今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 96.7KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況について(PDF)9:00現在 18:00現在
2号機代替温度計設置、昨日設置した温度計の計測値は11:00で42.6℃、16:00で42.5℃、安定しており引き続き経過を観察していく。この代替温度計は格納容器の外側から計測地点まで配管の中を通っているため、格納容器および圧力容器内部の環境に曝露していないので、健全性は保ちやすいと考えている。高線量などきびしい作業になるので、これ以外の代替温度計の設置は今のところ考えていない。
2号機T/B地下たまり水移送、2日から停止していたが10:19に再開。
3号機使用済燃料プールで運転中のモバイルRO装置で、00:18頃に「バッファタンク水位高」警報が発生して自動停止。02:15頃、現場で漏えいのないことを確認。念のため、装置入口の手動弁も閉止。使用済燃料プールの冷却は継続している。バッファタンクの高さは2050mm、通常は水位の上限を1650mmで自動的にコントロールしているが、今回は1800mmまで上昇して自動停止した。今後、原因を調査。11月27日に調査報告あり。
3号機T/B地下たまり水移送、1日から停止していたが10:43に再開。移送先は雑固体廃棄物減容処理建屋。
4号機T/B地下たまり水移送、9月28日から継続中。
水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、昨日3日から停止中。
水処理装置、SARRY、配管の健全性確認の検査(第1回目)が終了したので、10:09に起動。10:55に定常流量(42.4m3/h)に到達。
昨日発見された5、6号機建屋滞留水を処理しているRO装置の中継端子台の焦げ跡は処置が終了。今日、5、6号機建屋滞留水を処理している浄化設備(2011年10月7日プレスリリースの資料を参照)のほうのポンプを起動したが配管付近で漏えいを確認し停止。漏えい個所は屋外で、付近に側溝などがないか現在調査中。詳細は分かり次第報告する。
(以下5日の会見より)16:28に浄化設備のポンプを起動、16:30に浄化設備の出口側の配管継手部から漏えいしているのを確認、ただちにポンプを停止して16:35に漏えいが停止しているのを確認。漏えい個所はビニール養生をしてあり、付近には側溝などがなく、海洋への流出はない。穴の大きさは3mm×1mm、漏えい量は約12L。漏えい水の核種分析は134Csが1.5×10-1Bq/cm3、137Csが2.4×10-1Bq/cm3。
資料写真を見ると、カナフレックスホースの継手が抜けないように「抜け防止治具(この報告書の72頁)」が取付けてあるところをビニール養生してあったみたい。穴の開いてるところの周囲がサビサビで、近くのカナフレックスホースの強化リングも割れてるし、ビニール養生の中が湿気ってたのかしらん。
その他
窒素ガス分離装置(B)の定期点検が明日終了の予定。1日に停止して点検入りしていた。
9月の熱中症発生状況。9月の発生件数は0。今年は今までのところ、6月に0名、7月に6名、8月に4名。去年と同様に休憩所、補給水分の充実、休憩時間を含めた作業計画、また今年6月からは通気性の良いカバーオールの導入などの対策を実施してきた。引き続き継続していく。去年の実績は6月に7名、7月に20名、8月に5名、9月に1名、10月にも発生した。今後、冬期を迎えるにあたっては、昨年同様にインフルエンザ対策を実施する。
1号機のサブドレン水のCs濃度が引き続き高いが、過去の変動の範囲内ではある。雨水の影響ではないか。監視を継続していく。
タービン建屋付近のサブドレン水(PDF)
(質問に答えて)6月14日に発生したアレバ除染装置での漏えい(6月14,18日参照)で、修理工事は具体的な進捗がない状態。現場の線量が高く、工事方法の検討やモックアップの準備を行っているところ。被曝線量のコントロールのめどが立ったところで作業に入りたい。7月16日から工事してるって言ってたのにね(7月13、17日参照)。
ニコ生
【10/4・17:30開始】東京電力 記者会見
Togetter
2012/10/4・17:30開始 東京電力による「原発」に関する記者会見
0 件のコメント:
コメントを投稿