は約20m×約34mと判断された。けが人はなし。モニタリングポストの値に有意な変動はない。プラントへの影響も確認されていない。火災の原因について、今後調査予定。燃えたのは、地下水バイパス設置に先立ちパイロット井を掘るための事前準備(10月1日参照)で刈った草。
福島第一原子力発電所1・2号機超高圧開閉所周辺(屋外)における火災について(プレスリリース)
福島第一原子力発電所1・2号機超高圧開閉所周辺(屋外)における火災について(第2報)(プレスリリース)
福島第一原子力発電所1・2号機超高圧開閉所周辺(屋外)における火災について(PDF 244KB)
PDF資料2頁の写真は、消火後にダメ押しで自衛消防隊が燃えた場所に散水しているところ。


その他

魚介類サンプリング結果のまとめ。漁協で説明した際の資料。
福島第一原子力発電所20km圏内海域における魚介類の測定結果(PDF 239KB)

9月22日の3号機R/B上部ガレキ撤去での鉄骨滑落事故の件で、追加の指示に対して規制委員会へ報告書を提出。
福島第一原子力発電所3号機使用済燃料貯蔵プールにおける鉄骨がれきの落下に係る追加指示文書に対する原子力規制委員会への報告について(プレスリリース)
3号機使用済燃料プールの水がすべて失われた場合の燃料の健全性を評価した。MAAPコードを使って、10月19日時点の崩壊熱で、プール水位0m、冷却はすべて空気によるとした。燃料の上にはガレキがのっていてこれが空気の流路を閉塞すると考え、流量が100%(閉塞なし)、60%、20%、10%、0(完全に閉塞)の場合を評価。10%でも燃料の温度上昇は700℃程度で頭打ちとなり、燃料被覆管の損傷は起きない。0の場合は2日過ぎから温度が急上昇を始めるが、プールへの注水を開始するのに2日あれば十分である。また、水がなくなると燃料からの放射線を遮蔽できなくなるが、この場合でもスカイシャインによる3号機R/B周辺の線量率は数mSv/hであり、注水作業を実施・継続することは可能。

施設運営計画の変更と補正。
福島第一原子力発電所1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書(その2)(改訂2)の変更および(その3)(改訂)の変更ならびに補正について(プレスリリース)
伐採木一時保管槽の設置
『福島第一原子力発電所第1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書』の変更内容について(伐採木一時保管槽の設置)(PDF 49.9KB)
敷地境界での追加被ばく線量を1mSv/year以下にする(9月21日参照)ために、伐採木を覆土して保管するための施設を設置する。コンクリートで擁壁を作り、小さく切った枝葉を詰め(幹は入れずに槽の外で保管する)、保護シートで覆い、その上に覆土し、遮水シートをかぶせる。ガス抜き管を設置し、温度計で内部の温度管理をして火災を防止する。面積200m2以内、高さ約3m、覆土の厚さは0.5m以上。11月中旬に工事開始、12月に伐採木搬入開始。
(この項、以下22日の会見より)擁壁の厚さは20-30cmを考えているが、まだ決定していない。覆土に使用する土は、構内にある土捨て場に蓄積されているものを使う。
多核種除去設備ALPSホット試験開始に向けた対応
『福島第一原子力発電所第1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に基づく施設運営計画に係る報告書』の補正内容について(多核種除去設備のホット試験開始に向けた対応)(PDF 283KB)
要求されていた7項目について、対応を報告。除去性能が維持されることを確認するために、試験期間は30,000m3を処理する期間(121日)で行う。屋外の施設なので、降雨の際に漏えいを確認できるようにするために雨カバーを付ける。使用済の吸着剤等を保管する容器(HIC)は漏えいするものと考えて、HICを保管するボックスカルバートの水抜き穴をふさぐ。処理水にはβ核種が含まれるので、作業者の被ばく管理のためにβ線用の線量計やリングバッジ(体幹部を測定する線量計とは別に手指の被ばくを測定する)を使用する。などなど。

(フリーランスのムラカミ記者の質問「2号機の炉心スプレー系の注水量が10月初めと比べて1割減っている、格納容器圧力が月初め8.96kPaで今は4kPaを切る位なのはなぜか」に答えて)注水量は崩壊熱により必要な量が決まり、水温によっても冷却効率が変わるので、それに従って変動する。格納容器圧力も、大気圧の影響や作業の関係で窒素封入をコントロールするためにこの程度の変動はある。
それは確かにそうなんだけれど、注水量の低下は、必要量が減少したので注水量の設定を5m3/hから4.5m3/hへ9日に変更したからだし、格納容器圧力の低下は、代替温度計設置作業に先立ち格納容器圧力を下げるために格納容器への窒素ガス封入を1日夜に停止したからだよね。尾野さんは、作業の状況について、こういう理解の仕方をしているという事なのかしらん。どうも、聞いていてきちんと分かった気がしないのは、ここらへんが原因なのか。


ニコ生
《福島第一1・2号機周辺で火災》東電会見

Togetter
2012/10/19・17:30開始 東京電力による「原発」に関する記者会見

0 件のコメント:

コメントを投稿