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現在、以下のリンク切れがあります:2016年1-3月のプレスリリース・報道関係各位一斉メール・日報、2014年3月以前の動画、滞留水のPDF資料、2012年のプレスリリースの一部。2012年のプラントパラメータ関連の一部。詳細はこちら。

2014年9月4日(木)

今日のお仕事


福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 155KB)

プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点

1号機T/B地下たまり水移送、8月27日より停止中。

2号機希ガスモニターA系、作業にともない09:00-12:00に欠測。
2号機海水配管トレンチ凍結止水工事。昨日から間詰め充填のモックアップ試験(8月19日参照)を実施中。間詰め材の種類と間詰めの方法について、2週間程度を予定。また、トレンチ躯体外側の凍結管設置のための削孔を実施中。今週中に計4本の削孔を完了し、来週から稼働を予定。凍結の状態は8月19日の規制委の検討会の頃と変わらず、約90%程度の凍結を維持している。トレンチ外側の工事をやっていて氷の投入も並行してやってるんだろうか。(以下、9月12日追記)トレンチ内の水の温度を維持できるだけの氷の投入は続けているらしい。8月28日のロードマップ進捗報告の項を参照。
2号機T/B地下たまり水移送、3日より継続中。

3号機T/B地下たまり水移送、8月19日より継続中。

4号機からの燃料取出し作業今日再開した。4号機R/Bおよび共用プール建屋の天井クレーンと燃料交換機の点検をおこなうため7月1日より中断していたが、点検が終了したので。今日までに54回のキャスク移動を実施。共用プールへ移送した燃料は1188/1533体(使用済燃料が1166/1331体、新燃料が22/202体)。6月30日と同じ。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、3日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、高温焼却炉(HTI)建屋連絡トレンチの閉塞工事のためトレンチ内のたまり水をプロセス主建屋へ移送する作業のため1日より運転していたが、作業が終了したので09:46に停止。
水処理装置、SARRY、6月9日より運転中。フィルター洗浄のため08:31-11:18に停止。起動後11:50に定常流量に到達。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系:2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験(1月20日のロードマップ進捗の項を参照)を1月24日より実施中。現在、8月10日より運転中。
B系:2013年6月13日に開始。現在、8月1日より運転中。
C系:2013年9月27日に開始。現在、6月22日より運転中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
C系で新たにすきま腐食が確認され、追加の腐食対策(6月17日参照)を実施。同じ対策を実施するためA系を7月8-15日に停止。B系では7月18日-8月1日に停止して同じ対策を実施し、加えて、CFF1と2を改良型に交換(7月18日参照)。CFF1と2の交換はA系では8月3-10日に実施、C系では準備でき次第実施する予定。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件(2013年6月19日、7月22日参照)
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中(2013年12月8日参照)
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔(No.1-16(P))から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(PDF 226KB)
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その2)(PDF 415KB)
4月14日採取分の護岸地下水と海水の90Sr分析値が出た。

12:04頃、G4タンクエリアのA5タンクとA6タンクの連絡弁より水が滴下していることを、作業中の作業者が発見。
福島第一原子力発電所G4エリアA5ーA6タンク連結弁からの水滴下について(PDF 80.7KB)
滴下している水はRO濃縮水(淡水化装置で発生した濃縮水)で、堰内にとどまっており、堰外への流出はない。応急処置として滴下個所をビニール袋で養生し、水を受けている。
モバイル型Sr除去装置を使用して貯留タンク内の汚染水を浄化するための準備として、G4エリア内のA1-A6の6基のタンクからなるタンク群で貯留水の移送作業をおこなっていた。6基のタンクは連絡弁のついた配管でA1からA6まで直列に連結されており、水の出し入れ口はA1に付いている。A1-A4の4基のタンクは水位が97%、A5とA6は0%だった。水位が高い状態で作業をすると水面の動揺で貯留水があふれるおそれがあるので、A1からA5までをつないで全体の水位を下げることを計画。10:56にA4とA5の間の連絡弁を開き、A5に貯留水を移送している最中の12:04にA5とA6の間の連絡弁(この弁は閉めたまま)から滴下を確認した。弁を覆っている保温材をとって見たところ、弁のボディー部にひび割れらしきものが確認され、数秒に1滴の滴下が継続(資料左写真の水平のフランジに付いているボルトの左から2番目に水滴がついているのが見える。ここから滴下していた)。滴下水の分析結果は、134Csが2.5×103137Csが7.3×103、全βが9.8×107[Bq/L]。滴下発見時のA5タンクの水位は底から1mくらい。
A5の水位を下げて滴下を止めるため、仮設ポンプを設置して14:40頃にA5からA4へ水を移送する作業を開始。その後、弁のひび割れ個所の補修を暗くなる前におこなうため、17:50に移送を一旦停止。接着剤(パテ)でひび割れ個所の補修をおこない、18:03に滴下の停止を確認。明日以降、仮設ポンプを移送容量の大きなものに変更して移送を再開する。A5の水位が当該連絡弁の位置より低くなるまで、定期的なパトロールを実施する。今後、原因等を調査していく。当該の弁を設置したのはH25年8-9月、11月に水張り試験を実施している。
漏えい量の評価:A5タンクへの移送開始後にタンク水位が当該連絡弁の高さに達した時刻から滴下発見後にビニール養生をおこなうまでの時間を算出し、G4タンクエリア堰内に漏えいした量は約1Lと推定。
福島第一原子力発電所G4タンクエリアのA5タンクとA6タンクの連絡弁からの水滴下について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所G4タンクエリアのA5タンクとA6タンクの連絡弁からの水滴下について(続報)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所G4タンクエリアのA5タンクとA6タンクの連絡弁からの水滴下について(続報2)(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所G4タンクエリアのA5タンクとA6タンクの連絡弁からの水滴下について(続報3)(報道関係各位一斉メール)


その他


8月29日に3号機使用済燃料プール内大型ガレキ撤去作業で燃料交換機の操作卓がプールに落下した件。3日に採取したプール水の分析結果は、134Csが2.1×102137Csが6.4×10260Coが<7.7×10-1[Bq/cm3]。モニタリングポスト、オペフロ雰囲気線量、使用済燃料プール水位、スキマーサージタンク水位に有意な変化はなく、燃料破損等の兆候は確認されない。

凍土遮水壁工事の進捗(4週間工程表)。
福島第一原子力発電所 凍土遮水壁 凍結管設置作業の進捗状況について(PDF 131KB)
2日までに凍結管削孔は一般部が309/1545本、埋設部が0/165本、測温管削孔は44/315本、凍結管建て込みは48/1545本完了。埋設部とは、凍結管が地下埋設物と干渉するもの。

サブドレン他水処理施設の安定稼働を確認する試験(8月25日の漁連組合長会議の項を参照)を明日5日より開始する。STEP3-1(地下水による連続循環運転)をおこなう。STEP2でくみ上げた地下水500m3のうち、STEP2で浄化処理したのは290m3。残りの210m3を使って装置内を循環させ、8時間×5日間で累計約2,000m3を処理する。STEP3-1終了後はSTEP3-2(系統運転試験)を実施する予定。

2号機トーラス室で実施したS/C下部外面調査装置の実証試験(8月18日参照)の結果。
2号機S/C(圧力抑制室)下部外面調査の結果について(PDF 409KB)
福島第一原子力発電所2号機S/C(圧力抑制室)下部外面調査(3:00)(動画、9月30日公開)
8月19日-9月4日に実施。期間中の合計の計画線量が3.0mSv、最大被曝線量が1.44mSv。作業者総数が486名。
計画していた水中の視程350mmに対して実際の視程は浮遊物等の影響で100-200mmしかなく調査に時間を要した(資料4頁)。また、調査装置はS/Cの表面に磁石で貼り付いてS/Cの下側を走査するが、同様の場所でくり返しS/C表面から脱落したため、予定した領域すべてを調査できなかった(5頁)。このため、調査を一旦中断し、対策検討後、未実施範囲の調査を実施するかどうか判断する。調査した範囲ではS/Cに開口部は確認されなかった。S/Cの底部付近ではカメラ画像にノイズが多く見られることから線量が高いことが推定され、調査装置の線量対策が必要。

実施計画の変更認可申請の補正を規制委に提出し、これが認可された。
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について(プレスリリース)
「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の認可について(プレスリリース)
2013年12月6日の変更認可申請の分。汚染水貯留タンクの基数、タンクエリア堰の高さ、タンクの強度計算の更新、などについて、今まで規制庁と検討してきた内容を反映させた。


ニコ生
【9月4日】東京電力 記者会見

文字起こし、実況など
政府・東京電力 統合対策室 合同記者会見: 東電会見 2014.9.4(月)17時30分 ~


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