2014年9月9日（火）

今日のお仕事

福島第一原子力発電所の状況（記者会見資料）（PDF 128KB）

プラント関連パラメータ（PDF）　午前５時時点　午前11時時点

滞留水の水位・移送・処理の状況（PDF）９時時点

1号機T/B地下たまり水移送、8月27日より停止中。

2号機T/B地下たまり水移送、3日より継続中。

3号機格納容器ガス管理システム希ガスモニターB系、作業にともない09:00-12:00に欠測。
3号機T/B地下たまり水移送、6日より停止中。

4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。

6号機T/B地下たまり水移送、3日より停止中。

水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、4日より停止中。
水処理装置、SARRY、6月9日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。
A系：2013年3月30日に開始。除去性能向上対策評価のためのインプラント通水試験（1月20日のロードマップ進捗の項を参照）を1月24日より実施中。現在、8月10日より運転中。
B系：2013年6月13日に開始。現在、8月1日より運転中。
C系：2013年9月27日に開始。現在、6月22日より運転中。
2月12日よりA、B、C3系列による同時運転を開始。
C系で新たにすきま腐食が確認され、追加の腐食対策（6月17日参照）を実施。同じ対策を実施するためA系を7月8-15日に停止。B系では7月18日-8月1日に停止して同じ対策を実施し、加えて、CFF1と2を改良型に交換（7月18日参照）。CFF1と2の交換はA系では8月3-10日に実施、C系では準備でき次第実施する予定。

T/B東側の観測孔で50万Bq/Lのトリチウムが検出された件（2013年6月19日、7月22日参照）。
1-2号機取水口間のウェルポイントからの地下水くみ上げを実施中。
2-3号機取水口間のウェルポイントから地下水のくみ上げを計画的に実施中（2013年12月8日参照）。
観測孔No.0-3-2からの地下水くみ上げを2013年12月11日より試験的に実施中。
観測孔No.1-16近傍の地下水くみ上げ用孔（No.1-16（P））から地下水のくみ上げを1月29日より適宜実施中。
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果（PDF 334KB）

10:30頃、DタンクエリアのD5タンクに設置されている止め弁の閉止フランジから1秒に3滴程度で水が滴下していることを作業に立ち会っていた東電社員が発見。
福島第一原子力発電所ＤエリアＤ５タンク止め弁の閉止フランジからの滴下について（PDF 192KB）
滴下した水は仮堰内（資料2頁左下図）にとどまっている。滴下している閉止フランジにビニール袋で養生をするとともに、止め弁の増し締めを行い、10:31に滴下が停止したことを確認。滴下した水は淡水化装置処理後のRO濃縮水。
D4タンクとD5タンクの連絡弁を開けてD5タンクに通水する作業を10:15に開始していた。D5タンクはD4タンクの反対側にD6タンクを設置する計画があり、D6タンクへ接続する予定の連絡用配管の端部を仮閉止していたフランジから滴下が発生した（2頁上図）。D5タンクへの通水前に、閉止フランジの手前に付いている止め弁の閉止状態を目視で確認したものの、完全に閉まっていなかったことにより当該止め弁の閉止フランジ側に水が流入したため滴下が発生したものと判明。漏えい量は、D5タンクへの通水開始から止め弁を増締めするまでの間に3滴/秒の滴下があったとして約0.7Lと推定（実際には、通水開始から止め弁の高さに水位が達するまでの分だけ少ない）。
滴下水の分析結果[Bq/L]は、¹³⁴Csが1.7×10³、¹³⁷Csが4.2×10³、全βが4.5×10⁷。滴下個所近傍の堰内たまり水の分析結果[Bq/L]は、¹³⁴Csが<3.1×10¹、¹³⁷Csが1.1×10²、全βが1.2×10⁶。なお、滴下のあった当該タンク堰内床面については洗浄を終えている。
福島第一原子力発電所Ｄエリア内Ｄ５タンク止水弁の閉止フランジからの水の滴下について（報道関係各位一斉メール）
福島第一原子力発電所Ｄエリア内Ｄ５タンク止水弁の閉止フランジからの水の滴下について（続報）（報道関係各位一斉メール）

その他

8月29日に3号機使用済燃料プール内大型ガレキ撤去作業で燃料交換機の操作卓がプールに落下した件。8日に採取したプール水の分析結果[Bq/cm³]は、¹³⁴Csが1.0×10²、¹³⁷Csが3.1×10²、⁶⁰Coが<8.1×10^-1。モニタリングポスト、オペフロ雰囲気線量、使用済燃料プール水位、スキマーサージタンク水位に有意な変化はなく、燃料破損等の兆候は確認されない。

地下水バイパス揚水井No.12のサンプリング結果。4日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.12 分析結果（PDF 120KB）
第三者機関のトリチウム分析値は630Bq/L（6日公表の東電の結果は520Bq/L）。

サブドレン復旧に向けた建屋周辺の地下水調査結果（2013年8月23日、11月25日参照）。
福島第一原子力発電所１～４号機建屋周辺地下水の詳細分析結果（PDF 128KB）
新設のサブドレンN11（3号機R/B山側）の分析結果（5日採取分）。¹³⁴Csが11、¹³⁷Csが34、全βが55、トリチウムが200[Bq/L]など。

雨水処理設備の処理水排水に関する測定結果。
雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水分析結果（PDF 16.7KB）


福島第一原子力発電所の状況について（日報） 【午後３時現在】（プレスリリース）