今日のお仕事
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)(PDF 19.1KB)
プラント関連パラメータ(PDF) 午前5時時点 午前11時時点
滞留水の水位・移送・処理の状況(PDF)9時時点
1号機R/Bカバー解体作業。
本日の作業実績(PDF)
750tクローラークレーン(1号機)点検・整備(昨日25日にクレーン不調のため作業中止している)。モニタリングポスト、ダストモニターに有意な変動は無し。
明日の予定:750tクローラークレーン(1号機)点検・整備。
1号機T/B地下たまり水移送、23日より停止中。
2号機T/B地下たまり水移送、11日より継続していたが09:44に停止。
3号機T/B地下たまり水移送、22日より停止中。
4号機T/B地下たまり水移送、2012年11月29日より停止中。
6号機T/B地下たまり水移送、7日より停止中。
水処理装置、キュリオンセシウム吸着装置、7月14日より停止中。
水処理装置、SARRY、6月18日より運転中。
多核種除去設備ALPSのホット試験。A系で2013年3月30日より、B系で2013年6月13日より、C系で2013年9月27日より実施中。現在、5月24日より全系統で停止中(5月25日参照)。
増設多核種除去設備のホット試験。A系で2014年9月17日より、B系で2014年9月27日より、C系で2014年10月9日より実施中。現在、6月13日より全系統で処理運転中(6月15日参照)。
高性能多核種除去設備のホット試験。2014年10月18日より実施中。
(以下、27日の会見資料より)H8エリアのタンクに貯留しているSr処理水の処理を完了したので、19:37に処理を停止した。今後、H8エリアにSr処理水がある程たまった時点で、処理を再開する予定。
地下水バイパス、10:55-18:42に一時貯留タンクGr2から排水を実施。排水量は1944t。
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr2)からの排水について(報道関係各位一斉メール)
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク(Gr2)からの排水について(続報)(報道関係各位一斉メール)
その他
地下水バイパス揚水井(偶数番)のサンプリング結果。24日採取分。
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果(PDF 121KB)
No.10のトリチウムは1800Bq/L、No.12は440Bq/L。No.2と6はポンプ点検により採取中止。
地下水バイパス揚水井No.10のサンプリング結果。20日採取分(22日既報)の第三者機関の分析結果。
福島第一 地下水バイパス揚水井 No.10 分析結果(PDF 120KB)
地下水バイパス一時貯留タンクの貯留水の評価結果。
地下水バイパス揚水井のくみ上げにおける一時貯留タンクに対する評価結果について(PDF 78.3KB)
7月13日-8月20日採取分のデータで評価を実施。結果は、運用目標を超えず。
揚水井No.10でトリチウム濃度が運用目標をこえているため実施中。
側溝に敷設されている耐圧ホースからの水の漏えい(5月29日参照)の件。
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果(PDF 65.8KB)
25日採取分。
1号機放水路上流側立坑でCs濃度が上昇した件(2014年10月23日)および2号機放水路上流側立坑で全β放射能(90Sr)濃度が上昇した件(5月14、15日、6月22日参照)。24日採取分。
福島第一原子力発電所構内1号機、2号機放水路サンプリング結果(PDF 42.0KB)
T/B地下たまり水の核種分析結果。1、2号機の7月23日採取分。
福島第一 タービン建屋地下階 溜まり水の核種分析結果(PDF 7.87KB)
サブドレン他水処理施設の紹介の動画を公開。
サブドレン他水処理施設の紹介(4:01)(動画)
(31日の会見で説明した)
00:37 サブドレンピット。ピットの周辺はコンクリートでフェーシングをしており、中に異物が入らないようになっている。
00:56 地下水ドレンポンド。以前の護岸と海側遮水壁の間に設置してある。コンクリートでフェーシングしてある下は割栗石を詰めてあり、その中に設置してある(2014年7月31日参照)。
01:20 中継タンク。鋼製の角型タンク。屋根掛けの中に設置してある。
01:55 集水タンク。1000tタンクが3基(A、B、Cの3系統)。こちらも堰カバーの屋根掛けをしてある。
02:20 浄化設備。前処理フィルターと吸着塔からなる。
02:59 一時貯水タンク。浄化設備の北側に1000tタンクが7基。浄化設備で処理した水を貯める。
03:24 移送設備。一時貯水タンクの水を移送して港湾内へ排水する。干満で排水配管の端部が水面から出ないようにしてある。一時貯水タンクは35m盤にあり、そこから排水するので流速は高いと予想している。
今日、福島県主催の「平成27年度第6回福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会」があった。その際の資料。
死亡事故の報告と工事の安全対策について(PDF 1.06MB)
福島第一原子力発電所廃炉作業の再開にあたって(PDF 21.2KB)
サブドレン他水処理施設の状況について(PDF 16.1MB)
(31日の会見で説明)
全体概要(1頁)。集水設備(サブドレン集水設備と地下水ドレン集水設備)、浄化設備、移送設備。
系統図(2頁)。浄化後に一時貯水タンクに貯めた処理済水が基準を満たさない場合には、再び浄化設備に水を戻すリターンラインを設置してある。
配置図(3頁)。
サブドレン集水設備の概要(4頁)。サブドレンピットが41カ所、中継タンクが5基。ピットからくみ上げた地下水は中継タンクに移送され、中継タンクが一定の水位に達したら自動的に集水タンクへ移送される。サブドレンピット内には水位計を設置して、建屋地下たまり水の水位を下回らないように管理する。
地下水ドレン集水設備の概要(5頁)。地下水ドレンポンドが5カ所、中継タンクが3基。地下水ドレンポンドは以前の護岸と海側遮水壁の間に設置してある。コンクリートでフェーシングしてある下に割栗石を詰めてあり、その中に設置してある(2014年7月31日参照)。このため、ポンド周辺は透水性がよく、海側遮水壁が閉じていない現在は塩分濃度が高くなっている。地下水ドレンポンド内には水位計を設置し、水位を管理する。
浄化設備の概要(6頁)。
移送設備の概要(7頁)。一時貯水タンクに受け入れた処理済水は、水質の均質化のため攪拌後、採水・分析を実施。運用基準を満足することを確認した後、処理済水の移送(排水)を行う。浄化が十分でない場合には、一旦処理した水を浄化設備へ返送して再浄化する。
設備設計(8頁)。くみ上げ量の定格は地下水ドレンが50m3/日、サブドレンが500m3/日(くみ上げ可能量は地下水ドレンが800m3/日、サブドレンが1800m3/日)。浄化設備の処理能力は1200m3/日。浄化設備停止時は集水タンク(1000tタンク3基)でくみ上げた水を貯留する。処理済水が繰り返し浄化を必要とする場合にも、一時貯水タンク(1000tタンク7基)で貯水することで対応する。
誤排水等防止(9頁)。各タンクには水位計をつけて水位を監視し、移送先の水位が高い場合は移送ポンプを停止するインターロックを設けてある。装置の操作端末ではダブルアクションとし、排水に関する操作ではさらに操作盤にキーロックを追加。排水の手順としては、一時貯水タンクで採水・分析(第三者機関を含む)し、結果を当直長が確認してキーを担当者に渡す。担当者は二人でチェックしながら受け取ったキーでキーロック解除後に実行ボタンを押す(10頁)。
建屋からの汚染水流出防止(水位差管理)(11頁)。「サブドレン水位>建屋地下たまり水水位」を維持するようにサブドレンピットからのくみ上げを管理する。サブドレン水位「低低」警報が発生したら、当該ピットを含む比較対象サブドレンピット(下記参照)を停止。「低低」警報が継続し建屋との水位差が一定値未満となったら全ピットを停止する。
比較対象サブドレンピット(12頁)。1-4号機のR/BおよびT/Bごとに、建屋周辺のピットを「比較対象サブドレンピット」として設定。建屋地下たまり水水位と水位差の監視をおこなう。
RO濃縮水処理設備との隔離(13頁)。サブドレン他浄化設備はRO濃縮水処理設備(現在、休止中)と連結配管でつながっていたが、これを撤去し、閉止板で隔離した。サブドレン他浄化設備はもともと2系統を予定していたが、1系統でも対応可能と判断して1系統をRO濃縮水処理設備に転用した。2014年10月16日参照。
健全性確認(14頁)。8月12-25日に実施。山側のサブドレンピットを稼働(16頁。ピットNo.18、19、40、N14は放射能濃度が高いため稼働せず。No.52、N1、N2は稼働水位未満)して、集水設備と浄化設備(一時貯水タンクまで)の機器健全性を確認した(集水タンクNo.1の水位計に不具合の兆候があり、念のため交換を実施)。また、サブドレンピットと地下水ドレンポンドの水質確認(17頁)、一時貯水タンク(4000m3貯水中)の水質確認を実施。
サブドレン稼働にあたっての運転の考え方(20頁)。はじめは、山側のピットのみでくみ上げて、海側のピットの水位の変動状況を確認する。山側ピットの水位は現在O.P. 7-7.5m程度で、これを6.5mまで下がるようにくみ上げる(はじめは放射能濃度の高いピットは稼働しない)。この際、海側ピットに有意な水位低下がないこと、建屋たまり水との十分な水位差が確保されていること、建屋たまり水の移送先受け入れ容量が十分であることが確認できれば、建屋たまり水の流出リスクがないと判断しさらにピット水位を下げていく。海側遮水壁が閉合して海側ピットの水位上昇を確認後は、サブドレンのポンプ停止位置(L値)をO.P. 3.9mを下限として稼働する。詳細は21頁以降。
サブドレンピット水位(26頁)。17日現在。
サブドレン及び地下水ドレンの運用方針の基本的な考え方(案)(PDF 73.4KB)
運用目標(1頁)。134Csと137Csは1Bq/L、全βは3Bq/L、トリチウムは1,500Bq/L。Csおよび全β濃度については、一時貯水タンクで運用目標以上の場合は再浄化して運用目標未満になるまで排水しない。中継タンク、集水タンクでも適宜分析を実施。トリチウムは、一時貯水タンクで運用目標以上の場合は構内のタンクへ移送(排水しない)。集水タンクでも分析し、運用目標以上の場合は構内タンクへ移送して貯留するなどして、一時貯水タンクでの超過を防ぐ。
水質管理方法(2頁)。サブドレン、地下水ドレン、中継タンク、集水タンク、一時貯水タンクの分析項目、分析周期(2頁)。集水タンクで運用目標を超えた場合の対応(3頁)。2014年11月19日を参照。
サブドレン・地下水ドレンの水質分析(案)(4頁)。
サブドレン及び地下水ドレンの運用方針(案)(PDF 117KB)
運用方針(案)まとめ。
雨水処理設備の処理水排水に関する測定結果。
雨水処理設備を用いたタンクエリア堰内雨水の処理水分析結果(PDF 16.5KB)
福島第一原子力発電所の状況について(日報) 【午後3時現在】(プレスリリース)
「県漁連受け入れ決定 浄化地下水の海洋放出(福島民報、魚拓)」25日に福島県魚連がサブドレンの稼働受け入れを正式に決定、とのこと。
「東京電力福島第一原子力発電所における安全衛生管理対策を強化します(厚労省プレス発表)」安全衛生管理体制の強化および被ばく低減措置の実施のため、「東京電力福島第一原子力発電所における安全衛生管理対策のためのガイドライン」を策定。
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